モニタなにつかってる?
いまEIZOのL885使ってるんだけどそろそろ寿命きそうなので買い換えたい
でも店頭にあるモニターはどれもちかちかする
L885と似たような画質のものってありますかね? まずL997。
もっと安いところでは、FS2332、EV2334。 30インチぐらいのでかいやつでおすすめなの教えてください >>628
DELL U3011かNEC MultiSync LCD-PA301W。
PA301Wは、輝度安定化機能により、電源投入後の輝度変化が抑えられている。
U3011は、電源投入後じわじわ明るくなっていく。
PA301Wはムラ補正付き、U3011はムラ補正なし。
PA301Wは、更に5万円余り出して測色器と専用ソフトを買えば、ハードウェア・キャリブレーション対応。
U3011は、測色器を買っても、ソフトウェア・キャリブレーション。
PA301Wは、3D-LUTによりsRGBなどを正確にシミュレーションできる。
U3011のsRGBモードは、精度が悪い。
PA301Wは、測色器を買わない場合でも、SELF COLOR CORRECTIONで
ある程度経年変化を抑えられる。
U3011は、測色器を買わない場合、目視で調整するしか経年変化を抑える術がない。
等々、一言で言うと、PA301Wは、U3011よりも発色精度が高い。 >>630
おぉ、ということはNEC MultiSync LCD-PA301Wを買えばおkということか!
ありがとう! >>622
何か色味が赤っぽくないか?
本体で色調整できなくてPCの設定であれこれしてみたけど上手くいかなんで便器に買い換えたわ
ちなみにG225HQ モニタ何買ったらいいの?
ぐぐってもよく分からなくなってきた
予算的にも5万くらいの探してて、ナナオのEV2334W-TBKかSX2262W-BKでいいかなって目ぼし付けながら過去スレ見てたんだ
けど、ナナオ叩かれてるしL997はガチって言われても買えないし
FlexScan買うなら三菱のほうがマシとかも書いてあったし
絵描きモニタ買うの初めてだし
お絵かき速報に載ってるのは高いのや売ってないのやで途方に暮れてきた
オススメモニタ教えてください EV2334W-TBK買ってみたら?
SX2262W-BKは、AdobeRGBが分かっていて、必要な人。あと、ムラが許せない人。
三菱の方がマシとは、どういう理由で? >>634
ありがとうございます
広色域といわれてもピンとこないので、sRGBで十分過ぎるかもしれません
三菱のほうがマシというのは、このスレではなくふたばの方でモニタ関係を読み漁っていたら見つけました
紛らわしくてすみません
PCモニタす絵描きの俺...と言う所に書き込まれていて、モニタ初心者の私には言ってることが良く分かりませんでしたが
(ナナオの)エントリーモデルのパネルの供給先がサムスンだからと言う風に受け取れました
広色域といわれてもピンとこない人は、広色域モニタを買ってはいかん。
近頃のサムスン製パネルは、ギラツキ面ではLG製パネルよりイイ。
EV2334W-TBKでいいんじゃね。
色の正確さに無茶苦茶こだわるなら、NEC MultiSync LCD-P241W。
LG製パネル。
1920×1200。
ムラ補正付き。 >>636
解説までありがとうございます
色の正確さも印刷所に出したりすれば多少色が変わってくるのでそれほどこだわってもいません
EV2334W-TBKをぽちって来ます 話が変わっちゃって悪いけど、誰かPC用メガネかけて作業してる人いる?
やっぱりあれって、モニタの色変わっちゃうのかな?
どのメガネ屋のサイト見ても「青色を軽減します」って書いてあるから…。
お絵かき・CG系の作業する場合、かけないほうがいいのかな? 根本的に、普通のモニタには何の害もない。
詐欺眼鏡屋に騙され過ぎ。 別に害がどうとは書いたつもりないんだが。そう見えたならスマン。
ちらつきというか、眩しさを軽減したいだけだよ。
明るさの調整もするけど、画面が暗いというか、黒っぽくなるだけで目が疲れるのは変わらんし。
だから、どうかなぁって思って聞いただけ。
悪かった、もう聞かないよ。 色に影響が出る眼鏡をかけるのではなく、なるべく疲れにくいモニタに買い替えるとか。
金かかるけど。
安めので、EV2334W辺り。
高いのは、L997辺り。 眼鏡市場のやつなら、透明無着色だから大丈夫かなぁと思ったんだけど、まぁいいや。
>>641
ありがとう……って、安い方のはもう3月に生産終了してるのね。残念。
でも、モニタ自体買い換えることを考えたほうがいいかもしれんね。
購入相談スレで聞いてみるよ。
ゲームにも使うのでグラフィックにも使えてなおかつ遅延が少ないのを探してるんですが、両立ってできます? ギルド内レイドボス規定(第3改定H24.6.7)
第1条 【主催者と参加者の定義】
主催者とは整備や修練を行い、レイドボスを発生させたプレイヤーを指します。
参加者とはレイドボスへエントリーを行うプレイヤーを指します。
第2条 【レイドボス参加者の決定】
基本原則自由参加とし、参加者は参加後にタイムスタンプ記録の意味で必ず1回攻撃して下さい。
主催者と上位4名を有効打とします。上位4人に漏れた方は恐れ入りますが観戦でお願いします。
第2条-1 【主催者の不在】
主催者がスコア0でなおかつ、ギルドチャットで呼びかけても反応がない場合は
参戦者上位1位がタイムスタンプを付けてから10分が経過した段階で
上位4位から漏れてタイムスタンプが付いている方を、繰り上げて参戦を認めます。
その際上位4名から外れた次点がいない場合は、その後参戦して最速でタイムスタンプを付けたプレイヤー
の参加を認めます。(参戦者上位1位とは、レイドボス参加後タイムスタンプを一番早く付けたプレイヤーを指します。)
第2条-2 【主催者への手配】
主催者へギルドチャットで呼びかけても反応がない場合
参戦者上位1位のプレイヤーが主催者に対してメールの送付手配をお願いします。
(参戦者上位1位とは、レイドボス参加後タイムスタンプを一番早く付けたプレイヤーを指します。)
第3条 【主催者及び参加者からの救援に対してのレイドボスに対しての融通】
大魔王アーク及びマーモン&フェネキア他今後実装予定のレイドボス(以下レイドボスと称します。)を討伐するに当たり
主催者及び参加者(以下主催者側と称します。)より討伐が困難であった時の要請は第2条は無効とし自由参加とします。
第4条 【その他の定義について】
MVP・ガードブレイク前の攻撃回数については現段階では制限なしとする。
なが 現状でL997を買い換えるとしてイラスト制作主体、WUXGA24インチ前後、予算14とすると
候補は何かありますかね?
現状でColorEdgeかLCD-PA241Wあたりを考えてるんですけど 去年の今頃からLEDバックライト採用モデルに変えたけど
白がくっきり出るようになったからかいくら設定いじっても目がチカチカする
部屋の照明をあげることで対策はできたけど
深夜でも明るい部屋で作業している現状('A`) 抱枕絵の製作用にどうぞ
ヲチモノ- Philipsの29インチ・21:9の液晶モニター『298P4』はピボット対応
http://watchmonoblog.blog71.fc2.com/blog-entry-2742.html >>646
LEDのせいでなく、ギラのせいだったりして。 コミックスタジオ、またはクリップスタジオペイントで漫画描いてる人いる?
原稿は縦長なのに横長画面で作業するのがつらくて、
縦長モニタが欲しくて仕方ないんだけど、ピボット対応液晶モニタのおすすめある? 一回やってみたけど縦画面で作業するのさほど効率よくなかった
今使ってるモニターで今までと同じように作業して
デュアルで縦画面は全体の確認につかったりする
情報用として使うのがいいのではなかろうか
予算とかによるんだろうけど
どちらにせよカラー原稿やるのは今のモニター
モノクロ漫画用に新しいのって感じにすれば色を気にして高いモニター買うことはないと思うな 超遅レスでも書いてくれた方がいい。
>>649氏の参考にはならなくても、他の誰かの参考になるかもしれないから。 >>658
20インチ以上のCRTとかクソ重かったよね・・・ 1920*1080なら
23インチと24インチどっちがいいかね?
今1600*900の23インチ使ってるけど、FHDが欲しい
スペース的に小さい23の方が良いけど、見やすさは24インチだったりするんだろうか?
使ってる人、詳しい人いたら教えて 店頭で見てきてからの方がいいよ
世間の評価と自分の目は結構別物 趣味でCG作る人、作らないで視聴者に徹する人は、モニター選びも設定も好き勝手にできる。
だが仕事でCG作る場合、金払う客が画質にクレーム付けてくる危険性がある。
そういう状況に備え、モニター選びや設定方法の裏付けとなりそうな資料を拾い集めた。
うちは研究者レポートを参考にして、画面表示を品質管理しています。
もっと良い手段があれば、お客様のほうから資料ご提示下さい。
ただし新たな設備投資が必要となったら、その費用はお客様にご負担願います。
感情的になって言いがかりつけてくるお客様でも、こういう案内で冷静に戻ることがある。 画面のドットが見えてしまう距離と密度は、その1
JEITAシンポジウム ディスプレイの利用実態から見た画素密度の要件
ttp://home.jeita.or.jp/device/lirec/symposium/fpd_2015/pdf/3a_kubota.pdf
大学生の近距離視力とスマートフォンの視距離
学生の平均視力1.32とした場合に
目から画面までの距離 / 画素が見分けできる限界
12cm以下 / 1000ppiでも見分けがついてしまう
15cm / 750ppi
20cm / 580ppi
25cm / 450ppi
30cm / 380ppi
35cm / 330ppi
40cm / 290ppi
45cm / 250ppi
50cm / 230ppi
(ppi=pixel per inch)
アプリケーション別の画面サイズと視距離の範囲
2Kの場合、画角33度 距離3Hよりも遠ければ画素は見えない
4Kの場合、画角61度、距離1.5Hよりも遠ければ画素は見えない
※JEITAシンポジウム2015の資料はいずれも興味深い。
ttp://home.jeita.or.jp/device/lirec/symposium/fpd_2015/index.htm 画面のドットが見えてしまう距離と密度は、その2
大阪大学 竹村研究室 - 広画角ディスプレイ
ttp://www.lab.ime.cmc.osaka-u.ac.jp/~kiyo/cr/kiyokawa-2002-03-Hikari-Report/kiyokawa-2002-03-
Hikari-Report.pdf
・人の目の最小分解能は、視力2.0の場合視角にして約0.5分(1/120度)
・1画素が視角0.5分で見えるための画素密度=画素が見分けられる限界
・目からスクリーンまでの距離が
10cmの場合 900ppi
60cmの場合 150ppi
200cmの場合 45ppi
(ppi=pixel per inch) 目から画面までの距離と視野角について
東京工芸大学 - 視機能からみた将来のディスプレイ
ttp://www.gankougaku.gr.jp/pdf/contents_24_3_book.pdf
・作業しやすい近距離範囲 40〜70cm
・無理なく情報受容できる水平視野角 ±15度 (合計30度)
・無理なく情報受容できる垂直視野角 上向き8度 下向き12度 (合計20度)
写真や絵画を鑑賞する場合
・手に取り、画像の細部に注目して見る
・離れて、画像全体を見る
のでは、画像から感じる印象は違う、関連する視覚特性も違う
・前者 視機能の閾値(視力)
・後者 実際に見ている視野の広さと情報受容特性
見込む画角が30度(画面横幅の約2倍の観察距離)以上になると、
画像から迫力や臨場感を感じ始める。
・20度以内 身体動揺が生じにくい範囲
・20〜50度 2D視聴時と3D視聴時であまり差がない範囲
・50〜110度 3D視聴時の方が身体動揺の大きい範囲
・110度以上 身体動揺が飽和する 画面の適切な明るさ設定、その1
日本眼光学学会
ttp://www.gankougaku.gr.jp/pdf/contents_24_3_book.pdf
4ページ目 階調 (明暗の調子再現状態)
・人間が安定して情報利用できる輝度範囲 3〜500cd/u
これよりも明るいとまぶしさなどの残効が発生
これよりも暗いと補助照明が必要
この場合のコントラスト比 250〜1000
・2003年時点の平均的なディスプレイ輝度 平均200cd/u
最低輝度 3〜5cd/u 最高輝度 120〜550cd/u
この場合のコントラスト比 40〜150
・眼に負荷となる輝度 150cd/u以上
長時間見るとまぶしさなどの残効が発生
この場合のコントラスト比 10以上
・眼に優しい輝度 80cd/u
背景輝度のほうが表示輝度よりも高い状態が望ましい
この場合のコントラスト比 3以上
※印刷紙でも、特殊紙以外はコントラスト5〜10以内
・高忠実・高品質映像と眼に優しい表示とは相反する条件になる
・表示内容、作業動作、使用環境に応じて
表示特性が調整・切り替えできる機能が必要 画面の適切な明るさ設定、その2
JEITAシンポジウム - FPDへの人間工学的要求
ttp://home.jeita.or.jp/device/lirec/symposium/lcd_2007/doc/5C_kubota070215.pdf
(1) 一般的なユーザーのPC画面輝度、実態は
成蹊大学 情報処理センター227台の測定結果(2006年)
1位 211-220cd/u 16%
2位 221-230cd/u 15%
3位 191-200cd/u 11%
(同) 201-220cd/u 11%
(同) 231-240cd/u 11%
6位 131-140cd/u 5%
211-240cd/uの状態が、全体の64%を占めていた
1〜3位のモニターは、ほとんど輝度調節していない
6位のモニターは輝度調節したと思われる
(2) テレビ映像とPC画像の平均輝度レベル(ALL)は違う
サンプル1.映画 ALL=7.97 (とても暗い)
サンプル2.スポーツ中継 ALL=30.8 (やや暗い)
サンプル3.Webブラウザ ALL=83.2 (とても明るい) (3) PC画面の適切な明るさは
44名で実験 (高齢者24名、若年者20名)
見やすく画質がよく長時間疲れないよう調整してもらう
17インチPCモニターを用意、輝度調整範囲 20〜400cd/u
高齢者の実験結果 100〜300cd/u未満
若年者の実験結果 70〜200cd/u未満
(4) テレビ画面の適切な明るさは
調査結果から、黒浮きせずまぶしさ控えめな輝度を試算
家庭向けの試算値
画面照度100lx
視野の平均輝度 10cd/u
適切な白輝度 300cd/u
適切な黒レベル 0.77cd/u
その場合のコントラスト比 387
量販店向けの試算値
画面照度1000lx
視野の平均輝度 100cd/u
適切な白輝度 672cd/u
適切な黒レベル 2.04cd/u
その場合のコントラスト比 330 最後に余計なお世話なんですが、画面までの距離とインチ数の2つ入力するだけでいろんな値を計算する表計算シートを作りました。
こんなかんじです。
ttp://i.imgur.com/oZhvbmK.jpg
Libre Officeデータとcsvデータ両方作ってうpしてます。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1114883.zip ダウンロードしたのがうまくいかない場合は、以下の文言を各セルにコピペしてください。
たぶん動くと思う・・・計算方法間違ってたら直してくださいよろしく
A1セル 目からディスプレイまでの距離(センチメートル),
B1セル ※ ここに数値を入れると計算されます
C1セル 画面の対角(インチ),
D1セル ※ ここに数値を入れると計算されます
A2セル 画面の横幅(cm),
B2セル 画面の縦幅(cm),
C2セル 視野を占める角度 横方向,
D2セル 視野を占める角度 縦方向,
E2セル 視角1度当り画素数(ppd) 1920x1080の場合,
F2セル 視角1度当り画素数(ppd) 3840x2160の場合
A3セル "=ROUND(D1*(16/SQRT(337))*2.54, 0)",
B3セル "=ROUND(D1*(9/SQRT(337))*2.54, 0)",
C3セル "=ROUND(DEGREES(ATAN(A3/2/B1))*2, 0)",
D3セル "=ROUND(DEGREES(ATAN(B3/2/B1))*2, 0)",
E3セル "=ROUND(1920/C3, 0)",
F3セル "=ROUND(3840/C3, 0)"
A4セル (使わないので空白)
B4セル (使わないので空白)
C4セル "=IF(C3>109,""これ以上ムダ"",IF(C3>29,""ゲーム向き"",""一覧性が良い""))",
D4セル "=IF(D3>19,""ゲーム向き"",""一覧性が良い"")",
E4セル "=IF(E3>61,""セーフ"",""画素バレ注意"")",
F4セル "=IF(F3>65,""セーフ"",""画素バレ注意"")" 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:68f2ed3dc652fce4c9169aaf2a727f10) 10ビット色深度や、HDRの話題が増えつつあるので追記しておく
黒から白まで10ビット、つまり1024階調をすべて見たければ
0.05〜4000cd/uを出せる表示パネルが必要
1000cd/uでは811階調しか区別できない
輝度と、人間の目が見分けられる最小階調(JND)
0.05cd/uを真っ黒(1JND)としたとき
100%白の輝度 / 黒から白まで / 増えるJNDの段数
150cd/u / 532JND
300cd/u / 630JND / +98
450cd/u / 690JND / +60
600cd/u / 733JND / +43
750cd/u / 767JND / +34
1000cd/u / 811JND / +44
4000cd/u /1023JND / +212
0.05〜150cd/u間、約532JNDと比べた倍率は
100%白の輝度 / 明るさ倍率 / JND倍率
150cd/u / 1倍 / 1.00倍
300cd/u / 2倍 / 1.18倍
450cd/u / 3倍 / 1.30倍
600cd/u / 4倍 / 1.38倍
750cd/u / 5倍 / 1.44倍
1000cd/u / 6.7倍/ 1.52倍
4000cd/u / 26.7倍/ 2.00倍 上記データは、アメリカの医療学会と電子機器業界で取り決めた
DICOM規格の、GSDFという対応表から引用。21ページ
ttp://dicom.nema.org/dicom/2006/06_14pu.pdf
日本語でグラフ付きの解説はこちら、4〜5ページ
ttp://www.eizo.co.jp/products/tech/files/2004/wp_jp_04_001_grayscale.pdf テレビ業界規格のガンマカーブについて調べたことを書きます
理解できる人に見て頂いて間違いがあれば、訂正いただけるとありがたいです
・ITU-R BT.709 のガンマカーブは、単純な2.2乗ではない
ブラウン管の特性を考慮したせいか、複雑な計算式になっている
・ITU-R BT.1886 のガンマカーブは、単純な2.4乗ではない
フラットパネル(プラズマや液晶)の特性を考慮したせいか、複雑な計算式になっている
・表計算ソフトにBT.709/1886計算式を入れてグラフを作る
単純な2.2乗/2.4乗カーブと比べると、ぴったり一致しないことがわかる BT.709 カメラで撮った明るさL -> ビデオ信号V への計算
[式1] V=4.500L for 0.018>L≧0
明るさが1.8%未満の場合
4.5倍すると、ビデオ信号にできる
[式2] V=1.099L^(0.45乗)-0.099 for 1≧L≧0.018
明るさが1.8%以上の場合
0.45乗->1.099倍->マイナス0.099 すると、ビデオ信号にできる
・表計算ソフトのセルに入れる式 =L^0.45*1.099-0.099
・Windows関数電卓では Lx^y0.45*1.099-0.099=
(Lの部分を計算したい値に替え、電卓にコピペすると、Vの答えが出ます)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
BT.709 ビデオ信号V -> テレビ画面の明るさL への計算
[式1] L=V/4.500 for 0.081>V≧0
ビデオ信号が8.1%未満の場合
4.5で割ると、テレビ画面の明るさにできる
[式2] L={V+0.099^(0.45の逆数で累乗)} ÷ 1.099 for 1≧V≧0.081
ビデオ信号が8.1%以上の場合
0.099を足す->1.099で割る->0.45の逆数で累乗すると、テレビ画面の明るさにできる
・表計算ソフトのセルに入れる式 =(V+0.099)/1.099^(1/0.45)
・Windows関数電卓では (V+0.099)/1.099x^y(1/x0.45)=
(Vの部分を計算したい値に替え、電卓にコピペすると、Lの答えが出ます) BT.1886 カメラで撮った明るさL -> ビデオ信号V への計算
※ これは存在しません
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
BT.1886 ビデオ信号V -> テレビ画面の明るさL への計算
[式1] a = { Lw^(1/γ) ー Lb^(1/γ) }^γ
[式2] b = Lb^(1/γ) ÷ { Lw^(1/γ) ー Lb^(1/γ) }
[式3] V = (D ー 64) ÷ 876
[式4] L = a ( max[(V + b), 0] )^γ
[式5] γ = 2.40
[前提1] Lw: ある特定のディスプレイが出せる、最高の明るさ=白 (絶対値 cd/m2)
[前提2] Lb: ある特定のディスプレイが出せる、最低の暗さ=黒 (絶対値 cd/m2)
[式1] a: 可変ゲイン (ある特定のディスプレイで表現できる、黒から白までの幅)
[式2] b: 可変黒レベル (ある特定のディスプレイに生じてしまう、黒浮きによる上げ底の割合)
[式3] D: 外部から送り込まれる映像データの明るさ値 (ビット)
V: データの明るさ値を、黒(0=0%)から白(1=100%)までの間に割り当てる
[式4] L: 表示させたいV値が、ある特定のディスプレイに出たときの、物理的な明るさ (cd/m2)
max[(V+b),0] は、(V+b)とゼロを比べ、数字が大きいほうを計算に使うという意味
[式5] ^γ: ガンマ2.4乗 ^(1/γ): 逆ガンマ1/2.4乗 BT.1886 なぜこのような計算式なのか推測 1/2
・ディスプレイの明るさはメーカーや機種によって違う
・バックライト光量が少ないと白が弱い
・バックライトが漏れると黒が浮く
・黒から白までの明るさ範囲が違うディスプレイを並べると、同じ絵を出しても見え方が異なってしまう
・どのディスプレイでも、明暗の表示バランスが似たような傾向に見える仕組みを用意したい
[式1] 可変ゲインa = { 白の画面輝度^(1/2.4乗) − 黒の画面輝度^(1/2.4乗) } ^2.4乗
ある特定のディスプレイが出せる、白から黒までの明るさ範囲はいくらか
[式2] 可変黒レベルb = 黒の画面輝度^(1/2.4乗) ÷ { 白の画面輝度^(1/2.4乗) ? 黒の画面輝度^(1/2.4乗) }
明るさ範囲を100%としたとき、それと比べて黒浮きの量は何%になるか
※バックライト漏れが多いと、この割合は増える BT.1886 なぜこのような計算式なのか推測 2/2
[式3] 入力信号V = (外部から送り込まれる映像データ値D ー 64) ÷ 876
Dが10ビットの場合、黒から白までの階調は1024段
だがテレビの規格では、0〜63の間と、941〜1024の間はなるべく使わない
前段の装置が異常動作してはみ出した値を送り込まれたとき、非常受入範囲に使う
正常な映像データとして受け付けるのは 64(黒0%)〜940(白100%) までの、876段
映像データ値D−64を876で割ると、黒0%〜白100%の明るさ範囲の中で、何%に達するかわかる
割り算でマイナスが出たり、1を越えたら、はみ出した値だとわかる
[式4] 実際の画面に出す明るさL = 可変ゲインa × (入力信号V + 可変黒レベルb) ^2.4乗
876で割って出した%値と、黒浮きの%値を足す
特定ディスプレイの明るさ範囲に、この%値を掛ければ、物理的な明るさを決められる
[式5] 累乗でガンマカーブを作る理由
ウェーバー・フェヒナーの法則
人間の五感は、値が小さいとき、少しの変化でも気付きやすい
値が大きくなると、少しの変化では気付かない、大きく変化させてようやく気付く
それをグラフにすると、××倍ではなく、××乗で描いたほうが近い形になる >>674 に書いた内容の一部が間違っていたので訂正
BT.709 ビデオ信号V -> テレビ画面の明るさL への計算
誤: [式2] L={V+0.099^(0.45の逆数で累乗)} ÷ 1.099
正: [式2] L={ (V+0.099) ÷ 1.099 }^(0.45の逆数で累乗) ツイッターとかで絵描きが「安物と高級品のディスプレイではこんなに違う!」みたいな比較画像上げて騒ぎ立てるのを稀に見るけど
ステマか何かなんかね?
誤差を大袈裟に加工したイメージ並べられても、それを安物ディスプレイで見てる俺らに何を訴えかけたいのか >>666 ・人間が安定して情報利用できる輝度範囲 3〜500cd/u
に補足
この学説、最も古いものは1963年
IRT(ドイツ放送技術機構)の研究員 Rainer Grosskopf がCCIR(現ITU)会合で発表したデータ
モニターがある部屋全体の照明が明るくなったり暗くなったり変化すると
人間の目は輝度下限と輝度上限の幅を一定に保ちながら、スライドするという概念
のちの映像業界でたびたび引用されることになった
http://i.imgur.com/zjO8DRc.png
日本機械工業連合会
「平成19年度 高質感映像に関する調査研究 報告書」29ページ
http://www.jmf.or.jp/japanese/houkokusho/kensaku/pdf/2008/19kodoka_06.pdf
http://i.imgur.com/mFsUMfs.png
東芝 2010年度 一般論文
「周囲の明るさによらずLCD画面を見やすく表示する視聴環境適応表示技術」
https://www.toshiba.co.jp/tech/review/2010/10/65_10pdf/f01.pdf
海外の論文でも類似のグラフが散見される
これに真っ向から反論する学説も見当たらなかったので
一応、古典的な定説として認められているらしい さらに補足
> 人間の目は輝度下限と輝度上限の幅を一定に保ちながら、スライドするという概念
は、動物実験データから得られたものだった
「生きた猫の目に電極を刺して」測定したという。いや、ちょっとそれは・・・
ともかく、グラフはこちら (グロ写真は無いので安心してください)
http://i.imgur.com/QFV4bsY.png
# 図の特性を得るには生きている動物の眼に
# 電極を刺して測定しなければならないので
# 人間の特性を筆者は見たことはないが
# 人間の特性も大きな違いはないであろうと
# 視覚研究者に教えられた。
古い時代に行われた実験のようだが、さすがに現在では倫理的に不可能だろう
原文PDFはこちら
パナソニック技報 2011年 招待論文
視覚に挑む高画質技術の課題と期待
https://www.panasonic.com/jp/corporate/technology-design/ptj/pdf/v5604/p0202.pdf 後味が悪い内容だったので、口直しに >>673-678 の補足
BT.709、BT1886計算式のカーブを表計算ソフト上で再現するには
下図のような表を作り、入力する値を変えると
http://i.imgur.com/UdGxT5o.png
グラフを作ったとき、カーブの形が変化するのを実際に見て確かめられる
http://i.imgur.com/neZMbHG.png
http://i.imgur.com/1STl39M.png 各セルに入れる文言と計算式
B1セル Lw:白のスクリーン輝度(cd/m2)
C1セル Lb:黒のスクリーン輝度(cd/m2)
D1セル 単純なガンマ値
E1セル BT.709 逆ガンマ値 (規定 0.45)
F1セル BT.1886 ガンマ値 (規定2.4)
B2セル ※ 表完成後に任意の値を入れると、4行目や7行目以降の値が計算される
C2セル ※ (同じ)
D2セル ※ (同じ)
E2セル ※ (同じ)
F2セル ※ (同じ)
B3セル a:可変ゲイン(従来のコントラスト)
C3セル b:可変黒レベル(従来のブライトネス)
E3セル BT.709 復元用ガンマ値 (上記値の逆数)
B4セル =($B$2^(1/2.4)-$C$2^(1/2.4))^2.4
C4セル =$C$2^(1/2.4)/($B$2^(1/2.4)-$C$2^(1/2.4))
E4セル =1/$E$2
続きます A6セル パソコンRGB値 16-235 で入力
B6セル パソコンRGB値を カメラセンサーが受光する明るさ率に換算 値L
C6セル BT.709逆ガンマ (0.45) をかけたビデオ信号率 値V
D6セル 単純計算で復元 (上記ガンマ値を使用)
E6セル BT709計算式で復元 (上記ガンマ値を使用)
F6セル BT1886計算式で復元 (上記ガンマ値を使用)
G6セル BT1886で画面に復元した明るさ絶対値
I6セル BT709を基準とし、単純ガンマはどのくらい乖離しているか
J6セル BT709を基準とし、BT1886はどのくらい乖離しているか
A7セル ※ ここへ 16〜235 まで任意の値を入れる
B7セル =(A7-16)/219
C7セル =IF(B7>=0.018, (B7^0.45)*1.099-0.099, B7*4.5)
D7セル =C7^$D$2
E7セル =IF(C7>=0.081, ((C7+0.099)/1.099)^(1/$E$2), C7/4.5)
F7セル =(G7-$C$2)/($B$2-$C$2)
G7セル =(C7+$C$4)^$F$2*$B$4
I7セル =E7-D7
J7セル =E7-F7 ・7行目の1列をコピーし、8行目〜246行の範囲へ単純にペースト
・表が出来上がったら、B2〜F2のセル5個に値を入れる
・上記セルの値を替えると、4行目や7行目以降の値が変化する
※ グラフの作り方はソフトによって異なるので、自力で調べて下さい
例1) http://i.imgur.com/bCnnWxq.png
ガンマを単純に2.2で計算したカーブは、RGB値75付近で誤差4%越えてしまう
例2) http://i.imgur.com/KLFfnYh.png
BT.1886計算式で 最高輝度80cd/m2 最低輝度1cd/m2 に設定すると、誤差は1%未満
例3) http://i.imgur.com/lQHQusW.png
しかし、暗部階調を増やそうとして最低輝度を0.05cd/m2まで落とすと、誤差は5%越えてしまう
例4) http://i.imgur.com/hJF9f1I.png
単純ガンマカーブを2.0に設定すると、誤差は最大でも1.5%程度で済む カメラマン・CGクリエーター・ビデオ編集オペレーターにとってマスターモニターは必要な道具だが、
モニター設定基準となる資料が見つからず苦労している人のために、下記資料の抜き書きをまとめる
ARIB(電波産業会) 規格書TR-B28 1.0版 策定 平成18年(2006年)12月12日
平面ディスプレイ(LCD、PDP)に対するマスターモニターとしての要求条件
2.1 ピーク輝度/全白輝度
・Yレベル 940 (白 100%) 入力時、輝度 100〜250cd/m2 どのレベルにも調整可能なこと
・Yレベル 64 (黒) 〜 1019 (白 109%) まで入力時、それぞれのレベルで階調表現できること
・100%〜109%においても 1/ガンマ乗 (=約2.2乗) に従っていること ※ 注1
・色温度 D93、D65 のいずれでも上記を満たすこと
・ABL (Automatic Brightness Limiter) 機能はなるべく働かないこと (PDPのみに適用)
※ 注1 10ビット表示の値は
レベル1019 映像データの最大値
レベル940 白ピーク(白100%)
レベル64 黒
2.2 黒
・Yレベル64 (黒) の信号を入力した時、輝度が 0.01cd/m2 以下であること
続きます 2.3 コントラスト比
・350:1 以上であること
黒レベルを調整し、100%白輝度を 100cd/m2 に調整した状態で、100%白部分と黒部分の測定比率
2.4 ガンマ特性
・Rec. ITU-R BT 709 規定ガンマの逆特性に従うこと
正面方向だけでなく、画面中心垂直軸の上下、左右、斜め±45度で測定
白100%〜109%の間も709規定ガンマの逆特性に従うこと
・R, G, B の各特性が一致していること
2.5 階調性
・R, G, B それぞれの階調が10bit以上であること。※ 注2 注3
※ 注2 FRCを用いた10ビット階調ではなく、1フレームにおいて10ビット階調を確保すること
※ 注3 レベル64〜1019をそのまま扱えばよく、この間の956レベルを改めて1024に分割しなくてもよい
2.6 色再現域
・Rec. ITU-R BT-709 規定の3原色色度点、輝度方程式に一致する信号が入力された場合、
FPDの持つ色再現域にかかわらず Rec. ITU-R BT 709 で規定された値で表示すること
続きます 2.7 (白色) 色温度
・D65、D93 のどちらも表示できること ※ 注4
・信号レベルによって色温度が変動しないこと
※ 注4 どちらかの色温度を中心に設計すると、光源は共通なので、
もう一方の色温度は信号処理により実現することで、10ビット精度を確保できない場合、
どちらの色温度を中心にするかは設計上の自由とする
2.8 視野角
・画面中心垂直軸±45度範囲いずれの方向からも、色の変化や輝度の変化が検知されないこと
・上下、左右、斜め±45度の各方向で
±30度範囲の輝度 垂直方向と比べて90%以上
±30度〜45度範囲の輝度 垂直方向と比べて80%以上
2.9 動画ボヤケ
・動画ボヤケがCRTと同程度、もしくは検知されない範囲であること
2.10 解像度
・R, G, B それぞれの映像表示領域は 1920x1080 であること
2.11 ユニフォーミティ
・輝度信号レベルごとに画面全体にわたって測定された書く測定店での輝度値に対して、
(最大値−最小値)/平均値≦0.10 を満たすこと
2.12 ムラ
・再現された輝度および色度にかかわらず、ムラが検知されないこと
続きます 2.13 スミア
・画面中央がYレベル64 (黒) の矩形、その周りがグレーになっている信号
画面中央がYレベル940 (白) の矩形、その周りがグレーになっている信号
を入力したとき、
矩形に垂直水平で隣接するグレー輝度と、斜め方向のグレー輝度が同じであること
2.14 ノイズ
・誤差拡散によるノイズが目立たないこと
・擬似輪郭が目立たないこと (PDPのみに適用)
2.15 安定性
・電源投入後30分以上経過したら画質に影響する要素の時間変動は気付かない範囲であること
2.16 サイズ
・サイズの選択はメーカ、ユーザの自由裁量だが、アスペクト比16:9で18〜32インチが適当である
2.17 画素欠陥
・極力ないこと
・連結欠陥は絶対にないこと
2.18 リンギング
・CRTと同程度であること
2.19 焼き付き (長期残像)
・CRTと同程度であること 以上です
が、ARIB TR-B28 は全部で91ページあります
抜き書きには収められなかった内容もあるので、できれば原本に目を通して下さい
映像制作系会社なら職場にあるかもしれません
そういう環境にいない人は、図書館で取り寄せてもらうか、ARIBから非会員扱いで購入して下さい InterBEE2017会場で各ブースにヒアリング実施
メーカーに対する質問 販売するマスモニの出荷時デフォルト値
社名: ルミナンス値100%時の輝度 / ガンマ値 / 色温度
ソニー:100nits / 2.4 / 6500k
パナソニック: (有識者を探し当てられず不明)
池上通信機: (有識者を探し当てられず不明)
キー局に対する質問 局内マスモニ・ピクモニの設定基準
局名: ルミナンス値100%時の輝度 / ガンマ値 / 色温度
NHK:明答を避ける / 明答を避ける / 6500k
日テレ: (有識者を探し当てられず不明)
テレ朝: (有識者を探し当てられず不明)
TBS: 明答を避ける / 明答を避ける / 9300k
CX: (有識者を探し当てられず不明)
テレ東: (有識者を探し当てられず不明) 上記ヒアリング 追加情報 ソニーブース
ご回答者様 BVM・PVM展示コーナー技術説明員
SMPTE・ARIBなどの標準規格が定める値には極力従う方針だが、過去販売製品の一部には例外があった
SD/HDサイマル放送時期、モニター設定画面の言語表示を日本語にすると
デフォルト色温度が9300kに切り替わる機種も存在した模様
しかし、現在販売するBVM・PVMシリーズは、デフォルト色温度6500kで出荷
デフォルト最大輝度100nitsという値は、過去のブラウン管モニターなどと整合性を取るため
設定変更すればもっと輝度を上げられる
現行ハイエンド機種BVM-X300は、全画面白表示状態で最高1000nitsに設定可能
BVM・PVM調整の対応キャリブレーターは、コニカミノルタ製CA-310以外に
x-rite製i1 Pro、i1 Display Proなども使用可能
ただしx-rite製は安価で精度もそれなりなので、暗部階調に誤差が出る可能性あり
それをご了承のうえ運用いただきたい
キャリブレーション作業にはソニー製ソフト “Monitor_AutoWhiteAdjustment” を使用する事
ソニーWebサイトから無償ダウンロード可能
キャリブレーションはソニービジネスソリューションに有償依頼することも可能
現地訪問作業も応じるのでご相談いただきたい 上記ヒアリング 追加情報 NHK・JEITAブース
ご回答者様 8Kモニター展示コーナー技術説明員
局内すべてのモニターは技術局員が調整を行う
サブ運用スタッフや各編集室オペレーターが独断で調整する事は無い
キャリブレーターは、コニカミノルタ製CA-310などの業務用を必ず使う
x-rite製i1 Pro、i1 Display Proなどの半民生品を使うことはあり得ない
白表示時の輝度設定は、モニター設置ルームの照明環境を考慮して決める
室内照明器具は、局舎全体でなるべく同じ機種に統一する方針
局舎が巨大なので、部屋ごとに異なる照明器具を使われると故障交換時に調達が困難になるため
色温度については6500kに統一した、9300k設定機は存在させない方針 上記ヒアリング 追加情報 TBSブース
ご回答者様 スケルトンオペレーションルーム技術説明員
白表示時の輝度設定、ガンマ値については記憶が確かでなく即答しかねる
色温度の設定基本方針は9300kである
ただし、私(本件のご回答者様)は技術作業の一線から退いており
現時点の基本方針や最新情報を確約するわけでは無い ソニー、NHKは担当スタッフが現役技術者らしく自信もって回答していた
TBSは現場から足を洗ったシニアエンジニアのようで、何かと明言を避ける様子が見られた
不用意な発言で言質を取られることを警戒していた模様
悪意は無く、キー局運用実態の把握が目的だったので、この場を借りてお詫び申し上げたい HDRコンテンツ制作の輝度レンジについて規格策定各社の見解 1/3
ドルビージャパン(株)ディレクター・真野克己氏 (記事 2015年3月)
> ドルビーが500人以上の被験者を対象に行ったテストによると、
> 84%の人が自然に近く、好ましい映像と感じるのが、
> 最大10,000Nitsまで表示できるディスプレイ。
> 一方で下限については0.005Nitsあれば、
> ”艶やかな黒”として受け入れられるという検証結果が出た。
https://www.phileweb.com/review/article/201503/17/1558.html HDRコンテンツ制作の輝度レンジについて規格策定各社の見解 2/3
パナソニック(株)AVCネットワーク社 技術本部 小塚雅之氏 (記事 2015年1月)
> 「まず、消費電力や安全性などの問題もあり、
> 家庭用では1,000NIT程度までが適当であると考えています。
> ただし、この絶対的な明るさについては映画スタジオさんによって考え方が異なっており、
> あるスタジオでは4,000NITくらいでマスタリングしたい、
> あるスタジオは1,000NITでいいけど、将来的に使うかもしれないから
> 規格としては10,000NITまで入れたいといった要望があり、
> 上限として10,000NITとしました」
https://www.phileweb.com/news/d-av/201501/08/36191_4.html HDRコンテンツ制作の輝度レンジについて規格策定各社の見解 3/3
パナソニック(株)AVCネットワーク社 技術本部 小塚雅之氏
パナソニック(株)アプライアンス社 技術本部 森美裕氏 (記事 2015年8月)
> オーサリングガイドラインでは
> 1,000nitを超える領域は小さな面積の鏡面反射のような部分に限定すること
> 平均が400nitを超えないこと
https://www.phileweb.com/news/d-av/201508/18/37210.html
https://www.phileweb.com/news/photo/d-av/372/37210/hdr10.jpg ヒトの目が輝度を認知するとき起こる現象についてはひとまず筆を置き
次は色相と彩度について調べていきます
ヒトの視覚認知は以下の傾向を持っているようです
輝度 かなり細かく判別できる
色相 そこそこ細かく判別できる
彩度 おおざっぱな判別になってしまう
詳細は後日 誰でも簡単にネットで稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『半藤のブブイウイウレレ』 というサイトで見ることができます。
グーグル検索⇒『半藤のブブイウイウレレ』
T2XYA4BHV7 HDR輝度モニターの設定を論じるWebサイトは多いが
そもそも、これまでのSDR輝度モニター規定値はいくらだったのか?
を記述したWebサイトが見当たらない
ここにまとめる
ITU-R BT.500-8 (1998年)
解像度を限定しない場合のテレビのピーク輝度
200 cd/m2
ITU-R BT.710-4 (1998年)
HD解像度テレビのピーク輝度
150-250 cd/m2
の間でユーザーが任意に決めてよい
ITU-R BT.1886 (2011年)
ブラウン管とフラットパネルを並べて目視する場合
性能が低いブラウン管のほうへ合わせ込むためには
100 cd/m2
まで下げてもよい
DCI Digital Cinema System Specification V1.0 (2005年)
映画館で上映する作品をスクリーンに投射する場合
画面中央に表示される白い被写体
48 cd/m2 SDR輝度モニター規定値については上で述べた
次に、HDR輝度モニター規定値を述べる
ITU-R BT.2408-0 (2017年)
HDR環境で映像制作する際の、暫定的な推奨値
調整の目安にする被写体 | 推奨輝度 | PQ値 | HLG値
中間の灰色(18%グレー) | 26 cd/m2 | 38% | 38%
白に近いグレー (83%) | 162 cd/m2 | 56% | 71%
白に近いグレー (90%) | 179 cd/m2 | 57% | 73%
光沢反射しない物体白色 | 203 cd/m2 | 58% | 75%
森林樹木 | 30-65 cd/m2 | 39-47% | 40-55%
アイススケート競技面 | 155 cd/m2 | 55% | 71%
一般的な物体白色 | 140-425 cd/m2 | 54-66% | 69-87% ITU-R BT.2408-0 (2017年) 続き
室内撮影と野外撮影では、設定輝度を変えると場所の違いを見分けやすい
室内で目安にする被写体 | 推奨輝度 | PQ値 | HLG値
中間の灰色(18%グレー) | 17 cd/m2 | 34% | (記述無し)
光沢反射しない物体白色 | 140 cd/m2 | 54% | (記述無し)
野外で目安にする被写体 | 推奨輝度 | PQ値 | HLG値
中間の灰色(18%グレー) | 57 cd/m2 | 45% | (記述無し)
光沢反射しない物体白色 | 425 cd/m2 | 66% | (記述無し) ITU-R BT.2408-0 各値に関する注意点
注意点1.
HLGの%値は、モニター最高輝度を1000cd/m2に設定した場合の値
注意点2.
BT.709(SDR)・PQ・HLGは、波形モニターの%値が同じでも、ピクチャーモニターから実際に出る発光輝度はそれぞれ違う
PQ/HLG映像を作る時、波形モニターがBT.709モードのままだと正しく計れない
PQ映像を作る時、波形モニター設定はPQモードに切替が必要
HLG映像を作る時、波形モニター設定はHLGモードに切替が必要
注意点3.
この値は強制ではない、推奨である
映像の加工調整時、この値を基準に輝度を上げ下げすれば迷いが減る
映像制作担当者に明確な狙いがあるなら、完成品がこの値から外れていてもよい
ただし、音声にオーディオラウドネス規制が出来たように、将来は映像も輝度規制される可能性はあり得る
注意点4.
これらは2017年時点の暫定値である
今後、実験と研究が進むと、これらの値は変更される可能性がある
各自、最新情報を随時調べて頂きたい
映画・テレビの映像に関する標準規格は
SMPTEが取り決め -> ITUが採用 -> 各種民生規格に流用
この流れをたどる事が多い 日本におけるHDR基礎研究レポートの例
2015年 映像情報メディア学会技術報告「情報ディスプレイ」
8Kスーパーハイビジョンテレビに適した画面輝度の基礎調査結果
NHK放送技術研究所 池田善敬氏
家庭用テレビは
黒輝度 0.1〜0.3 cd/m2
ピーク輝度 500 cd/m2
が適切であろうと報告している
実験方法と結果詳細は下記URL参照
http://www.stellacorp.co.jp/media/conference_past/1507display.html HDR映像の上にかぶせるテロップ・CGの輝度はいくらが適切か
テロップ文字の周りを取り囲む白い四角形を
テレビ業界では "ザブトン" と呼ぶ
最高輝度1000nitsのディスプレイで
ザブトンの白色 (8ビット時255、10ビット時1023)
を1000nitsで出してしまうと、まぶし過ぎて直視できない場合がある
そこで、ザブトンを乗せる前のベース映像の平均輝度
(APL=Average Picture Level) を計算し、
APL値ごとにザブトンの適正値を割り出す研究が行われた
いずれもHLG映像の%値である
APL / ザブトン白色
54% / 85%
40% / 80%
30% / 75%
映像情報メディア学会誌 年報2017年9月号 7/16ページから引用
http://www.ite.or.jp/contents/annual-rep/1709nenpo.pdf >>702-707 内容をふまえ
CG制作者・カラーグレーディング作業者が
HDR映像を制作するときの目安となる値をまとめる
あくまで2018年時点の筆者私見である事に留意されたい
黒=物体色の最低輝度
0.1 cd/m2
これより低い輝度を使って暗部階調を描画しても
一般家庭の照明環境では黒つぶれして見えない可能性がある
白=物体色の最高輝度
光沢が無い、理想的な物体白色 (ディフューズホワイト)
基本 203 cd/m2
室内 140 cd/m2
野外 425 cd/m2
テロップ・CGの白輝度
203 cd/m2 (HLG 75%)
ただし、APL値が30%越えたら映像内容に応じて上げる
鏡面反射・光沢表現 (スペキュラーハイライト)
203〜500 cd/m2の範囲を使って描画する
現時点で使うには不安がある輝度範囲
500 cd/m2以上
2018年時点で市販される民生用ディスプレイの性能を考慮すると
正しく描画されない可能性がある ここまでの記述を読み
人間の目は、物理的な光の強弱を、絶対値として読み取れると
誤解された方がおられるかもしれないが、それは違う
以下の記述を参照されたい 米国放送機器展 NAB デジタルシネマサミット (2004年4月17日)
講演(2) The "White" Paper
Matt Cowan氏 (RealD社 元サイエンテフィックオフィサー)
Loren Nielsen氏 (Xperi社 現ヴァイスプレジデント)
> 映画製作時から上映までに用いられるホワイトには、
> 「製作時のホワイト」、
> 「エンコーディング時のホワイト」、
> 「ディスプレイにおけるホワイト」
> が存在する。
>
> この中で一番重要なのが、製作時のホワイトであり、
> ストーリーやシーンの内容によりさまざまな値が用いられている。
>
> 視 聴 時 の 感 覚 は 相 対 的 な も の で あ り、
>
> 物 理 的 な 絶 対 量 で は な い 。
>
> この相対的な感覚により、
> 実際の世界では広いレンジを必要とするホワイトでも、
> スクリーン上で表現することを可能としている。
>
> 例えば、「雪のホワイト」、「雲のホワイト」、「明るい物体のホワイト」
> などは、実際の世界では非常に広い物理的なレンジを必要とするが、
> 人間の知覚が相対値であるため、
> 限られたレンジしか表現できないスクリーン上でも表現が可能となる。
「デジタルシネマに関する調査研究」報告書 財団法人デジタルコンテンツ協会
https://hojo.keirin-autorace.or.jp/seikabutu/seika/16nx_/bhu_/it_/h16_it_digitalcontentskyoukai-8.pdf アンセル・アダムス ゾーンシステム
モノクロ風景写真の大家、アンセル・アダムス氏が提唱したフィルム撮影技法
画像の明るさを調整するとき
黒から白まで、明暗のバランスをどのように割り当てると
多くの人に自然に見えるよう調和させられるか
11段のゾーンに分類した
美術大学・芸術大学で学んだ方はとっくにご存知で読むのも馬鹿馬鹿しいだろうが
学ぶ機会が無いままCG制作・映像制作に手を染めた者にとってはとても役立つ基礎知識なので
ここに提示する
ゾーン 0 完全な黒
ゾーン10 純白
テクスチュアル・レンジ
質感を得られ材質を認識できる範囲
ゾーン2 から
ゾーン8 まで
映画撮影で物体色の表現に使う領域
ゾーン3 から
ゾーン7 まで
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0 ゾーンシステムは、映画・テレビ業界で広く応用されているが
上記のゾーン解説内容をかたくなに守っているわけでは無い
コンテンツ内容・出力表示デバイスの違いによってアレンジしている
テレビ番組の典型例として、NHK報道オンエア映像を示す
画像下部グラフは、ビデオ編集ソフトの波形モニター
明暗の分布をパーセントで表したもので、ルミナンス値と呼ぶ
ニュース スタジオ映像 サンプル1
https://i.imgur.com/2HqxopH.png
ニュース スタジオ映像 サンプル2
https://i.imgur.com/6t6rHkH.png
ニュース 外出取材撮影 室内
https://i.imgur.com/xiJWds4.png
ニュース 外出取材撮影 野外
https://i.imgur.com/HpUZPvk.png
・ルミナンス値20%以下、ゾーン0〜2領域はほとんど使わない
・ルミナンス値50%以上、ゾーン5〜11領域に多くの被写体を収める
これは報道・バラエティ系映像の大きな特徴となっている 映像内容全体の明るさをパーセント値で平均化したものを
APL (Average PictureLevel) と呼ぶ
10年ほど前、日本のテレビ放送の実態調査が行われた
2009年7月31日〜8月7日 計1週間
総計測時間 829時間
総番組数 1211番組
番組分類 / APL / 放送時間に占める割合
ワイドショー/ APL 49.3% / 27%
ニュース / APL 47.7% / 22.5%
バラエティ / APL 49.6% / 22.2%
ドラマ / APL 36.0% / 10.5%
その他 / (APL不明) / 17.8%
映画 / (APL不明) / 10%以下
賛否は別として、我々日本人はこの状態の動画を見慣れている
この値からかけ離れた映像を作る場合、視聴者から反発を買わない工夫が必要だ
消費電力の低減と視覚疲労の軽減のためのハイビジョン液晶テレビの適正視聴条件
JEITA主催 FPDの人間工学シンポジウム
https://home.jeita.or.jp/device/lirec/symposium/fpd_2010/doc/5b_kubota.pdf 以下リンク先のJPG画像2点を参照いただきたい
現実の世界を光度測定器で計り、絶対輝度値を示した画像である
テクトロニクス社提供 HDR映像サンプル 一般的な室内
天井の照明 5,000nits
窓から入る日光 500,000nts以上
https://i.imgur.com/xOdziAV.jpg
ドルビー社&ソニー社提供 HDR映像サンプル 昼の野外駐車場
路面 2,100nits
草木 3,600nits
自動車の側面 330,000nits
https://i.imgur.com/pdiy9hL.jpg
しかし、表示デバイスは2018年現在、そこまでの高輝度を出せない
ソニーが開発製造するCrystal LEDディスプレイシステムを展示会でご覧になり
高輝度に驚かれた方もおられると思うが、それでも物理的には1000nitsしか出ていない
ディスプレイユニット ZRD-2
輝度 最大 約1,000cd/m2
https://www.sony.jp/products/catalog/SPC_ZRD-2.pdf
つまり「光量の物理測定的な正しさ」は再現できていないのだ 物理的にはまったく不足なのに、なぜ高輝度と感じるのか
それは >>710 で述べた
> 視 聴 時 の 感 覚 は 相 対 的 な も の で あ り、
>
> 物 理 的 な 絶 対 量 で は な い 。
事が理由だ。
・カメラRAWデータ現像
・3D-CG作画
・実写とCGの合成
・カラーグレーディング
これらの作業で色を加工・変化させる際
絶対量ではなく、相対量を動かしているという認識で
>>703 に述べた値 (18%グレー PQ, HLG, いずれも38%)
を中心に、上へ浮かせる率、下へ沈める率を伸縮させる
ただ、解釈や把握の価値観は人によって異なるので、個々人で考えること
Photoshopなどのヒストグラム表示ではルミナンス値の正確な把握が難しい
・波形モニター専用機
・ビデオ編集ソフトの波形・ベクトル表示
などを活用すればわかりやすくなる HDR解説グラフでPQガンマカーブを描いたものは多いが
HLGガンマカーブを描いたものはWeb検索でも少ない。
そこで海外資料を査読し
BT1886、PQ、HLG、各ガンマカーブの比較をグラフにまとめた。
全図
https://i.imgur.com/WTn9wP8.png
比較 BT1886 と HLG
https://i.imgur.com/mw3RYiP.png
比較 PQ 10ビット と HLG
https://i.imgur.com/JYVICC7.png
比較 PQ 12ビット と HLG
https://i.imgur.com/b17f0Dp.png
比較 BT1886 10ビット、PQ 10ビット、HLG 10ビット
https://i.imgur.com/Xl4URMf.png
注目すべき点は、次の投稿で述べる。 HLGガンマカーブのユニークな形状には、以下の特徴がある。
・20 〜 110 cd/m2間は、 PQカーブの下へ潜る
・45 cd/m2付近で、Barten曲線にほぼ近づく
18%グレー 〜 スキントーン 間はテレビ番組において多用されるが
この領域の明暗階調をきめ細かく刻むという点では、HLGのほう優位だ。
スキントーン (人間の皮膚の色) は誤差や劣化が少しでも生じると
多くの人に違和感を持たれてしまう。
この領域をきめ細かく刻むことは、テレビ業界にとって合理的である。
ただ、技術的制約からやむを得ずこの形状になったのか
意図的に狙ってこの領域にピークを作ったのか、現時点では不明。
来年、NHK技研公開を訪れる機会があれば、質疑応答してみたい。 本図、第三者の引用は制約しないが、内容の正確さについては免責とする。
資料作成に引用した資料URLを紹介するので
疑義をお持ちの際は、原典を査読し、各自でご確認いただきたい。
SMPTE
Perceptual Signal Coding for More Efficient Usage of Bit Codes (2012)
https://www.smpte.org/sites/default/files/23-1615-TS7-2-IProc02-Miller.pdf
BBC
A “Display Independent”High Dynamic Range Television System (2015)
https://www.bbc.co.uk/rd/publications/whitepaper309
Dolby
RRERENCE LEVEL GUIDELINES FOR PQ(BT.2100) (2016)
https://www.dolby.com/us/en/technologies/dolby-vision/operational-guidelines-for-pq.pdf
grass valley
HDR A Guide to High Dynamic Range Operation for Live Broadcast Applications (2018)
https://www.grassvalley.com/docs/WhitePapers/broadcast/technology/hdr/GVB-1-0676A-EN-WP_HDR_Live_Guide.pdf スキントーン処理の優劣は、画質評価に極めて大きな影響を与える
重大な問題をはらんでいるので、関連情報を紹介する
> 2015年12月11日の情通審放送システム委員会・同HDR作業班合同会合において、
> HLG方式とPQ方式の映像比較デモを行った。
>
> 1.目的
> HDR放送の2つの映像方式(HLG方式及びPQ方式)を
> HEVC Main10によって符号化する場合の画質を確認する。
>
> 3.2 ΔEによる客観評価
> ΔEは映像信号の視覚的な劣化量を示すため、
> 値が小さいほど原画と符号化映像が視覚的に近いことを意味する。
> 図4-2(a)に示すように、
>
> HLG方式がPQ方式に比べΔEが小さい結果となった。
詳細を次の投稿に記載する 情通審放送システム委員会・同HDR作業班 報告 (続き)
> 4.4:2:0符号化のための信号処理の影響
>
> HLG方式とPQ方式の原画像をそれぞれ
> Y?C?BC?R 4:2:2からY?C?BC?R 4:2:0へ変換し、再び
> Y?C?BC?R 4:2:0からY?C?BC?R 4:2:2へ変換し、
>
> 原画像と信号変換後の画像について
> ΔEを比較することで信号変換のみの視覚的な劣化を算出した。
>
> その結果、
> HLG方式ではフレーム内平均ΔEが2.69であったのに対し、
> PQ方式ではΔEが3.71であり、
> PQ方式がHLG方式に比べ視覚的な色の劣化がΔEで1以上高かった。
>
> 画面内のΔEの分布を確認すると、特に彩度の高いインコの赤い胴体部分においてPQ方式のΔEが顕著に高く、
> 彩度の高い32×32画素領域を切り出しΔEを測定すると、HLG方式に比べ4以上高くなっていた。
>
> この結果は、[4]で報告されたPQ方式の色劣化を定量的に裏付けるものであり、
> 彩度の高い映像においては、PQ方式の信号処理に起因する視覚的な劣化が現れることが示された。
総務省 情報通信審議会 情報通信技術分科会
放送システム委員会 HDR作業班 平成28年3月報告
http://www.soumu.go.jp/main_content/000417995.pdf PQ方式は、強い圧縮をかけると赤色系の劣化が多めに出る問題を抱えている
強い圧縮をかけるネット配信が主流となった現在、これは深刻だ
PQ方式を推す映画業界は
劇場は画質が良く、自宅は画質が悪い状態でも差し支えない
劇場へ足を運ぶよう訴え、観客動員につなげられるからだ
テレビとネットは、そうはいかない
・電波も通信網も、帯域逼迫にあえいでいる
・少しでも強く圧縮をかけ、データを小さくしたい
・圧縮のせいで
赤色系の劣化が多い=スキントーンの劣化が生じると
視聴者クレーム増加の危険性が増える
画質にも、電気製品にも、全く興味が無い層の消費者であっても
画面に映った人の顔色が不自然だとさすがに気付く
放送業界がHLG方式を選んだ理由は
赤色系=スキントーン品質の優先も含まれているだろう >>721
実際に見比べるとHLGのNHK8KってSONYのHDRに比べて明らかに劣るけどね。
それなりにまともな視聴環境用意してUHD BDやギガ回線で視聴するならHDRが圧倒的に優位。
ただ偽HDRテレビで4Kがやっとな回線だとHLGの方が良いかもしれんね ちなみにSONYの技術者と話したついでにHLGのメリットってなんかあるの?って話をしたんだが
HDR10にすりゃいいのにね、画質って意味じゃメリット無いよ、ってな感じだった。 > PQカーブは絶対値方式なので
> (中略)
> 一方、HLGカーブは相対値方式なので
> (中略)
> このように、これら2つのHDR用伝達関数は
> 根本的に異なる性質を持っているので、
>
> ど ち ら が 優 れ て い る の か
>
> と い う 比 較 は 意 味 を 持 た ず、
>
> 目的に応じて正しく使い分ける必要がある。
ソニービジュアルプロダクツ株式会社
TV事業部 技術戦略室 主幹技師
小倉 敏之氏
https://www.ituaj.jp/wp-content/uploads/2017/05/2017_05-04-Spot-HDR.pdf 予言しといてやるよ。
おまえら正月三が日も延々とここにクレーム書き続けてる。
それが「正義」とかなにか意味のある立派な行為と信じてなw
正月過ぎてもずーっと今のまんま虫みたいな低い知能で延々クレーマーしてるだけw
まさにゴミだな。2019年もせいぜい惨めな人生を極めてくれw