遅くなったけど、なんとか形になってきたので投下してみる。長文御容赦。

個人的に >>871 の「メルゴーはメンシスに利用され死ぬ運命だったので、ヤーナムは解放してくれた狩人に礼をした」に概ね同意。
一方で後半「メンシスに技術があるなら脳みそとか必要ない」という説に対しては、
再誕者・脳みそという失敗経験を経て、完成したのが「ヤーナムの乳母」なのではないかと思う。

メンシス派がビルゲンワースから引き継いだ思索は主に「上位者との接触/召喚」により脳に瞳を得る=上位者に伍すること。
そんな彼らの成果としては「ヤハグル」「再誕者」「メンシスの悪夢」「メンシスの脳味噌」「ミコラーシュ」「メルゴーの乳母」などがあるわけだけど。


結論から言えば、メルゴーの乳母は「メンシスとトゥメル人の合作、その完成形」と考える。


メンシス派の領域であるヤハグル、そして再誕者を思い出して欲しい。
無限に召喚される強化された群衆、召喚され強化され回復される再誕者。
それらを脅威たらしめているのは、常に「鐘を鳴らす女」の存在だった。
聖杯に曰く「『鐘を鳴らす女』それはトゥメル人の狂女であろう」。


明らかにメンシス派は、トゥメル人の協力を得ている。


聖杯ダンジョンでも、プレイヤーたちは彼女たちの召喚術には苦しめられたはずだ。
召喚術のエキスパートである彼女たちほど、メンシス派の協力者として相応しいものがいるだろうか?
実際、彼女らの姿はメルゴーの高楼においても見ることが出来るのだから。