>>0649
少し修正する

実際に飛び込んで
無事だった場合それは崩れるし
無事でなかった場合も助からなかったって結果になる

助からなかったって結果の場合も、その駄目だったッテ結果以上の恐怖の像が膨れ上がる事

注射が怖い子供にとって注射された後は
注射が大丈夫だった場合は、怖いものではなかったとなるだけで
注射がとても痛かった場合は、痛かったって結果になるだけ

でも注射をする前
頭の中で注射を恐れている状態は、注射の痛みとはこんなものか?
自分の恐怖の想像でどんどん像が膨れ上がる
考えれば考える程、再現なしに膨れ上がる
恐怖とは頭の中だけで展開される、実像ではない虚像
現実と向き合った瞬間、現実の値しか脅威はないと気付かされる訳で
なので、HORRORに必要なのは
@『現実と対面から如何に引き離すか?』
A『万一真実(現実)と対面した場合にそれが1⃣受け手の頭で展開された虚像以上の真実を出すか?2⃣真実と対面した後もさらなる虚像の余地を残すか?』

1⃣受け手の虚像以上とは虚像未満になる事を考えれば分かりやすいはず
怪物のいる館に閉じ込められた
もしも怪物に出会ったら、助からないに違いない
って想像をしているのに
怪物といざ出会ったら、それを苦労しながらも乗り越えたら
自分の想像していたより現実は軽いものだなと理解される
受け手がいざ怪物と出会ってやっぱり無理だ
そこが最低限守るラインで
それは怪物を恐怖の根源と見た場合

2⃣虚像の余地を残すとは
仮に受け手がそこでその怪物を倒したとしてももっと恐ろしい想像の余地が残されている状態
怪物を倒す事は出来たが館からの出口は分からないし、より恐ろしい事が起こる余地を持っている