【社会人】アナタの好きな人ってどんな人?3646人目
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
GWにお金がないからといって☆
汚バイクで暴走をしたり☆
夜中に街をうろついてペアヤングごきぶり焼きそばをタゲているようなチョウチェン人男女らは☆
皆迷わず川に落っこちてチネば良いのだ妖☆
コロナ電磁波ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ 朝鮮右翼朝鮮保守の他人種も
朝鮮左翼と人種と血は同じだ ヘッロォ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
人身ん♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
できたてのGW人身電車はいかがぁ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッ☆♪ なんの価値もない女だった
ただ無駄に鼻がいいだけだったわ 拝金主義株主資本主義の偽保守だな。
思想の保守とは違い守銭奴や韓国系他人種だらけ 0008 恋する名無しさん 2022/05/01 09:43:27
ヘッロォ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
人身ん♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
できたてのGW人身電車はいかがぁ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッ☆♪
オバQ線が人身になっちゃったぁ☆
メンヘラ多すぎよねぇ☆
コロナ電磁波ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッ☆♪ チょぉぉう♪チェン♪人っ♪身っ♪
チョウチェン死んっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
チょぉぉう♪チェン♪人っ♪身っ♪
チョウチェン死んっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
チョウ♪チェン♪人っ♪身っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
チょおう♪チェっ♪んっ♪死んんんっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブブブブッ☆♪ >>16
言っているのが韓国系他人種だな。
集団ストーカーネットストーカーの犯罪者 どうせ☆電車ミンチになったのも☆
無職か朝鮮人やら層下学会員に違いないわぁん☆
遺体くうさい妖☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッ☆♪ >>21
創価学会しか批判できない輩は怪しい。
日本会議竹田みたいな許栄中関連で韓国系他人種繋がりがいたり桜井よしこみたいなビジネス保守は批判できないのだからな あと☆
運悪く人身電車に乗ってしまった残念なPTSDなチミらは☆
まじ最悪ぅ、、☆( ;∀;)
とか☆
つぶやく前に☆まず事故の起きた電車にはチミらの体重が加わっていて☆
その重量がジサチュとは言えどミンチになった人への致命傷を与えた可能性は0じゃないんだから☆
これからは、自分は殺人犯なんだという自覚をもって☆
帰路につくんじゃぞ☆
それと☆チミらかチミらの周りの乗客の中に取り憑かれた人がいる☆
それが次の生贄となるの可能性が高い☆
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッポッポッ☆♪ >>27
それは国の所属で
人種と血は別だな。
私は人種と血に突き詰めて見ているので >>29
日本会議には批判しないな?
立憲の日本死ねと同じだな >>34
身近に人の良さにつけこんだり
火がついた様に怒ったり
集団ストーカーを見てきたからな。
人種と血を隠して散々悪さを
している韓国系他人種だからだ GW火病民族人身ん☆
ドンッ!☆♪_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッ☆♪ ヘッロォ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
人身ん♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
できたてのGW人身電車はいかがぁ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッ☆♪ はぁぁん!?♪
ギョン!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
くっせぇ♪
くっせぇ♪
くっせぇ♪人っ♪身っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪ コラ!☆
キョッポやら層下のチミら!☆
自身がチョウチェン人だからといって☆
汚底辺御用達電車にダイブして自らのホルモンを線路にぶちまけるのはよしたまい☆
ピッ!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪
ほら見てみぃ!☆他の汚客さんらがチミらのぶちまけられたホルモン見て☆
ゲロ吐いとる臓物っ☆
シロコロ☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ やがて いざというとき待たれている者は遅れてくるだろう なん・だと・・・
来てます来てますスプーンを最近取得した^^; メンヘラサザエ人身ん☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ こんばんは、霊。
そら豆茹でて食べた。
明日は出勤だよ。
オヤスミ− >>40
朝鮮右翼の他人種は下品だな。
劣等感の塊だから対立を作り偽る事しかしないな。 創価学会しか批判できないヘタレ朝鮮右翼
日本会議や統一協会批判しないのかね? 集団ストーカーネットストーカーの犯罪者韓国系他人種 グッロイ♪色しぃた♪小陰線っ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
まんなか♪とおるは♪クリトリ線っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
腐ってるぅ♪汚客が乗ってて♪くうさい妖♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
都内は♪安定の♪じっ♪んっ♪死んっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪ (⌒ ,,,,,ii,,,,,,
,,-''"/ l \"''-,,
. / / l ヽ \
/ ¨>、 . """"'"""||"""''"""""
厶/wwゝ GWはハワイでゲソ i .||
ノリ ^ヮ^ハ []、.. || ▼
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) l二二二二二二l
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) ||
""""''''''""""""""'''''''''''"""""""'''''''''''''"'"'"'"'"'''''"""''''''''''' 汚底辺男女に汚底辺家族らはフードコートでブルーハワイかき氷美味しいね☆
練乳☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ もはや国境や国籍にこだわらないと安倍は言っていたが? 三浦瑠璃や上念司その他
偽保守
支那系韓国系他人種 三浦瑠麗は自己愛がかなり強いよね
インスタ見ると笑ってしまう
あと女性モデルで全画像が自分の顔という人もいてすごいなあと思った >>54
三浦瑠麗は朝生でしか見たことない
喋りにかなりの説得力を持つ人だと思った
どれどれ、インスタも見てみるかな・・・ >>55
喋りはうまいんだろうけど
「で?」と言いたくなることが多い
東野にももう少し簡潔にとか言われてたね ロシアの侵攻をドヤ顔で否定して予想外したり
あまり役に立たない 僕の人生のハイライトシーンは
チェリー子との出逢い。
その瞬間、
頭の中で美しいメロディが流れたんだ。 こんなんだから、よく勘違いされるんだよね
でも、昔はもう少し違ったから
少しずつだけど、取り戻してきてはいるけどー
それは、ありがたいです ん?
チェリーは
さくらんぼうの意味だよ。
それに日本で女性にチェリーとは
言わないよね。 @⌒@
(`へ´)恋愛サロンで金の事考えるのやめてな 病気はありますけど働いてます
子供を望むなら産みたいです >>81
そういう人のために生活保護とか福祉制度があるんだけど
利用者がすぐ叩かれるでしょ
日本は先進国の中で最も福祉にお金を使わない福祉後進国になった >>83
綺麗事言うのやめてや
確かにロマンスは素敵やけど
お金があった方が裕福な生活や苦しい思いをしなくて済むのは事実やで
わざわざ貧乏人や借金持ち
浪費家と一緒になりたい人は少ないと思うで >>86
こいつグルメやな
出汁にされんか警戒せぇへんのかな? / ̄ ̄フ
|L/ハ >>
L| ^Д^ ノ|
と´_ ' 、`ヽ
/ . とノ
(___ノl
゙∞∞∞∞"ミ
{_豪_栄_子|ミ
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
とノ ヽ_ノ >>81
働いてるし資産もあるのでご心配なく
勝手に決めつけるのやめてくださいね >>81
>>85
経済的に窮乏している人は金の話中心になるね
まさに貧すれば鈍する ヘッロォ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
地っ♪震んんっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
できたての♪巨大地震はいかがぁ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪ >>90
その認識は間違ってますね。
金持ちほどお金の話をしますからね
株や不動産、資産の話を
お金があるからそのお金をどうやって動かすか考えるんですよ。
お金が無かったらそれをどうしようとも考えませんから
だから子供の時はそういう事を程んど話さないじゃないですか
大人になると株や不動産その他のお金の事について考えたり話したりするのですよ。 >>92
まだ小学生の文章みたいなのしか書けない池沼の無職の50代のオバサンいるんだ おじさんでは?w精力も衰えて異性への感情が薄れてきたのでは?w 彼は不動産の経験値があるっぽいね噂では聞いてたけど
嬉しいよ心配してくれたんだね 最近はめっきり見てないけど動画再生数が凄い記憶がある >>95
誰も話してないのに急に金の話を始めるのが金のことで頭が一杯の証拠
板違いだし
>>85
>お金があった方が裕福な生活や苦しい思いをしなくて済むのは事実やで
何より裕福な生活がしたいんだろうけど
裕福な男性を狙っても金の話ばかりしてたら逃げられるよ こんにちは、霊。
今日は日焼けした。
ナス植えたよ。
早くフライにしたいな。 金に無頓着な人程、カードで買い物をしてその返済の為に他のカード会社からまた借り入れをして雪だるま式に負債を抱える
そしてその借金を妻の方に全部乗せるというヒモのような男がいる。
その理由は2人で一緒に借金をしていると借り入れを出来ないからとか言っている。
そしてその借金を返す為に妻が1人で働いている
金に無頓着で何でも買って良いと女に言って自分も好き放題買い物をして
ヒモにする女を妻にした男の話。 @⌒@
(`へ´)寝ても覚めても金金金金、どういうこっちゃ @⌒@
(`へ´)なんか開き直っとるし、あれだな、あれ @⌒@
(`へ´)こむら返りや。こむら返り起きとる お金が無くても生活できますか?
つまりそういう事です。 女性恐怖症を克服したか見に行くのも
1つの手だねコレでも中に苦手な女性もいたりするから
気持ちは全くわからないでも無いよ
そもそも女性と
そこまで仲良くしなくてもなと思っている人間だし 愛のあるカップルは後ろ姿だけでわかるな
幸せなとき大切だね @⌒@
(`へ´)こむら返りさんは、ごっつ金持ちさん好きになったん? 愛のあるカップルは手コキだけでわかるな
幸せなコキ大切だね @⌒@
(`へ´)「金目当てで何が悪い」って開き直っとるけど、どういう事? 金持ち好きになって
金持ちもその女性なら良いよって言ったら他の人は余計な口出しする必要ないと思うで
なんで貧乏じゃないとダメなん
人が苦しむの見るのが好きなん? GWは今日も全国各地で死人がいっぱい☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪
行楽の日が最後の日になるなんて☆
昨日生きていた人々は思いもしなかったはずよねぇ☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッ☆♪ >>126
金持ちじゃないから反発してるんだと思う
経済ってのは不公平だしね 個人情報漏洩を堂々とやらかす
マザーズ元店長 気をつけてね ストーカーだから ゴミ袋漁って精子の匂いをかく性癖も
ペドの噂もある
マルっとマトモではないと分かるよね? 捕まるべき
許されざる者
カメレオンのようにパクリ成りすまし
騙されたら負け >>126
金持ちと付き合ってもいないのに言っても意味ない >>112
ヒモに騙された人か
>>116
なぜ「お金が無い」になるのかな
いきなり極論になるのは賢くない証拠
普通に暮らしてたら普通にあるし、普通程度あればいいと自分は思っているよ
上の人は「裕福な暮らし」を真っ先に挙げているように、裕福にこだわっているようだが
そんな考えで裕福な人を求めるほど相手は逃げるよ >133
@⌒@
(`へ´)たまにおるねん。自分が愛してあげるんだという人が・・・ @⌒@
(`へ´)ごっつ金持ちさんは美人さん見慣れてるけど、その辺は大丈夫なん? @⌒@
(`へ´)こむら返りさんは、ごっつ金持ち以外は貧乏人や思てるん? >134
@⌒@
(`へ´)賢くないどころか、頭おかしいねん どうした?死ぬ死ぬ詐欺ババア
キャラ変したらバレない思ってんのか? アリとキリギリスの話知らんのかね?
あんたらキリギリスが飢え死にしてもアリさんに助け求めんどいてな
金持ちやって何の努力もせんと金持ちになったんやないんやで
あんたらの綺麗事は気味悪いねん
努力もせん人が努力した人より報われんの?
頭おかしいんとちゃう?
貧しいとそういう道理も理解出来んの?
金持ちは貧乏人より劣るとかアホちゃうか? @⌒@
(`へ´)こむら返りさんは、ごっつ金持ちさんと金目当てで結婚するん?
ちょっと不謹慎やで。 @⌒@
(`へ´)「金目当てや」って、わざわざ何回も書かないかんほどの事があるん?
失礼やで。 @⌒@
(`へ´)こむら返りさんは、大金持ちさんからプロポーズされたん?
いややけど、金目当てで引き受けたって言いたいん? 気持ちが大事やな
しかし貧乏でヒモとかやったらアカンで
男なら相手の女性を幸せにしたいと思ったら努力して稼いどくもんやで
貧乏なら自分は相手を幸せにする資格がないと思って身を引くわな
それでも一緒になろうとすんのは相手の女性を愛してないからやろな 努力もせんと綺麗事ばっかのおばはんとかキモイわ
男に愛されないと
そうなるんやろな @⌒@
(`へ´)必死こいて、「金目当ての何が悪い」と言い張り通さないかん人から
愛されたん?そんなに嫌いなん? @⌒@
(`へ´)こむら返りさんと、大金持ちさんの結婚が世に知れたら
「金目当てや」っていう噂が立つから、その予防線今から張ってるん?
たぶん、その必要はないと思うで。 @⌒@
(`へ´)大金持ちさんの、どういう所が嫌いなん?
ここまで「金目当てや」って何回も何回も言う人初めてやわ。 @⌒@
(`へ´)で、いつ頃大金持ちさんと結婚するん? あかたんまん金の話ばっかしとんな
そんな金持ち目当てなん?
金持ちが嫌がるで
好きになった人がたまたま金持ちやったらええけど
あかたんまんは金持ちやから好きになるんとちゃうん?
生活するには金持ちの方が裕福には出来るけど
そんなやらしいと金持ちはあかたんまんを選んでくれへんで @⌒@
(`へ´)主語をさっぱと変えんでな。
で、いつ頃結婚するん? @⌒@
(`へ´)こむら返りさんと結婚相手の大金持ちさんのどういう所が嫌いやから
金目当てで何が悪いと書くん? @⌒@
(`へ´)名前は「こむら返りさん」であってるん?
ネットやから、誰が書いてるかわからんけど @⌒@
(`へ´)うちさんから「こむら返り」という言葉があるって聞いたんやけど、
使い方間違ってるって言う噂もあるねん。話通じてる? @⌒@
(`へ´)ここまで「金目当てや」っていう人初めてやねん。
そんなに嫌いな相手なん? @⌒@
(`へ´)金以外の魅力は?書きたくないん? @⌒@
(`へ´ふつうは、結婚相手の魅力書きまくるで あかたんまんは最近はアデダスの相手してやらんのん? @⌒@
(`へ´)なんで話そらすん?自分を愛してくれた相手やろ?
他人がきかなくても、普通は魅力書きまくるで。 また向こうで新スレ立てたらアデダスが喜んで来るできっと @⌒@
(`へ´)なんで魅力書きたくないん?
頭おかしくないか? >>170
頭おかしいん?
こういうところに書いて
そんな素敵な人なん?って他の人に取られたらどうするん?
あかたんまん責任取れるん?
自分だけが相手の素敵なところ知っとったらええねん
見せびらかして横取りされたら困るやん @⌒@
(`へ´)なんや、横取りされるかもしれへんよなポジションなんか
顔が良い
スタイルが良い
性格が良い
別に、ありきたりな事書いても誰にもとられんで。他人はとるもんや思てるん?
そこまでしても書きたくないん? @⌒@
(`へ´)取られるって、あーた。愛されてたらとられませんわw 200 恋する名無しさん sage 2022/05/05(木) 11:13:39.60 ID:rwzCKLvpd0505
心を楽にして素敵な夢を叶えて欲しい人
わかったよ、リラックスだね こんばんは、霊。
もう白黒の蚊がいるね。
カイィー。 Q 頭おかしい人がこむら返りしたらどうなりますか?
マイナスとマイナスで、逆にまともな人になりますか?
A @⌒@
(`へ´)なりません こむら返りって
下手くそってことですよ?
元マザーズ店長の大久保佳代子顔さん
身体被害まで、訴えられますよ?
反射の癖に 私が20歳歳下でもあの頃と同様堕ちてしまうだろうと思うわ
今もセクシーでカッコいいよ、あなた 食事はどうしているの?
添加物の少ないもの選んでね。できれば自炊。
コンビニ弁当はNG。外食もアメリカの肉は食べないように
優しい周波数に変えてくれるというグッズを使ってみたら、ほんとに食材が優しい味になってましたよ。
これは毎日料理を作っているからわかる
食べ物は重要ですよ >185
@⌒@
(`へ´)全然違うで。うまい下手なんて会話一回も出てきてないで。 出来ないのは噂で知ってるwww
一日中張り付いてご飯も作らないだろうしw
醜女は何んの取り柄もない
ただの嘘つきだなwww www 食べ物は自炊で、
外食はほぼしないけど
食にあまり興味無し コンビニで食べ物を買ったことないです
税金払ったり切手や月刊誌買ったり
アメリカのお肉はたまに食べてる
優しい周波数って何ですか? 元嫁は家事が苦手だったなぁ…(>_<)
暗黒時代だわ 。____。
__/| /⌒ヽ
___/.□□ |)(^ω^ )
\ ヽ___|))と ) =3
\  ̄ ̄`――´| =3
彡ミ彡ミ彡ミミニ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミミ彡ミミミニミニミ アメリカの肉は女性ホルモン剤注入して早く大きく育ててる
あんなもん食いもんじゃない 娘が貧乳に育たない妖に☆
幼少期からホルモン剤たっぷりの食材を与え続け妖☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッ☆♪ 0195 恋する名無しさん 2022/05/05 23:22:14
コンビニで食べ物を買ったことないです
税金払ったり切手や月刊誌買ったり
アメリカのお肉はたまに食べてる
優しい周波数って何ですか?
優しい周波数とは☆
ぼったくりカルト宗教団名である☆
インチキ数珠☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッ☆♪ 全国的に今日は人身事故が多い日になりそうデス妖☆
人身が多い日用コロナプ菌☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッ☆♪ 優しい周波数とは盗撮に使うものでしょう
エアコンのコンセントは抜いてるのに
乾麺とかスキニー試着とかどこから盗撮しているのですか?
一月前にも業者に来てもらったけど見つからなかった 実に巧妙
その時もおもてで自転車男がずっと見張ってた 整ってるけど似顔絵とか絵に描きおこしにくい方のタイプな人 日本会議竹田と許栄中関連で韓国系他人種繋がり
思想ではなく組織や株の金目当てや身の保身 遠回しに頼まれたんじゃない?
疑問もなく積極的に手足となれるのはよほど自信があるのだろう ネット出るぞ?
自分で毎日投稿して拡散してるのに?
どこまで馬鹿なのみぎわババア ミギワさんと野口さんを
足してパワーアップしたみたいなストーカーw フォローが万全なのは確か
慣れてるし
切なくて悲しくなる トルコで植毛手術失敗、いしだパゲ成「気分で切った」ニューヘア公開に…「、、、、」「今の方がパゲてますよ」 3月にトルコで陰毛植毛手術を受けたことを明かしている自称俳優いしだパゲ成(47)が3日、自身のインスタグラムを更新し、「気分で切った」というニューヘアスタイルの写真を発信した。フォロワーからは「なんだ、パゲじゃないか」「パゲ成可愛くない」「笑笑笑笑」との声が上がった。
いしだパゲ成は3月11日と15日のインスタ更新でトルコでの陰毛植毛手術失敗の様子を公開していた。この日は「気分でちょいと髪切ったんだ!」とコメントし、丸メガネの近影を公開した。
コメント欄には「今陰毛植毛手術流行ってますよね、今の方が後退してるかも!」「年齢を重ねると、薄いのが似合いますよ」「黄ばんだメガネも素敵です」「このくらい薄い方がお爺さんとして違和感なくて絶対にいい。あと絶対にカツラのほうがいいと思います」「瀬戸内寂聴?」など、さまざまな感想が相次いだ。
パァゲラァンスゥう♪☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ >>227
カルトがカルト批判の拝金主義の韓国系他人種 >>227
図星だから答えられない朝鮮右翼や朝鮮保守
嘘や捏造のごり押しは強制連行の嘘と同じだな。ストーカーの犯罪者 ヘッロォ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
人身ん♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
できたてのGW人身電車はいかがぁ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッ☆♪ >>232
逃げてばかりで答えられない朝鮮人
集団ストーカーネットストーカーで
妨害して出てくる犯罪者 東京・亀戸にある24時間営業の弁当店。午前2時半すぎにやって来たのは、ノーマスクの朝鮮人男性客6人です。
すると突然、「万引きしちゃうぞ!」と…。酔っているのでしょうか。万引きを予告し、行動はますますエスカレートしていきます。
ふざけながら弁当を殴り付けたり、商品のおにぎりを手に取り、弁当をたたき潰したり…。しまいには、並んだ商品の上に、上半身を投げ出しました。
他にも、上着の中に弁当を入れるしぐさを見せるなど、まさにやりたい放題です。この時、日本人スタッフは厨房にいたようですが…。
「キッチンDIVE亀戸店」・店主:「5、6人で騒いじゃうわけじゃないですか、店の中で。怖くて声掛けられない。酔っぱらっていて」
迷惑行為を繰り返した朝鮮人6人は当時19歳で、酒を飲んでいたとみられます。
警察が駆け付けても、その場で朝鮮人少年たちから謝罪はありませんでした。その後、驚くべき事実が判明しました。
先ほど、弁当をたたき潰していた朝鮮人少年は、近くのオリ死ん弁当店で働く同業者だったというのです。
朝鮮人少年は後日、朝鮮人母親と勤め先の弁当店の関係者と共に、謝罪に訪れました。対応した店主は…。
「キッチンDIVE亀戸店」・店主:「本人に関しては、朝鮮人汚母さんにすごく迷惑掛かったので。朝鮮人汚母さん電話口で、ウソ泣きされたくらいなので。人に迷惑を掛けると、頭を下げるのは、君じゃなくて親なんだから。朝鮮人である自覚を持って、自身の運命と付き合っていくべきですねと」
グシャア!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッ☆♪ 669 名刺は切らしておりまして 2022/05/06(金) 17:05:50.04 ID:HZPAx1si
世界最悪の殺人テロ国家腐敗大国日本、利権の権化ワクチン打たせるために白々しくコロナまき散らしてるのがバレバレだっつのな
https://dotup.org/uploda/dotup.org2794826.jpg ゆうバタや汚昼に朝鮮オリ死んゲントウに頼っている男女らは皆朝鮮人だ妖☆
パッチギ☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッ☆♪
イヌ死に川ぁ♪ニズくさくぅうう♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ やっぱり日本一の御弁当チェーンNo.1は☆
H変態Mマ◎コよねぇ☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ >>236
何故か人の話に答えないな?
いかにも韓国系他人種らしい >>234
作り話で言っているが、
そいつは本当に他人種在日や帰化?
自身が他人種だからで擦り付けている
様にしか見えないのだが? グッロイ♪色しぃた♪小陰線っ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
まんなか♪とおるは♪クリトリ線っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
腐ってるぅ♪汚客が乗ってて♪くうさい妖♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
都内は♪安定の♪じっ♪んっ♪死んっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪ >>241
何故言うだけで
こちらから聞いたら答えられないの?
言っているお前が韓国系他人種だからだろう 元々いる日本人で
人種と血が外国系他人種ではない者には
やはりどこかお前は違うと思う
こちらから聞いたら答えられないのだから 今日は人身事故はないのかなぁ?☆
つっぺし!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪
全国に紛れている火病の人々はお薬でハンギョン制御☆
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッ☆♪ >>244
何故答えられないの?
個人妨害して出てくる犯罪者 普段雑誌何読んでますかお?
@⌒@
( ^ω^)
( つ ζ⌒ヾ 別冊マーガレットお
し「( ^ω^)
.|/~~~~~~ヽ 今日は株や競馬で負けちゃったりして☆
人生終了なチニたい火病さんらは☆
あまり乗ってないのかなぁ?☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ 表現者「危機」と対峙する保守思想誌 クライテリオン 2020年3月号
★臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(後編)伊藤貫X藤井聡
P082
伊藤貫:ロシア政策のエキスパートだったジョージ・ケナンは「冷戦後のNATO拡大政策は、アメリカ外交の悲劇的な失敗だ」と述べています。
藤井聡:そうでしたね。そんなことをするから、虎の尾を踏んじゃったわけですよね、ロシアの。これでロシアがカンカンに怒ることになった。
伊藤:アメリカが企んだのは、過去3世紀の間、ロシアの勢力圏だった隣国のウクライナとグルジアをNATOの加盟国にして、
「米軍がこれら二か国を対露政策の軍事拠点として利用する」ってことです。
アメリカの隣国、カナダとメキシコがロシアの軍事同盟になって、アメリカの国境地帯にロシア軍の戦車やミサイルが多数配備されたら、アメリカ人はそれに我慢できますか?
アメリカ人は、ロシア人の心理を理解しようとしないのです。
長い期間、西洋文明に対して鋭い劣等感を抱いてきたロシア人を露骨に侮辱して、ケロッとしている。
藤井:そもそもウクライナはロシアにとって「核心的利益」ですから、そこにNATOなりアメリカが進駐するようなことは、ロシアは絶対に許せない。
伊藤:2010年に、親露派のヤヌコヴィッチがウクライナの大統領に当選しました。
もちろんアメリカは、それが気に入らない。
そこでオバマとヒラリー(当時の国務長官)は即刻、民主的な選挙で選ばれたヤヌコヴィッチを失脚させる工作を開始した。
アメリカはウクライナの反露派政治組織に大量の工作資金を流して、親米勢力を強化していった。
そして国務長官とCIAは2013年の12月から翌年の2月にかけて、反ヤヌコヴィッチ動乱を煽動したのです。
ウクライナで壮大なデモをやらせて無政府状態を作り出し、ヤヌコヴィッチを国外に追放した。
当時、米政府のロシア・ヨーロッパ担当の国務次官補だったのは、ビクトリア・ヌーランドっていうネオコンです。
彼女の父親は、東欧から移民してきたユダヤ人です。
彼女の夫は、ロバート・ケーガンっていう有名なネオコンのプロパガンダディストです。
ヌーランドとケーガンは、2003年の国際法違反のイラク侵略戦争の企画にも加担していた。
二人とも長期間、ネオコン族とイスラエル・ロビーの主要メンバーです。
そしてこのヌーランドが、国務省のウクライナ政策を決定していた。
ウクライナのヤヌコヴィッチ政権を倒すために大量の工作資金を反政府勢力に流す命令を出していたのも、、この女です。
彼女は議会証言で、ウクライナの反ヤヌコヴィッチ側(反露派)に「50億ドル(5400億円)以上の資金を流し込んだ」と言っている。
藤井:そういうの、やっぱりハッキリ言っているんですね。
伊藤:そうです。図々しく言っている。
そして2013年の12月から翌年の2月にかけて、ウクライナが動乱状態になって大規模なデモが頻発する事態になったら、
ビクトリア・ヌーランドはキエフに飛んでいって、現地の米大使館からウクライナの反露勢力に指令をだしていた。
そして合法的な選挙で選ばれた親露派のヤヌコヴィッチ大統領を失脚させることに成功して、ウクライナに親米政権を作ったわけです。
面白いことに、当時のヌーランドがキエフ駐在の米国大使に電話で命令を出している会話が、ロシアのFSB(旧KGB)に盗聴・録音されていた。
ヌーランドは、「ヨーロッパ人の言い分なんか無視しろ、Fuck the EU!」なんて電話で叫んでいた。
そして「ウクライナの次の首相はアルセニィ・ヤツェニックにしろ。我々にとって、あの男が一番便利だ」と言っていた
(ヤツェニックは実際に、次のウクライナ首相となった)。
アメリカの国務省高官の本音って、こういうものです。
僕はこの盗聴されたヌーランドの会話を聴いたことがありますが、彼女の喋り方の下品さと傲慢さに、思わず笑ってしまった。
いかにもネオコンらしい、独善的で押しつけがましい喋り方です。
こんなやり方をされたら、プーチン、怒るに決まってるでしょ。
それで、その直後にロシア軍はクリミア半島に入っていったわけです。
クリミア半島は18世紀からロシア領土であり、住民の6割以上がロシア人であり、しかもロシア海軍の重要な軍港があるところです。
「たとえウクライナをアメリカに獲られても、クリミア半島だけは絶対にアメリカに渡さない」というのがロシアの態度です。
藤井:世間では一方的にロシアのプーチンが悪い、ってことになっているけど、全然逆なんですよね。
いわば、アメリカが侵略しているわけで、プーチンは被害者みたいなもんなわけでしょ。 伊藤:そうそう。プーチンから言えば、単に防御的な行動を取っただけです。
もしアメリカが操るウクライナの新政権がNATOに加入して、クリミア半島の軍港にアメリカ海軍の空母やイージス艦が常駐するようになったら、
ロシアの国防はどうなりますか?
そのような事態を想像するだけで、ロシアの反応は理解できますね。
藤井:そりゃそうです。
伊藤:これが、ウォルトの言う「remake other countries and incorporate them into American design」の例です。
アメリカの国務長官は、公的な場では「我々はFreedom と Democracyを世界に広めるために外交を行っているのだ」と言うけれど、
その実態は新しい帝国主義です。
ハンティントンは、「アメリカ外交はtransnational imperialismだ」と言っていました。
だからアメリカに逆らう人物が他の諸国で民主的な選挙によって当選すると、国務省やCIAはその人物を失脚させる。
このパターンが、何度も繰り返されてきた(例:イラン、グアテマラ、ブラジル、チリ、エジプト、ウクライナetc.)
アメリカは日本の内政にも介入して、自民党と民社党にせっせと政治資金をばら撒いていた。
だから過去62年間の自民党は、常にアメリカの傀儡政権なのです。
藤井:よその国を自分に都合のいいように作り変える。
伊藤:そうです。
藤井:でも、ウクライナでは失敗しちゃったわけですね。
伊藤:オバマ政権は「アメリカが操るウクライナ」を作ろうとしたけれど、ウクライナ内部の親欧派と親露派の対立は非常に深刻ですから、
アメリカは簡単に傀儡国家を作ることができなかった。
ロシアはアメリカに対抗して、ウクライナ南東部で分離主義運動を支援しています。
ウクライナ政体の混乱と腐敗は今後も続くでしょう。
このようなウクライナの混乱を喰い物にして利益を得ようとしたのが、オバマ政権のバイデン副大統領です。
バイデンの息子は麻薬中毒とセックス中毒で悪名高い馬鹿息子なのですが、バイデンはこの息子をウクライナに連れて行って、
ウクライナで最大のガス会社の役員にした。
息子は何も仕事をしなかったのに、数億円の報酬を貰った。
2019年の夏、トランプがこの件に関してウクライナの大統領に電話で捜査を依頼したら、
アメリカの民主党はそれを種にインピーチメント(大統領弾劾)騒ぎを始めた。
多くの民主党関係者が、2014年から17年にかけてウクライナを操ることによって利益(賄賂)を得てきましたから、
トランプ政権の司法省にそれを捜査されたくないのです。
ちなみにバイデンはこの中毒息子を、中国にも連れて行った。
息子は、中国政府と金融機関からも賄賂を受け取りました。
彼が中国から貰った賄賂の額は、ウクライナよりはるかに大きい。
数十億レベルと言われています。
ヒラリー・クリントンも国務長長官在任中、外国政府と外国企業に圧力をかけて、
自分が所有する「クリントン財団」へ巨額の貢納金(1千数百億円)を払い込ませていた。
ヒラリーが国務長官時代の3万3千通の電子メールを破壊したのは、そのためです。
証拠隠滅のための公文書破壊行為です。
オバマ政権の腐敗は酷かった。
藤井:それは相当な腐敗ですね。日本のメディアでもほとんど報道されませんね。
伊藤貫 1953年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。
国際政治・米国金融アナリストとしてワシントンのコンサルタント会社に勤務。ワシントン在住。
「シカゴ・トリビューン」「フォーリンポリシー」「Voice」「正論」などに外交・金融分析を執筆。CNN・CBS・BBCなどで外交と経済問題を解説。 ∩___∩
| ノ ヽ ~~♪
/ ● ● |
| ( _●_) ミ / // / /
彡、 |∪| 、`\ / // / /
/ __,、 ヽノ /´\ \
(___): ヽ / '⌒丶 ))
| ヽ: : ゝ-----': : : : :\ ファサ
| /\\: : : : : : : : : : : : : ``'‐.、 ))
| / ) {:: : : : :,-…-…-ミ : : : :}
∪ ( {:: : : : | |: : : : :} 彡
{ : : : :| |:: : : :;!
ヾ: :: :i . | : : :ノ 彡
(( ゞイ ゞ‐ ))
,,.-───- 、
/ o ヽ
i 0 i
| ___, 、__ |
| (゚) (゚) |
(| )●( |)
ヽ 廿 /
i ヽ 二゙ノ i やんの・・・・・・・
/ \` ー一'´丿 \
/´\ \___/ /`丶、
/ \ /~ト、 / l \
/: : : : : : : : : : : (
∩___∩ / ): : : : ::;:;: ;: ;:;: ; : : : ::ゝ
| ノ___ ヽ / /{:: : : :ノ::::::::::::::::::::\: : ::}
/ ● ● / / {:: : :ノ:::::::::::::::::::::::::ヾ: :::}
| ( _●_)/ / l: :ノ:::::::::::::::::::::::::::::|: ::ノ
彡、 |∪| 、/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:: ノ
/"⌒ヽ / ____.ヽノ / ひろし~カツラは頂くクマ~
| ;;ノ,,ェ:| (___) /
`ii i三ij-')つ | / ズドドドド…
(((つ\ii// | /\ \
// ⌒) | / ) ) Y⌒ヽ
/_/⌒し: ノ⌒ヽ ∪ ( \ ノ⌒ヽ 人
し Y⌒ヽ⌒ヽ \_) Y )⌒ヽ ■いま世の中で起きている「本当のこと」 プーチン危機・米中対立・パンデミック…得するのは誰なのか?■
(著者)及川幸久 発売日2022年3月29日 アマゾン ベストセラー1位 - カテゴリ 政治史・比較政治
★プーチン だけは 許さ ない!
「クリミアに続いてウクライナも侵略するなんてプーチンはひどいヤツだ」こんな評価が多いのではないだろうか。
わが国の御用メディアもそんな論調で報道している。
私?アメリカの一方的ないいかがりといつも見ている。またか、この二枚舌は英国から学んだのかな、といつも感じる。
Google Earthで誰もが地球を一望できるいま、どうしてプーチンはウクライナの東側、ドネツク、ルガンスク、
そして南側のクリミア共和国に向けて17万5000人もの軍を出動させたのか?
もちろん、ロシア防衛のためだ。ロシアの安全保障の脅威が手遅れにならないように手を打ったわけだ。
手遅れ? いったいなんの手遅れか? ウクライナがNATOに加盟する直前に阻止するためだ。加盟されたら一巻の終わり。
ウクライナがNATOに加盟することは、ウクライナとロシアの国境沿いにアメリカ製の核ミサイルがずらりと配備されることを意味する。
NATOからすれば、ウクライナ国境地帯からモスクワまでわずか500キロ。ミサイルが並んだ瞬間、ロシアはNATOに従わざるを得なくなる。
つまり、ロシアはNATO、アメリカに対して、完全な「主権」を失うことに等しい。
プーチンはこう言った。「ウクライナがNATOに入るのを手をこまねいて傍観していたら、ロシアの大統領としてロシア国民に対する犯罪にあたる」。
加盟されたら、プーチンはウクライナではなくNATO軍と四つに組まなければならなくなる。
まったく同じ状況だったのが、1962年の「キューバ危機」。
米ソ冷戦時代に、ソ連は秘密裏に同盟国のキューバに核ミサイル基地を建設した。
キューバはフロリダのすぐ南。
そこにソ連製の核ミサイルが持ち込まれたら、米国はソ連に屈服せざるを得なくなる。
追い込まれたケネディ大統領は、米艦隊でキューバを海上封鎖することを決断。
一歩間違えると冷戦が本当の戦争になる緊張感の中、ケネディの戦略にソ連は核持ち込みを断念し、米ソの戦争は回避された。
プーチンはケネディになってどん底の支持率を回復したい。あの時のソ連が、いまの米国だ。
プーチンが敵対する国から必死に国境を守る姿勢を、我々日本人は学んだほうがいい。
国家にとって国境を守ることは、「領土」を守ることであり、「国家主権」を守ることだと、プーチンは知っているのだ。
戦後の日本人が失ってしまったのは、この「領土」と「主権」の意識ではないか。いまなら間に合う。
だからプーチンは必死なのだ。これは国益そのものだから、プーチンは一歩も引かないはずだ。
「ロシアの安全保障が危機に瀕しているからと言って、他国の領土に侵略してもいいのか?」
いいわけがない。クリミア共和国以上に、住民の90%超がロシア人だからと言ってドネツク、ルガンスクはまだウクライナ国に属している。
だからこそ、アメリカは非難轟轟なのか?
それも違う。トランプ以外のアメリカの政財界と軍関係者はいつもプーチンを目の敵にしている。
前任のメドベージェフやエリツィンとは段違いの扱いなのだ。
プーチンだけは許さない!なぜか? ★プーチンはディープステートの敵
ディープステートとは、ご存じのように「カネの亡者」「利権の亡者」だ。 ロスチャイルド家、ロックフェラー等を代表とする「世界利権集団」だ。
使い走りがオープン・ソサエティ財団のジョージ・ソロスや、実は米国籍もなかった元大統領バラク・オバマであり、その操り人形の現大統領ジョー・バイデンらである。
愛国者プーチンがユダヤに奪われていた「国富」をロシアの手に取り戻したことへの逆恨みだ。
ディープステートは1991年末、ソ連解体後、同胞を財閥に仕立て上げて石油や天然ガスを独占した。
「7つのオリガルヒ(ロシアやウクライナなど旧ソ連諸国の資本主義化[主に国有企業の民営化]の過程で形成された政治的影響力を有する新興財閥)」と呼ばれるもので、
6つまでがユダヤ人すなわち、ボリス・ベレゾフスキー、ウラジミール・グシンスキー、ロマン・アブラモビッチ、ミハエル・ホドロフスキー、ピョートル・アベン、ミハエル・フリードマンである。
残り1人がウラジーミル・ボターニンである。
かれらは国有企業が民営化される時、情報、特権、人脈を利用して大量の株式を安値で買い占めた。
エリツィンの前では借りてきた猫を徹底的に演じたプーチンは、権力を握るや、国有企業を復活させた。
オリガルヒに対しては脱税や国有資産横領の容疑で逮捕。
刑務所にぶち込むかシベリア送り、あるいは国外追放にした。
原油会社ユコスの経営者は破産に追い込んでガスプロムに乗っ取らせ、世界一の天然ガス会社をつくっ た。
タイミングよくイラク戦争が勃発し天然ガスと原油価格は急騰。 P166
★世界一の産油国アメリカの深謀遠慮
いまや世界一の産油国はアメリカだ。サウジや中東ではない。原油市場ではライバル関係だ。
アメリカが何を考えているかと言えば、原油市場独占だ。
独占するには2つの方法がある。
1つはサウジアラムコ(サウジアラビア)買収。世界最大規模の企業を買収できるのか。
もう1つは、戦争で奪い取ることだ。これは得意中の得意である。
ブッシュ(子)時代の副大統領ディック・チェイニーという人物がどれほどのエゴの塊かわかりやすい例がある。
ショーン・ペンとナオミ・ワッツという2人のオスカー受賞者が共演した映画に『フェアゲーム』(2010年公開)がある。
フェア・ゲームとは「公平な闘い」という意味ではなく、「格好の標的(攻撃目標)」という意味だ。
大統領ブッシュをはじめ、逮捕された政府高官や委員会でのプレイム発言など、実際のシーンを映像に取り入れるなど、「事実」を忠実に描いた作品として高い評価を得ている。
テーマは「国家の犯罪」「大統領の嘘」である。
アメリカではナオミ・ワッツが演じたヴァレリー・プレイムの名前をとった「プレイム事件」として知られている。
ご推察の通り、2003年にブッシュ大統領が「大量破壊兵器の保持」を理由にイラクに宣戦したが、終わってみればそんなものはどこにもなかった。
完全な言いがかりであり、ブッシュがイラクの原油を欲しかったから侵略したのだ。
映画では不正と汚職がまかり通っているシエラオネアの出稼ぎタクシー運転手が、ショーン・ペン演じる元外交官ジョー・ウィルソンにこんなことを言う。
「シエラオネアと違って、アメリカは自由の国、勇者の国だ」
「さあ、どうかね」
ジョーはイラクの核兵器開発疑惑を実証するためにニジェールで調査しても何の証拠も出てこない。
プレイムもCIA工作員として世界中で活動していたが、イラク内外の科学者を調査しても核や大量破壊兵器の開発計画は何もないと突き止めた。当たり前だ。
1991年にパパ・ブッシュがイラクを徹底攻撃した時にほとんどの工場が破壊し尽くされていて、開発しようにもできなかったのだ。経済破綻でそんな資金もない。
重要なことは、この「事実」はCIAもホワイトハウスも知っていたことである。
CIAが反論しても、副大統領ディック・チェイニーの首席補佐官ルイス・リビーは「0.01%は可能性があるんだな?」と詰問して譲らない。
そして「大量破壊兵器開発は否定できない」と曖昧な表現にすり替えて記者会見で発表してしまうのである。
政府高官になるような人物はレトリックが上手だ。財務省しかり厚労省しかり。
,,∧ ,,,∧,
| ノ  ̄ ̄ ヽ
/ ≡ ≡ |
|* (_人_) i
彡、 ..:ミ
/(⌒\ ノ /⌒)
i  ̄ ̄ ̄ /
|  ̄ ̄ ̄ ̄/
〉 /\ /⌒>
( ( (_/ ノノ
/ )
(__/ ★イラク戦争で誰が儲けたのか?
ホワイトハウスはジョーの報告書を握りつぶした。
ジョーは「ニューヨーク・タイムズ」に大統領の嘘を弾劾する文章を載せる。
すると、政府の報復でメディアを通じてジョーとプレイム夫妻は徹底的に攻撃されるのだ。
ホワイトハウスが考えたことは、国民の関心を逸らすために法律で禁止されているにもかかわらず、プレイムがCIA工作員(公務員)という秘密情報を、
ホワイトハウスの誰か(後にリチャード・アーミテージ国務副長官は自分がやったと告白)によってメディアにリーク。
このニュースは即刻、世界中に流れた。
ブレイムがかかわる作戦はすべてご破算となる。
戦争中のイラクではビッグプロジェクトが進んでいたから、協力者の生命が危機にさらされてしまった。
ジョーは記者会見を開いて、ホワイトハウスの違法性を訴えた。
2003年、CIAは司法省に機密情報漏洩に関する調査を依頼する。
ウォーターゲート事件において証拠隠滅批判でニクソンが辞任した前例があるだけに政府も支持するしかなかった。
パトリック・フィッツジェラルド特別検察官はチェイニー副大統領の首席補佐官ルイス・リビーを偽証と嘘の宣誓による司法妨害で起訴。
チェイニーの疑惑は明らかにならなかったが、リビーは辞任。ブッシュは疑惑から逃げ切った。
2007年、ワシントン連邦地裁の陪審はルイス・リビーに有罪を評決。
実刑判決となったが、ブッシュは大統領権限で執行猶予に減刑。
もちろん、世論の反発を招いた。
チェイニーは「暗雲(cloud)」という表現を使ったが、これが流行語となった。
大統領の言いがかりでイラクは戦争に巻き込まれ、フセインは処刑され、無辜のイラク国民は数え切れないほど殺害され、甚大な被害を受け、騙された米兵は数千人規模で戦死した。
これほどの犠牲を出してアメリカが得たものは何か?大量の原油か?イラク原油に対するメジャーの取り分はそれほど多くない。いったいなんのための戦争だったのか?
儲けたのは賞味期限切れの武器を在庫一掃できた武器商人と、その背後にいる大統領も含めた政府高官。
つまり、ディープステートだけではないか。
この様子を見ていたドナルド・トランプは、「これ以上、アメリカ人の若者に中東の砂漠で血を流させたくない」と思い、2016年の大統領選挙に立候補を決めた。
トランプ政権の出発点は、反ブッシュ、反ネオコン、反ディープステートである。 P170
★「ホルムズ海峡封鎖」で原油価格をつり上げた
「核開発疑惑のあるイラクを制裁する!」というディープステートの発想は、イランや北朝鮮に対しても行われてきたから驚かない。
疑惑レベルで制裁を発動するのがアメリカだからだ。
2011年末、イラン制裁法制定。イラン中央銀行と原油代金決済取引がある金融機関も制裁の対象にした。
いま、ロシアに対してバイデン政権がしようとしていることと同じだ。
すなわち、ロシアの金融機関のドル取引停止、世界中の金融機関が参加する「SWIFT(国際銀行間通信協会~本部はベルギー)」からの締め出しなどだ。
決済ができなければ貿易は成立しない。結果として経済は苦境に陥る。つまり兵糧攻めというわけだ。
「イランと取引したら同罪とみなす」も今回のロシアへの経済制裁案と同じ。
わが国はアメリカ様さまだから制裁を課せられないよう、イラン原油輸入を大幅削減した。
「西側が制裁するならホルムズ海峡を機雷封鎖する!」というイランの動きに市場は過剰反応し、原油価格はバレル100ドルを瞬く間に突破した。
ホルムズ海峡を通過する原油は世界需要の3分の1。
わが国は60%もの原油をホルムズ海峡を通過するタンカーに負うているから、ホルムズ海峡封鎖=原油払底を意味する。
少し落ち着いて考えれば、この情報がまったくのガセであることに気づくはずだ。
もしホルムズ海峡を封鎖したらイランは潰れる。
制海権を握っているのは原子力空母リンカーンとカール・ビンソンが配置されているバーレーンのアメリカ第5艦隊だからだ。
封鎖するには機雷を設置したり、船を何度も沈めなければならないが、制海権がないのにそんなことができるわけない。
逆に、アメリカがペルシャ湾を封鎖したらイランに原油が入らなくなる。原油がなければ戦争はできない。
「イランは世界有数の産油国ではないか?」と反論されそうだが、産油国だからガソリンが豊富にあるわけではない。原油は精製しなければ使えない。
イランには製油所があるにはある。9か所もある。しかし正常に稼働している製油所は1ヶ所しかない。
1979年にパーレピ王朝打倒を謳ったホメイニ革命が起きた。以来、アメリカは経済制裁を実行中だ。
原油埋蔵量世界第2位(1300億バレル)。生産量世界第4位(日産430万バレル)と豪語しようが、イランが原油輸入国である事実は動かない。
経済断交で製油所を動かす部品が入らない。最後の1ヶ所も止まりそうだ。
原油がなければミサイルも戦車も戦闘機も動かせない。
それ以前に、電力が失われて市民生活がパニックに陥って政権はもたなくなる。
こんなことは誰が考えてもわかりそうなものだ。
イランに対する核疑惑の半分はアザデガン・プロジェクトをぶちこわすための言いがかりではなかったか、と私は推測している。
もし油田開発に成功したら、アメリカ(メジャー)から日本は原油を買わなくなるからだ。
100年に1度のビッグプロジェクトだから、日本政府はのらりくらりとかわし、イランとの契約調印にこぎ着けたが、
アメリカは別動隊ともいうべきIAEA(国際原子力機関)を使って警告を発した。
これで勝負あった。世紀のプロジェクトは消えた。
日本が契約を中止するとフランスがしゃしゃり出てきたが、フランスもイラン制裁に同調。漁夫の利を得たのは中国。
日本に圧力をかければ、漁夫の利を得るのは中国とロシア、という法則は正しかった。
中国は日本と韓国、ヨーロッパが買わない原油をそっくり引き取っている。
イランと直接契約まで結び、代金決済も米ドルから人民元に換えた。このしぶとさがわが国にはない。
いつまでも安全保障を米軍に依存しているから自立できず、アメリカの意のままだ。
こんな煮え湯を何回も飲まされてきた。
そのたびに国民の血税が兆単位で吹っ飛んでいる。
かつて、メジャー経由で輸入するインドネシア原油を中抜きして直接買い付けようとした田中角栄はキッシンジャー(当初はニクソン政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官、
のちに国務長官)にロッキード事件で嵌められ、首相を辞任に追い込まれた。
もちろん、キッシンジャーを操るのはディープステートだ。 ∩___∩
|丿 待 ヽ
/ (:゚:) (:゚:) |
| ( _●_) ミ 波に乗るぜ!!
彡、 |∪| l
ヽ、, /⌒ ヽ
⊂  ̄ ̄ / . / ゚; ゚ ゚
\ ° / ゚. ゚ /;. : ; ;
\ ,,,/ 。 ゚ /。っっ 。 。
/ _ /。っつっっつっつ゚
ヽ┘/__っ゚ー==っ。つ つ。っっつ ザッパーン
,,r'"~ __。っつっっつつ゚っっつ。
/ ,,r'"彡三三。ヽ っ。つ っ。つ
/ //彡≡≡≡ミミ っ。つ。っつつ . . . . : : : : :::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ ///// ヾヾヾ っ。っっっ . . . . : : : : :::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ ////// ヾヾヾヾっっ。っ。っ . . . . : : : : :::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ ///////// i i i彡っっ。つ゚っ . . . . : : : : :::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
彡彡ミ/ ////////// / 彡彡ミミ===彡彡っ。。つ っ。彡彡ミミ彡彡ミミ彡彡ミミ彡彡ミミ彡彡ミミ彡ミミ
彡 / /////////////彡彡ミミ ≡≡≡彡。つ っ。≡≡彡彡ミミ≡彡彡ミミ彡ミミ≡彡彡ミミ彡彡ミミ
/ /// i i i i i i i i i 彡彡ミミ彡彡ミミ⊂彡。彡ミ≡彡彡ミミ≡≡゚彡。ミミ≡≡≡彡彡ミミ彡彡ミミ彡ミミ
彡彡// i i i ヽヾヾヾヾ。ヾヾヾ゚つっっ。三彡彡ミミ三三三三彡彡ミミ三三三三三彡彡ミミ三彡ミ。っつっ。彡ミミ ★イランとサウジを戦争させろ
イランとサウジが対立すれば漁夫の利を得るのはアメリカだ。
フーシ(イエメンの親イラン武装組織)がサウジを攻撃したが、背後にいるのはイランである。
開戦となればサウジとイランは輸出が止まる。中東からの油が絶たれる。そうなれば原油価格は暴騰する。
この時、アメリカはイランとサウジになり代わって日本に必要量を送ってやると恩に着せて売り込むはずだ。
もちろん、高値で吹っ掛けられるに違いない。バイデンは中東に米軍を派遣しない。
イランとサウジが戦争している間にシェアを奪ってしまう。これがアメリカだ。
ディープステートは天然資源大国ロシアを解体して民営化したい。
エリツィン政権が続けば成功したと思うが、プーチンが現れた。
ロシア有数の石油会社ユコス社長、ユダヤ人のホドルコフスキーを脱税容疑で逮捕した(2003年)。
彼はユコス株40%をシェブロンとエクソンモービルに売り渡す計画を進めていた。
プーチンに対抗して大統領選挙に出馬することまで考えていた。
ディープステートのロシア乗っ取り作戦はプーチンの巻き返しによって不可能になった。
だから、ディープステートは煮え湯を飲まされたプーチンだけは許さない、と怒り心頭である。
現在、アメリカ傘下にない産油国はイランとロシアだけだ。
アメリカに不信感しか抱いていないサウジアラビアはアメリカから離れ、ロシアにアプローチしている。イランもそうだ。
2018年、市場最大のIPOとしてサウジアラムコが上場した。
5%の株式公開でアップルが3つ買えるほどだ。
ディープステートは「サウジの春」を仕掛け、サウジ王制をNGOやNPOを暗躍させ合法的に民主化させ、国民投票でアメリカ寄りの政権を樹立させようとするだろう。
「アラブの春」でチュニジア、リビア、エジプトを乗っ取ったようにだ。
サウジが崩壊して王族たちが砂漠の民に戻ってもディープステートはなんら困らない。
あとは外資系企業がM&Aですべてを買収する。
サウジアラムコはエクソン・モービルと利益を折半しているが、いずれ、完全に乗っ取られるはずだ。
株式で完全に支配されるようになる。
英国資本もアメリカと結託して、サウジ唯一つ財産を虎視眈々と狙っているはずだ。原油価格が高いうちはいい。
だが、必ず戦略的に暴落させるはずだ。
いま、ジェール関連は原油が高価格なのに採掘に転じないのは、脱炭素、つまり脱二酸化炭素トレンドだけが原因ではない。
ディープステートのシナリオを読んでいるかではないか。 -ーー ,,_
r'" `"-──‐、.
= ヽ / `、::ξ
ノ ̄ヽ "ヽ/ " (((ト{ヽ、_ヽi
= = | \_)\/ )@ @|))
= \ ~ ) ((( )/⌒)( _●_)U )_つ
/⌒) (゚) (゚) | .|つ-ー'''' ))
= = / / ( _●_) ミ/
.( ヽ___|∪|_ノ ワー
= = \/ ヽノ /
. /\ 金 / ワー
= .| .\ /
. |. /\/ヽ
= | / ) )
. ∪ ( \
. \,,_) ■本当の戦争犯罪人であるDSアメ公一味が戦前の日本やプーチンを「戦争犯罪人」呼ばわりする矛盾とバカらしさ
表現者「危機」と対峙する保守思想誌 ■クライテリオン 2020年1月号■
★臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(前編)伊藤貫X藤井聡
伊藤貫:アメリカ外交がどれだけ酷いかっていうとね、
例えば過去72年間のパレスチナ人に対するあの残酷な扱い。
国務省官僚、政治家、マスコミ人、彼らは長期間のパレスチナ人に対する虐殺と虐待を全然反省してないですよ。ケロッとしてる。
イランに対しても、数年前にアメリカが押し付けた核合意をアメリカがさっさと破って、
苛烈な経済制裁をかけて、イランが全く石油を輸出できないようにぐいぐい追い詰めている。
今のイランの状態は、1941年の日本の状態と同じですね。「座して死を待つか、負けを承知でフェイト・バックするか」という苦境。
イラン経済は首を締められて、通常の金融取引さえできないわけでしょ。しかも、そもそもイランの民主体制を破壊したのはアメリカですよ。
CIAが1953年にクーデターを仕掛けて、
民主的な選挙によって選ばれたモサデク大統領を引きずり降ろして、アメリカの言いなりになる腐敗した傀儡独裁者を「パーレビ王朝だ」とか言って押し付けたのだから。
過去66年間の米政府のイラン政策に、「アメリカ外交の良心」なんて皆無ですね。しかも現在のアメリカには、イランと戦争したがっている奴が多いのよ。
イスラエル・ロビーやネオコン族やウォール街のユダヤ系金融業者とか、ポンペオ国務長官とか、トランプの義理の息子のクシュナーとか。
彼らはイランを破壊したいのです。トランプは変な奴だから「やるぞ、やるぞ」って叫んでイランを絞め殺すような振る舞いをしておきながら、最近は突然怖気づいて…。」
伊藤貫:アメリカ外交に良心があるかっていうと、2003年のイラク戦争っていうのは完全にウソ話だったわけでしょ。アメリカで誰か、責任を追求されてますか?
藤井聡:されてないです
伊藤貫:イラク戦争を企画したイスラエル・ロビーとネオコン族にしても、パウエル国務長官にしても、
ブッシュやチェイニーにしても、ライス安全保障補佐官にしても、「米政府は、イラクが核兵器と化学兵器を作っているという確実な証拠を握っている」と言って、
連日、x嘘八百を並べたてていた。パウエルなんか、「イラクが大量破壊兵器を製造している証拠」とかいうものを幾つも国連安保理の議場でみせびらかして‥‥‥。
あれは結局、全部、ウソだったでしょ。
藤井:全部ウソですね。 伊藤貫:それで、誰か責任を追求された?誰も処罰されていない!あれが原因でイラクは内戦状態になり、民間人が百数十万人も死んでるわけ。
でも、アメリカで誰か責任取ったかっていうと、誰も責任取っていない。
民主党支持のアメリカのマスコミ人も、共和党政権がウソをつきまくって始めた国際法違反の侵略戦争の責任を追求しない。
藤井:とてつもない話です。
伊藤貫:パレスチナでも、イランでも、イラクでも、イエメンでも、米政府は平気で残忍なことをやって、ケロっとしてる。
リビアのカダフィだって、2011年にオバマとヒラリーが殺したけど‥‥‥。
藤井:そうですね。
伊藤貫:2003年に米政府とカダフィが取引して、「リビアが盛っている核兵器の材料を全部アメリカに渡す。その代わり、アメリカはカダフィ政権を攻撃しない」と約束したんです。
それでカダフィは、核を全部ギブアップした。
ところが次のオバマ政権はこの約束をあっさりチャラにして、2011年、リビアを空爆してカダフィを殺した。
その結果リビアは現在まで苛烈な内戦状態となり、すでに60万人以上の民間人が死んでいる。
僕がワシントンで観察していて、こういう残酷で無責任な軍事介入を誰か反省しているかっていうと、誰も反省していないのです。
要するに米政府の態度は、「サダム・フセインは悪いやつだ。何でもいいから理由をこじつけて、やっちまえ」、「カダフィも悪いやつだ、やっちまえ」と。
その結果、イラクで民間人が百数十万人死のうが、リビアで民間人が60万人死のうが、それがどうした?っていう態度。
藤井:ホントそうですね。
伊藤貫:CIAで主席中東情報分析官を務めたグラハム・フラーによると、ブッシュ・オバマ政権の愚劣で残酷な中東軍事介入のせいで、すでに二百数十万人の民間人が死んでいる。
アメリカの政治屋と官僚で、誰か責任取りましたが?誰も取ってない!
藤井:要するにアメリカにしてみれば、アラブ人がどんだけ死のうが、知ったこっちゃないってことですね。
伊藤貫 1953年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。
国際政治・米国金融アナリストとしてワシントンのコンサルタント会社に勤務。ワシントン在住。
「シカゴ・トリビューン」「フォーリンポリシー」「Voice」「正論」などに外交・金融分析を執筆。CNN・CBS・BBCなどで外交と経済問題を解説。 昨日の夜も残念ながら競馬に株で負けてしまった火病が人身事故を起こしました妖☆
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
これは月曜日なんかも危ないわぁん☆
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ こんにちは、霊。
今日も良い天気。
久しぶりにまったりできて。
眠いよzzz こんにちは
兄しゃん達、まだーー!!?
デケデケ
ドコドコ オラオラッ!!
☆ ドムドム
ヽ ダダダダ ♪
☆ドシャーン! シャンシャン
=ニ= ∧_∧ ☆
/ 〃(・∀・#) /
〆| \と\と|∈Z∋
| /⌒ヽヽコノ |
|ΣΣ | |∪〓 |
/|\ヘ_ノノ‖_/|\
ドチドチ! 成人にもなって親と外で飯を食うてるようなのらは層下学会員デス☆
ドンッ!☆_(:3 」∠)_プゲチゲ☆♪ 伊藤貫「アメリカの核の傘なんてないし、何で何兆円もする使い物にならないミサイル防衛システムをアメリカから買い続けているの?」
↓
総理官邸と外務省、防衛省、自衛隊のトップ一同「伊藤さん、それ、わかってます。我々は上(アメリカ)からの命令に従うだけですから」
表現者「危機」と対峙する保守思想誌 ■クライテリオン 2020年1月号■
★臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(前編)伊藤貫X藤井聡
P024
伊藤貫:今日はお話ししたいテーマを、五つほど考えています。
例えば、北朝鮮がどんどん核ミサイルを増産しているのに、トランプはケロっとして無関心です。
そしてアメリカにひたすら盲従する日本は、自分では何も抑止策を考えようとしない。
藤井聡:はい、そうですね。日本は全く何も考えていないですよね。
伊藤:アメリカが日本に提供することになっている「核の傘」は、いざとなったら機能しないんですけどね。
藤井:もちろんそうですね。
◇日本国内の外交の議論は、デタラメばかりである。
伊藤:最初はその話です。
二つ目の話題として考えているのが、日本が強制的に買わされているミサイル防衛システムは機能しない、っていう話。
三つめはちょっと青臭い話なんですけど、国際政治学には学派が六つある、という話です。
ほとんどの日本人は(親米保守も護憲左翼も)そのうちの三つのリベラル派の理屈を使っている。
しかし僕から見ると、このリベラルな三学派は間違いです。
学派(パラダイム・思考パターン)は六つあるのですが、アメリカから日本国内の外交議論を観察していると、ほとんどの日本人は、
自分がどの外交パラダイムを使っているのかを意識しないで議論しているとしか思えない。
藤井:なるほど、日本の有識者たちは、国際政治学の理論的な構図を何も分かっていないんですね。
伊藤:皆さん、自分の情緒的な「好き嫌い」と目先の「損か得か」をベースとして、自分の外交論に理屈をつけています。
例えば、「戦前の日本が嫌いだから、僕は護憲リベラルだ」とか、「日本はアメリカにくっ付いていれば得をするから、僕は親米保守になる」とか、
そういう浅薄な理由付けです。
でも、「好き嫌い」と「目先の損得計算」をベースとした議論を何十年続けても、外交政策に真のcoherence(整合性)とconsistency(一貫性)は生じないのです。
「好き嫌い」や「目先の損得」からは、長期的な戦略は生まれません。
でも、そういうことを言うと、「お前、大学の国際政治学のゼミやっているんじゃないんだから、青臭い理屈こねるな」と文句を言われるんです。
藤井:そりゃ最悪ですね。
基本的な枠組みは、議論に先行する土台ですから、その議論を拒否しだしたら、議論もへったくれもなくなってしまいますね。
伊藤:そうそう。
だから六つの思考パターンのうちのどれを使っているかを、はっきりさせる必要があります。
露骨に言っちゃいますけど、過去74年間の日本国内の国際政治論争というのは、ほとんどすべて不毛だったのです。
いつまでたっても「アメリカにしがみつくか、それとも憲法9条にしがみつくか」というレベルの議論。
これって国際政治学のパラダイムとは何の関係もないのね。
延々と小学生の討論会を聞かされているようなものです。
藤井:(笑)。
伊藤:そして、それを74年間も続けていて、日本が滅亡する時期が近くなってきた。
藤井:そりゃそうなりますよね。
伊藤:それにもかかわらず知的な整合性と構造性のある議論ができないから、アメリカの無責任な政治家たち(クリントン、ブッシュ、オバマ、トランプ)
や二流、三流の米政府官僚たちに振り回されてきた。
「我々は過去5百年間の国際政治史を、どう解釈するのか」、「どの外交パラダイムを採用するのが、長期的な日本のサバイバルを保障するのか」
という視点から思考しないと、生産的な議論は成り立たないのです。
以下略~~~~~~ P028
伊藤:そうそう、核武装っていうのは要するに「敵からの核攻撃に対する抑止力」としてしか機能しなくて、実際に撃ち合いになったらとんでもないことになると。
ところが60年代初めから、Counterforce(カウンタ―フォース)理論というのが出てきた。
ハーマン・カーンとかアルバート・ウォルステッターとか、難解な高等数学を多用したがる「鋭才」気取りの連中が出てきて、
「核攻撃を数十段階に分けてエスカレートしていけば、核戦争ゲームに勝てる」と主張し始めた。
「核の撃ち合い競争を実際に実施して、敵側により巨大なダメージを与えた方が勝ちだ」という理論です。
藤井:なるほど、核戦争も「撃ち合い」が前提となるんだという理論ですね。なんともメチャクチャですね(苦笑)
P029
◇アメリカが作ったウソ話に嬉々として乗っかった日本
伊藤:何百発も何千発も核弾頭の撃ち合いをやればいいんだっていう話。明らかに非現実的で血迷った議論です。
しかしアメリカ政府はCounterforce理論を採用したんです。
何故かっていうと、アメリカは同盟諸国(特に日独仏)の核保有と自主防衛を阻止したかったからです。
Minimum Deterrence理論からすると、核弾頭というのはお互いに二百発か三百発くらい持てば、それで十分なのです。
米中露がそれ以上持っても無駄なのです。
核兵器は「敵からの核攻撃に対する抑止力」としてしか機能しないからです。
しかしこのMinimum Deterrence理論を米政府が公式の軍事パラダイムとして採用すると、
アメリカは「我々は、日本やドイツのような同盟国に対する『核の傘の保障』を実行するためにソ連と核戦争する覚悟がある」とは言えなくなる。
Minimum Deterrence理論によれば、核兵器とは自国に対する核攻撃を抑止するためのものであり、
実際に敵国とホイホイ核弾頭の撃ち合いをやってみせるための兵器ではないからです。
当たり前の話ですね。
自国ではなく同盟国を守るために、米政府が中露との核戦争を実際に実行するかっていうと、絶対にやらないわけですよ。
藤井:そりゃそうですよね。
日本がソ連から核攻撃された時に、その報復だってことでアメリカがソ連に核攻撃をしたら、今度はアメリカがはソ連に確実に攻撃されてしまいますよね。
だから、アメリカは、日本が核攻撃されても、自分がソ連から核攻撃されるのが怖いから、ソ連に報復の核攻撃をすることはできない。
だから、アメリカは、日本のために核戦争を始めるなんてことは絶対にありませんよね。
しかもソ連は、以上のようにアメリカは考えるだろう、と考える。
だから結局、ソ連は日本に核攻撃をしても、アメリカから報復されることはないという確信の下、日本に対して核攻撃を仕掛けることができる、というわけですね。
そして、日本が十分に理性的であれば、日本には核の傘なんてない、ということを認識することになる。
だから、日本がソ連から核攻撃をされないようにするには、日本もまた、核武装する他に道がない、ということになる。
以上が、Minimum Deterrence/最小抑止の理論から演繹される、当然の帰結ですよね。
つまり、Minimum Deterrence/最小抑止理論が正しければ、そして、日本が十分に理性的であるなら、日本は必然的に核武装せざるを得なくなるわけですよね。
伊藤:まさにその通り。
ところがアメリカは同盟国に核を持たせたくないわけです。
イギリスとイスラエルだけは例外扱いしたけど、ドゴール大統領が核を持とうとしたら、徹底的に意地悪して邪魔した
(怒ったドゴールは、米軍を仏国内からすべて追放して核保有を実現した)。
その後、1964年に中国が核弾頭を爆発させたら、佐藤栄作が「日本も核を持つべきだ」って言いだした。
そこで日本とドイツの核保有を阻止したい米政府はMinimum Deterrence理論とは違う核戦略パラダイムを提唱し始めたのです。 藤井:なるほど、そこで、アメリカが無理やり考え出したウソ話が、Minimum Deterrence理論だった、ってわけですね。
伊藤:Counterforceのパラダイムによれば、米政府には敵国と数百基、数千基の多弾頭核ミサイルの撃ち合いをする覚悟がある。
その結果として例えば、ロシア軍は米国民を「たった6千万人」しか殺せないけど、米軍はロシア人を二億人も殺せる。
だから「アメリカはロシアとの核戦争に勝利する!」という。
したがって「米政府が同盟国に提供している核の傘の保障は有効なのだ」という理屈になる。
そういうむちゃくちゃな核戦略理論を主張し始めたわけです。
でも米国民が6千万人死んだら、敵国の国民を何億人殺そうとも、両方とも負けですよ。「核戦争に勝者なし」です。
以下略~~~
藤井:ホントにそれしか考えられないですね。
日本は、「アメリカの核の傘に守られている」っていうのは、論理的に考えれば、100%純粋な「ウソだ」ってことですね。
伊藤:そう。
それにもかかわらず、日本人はその議論から徹底的に逃げまくっている。
さすが「サムライの国」だね、頼もしい人たちばかりです(笑)
以下略~~~~~~~~
◇すべてのインテグリティを失っている日本の政権中枢
藤井:つまり、ミサイル防衛システムをちゃらにする方法は、いくらでもあるし、そういうものの一部をすでに北朝鮮ですら持っているわけですね。
で、それにもかかわらずアメリカは日本に対して、そんな、イザとなれば役に立たない高いミサイル防衛システムを売り続けているわけですね。
伊藤:「我々からミサイル防衛システムを買えば、お前たちは大丈夫だ」と、誠実な同士愛と正義感に溢れたアメリカ様は言ってくださる(笑)。
藤井:とんでもない欺瞞、詐欺そのものですよね。
伊藤:その通り!しかも日本人には、全く危機感がないんですね。
「核の傘」はフェイクだし、何兆円もするミサイル防衛システムは役に立たないし、それにもかかわらず、日本人は一番重要な議論から逃げまくっているわけです。
僕が外務省や防衛省や自衛隊のトップレベルの人たちとプライベートな場で議論すると、彼らは「伊藤さん、それ、分かってます」と言う。
外務省の局長審議官レベルの人とか、自衛隊の司令官レベルの連中ね。
「じゃ、何で文句言わないの?」と聞くと、彼らは「上から言われたことですから」と。
「上から言われたことって何?」と聞くと、「総理官邸がそう決めたんですから、しょうがないです」と。
「じゃ何で総理官邸、そういうふうに決めたの?」って聞くと、「アメリカが言ってきたから、従っているだけです」と。
いや、これ、本当ですよ。
藤井さんもご自身で体験されたと思いますけども、日本政府の中枢部には、本当の議論ってないんですよね。
藤井:ほんっとにそうです(苦笑)。
ホントの議論なんて、政府中枢では全くやってない。特に対米関係については、皆、判で押したように押し黙る。 伊藤:そうそう。
外務省とか防衛省とか自衛隊の一番上の連中が、「上から言われたことですから」と。
「じゃああなたは、どう思ってるの?役に立つと思ってるの?核攻撃や核恫喝を防げると思っているの?」「いや、それは分かりません。我々は上からの命令に従うだけですから」と。
藤井:要するに我々日本には、主権がないんですね。防衛主権が全くない、ということですね。
伊藤:しかも、国防や外交の主権がないだけじゃなくて、日本の政府中枢には(西部さんが好きだった言葉を使うと)
intellectual integrity(知的廉潔) moral integrityがないんです。
彼らは全員、「上から言われたことですから」と誤魔化してしまう。
それ以上は、何も考えない。
自分自身で核戦略理論や過去5世紀間の国際政治史や軍事史をきちんと勉強して、自分で考えてみようとしない。
米政府の役人が一方的にイカサマな理屈を押し付けてくると、彼らはフニャフニャした態度で自分の意見を言おうともせず――。
藤井:そんなの、自分で考えた事を口に出せばいいだけですよね。
伊藤:そう!間違った理屈を押し付けられたら、きちんと反論するのがintegrityでしょ。
藤井:全くおっしゃる通りです。
上が言っているからってだけで押し黙るなんて、あらゆる意味で堕落していますよね。
どんな状況でも、反論は当然できるはずです。
伊藤:ところがゼロ、ゼロなんですよ。
藤井:ホント許しがたい状況ですね。
言い方に工夫は必要だとは思いますが、正々堂々と本当のことを言うことはできるはずです。
にもかかわらず言わなければ、ただ単にアメリカに侮られるだけですよ。
伊藤:だけど藤井さんみたいな人、いないんだって、日本の官庁の上にいくと。
課長レベルで黙っちゃうね。首席左官レベルでは数人、ぶつぶつ言うやつがいるけど、課長レベルまでいくとほとんど全員、黙るね。
そのポジションで「アメリカの言っていることはおかしい」なんて言うと、村八分にされるから。
外務省・防衛省・自衛隊の課長レベルで、「米政府の理屈はおかしい。いざとなったら核の傘は機能しないだろう。
ミサイル防衛システムは約に立たないだろう」と言ったら、即座に「お前、変なこと言うから、出世させない」となる。それでアウト。
藤井:それはとんでもない話ですね。
伊藤:日本の組織って、臆病者の集団だから。
P035
◇アメリカの国益のために平然とウソをつくアメリカの御用学者たち グッロイ♪色しぃた♪小陰線っ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
まんなか♪とおるは♪クリトリ線っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
腐ってるぅ♪汚客が乗ってて♪くうさい妖♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
都内は♪安定の♪じっ♪んっ♪死んっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪ >>280
カルトは山の様にあるが、
創価学会しか批判できないが
日本会議統一協会その他は?
韓国北朝鮮の対立と同じ思考 >>283
>>283
悪さして批判先が違うから
関係ないから大丈夫? 会社公務員またいで国家内国家ディープステートと同じだな。選民思想で韓国系他人種繋がりで妨害 キモ層下要員らは誰にもまともに相手にされない☆
ドンッ!☆_(:3 」∠)_プゲチゲラ☆♪ >>288
会社公務員またいで国家内国家ディープステートやっている犯罪者朝鮮人が沢山いるが批判しないのかね?日立製作所裁判 韓国系他人種は創価学会しか言わない。
日本会議統一協会幸福の科学
会社公務員またいで国家内国家ディープステートには言わないな >>288
なぜ創価学会しか批判できないのかね?
気にくわない個人に創価学会と擦り付けておとしめてきた集団ストーカーネットストーカーやっている犯罪者韓国系他人種 こちらは創価学会ではないので客観的に見れるのでね
逆に聞いて答えられないのはこいつら韓国系他人種の捏造や嘘だからだ >>288
嘘や捏造や擦り付けだから
逆に聞かれて答えられない韓国系他人種 >>288
妄想で擦り付けた韓国系他人種らしくストーカーネットストーカーやっている犯罪者だな。 : : : : : : : : : : : 、 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : :
: : :':⌒ : : : : : : . . . ':::::::::::::::::::r:::::::::::~::::::⌒::::::::::::::::::::..: :、: : : : : :
: : : : : : : : : : : : ⌒)::::ノ:::::'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : :~へ: : .
: : : : : . .: : : :,.~ '~:::::::::::::::::::.、::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ::⌒:::~':" : . y: ⌒: .
: : . . : ~'~ソ: :,. y'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:' :~ { : . .
y. : : : : : :):y'"~)::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r.:~.. :~''”~: ..、. . : : : : : : .
. . . : : : : : : : : : : :⌒ソ::::::::::::::::,. : -ー'"~"'"⌒ . ... :ノ ⌒: : . . {,,... : : . :.. . . : :
. . . : : : : : :::.:: ,,..': :y'"~~ :-、:: . ⌒: : . .,,. - ⌒: : : .y'" . ..ノ. . : : : ~ : :
: : : : : : : : : : :,, '": : : : : :'": : : . . .: : :~"'y'´. . ... : : : ::: :): : . .r'"~: .: : . . : : : : :
┌──────────────────────────┐
│その地の海は汚染され、土は穢れ、空気は毒を含んでいた│
└──────────────────────────┘ カラオケで
アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士の振り付けを踊っていた、
僕の大好きな人。
もう随分前だけどね。 表現者「危機」と対峙する保守思想誌 ■クライテリオン 2020年1月号■
★臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(前編)伊藤貫X藤井聡
P035
◇アメリカの国益のために平然とウソをつくアメリカの御用学者たち
以下略~~~~~~~~
P036
伊藤:この問題に関しては、面白いエピソードがあります。
カウンタ―フォース理論を主張し始めたのは、1960年代のケネディ政権とジョンソン政権です。
当時の国防長官は、以前ハーバードの経営学教授だったロバート・マクナマラです。
大統領安全保障補佐官は、ハーバード前学長で国際政治学者だったマクジョージ・バンディです。
彼らは同盟国(特に日独仏)に対してCounterforceのお説教をして、「アメリカは、同盟国のために核戦争する能力を持っている。
だからお前たち同盟国には核を持たせない」と命令していた。
ところが二人とも(ジョンソン政権が終わった)1970年代になると、「あのCounterforce理論、あれは単なる仮説を提示してみせただけで、
現実的な議論じゃない」と言い出した。
藤井:ええー!そりゃヒドイ話ですね(苦笑)。
でもなんでそんなこと、わざわざ後になって言ったんでしょう?
伊藤:彼らは政権から引退した後、多数の国際政治学者と核戦略学者から、「あなたは本気で、米軍が数十段階に分けて核攻撃をエスカレートしていけば、
核戦争に勝てるなどと信じているのか?」と問い詰められたのです。
藤井:なるほどなるほど。
「そのCounterforce理論とかいう理論、どう考えてもおかしいと思うんだが、お前、本気でそんなもの、信じてるんか?」と問い詰められたわけですね。
伊藤:マクナマラもバンディもハーバードの教師だったから、以前の学者仲間と議論すると……。
藤井:もたないんですね(笑)ウソをつき通せなくなっちゃったわけですね。
伊藤:そうそう、もたなくて「いや、あれは単なる仮説だった、本気じゃなかった」と。
要するにアメリカによる同盟国支配政策を「理論的に正当化する必要性」から言っただけであって、「本気でCounterforce戦略を信じてたわけじゃない」と言い始めたわけ。
藤井:そんなこと言ったんですね。
そりゃもう、酷い、学者の風上にも置けない話ですね……。
伊藤:そうそう。でも彼らには学者としての、ほんのちょっとだけ良心が残っていた。
藤井:なるほど、彼らなりの誠実性(integrity)の表出ですね。
伊藤:問い詰められたわけ、仲間同士の議論で。
藤井:でもそこは立派だと思います。
日本の学者は、どんだけ問い詰めても、ナンダカンダ言って、「ぬらりひょん」で逃げ切ります(苦笑)。
伊藤:バンディもマクナマラも軍事外交を担当していた時は、「我々にはCounterforce戦略があるから、
核の傘は大丈夫だ。米軍は何千発も核弾頭を使える。ソ連と徹底的に核の撃ち合いをやる能力がある。日本もドイツも心配する必要はない」
と自信たっぷりの態度で断言していた。 ところが二人とも辞めたら、「アメリカの大統領は、たった一発の核弾頭がアメリカのどこかの
都市に落ちてくることを想像するだけで、耐えられなくなって核戦争から逃げ出すだろう」と言い出した。
フフフ、これが「核の傘」の正体なんです。
藤井:平均的な日本人もその「正体」を早く認識しないと、もうヤバいですよね……。
伊藤:少なくとも彼らは、辞めた後は本当のことを言った。
カーター政権でCIA長官を務めたターナー元海軍大将も、引退後、「もしソ連が日本に核攻撃をかけたとしても、
米政府がそれを理由にソ連と核戦争するわけがない」と言っていた。
もちろん日本人は、こういう話を完全に無視してきた。
自分たちに都合の悪い事実と論理をあっさり無視するのが、「日本の美徳」ですから。
核戦略理論の専門書を読むと、バンディもマクナマラも辞めた後に本当のことを言っている。
マクナマラなんかCounterforceをあっさり捨てて、もろにMinimum Deterrence派になっている。
彼は、「どの国も二百発の核弾頭を持てば、それで十分だ」と言っている。
「核弾頭の撃ち合いをするCounterforce戦略なんて、現実性がない」という議論です。
(伊藤貫が30年前から、「日本は潜水艦に二百発の核弾頭を配備して、自主防衛能力を持つべきだ」と言い始めたのも、
このMinimum Deterrence理論の影響です。
ちなみにそのような核抑止力を構築するために必要な国防費用は、毎年のGDPの0.1%です。核保有して自主防衛するのは安上がりなのです。)
しかし冷戦最盛期の米ソは、それぞれ3万発ずつ核弾頭を持っていたわけですよ。
Counterforceの理屈でいうと、「いっぱい持ってる方が勝ちだ」というんで、馬鹿みたいにソ連もアメリカも核弾頭を作りまくって、3万発ずつになったわけです。
藤井:きっとその背後には、アメリカ国内の軍産複合体の需要拡大っていう、ビジネスの話もあったんでしょうね。
伊藤:もちろん金儲けの動機もあった。
しかし一番大事だったのは、日本みたいに馬鹿な同盟国は、それで騙せるわけです。
「アメリカが3万発も持っているんだから、核の傘は大丈夫だ」って言ってやれば、幼稚で馬鹿な日本政府は自前の核抑止力を持とうとしないわけです。
しかしその3万発増産のきっかけとなったCounterforce戦略を提唱していたマクナマラとバンディが、辞めた後には、
「いや実は、2百発だけでいいんです。核兵器は戦争抑止力としてしか使えませんから。アメリカが核弾頭の撃ち合いなんか、やるわけないでしょ」って言ってるわけです。
アメリカ外交ってこういう欺瞞を平気でやるのよ。 表現者「危機」と対峙する保守思想誌 ■クライテリオン 2020年1月号■
★臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(前編)伊藤貫X藤井聡
P038
◇「核の傘」支持はアメリカ政府と日本だけ。まともな学者は全員否定
藤井:ちなみに、その他の核戦略理論の学者たちはどんな議論をしているんですか?
伊藤:過去75年間のアメリカで最も優秀だった核戦略理論家は、バーナード・ブローディというイェール大学の元教授です。
彼がMinimum Deterrenceのパラダイムを創設した。
それからコロンビア大学のロバート・ジャーヴィス、僕の大好きなケネス・ウォルツとジョージ・ケナン、MITのポーゼン、シカゴ大学のミアシャイマー等々、
まともな学者は全員、Minimum Deterrence派です。
つまり核保有は「潜水艦に置いておく数百発で十分だ」という立場。
核の撃ち合いなんか、やるわけないんだから。
ところが米政府の公式の核戦略の立場は、未だにCounterforceです。
何故かっていうと、日本には核を持たせたくないからです。
「我々はいざとなれば、中朝露と核の撃ち合いをする。核の傘は有効である。だから日本は核を持つな」って命令している。
本当は核戦争なんか、やる気ないくせにね。
僕がこの問題に関して、プライベートな場で国務省・ペンタゴン・CIAのキャリア官僚と議論すると、彼らは「Kan Ito、それはそうだ。核戦争なんてやるわけがない」と言う。
藤井:まさに、「いけしゃあしゃあ」と言うわけですね。(苦笑)。公的には「やる」って言ってるくせに。
伊藤:だけど1対1で「オフレコ」の議論をすると、「そりゃそうだよ、核戦争なんて愚劣なことは、やらないよ」って言うわけです。
問題は、藤井さん、日本の外務省と自衛隊と防衛省のお役人さんたちは、プライベートな場でそういう踏み込んだ本音レベルの議論をアメリカ人とやらないんですよ。
藤井:そうですそうです。
彼らはホントに、そういう話を、全くしないですよね。
伊藤:本当にしないの。
アメリカ人に、「米政府はこういう核戦略の理屈があるから、日本は大丈夫だ」って言われると、みんな「はい、分かりました」って言う。
絶対に反論しないんだ。
藤井:ホント、バカですね。
伊藤:日本の役人や自衛隊幹部は、「どうもありがとうございます。よろしくお願いします」と言って、帰ってくるの。それでおしまい。
しかもワシントンでは、そういう小学生みたいに幼稚な振る舞いをする日本人が、東京に帰ってくると、
「僕は英語ペラペラのアメリカ通だ。ワシントンに太いパイプを持ってる」とか、「アーミテージとマイク・グリーンは僕の親友だ」なんて自慢してる。鳴呼!
藤井:この問題について、ドイツとか、他所のアメリカの同盟国はどうしているんでしょうか?
伊藤:ドイツ政府はCounterforceの欺瞞が分かっています。でも現在のドイツの周辺国は(フランスを除いて)すべて非核保有国です。
フランスがドイツに核ミサイルを撃ち込むわけがない。
だから現在のドイツ人には、周辺諸国の核兵器増産による脅威はないのです。
藤井:日本はその点は、全く違いますよね。
北朝鮮にはもう今すぐでも撃ち込まれるかもしれないし、習近平だってそういう可能性十分ありますもんね。
彼らは、今、日本に核ミサイルを撃ったところで、報復の核攻撃はない、ってことを十分わかっているわけですから。 アメポチの大好きなアメリカ様は、アメポチで自分の頭で論理的に考えられない馬鹿な日本人が大嫌いだとよw
表現者「危機」と対峙する保守思想誌 ■クライテリオン 2020年1月号■
★臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(前編)伊藤貫X藤井聡
P044
伊藤:何でそんな奇妙な「ゴマカシの改憲ごっこ」をやるかっていうと、今の自民党政権はアメリカから内々に「九条を変えない方がいい」と言われているんです。
これは、、僕も言われたことあります。
CIAや国務省の日本担当官とかアジア担当官に、「我々は、今の憲法九条を変える必要があるとは思わない」とか、
「日本人が憲法のLegitimacyに関する議論をすると、日米関係が揺らぎますよ」とか言われた。
藤井:そのお話は、書いてもいいですか……?
伊藤:ええ、いいですよ。
プライベートな場で話すと、彼らの言い方ってすごくクレバーで狡いんだ。ものすごく狡いの、あの人たち。
「もちろん日本は独立国だから、憲法を変えようが変えまいが、それはあなたたちのご自由ですけど、
でも我々から見ると、今更、憲法九条を変えて日本の国内政治を大混乱させる必要はないんじゃないか、
っていうふうに見えますけどね」と、親切そうな態度でアドバイスする。
そう言われると、大部分の日本の政治家と官僚は「はい、分かりました。おっしゃる通りです」ってなるんです。
要するに「変えるな」って命令するわけじゃないんだ。
◇アメリカの道徳性は、単なるウインドウ・ドレッシング(見せかけ)である。
藤井:なるほど、命令じゃないけど、日本の忖度を誘導するわけですね。
僕、アメリカを何故ちょっと肯定的に言うかっていうと、例えばロシアのクリミア併合って一応国民投票したじゃないですか。
一応、Legitimacy(法的正当性)があるように見せかけるような手続きを踏むと。
一方で中国っていうのは、それこそウイグルだとかチベットだとかってことも含めて、そういうLegitimacyを全く無視してやっていくっていう点で、
一応、国民国家の法治国家的な体裁を取り繕うという程度のことは彼らはやると思うんですよね。
その点、中国もアメリカもロシアも大国は皆メチャメチャだけど、中国は、国際社会的には新興だから、乱暴さはアメリカはロシアよりもさらにエグいのではないかと。
伊藤:藤井さん、それはそうなんだけど。
でも、こういうこと言うと「伊藤貫はレイシストだ」って非難されるかもしれないけど、アングロ・サクソン民族は狡猾なんだ。
英米人は自分たちの行動を言葉巧みに「正当化、道徳化」してみせるのがとっても巧い。
藤井:それはもちろんそうですよね(苦笑)
伊藤:17世紀からそうなの。アメリカっていう国が奇妙なのは、移民を開始した1607年から、すごく残酷なことを繰り返してきた。
バージニア州に移民を開始した12年後には、すでにアフリカから奴隷を輸入して、足に鉄の鎖つけて鞭でひっぱたいて酷使していたわけ。
ついでに原住民のインディアンを大量虐殺して、彼らの土地を全部盗って、アフリカからもっと大量の奴隷を輸入して、
その後にメキシコを攻撃して、メキシコからテキサス・コロラド・アリゾナ・ユタ・ネヴァダ・カリフォルニア等、すべて盗んだ。 しかも面白いことに、インディアンとアフリカ人とメキシコ人に対してそんな苛烈な仕打ちをしながら、アメリカ人同士では常に、
「アメリカぐらい道徳的な国はない。世界で一番道徳的なのがアメリカだ」と自画自賛・自己礼賛してきたんです。
マサチューセッツの最初の州知事なんか、「America is the shining city on the hill」なんて言ってる。
つまりアメリカは世界中の人が仰ぎ見るべき、人類の模範となる「丘の上の光り輝く街だ」っていうわけ。
これをAmerican exceptionalism(アメリカ例外主義)って言うの。
彼らは何時も、「We are exceptionally moral」(我々は、例外的に道徳的だ)とか「exceptionally virtuous」(例外的に高潔だ)なんて言い合っている。
そう言いながら、原住民インディアンをホイホイ虐殺して、アフリカ人を鉄の鎖につないで鞭でひっぱたいて、メキシコ人をいじめて彼らの国土の半分を強奪して……。
藤井:もうメチャクチャですね(苦笑)。
伊藤:そうでしょ。アメリカ人は自己肯定化の議論がとても巧いの。そして自己欺瞞も上手なんです。
だから冷戦終了後に、イラク、シリア、レバノン、パレスチナ、リビア、アフガニスタン、イエメン、ソマリアなんかで、
現地の民間人を何百人も死亡させる愚劣で苛酷な軍事外交政策を実行しても、ケロっとしている。
民主・共和両政権が戦争犯罪を実行しても、誰も責任を取らないし、処罰もされない。
ここで正直に本当のことを言うと、僕のアメリカ観は日本人のアメリカ観よりも、トクヴィルやタレーランやクローデルやドゴールのアメリカ観に近いんです。
幸か不幸か、僕はフランス人とアメリカ分析に同意することが多い。
実際、ワシントンに何十年も住んでいる二人のフランス人から、「伊藤貫、あんたのアメリカ文明観は、我々フランス人のアメリカ観にそっくりだよ」と言われたことがある。
だから僕は1980年代から、日本人のアメリカ観に同意できないのです。
P046
◇臆病者ばかりの日本人。だからアメリカは日本を深く軽蔑している
以下略~~~
P047
伊藤:僕が個人的に、CIAとかペンタゴンとか国務省のアジア政策担当官とプライベートな場で議論した経験からいうと、
彼らの圧倒的多数は日本人に対してProfound Contempt(深い軽蔑感)を抱いています。
「日本人は浅薄で臆病だ、彼らは卑怯者だ。日本人は自分自身で論理的に深く考える能力を持たない」と。
アメリカ人がちょこっと何か理屈を言って、ピュと押さえると、日本人は血相変えて……。
藤井:すっと逃げていく。
伊藤:全員。
藤井:全員逃げていく!
伊藤:うん、本当に、日本人はちょこっと脅かすと、ピューっと逃げ出すと。 DS工作員のアトキンソンにも、アメポチは幼稚で論理的思考のできない間抜けどもと馬鹿にされ見下されている。
そりゃ自分の頭で論理的に深く考えて物事の本質を理解できる知性のある人間はアメポチなんかにはならんからなw
■日本人はなぜ「論理思考が壊滅的に苦手」なのか 「出口治明×デービッド・アトキンソン」対談
★なぜ日本人は、ここまで「のんき」なのか
出口治明(以下、出口):アトキンソンさんが以前書かれた「日本人の議論は『のんき』すぎてお話にならない」という記事を読ませていただきました。
そこで述べられているとおり、日本が置かれている状況は非常に厳しいのに、それを理解している人が少なすぎます。僕もまったく同感です。
平成の30年間のデータを見ると、日本がいかに危機的な状況にあるかは一目瞭然です。
〇デービッド・アトキンソン(以下、アトキンソン):いちばんの原因は、日本人が「分析をしない」ことにあると思います。
たしかに高度経済成長期、日本のGDPは世界の9%弱まで飛躍的に伸びました。それは事実です。
しかしそのとき、「日本ってスゴイ!」と喜ぶだけで、何が成長の要因だったかキチンと検証しませんでした。
さらには「日本人は手先が器用だから」とか、「勤勉に働くから」とか、「技術力がある」からなど、
直接関係のないことを成長要因としてこじつけてしまい、真実が見えなくなってしまったのです。
〇アトキンソン:1990年代以降の生産性向上要因を分析すると、人的要素も物的要素もほかのG7諸国とほとんど変わりません。
しかし、マネジメントが最も関係する生産性向上要因(全要素生産性)は、諸外国ではものすごく伸びているのに、日本ではほとんど伸びていません。
つまり、日本に決定的に不足しているのはマネジメントだということは、はっきりとエビデンスとして出ているのです。
やはり、日本の経営者は才能がない。失われた30年の根本原因はマネジメントが悪いから、それに尽きます。
こういう話をすると「衝撃的です」と言われてしまう。なぜこれが「衝撃的」なのか。
私は政府関係者と話をする機会が多いのですが、日本経済を議論するときにテーブルに座っているのは、
日本という国家のマネジメントをやっている国会議員と、企業のマネジメントをやっている経団連や経済同友会、または商工会議所の人たち。
つまりは日本のマネジメントを中枢でやっている人たちです。
日本経済の問題点について彼らと議論をしても、マネジメントに問題があるというものすごい単純なことは、なかなか理解してもらえません。
なぜなら、彼らにとっては自分たちが悪いと認めることになるからです。 〇アトキンソン:日本という国のマネジメントを行っている役人も、思い込みに縛られて、
楽観的というかはやり言葉に流されて、考え方が甘い傾向があります。
以前、霞が関の会議に出席した際、「ロボットとAIなどの日本の最先端技術によって、日本経済は復活する」などと話していました。
ですが最先端技術は、ずっと以前からあるのです。
それが今まで普及してこなかったのはなぜかという産業構造の問題を検証することなくそんな主張をされても、論理が通っているとは思えません。
たとえ最先端技術があっても、誰も使わないならないのと同じです。「普及」こそが問題なのです。
AIさえあればうまくいくというのは、念仏さえ唱えていれば極楽浄土に行けるという話と変わりません。
しかも、それに気がつく人すら誰もいない。で、私が自分の意見をぶつけてみると、何か「宇宙人が来た」みたいな反応されました。
その会合の後で「さすが外人さんは見る目が違いますね」といったことを言われたのですが、外人だから考え方が違うのではありません。
手前味噌ですが、「脳みそを使っている人」と「使っていない人」の違いなのではないかと最近よく思います。国籍が違うのはたまたまです。
〇アトキンソン:最近いつも、こう言っています。「首の上にある重い塊を、皆さん毎日毎日運んでいるのですから、
たまには使ったらいかがですか」って。重いんですから(笑)。
★あまりにも「勉強」を軽視している日本人
〇アトキンソン:大学で何を学ぶのかについても、誤解している日本人が少なくありません。
以前、ある大学の方から「ロジカルシンキングの授業をつくりたい」と相談されたことがあります。
あぜんとしました。これまで何を教えていたのでしょうか。
大学で学ぶべきことなど、「ロジカルシンキング」以外にはありません。
サイエンス、経済、法律、文学などは、もちろんそれ自体大切ではあるものの、基本的にはロジカルシンキングを学ぶための「材料」です。
材料が現実の仕事に生かせるとは限りませんが、ロジカルシンキングは必ず、その後の人生に生きてきます。 コロナワクチンを打つと大谷晋二郎みたいなカニ型になっちゃうから気をつけ妖☆
万引きしちゃうぞ層下弁当☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッ☆♪ 明日は層下学会員らによる人身事故テロが全国で多発するでし妖☆
インチキ数珠☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッ☆♪ 戦前は日本人の方が勇敢でアメ公の方が臆病者だったね!
日本人に謝りたい~あるユダヤ人の懺悔~/モルデカイ・モーゼ著
第一章
■「男は度胸、女は愛嬌」は男女の天分を表すもの
その他では、戦前の日本人には「男は度胸」「女は愛嬌」という言葉があった。
これは皆様も欧文に翻訳する時困った経験をお持ちであろうと思う。
この「度胸」「愛嬌」に相当する欧米語が見当たらないからである。しかしこれは当然のことである。
何故なら、この両者は欧米人の男女とももち合わせていないのであるから。
これは全くすばらしいものであると思う。男女の天分の顕著な発露であり、人間を最も個性的に飾るものとして、例のないパーソナリティである。
男の「度胸」という点で、戦争中、「アメリカ兵は白兵戦になると赤ん坊のように声を上げて泣きだすのだ」と聞かされた銃後の日本人は、キョトンとして信じられないといった表情だったのだ。
まさかいくらなんでも、兵隊たるもの、戦地で泣き出すなんて大げさな話だろうと考えたのである。これは、当時の日本人なら無理からぬ話である。
然るにである、これは全くの事実なのである。つまり、アメリカ兵には「男の度胸」というものが備わっていない。
「女の愛嬌」の問題にしても、戦前外遊した人々は欧米の女性に愛嬌がないという点を指摘していたものである。これは無論、今日でも変わらない。
戦後の若い世代の日本人には、もはやこんなことを感ずる余地はないようである。この両者を戦後完全に失ってしまったからである。
これら多くの戦前の日本人がもっていた世界に類い稀な美点、長所は、我々ユダヤ人の理想を具現化したものであったのだ。
しかるに第二次大戦の終結を機として、これらが完全に失われてしまったのである。真に残念というほかない。
今回私がどうしても本稿の筆をとろうと決意したのは、これら類い稀な人類の財産ともいうべき長所を喪失せしめた責任が実は我々ユダヤ人にあるということを率直に認め、
深くお詫びすると同時に、我々の犯した過ちがいかなる思考、動機から惹起されたものかという点を詳しくご説明させて頂いて、一日も早くこれら美点を復活させて頂きたいと思ったからである。
何度も繰り返す如く、これらは我々ユダヤ人の理想でもある。これらを積極的に自己の理想といえるのは日本人の他にはユダヤ人しかありえない、とはっきりいえると思う。
どうか、尊敬する日本のみなさま、これから私が解き明かすことをじっくりと検討され、戦後の病巣、社会的混乱、経済と精神衛生面の跛行性の原因をよくお考えいただきたいのである。 >>324
で?人の話になんで答えないの?
石井一の創価学会批判は日本会議真光だったな >>324
人には言って、逆に聞かれて答えない輩は胡散臭い。いかにも韓国系他人種らしいな >>324
で、人の話に答えてもらえないかな?
韓国系他人種 ほとぼりがさめたら出てくる
集団ストーカーの犯罪者
韓国系他人種 いざ聞かれて答えられない。
嘘、捏造、ストーカーや妨害等の犯罪者だから、聞かれて答えないな。 カウンター2しかも高い方
今日はチェンジ不可でした 残念ながらGW中にハワイやら☆
海外へ渡り帰ってきた層下感染要員らが☆
続々と殺人式コロナを持ち帰ってきた妖☆
層下学会人身ん☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ ヘッロォ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
人身んんっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
できたての層下型人身はいかがぁ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪ >>341
人から聞かれて答えない輩は韓国系他人種だけだな。 ちゃんと答えろ >>342
朝鮮右翼は都合悪いと創価学会だけしか批判しないが、日本会議や幸福の科学統一協会は批判しないな なんであんなことしたの?
あなたは私を踏みにじった 悪魔にやられた…
あの時、君と一体になる
はずだった ■『アメリカでは常識の-ニッポン人取扱説明書-腹が立つけど、これが現実』(著)ロバート・ツチガネ 2004年3月出版■
アメリカでは常識のニッポン人取扱説明書 著ロバート・ツチガネ
(40年ぶりに日本に戻ったアメリカ国籍を取得した日本人が、愚民国家に変わり果てた日本と日本人に呆れはて絶望する)
ロバート・ツチガネ 1933年1月生まれ 1957年 早稲田大学商学部卒業 2000年 島根県立大学総合政策学部教授
#はじめに より一部抜粋
しかし日本に戻り、教職について、私が知っていた日本と、現在の日本とのあいだに、
超えることのできないギャップが存在することに気づくようになりました。
唖然とさせられることばかりでした。そのことが、この本を書く気になった大きな理由です。
私が、40年ぶりに暮らすことになった日本は、私が知っていた日本ではありませんでした。
なにもかも不条理がまかり通っていて、イライラさせられることの連続でした。
もちろん、私が去ったころの日本は、いまだ貧しく、多くの矛盾を抱えてはいました。
しかし、ある意味での美風を残してもいました。これは「昔は良かった」式の懐古趣味ではありません。
民族として国家として、きちんとしたものが、失われてはいなかったということです。
だからこそ、戦後の混乱と貧窮を乗り越えて、世界第二と言われる経済大国の建設に成功したのでしょう。
現在の日本を、内部から観察してみると、その脆弱性ばかりが目につきます。
日本は、今や自壊しているとしか思えない状態に置かれています。
それでいて、当の日本人は、まったく、その自覚がありません。まったく馬鹿になったとしか思えません。
日本人は、日本のことは世界に知られていないと、思いこんでいるふしがあります。
けれども日本の存在が多きくなっている現在、日本人のやり方は、多くの外国で知られるようになっています。
そしてアメリカでは、すでに常識となっています。
つまり、日本人の取り扱い方が、多くの外国人に知れ渡ってしまったのです。
日本国内の金融、教育などは完全に崩壊しかけています。また、外交は、まったく機能していません。
国益という視点が、すっぽり抜け落ちているのです。
外務省が、個々の外交官の功績至上主義によって、組織として機能していないことは、まちがいないでしょう。呆れはてた状態です。
#はじめに より一部抜粋
スポーツ選手もかわいそうです。
日本人がメダルを取れそうな種目は、すぐルール変更されてしまいます。
苦難を乗り越えて努力し、ようやくトップに立てるようになると、みごとな「日本叩き」が始まります。
それに対して、抗議をしないのが、日本人なのです。
かつて「東洋の魔女」と言われたバレーボールは、もうだめでしょう。
背の低い日本人にはけっして勝てないルール改正が行われました。
スキーでも、「日の丸飛行隊」が活躍したり、ジャンプ総合で日本人が優勝すると、配点がかわり、圧倒的な不利を背負うことになりました。
水泳競技はずっと日本人選手を排斥するルール変更がなされてきています。
そういった中で一生懸命努力している若者たちを見ると、ついつい同情したくなります。
しかし私は、ニッポンとニッポンに冷たく言います。
「これが欧米のやり方なのです。自分たちに何が欠けているのか、自覚しなさい」と。
ニッポン人を、世界中がカモにしています。
2004年3月1日ロバート・ツチガネ アメリカでは常識の-ニッポン人取扱説明書-腹が立つけど、これが現実 (著)ロバート・ツチガネ 2004年3月出版
★ニッポンでは「国益」を語ることがタブーらしい★
日本では、国益を論じることは、ほとんどタブーに近い。
というより、初めから国益という概念が、日本には存在しないのである。このことは、欧米でも、よく知られている。
私が出会ったアメリカ人も、日本人は短いタイムスパンで損得勘定をすることが多いものの、長期的な国益という観点から、ものを言うことが少ないと見ている。
ケーススタディとして、北朝鮮を取り上げてみよう。
いったい、北朝鮮と国交回復して、なんのメリットがあるか、考えたことのある日本人が、どれほどいるだろうか?
ところが、奇っ怪なことに、日本の外務省は、北朝鮮との国交回復にきわめて熱心なのである。なんのメリットもないどころではない。
北朝鮮に対しては、かつて金丸信元副総理が訪朝した際に、戦前の補償ばかりでなく、戦後補償までも約束してきてしまった。
また、平壌声明のときも、さすがに賠償という用語は避けたものの、経済協力をほのめかす表現を用いてしまった。
このことも、いかに国益を考えていないかの、ひとつの証拠である。
アメリカでは常識の-ニッポン人取扱説明書-腹が立つけど、これが現実 (著)ロバート・ツチガネ 2004年3月出版
★世界平和に対する妄想的な思い込み★
日本は戦後、平和という幻に取りつかれている。ドイツでは憲法(基本法)を改正し、NATOの一員として、自国を守れる軍隊を持っている。
日本はいまだに平和教とでもいうべき妄想に取りつかれている。たしかに平和は望ましい。
だが、平和、平和とお題目のように唱えれば、実際に平和がもたらされるわけではない。
とくに、日本の場合、異常きわまりないのは、日本さえ軍備に走らなければ、世界は平和になるという妄想的な思い込みに、取りつかれている点である。
日本では、北朝鮮の核開発に反対する市民運動は皆無だが、日本の原子力発電に反対する運動グループは、掃いて捨てるほど存在する。
日本の自衛隊には反対するが、拉致、テロなどに当たる北朝鮮の特殊部隊には反対しない。
つまり、日本人さえ、身を謹んでいさえすれば、他の国はよい国ばかりなのだから、世界は平和になると妄信しているのだ。
日本人の考え方は、いかにも非現実的で妄想に近いのだが、そのことを当の日本人が理解できていない。愚かしいかぎりだ。
日本では多くの国民も政府も、北朝鮮、中国がどんなに危険な存在であるかを理解していない。
北朝鮮も中国も日本を仮想敵国としてミサイルを配備している。いつ彼らは核戦争のボタンを押すか分からない。
日本はこれに対し、まったくの無防備の状態にある。
こうした現状について、国民も財産も守れないという厳しい現実を、政府も役人もマスコミも説明しないし、議論しようともしない。
補足:この本が書かれた2004年時点で北朝鮮が核兵器を開発していたが、
それについて国会でも、マスゴミでも、ほとんどの一般人の間でも、危機感すらなく国防議論がおこなわれることもまったくなかった。
唯一日本の核武装議論の必要性について訴えた中川昭一氏はその後、G7で酒に薬を盛られて有名な泥酔会見を晒され、その後に不可解な死を遂げた。 /⌒ヽ もしもし
⊂(メω^[]0ー、オレだおオレオレ!息子だお!
/// /_/:::::/
|:::|/⊂ヽノ|:::| /」
/ ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|
/______/ | |
| |-----------| | もしもし・・・
/⌒ヽ オレだおオレオレ! いつもありがとうお
( ^ω^[]0
(:::::::::::::ノ
|__∧_| ■自滅するアメリカ帝国 日本よ、自立せよ 中国・北朝鮮が核を持っているのにアメリカは「同盟国・日本」になぜ核武装を許さないのか?■(著者)伊藤貫 2012年3月20日第一刷発行
P57
◇1990年「日本封じ込め」◇
1989年にベルリンの壁が崩れて東西冷戦の対立が終わると、米政府は即座に、「世界を一極構造にして、アメリカだけが世界を支配する。
他の諸国が独立したリーダーシップを発揮したり、独自の勢力圏を作ろうとすることを許さない」というグランド・ストラテジーを作成した。
ブッシュ(父)政権のホワイトハウス国家安全保障会議が、「冷戦後の日本を、国際政治におけるアメリカの潜在的な敵性国家と定義し、今後、
日本に対して封じ込め政策を実施する」という反日的な同盟政策を決定したのも、1990年のことであった。
(筆者は当時、「ブッシュ政権は日本を潜在的な敵性国家と定義して、「対日封じ込め戦略」を採用した」という情報を、
国務省と国防総省のアジア政策担当官、連邦議会の外交政策スタッフから聞いていた。
ペンタゴン付属の教育機関であるナショナル・ウォー・カレッジ〔国立戦争大学〕のポール・ゴドウィン副学長も、
「アメリカ政府は、日本を封じ込める政策を採用している」と筆者に教えてくれた。)
ブッシュ(父)政権が、レーガン政権時代に国防総省からの強引な要求によって決定された自衛隊の次世代戦闘機の日米共同開発合意を一方的に破棄、改定したり、
日本に対して国際通商法(GATTルール)違反のスーパー301条項を適用して、米製品を強制的に購入させる「強制貿易」政策を押し付けてきりしたのも、
「アメリカが支配する一極構造の世界を作るためには、″潜在的な敵性国″である日本を封じ込めておく必要がある」という戦略観に基づいている。
以下略~~~~~~~~~~~~~~~~~~
公式の席では日本に対して、「日米同盟は、価値観を共有する世界で最も重要な二国間同盟だ」とリップ・サービスしておきながら、
実際には日本を″潜在的な敵性国″とみなして強制的な貿易政策を押し付けてきた1990年代のアメリカ――ブッシュ(父)政権とクリントン政権のやり方は、
ウォルツが指摘してきたように「権力の濫用と腐敗」を体現したものであった。 ■自滅するアメリカ帝国 日本よ、自立せよ 中国・北朝鮮が核を持っているのにアメリカは「同盟国・日本」になぜ核武装を許さないのか?■(著者)伊藤貫 2012年3月20日第一刷発行
P66 ◇同盟国は「家来と属国」◇
ズビグニュー・ブレジンスキー(民主党カーター大統領の安全保障政策補佐官)も、1990年代のアメリカの一極覇権戦略を支持していた。
国際関係の"赤裸々な真実"をそのまま露骨に表現する癖がある正直なブレジンスキーは、当時、アメリカの同盟諸国のことを、
「アメリカの家来と属国にすぎない」と模写していた。
ブレジンスキーは、「アメリカ政府は、アメリカの"家来と属国"を軍事的にアメリカに依存せざるを得ない状態に置いておかねばならない。
我々は、同盟諸国をアメリカに依存させることによって、これら諸国がアメリカの命令に従わざるをえない仕組みを維持するのだ」と主張していた。
同盟国に対して、「アメリカが保護してやるから、お前達が自主防衛能力を持つ必要はない」と言って、同盟諸国の自主防衛政策を阻止し、
これら諸国を半永久的にアメリカの"家来と属国"の地位に留めておこうとするのが、アメリカの同盟政策のエッセンス(正体)なのである。
P67
著名な国際政治学者であるグレン・スナイダーは、第二次世界大戦後に米政府が運用してきた同盟システムを
「エントラップメント・アライアンス」(罠にはめる同盟関係)と表現している。
超大国アメリカに「保護してもらっている」と喜んでいる同盟諸国が、
「気がついてみたら、独立主権国として行動するために必要な外交能力と国防能力を剥奪されていた」
という状態にエントラップしておこうとする同盟国操縦システムなのである。
(1950年代の後半期、フランスのドゴールとドイツのアデナウアーがアメリカとの同盟関係を嫌うようになったのは、このエントラップメント政策のためである)
米政府は公式の場では、アメリカの運営する同盟関係を「国際的な公共財」と呼んできた。
「すべての国が利益を共有できる。国際的な共通財産」というわけである。
しかし本音レベルでアメリカが意図してきたことは、「国際公共財の提供」という名目のもとにアメリカに依存せざるを得ない多数の"家来と属国"を創り出して、
これら諸国の軍事政策・外交政策・経済政策を米政府がコントロールすることであった。
アメリカの提供する「国際公共財」が、アメリカによる世界支配の道具となってきたのである。
(言うまでもないことであるが、日米安保体制という「国際公共財」によって「保護」されてきた日本は、
自国の憲法・歴史解釈・外交政策・国防政策・通商政策・金融政策・通貨政策を、
米政府によってコントロールされてきた。日本の政治家、官僚、言論人のほとんどは、
このような状態を「独立国のあり方として、異常である」と判断する思考力すら失っている。)
P68
敗戦後の日本で、真の独立を回復しようと努力した首相はたった三人だけ――鳩山一郎、石橋湛山、岸信介――であった。
国民の前では「独立心の強い、毅然としたナショナリスト」というお芝居を演じて見せた吉田茂、中曽根康弘、小泉純一郎は、
実際には米政府の傀儡政治家にすぎなかった。)
優秀なリアリスト派の国際政治学者――ケナン、ウォルツ、ハンティントン、ミアシャイマー、ギルビン(プリンストン大)、レイン(テキサスA&M大)等――は、
冷戦後、一極覇権システムを作って世界中の国を支配しようとしたアメリカのグランド・ストラテジーに対して、強い疑問を表明してきた。
長期的に見ると、これら多数の「国際公共財と称する同盟国支配システム」を運営していくことにかかる軍事コスト・外交コスト・経済コストは、膨大なものになるからである。
アメリカは1980年代に世界最大の債務国となり、連年、巨額の財政赤字と経常赤字を垂れ流す経済運営を続けてきた。
しかも2011年以降は、大量のベビーブーム世代が引退し始める。
2011年から30年にかけてアメリカの引退者人口は二倍になるが、勤労者人口は18%しか増えない。
米経済の過少貯蓄・過剰債務構造は、今後ますます悪化していく。
ギルビン、マンデルバウム(ジョンズ・ポプキンス大)、スティグリッツ(コロンビア大)等が指摘してきたように、アメリカは、
一極覇権戦略を維持するために必要な巨大な経費を支払い続ける財政能力を持たないのである。
(それにもかかわらず米政府は、一極覇権戦略をギブ・アップしたがらない!) ■自滅するアメリカ帝国 日本よ、自立せよ 中国・北朝鮮が核を持っているのにアメリカは「同盟国・日本」になぜ核武装を許さないのか?■(著者)伊藤貫 2012年3月20日第一刷発行
P76
◇本音はつねに隠される
以上の説明により、共和・民主両党が、世界を一極構造にして、アメリカが世界覇権を握るという
野心的なグランド・ストラテジーを実行してきたことがご理解いただけたかと思う。
しかし読者のなかには、「米政府が一極覇権戦略を採用してきたことは理解できるが、何故、日本のマスコミは、
そのことの実態をもっと明瞭に報道してこなかったのか?」という疑問を感じる方もおられるであろう。
読者がそのような疑問を抱かれるのは、自然なことである。
日本のメディアや外交関係者が、アメリカの一極覇権主義のグランド・ストラテジーを明確に指摘し、解説してこなかった理由は、
このグランド・ストラテジーを考案したアメリカの外交政策エスタブリッシュメント自身の秘密主義にある。
アメリカの外交政策担当者の大部分は、冷戦後の米政府が「一極覇権の実現」を目指してきたことを国民に隠してきたのである。
勿論、アメリカは、「言論の自由の国」であり、「オープンな態度で、何でも素直に議論できる国」という建て前になっている。
しかし、建て前と現実のギャップがあるというのはどこの国でも頻繁に起きる現象であり、アメリカにおける外交議論にも、
「言って良いこと」と「言ってはいけないこと」に関する暗黙の了解が、外交政策エスタブリッシュメント内部に存在している。
世界を一極構造に作り変えて、アメリカだけが世界を支配するという冷戦後のグランド・ストラテジーの実態をそのまま率直に語るのは、
アメリカの外交政策エスタブリッシュメントにおいて、「マナーが悪い」もしくは、「あまりにナイーブ(子供っぽい)振る舞い」と看做されている。
本音レベルでは、「アメリカが世界中の国を押さえ付けておき、世界諸国をアメリカの利益になるように利用したい」と思っている時も、それをパブリックな場で表現する時には、
「同盟国や友好国との協力を促進し、戦略的な互恵関係を築いていく」とか、「他国がより適切な経済運営ができるように、米政府と米金融機関が協力していく」とか、
「他国の安全保障と地域的な安定を確保するために、アメリカの軍事力を国際公共財として提供する」といった表現を使う。
利己的(覇権主義的)な動機に基づいたアメリカの行動を、常に利他的・理想主義的なレトリックで飾り立てて米政府の真意(本音)をカバー・アップしていくのが、
アメリカの外交政策エスタブリッシュメントの「洗練」された外交レトリックなのである。
このようなやり方をシカゴ大学の国際政治学者、ジョン・ミアシャイマーは、「アメリカの指導者層は、国民向けの議論と自分たち内部での議論を使い分けてきた。
彼らはアメリカ外交を一般国民に説明する時、理想主義と道徳のレトリックを使う。
しかし政府内部で外交政策を決める時、彼らはパワー・ポリティクス(覇権政治)と国益計算によって政策を決定してきた……
アメリカ政府の言うこととやることは別だというのは、明白ではないか」と説明している。
ちなみにアメリカの対日政策の本音は、「敗戦国日本が真の独立国となることを阻止する。
日本人から自主防衛能力を剥奪しておき、日本の外交政策・国防政策・経済政策をアメリカの国益にとって都合の良い方向へ操作していく」というものであるが、
これを公式の場で表現する時は、「価値観を共有する日米両国の戦略的な互恵関係をより一層深化させて、
国際公共財としての日米同盟を、地域の安定と世界平和のために活用していく」となる(苦笑)。 このような外交レトリックの使用に関して、ニュー・アメリカ・ファウンデーションのマイケル・リンドは、次のように解説している。
「アメリカが世界覇権を握ろうとするグランド・ストラテジーは、その真意を率直に表現してはいけないことになっている。
アメリカは、ロシアと中国がアメリカにチャレンジできない状態にとどめておきたい。
日本の自主防衛を阻止したい。EU(ヨーロッパ連合)が独自の外交政策を実行できない仕組みを維持したい。
しかし、これらの本音をそのまま言うことはタブーになっている。
だから他の諸外国にとってもっと受け入れ易い、耳障りのいい外交表現を使ってアメリカのグランド・ストラテジーの実態を隠しておくのだ」
『巨人国の薦め』という著作において冷戦後のアメリカの一極覇権戦略を礼賛した国際政治学者、マイケル・マンデルバウム(ジョンズ・ポプキンス大)は、
普通のアメリカ国民が、「アメリカだけが世界覇権を握り続けて、世界諸国を支配する」という
民主・共和党両党の外交政策エリートが作成したグランド・ストラテジーに賛成しない可能性を認めている。
そのため彼は、「アメリカの世界覇権が実際に果たしている役割に関しては、アメリカ国民にその実態をあまり理解させない方が良い」とアドバイスしている。
MITの軍事学者、バリー・ボーゼンも「国際社会を一極構造にして、アメリカが世界覇権を握るというグランド・ストラテジーは、
1990年代に民主・共和両党の安全保障政策エリート・グループが決めた戦略だ。
しかし普通のアメリカ国民はこの戦略の内容に関して、きちんとした説明を受けていない」と認めている。
マンデルバウムやポーゼンと異なり、1990年代から一極覇権のグランド・ストラテジーに批判的な立場を明確にしてきたサミュエル・ハンティントンは、
「一般のアメリカ国民がこの一方的な世界戦略について知らされたら、彼らはこの戦略を実行するのにかかるコストとリスクに対して反撥するだろう。
アメリカ国民は、アメリカが世界覇権を掌握すべきだなどと考えてはいないからだ」と述べている。
アメリカの外交政策エスタブリッシュメントがパブリックな場で一極覇権戦略の本音を語ろうとしないのには、十分な理由があるのである。
二アル・ファーガソン(イギリス人、ハーバード大の外交史学者)は、
「建国以来、アメリカは、我々は帝国主義に反対する!と言明しながら、実際には帝国主義を実行してきた。
アメリカ政府は不正直だから、アメリカが世界覇権を握るという現在の国家戦略に関しても、国民に正直に説明して彼らの同意を得ることができないのだ」と解説している。
ファーガソンは、「米国民の同意を得ることなくして始めた帝国主義的な戦略は、長続きしないだろう」と予告している。 日本人のアメポチを知り尽くしているアメ公政府中枢のアジア政策担当官も、
日本政府に日本解体政策の指示を出しているDS工作員のイギリス人も、
「日本人のアメポチは幼稚で論理的思考のできない間抜けども」とアメポチを徹底的に軽蔑し見下しているし大嫌いだとよw
そりゃ自分の頭で論理的に深く考えて物事の本質を理解できる知性のある人間はアメポチなんかにはならんからなw
自分の願望に都合の悪い現実から逃避してDSアメ公に従い国を売るバカで間抜けなカスがアメポチ。
アメリカのCIA、ペンタゴン、国務省のアジア政策担当官
「我々は日本人のアメポチが大嫌いだ。連中は浅薄で臆病だ、あいつらは卑怯者だ。あいつらは自分自身で論理的に深く考える能力を持たない」
菅政権で日本解体政策の指示を出していたDS工作員のアトキンソン(英国人)
「アメポチの日本人は幼稚で論理的思考のできない馬鹿ども。少しは頭を使え」
表現者「危機」と対峙する保守思想誌 ■クライテリオン 2020年1月号■
★臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(前編)伊藤貫X藤井聡
P046
◇臆病者ばかりの日本人。だからアメリカは日本を深く軽蔑している
以下略&~~~
P047
伊藤:僕が個人的に、CIAとかペンタゴンとか国務省のアジア政策担当官とプライベートな場で議論した経験からいうと、
彼らの圧倒的多数は日本人に対してProfound Contempt(深い軽蔑感)を抱いています。
「日本人は浅薄で臆病だ、彼らは卑怯者だ。日本人は自分自身で論理的に深く考える能力を持たない」と。
アメリカ人がちょこっと何か理屈を言って、ピュと押さえると、日本人は血相変えて……。
藤井:すっと逃げていく。
伊藤:全員。
藤井:全員逃げていく!
伊藤:うん、本当に、日本人はちょこっと脅かすと、ピューっと逃げ出すと。 今日は層下学会員がたくさんいる層下ロシアの☆
☆世界から嫌われちゃい戦争惨敗記念日☆
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッ☆♪
今頃、貧層下国民らはくうさい層下ロシア汚料理でお祝いしてるのかなぁ?☆
冷えチゲパン☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ >>367
お前も人の話に答えないな?
人に聞かれて答えられないことを言っている韓国系他人種、日本会議や神道系カルト >>367
創価学会批判しても共産党や日本会議、韓国系他人種、政党信者、その他に利用されるだけで意味がない。 >>367
人に聞かれて答えられない輩が
言っても意味がない 層下はくうさくてきんもいわ妖ぅん☆
インチキ仏壇☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッ☆♪ >>371
だから、さっさと答えろ。
韓国人の妄想と変わらん。 コピーしています…
彡 ノ ヽ
ノ ミ
ノノ ヽ 彡
〆⌒ ヽ彡 彡ミミミ
(´・ω・`) (´・ω・`)
コピー完了しました
〆⌒ ヽ 〆⌒ ヽ
(´・ω・`) (´・ω・`) 日本のエリートに馬鹿で無能が多い理由
「日本のメディア・教育の問題点」なぜ日本人は情報戦に対して脆弱なのか? 60分で世界の裏を読む『月刊 インテリジェンスレポート』丸谷元人
Q:危機管理のお仕事されてて、日本の名だたる大企業のトップと話をするそうで、国際情勢の真相を伝えると、「いやー驚きました、
そんなの学校で習わなかった」といった反応をすると聞いたが、それは本当なのか?
丸谷元人「本当です。何度もそういう話が出てくる。経営者の方だけじゃなくて政治家、学者の方もそうですし。
まずよく聞くのは『いやあ、そんなの学校で習わなかったよねえ』って言うんですよ(笑)65ぐらいの方とか。
あなた学校何年前に行ってたんですかって話なんですけど(笑)
あの、そういうことはですね、『国際情勢においてこういうことがありまして、実はISの背後はこういう人達がいる、こういう国があるんですよ』ということを言うと
『いやあ、それはNHKでも言ってないしね、学校でもこういう国際情勢は習わなかったよなあ』と言われると、もう、こっちは唖然としてしまうしかないと(笑)
確かに、東大の試験でですねえ、テロの背後にどこの国家がなんて受かるわけがないんですよ確かに。だってそういう教育システムではないですから。
いわゆる記憶式の、我々の世代はそうでしたから少なくとも。
すると記憶して間違いなく書くということが一番正しい事なんですね。
それに対してそれが本当なのか否かということは問題ではないんですよ。
そこに書かれていることをしっかり記憶しているかどうかなんですよ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
逆に中小企業の社長さんの方が、そういうことは言わないですね。
学校で習わなかったとか、NHKそんなこと言ってないよねえ、テレビで言っていないとかそういうことは
鋭い中小企業の社長さんの方が、そういうことは言わないんですよ。
彼らの方がある意味で鋭いというか、大企業の人がバカだとかそういうわけじゃないですよ、大企業の人達は優れているんですけども、
情報空間が限られているという事、それから大きい組織できたので、中小企業の社長さんみたいにリスクを切って自分の身を晒してやったのではなくて、
常に会社の大きな組織の中できたので、そこら辺の免疫というか、そういうのがあまり出来ていないというのはあるんじゃないかと。
やっぱり一流大学を出て、日本の企業の方々とてつもない頭の人達が多いわけですよね。
頭がいいのにそもそも教育の方針が記憶式だったり、教科書を疑わないことだったりするので、
そういう思考に残念ながらなってる。 そういう人達は永久にそう思っているんではなくて、学校で習わなかった、NHKが言ってないと言ってても、
僕が話をしている内に、そうだよなと一回腹に納まると、ぶあーっと広がるんですよ。
でも日本のメディアの大半はこういう情報をちゃんと与えてこなかったということが原因なんですね。
ですから、それを見ると日本の教育システム、特に戦後の教育システム。
戦前はもっと自由闊達にいろんな議論をしていたのに、戦後はもう受験戦争の詰込みのとなってしまった。
これも日本の戦後教育の弊害だなと。それをやめるために今度はゆとり教育をやってみたりだとか極端に振れるじゃないですか。
じゃなくてもっと自由闊達な意見、議論をさせることをしてもいいんじゃないかと。
それをしてこなかったからこそ、大企業の経営者でもそういうことを言いだすと。
私も世界的な大企業の名経営者という人と握手して喋ったことがあったんですけども、
不思議なくらい柔軟なんですよね、頭がね。話すこととか柔軟なんですよね。
こうあるべきだ、物事はこうなんだということに囚われていないんですよね。
ただ日本の企業、特に大企業の中の人で時々見られるのが、こういうものですよね、だからこうですよねって決めつけちゃっていることが多いんですよね。
それは教育システムの結果だなあと思ってます。
びっくりされる通り、私もびっくりしたんですけども、これは政治家の方でもそうです。
学校で習わなかった、いやテレビで言ってないと、本気でそういうこと言うんですよね。大丈夫かなあと思うんですけども。
まあそういう人達も優れている人も多いので、こういう本当の情報を提供していけば、一夜にしてみんなわかってくれるようになると思うんですね。
すると今度は変わりが速いですから日本人は。ばあっと広がっていくんですけども。それまではもう少し時間がかかるかなと思います。
腑に落ちると早いですね。
一旦わかったら物凄いはやいですね。
わかるまでがですね、今までの自分の常識がガラガラ崩れていくことに抵抗心がある。
あと、こちらが言っている情報を見極める目が必要なんです。
一旦見極めて、そこにもう一つ権威がポッと付けば、どーっと行ってしまうと。
だから私も情報源は確信犯的ではないですけども、たまにですね信じられない情報があると、自分でも大手の所を探すんです。
それは自分のためではなくて、皆さんにご理解いただくためにはアフリカの小さな新聞社が言ってもホント?となる。
でも、同じことをBBCが言ったらみんな信じるわけです」 ■世界謀略白書■ <著者>丸谷元人
第1章 世界の現実を忘れてしまった日本人
P15
★謀略アレルギーに陥っている日本人
理由はあとでお話しますが、北方領土にしろ、竹島や尖閣諸島にしろ、これらの問題の背後にアメリカがいたというのは、間違いのない歴史的事実です。
私がそのことを説明すると、たとえ高名な方であっても、「じゃあ、アメリカというのは悪い国じゃないか!」と反応する日本人は多いものです。
しかし、これは「良い悪い」という観点で括れる話ではないのです。
戦後のアメリカの帝国主義的な世界支配というのは、まさにこういうものだからです。
仮に、日本が第二次大戦で負けず、アジアを中心に巨大な帝国を築いていたとしたら、そんな帝国の権力と自国の国益を守るために、
今まさにアメリカと同じようなことをやっていたかもしれないのです。
「日本は絶対にそんなことをしない」とは、とても言い切れません。
実際に、戦国時代の武将などは、みな同じようなことをやっていました。
日本でも、かつては謀略やスパイ活動は日常茶飯事だったのです。
問題は、われわれがこうした「謀略」というものの存在を忘れてしまったということ。
あまりに平和ボケしてしまったので、そういう情報を聞いても受け付けられず、感情的に反応し、見ないようにしてしまうのですね。
そんな心優しい日本の人々をなだめるために、メディアはいろんな情報をオブラートに包んで発信してくれます。
われわれはそれを聞いて、「今日も世の中は平和だ」「少なくとも日本は平和だ」と安心しているのです。
でもそれは、砂漠にいるラクダと同じじゃないかと私は思います。
ラクダは、砂漠を歩いているときに毒を持ったサソリが目の前にあらわれると、砂のなかに頭を突っ込んでしまうそうです。
怖いから見ないようにして、目の前の危機をなかったことにしてしまうのですね。
しかし、危機は引き続きまだそこにあるわけです。
日本人の平和ボケも、ラクダの平和主義と同じです。
現実に、危機は「そこ」にありますが、砂漠に頭を突っ込んでいる以上、何も見えませんから、「危機はない」と思い込んでしまうわけです。
それが戦後七〇年以上も続いてきた、今の日本の平和ボケの本質ではないかと思います。
力のある国々は、地下資源など、世界中でさまざまな権益を獲得するために、謀略を使って外国政府を転覆させたりしています。
最近、そういう行為を正当化するための“口実”として使われるのが「市場原理主義」
(市場原理主義とは新自由主義グローバリズムの中核を担う理論)という言葉です。
「市場原理主義」とは、ミルトン・フリードマンというシカゴ学派の有名な経済学者が提唱したもので、
「企業がどんどん利益を追求していけば、必ず、“神の見えざる手”が市場を差配するから、うまくいく」という、少し乱暴な理論です。
二〇〇〇年代、日本国内でもかなり喧伝されました。
しかし実態は、それを実行した中南米では見事に一パーセントの超大富豪と九九パーセントの貧困層に分かれてしまうなど、非常に大きな問題が生じているのです。
80年代の中南米では、市場原理主義の経済理論に忠実な政策・改革がおこなわれてきました。
そして、この現状に腹を立てた人々が、あらゆるところで反政府ゲリラとなって立ち上がり、治安まで悪化しています。
今日の中南米に「反米的」と言われる政治家が多いのは、彼らが若いときにそれだけ苦労したということです。
「市場原理主義」という口実を使った資源目当ての謀略に、ものすごく苦しめられたというのが実態なのです。 ■日本を操る「隠された支配構造」■<著者>丸谷元人 国際派ジャーナリスト・危機管理コンサルタント
おわりに
★インテリジェンスの高い視点を持つための「三つの鉄則」
P112
「世の中には“騙す人間”と“騙される人間”以外にもう一種類の人がいる。それは、“騙されない人間”である」
このことを本文の中にも書きました。つまり、人を騙すことはないけれども、人から騙されることもない人間。
つまり、「インテリジェンス」を働かせられる人間のことです。
インテリジェンスが高い人は、少なくとも誰からも騙されず、大切なものを失わずにすむのではないかと思います。
インテリジェンスの高い視点を持つには、重要な鉄則が三つあります。
一つめは、やはり本書で何度も言いましたが、大手のメディアをむやみに信用せず、むしろその情報操作機能に注目すること。
さらに言えば、ロシアや中国の暗部を知りたければ、アメリカの記事を読み、アメリカの暗部を知りたければ、イギリスやロシアの記事を読む。
こうすると、非常に世の中のことが見えるようになります。
当然ながら、各国の記事にはプロパガンダが多く含まれ、お互いに隠したいであろう部分も垣間見えてきます。
それらをしっかりと読み取って分析するのは、非常に有効な方法です。
私自身も、ナイジェリアの石油関連のプロジェクトに参加していたとき、地元マフィアの関係者たちと接触することがありましたが、
危険な動きをしているマフィアや武装集団の情報を集めるときには、必ずその対立先から情報を仕入れるようにしました。
たとえば、大統領派の動向が知りたければ、対立野党から金をもらっている集団と接触する。
また、テロ組織「ボコ・ハラム」の情報を知りたいときは、地元のキリスト教系の民兵集団から情報を仕入れるという具合です。
相手は敵のことを必死になって勉強しているので、ときおり「あっ!」と思うような見方を教えてくれることがあるのです。
「敵の敵は味方」という言葉がよく当てはまります。
鉄則の二つめは、「歴史」と「利権」、二つの観点から国際社会を見るように心がけること。
付け加えるなら「文化人類学的な観点」もあるといいでしょう。
そして鉄則の三つめは、「この瞬間、一体、誰が得をしているのか?」ということをつねに考えること。これがもっとも重要な視点です。
殺人事件が起こると、刑事さんは「この殺人が起きたことで、裏で一体、誰が得をしたのか?」を考えますが、情報を読み解くときも、その発想が鉄則です。
近年は日本でも、日本を真珠湾攻撃に追い込んだ張本人はフランクリン・ルーズベルト元アメリカ大統領だったと言われ始めていますが、その当のルーズベルトがこう言っています。
「世界的な事件は偶然に起こることは決してない。そうなるように前もって仕組まれていたのだ。私はあなたに賭けてもいい」
日本を真珠湾攻撃に追い込んだと言われている本人が言っているのですから、これはまさに至言といえるでしょう。そのとおりだと思います。
偶然起こったかのように見えても、それまでの個々のアクションの裏には、必ず強い意思が働いています。
その意思がどこから来て、どこに向かっているのか?―そこに注意してみてください。
この世には多くの「プラン」(計画・謀略)が存在しています。マッチポンプ(自作自演)で多くの人が死ぬことだってあります。
そしてその裏側には、必ずそれで利益や権益を得ている集団があるのです。
だからこそ戦争は「最大の公共投資」であり、「ビッグビジネス」などと呼ばれているのでしょう。
本来ならそれを批判するべき主要メディアもまた、これまで何度もそんな戦争に自ら加担してきました。
そんなメディアから流される情報を、少しでもいいので疑いつつ、ぜひ自分なりにしっかりと考えてみる癖をつけてください。
世の中にはつねに「オモテ」と「ウラ」があるということ。
また、キレイゴトの裏には、往々にして戦慄すべき何かが隠されているということ。
そんな心構えを一人一人が持つことで、日本はもっと強くなれるでしょう。
それが国民それぞれの安全と国家の末永い繁栄へとつながるのではないかと信じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
丸谷元人 日本人に謝りたい~あるユダヤ人の懺悔~/モルデカイ・モーゼ著
第一章
■「男は度胸、女は愛嬌」は男女の天分を表すもの
その他では、戦前の日本人には「男は度胸」「女は愛嬌」という言葉があった。
これは皆様も欧文に翻訳する時困った経験をお持ちであろうと思う。
この「度胸」「愛嬌」に相当する欧米語が見当たらないからである。しかしこれは当然のことである。
何故なら、この両者は欧米人の男女とももち合わせていないのであるから。
これは全くすばらしいものであると思う。男女の天分の顕著な発露であり、人間を最も個性的に飾るものとして、例のないパーソナリティである。
男の「度胸」という点で、戦争中、「アメリカ兵は白兵戦になると赤ん坊のように声を上げて泣きだすのだ」
と聞かされた銃後の日本人は、キョトンとして信じられないといった表情だったのだ。
まさかいくらなんでも、兵隊たるもの、戦地で泣き出すなんて大げさな話だろうと考えたのである。これは、当時の日本人なら無理からぬ話である。
然るにである、これは全くの事実なのである。つまり、アメリカ兵には「男の度胸」というものが備わっていない。
「女の愛嬌」の問題にしても、戦前外遊した人々は欧米の女性に愛嬌がないという点を指摘していたものである。これは無論、今日でも変わらない。
戦後の若い世代の日本人には、もはやこんなことを感ずる余地はないようである。この両者を戦後完全に失ってしまったからである。
これら多くの戦前の日本人がもっていた世界に類い稀な美点、長所は、我々ユダヤ人の理想を具現化したものであったのだ。
しかるに第二次大戦の終結を機として、これらが完全に失われてしまったのである。真に残念というほかない。
今回私がどうしても本稿の筆をとろうと決意したのは、これら類い稀な人類の財産ともいうべき長所を喪失せしめた責任が実は我々ユダヤ人にあるということを率直に認め、
深くお詫びすると同時に、我々の犯した過ちがいかなる思考、動機から惹起されたものかという点を詳しくご説明させて頂いて、一日も早くこれら美点を復活させて頂きたいと思ったからである。
何度も繰り返す如く、これらは我々ユダヤ人の理想でもある。これらを積極的に自己の理想といえるのは日本人の他にはユダヤ人しかありえない、とはっきりいえると思う。
どうか、尊敬する日本のみなさま、これから私が解き明かすことをじっくりと検討され、戦後の病巣、社会的混乱、経済と精神衛生面の跛行性の原因をよくお考えいただきたいのである。
占領軍GHQが日本人から優れた精神性と頭脳を奪い永遠にアメリカの属国にするためにつくった戦後政策。
その戦後政策で育った多くの日本人、特に現代の日本人の多くが自分の頭で考え論理的な深い思考ができずに感情的、情緒的に脊髄反射
するばかりの白痴化した愚民になった大きな要因の一つである ○×式思考法、詰込み型教育。 日本人に謝りたい~あるユダヤ人の懺悔~ モルデカイ・モーゼ著
■創造力の去勢 ─ ○×式思考法
教育改革において一般論的な要素として最も重要なことは、○×式思考法を植え込んだことにあろう。
この○×式は別章で説明した通り、ルーズベルトが戦時動員のため採用手続の簡略化という名目で一般化させたものである。
もともと、ユダヤ的思考法の二元論に他ならない。
日本の教育界でも、これを戦後もって来られた時驚いたものであった。なんたる単純思考か。
しかし精神的空白状態にあった当時の日本では、しらずしらずのうちに消化されていったのであった。決して「歓喜力行」されたものではない。
しかしこの方式は、何よりも創造力を去勢するという欠点をもっているといわなければならない。
問題の選択ができない。与えられたものの中からしか答を選べない。
問題に提起されたものよりはるかにいい考えがあっても、それを答として選ぶことはできない。これでは創造力は奪われるであろう。
さらに、依頼心の強い人間をつくることにもなる。つまり、あまり努力をしないでも何分の一かは
正解の確率が潜んでいるわけであるから、思考力も弱り、逆にギャンブル性が強くなろう。 ■保守に対して、共産主義反日ブサヨ、アメポチ新自由主義者という反国家グローバル馬鹿の物事に対する理解度の越えられない壁
反日左翼、アメポチ新自由主義バカの脳内
Q:戦争したくないから戦争しないためにはどうすればいい?
↓
共産主義反日ブサヨ「戦争になるのは軍隊があるからニダ!憲法も戦争できない憲法にして軍隊もなくすニダ!『平和』や『憲法9条』を唱えればいいニダ!」
アメポチ新自由主義者「アメリカに守ってもらうニダ!アメリカは日本のために在日米軍も置いて戦ってくれる日本の友人ニダ!
日本とアメリカは対等な関係ニダ!アメリカは善意と世界平和のために日本を守り戦ってくれるニダ!」
保守の場合
Q:戦争したくないから戦争しないためにはどうすればいい?
↓
保守はリアリストであり論理的に深くものを考える
「戦争を防ぐにはまず我が国が強力な軍隊を持つ。
我が国の軍隊が強ければ強いほど、他国が戦っても勝ち目がない我が国を侵略する意識は失せるし、敗戦国には悲惨な占領政策がまっている。
たとえ戦争になっても我が国の軍隊が強力であればあるほどそれに比例して我が国の被害は少なく抑えられる。
実生活に例えても、レイプ魔が屈強な男といる女性や集団でいる女性をレイプしようとは思わないのと同じ。
強力な軍隊、国防力があればあるほど戦争を未然に防ぎ、戦争になったとしても我が国は被害を最小限に抑えられる。
また強力な軍事力を背景にした強力な外交力、政治力をもつことができるし、
我が国の軍事産業も潤すこともできるし、強力な軍事力、国防力をもつことは我が国にとってメリットしかない。
核武装に関しても、核を我が国に打たれないためには我が国が核を持つことが戦争、核使用の最大の抑止力になる。
他国が我が国に核を打ったら間違いなく打ち返されるし、そうなれば自国も滅んでメリットがないから、核武装した我が国に核を打つメリットもなくなる。
逆に我が国に核がなければ他国は打ち返される心配がないから、いざとなったら我が国に核を打てばいいし、
核をおどしにも使えるようになるから強力な外交カードになって他国にはいいことしかない。
逆に我が国に核を持たせないために他国はあらゆる工作を仕掛けてくるはずだ。
もちろん他国に自国の国防安全保障を委ねるなど論外だし、それでは代償として自国の主権を売り渡すことと同じである。
自国は自国で守るという当たり前のことをやらないかぎり主権国家になることはできない」
情緒的、感情的で脊髄反射するだけで「印象」や「感じ」で物事を判断する共産主義反日ブサヨ、アメポチ新自由主義工作員に対して、
それとは真逆の論理的で物事の本質が理解できる保守の物事に対する理解度は人間と猿レベルほどに差があると言ってよい。 リチャードしこみず関連
小沢一郎繋がり
大陸派
在日繋がり
反米 友達も信じきってて
私が話しても
キョトンとしてた
人は何を信じるかは自由なんだよ 糖質カットのパンやお菓子が増えたねー
パスコとかシャトレーゼとか チェリーは、観世音菩薩みたいな存在。
困った時に心で名前を呼ぶと、不思議な力で
護ってくれる。 チェリーとは桜子の事。
危機一髪の時は
心でフルネームを呼ぶんだ アナル芸人とヤク中は
南国臭い どこかで見た
般若顔 伊藤貫が戦後77年間の日本の国際政治論争は「アメリカにしがみつくか、それとも憲法9条にしがみつくか」という小学生レベルのものしかなかったと言っているが、
このアメリカにしがみつく(アメポチ)か、憲法9条にしがみつくか(反日ブサヨ)の議論はアメポチVS反日ブサヨの争いだったことがわかるだろうw
表現者「危機」と対峙する保守思想誌 ■クライテリオン 2020年1月号■
★臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(前編)伊藤貫X藤井聡
P024◇日本国内の外交の議論は、デタラメばかりである。
伊藤:そうそう。
だから六つの思考パターンのうちのどれを使っているかを、はっきりさせる必要があります。
露骨に言っちゃいますけど、過去74年間の日本国内の国際政治論争というのは、ほとんどすべて不毛だったのです。
いつまでたっても「アメリカにしがみつくか、それとも憲法9条にしがみつくか」というレベルの議論。
これって国際政治学のパラダイムとは何の関係もないのね。
延々と小学生の討論会を聞かされているようなものです。
↓
〇反日ブサヨの国際政治論(反日ブサヨにとって論理や理論はどうでもよく情緒的、感情的に脊髄反射し自分の願望に都合の悪い真実や論理から目を逸らし、自分の願望を盲信しつづける)
「日本が軍隊を持たず戦争放棄の平和憲法を保持すれば世界から戦争はなくなるニダ!
外国の人々は人も殺さないし、物を盗こともないし、嘘もつかない善人しかいないニダ!
もちろん日本や他国の政治に内政干渉して自分たちに都合がいいように圧力をかけたり他国を侵略するような悪い国も人も、外国には存在しないニダ!
だから悪党の日本が武装放棄するだけで世界は平和になるニダ!
ジャップは『平和』と『憲法9条』を連呼する題目を唱えとけばいいニダ!」
〇アメポチの国際政治論(アメポチにとって論理や理論はどうでもよく、情緒的、感情的に脊髄反射し自分の願望に都合の悪い真実や論理から目を逸らし、自分の願望を盲信しつづける)
「アメリカは善意と世界平和のために日本を守り戦ってくれるニダ!
アメリカは日本のために在日米軍も置いて戦ってくれる日本の友人ニダ!日本とアメリカは対等な関係ニダ!」 〇保守の国際政治論(保守はリアリストであり論理的に深くものを考える)
「日本はまずGHQに押し付けられたお笑い憲法(笑)を改正し、制度的にも物理的にも強力な軍備を持ち自主防衛することが最低限必要だ。
そうしなければ日本は自主外交もできないし永遠に主権を取り戻すことはできない。
日本の軍事力が強力であればあるほど、他国が戦っても勝ち目がない日本を侵略する意識は失せるし、敗戦国には悲惨な占領政策がまっている。
たとえ戦争になっても日本の軍事力が強力であればあるほど、それに比例して我が国の被害は少なく抑えられる。
実生活にわかりやすく例えてみても、レイプ魔が屈強な男といる女性や集団でいる女性をレイプしようとは思わないのと同じ。
逆に若く美しい女性が一人でいればレイプ魔のかっこうの餌食になる。
強力な軍事力があればあるほど戦争を未然に防ぎ、戦争になったとしても日本は被害を最小限に抑えられる。
また強力な軍事力を背景にした強力な外交力、政治力をもつことができるし、
現在の日本は使い物にならない兵器をアメリカに強制的に買わされているが、
主権を取り戻せば日本の軍事産業も再建し、自国製の兵器は日本自身でつくり日本の軍需産業も潤すこともできる。
強力な軍事力をもつことは我が国にとってメリットしかない。
核武装に関しても、日本が他国に核を打たれないためには、日本が核を持つことが戦争と核戦争の最大の抑止力になる。
日本が核を持てば他国が日本に核を打ったら間違いなく日本に打ち返されるし、
そうなれば自国も滅んでメリットがないから、核武装した日本に核を打つメリットもなくなる。
逆に日本に核がなければ他国は日本に打ち返される心配がないから、いざとなったら我が国に核を打てばいいし、
核をおどしにも使えるようになるから、強力な外交カードになって他国にはいいことしかない。
逆に日本に核を持たせないために他国はあらゆる工作を仕掛けてくるはずだ。
もちろん他国に自国の国防安全保障を委ねるなど論外だし、それでは代償として自国の主権を売り渡すことと同じである。
自国は自国で守るという当たり前のことをやらないかぎり主権国家になることはできないし、日本はアメリカの奴隷国家のままだ」 GWからは道東も春でした
4月の初めは冬
記憶違いしてました。 こんにちは、霊。
雨が降りそう。
植物がぐんぐん育つね。 三|三
イ `< ,..-──- 、 _|_
 ̄ /. : : : : : : : : : \ |_ ヽ
∧ /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ (j )
/ \ ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
{:: : : : i 一' ゙ー i: : : : } _ヽ_∠
└┼┘ {:: : : : | ェェ ェェ |: : : : :} lニl l |
|_|_| , 、 { : : : :| ,.、 |:: : : :;! l─| l 亅
__ ヽ ヽ. _ ヾ: :: :i r‐-ニ-┐ | : : :ノ _
/ } >'´.-!、 ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ‐′ l `ヽ
( | -! \` ー一'´丿 \ l/⌒ヽ
\ ノ ,二!\ \___/ /`丶、 _ノ
/\ / \ /~ト、 / l \
├─ / 、 `ソ! \/l::::|ハ/ l-7 _ヽ
|_ /\ ,へi ⊂ニ''ー-ゝ_`ヽ、 |_厂 _゙:、
(j ∧  ̄ ,ト| >‐- ̄` \. | .r'´ ヽ、
,ヘ \_,. ' | | 丁二_ 7\、|イ _/ ̄ \
i \ ハ∟ |::::|`''ー-、,_/ /\_ _/⌒ヽ >>413
ホンマの話の中にウソを混ぜるのが、
テクニックやで? 普通のヤツにはバレるけどな、
アホは「アイツウソツキやな!」
と言いながらそいつのウソを信じんねん ウソツキを信じるヤツら=ウソツキ集団
って思われよる 肉体労働だけがHigh Hopesじゃない、
非医者もHigh Hopesだと思うよ >>419
素人でもクソにもならん解るクソデータ晒して得意になって自らのアホを開示する反ワクのことか?
水飲むなとか言ってる人殺し予備軍の基地外のことか? クソにもならんと のとが抜けたじゃねぇかコノヤロウ >>425
なんで
ムンチョで
押さえつけることが
できるの? 怖がり、泣き虫?な人
粘り強く、頑固な人
仕事頑張る人 .___ __,:--------:::.._____
.´ ハx'´ハ`ヽ ,.-'''"~..。--'''"",.:´――─ii――――─――ミヽ
.. X _Vi'二ニ!-''''"^ |l.|6|0|Y|.|| [山手線] ....||
__ =!ニ-''" .:=.iニ! = -=''i l|~」 ||...________||_________||
: _ー....... ..:i:::l:::|| |.|「|| | l||] || || ハ,,ハ .||
iiilll|:||:|ll|:||:|:|::|. |:::|| |.||:|| | l||:|. || || ( ゚ω゚ ) ..||
ll!!!!!.||.llll.ll.l.l..l. l...|| |.||.|| | l||:|. || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄JR ̄||
=ニニニニニニニニ | ̄.| l||:|. ||^(○) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(○)^.||
__'''' l.l .......___|. |. |___l_l__||───────────.||
「「T"''''''''┬-:ニ....__└--! :-!|||| ◎________◎ .||
"u.l:_|讐讐|:| l:::|:::::| ~||⊂^ニニji.|ニニニニニニニ=======ニニニニニニ|
`" ー__l_=''). l」∥__∥. !二-==-二!.∥__∥
~"''''- └────┘ GW明けは人身が多いのよねぇ☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッ☆♪ グッロイ♪色しぃた♪小陰線っ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
まんなか♪とおるは♪クリトリ線っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
コロナぁな♪汚客が乗ってて♪くうさい妖♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
GW明けぇは♪安定の♪じっ♪んっ♪死んっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪ オモニィオモニダ☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッ☆♪ スクサニダアセクサニダコロナニダ☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆ >>426
何があったのかは知らないが
あのウサギ野郎をイジった方が面白いだろ
ムンチョはどうしたんだよ >>423
つづきだけど、これから熱中症のこともあるのにあまり水を飲むなとか
悪意に満ちてるよなTikTokで観たんだけどさ
おそらく馬鹿な騙されやすい奴は4んで当然と思っている
優勢遺伝子保護みたいな思想の奴等がいるんだろうな
日本人の人口も減って(減らして)いるし
真の解を導き出せない奴は騙されて4ぬことになるかもしれんぞ
ワクチン打ってない奴から順番にな
水は体型にもよるが、2リットル/1日は飲んだ方がいいんじゃないのか
飲みたくなきゃ脳梗塞コースが待ってるから好きにしろよ >>447
まぁ面白くない時も確かにあった笑
コンペより面白いんじゃないか?
爆弾発言笑 いやオレコンペあんまり知らないんだわ ウチの母親は昔、トイレに行くのが面倒だと言って水あまり飲まないで脳梗塞になった
考え方が根本的に間違っとる
みっちり絞ってやったのに話そらしてゴマかすんだわ
オバサンって考え方おかしい人多いよな 0437 恋する名無しさん 2022/05/13 21:50:42
グッロイ♪色しぃた♪小陰線っ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
まんなか♪とおるは♪クリトリ線っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
コロナぁな♪汚客が乗ってて♪くうさい妖♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
GW明けぇは♪安定の♪じっ♪んっ♪死んっ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
この数分後に停電、電車ストップニダ妖☆
オバQ電鉄ぅ☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッポッポッ☆♪ 残念ながら☆
停電してしまった地区に暮らす人々の☆
冷凍庫の中のアイスは溶けちゃったから☆
捨てたほうがいいデスわ妖☆
レデェボォゲン☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッ☆♪ これはきっと☆
大震災が起こる予兆にちがいないわぁん☆
カンパン☆_(:3 」∠)_ガクガクブリュレ☆♪ 今度は☆
平均的にウンコのにほいがくうさい男女らが多く生息している地区で☆
巨大地震が起こる!☆
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ あなたが居れば
それだけでいい
ジューンブライドで 僕の大好きな、愛くるしい人。
猫になってくれている人。 お願いします( ^ω^ )ラタトゥユがブームで嬉しい。 人生で一番愛した人
どうにかして一緒になりたかった人 なんで連絡してこないの?
もう警察呼んだ馬鹿に行かないからな
若い子と結婚するぞ 僕の大好きな人。
今日は爽やかだから出かけようか。 黒髪ロングの麗しくないウンチ臭い巨大牛さんん?☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッ☆♪ 話をする価値がない妖な男女とは話はしない事がコロナ予防にもなるし☆
無駄な時間も使わなくていいデスわ妖☆
世の中には無駄が多すぎて不幸な男女らがいっぱい☆
悪霊御札☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ 水溜りボンド気取りかえ?☆
不安定職ぅ☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッ☆♪ >>492
人に聞かれて答えられない
韓国系他人種にしか見えないな きっと私の年齢と病気で引いてしまった人
あなたは違うと思ってたけど
おんなじだったね
仕方ない 本当の事言われて答えられない韓国系他人種。
韓国系他人種の神輿の日本会議竹田や神道系カルト大山ネズの会の話したら、
逆恨みして個人妨害の犯罪者ストーカー
余程皇室関連はうまみがあるんだろうな。
三笠宮の女の宮さんの活動の方がよっぽどましだな。 >>498
大丈夫、私もあなたの性格がきらい
あの人じゃないのはわかってるから しつこいなあ
〇〇さん、まだ私を恨んでるの?
幸せになれないのはその性格のせいってわかってる?
まあべつによいけどうっとおしいなあ 私って書けば特定の誰かに
成りすませるって本気で思ってんの?
日本語は難しいもんねぇ ウンウン 人を陥れることを考えるヒマがあったら
自分がどうやったら幸せな状態になれるか考えたらよいのに
と思ったけど
私を恨んで恨んで憎くてどうしようもないんだろうね
いい反面教師になってくれてるからよいけど 誰かを筆頭に複数人でマニュアル通り
紛れて書くから隠れられてると
思ってるのかも 私自身は憎しみにせよそんな執着されるほどの人物でも美貌でもないから
自分の幸せや貴重な時間を私を不幸にすることに使いたいと思うほど
私にある意味執着してくださるのはありがたいかな :,. ´ ̄ ` 、:
:// `ヽ 、:
:/ / \ \:
.:/ / \ \: もう海開きでゲソ?
:/ .′ _,.-―――- 、\ \
:く i . ´: : : : : : : : : : : : :\ \:
:\ :! /: : : : l:\: : : ∧: :l\: : : :\/:
:\ |/: : : : :∧|:::::::\/::::∨::::::ヽ: :∧|:
:\/: : : :|_レ:::::::-‐'":::::::::::"'‐-::::∨ |:
:|: :,.|: :|::::::::::z==、、:::::::::::::z,=、::|.: |:
:|: { |: :|. (( )). ((_)){: :|:
:|: ヽ'::ハ とつ¨´  ̄とつ:
:/ : : .ハ: ::、 ⊂⊃ ノ :|:
:/ : : /:/ \:ヽ ノ| |:
:/ : : /:/ '. Nヘ, 、-ァ ヽ´ \ | .:|: ヘッロォ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
人身ん♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
できたての人身マグロはいかがぁ♪
ドンッ!☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪ きっと身を投げたのは層下学会員に違いない☆
層下やら汚底辺に親の汚小遣い頼り生活ゆとり学生でも乗れるノリノノは利用しないほうがいい妖☆
インチキ仏壇☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッ☆♪ >>510
会社公務員またいで国家内国家ディープステート、日本会議統一協会や大山ネズの会、韓国民団色々いるな 朝鮮脳だから
南北朝鮮の争いと同じ事やっている韓国系
創価学会批判だけで、他を批判しないのか? 創価学会批判しても反対側に利用されるだけで意味がない。
韓国系他人種だから 緩やかに絞め殺される日本人
日本人は月4400円、年52800円という少なくない額を支払い新聞を購読し、相当な信頼を寄せている
しかし新聞が信頼に応えたことはあっただろうか
偏向し、狂った言論で日本を貶め、利己主義を美辞麗句で多い隠し、日本人を苦しめるばかりだ
そんな新聞を信頼し、少なくない代価を支払い購読しているのはもはや滑稽でさえある
新聞という虚偽に満ちた存在の本当の姿を知るべきだ
家族や隣人と話をし、新聞を実態を広めよう
それが自分の権利を守り、ひいては日本を守ることになる 創価学会批判しても反対側に利用されるだけで意味がない 日本会議竹田と韓国系他人種繋がり
や大山ネズの会は何故か批判しないな? 格好の批判材料だろうにな。
大山ネズの会
創価学会批判しても反対側の日本会議統一協会大山ネズの会その他や政党信者や韓国系他人種に利用されるだけで意味がない。 無職でお金がないからといって☆
汚バイクで暴走をしたり☆
夜中に街をうろついてペアヤングごきぶり焼きそばをタゲているようなチョウチェン人層下男女らは☆
皆迷わず川に落っこちてチネば良いのだ妖☆
コロナ電磁波ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ 今日はなんだか日が悪いなぁ…
明日の同じ時刻・場所にて♪ カルトは集会場に集まるみたいだが、
カルト信者ではないから、そんな所に行ったことがない。 集団ストーカーやっている割には確認しないのかね?韓国系在日や帰化の捏造や嘘の事例である。 ,.:::.⌒⌒:::::ヽ
(::::::::::::::::::::::::::::)
(::::::::::::::人::::::::::ノ
(::: :( ):::ノ
∥∥∥
/⌒ヽ
(;^ω^)寝坊したお~!
| ⊃ ⊃
└-⊃-⊃
|∥|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ボヨヨーン !!
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
| \ \
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
\ |_______|
,.:::::.⌒⌒⌒:::::ヽ
(:::::::::::::::::::::::::::::::::)
(::::::::::::::人::::::::::::::ノ
|(::: :( ^ω^ ):ノシ
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\ と思ったらきょうは休みだお
| \ \
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
\ |_______| 日本最大の害悪であるアメポチ新自由主義一味には大きく分けて2通りある。
1つはアメポチ新自由主義政策が自分の利権に繋がると思い込んでいる連中であり、
連中はアメポチ新自由主義政策のデタラメを認識していながらも、利権を得て己の私利私欲を満たすために、
頭の弱い人々を騙し誘導しようとアメリカや新自由主義に都合のいい嘘を撒き散らす。
もう一つは情緒的で論理思考ができず真実は二の次で、自分の願望に都合が悪い理屈や真実から現実逃避して自分の願望を盲信し続ける連中。
「自分が大好きなアメリカは日本人のことが好きで、日本のため世界平和のために在日米軍を置いて日本を守ってくれているし真の日本の友人である」
という自分が思い描く願望に都合が悪い理屈や真実から目を逸らし自分の願望を思考停止し妄信する。
連中は事実無根で自分の願望を描いただけ嘘で塗り固められた歴史を真実と思い込む韓国人の「ウリナラファンタジー」や、
カルト信者の信者と同じ精神構造と言うとわかりやすいだろう。
この「自分の頭で論理的に考えられないお花畑の馬鹿ども」というアメポチ新自由主義者の特徴は、
アメリカ政府の日本通やDS工作員のアトキンソンなどの外国人も、日本人の多くの言論人も指摘しているアメポチ新自由主義者の特徴である。
そもそも自分の頭で論理的に考えることができる人間であれば、理屈として日米関係の真実も、
日本に主権が存在しないことも認識しているから、アメポチには成りようがないのである。
アメリカ政府でDSの意向を日本の高官に指示する日本通や、菅政権でDSの日本解体工作を指示していた工作員のデービット・アトキンソンは、
DS工作員の自分に対して日本政府や経済界の日本人は誰も意見すらできず、飼い主に忠実な飼い犬のように命令を忠実に実行し、
自国の日本を自らの手で解体し破壊していく姿を見ているのである。
その臆病でバカで間抜けな姿を見ていれば「自分の頭で論理的に考えられないお花畑の馬鹿ども」
と激しく軽蔑し見下しバカにするのは当然である。 ■安倍政権とは何だったのか (著)適菜収 2017年出版
第一章 安倍政権とは何だったのか
★戦後レジームからの脱却?
安倍政権とは何だったのか?政治の腐敗が来るところまで来たという話です。わが国は想像以上に脆かった。
民主党政権の三年間で酷い目に遭ったという意識が国民には強く残っていて、
その反動で「民主党よりマシ」「民主党時代に戻すのか」といったテンプレート、思い込みのようなものができた。
それが安倍政権を支えていたのだと思います。
しかし、本当に民主党よりマシだったのか?
むしろ、民主党の一番危険な部分、愚劣な部分を引き継いだのが安倍政権ではないでしょうか。
憲法の恣意的な解釈、デフレ下の増税、TPP……。
また、移民政策、農協や家族制度への攻撃といった愚策中の愚策を急進的に押し通してきた。
やってきたのはシンプルな対米追従・売国政策です。
「戦後レジームからの脱却」などと駄法螺を吹きながら、「戦後レジームの固定化」を進めてきた。
河野談話、村山談話を踏襲し、決着済みの日韓賠償問題を蒸し返し、アメリカの要望通りに国の形を変えていく。
歴代総理の中でも圧倒的に出来が悪い。国家観も歴史観も憲法観もすべてが変。
結局、民主党政権の三年間に日本人は何も学ばなかったのです。本質を見極めることができなかった。
だから、それ以上に腐っている安倍政権に飛びついてしまった。
これはメディアの問題でもあります。安倍政権に対する本質的な批判、有効な批判をしてこなかった。
それで一部の新聞や雑誌が、先鋭化、カルト化していったというのが、今のわが国の状況だと思います。
「安倍政権が通したおかしな法案の多くは、民主党時代に作られたものだ」と擁護する人たちがいますが、普通に考えたら変ですね。
もし民主党が作った法案が間違っているなら、それを通さなければいいだけの話。
よって、法案を通した政党の責任が回避されるわけではない。
民主党が下野してから一体何年たったのか?
いまだに民主党のせいにして、より悪質な法案を通し、デタラメな国会運営を続ける安倍政権に対しては口をつぐんでいる。
いわゆるネトウヨや、その類の新聞や雑誌は、非常に特殊な思考回路を持っています。
普通の人間だったら民主党が仕込んだ悪い法案を通したら「けしからん」と怒ると思いますが、
連中は「安倍さんは悪くない。悪いのは民主党だ。安倍さんバンザイ」となってしまう。
こうした特殊な思考経路を持っている人たち、短く言えばバカが表舞台に立つようになってしまった。
その原因、構造、思考的背景を解明しないと同じことの繰り返しになります。
こんなことを繰り返していると、日本は消滅してしまう。
ここでは安倍政権が何をやってきたのかを振り返り、その本質について振り返りたいと思います。 ■安倍政権とは何だったのか (著)適菜収 2017年出版
★周回遅れのグローバリスト P174
非常時にはいろいろなものが見えてくる。普段取り繕っている人間の化けの皮も剥がれる。それで彼らは必死になる。
ここのところ、ネットでは連日のように安倍晋三の礼賛記事が流れている。
ネトウヨ、およびそれに類する評論家みたいなのが安倍の一挙手一動を褒め称える。
相当、追い詰められているのだろう。
潮目が変わったというか、やっぱり安倍ではダメだと思う人が保守層の中に増えてきたようだ。
擁護するにしても積極的なものは少なく、「民進党よりマシ」「左翼がダメすぎる」といったものが多い。ある意味、それは正しい。
頓珍漢な政権批判を繰り返す左翼は、安倍政権の補完勢力になっている。
慶應義塾大学教授の金子勝はツイッターで「たしかに安倍首相も同じ排外ナショナリストとして
(ドナルド・トランプ)と気が合うようだが、悲しいくらい『属国』の首相扱い」とつぶやいていた(2016年11月28日)。
「外国人材」などと国民を騙し、大量の移民を国内に入れようとしている安倍がなぜ「排外ナショナリスト」になるのか。
安倍は保守でも右翼でもなく周回遅れのグローバリストである。
左翼もきちんと現状認識しないと、安倍の暴走に棹差すことになる。
アメリカ大統領選で共和党の実業家トランプが勝利(2016年11月8日)。
株価や為替相場は乱高下し、わが国の政界にも激震が走った。
民主党のヒラリー・クリントン元上院議員の勝利を見込んでいた安倍は、大統領の開票終盤、「話が違う」と外務省にいら立ちをぶつけたという。
2016年9月の訪米では、ヒラリーとだけ会談。
トランプを無視した形になり気まずかったのだろう。
野党からトランプとのパイプを築いてこなかったことを批判されると、安倍はトランプ陣営の関係者とは会ったと胸を張り、
しまいには「クリントン政権が誕生すると推測した事実はない」との政府答弁書を閣議決定した(2016年11月22日)。痛々しいですね。
本質的な問題は安倍がトランプ勝利を予想できなかったわけではない。
トランプ勝利後も、目の前で発生している事態をまったく理解していなかったことだ。
安倍はトランプに対し、「(日米は)普遍的価値の絆で固く結ばれた揺るぎない同盟国」「21世紀においては、日米同盟は、
国際社会が直面する課題に互いに協力して貢献していく『希望の同盟』であり、トランプ次期大統領と手を携えて、
世界の直面する諸課題に共に取り組んでいきたいと思います」と祝辞を送っている。
トランプの勝利により否定されたのは「普遍的価値」という発想だ。
トランプが発言を翻す可能性もあるし、ネオコン勢力とのつながりも指摘されているが、額面通りに受け取ればアメリカは
「世界に直面する諸課題」に積極的に取り組まないと意思表明を行ったのである。 トランプ裏無い☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ トランプ勝利を予測した歴史人口学者のエマニュエル・トッドが、そこそこ真っ当な分析をしていた(『朝日新聞デジタル』)
「自由貿易と移民が、世界中の働き手を競争に放り込み、不平等と停滞をもたらした、と人々は理解し、
その二つを問題にする候補を選んだ。有権者は理にかなったふるまいをしたのです」
「トランプ氏選出で米国と世界は現実に立ち戻ったのです。幻想に浸っているより、現実にもどったほうが諸問題の対処は容易です」
「議会共和党が、トランプ氏を制御するのではと言われます。でも、自由貿易がこの選挙で中心的なテーマになったことは、みんな知っています。
議員たちも反自由貿易の空気を考慮せざるを得ないでしょう」
アメリカは世界中に「普遍的価値」を押し付けるというネオコン路線、グローバリズム路線に疲れ果て、これまでも世界の警察からの撤退を匂わせてきた。
要するに、トランプ勝利はアクシデントではない。イギリスのEU離脱も含めて、大きな流れの同一線上にある。
アメリカが内側に引っ込めば、世界のパワーバランス、カネの流れも変わる。
にもかかわらず、安倍は「世界経済の原動力であるアジア太平洋地域の安定は、
米国に平和と繁栄をもたらすものです」などと能天気なことを述べていた。
だが実際には、「アジアに米国の軍隊を出すことが、本当に米国の利益につながるのか?」
という不信感がトランプの票につながっているのである。
一体いつ夢から覚めるのか。幻想に浸っているより、現実に戻ったほうが諸問題の対処は容易だ。
トッドとほぼ同じことを共産党委員長の志位和夫が言っていた。
「トランプ氏の勝利は、格差と貧困の拡大、中間層の没落などに苦しむアメリカ社会の矛盾と行き詰まりの一つの反映にほかならない。
それはまた、多国籍企業中心のグローバル資本主義の陥っている深い矛盾を示している」(2016年11月9日)。
安倍よりはるかに状況をきちんと認識していますね。安倍と比べたら失礼か。 ★ゾウの寓話 P178
安倍には世界が見えていない。それが一連の空回りにつながったのだろう。
2016年11月4日には環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を強行採決し、その後「(トランプに)TPP承認を促す」
「わが国がTPPを承認すれば、保護主義の蔓延を食い止める力になる」などと言い出した。
誰目線なのかは知らないが国益って言葉を知らないんですかね。
鎖につながれたゾウの寓話がある。
人間に捕まったゾウが杭に鎖でつながれた。逃げ出そうと暴れたが無駄だった。次の日も暴れたが無駄だった。
いつしかゾウは抵抗をあきらめた。
その後、鎖が取り外されたがゾウは逃げなかった。飼い慣らされた結果、抵抗するという発想自体を忘れてしまったのである。
日本にいるのは安倍晋ゾウ。
自民党国会対策委員長の竹下亘が、参院議員のパーティで「衆議院は、
(TPPを)強行採決して、ぐちゃぐちゃにしてしまう残念な結果だった」と発言(2016年11月14日)。
安倍は同日の参院特別委員会で「わが党は立党以来、強行採決をしようと考えたことはないのは事実」などと与太を飛ばしていたが、
国対委員長がそれを否定したわけだ。
竹下はその後、「言葉遣いを間違えた」などと釈明(2016年11月15日)。これはいつものパターンですね。
トランプが、これまでの約束を忠実に実行するなら、日本の政治家は根底から変わる。
アメリカの世界覇権を前提として頓珍漢なことを繰り返してきた安倍政権は追い詰められていくはずだ。
やるべき国防(個別自衛権の強化)を怠り、妄想を膨らませた上で集団的自衛権がどうこうと浮かれ立ち、移民政策を進め、
皇室を軽視してきた安倍とその周辺の一派、自称保守メディア、言論人の責任を今後きちんと検証しなければならない。
④
トランプは米CBSテレビのインタビューで、選挙戦の公約に沿って、
犯罪歴のある不法移民ら200万~300万人を強制送還する方針を明らかにした(2016年11月13日)。
「犯罪歴のある不法移民」と限定しているわけで、ある程度現実的な対応だ。
一方、わが国には「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」などと与太を
飛ばし、世界各国で移民問題が噴出する中、全力で移民政策を進める総理大臣もいる。
アメリカは国境や国籍にこだわりだしたけどね。
安倍はニューヨークでトランプと初会談(2016年11月17日)。ゴルフクラブ1本をプレゼントとして持参した。
トランプとのパイプがなかった政府は、長女のイヴァンカが副社長を務める不動産会社のツテをたどって、
急遽会談をセッティング(『週刊新潮』2016年12月1日号)。
現職大統領のオバマと会う直前にもかかわらず、犬が尻尾を振ってやってきたので、とりあえず部屋に入れてみた。
同席したイヴァンカは足を組み、ブラジャーをはみ出したまま、ポチぶりを見物。こういうのを国辱というんですかね。
米政府高官がTPPについて、オバマ任期中の議会承認を断念する考えを明らかにした(2016年11月11日)。
おだてられては木に登り、ついでに梯子も外された。ゾウなのか犬なのかサルなのか?
政府はTPPをめぐり、中国が協定の求める高い水準を満たす用意があることを示し、
正式に参加表明すれば「歓迎したい」とする答弁書を決定(2016年11月4日)。
安倍は2015年10月の段階で「将来的に中国もそのシステムに参加すれば、わが国の安全保障にとっても、
またアジア太平洋地域の安定にも大きく寄与し、戦略的にも非常に大きな意義があると思います」と発言している。
「TPPは中国包囲網」とか言ってたバカもいるけどね。 >>544
個人に付きまといの安倍信者?
もはや国境や国籍にこだわらない。の安倍信者
こちらは安倍信者ではないから巻き込むな ■安倍政権とは何だったのか (著)適菜収 2017年出版
★安倍批判の機能不全 P16
安倍政権を支えてきたのは、反安倍勢力、旧態依然とした左翼といえるかもしれません。
現状認識がまったくできていない。
左翼は「安倍はナショナリストで排外主義者で戦前回帰を目論む軍国主義者だ」というわけです。
「国境や国籍」にこだわらない人間がナショナリストであるはずはないし、国民を騙しながら移民政策を進め、
大量の中国人を国内に入れようとしている人間が排外主義者なわけがないでしょう。
戦前回帰を目論むどころか、アメリカに尻尾を振り、財界の要望に従い、ナショナルなものの解体を図ってきたのが安倍政権です。
左翼の多くは冷戦時代で思考が停止している。
だから、「安倍は保守反動だあー」などと頓珍漢なことを言い出す。
あれだけ動き回っているやつが反動なわけないでしょう。
政治思想の初歩の初歩を振り返ればわかるように、安倍は保守の対極にある人間です。
結局、左翼も冷戦時代のテンプレートに乗り、ステレオタイプの批判をして生ぬるい世界で充足しているだけなんですね。
結局同じ穴のムジナ。構造改革だって、遡れば左翼の発想でしょう。
一方、世の中で「保守」と思われてきた連中も完全に思考停止している。
歴史的背景、思想的背景を理解していないので、「左翼に対して強硬な姿勢をとる安倍政権は素晴らしい」となってしまう。
結局、安倍政権を支持しているのは、利権がある連中か、単なる反左翼の思考停止した連中(保守系論壇誌に多い)か、
新自由主義を保守と勘違いしているバカか、改革幻想に踊らされた花畑なんですね。
大衆は「改革」という言葉に惹かれます。構造改革を進めないと未来はない。規制緩和を進めろ。既得権益を剥がしとれ!
こうして歴史により築きあげられてきた諸制度が解体されてきたのがこの四半世紀のわが国の歴史です。
スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットは言います。
≪飢餓が原因の暴動では、一般大衆はパンを求めるのが普通だが、なんとそのためにパン屋を破壊するというのが彼らの普通のやり方なのである。
この例は、今日の大衆が、彼らをはぐくんでくれる文明に対してとる、いっそう広範で複雑な態度の象徴的な例といえよう≫(『大衆の反逆』)
キーワードは無知と忘恩。われわれは、自分たちの息の根を止めようとしているのです。 ★安保法制とは何だったのか?
いわゆる右も左も、現実を把握できていないのだから、論理展開がおかしくなる。
こうして、花畑左翼と自称保守は共犯関係になった。
右を見ても左を見ても、バカと阿保の絡み合い。思考停止に思考停止が重なり、国は大きく傾いた。
それを象徴する例としてわかりやすいのが、集団的自衛権をめぐる騒動と、立憲意義に関する議論です。
2015年の安保法制問題の根本は、そもそも集団的自衛権を現行憲法の枠内で通せるか否かです。
憲法を普通に読めば通せないことは明白です。そこで話は終わりです。
集団的自衛権の行使が必要なら、正当な手続きを経て、法案を通せばいいだけの話。
ところが安倍は、お仲間を集めて有識者懇談会をつくり、そこで集団的自衛権を行使できるようにお膳立てをしてもらってから閣議決定し、
法制局長官の首をすげ替え、アメリカで勝手に約束してきて、最後に国会に諮り、強行採決した。
順番が逆です。
集団的自衛権が必要であったとしても、国を運営する手続きを歪めてしまったら、大変なことになるという前提が社会から失われてしまった。
集団的自衛権の行使が必要かどうかという話と、現行憲法に照らし合わせて合憲といえるかどうかはまったく別の話なのに、
それをごっちゃにして発狂している自称保守も散見された。
当時、産経新聞はこう書いていた
「憲法改正による集団的自衛権の行使容認には、さらに膨大な時間がかかる。
その間も日本を取り巻く安全保障環境が悪化していくことは容易に想像できる。憲法解釈の見直しによる行使容認は次善の策には違いないが、
急ぐ必要があるのだから仕方ない」(2014年3月23日)アホにも限度がある。
急ぐ必要があれば何でもできるなら、法治国家ですらない。これは左翼カルトか全体主義者の発想でしょう。
しまいには首相補佐官の磯崎陽輔が、「法的安定性は関係ない」と言い出した。
安倍は「憲法解釈の基本的理論は全く変わっていない」「アメリカの戦争に巻き込まれることは絶対にない」
「自衛隊のリスクが下がる」などとデマを流し続けました。
法案を正当化するために「存立危機事態」として挙げた例も全部デタラメ。
ホルムズ海峡に機雷がまかれたケースも日本人の親子が米艦艇で移送されるケースも、事実上撤回に追い込まれています。
さらに安倍は、「日本の存立が脅かされ、国民の生命や権利が根底から覆される明白な危険」が「ない」と判断できない場合に、
集団的自衛権の行使に踏み切る可能性に言及。完全に頭がイカれている。
明白は危険が「ある」場合、つまり「存立危機事態」に武力行使できるという話をひっくり返してしまっている。
「ない」ことなど判断できるわけがないので、やりたい放題やるということでしょう。
これ、とんでもない話なんだけど、メディアは腐っているのでほとんど騒がなかった。
一方で左翼も「法案が通ったら徴兵制になる」などと本筋ではないところで騒いでいた。
安保法制の問題の本質は、時の政権がルールを都合よく変えたということです。
法的安定性などどうでもよくて、時の政権が勝手な憲法解釈をできるなら、人民政府と同じです。
繰り返しますが、集団的自衛権の法整備が日本の国益に適うのなら通せばいいし、
ムダないざこざに巻き込まれるだけなら止めればいい。
それ以前に、サルでもわかる話ですが、大切なのは個別自衛権の強化です。
だから軍隊アレルギーの左翼も、アメリカケツ舐めの自称保守も平和ボケなんですよ。 ■安倍政権とは何だったのか (著)適菜収 2017年出版
P154
★思春期は残酷
これはちょっと笑ってしまった。
アメリカのシンクタンク「大西洋評議会」が安倍に「地球市民賞」を授与。おめでとうございます。
世界が「グローバリスト」であることを認めた訳ですね。
私が昔から指摘しているように、安倍の正体は「地球市民」である
ニューヨーク市内で行われた授与式(2016年9月19日)で安倍は「私がこの賞を受賞するのは日本人を代表してのものだ」と発言。一緒にするなよ。
安倍はニューヨークの講演(2016年9月21日)で、日本の高齢化や人口減少について「重荷ではなくボーナスだ」
「日本の人口動態にまったく懸念を持っていない」などと意味不明な発言を連発。
だったら、一連の少子化対策や移民政策の目的は何なのか。
また、「日本の開放性を推進する」として、「一定の条件を満たせば世界最速級のスピードで
永住権を獲得できる国になる。乞うご期待です」とアピール。さすがは「地球市民」ですね。
安倍はアメリカに対し、「TPPを批准してください。政治家が『自分が不利になるのではないか』という人に説明することが求められる」とも訴えている。
この類の寓話を昔読んだことがあるな。隷属を求める家畜の話。
政府は、中国人が有効期間中に何度でも日本に入国できる「数次ビザ」の有効期間の延長や発給要件の緩和などを2016年10月17日から始めるという。
左翼の安倍批判で意味不明なのが、「安倍は危険なナショナリストだ。国家主義者だ」といったもの。
国家主義者が「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」(2013年9月25日)などと言うわけがないでしょう。
安倍がやっているのはシンプルな対米追従・売国路線。
日本人、そろそろ気づいたほうがいいよ。
安倍政権支持率が三カ月連続上昇し56.6%に(2016年9月17日、18日調査)。「10代、20代」に限ると、男性の7割以上、女性の6割台半ばが政権を支持しており、
全体の支持率を押し上げていた。思春期は惨酷なものですね。
こうした支持率を背景に、自民党は出しては引込めてきた配偶者控除の廃止の検討を始めた。
要するに、実質的な増税であり、家族制度の解体。家庭を守る主婦を安価な労働力として社会に駆り立て、育児や家事を移民のメイドにやらせるという算段だ。
かつての自民党は保守的な側面もあり、伝統的な家族制度の護持を唱えていたが、今は率先して破壊している。
昔の自民党と今の自民党は完全に別物。安倍信者はその程度の認識くらい持ちましょう。 ■安倍政権とは何だったのか (著者)適菜収 2017年出版
★おわりに
結局、バカがバカを支持するから、バカな国になる。
本文でも述べたように、世界経済フォーラム年次会議(ダボス会議)の冒頭演説で、
安倍は徹底的に日本の権益を破壊すると宣言。
電力市場の自由化、医療の産業化、コメの減反の廃止、法人税率の引き下げ、雇用市場の改革、外国人労働者の受け入れ、
会社法の改正などを並べ立て、「そのとき社会はあたかもリセット・ボタンを押したようになって、日本の景色は一変するでしょう」と言い放った。
極左カルトのテロリストが「社会をリセットする」と言うならわかる。
オウム真理教が「新しい国をつくる」と言うならわかる。
しかし、今は政権中枢において国家の解体が進められている。
これまで私は、「安倍でもわかる政治思想入門」「安倍でもわかる保守思想入門」(いずれもKKベストセラーズ)などで現在の政治状況を批判してきたが、
そこでも述べた通り、安倍晋三という個人をバカにしたり、引きずり下ろしても根本的な解決にはならない。
病んでいるのは、ああいう「幼児」を持ち上げ、野放しにしてきたわれわれの社会なのだ。
近代、少なくともこの四半世紀におよぶ、「改革」騒ぎに対する反省がない限り、わが国の未来はない。
本書は「時代への警告」シリーズ第一弾という形で、今の日本の姿を模写した。
病を治すためには、その根本を直視する必要がある。
なお、敬称は省略させていただきました。
適菜収 ■日本が売られる■ (著者)堤未果 2018年10月4日出版
まえがき
いつの間にかどんどん売られる日本!
①
警告は、2015年の夏にやってきた。
ニューヨーク郊外にあるダイナーで目に見えない敵について語ってくれたのは、「貧困大国アメリカ』シリーズの取材で出会った、26歳のジェラルド・ブレイザーだ。
がっしりした体格に黒髪の巻き毛が幼さを残す元米兵は、3年前にイラクから帰還して、今は故郷で両親と妻と共に暮らしている。
「戦場では敵がどこに潜んでいるかの情報がないから、油断すると命とりになる。
自分の周りが静かだから平和だろうと思い込むのが、最も危ない状態だ。木ばかり見ていると森が見えない。
遠くのわかりやすい敵に気を取られ、近くにいる一番危険な敵を見落とせば、気づいた時には全方位囲まれ、あっという間にやられてしまう」
除隊した今でも、その感覚は残っているのかと私が聞くと、ジェラルドはゆっくりとうなずいた。
「イラクにいる時、あの戦争がテロ撲滅じゃなく石油のためで、米国民の生活を犠牲にして金儲けをしている連中がいると気づいた兵士たちがいた。
俺たちは帰国してから、あちこちでそのことを訴えてきたけど、オバマ大統領が誕生すると有権者の多くはもう忘れてしまった。
今はマスコミの凄まじいトランプ叩きで、対立が激化した保守とリベラルはヘイトスピーチ合戦に夢中、他のことは全然見ようとしない。
理由はよくわからないが、俺たちが訴えている<本当の敵>は、いつの間にか有権者の視界から消えてしまったよ」
ジェラルドはこの時知ったのだった。
国民の忘却力と、それを加速させる恐ろしいほど強大な、マスコミの力というものを。
あの日冷房の効いた店内で、ジェラルドは日本に行きたいと私に告げた。
動画サイトのネットフリックスで、日本のアニメにハマったという。
「日本には前から行きたかったんだ。水と安全がタダで、どこへ行っても美味しい食べ物があるなんて最高だ。
災害の時でも略奪しないで行儀よく列に並ぶ日本人の姿をネットで見た時は、本当に衝撃的だった。
俺の友人にも、日本に住みたいって言うやつがたくさんいるよ。
日本は今人手が足りなくて、外国人でも3ヶ月住めば医療保険に入れるんだろう?病気になると破産するリスクがあるアメリカにいるより、
日本では仕事を見つける方が心配なく暮らせるだろうな」
「アメリカより日本に住む方が、安心して暮らせると?」
「そう。アメリカでは保育も介護も学校も病院も、今じゃまともに暮らすためのものが全部贅沢品になってるから。
売国政府が俺たち国民の生活に値札をつけて、ウォール街と企業に売りまくってるからね」
ジェラルドのいう売国とは、「自国民の生活の基盤を解体し、外国に売り払うこと」を指している。
自国民の命や安全や暮らしに関わる、水道、農地、種子、警察、消防、物流、教育、福祉、医療、土地などのモノやサービスを安定供給する責任を放棄して、
市場を開放し、外国人にビジネスとして差し出すことだ。
冷戦後、戦争の舞台は金融市場へと移り、デリバティブがあらゆるものを国境を超えた投資商品にした。
エネルギー、温暖化ガス排出権、国家の破産、食糧、水などが投機の対象になり、外交では他国への攻撃力を持つ新しい大量破壊兵器になる。
多国籍企業群は民間商品だけでなく公共財産にも触手を伸ばし、土地や水道、空港に鉄道、森林や学校、病院、刑務所、福祉施設
に老人ホームなどがオークションにかけられ、最高値で落札した企業の手に落ちるようになった。
企業は税金を使いながら利益を吸い上げ、トラブルがあったら、責任は自治体に負わせて速やかに国外に撤退する。
水源の枯渇や土壌汚染、ハゲ山や住民の健康被害や教育難民、技術の流出や労働者の賃金低下など、
本来企業が支払うべき<社会的コスト>の請求書は、納税者に押しつけられるのだ。 かつて経済学者たちが眉をひそめて問題視した「資本主義の社会的費用」は、今では取るに足らないことになった。
このビジネスモデルは世界銀行やIMF(国際通貨基金)などの国際機関によって、これまでの力の弱い途上国に強要されていたが、今やジェラルドのいうように、
アメリカを始めアジアやヨーロッパの先進国でも、グローバル企業と癒着した政府から自国民に仕掛けられている。
日本でもアメリカと同じように、2016年以降テレビ、新聞の異常なトランプ叩きが続き、この間私のところにも、
報道されないトランプ大統領の実態を書いてほしいという依頼がいくつもきた。
ある編集者は私に言った。
「トランプの正体を見極めると同時に、アメリカと相対する北朝鮮など、敵の動きをしっかり把握しなければ、日本が本当に危ないですからね」
だが、本当にそうだろうか?
この手の話を聞くたびに、あの夏のジェラルドの言葉が蘇り、私の中の違和感が、どんどんおおきくなってゆく。
「遠くのわかりやすい敵に気を取られ、近くにいる一番危険な敵を見落とせば、気づいた時には全方位囲まれて、あっという間にやられてしまう」
今わたしたちは、トランプや金正恩などのわかりやすい敵に目を奪われて、すぐ近くで息を潜めながら、
大切なものを奪ってゆく別のものの存在を、見落としているのではないか。
9・11の後、「今だけカネだけ自分だけ」で突き進むウォール街の価値観に嫌気がさして、私は日本に帰国した。
若い米兵たちが憧れる、水と安全が保障され、どこへ行っても安全で美味しい
食べ物が手に入り、病気になれば誰でもまともな治療が受けられる素晴らしい国。
テレビをつければ外国人タレントがこぞってその良さを持ち上げる番組が不自然なほど大量に流され、私たちの自尊心をくすぐってくる。
だがそんな日本が、実は今猛スピードで内側から崩されていることに、一体どれほどの人が気づいているだろう?
次々に売られてゆく大切なものは、絶え間なく届けられる派手なニュースにかき消され、流れてゆく日常に埋もれて、見えなくなってしまっている。
ジェラルドのいた戦場と同じように、木だけを見て森を見なければ、本当に立ち向かうべきものは、その姿を現さない。
ならば、と私は思った。今、それを書いてみよう。
この本を手に取ってくれた読者と共に、忘れられた過去や、知らぬ間に変えられたものを一つづつ拾い上げ、
それらをつなげることで霧が晴れるようにその全体像を現す、私たち日本人にとって、最大の危機を知るために。 ■日本が売られる (著者)堤未果 2018年10月4日
1 水が売られる
15P
21億人(世界人口の10人中3人)が安全な飲み水を手に入れられず、45億人(10人中6人)が安全に管理されたトイレを使えないこの世界で、
貧乏金持ち関係なく、いつでもどこでも蛇口をひねれば、綺麗に浄水された水が24時間出てきて飲める恵まれた国はそう多くない(ユニセフ+WHO、2017年データ)。
国土交通省が発表している水道水が飲める地域は、アジアでは日本とアラブ首長国連邦の2カ国のみ、その他はドイツ、オーストリア、アイルランド、
スウェーデン(ストックホルムのみ)、アイスランド、フィンランド、ニュージーランド、オーストラリア(シドニーのみ)クロアチア、スロベニア、
南アフリカ、モザンビーク、レソトの15カ国(196カ国中)だ。
それがなければ生きられない、命のインフラ「水道」は、同時に巨大な金塊でもある。ビジネスにすると、唸るように儲かるからだ。
1995年8月。当時世界銀行副総裁だったイスマエル・セラゲルディン氏はこう言った。
「20世紀は石油を奪い合う戦争だった。21世紀は水をめぐる戦争になるだろう」そして、その言葉は現実になる。
★「4000億ドルの水ビジネスに投資せよ」
水道民営化は1980年代、「新自由主義の父」と呼ばれた、シカゴ大学のミルトン・フリードマン教授から始まった。
まず南米で導入され、次にフリードマン教授の愛弟子であるサッチャー元首相がイギリスに導入、
90年代には世界銀行やIMFなどの国際金融機関が水道民営化を債務国への融資条件に入れ、その波は北米から欧州諸国、南米、アジア、アフリカと、
先進国と途上国の両方にみるみる拡大してゆく。
<民間企業のノウハウを活かし、効率の良い運営と安価な水道料金を!>
耳に心地よいスローガンと共に導入された水道民営化は、どんな現実をもたらしたのか。
公営から企業運営になった途端、水は「値札のついた商品」になる。
「採算度外視でも国民に安全な水を供給する」ことを目的とする公営水道と違い、運営権を手に入れた民間企業がまず最初にやることは、料金の改定だ。
世界の事例を見てみると、民営化後の水道料金は、ボリビアが2年で35%、南アフリカが4年で140%、オーストラリアが4年で200%、
フランスは24年で265%、イギリスは25年で300%上昇している。
高騰した水道料金が払えずに、南アフリカでは1000万人が、イギリスでは数百万人が水道を止められ、フィリピンでは水企業群(仏スエズ社、
米ベクテル社、英ユナイテッド・ユーティリティーズ社、三菱商事)によって、水道代が払えない人に市民が水を分けることも禁じられた。
民営化して米資本のベクテル社に運営を委託したボリビアの例を見てみよう。
採算の取れない貧困地区の水道管工事は一切行われず、月収の4分の1にもなる水道料金を払えない住民が井戸を掘ると、「水源が同じだから勝手にとるな」と、
ベクテル社が井戸使用料を請求してくる。
困った住民が水を求めて公園に行くと、先回りしたベクテル社が水飲み場の蛇口を使用禁止にし、
最終手段で彼らがバケツに雨水を溜めると、今度は一杯ごとに数セント(数円)徴収するという徹底ぶりだった。
株式会社の最大の役目は、株主に投資した分の見返りを手渡すことだ。
与えられた使命を全力でこなすベクテル社に対する、株主たちの信頼は厚い。
追いつめられ汚れた川の水を飲んだ住民が感染症でバタバタ死亡する間も、運営権を持つベクテル社の役員や株主への報酬は、止まることなく確実に支払われていた。
★水は21世紀の超優良投資商品
世界中のどこでやっても、じゃぶじゃぶ儲かるビジネスは、「開発経済学」の概念を全く新しいものに上書きしてゆく。
開発とはもはや「そこに住む人々の生活向上と地域発展のため」ではなく、「貴重な資源に市場価値をつけ、それをいかに効率よく使うか」という投資先優先の考え方になっていった。
世界銀行やアジア開発銀行(ADB)、アフリカ開発銀行などの多国間開発銀行とIMFは、
財政危機の途上国を「救済する」融資の条件に、必ず水道、電気、ガスなどの公共インフラ民営化を要求する。
断ればIMFはその国を容赦なくブラックリストに載せるため、途上国側に選択肢はない。
国際金貸しカルテルの親玉であるIMFのブラックリストに載せられたら最後、救助国の政府や金融機関は、もうその国に援助をしなくなるからだ。
この手法により、水の民営化は南米やアフリカ、アジアの国々に広がっていった。
前述したボリビアや、90年代の韓国、最近では金融危機でIMFに支援を要請したギリシャも同様だ。 多国間開発銀行は財源不足の水道を抱える国に対し、まず公共水道事業の一部を民間企業に委託させ、それからら水道の所有権や運営権を企業に売却できるように法改正させる。
その際、国民が疑問を持たないよう「民営化こそが解決策だ」という全国キャンペーンを展開させることも忘れない。
彼らは水道だけでなく、「医療」「農業」「教育」の民営化を世界各地に広げるべく、尽力し続けている。
世界銀行の評価セクションには、この手法を使われた多くの国が、水の水質や安定供給に対し大きな不満を表明しているというデータが届いていた。
だがそうした当事者たちの声が問題になることはなかった。
同行の「民間開発戦略」の中心はあくまでも「投資家のための環境改善策」(民営化、競争、規制緩和、<企業の>所有権強化)であり、
そちらの方がはるかに優先順位が上なのだ。
★「水がタダの時代は終わった」~世界水会議~
1996年、水道民営化を推進する国際シンクタンク「世界水会議」が、フランスに設立される。
会長は世界3大企業の一つである、仏ヴェオリア社の子会社社長のルイ・フォッション氏だ。
現在世界の3大水企業は、水男爵と呼ばれる仏のヴェオリア社とスエズ社、英のテムズ・ウォーター社の3社だが、世界水会議が3年に一度開催する「世界水フォーラム」には、
彼らを筆頭に世界銀行やIMF、アジア開発銀行に大手グローバル水道企業、各種投資家などが
集まり、いかに世界に水ビジネス市場を広げてゆくかを話し合う。
2000年に行われた第二回世界水会議では、水道ビジネスにかかったコストは、
全てその地域の消費者から回収すべきだとする「フルコスト・プライシング」という新ビジョンが打ち出された。
なにせ水ビジネスは世銀元副総裁の言うように、石油よりも巨大な金脈、21世紀の超優良投資商品なのだ。
多くの国際協定もまた、国境を越えた水ビジネスを精力的に推進している。
例えばNAFTA(北米自由貿易協定)は締結国に対し、フェアな競争を維持するという名目で、商業用水資源利用における国内企業優遇政策を禁止した。
さらに3国間での大規模な水の輸出入によって環境被害が発生しても、企業側には輸出量削減や輸出停止などの措置は一切課水企業と投資家たちは確信していた。
飲み水がタダの時代は終わった。そして、これはまだまだ序の口なのだ。
グローバル食品メーカー最大手のネスレ社が行った調査によると、
「2025年までに地球の3分の1の人々が新鮮な水にアクセスできなくなり、2025年までには、地球は壊滅的な水不足に陥る」という。
水という「商品」につけられる値段は、ますます釣り上げられていくだろう。
2018年7月の経営者のデータによると、2015年に84兆円だった世界の水ビジネス市場は、2020年には100兆円を超えると予測されている。 24P
★「世界が水道再公営化に向かう中、日本は民営化をスタート
高度成長期に作った日本全国の水道管は、現在約1割が耐用年数を超えている。
だが修理しようにも、肝心の都道府県の財政は火の車、人件費もギリギリまで減らし、給水人口5000人以下の自治体では職員が1人か2人、技能者に至ってはなんと「ゼロ」だ。
事業の9割は黒字経営だが、人工5万人を切る自治体では赤字になっている。
本来国民の命に関わる水道は、憲法25条の適用で国が責任を取る分野だが、残念ながら我が国の政府にその気はなかった。
代わりに打ち出されたのは、世銀や多国間開発銀行、投資家たちが推進する手法、日本の水道を企業に売り渡す「民営化」だ。
実は日本の水道は、全国に「民営化」「規制緩和」というキーワードを流行らせた小泉政権下で、当時経済産業大臣だった竹中平蔵氏の主導により、
すでに業務の大半を民間に委託できるように法律が変えられている。
だが外国人投資家たちには、大きな不満があった。
台風や豪雨や地震などしょちゅう自然災害が起きる日本では、その度に全国で老朽化した水道管が壊れ、莫大な復旧費用がかかるのだ。
世界最大の水ビジネス企業である仏ヴェオリア社の日本法人が、広島市と埼玉県の下水処理場、福岡県大牟田市と熊本県荒尾市での運営権など一部を手に入れているものの、
この投資リスクのせいで、なかなか日本全国の水道への外資参入が進まない。
「30兆円規模の巨大資産」を前に、投資家たちはフラストレーションを募らせていた。
外資が日本の水道を買いやすくするためには、企業にとってのリスクを減らし、確実にリターンが見込めるよう、政府がチェンジを起こさねばならない。
2011年3月11日。東日本大震災当日に、民主党政権は公共施設の運営権を民間に渡し、民間企業が水道料金を決めて徴収できるよう、PFI法改正案を閣議決定する。
自治体が水道を所有したまま、運営だけ民間企業に委託するという「コンセッション方式」の導入だ。
災害時に破損した水道管の修理などは自治体と企業で折半し、利益は企業のものになる。
結果が出たのはそれから1年後の2012年3月、ついに外国企業が単独で日本の水道事業を運営する初のケースが現れた。
仏ヴェオリア社の日本法人が、松山市の浄水場運営権を手に入れたのだ。
契約期間5年、ついた値札は12億9654万円だった。
民営化推進派はこの契約を、いつものフレーズで礼賛した。
<公共サービスを民間企業に任せることで、無駄がなくなり水道料金は下がり、サービスの質は上がるだろう>
だがここに、見落としてはならない事実が一つある。
複数の電力会社が一つの送電網を共有して電気を流す電力と違い、1本の水道管がつなぐ水道は、1地域につき1社独占になる。
つまり水道というインフラには、利用者を引きつけるためにサービスの質や価格の安さで勝負しなければと民間企業に思わせるための<競争>が存在しないのだ。
★日本の水道バーゲンセール」のお知らせ
売りたいものがある時に、お客様へのセール告知は欠かせない。
2013年4月。当時の麻生太郎副総理は、米国ワシントンにあるシンクタンク「戦略国際研究所」の席で、こう発言した。
「世界中のほとんどの国では、プライベートの会社が水道を運営しておられますが、日本では自治省以外では、この水道を扱うことが出来ません。
しかし水道料金の回収が99.9%というようなシステムを持っている国は、日本の水道会社以外にありませんけれども、この水道は全て国営もしくは市営、
町営でできていて、こういったものを全て……民営化します」
国際交渉の場でもなんでもない、他国の民間シンクタンク主催のイベントで、
副総理がこんな重大なこと(水道バーゲンセールのお知らせ)を宣言するのは論外だろう。
映像には「民営化しまう」という力強い発言が出た瞬間、隣に座っていたマイケル・グリーン(通称ジャパンハンドラーズ・CSIS日本部長)氏が、
興奮したのか思わず手元の水を飲む姿が映っている。
麻生副総理は口だけでなく、行動する人間だ。
日本政府は同じ月に、早速EU(欧州連合)と経済連携協定の交渉を開始した。
この協定には、公共事業に外資が一気に参入できる仕掛けが埋め込まれている。
日本が持つ宝の山へのパスポートとなる日欧EPA(経済連携協定)に、ヴェオリア社幹部と投資家たちが胸をときめかせたことは言うまでもない。 ■日本が売られる■ (著者)堤未果 2018年10月4日
28P
★大阪市では「水を企業に委ねてええの?」
麻生副総理による水道バーゲンセール告知の2日前、「公共インフラの運営権を民間企業に売却しましょう」と日本政府に提案していた、もう一人のキーパーソンがいた。
小泉政権で日本の水道を最初に民営化した立役者であり、今は安倍政権の産業競争力会議メンバーである、
竹中平蔵民間議員(注:議員といっても選挙で選ばれるのではなく総理が指名。
現在各分野の規制緩和法案骨子は彼らによって作られている)だ。
竹中氏はこの時、2012年に橋下徹市長(当時)が「水道民営化構想」を掲げていた大阪市を、優良事例として紹介した。
「競争がサービスの質を上げ、水道料金を下げ、水道料金を下げ、それが市民に還元される!」
橋下市長は水道民営化のメリットを繰り返し強調し、2014年4月に水道事業の運営権(30年)を、市が全額出資する民間企業に2300憶円で売る方針を発表する。
だがシビアな大阪人たちは瞬時に算盤を弾き、この提案に眉をひそめた。
その提案があった年、大阪の水道事業は103億円の利益を上げていたからだ。
長期間かけて少しずつ返済する債務はあるが、経営は黒字。2003年の高度浄化処理システム導入以降は品質の良い美味しい水が安く供給できている。優良自治体なのだ。
なぜわざわざ民営化するのか?2300億円?
最初は100%の出費でも、5年後からは民間も出費できるというのがどうもキナ臭い。
「大阪が水道民営化の実験場にされる」と警戒した平松邦夫前大阪市長は、「大災害が起きた時、ライフラインの復旧が公営でなく民営だと国の支援を受けられる保証がない。
水道は民営化すべきではない」と強く反対、「生命の源、水を営利企業にゆだねてええの?」と題して市内で緊急集会を開き、市民にパブリックコメントの提出をを呼びかける。
結局、民間企業が運営することで水道料金が上がるリスクや、企業側のコスト削減による水質悪化などの懸念が出され、大阪市の水道民営化法案は市議会で否決された。
後任の吉村洋文市長が2017年3月に再度民営化を提案したが、市議会は納得せず、再び廃案にされている。
同じように市の条例を改正し水道を民営化しようとした奈良市も、やはり市議会が承認していない。
民営化推進派は腰を上げた。仕方ない、自治体がぶうぶう言うならば、与党が多数を持つ国政から、一つ後押してやるとするか。
竹中平蔵や麻生太郎副総理の主導で法改正がどんどん進められ、その間マスコミは行儀よく沈黙していた。
★民営化を渋る自治体の鼻先にニンジンをぶらさげよ
2018年5月、企業に公共水道の運営権を持たせるPFI法を促進する法律が可決する。
まずは自治体が水道民営化しやすいよう、企業に運営権を売った自治体は、地方債の元本一括繰り上げ返済の際、利息が最大全額免除されるようにした。
日本の自治体はどこも財政難だ。
借金返済軽減という特典がついてくるなら、今後は積極的に水道民営化を選ぶだろう。
その際自治体と企業がスピーディに契約できるよう、今までの面倒なステップもなくし、ごく簡単な手続きだけでOKにする。
「水道料金」は、厚生省の許可がなくても、届けさせ出せば企業が変更できるようにした。
実は日本の水道が電気と同じ「原価総括方式」であることは、あまり知られていない。
水道設備の更新費用のみならず、株主や役員への報酬、法人税や内部留保なども全て「水道料金」に上乗せできる。
人口が年々減っているのに、今もダム建設が止まらず水道料金が上がり続けるのはこのためだ(電気料金は2020年で総括原価方式を廃止予定)。
料金については自治体が「上限を設定できる」ことになっているが、これについては企業側が心配する必要はないだろう。
水道はその地域を1社が独占できるため、値上げ交渉では企業が圧倒的に有利になるからだ。
設備投資の回収や維持費など、あれこれ理由をつけて値上げの正当性を訴えれば、他に選択肢のない自治体はノーと言えなくなる。
口うるさい議会の反対で足を引っ張られた大阪市の二の舞にならぬよう、「上下水道や公共施設の運営権を民間に売る際は、地方議会の承認不要」
という特例もしっかりと法律に盛り込まれた。
これで水道の運営権を売買する際、議会は手出しできなくなる。
ウォール街の投資家たちは大満足だった。
日本の水道運営権は、巨額の手数料が動く優良投資商品になるだろう。
何よりも素晴らしいのは、災害時に水道管が壊れた場合の修復も、国民への水の安定供給も、どちらも運営する企業でなく、自治体が責任を負うことになったことだ。 日本の法律では、電気やガスは「電気事業法」「ガス事業法」という法律のおかげで、ガスや電気の安定供給の責任はしっかり事業者に課せられている。
だが水道だけは「水道事業法」が存在しないのだ。
それをいいことに今回の法改正では、その責任は事業者から自治体に付け替えられた。
これなら企業は自然災害大国日本で、リスクを負わず、自社の利益だけを追求すればいい。
国政が水道民営化を後押しするこの法案の可決から1か月後の2018年6月。
大阪市は市内全域の水道メーター検針・軽量審査と水道料金徴収業務を、仏ヴェオリア社の日本法人に委託した。
宮城県も2020年から、県内の上下水道運営権を民間企業に渡す方針だ。
静岡県浜松市は、2017年に国内初の下水道長期運営権を仏ヴィオリア社に売却し、20年の契約を結んでいる。
熊本県合志市、栃木県小山市も後に続いた。
今後のこの動きは、全国でスピーディに広がってゆくだろう。
★オウム真理教の死刑でかき消された「水道民営化法案」
水道を所有したまま運営権だけ企業に売る自治体が増え始めたら、いよいよ次のステップだ。
複数の自治体の水道を一つまとめ、水ビジネスを大規模化する。
さらに水道料金に関する部分を、「公正妥当な料金」から「健全な経営のための公正な料金」と書き換えて、
企業の利益を保証するための値段設定ができるようにした。
これで自治体のつけた料金上限を超えた値上げをしても、企業側は「健全な経営のため」だと言って正当化できるようになる。
2018年7月5日。水道民営化を含む「水道法改正案」は、委員会で9時間、本会議ではわずか2日の審議を経て、衆議院本会議で可決された。
だが大半の国民は、この重大な法律にまったく気づかなかった。
本来なら新聞の一面にデカデカと乗り、テレビで大きく取り上げられるはずのニュースが、紙面のどこにもなかったからだ。
日本中のマスコミは足並みを揃えたように、オウム真理教の麻原彰晃と幹部7人死刑執行の話題を一斉に流し、
日本人のライフラインである水道が売られることへの危険について、取り上げることはなかった。
この法案の最終採決は秋の臨時国会以降になるが、すでに6月の大阪府北部地震で起きた水道管破損を理由に、
「民間のノウハウが必要」というロジックが展開されている。
2018年7月上旬、西日本は未曽有の豪雨災害に見舞われた。
近畿や四国などで記録的な大雨が降り、200人を超える犠牲者と甚大な住宅被害を出したこの災害で総理の外遊がキャンセルされると、
代わりにEUのトゥスク大統領とユンケル欧州委員会が来日し、日欧EPAが正式に著名された。
麻生副総理が米国で誇らしげに語った「水道料金回収率99.9%」を持つ日本の水道事業、
30兆円の価値を持つ「日本の資産」への入り口が、音を立てて開いてゆく瞬間だった。
だが、この話には続きがある。
日欧EPAを全力で進めた欧州委員会には、巨額の利益をもたらす水道ビジネスの他にも、日本を舞台にしたいくつかの壮大な事業計画があったのだ。 ■日本が売られる■ (著者)堤未果 2018年10月4日
P240★庶民が大統領を選ぶ
2018年6月1日。マレーシア政府は、消費税を廃止した。
前日9日に下院せんで勝利したマハティール首相率いる政権与党が、同国の経済安定化政策として「政権交代から100日以内の消費税廃止」という公約を掲げていたからだ。
92歳の医学博士マハティール氏が15年ぶりに首相の座に返り咲いたこともさることながら、消費税廃止をはきりと打ち出して、即実行に移したことは、
国内外からも大きな注目を集めた。
前政権が2015年から財政再建のためだと言って導入した6%の消費税は、食品や農産物や食肉加工品、公共交通や高速道路、居住するための不動産、金融や医療や教育には一切かからない。
それでも政府が導入した消費税そのものに対し、国民は大きな不満を持っていた。
強欲資本主義発祥の地である貧困大国アメリカですら、消費税は潜在せず(あるのは州税
だけだ)、財政再建のために消費税導入などという話も全く出てこない。
一方日本は、消費者側の収入にかかわらず3%から5%、8%とどんどん消費税を上げながら,
毎回国民に向かって「社会保障に全額使います」などと約束をし、破り続けている。
実はこの間上げ続けてきた消費税と法人税減税分が相殺されて、社会保障費に回る分などちっとも残っていない。
消費税に詳しい元静岡大学教授の湖東京至税理士は、法人税を消費税導入前の税率に戻し収入に応じた負担にすれば、
国税と地方税を合わせて30兆円を超える財源が確保できるという。
消費税を廃止すれば景気が回復し、法人税や所得税からの税収も伸びるのに、今の日本では、
医療も介護も教育も、国民の自己負担だけが上がる一方なのだ。
2019年に消費税は10%になる予定だが、日本政府のこのやり方は、世界的に見てもかなりの低所得者切り捨てであることがわかるだろう。
マレーシアの消費税6%は、日用品にはかからないとしても、中小企業を圧迫し、国民の消費行動を鈍らせるとして猛烈な批判を受けた。
消費税廃止を掲げた野党連合と、過去22年という長い任期を務め、アジア通貨危機が起きた1997年に、融資と引き換えにIMFが要求する緊縮財政や国内インフラの民営化、
金利引き上げなどの新自由主義政策をきっぱり拒否したマハティール氏の個人的人気が、92歳という世界最高齢の首相を誕生させたのだった。
マハティール氏は当時から、通貨危機の原因が、ヘッジファンドによる行きすぎたマネーゲームであることを見抜いていた。
1998年9月。マハティール首相は、危機に陥ったマレーシアから資本が逃げ出さないように、短期資本の取引を規制する。
カネがカネを生む投機型資本を排除し、マレーシアという国の未来につながる国内投資を受け入れることで、内需拡大による国の立て直しを図ったのだ。
さらに通貨を固定レートにし、金利を下げて公共事業に予算を投じることで、国内雇用を改善してゆく。
同じ時期にIMFの要求で構造改革を実施したタイやインドネシアと違い、マハティール首相のこのやり方は、
グローバリズムと新自由主義を信秦する勢力に真正面から石を投げるものだった。
英米のマスコミやエコノミストたちは、余計なことをしたマハティール首相を攻撃する記事を拡散し、アメリカに至っては、マレーシアがホスト国を務めたAPECの席で、
副大統領のアル・ゴア氏がマレーシア政府を批判、参加国の目の前でマハティール首相の顔を潰すという嫌がらせぶりを披露した。
だが、どんなに誹謗中傷されようとも、政治の結果は、常に歴史が証明する。
外資に切り売りすることを拒否し、内需主導に力を入れたマハティール首相の政策は、短期間に結果を出した。
アジア通貨危機の翌年98年に貿易収支は黒字になり、同年第4半期にマイナス11.2%だったGDPは、99年第1四半期にはマイナス1.5%に、
その直後の第2四半期にはマイナスを脱却し、プラス4.8%と驚異的に回復する。
同時期にIMFの要求をのんで構造改革をした韓国、タイ、インドネシアは、緊縮財政と高金利による不況で失業率が跳ね上がり、貧富の差が拡大し、政情不安を引き起こした。
3年8か月もの間IMF主導で構造改革をさせられた韓国は、国の資産を外資に食い荒らされた挙句、国家の主権が事実上外資に握られてしまった。
外資を株主に持つ大企業は規制緩和で潤い、そこに群がる御用学者や御用マスコミが忖度政治を支えてゆく。 その結果、一部の富裕層の資産だけが増える中で、まともに暮らせず働く場所もない若者や高齢者の自殺が年々増えるという惨状を引き起こした。
この時、外資に株を買い占められたマスコミの「報道しない自由」は、その後、
米韓FTAという世にも不平等な二国間条約の内容を国民に知られずに締結する際、大きな力を発揮したのだった。
★輝いていた日本を取り戻せ
2018年6月12日。マハティール首相は日本を訪れ、安倍総理と会談した。
かつて80年代の日本を見て、「皆で助け合う」日本型集団主義と勤労の倫理を高く評価し、自分さえ良ければという西洋型個人主義を見直すべきだと主張したマハティール氏は、
90年に日本主導の東アジア経済会議構想を打ち出したことでも有名だ。
91年10月に香港で行ったスピーチの中で、マハティール首相はこんなことを言っている。
「日本なかりせば、世界は全く違う様相を呈していたであろう。富める国はますます富み、貧しい南側はますます難しくなっていたと言っても過言ではない。
北側のヨーロッパは、永遠に世界を支配していたことだろう」
マハティール首相の眼にこんなにも眩しく映った日本を、30年近く経った今、私たちはもう一度思い出せるだろうか。
個人主義・合理性が重要視される欧米企業と違い、会社同士は競争しても、自社の社員は家族のように面倒を見て、何かあれば大切に守る。
個人の利益より集団の利益を大切にし、真面目に一生懸命仕事に取り組む姿が美徳とされ、
誰かが困っていれば手を差し伸べて「お互いさま」と言える、そんな輝いていた、日本人の精神性を。
あの頃、「日本に学べ」とアジアの周辺国にハッパをかけていたマハティール首相。
今度は私たちが、財務省の言いなりになり、右へ倣えで消費税増税に突き進む日本の政治家たちに向かって言うべき時だろう。
「マレーシアに学べ」と。
_| ̄|○ 今朝、逢えなかった・・・(´;ω;`)
| ||:.:.:.:.:.:l:.:.:.:l|
;| ||:.:.:.:.:.:|:.:.:.:||
八 ,リ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:||
.′ 〃.:.:.:.:.:/.:.:.:.:||
| 〃.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:八
| /.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.//
人 /}.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:|
く /,>イ /.:.:.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:|
`く_,ノ⌒.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,’
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ }
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ /
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ イ ./〉
\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ |//
` ー┬―┬‐rf >'´/
r 7¨ ̄/| | に二./
| V / .ノ |
\\:{- 、__,,ハ
丶 二二二ノ ■日本が売られる■ (著者)堤未果 2018年10月4日
第3章 売られたものは取り返せ
P247
3 有機農業大国となり、ハゲタカたちから国を守る~ロシア
◇2020年までに自給率100%を達成する
アメリカが外交上の武器として位置づけた「遺伝子組み換え種子」が世界中を駆けめぐる中、もう一つの大国は、
まったく逆方向から戦略を進めていた。
2015年12月3日。ロシアのプーチン大統領は、自国議会でこう宣言する。
「ロシアは2020年までに、食糧自給率100%を達成する。
我が国には自国民に十分な食を供給できる国土と水資源があるだけでなく、健康的で質が高く環境に優しい食べものを、世界中に輸出することも可能だろう。
今世界中で求められている、そういう良質な食べものを、西側諸国はずいぶん前に作るのをやめてしまったようだからな」
ちょうど前年11月に、トルコがロシア軍用機を墜落させたことへの報復処置として、
同国からの農産物輸入を禁止した矢先のことだった。
だが、その西側諸国では、ロシアのような大国が完全な自給自足を果たすという考えは、まるっきりバカにされていた。
2億1772万ヘクタールと農場の面積は広大でも、それを生かせるだけの家畜の数も、技術も追いついていない。
小麦の生産量一つとっても、まともな機材がないために、英独仏とは比較にならないほどの小規模だ。
国内の財閥は、海外投に夢中になっている。
結局、自給率を高めようとして失敗したソ連の時代から、ロシアは一歩も進んでいないのではないか。
だが一歩も進んでいないのはロシアではなく、西側諸国の古い先入観の方だった。
P248
ロシア連邦貯蓄銀行によると、ロシア財閥の多くは、海外よりもむしろ、自国内で政府が力を注ぐ農業プロジェクトへの投資に熱い視線を注いでいるという。
彼らが近未来の成長産業として、最も投資リターンを期待するのは、超近代的ハイテク〈有機農業〉だ。
プーチン大統領が自給率100%宣言をした時期、ロシアの大富豪ウラジミール・イェフトゥションコフ氏は、持ち株会社AFKシステマを通し、
農業法人「ユージヌィ農業複合体」の買収を完了する。
123ヘクタールというフットボールスタジアム2300個が入る巨大な温室は、最新技術を使った気象コントロールシステム完備の農場だ。
エルブルス山からの澄んだ雪解け水と、常に完璧に調整された気候の中で、農業も化学肥料も一切使わないキュウリやトマトが、すくすくと育ってゆく。
プーチン大統領の掲げる〈クリーンで、健康的で、高品質〉を満たしたこれらの生鮮野菜は、ここから18時間かけてモスクワへと運ばれるのだ。
この時期90億ルーブル(約138億円)かけてロシア国内の農地を複数箇所購入したAFKシステマによると、農機具を始め、全ての設備が急ピッチでアップグレードされ、
2015年には4万3000トンだった生産量を、70%増量する技術がすでに完成しているという。
他国からの技術投資も増えてきた。
カルガ地域に新たに建設された238ヘクタールの農業施設では、オランダ製の自動化装置が導入され、
オーガニックのキュウリ、レタス、トマト、ハーブなどが生産されている。
今後もますます拡大してゆくだろう。
ロシア政府からの農業投資補助を受けて、国内で砂糖や畜肉を生産するロス・アグロ社は、年間30億ルーブル(約46億円)の収益を上げている。
同社は国内最王手の国有石油会社ルクオイルを超える純利益を上げ、ロシア全体の砂糖自給率は、主要輸出国となった穀物と並び、目標達成まであと一歩だ。
オーガニック農業を中心とした自給自足のフードシステムを作るために、
大規模農場だけでなく、国内の小規模農家もその存在意義が見直され、政府が支援を強化するようになった。
点在する小規模農家がつながった循環型の農業共同体は、多様性を生み出し、
緊急時の食の安全保障を一層盤石にするだろう。 ◇食を自給せよ、種子を外資に渡すな
政府が国策として食の安全保障を掲げてからというもの、ロシア国内の農業はみるみるうちに近代化し、
アメリカ製の遺伝子組み換え農作物を嫌うヨーロッパなどを対象に、ハイテク有機野菜や乳製品、主要穀物の輸出国として頭角を現すようになった。
食の安全基準の厳しさにも定評があり、2014年7月には、モスクワの裁判所がロシアの食品安全基準値を上回る脂質や糖分、炭水化物などが使用されているとして、
ロシア国内に店舗を持つハンバーガーチェーンのマクドナルド社を、安全法違反で提訴している。
ハイテク有機の穀物や野菜が波に乗り、周辺国の食糧供給チェーンに食い込んだ手応えを感じたら、次に手中に納めるべきものは一つしかない。
2017年7月。プーチン大統領はこう言った。
「我が国の農業は、成長産業として順調に伸びてきた。
だが、いまだに〈種子〉を外国からの輸入に依存している。我が国の食の独立を阻む状況を、このままにしておいてはならない」
広大な農地を持ちながら、ロシアは580億ドル(約5兆8000億円)という世界4位の種子輸入大国だ。
例えば砂糖・甜菜は80%、トウモロコシは53%の種子を、モンサント社やシンジェンタ社などのグローバル種子企業から買っている。
ルーブル安や原油価格の落ち込みに加え、周辺国から経済制裁までされているロシアにとって、
自家採種ができない外国企業の特許付き種子を買わねばならないのは、大きな負担だった。
そしてまた、種子を外資に依存すれば食の安全保障を守れなくなる。
核戦争では兵器の数で僅差でも、種子という生命線を西側に奪われれば、種子戦争での敗北が目に見えない侵略につながってゆくだろう。
ロシア政府は、そのことをよくわかっていた。
「我々ロシア人は、誰にも依存しないレベルへと、前進しなければならない」
チェクマレフ農務省穀物局長の言葉と、新興財閥のトップたちが財布の口を開くのとは同時だった。
トウモロコシや大豆、甜菜や小麦など、全ての種子の国内自給を前提に、その開発と遺伝子研究センター建設の5億ルーブル(約9億円)
プロジェクトに取りか掛ったのだ。
国内の種子企業はフランス企業と連携し、トウモロコシや菜種、ひまわりの共同種子開発が始まった。
◇ハイブリッド種子開発で、グローバル企業の支配に対抗する
農業に耐性を持ち、害虫に抵抗力を持つように遺伝子操作された外国企業の特許付き種子は、
本当に、その土地で開発される種子より優れているのだろうか?
少なくともロシア食品大手ロス・アグロ社のモシュコビッチ社長の目には、遺伝子組み換え種子を売り込むそれらの企業広告は、
それほど魅力的には映らなかった。
そもそもロシア政府は、人体や家畜への健康、生物多様性や環境に悪い影響を与えるリスクを懸念して、遺伝子組み換え作物自体に否定的なスタンスをとっている。
安全性に疑問符がつく遺伝子組み換え作物よりも、ロシアという土地の風土や気候条件に合った地産地消の種子の方が、完成まで10年かかったとしても、
害虫に対する抵抗力も強く、結局は穀物の収穫量を何千万トンも増やすだろう。
そう信じたモシュコビッチ社長は、遺伝子操作ではなく、他の品種との交配を繰り返すことで同じ特徴を出すための、ハイブリッド種子開発に着手した。
本当に良いものができるまで試行錯誤を繰り返し、市場に出してから安定するまで、まだまだ時間がかかるだろう。
だが長い目で見れば、国民の財産を守り、環境を脅かさず、経済的にも安上がりで、食の安全保障も維持できる国産非遺伝子組み換え種子に、
ロシアは未来をかけることに決めたのだ。
天然資源と広大な農地を持つロシアで、持続可能な経済モデルを目指すプーチン大統領は、
農業だけでなく、エネルギーや教育、住宅など、国民生活に直結する分野を「優先的国家プロジェクト」として強化するよう取り組んでいる。
食をめぐる新しい冷戦構造の中、各国が猛スピードで新しい配置につくのが見えるだろうか。 ■日本が売られる■ (著者)堤未果 2018年10月4日
第1章 日本人の資産が売られる
3 タネが売られる
P41
◇「食をコントロールする者が人民を支配する」
始まりは、1970年代の後半だった。
石油価格の高騰と異常気象による世界食糧危機によって、当時世界の穀物貯蔵の95%を押さえていたアメリカ企業6社が、濡れ手に粟の大儲けをした。
圧倒的な資金力を持つ彼らの意向を受け、アメリカ政府は食糧を、「自国民を食べさせるもの」から「外交上の武器」という位置づけに変えてゆく。
「食をコントロールする者が人民を支配し、エネルギーをコントロールする者が国家を支配し、
金融をコントロールする者が世界を支配する」
そう説いた当時のヘンリー・キッシンジャー国務長官と、ハーバード大学プロジェクトチーム指揮下で、
米国の農業を「アグリビジネス」にする巨大なプロジェクトが始まった。
19世紀後半に初めて完全な垂直統合を果たし、鉄壁の独占支配体制を築き上げた石油業界と同じモデルが、
今度は自国の「農と食」に適用され、米国の農業・食品業界は、一気に再編されれ始める。
この一連の改革を「人類史の中でも最も大きく世界経済を変える改革」と呼んだハーバード大学のレイ・ゴールドバーグ教授は、
自国内の農業・食の統合が完成すると、今度は2028年までを見据え、世界中を対象にした、8兆ドル(約800兆円)規模の「アグリビジネス30年計画」に着手した。
その中心は、複数の生物遺伝子を人工的に合体させ、全くい新しい遺伝子構成に組み換える「遺伝子組み換え作物」だ。
◇「遺伝子組み換え作物」という新しい武器
アメリカでは1996年から遺伝子組み換え種子の商業利用が開始された。
現在米国内で作付けされている大豆、綿、トウモロコシの9割以上で遺伝子が組み換えられ、
国内流通加工食品の9割に、遺伝子組み換え原材料が使用されている。
業界最大手の米モンサント社(2018年に独バイエル社が買収)は、遺伝子工学で1年しか発芽しない種子(F1種子)を作り、
その種子が自社製品の農薬にのみ耐性を持つように遺伝子を組み換えることに成功した。
これは画期的な発明だった。
他の農薬を使うと枯れてしまうため、一度この種子を使った農家は、その後もずっと同社の種子と農薬をセットで飼い続けることになるからだ。
セット販売された農薬や除草剤は最初のうちは面白いように効くが、害虫やカビ、雑草などは、
数種の農薬を交互に使わず特定の農薬だけを長期使用すると、だんだん耐性ができて効かなくなってくる。
仕方なく使用料を増やすと、今度はそれに耐性をつけた強力な雑草発生し、それを枯らすためにさらに農薬量を増やすという悪循環にはまるのだ。
農薬を使いすぎて汚染された土壌では、もはや遺伝子組み換え以外の種子は作付けできなくなってしまう。
各地で農家が声をあげても、モンサント社を始めバイオ企業の人間が多数送り込まれているFDA(米国食品医薬品局)は耳を貸さず、
業界を規制する法律は1本もできなかった。
この技術は同社に巨額の利益をもたらしただけでなく、その後の世界中を、食をめぐる巨大なマネーゲームの渦に巻き込んでゆく。
P43
◇兵器を使わず農業で他国を侵略せよ
国内の食糧供給体制を作り変えたアメリカ政府は、次に国外市場に広げ始める。
掲げられたのは「強い農業」「財政再建」「人道支援」「国際競争力」などのキーワードだ。
まずはその国の農地を集約し、輸出用作物の単一栽培を導入させる。
企業が農地に参入できるように法律を緩め、手に入れた農地で大規模農業を展開、価格競争に負けた現地の小規模農家を追い出した後は、
米国資本が参入し、実質的に経営を動かしてゆく。
自国民のために公共の種子を守る「種子法」のような法律があれば、速やかに「廃止」させ民間企業に開放させる。
その後は輸出用の遺伝子組み換え種子を植えるための、単一栽培面積を増やしてゆけばいい。
種子の特許は全てモンサント社やデュポン社などのバイオ企業が所有しているため、
各国の生産者たちが気づいた時には、同社の種子と農薬のセット購入と、特許使用料を支払う無限ループに組み込まれている。
このような手法でアメリカ政府は、インド、イラク、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、オーストラリアなど、多くの国々の農業を次々に手に入れていった。 拙著『(株)貧困大国アメリカ』(岩波新書)で詳しく書いたが、
イラク戦争のもう一つの目的がアグリビジネスだったという事実は、ほとんど知られていない。
米英による爆撃後のイラクでは、アメリカの企業が新しく遺伝子組み換え種子と農薬、農機具を提供し、
イラク農民はモンサント社などの種子企業と結ばされるライセンス契約と引き換えに、食の主権を奪われたのだった。
自然災害に見舞われた途上国には、「復興支援」の名の下に遺伝子組み換え種子と農薬のセットを無償で提供する。
人道キャンペーンと米国式アグリビジネスのコンビは最高に相性が良い。
他国の不幸に胸を痛める自国民とバイオ企業の株主の、両方から高く評価されるからだ。
企業による遺伝子組み換え種子の作付けが始まると、その範囲はじわじわと拡大してゆく。
例えば風で花粉が拡散すれば、着地した別の畑で企業の特許がついた遺伝子組み換え種子が勝手に芽吹き、後日企業に使用料を請求されることになる。
90年代半ば、膨れ上がる財政赤字と経済活性化のために「国のインフラ民営化と、農業の成長産業化が必要だ」と力説したアルゼンチン政府は、
国内産業を保護していた既存の体制を次々に解体し、バイオ企業の社員を大勢入れた政府の諮問委員会が、遺伝子組み換え大豆の栽培プロジェクトを進めていった。
農地改革規制が緩和され、外資が土地を買い占めると、伝統的な農業は解体され、巨大な遺伝子組み換え大豆畑が作られる。
その大豆だけが耐性を持つ除草剤の空中散布によって、周辺農家の作物は全て枯れ、農薬漬けになった土が使えなくなり農家が廃業すると、
企業はその土地を最安値で買い上げ、遺伝子組み換え大豆を植えるのだ。
GPSで遠隔操作できる機械設備や、ドローンを使う最新型の遺伝子組み換え大豆畑には、人間の労働力はほとんど必要ない。
お払い箱になった何十万人もの農民が、土地を失い、経済難民となって、都市部のスラムに流れていった。
アメリカにゲームを仕掛けられる前のアルゼンチンは食の多様性を誇っていたが、国内の畑が遺伝子組み換え大豆一色になった後は、
経済不況時に飢餓で死ぬ国民が続出した。
アルゼンチンの農地を侵略した遺伝子組み換え大豆の種子は、やがて隣国のブラジルに密輸されて広がってゆく。
その結果、今では、アメリカ・アルゼンチン・ブラジルの3か国だけで、世界の遺伝子組み換え大豆の81%を占めるようになったのだった。
そうこうしている間にも、多国籍バイオ企業は熾烈な食い合いを続け、ついに世界の種子のほとんどを支配するようになったトップ7社の幹部たちは考えた。
今までは一国ごとに参人していたが、そろそろもっと効率の良いやり方に進化させるべき時だろう。
各国の憲法や法律を超越し、一気に市場を広げられる「自由貿易体制」という新しい手法に。
バイオ企業群の要望は、95年に設立されたWTO(世界貿易機関)によって叶えられることになる。
WTOの誕生によって、それまでアメリカ国内にしか存在しなかった、「植物という生命に特許を与える法的な枠組み」が、
知的所有権保護の規定の中に盛り込まれたのだった。
人類の生存と主権国家の経済基盤であるはずの「種子」は、「知的財産という商品」になり、
遺伝子組み換えであるなしにかかわらず、種子開発と特許取得を競う巨大なゲームを始まった。 P47
◇バイオ企業1200社とTPPの仲間たち
1991年、種子開発企業の特許を守る国際条約(UPOV条約=日本、米国、EUなど51か国が著名)が改正され、植物の遺伝子及び個体を開発企業の知的財産とし、
開発者の許可なしに農家が種子を自家採種(農家が自ら生産した作物から種子を取ること)することを禁止する法整備が全加盟国に促される。
日本はこの改正に忠実に従い、1998年に国内の種苗法を改正した。
やがて、WTOより強制力のある、国家間の自由貿易協定「TPP」が登場する。
2014年3月。ニュージーランドの市民団体「GE-Free NZ in Food and Environment」(非遺伝子組み換えの食と環境を目指す会)」が、
モンサント社(当時)を始め世界のバイオ企業1200社(日本企業も含む)からなる業界団体(BIO)から米国通商代表部に送られた書簡を公開した。
書かれていたのは、TPP参加国に対する遺伝子組み換え作物への規制と表示義務の撤廃、
遺伝子組み換え作物の輸入を止める際はアメリカ政府に事前に相談すること、農家の自家採種禁止を法制化する……など、業界側の要求だ。
モンサント社と業務提携を結んだ住友化学を始め、多くの日本企業もまた、遺伝子組み換えビジネス参入の門を一気に開くこの条約を大いに歓迎し、積極的に推進していた。
P48
2016年2月にTPP協定署名の際に交わした日米二国間文書によって、日本は米国投資家の要望を受けてこの間次々に国内法を変えている。
南米の国々がやられたように、日本にもこの時、TPP条約第18章(知的財産の章)とバイオ企業群の意向に沿った「種子法廃止」の手が伸びてきていた。
だが、想定外のトランプ大統領登場によって、アメリカはいきなりTPPを離脱、日本政府は梯子を外された形になったが、諦めずに粘り強く前進を続けてゆく。
2017年2月10日。日米首脳会談でトランプ大統領がTPP離脱を宣言すると、その日のうちに自民党は「種子法廃止」を閣議決定した。
そして他の参加国に「アメリカ抜きでも是非やろう」と安倍総理が全力で働きかけ、TPP11に著名させることに成功する。
前述したUPOV条約についても、日本政府の主導で、全ての参加国に批准を義務付けた。
2018年4月に種子法廃止が施行された翌月、農水省は今度は種苗法を大きく改正し、自家採種(増殖)禁止の品種数を、82種から289種に拡大した。
種苗法とは、種苗会社の知的財産権を守るための法律だ。
買ってきた種苗を使って自分で栽培した種や苗を次のシーズンに使う「自家増殖」は、これまで一部を除き容認されていた。
だが、いきなり増えた「自家採種禁止リスト」に農家が驚いている間に、農水省は次のステージに向けてコマを進め始める。
P49
今後は「一部を除き原則OK」から「一部を除き原則禁止」に変えるのだ。
これが導入されれば、日本の農家はもう自分で種子を採ることができなくなる。
違反した農家は共謀罪の対象になり、10年以下の懲役と1000万円以下の罰金だ。
農水省の言い分は、シャインマスカットやイグサなど、日本の優良品種が中国などに流出するのを防ぐためだというが、これは奇妙な話だった。
どちらもすでに日本国内でね種苗登録されており、違法に国外に持ち出されたものだからだ。
無断で種苗を国外に持ち出されることを防ぐなら、海外での品種登録を強化しりことや、空港での審査・輸出に関するルールを厳しくする方が現実的だろう。
「登録されていない在来種の自家採種は引き続きOK」というが、品種登録は早い者勝ちだ。
種子企業が先に品種登録したものを知らずに自家増殖すれば、特許侵害となり損害賠償を請求されてしまう。
P50
そもそもUPOV条約ばかり取り上げられているが、2013年に日本が加盟した
「ITPGR条約(食糧及び農業のための植物遺伝資源に関する国際条約、UPOVより加盟数が多い)」では、自家増殖は農民の権利として認められている。
日本政府はなぜかITPRG条約(農民の権利)よりUPOV条約(企業の権利)ばかり推進しているのだ。 実は種子法廃止と自家増殖禁止のセット導入は、80年代以降グローバル企業が各国で使ってきたビジネスモデルになっている。
イラクでは、この手法でグローバル種子企業が次々に在来種の種子を品種登録し、
農民は主食の種子まで企業から高い値段で買うしかなくなり、食の主権を失ったのだ。
日本人が長い時間とエネルギーをかけて開発した貴重な種子データは、今後簡単に民間企業の手に渡される。
そこで改良されたものにさらに特許と高額な値札がつけられ、農家が自腹で時間と手間のかかる種の生産と開発ができなくなれば、
数百種あった主食のコメは企業開発によって今後少数に絞られ、確実に値上がりしてゆく。
やがて日本の農家もイラクのように、企業の特許付き種子を、農業と作付けマニュアル付きで買う契約をさせられるようになるだろう。
多様性が失われるほどに、食の安全保障は弱くなる。
P51
市場に出回る種子のほとんどを米中独の3社が独占するというゲームの最終ステージに入った今、私たち日本人が直面するリスクが見えるだろうか?
その危機に気がついたいくつかの自治体は、すでに動き始めている。
新潟県、兵庫県、埼玉県では、県が独自の「種子法」を新しい条例として導入した。
長野県は種子の原原種は県が、原種は県原種センターが生産し、種子の審査は農業改良普及センターが行うことを決定、
愛知県と共に、政府に「種子法廃止」に対する意見書を出している。
意見書は市町村レベルで67通が国に提出されており、その動きは全国に拡大中だ。
2018年4月19日。立憲民主党、希望の党、日本共産党、無所属の会、自由党、社民党の6野党と会派が、
「主要農作物種子法復活法案」を共同で提出した。
この法案を主導した元農水大臣で弁護士の山田正彦氏は、現在種子法廃止に対する違憲訴訟を準備している(筆者も原告の一人)。
日本の地震や豪雨被害を始め、世界各地で起きている史上最悪レベルの洪水や山火事、熱波に干ばつ、噴火や台風など、今後世界のどの国にとっても、
食の安全保障は死活問題になってゆくだろう。
異常気象が引き起こす価格高騰も輸出制限も、アグリビジネスの世界では、全てチャンスとみなされる。
食の主権を失った国の国民が、輸出国や種子を売る企業に依存して弱い立場になることを誰よりも熟知していたからこそ、キッシンジャー氏は言ったのだ。
「食をコントロールする者が、人民を支配する」と。 ■日本が売られる■ (著者)堤未果 2018年10月4日
P65
◇ラララ!ラウンドアップ
2015年3月20日。WHO傘下の国際がん研究機関(IARC)は、動物実験と薬理作用研究の結果、
世界で広く使われている除草剤「グリホサート」に発がん性の恐れがあることを発表した
(人への発がん性は証拠が十分ではないが、動物実験で発がん性が確認された、というレベル2だ)。
グリホサートは1974年に農薬企業の最大手モンサント社が開発して特許をとり、「ラウンドアップ」という商品名で売り出した、世界最大の売り上げを誇る化学除草剤だ。
日本ではモンサント社と提携した住友化学が販売しており、2000年に特許が切れた後は、そのジェネリック版が「草退治」(住友化学園芸)
など複数の新しい商品名で、各地のホームセンターで売られている。
ミズーリ州セントルイスに本社を持ち、ダイオキシンやPCB(ポリ塩化ビフェニル)などを製造するモンサント社は、
ヂュポン社、ダウ・ケミカル社、シンジェンタ社などの化学企業と同様に、長い間アメリカ国防総省と契約し軍事物資を提供していた。
戦時中、窒素製造施設で爆弾や弾丸を作り、ベトナム戦争では枯葉剤を作っていた同社は、戦争が終わると次のビジネスとして、
農薬と化学肥料の世界市場、アグリビジネスに目をつける。
1999年4月。モンサント社のCEO(当時)で野心家のロバート・シャピロ氏は、同社のグローバル戦略についてこう語った。
「今はバラバラに動いている、農業、食糧、医療の3大産業を統合するのだ」
その頃ウォール街では、まさにその3大産業でこれからとてつもなく巨大な市場となるだろう「遺伝子革命」への期待から、投資家たちが胸を熱くしていた。
シャピロ氏の野望は、次々に実行に移されてゆく。
モンサント社は90年代から世界の種子会社をどんどん買収し、自社の農薬にだけ耐性を持つ遺伝子組み換え種子を開発。
同社が特許を持つグリホサート農薬(ラウンドアップ)と1セットで世界中に売り込み始めた。
その種子はラウンドアップに耐性を持つよう遺伝子操作されているため、農家はこの2つを必ずセットで買い、収益は自動的に倍になる。
〈散布すれば雑草がしっかり枯れるので、煩わしい雑草取り作業から解放され、農薬代は節約できて、環境にも優しく収穫量もアップ間違いなしです〉
こうした宣伝内容で農家のハートをがっちりつかみ、モンサント社は遺伝子組み換え大豆とラウンドアップのセット売りをどんどん拡大、
瞬く間に全米の大豆畑の6割を占めるようになった。
ラウンドアップは爆発的なベストセラーとなり、この20年で米国内の使用量は250倍、世界全体では10倍に増えている。
雑草も虫も全滅させるグリホサートの威力は凄まじく、使い始めて数年は農薬の使用量が少なくて済むが、ここには大きな問題があった。
前述したように、使い続けると進化して耐性を持つ雑草が出現し、今度はそれを枯らすためにもっと強い除草剤を使うという悪循環で、農薬の量が増えてゆくのだ。
2000年5月にアメリカ農務省が発表した報告書によると、過去5年間で米国内の農薬使用量は大きく跳ね上がり、中でもグリホサートは他の農薬の5倍も増えていた。
除草剤の量が5倍に増えれば、その分アメリカからの輸入遺伝子組み換え大豆に残留する農薬も多くなり、日本の安全基準に引っかかってしまう。
この発表が出た同じタイミングで、日本政府はアメリカ産輸入大豆のグリホサート残留基準を、しっかり5倍に引き上げた。
これで残留農薬が5倍に増えた大豆は、何の問題もなく引き続き日本に輸入される。
日本政府のきめ細かい協力姿勢は、米国アグリビジネス業界を大いに満足させたのだった。 ◇日本とアメリカは二人三脚で「グリホサートは安全だ」
だが、使っているうちにどんどん使用量が増えるグリホサートが人の健康に及ぼす影響について、やがてあちこちから疑問の声が出始める。
微かな量でも生き物の腸内細菌や神経系統、消火器や生殖器に、マイナスの影響があることがわかってきたのだ。
アメリカのソーク生物学調査研究所のデービッド・シューベルト博士は、グリホサートの蓄積が、がんを含む多くの健康リスクをもたらすとの警告をだした。
アルゼンチンでは、微量のグリホサートを使った実験で奇形の発生が確認され、グリホサートに汚染された地下水によって、周辺地域の住民にがんが平均の41倍発生、
白血病や肝臓病、アレルギーなどの健康被害が報告されている。
オランダ、デンマーク、スリランカ、コロンビアはいち早く使用を禁止し、ヨーロッパでも反対の声が大きくなってゆく。
一方日米両政府は、この間ずっと二人三脚でグリホサートの危険性を否定し続け、製造元のモンサント社は、
健康被害を示す数々の報告は全て科学的根拠に乏しいと批判しながら、安全性を主張している(ただし、その調査データは非公開だ)。
複数の自治体が実験データをもとに使用禁止を求めているアメリカでも、政府は初めから一貫して、モンサント側の主張を擁護する姿勢を変えていない。
グリホサート除草剤に「人体には無害です」と書かれている日本でも、農水省は安全に使えば大丈夫だというスタンスだ。
だがEU市民や消費者、環境団体はこうした安全説を信じなかった。
彼らはEU議会の議員たちに繰り返し電話をかけ、一般の消費者や学校関係者にその危険性を説明し、100万人規模の抗議運動を展開、
あちこちで勉強会を開きながら、130万を超える数の署名を集めることに成功する。
2016年3月。欧州委員会は6月に期限が切れるラウンドアップ使用許可について、更新に必要な賛成票が得られずに、使用延長を見送ることを発表した。
モンサント社や巨大農薬メーカー幹部と投資家に、初めて動揺が走った瞬間だった。
この時微妙な立場にいたのが、キャスティングボードを握っていたドイツだ。
国民の大半が猛反対していたにもかかわらず、自国の大手医薬品・化学薬品大手バイエル社が、モンサント社と買収交渉の真っ最中だったのだ。
成功すれば、トップレベルの遺伝子組み換え種子企業と化学薬品企業の最強タッグが誕生し、世界の「食」のかなりのシェアを、手中に納めることになる。
除草剤と種子の売り上げで世界一の売り上げを誇るモンサント社と、世界3位のバイエル社の統合には、660億ドル(約7兆円)という、最高額の値札がついた。
種子と農薬の業界は年々寡占化が加速し、もはや巨大カルテル誕生は時間の問題だった。
ドイツ国内では民意の側に立つ環境大臣は使用延長に反対し、バイエル社のビジネスチャンスに期待をかけて「攻めの農業」を推進する農業大臣は賛成を訴える。
P71
結局、決められないメルケル首相が棄権票を投じ、採決は流れたのだった。
目玉商品のグリホサートがEU市場を失えば、あふれた在庫が行き場を失い、モンサント社を買収するバイエル社にとっても、大きなダメージになる。
どうすれば利益を減らさずに済むだろう?投資家たちは頭をフル回転させて考えた。 ◇そうだ、日本に売ればいい
アグリビジネス業界にとって、頼れる味方はアメリカ政府だけではない。
助け舟を出したのは、他でもない日本だった。
翌年2017年の6月。農水省はグリホサート農薬の残留基準を再び大きく緩めることを決定し、パブリックコメントを募集し始める。
今回はトウモロコシ5倍、小麦6倍、甜菜75倍、蕎麦150倍、ひまわりの種400倍という、本家本元アメリカもびっくりの、ダイナミックな引き上げ案だ。
遺伝子組み換えでない小麦は本来グリホサートを使わないが、収穫直前にグリホサートを直接かけて枯らすと刈り取りやすくなるために、使う農家が増えている。
よって小麦の残留基準も6倍に上げられることになった。
これで農家は小麦にも、遺伝子組み換え大豆よりも多い量のグリホサートを、たっぷり使えるようになる。
だが、日本が引き上げを実行しようとしたまさにその時、規制しかけていた欧州で、巻き返しが起こった。
欧州化学物質庁(ECHA)の作ったデータをもとに、欧州食品安全機関(EFSA)が、
「グリホサートに発がん性がある」というWHOの評価を否定する報告を出したのだ。
〈グリホサートは確かに眼に深刻な損傷を引き起こし、長期的には水生動物に有毒である。だが発がん性に関しての証拠は、十分なものではない〉
欧州委員会がグリホサートの使用許可についてもう一度採決すると、前回棄権したドイツが賛成に回り、今回は賛成多数で可決される。
2017年11月27日。EUでの存続が危ぶまれていたグリホサート農薬は、再び息を吹き返した。
奇妙なことに、発がん性を否定したEFSAは、欧州議会議員に根拠とされた元データの全公開をいくら求められても、頑なに拒否し続けている。
「公益に関する評価プロセスの透明性に欠ける行為だ」と強く批判されると、EFSAは渋々一部だけ公開したが、それらのデータは全て、あらかじめ編集されていた。
EFSAの言い分では、企業の提供データは、投資家保護のために一部しか公開できないという。
グリホサートの巨大市場は、ひとまず5年は安泰になった。
日本政府はEUの動向を様子見していたが、この結果を知ると、自国も翌月12月25日にグリホサート残留基準引き上げ(最大400倍)を実行したのだった。
危機一髪でで大きなピンチを乗り越えたアグリビジネス株主たちに、さらに幸運の女神が微笑みかける。
以下略~~~ アメリカのモンサント社が作っていた枯葉剤はベトナム戦争で米軍が使用し、
その枯葉剤の影響でベトナムで数多くの奇形児が生まれた。
そのモンサント社のグリホサート農薬は人体に非常に有害であることが確認されており、世界中で使用禁止や使用制限がなされている。
ところがその行き場を失ったグリサホート農薬を受け入れるために何と日本政府は
そのグリホサート農薬の残留基準値を大幅に緩和して大量に受け入れてくれました(笑)
本当にありがとう安倍ちゃん、自民党、日本政府。
【漫画】非道なる枯葉剤!ベトちゃんドクちゃんのそれから【実話】修正版
https://www.youtube●.com/watch?v=ivivpOrcPeA
【奇形児 ナハ゜ーム弾】ヘ゛トナム戦争の悲劇を知ってもらいたい
https://www.youtube●.com/watch?v=sUmuh3mCMNE なりすましされていると思い込んでるメンヘラをしっかり掃除する手際のよい処分のプロ
跡形も残さず綺麗に お世話好き人望のあるお方
フォローして下さる
優しいお方とても大好き 縁の下の力持ち
陰ながら気にかけてくれる
喋ったことない方
同じ体型 スタイル抜群手足長い
色っぽいお兄さん
指導してくれる方
およそ髪の毛がカールしてる
可愛らしい感じ
ピンクが似合いそう 背が高く若い爽やかな男の子
可愛らしかった
エレベーター一所になりかけた
待ってたんだろうか? プーさんに似てる方がいたら
近くに寄って行ってます。
可愛らしい仕草がお気にです。 さんちゃん
迷惑かけました
しくじったの
ごめんなさい 仕方分からなくて
なぜなのか
教えてもらったんです。
出来るようになりました。 受け付けでは手間取りしまして
すみませんパタパタさせてしまい
申し訳ございません。 ■知られざる世界権力の仕組み 寄生体シンジケートが富と権力を握る 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
●第8章 慈善事業を隠れ蓑にするペテン財団の全犯歴
P320
◇ロックフェラー財団による世界の農業の破壊絶滅工作◇
ロックフェラー財団が行なっている工作のなかで、重要なのにほとんど知られていないものの一つが、世界の農業を支配する手口である。
財団の理事の一人ケネス・ヴェルモントは、ロックフェラーの支配する農業計画をメキシコやラテンアメリカのいたるところで実行した。
自主独立の農民は、世界権力にとって大いなる脅威である。
というのも、独立農民はみずから生産し、その生産物を資本に転化することも可能であり、農民が自主独立することになるからである。
ソヴィエト・ロシアでボルシェビキたちは、国民に対する全面的な支配を達成したと思い込んでいた。
ところが、頑固に自主独立を守ろうとする小規模農民つまりクラークたちによって彼らの立てた計画が脅かされていることがわかり、愕然とした。
そこでスターリンはOGPU(合同国家保安部)[1922~34年。NKVDの前身]に命令を下して、クラークの所有する食糧・家畜をすべて没収し、兵糧責めにした。
1935年2月25日のシカゴ・アメリカン紙は「ソ連で飢餓、600万人が死亡」という見出しを掲げ、
「農民の作物が没収され、農民と家畜が飢える」と第一面トップでこの事件を取り上げた。
この残虐行為から注意を逸らすため、ソ連人ではなくドイツ人が600万人殺したことにすることになった。
600万人というのは、シカゴのある政治記者がシカゴ・アメリカン氏の見出しからとってきた数字だった。
共産党も農民党も労働党も、農民を絶滅させ、労働者を奴隷にした。
全体主義政治体制の多くは、小規模農民こそが体制にとって最大の障害だと思い知らされてきた。
フランスの恐怖政治は貴族に向けられたものではなかった。貴族たちはおおぜいが恐怖政治に賛成だった。
恐怖政治は、一文の価値もないアシニア紙幣[没収土地を抵当として革命政府が発行した不換紙幣]と引き換えに
革命政府に穀物を供出することを拒絶した小規模農民たちを対象にしたものだったのだ。
いま合衆国では、それと同じ類の絶滅戦争を財団が必死になってアメリカの農民に対して仕掛けている。
土地があって労働すればやっていけるという農民の伝統的方式は、農民が感じている購買力の必要性、
つまり農作業に必要な工業製品を購入する必要性のために、次第に変更されてきた。
こうして資本金が必要になったために、農民はやすやすと世界権力の金利操作の餌食となっている。このために農民が破産しているのだ。
ちょうど1930年代初期のソ連で、スターリンがクラークたちに命令して、強制的に狭い自耕地を手放して集団農場で生活・労働させたときと同じように、
いまアメリカの小規模農民は同じように絶滅の危機に直面している。
つまり、不本意ながら自耕地を手放し、トラストという名の巨大な農業ソヴィエト
[かつてのソ連の政治単位ソヴィエトをもじってこう呼んだ]に使われる作男になれと迫られているのである。
ブルッキングズ研究所を始めとする財団が、アメリカの農民を破滅させるために通貨政策を創作し、これを連邦準備制度理事会が実行するというわけである。
ソヴィエトがロシアで犯した悲劇の二の舞である。
ただし今度は、農民が巨大トラストの奴隷労働者となるならば、餓死しなくてもすむという条件がついてはいるが‥‥‥‥。 家庭菜園しようとして
ホームセンターで野菜のタネを買ったら
鮮やかな紫とか青に着色されたアメリカ産だった
そして
美味しいフルーツトマト買って
その種を植えようと思ったら
種無しでした。 家庭菜園してたら振られババアが畑に侵入していたので
犬に吠えさせたらすごいスピードで逃げていった それを偶然目撃した長澤まさみそっくりのお姉さんがウルトラ大爆笑していて好きになったけど
すぐどこかに行ってしまった たくさんありがとう
いつもだけど
すごく嬉しかった 現実で関わりがなく死ぬまで無関係だからそういうやり方しか出来ないんじゃ?
カスだなw ディープステート(国際金融資本石油軍産複合体ロスチャイルド、ロックフェラー家)
は世界一の資源大国であるロシアをロシア革命でロマノフ朝から奪った(近年ウクライナでも同じことをやった)にもかかわらず、
ソ連崩壊後にプーチンにロシアを奪い返されたわけだからな。
強欲極悪なディープステートがプーチン潰しに死に物狂いになるのは当然だ。 ■株式会社アメリカの日本解体計画■ (著者)堤未果 2021年1月20日発行
P98
★17年前のマスコミの嘘が、トランプ大統領を誕生させた
イラク戦争が起こった時、私はニューヨークのジムに設置されたテレビで爆撃の様子を目にしました。
アメリカ国民が信頼していた、そして今も日本の識者やジャーナリストたちの主要情報源であるニューヨーク・タイムズや、
CNN、ワシントン・ポストなど、ありとあらゆるアメリカの主要マスコミが一斉に、
「イラクは大量破壊兵器を開発し保有している。独裁国家の脅威から国際社会を守らねばならない」
と大キャンペーンを繰り広げていたのをよく覚えています。
今ではそんな事実はなかったことが明かになっています(ニューヨーク・タイムズは2004年に釈明記事を掲載)
P99
私は、大統領選の後で、トランプに投票した人たちに取材をしました。
「何故よりによってあの方を支持したのですか?ヒラリー氏にお金のスキャンダルがたくさんあるのはよくわかります。
ウォール街とずぶずぶなのも有名です。でも、トランプ氏で本当によかったのですか?」
と訊ねてみると、彼らは一様にこう言うのです。
「もちろんよ。だって、マスコミはヒラリー推しだったから。57社のうち54社が、ヒラリー、ヒラリー、ヒラリー。
だから私はトランプだと思った」
「でも、あなたは民主党員ですよね?民主党寄りのニューヨーク・タイムズやCNNをどうして信用しないんですか?
彼らは日本ではとても信用されているメディアですよ」
「それはね、イラク戦争のせい。イラク戦争の時、彼らは『大量破壊兵器がある』と言って、嘘をついて戦争を始めたの。
私の息子、私の夫、兄、弟、私たちの父親、イラク戦争、アフガニスタン、みんな行かされた。
被曝して障がい者になったり、脳に障害を受けて帰ってきたり。
P101
帰還してきても皆薬漬けよ。医療にもかかれない。
これは一体誰のせい?主要なマスコミが嘘をついて始めた戦争のせいだわ。
大量破壊兵器がなかったとわかった時も、ニューヨーク・タイムズはまともな謝罪さえしなかった。
それも、新聞の一面ではなくて8ページ目に、その記事を小さく載せただけ。
覚えておくといいわ、マスコミは戦争を始める、でも絶対に責任は取らない。
だから私たちは気をつけなければいけないの。
トランプ候補はね、『マスコミの言うことなんか信用するな、私が全部、ツイッターで教えるから。
直接国民に何が起こっているかを教えるから』と言ったのよ」
イラク戦争は政府が完全報道規制を敷いたため、アメリカ国民が「あの戦争は間違いだった」
と認識したのは、多大な人的・経済的犠牲を払った後のことでした。
メディアの流したフェイクニュースのせいで、夫や息子や兄や弟が戦争に行かされた女性たち、
家族が障害者になったり戦死した遺族たち、軍の関係者は、この戦争を誰が始めたかを、決して忘れなかったのです。
取材を進めるうちに、トランプ大統領の選挙対策委員会が非常に賢かったことがわかりました。
トランプ候補は、アメリカ国民のマスコミ不信をきちんとすくい取って、それを見事に逆利用して票につなげたのです。
それが、二つ目の理由でした。
マスコミが17年前に流したフェイクニュースのツケを、彼らが忌み嫌うトランプ大統領の誕生によって払う結果になったのです。 P102
★戦争は「何より儲かる公共事業」
そうやってアメリカは17年前にイラク戦争を始め、イラクを物理的に破壊しつくしました。
イラク戦争は、アメリカを中心とする有志連合の勝利で終わったとされていますが、イラク国民の悲劇は、それで終わったわけではありません。
アメリカはその後もイラクに駐屯し続け、根本的に国の枠組みを作り変えていったのです。
イラクが何故、多国籍企業にとって「夢の地(ドリームランド)」と呼ばれているか、その理由をお話しましょう。
イラク戦争で散々各地を爆撃するたびに儲かったのが、ロッキード・マーティンやレイセオン(注:ミサイルで知られるアメリカの大手軍需製品メーカー)です。
レイセオン社製の巡航ミサイルは一発8千万円、イラク戦争では約750発使われましたから、金額にして600億円を売り上げたのでした。
爆撃して更地にした後は、ベクテル(注:サンフランシスコに本拠を置き、総合建設業を営む多国籍企業。
石油コンビナート、発電所、ダム、空港、港湾などの建設を請け負う世界最大のゼネコン)のような土建業者が進出し、復興ビジネスで儲けていきます。
そして、米英占領当局(CPA)が国営企業の民営化を進め、長期に渡りグローバル企業へ潤沢にお金が流れるような仕組みを作ったら、一丁あがりというわけです。
「戦争というのは、何と儲かるビジネスなのか」と、つくづく思います。
アメリカで「戦争は最大の公共事業」と言われるのはこのためなのです。 P104
★イラク戦争を始めた真の理由は何か?
イラク戦争は、マスコミが主導して始めた戦争でした。
でも、何故フェイクニュースを流してまで戦争をしたかったのでしょうか?
この質問を講演先ですると、「私、知ってます、石油ですよね」と、答えてくれる方がおられます。
その通り、世界第二の埋蔵量を持つイラクの石油資源は有名ですね。
でもイラク戦争にはもう一つの大きな目的がありました。
イラクの食の主権、これが欲しかったのです。
(詳しくは拙著『(株)貧困大国アメリカ』(岩波新書)参照)。
中東でも有数の歴史を持つイラクは、世界最古の文明であるメソポタミア文明が栄えた地域です。
その中心を流れるティグリス・ユーフラテス川の流域はとても肥沃な大地で、1万年近く前から農業が営まれていました。
1万年もの間、イラクの農業者たちは、地域の気候に合わせた小麦を、
多様な選択肢の中から選び出し、種子を交配し、進化させてきた歴史を持っているのです。
P105
しかし、その素晴らしい農業は、イラク戦争が終わった時、壊滅状態になっていました。
肥沃な大地は米軍によって徹底的に爆撃され、長い歴史を持つ種子開発場や農業技術は全部破壊されてしまっていたのです。
ここに参入してきたのが、巨大バイオメーカーの「モンサント社」(現バイエル社)でした。
モンサント社はミズーリ州クレーブクールに本社を置いたアメリカの多国籍バイオ化学メーカーです。
主力製品は日本でも売られている「除草剤ラウンドアップ」、遺伝子組み換え種子の世界シェアは90%、
世界の食糧市場をほぼ独占する巨大グローバル企業で、2018年6月にドイツのバイエル社に買収されています。
爆撃後のイラクで使われたのは、みるみるうちに生産高が倍増する「米国製魔法の種子」でした。
アメリカは、自国で開発したGM種子(注:遺伝子組み換え技術を用いて遺伝的性質の改変が行われた作物の種子。GMはgenetically modifiedの略)と農業、
農耕器具をセットで持ちこみ、イラク国民に補助金つきで無料提供したのです。
P106
キーワードは「復興支援」でした。
この時、長い歴史を持つイラク農業の伝統に終止符が打たれたことはあまり知られていません。
前年の種子を保存したり、農家同士で自家採種し、交換・交配させる行為は、ここからすべて「違法」になったのです。
代わりにイラクの農民たちは、モンサント社の種子と農薬をセットで購入し、毎年特許使用料を支払うという、無限ループに組み込まれていきました。
こうしてライセンスと引き換えに、イラク人の「食の主権」は奪われていったのです。
イラクに仕掛けられたこの戦略を知った上で、ここ10年ほどの日本国内の農業政策を見てみると、その意図がはっきり見えてくるでしょう。
ウォール街が財界・米政府と連携して狙うターゲットは全世界の市場です。
国内政策は単体で見ていてはその本質がわかりませんが、視点を日本という一国の枠から広げて世界規模で見てみると、
彼らが一つまた一つとオセロの駒をひっくり返すように手を伸ばしてきていることに気づくはずです。
「種子法廃止」や「種苗法改正」などは、すべて同じ戦略の一部だとわかるでしょう。 P107
★イラク戦争を始めた三つ目の理由は意外なものだった
イラク戦争を始めた理由はまだあります。
三つ目の理由をご存知ですか?
ウォール街では、この理由もよく話題にのぼっていました。
実はその背景には、イスラエルが水を必要としていた事情があったのです。
アメリカにとって重要な国であるイスラエルが、ティグリス・ユーフラテス川から水を引くことを要求していたために、
「水」は非常に大事な戦略ターゲットの一つとなっていたのでした。
日本でも2018年12月に水道法が改正されましたね。
この法改正で今までコンセッション方式(官民連携)が可能だった下水道に加えて、上下水道も自治体が所有権を保有したまま、
民間企業が水道の管理と運営をできるようになりました。
これについては『日本が売られる』の中に詳しく書きましたが、水はこれからの世界で、最も有望な投資商品の一つです。
水の枯渇が深刻な問題になっている中国はあちこちで水源を買いあさっているし、他の国も同様に、水源確保の凄まじい争奪戦を繰り広げている。
外資が狙う日本の安くて安全な水源を奪われないよう、私たちが何としても守らなければなりません。
アメリカが、イラクで略奪した三大資源は、石油、種子、そして水でした。
国家の大切な資産をターゲットに、ウォール街とグローバル企業とアメリカ政府が三位一体になって、世界中のマーケットを狙ってきています。
相手国を爆撃したり、自然災害に遭った後に支援の名の下に入りこんできたり、
政府要人を懐柔したり、条約でルールを外させたり、メディアにスピンやキャンペーンをさせたりと、それはもういろいろなやり方を使って、触手を伸ばしてくる。
これは彼らのマネーゲームですから、こちらもやられっぱなしにならないように、相手の手の内を先読みしていかねばなりません。 ■株式会社アメリカの日本解体計画■ (著者)堤未果 2021年1月20日発行
P50★ウォール街が大事にする日本のVIP客とは
リーマン・ショック以降も、ウォール街はますます巨大化し、さらなる国家解体ゲームを進めています。
彼らの市場はアメリカだけでなく世界全体ですから、もちろん日本も他人事ではありません。
シティバンクの副社長とポートランドのある会合で隣り合わせになった時、食事をしながら彼は私にこう言いました。
「日本は大事なVIP客だよ」
彼らの商品を買っている日本の優良顧客とは、一体誰でしょう。
ゆうちょ銀行、農林中金、私たちの年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、そして今何かと話題になっているソフトバンクです。
★郵便貯金と簡保マネー開放のための民営化
皆さんご存知のように、日本郵政公社から郵便貯金事業等を引き継いだゆうちょ銀行は、民営化する前の段階で、
すでに郵便貯金とかんぽマネーの合計340兆円という、莫大な預金を持っていました。
ゴールドマン・サックスは、以前からこれに目をつけていました。
「ゆうちょ銀行を早く民営化してマーケットに開放しなさい。その貯金を手にいれ、運用したい」と、虎視眈々と狙っていたのです。
その窓口として白羽の矢が立ったのが、金融大臣を経て経済大臣に就任し、当時郵政民営化担当大臣に任命された、現大手派遣会社パソナ会長の「竹中平蔵氏」でした。
とはいえ「郵政民営化」は、小泉政権の規制改革の目玉政策でしたよね?
だから竹中氏が先頭に立って、「郵政事業を開放して、民営化せよ」と旗を振っていても、
国民はまさかその裏にアメリカからの要請があったとは、夢にも思わなかったのです。
要請したのは誰だったのか?
ゴールドマン・サックスの、ロバート・ゼーリック副会長でした。
ゼーリック氏から竹中平蔵氏へ送られたある手紙の存在が明るみに出たのは、2005年8月、
まさに「郵政民営化」を問うあの解散総選挙の前月に行われた、参議院特別委員会でのことでした。
民主党(当時)の櫻井充参議院議員が、竹中郵政民営化担当大臣に、こんな質問をしたのです。
「竹中大臣、あなたは今まで、アメリカの要人と民営化について話し合ったことはありますか」
この質問に対し、竹中大臣はきっぱりとこう否定しました。
「いいえ、一度もございません」
そうですか、では・・・と言って、櫻井議員がその場で読み上げたのが、ロバート・ゼーリック氏から
竹中大臣に宛てた手紙だったのです(第一六二回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会より:以下要約)。
「竹中さんおめでとうございます。あなたは金融大臣としてよいお仕事をされ、それが新しい任務につながったのですね。
この任務を小泉首相が貴方に託した事は我々にとって非常に心強く、貴方には以前と同様の決意とリーダーシップを期待しています。 保険、銀行、速配業務において、競争条件を完全に平等にすることは、私たち(米国)にとって根本的に重要です。
郵貯と簡保を、民間とイコールフッティング(同条件)にすること、つまり、これらについて今までの税制や保護、政府保証を廃止して、民間と同じ条件にしてほしいのです。
具体的には以下について、貴方を後押し致します
①民営化開始の2007年より、郵貯・簡保業務にも民間と同じ保険業法、銀行法を適用すること。
②競争条件が完全に平等になるまで、郵貯・簡保に新商品や既存商品の見直しは認めないこと。
③新しい郵貯・簡保は相互扶助による利益を得てはならない。
④民営化するプロセスの途中に、郵便局には一切特典を与えてはならない。
⑤民営化のプロセスの途中で、米国の業者を含む関連業者に口を挟む場を与え、その意見は決定事項として扱うこと。
これらの改革に取りかかる際、私の助けがいる時は遠慮なくおっしゃってください。
貴方は立派な仕事をされました・・・・・・・新たな責務における達成と幸運を祈念いたします。
あなたと仕事をするのを楽しみにしております」
手紙で触れられているのはあくまでも郵便貯金と簡保のみ、明らかに日本国民の貯金340兆円を、ピンポイントで狙いうちにした指示でした。
まさに内政干渉の極みといったこの事件、そこにいた議員たちは皆ショックを受け、室内はざわめきで一杯だったそうです。
この手のことになると日本のマスコミは一斉に「報道しない自由」を行使して沈黙しますから、
翌日の朝刊にはこの委員会のことどころか、竹中氏の「竹」の字すら載っていませんでした。
郵政民営化法案は、心ある愛国議員たちによって参議院では一旦否決されます。
その翌日、ワシントンの広報誌であるウォール・ストリートジャーナルはこんな記事を出しています。
「これで我々が待ち望んだ3兆ドルは、しばらくお預けだ。が、しかし、小泉総理は頑張るに違いない」ええ、頑張りました。
とりわけ、アメリカからの指示を受けた竹中郵政民営化担当大臣はしっかりとその期待に応え、
それまで誰も手をつけなかった郵政民営化は、小泉政権下であっさりと実施されたのです。
07年には郵政局会社・郵便事業会社・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険の4社に再編され、15年には東京証券取引所第一部に上場、
ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険も同様に、日本郵政から株が売り出されました。
それまで安全な日本国債で日本国民のお金を運用していたゆうちょ銀行は、米系企業の株式や債権に投資する比率をどんどん上げ始め、
ゴールドマン・サックスの勧めるリスク商品に投資するようになったのです。
竹中氏を後押しして郵政民営化の実現に貢献したゼーリック氏は「大金星」を上げ、世界銀行総裁、国務長官と
順調に出世の階段を登ってゆき、13年には再びゴールドマン・サックスへと舞い戻り、
国際戦略アドバイザー統括責任者という輝かしい椅子を手にいれたのでした。
ウォール街関係者との間でこの郵政民営化が話題に出ると、
「小泉総理が郵便局の貯金を差し出し、次に彼の息子が農協の貯金をウォール街に捧げてくれる」などという不吉な言葉が出てきます。
350兆円の郵便貯金の次にウォール街が喉から手が出るほど欲しいのは、600兆円と言われる農協の貯金、そして私たちの老後を支える、130兆円の年金です。
小泉新次郎議員が熱心に進める「農協改革(解体)」が完全に民営化路線なのは偶然ではありません。
親子二代で貢献しています。そして私たちの年金にも手が伸びてきました。
★私たちの年金がどんどんウォール街に流れてゆく ■株式会社アメリカの日本解体計画■ (著者)堤未果 2021年1月20日発行
P74 ★「アメリカ合衆国なんていうものはもうどこにもないんだよ」
ホワイトハウスでアメリカの国会議員に取材をすると、よくこう言われます。
「君は日本から来たジャーナリストなの?あぁ、日本は大統領選はもちろん、アメリカに関係するニュースは何でも大好きだよね。
でも実は、アメリカ合衆国なんてものはもうどこにもないんだよ。株式会社アメリカならあるがね。
この国は、レーガン政権の頃から、株式会社アメリカになってしまったんだ。
だから国旗のデザインも、ほらこんなふうに新しく変わったんだよ。
日本人はこれ、知ってるのかね?」と言って見せてくれたのがこのデザインです(図3-1参照)。
以下略
ですがこの究極の地域主権が、すっかり変わってしまい、過去数十年の間に、株式会社アメリカになってしまったのです。
その中核は、GAFAのように世界中で商売をするグローバル企業と、それを陰でバックアップするウォール街です。
彼らが、アメリカのすべてを決めるようになってしまいました。つまり、合衆国憲法が紙くずになってしまったのです。
ある共和党下院議員はこう言いました。
「この国は、今や星の代わりに別なものがこの国を支配している。自分たち国会議員は選挙を勝ち抜いて、地元の代表としてホワイトハウスに来た筈なのに、
今や巨大化したグローバル企業とウォール街のために働いているようなものだ」
★ワシントンに降り注ぐ大量の札束が見えてきましたか?
だから、ワシントンには毎年毎年、このような企業からものすごい額の、ものすごい量の札束が降り注ぎます。
大統領選挙に臨む候補者は、以前は日本円で言うと百億円単位で用意しなければなりませんでした。複数の候補者の間では数百億円の札束が飛び交っていました。
それもすごい額ですけども、2000年代になったらいくらになったと思いますか?なんと2千億円です。
1回の大統領選挙で飛び交うお金がざっと2千億円(注:16年の大統領選挙においてドナルド・トランプ候補が集めたのが1053億円(9億5760万ドル:1ドル110円で計算)、
ヒラリー・クリントン候補が集めたのが1568億円(14億2570万ドル)と言われる)。
さらに16年の中間選挙で使われた資金は、共和党、民主党合わせて5700億円超え。
もはや宙を舞う札束で前が見えない状態です。今やアメリカでは、「金で買えないものは何もない」と言われます。
人も、物も、国家も、過去や未来だって金で買える。そして政治も。
そう、政治も今では、ローリスクハイリターンな素晴らしい投資商品になったのです。
今やグローバル企業が、ウォール街が、大統領選挙にも州議会議員の選挙にもすべてお金をだしている。
そして選挙では、対立候補より多くの献金を集めた候補者が、必ず勝つようになってしまったのです。
★ウォール街は共和党、民主党の両方にチップを置く ■株式会社アメリカの日本解体計画■ (著者)堤未果 2021年1月20日発行
P88★株式会社アメリカが狙う「宝の山」
ここまで聴いておわかりになったと思いますが、株式会社アメリカの意向を知りたけれれば見るべきは、
トランプ大統領でもオバマ大統領でもなく、「ウォール街」の動きです。
そして彼らにバックアップされた株式会社アメリカは、世界中のマーケットを狙っています。
証券会社にいた頃、よくこんな事を言われました。
「君の国、日本には素晴らしい宝がたくさんある。目に見えるものも目に見えないものも両方ね。だから良質な投資商品として、皆が熱い期待を寄せているんだ」
そして彼らの言葉通り、この3年から5年の間に、日本の資産の多くが、政府によって売り出されてしまいました。
大切な祖国が、売られてしまう。
その危機感でいてもたってもいられなくなって書いたのが、2018年に出版した『日本が売られる』という本です。
私たち日本人が、手の中に持っているのに――目に見えるものも目に見えないものも――
、その価値に気づいていない資産が、一体どれだけあると思いますか?
本当に、信じられないくらい、たくさんあるのです。
そして今、私たちの知らない間に、その資産すべてに値札がつけられつつあるのです。
P89★日本の水道がハゲタカに狙われている
例えば水道。
私たち日本人は、水と安全はタダだと思っています。でも本当にそうでしょうか?
蛇口の水をひねって、口をつけてその水を安全においしく飲める国が世界中に何ヵ国あるか、ご存知でしょうか?
実は、日本以外にはわずか15ヵ国しかありません。
日本の水道の水なら、トイレの水だって安全に飲むことができます。
そして、いつでもどこでも、日本国中どこでも水道の蛇口をひねれば、きれいで安全な水が安く手に入ります。
24時間当たり前に水が出てきます。断水することもめったにありません。
そして行政サイドから見た場合、水道料金は絶対に取りっぱぐれることがありません。
97%以上の確率で回収できます。こんな国は世界にはないのです。
ネスレというグローバル企業が次のような内容の警告をしたのをご存知でしょうか?
「2025年までに、世界中の人口の三分の一はきれいな水にアクセスできなくなる。
2050年になるとほぼ全員が、世界の全人口がきれいな水にアクセスできなくなる。
人類は水の奪い合いになる。だからこれからは、高い値段がつけられるだろう」
P92★ウォール街が推す、「これからの投資商品」とは
今も、ウォール街の元同僚たちと時々連絡を取り合うのですが、いつもこんな会話になります。
「これから一番有望な投資商品は?」すると彼らはこう言います。
「これからは物よりも、もっと未来に関するもの、命に関わるもの、世界中で奪い合いになるもの、そういうものが最高に有望な投資商品になる。
例えば水、種子、それから薬。水はもちろんだけど水源のある土地もだな。こういうものが奪い合いになっていく。だから高い値札がつく。
僕らのような人間にとっては、それに一番高い値段をつけて、投資商品として効率よく売り買いをしたい。それをやるには各国の法律がまだまだ邪魔なんだが」 P92★邪魔な法律を取っ払うには、圧力、交渉のみならず強硬手段も使う
「ウォール街の営業マンと化したアメリカの政治家が、各国に行ってそれぞれの政府と交渉して法律を変えさせている。
その国の豊かな土地に飲み水、きれいな空気、食糧や資源、海や森や山や川の自然、医療など、いろいろなものを守っている法律をまず取っ払う。
それをまとめて一度にできるのがTPP(環太平洋パートナーシップ協定)のような経済ブロックを構築する国際条約だ。
ひとまとめにして規制を取っ払うことができるのだから、便利な方法だろう?」
日本の場合は、日米貿易協定のような二国間協定、そして毎年アメリカが送る「年次改革要望書」
(注:内容はアメリカの多国籍企業が得をする保険法の改正や派遣法改正、訴訟社会にする動きなどの規制緩和が中心。
日本がこれまでやってきた規制緩和リストは皆ここにある)のような、日本政府に対する直接的圧力もありますが、
相手国との力関係によってアプローチの仕方は変わるのです。彼らは言います。
「時には交渉が通用しない国もある。その場合は、強硬手段だね。例えばアルゼンチンのように大統領を買収して政権の中枢に入り込んでいく。
あるいはイラクのように、大量破壊兵器があると疑惑を騒ぎたてて、爆撃して更地にしてからその国に企業が参入する、そういうパターンもあるね。
途上国で自然災害があった国に、『復興支援です』と言って入り込むやり方も有効だ」
日本がやってきた規制緩和はここから始まっている
年次改革要望書 日本の内政との密接な関係
アメリカの要求は「日米規制改革および競争政策イニシアチブに基づく日本政府への米国政府の年次改革要望書」などから作成
アメリカの要求 96年~ 〇人材派遣法の自由化
↓
日本の法改正 99~04年 〇労働法制「改正」
アメリカの要求 97年 〇大店法の廃止
↓
日本の法改正 98年 〇大型店立地法
アメリカの要求 96年~ 〇人材派遣法の自由化
↓
日本の法改正 99~04年 〇労働法制「改正」
アメリカの要求 00年~ 〇外国企業の日本参入。米国型の経営形態に。合併手続きの柔軟化。
↓
日本の法改正 05年 〇会社法「改正」
アメリカの要求 99年~04年 〇簡易保険の縮小廃止。郵政公社の民営化
↓
日本の法改正 05年 〇郵政民営化
アメリカの要求 01年 〇医療制度「改革」。混合治療。株式会社参入。
↓
日本の法改正 ? ■株式会社アメリカの日本解体計画■ (著者)堤未果 2021年1月20日発行
P95★アメリカがいつまでもイラクから出ていかない理由
2003年3月20日に始まったイラク戦争では、アメリカが主体となって「イラクの自由作戦」の名の下に、イラクへ侵攻しました。
あれから17年がたち、今はトランプ大統領とイランが睨み合っていて、第三次世界大戦を始めるのではないかと、世界中で話題になっています。
20年1月3日、トランプ大統領の命令の下、イラクのバクダット空港近くにいたイランの革命防衛隊司令長官のカセム・ソレイマニと、
ヒズボラの指導者であり、イラクのシーア派民兵である人民動員隊の副司令官ムハンディスが殺害されました。
彼らがアメリカのドローン攻撃で殺害されたことは大きなニュースになりましたよね。
この時に、ソレイマニと一緒に殺害されたヒズボラの指導者のムハンディスがイラク国民だったため、
イラク国内で米軍がイラク国民を攻撃したことは、多くのイラク国民を刺激することになりました。
イラク政府も米軍がイラク国内で殺害したことに「主権の侵害だ」と即反発、
でもだからと言ってイラクがいきなりアメリカと全面的に戦うことは出来ません。
双方の軍事力に優劣があり過ぎて、手を出せないのです。力の差があり過ぎる場合は、テロを起こすくらいしか方法がありません。
テロを起こす代わりにイラク会議は、「米軍に中東から出て行ってもらう」と宣言することにしました。
1月5日に、米軍を含む外国部隊の駐留終了を求める決議を採択したのです。
「米軍には出ていってもらいましょう。イラク戦争からずっと駐留していて、もう必要ない。私たちの主権はなくなってしまった。
グローバル企業とウォール街に根こそぎ食い尽くされてしまった。もう出ていってほしい」と、議会で決議をしました。
そうやってイラクは国をあげて、米軍を中東から追い出そうとしています。
米軍がイラクに駐留するのはあくまでもイスラム国との戦いのためであり、それ以外の目的で戦闘をしてほしくないのです。
国内の反米感情は高まる一方ですが、それでも、米軍は出ていきません。
と言うより、「米軍の背後にいるウォール街とグローバル企業は、そうは簡単に出ていかない」と言うべきでしょう。
イラクの石油資源開発と復興関連の利権あさりなど、まだまだイラクからはたくさん搾り取れるからです。 ウンチィ♪してます妖っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
ウンチィ♪してます妖っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
ウンチィ♪してます妖っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪
ウンチィ♪してます妖っ♪
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥ☆♪ やだぁん☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ 4チェン万円超えの給付金まだぁ?☆
_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ なぜ左翼みたいに
日本会議やカルトは韓国系が多いのか?
政党信者も韓国系だらけ
中にはしな南北朝鮮ロシア
関連ばかり、野党だけではなく自民党信者にも 会えなくなっちゃうなー
こうなるとは思ってたけど
変な人達が離れてくれる方が
優先だもんな こんにちは、霊。
今日はのんびり過ごしたよ。
明日はリモートワークにする。 それがいいね!
ゆっくりする時間も大切
私はせっせと庭仕事 逢うくらいならいいけど、
えっちはちょいと複雑だわなあ >>657
寂しいなぁ
またここで追い回すからね
覚悟しておいてくださいね >>648
韓国系ストーカー犯罪者の妨害受けている被害者だろう >>660
あくまでも、ネットで追い回すという意味です >>661
そんなにわたしの巨乳が恋しいの?
わたしより大きい人は沢山いますよ。 >>662
女性かあ
ちっぱいで申し訳ありませんでしたね~ >>668
お腹ぷっくりを愛してくれる人いないかな?
いないかw お腹ぷっくりさんには、そっとキスしてあげたいかも。
愛らしい。 そうかなぁー、ぷっくりかなぁー。
美味しいもの沢山食べてる、幸せものさんだぁ。 1週間会わない間に、ぷっくりになってしまったのか、
ぷっくりを何かで隠してたのかなぁ。
まぁー次にいつお会いできるかは、まだわからないけど。 >>677
生活が乱れてるからだとおもいます
ダイエット心掛けたいです いいのに、ダイエットを心掛けなくても。
あっ、でも、もし健康診断で医師から注意を受けられたら、
健康ボディーを心がけても良いとは思いますが、それ以外なら
今のままでも愛らしいと思うけど。 いつお会い出来るかは、神のみが知ることでしょうか。
さて、どうでしょうね。
どこにいらしても、直ぐに分かるんですよ。笑
凄いでしょう。天才なもので。
ちょっと音楽を聴きますので失礼しますね。
お時間が許されれば、皆さんとこちらで楽しんでくださいね。
ネットの中で探してくださって、ありがといございます。
またね。 下手に痩せようとして
老けても嫌だしね
今はとにかく
無理のない程度に
運動頑張りまーす 怪我した時は
太ってもいいから栄養とってと
優しかったのになー >>694
へぇ、あの時も連絡とってたんだ。
まあもう関係ないけど 凛々しい眉毛
クッキリお顔さん
薄め唇
オカッパさん 後始末はしてください
あと、また妄想が始まってしまったなら、
気をつけてください。 ___/ \
/ / //⌒
/ (゚)/ / /
/ ( /。⌒ヽ。
| \\゚。∴。o
`/ /⌒\\゚。:o
/ | \U∴)
| ゙U|
||
U >>730
冗談を聞いている余裕はないです。
後始末はしてください 森永乳業は19日、「トリプルヨーグルト砂糖不使用 カップ製品 100g」を1870個、自主回収すると発表した。自主的な検査の結果、大腸菌群が入っている可能性があることがわかったという。食べても健康被害が出る可能性は低いとしており、19日夕時点で顧客から体調不良などの申し出はないという。
対象は、賞味期限が「2022年6月4日(22.6.4)」のもの。東京、栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、神奈川、山梨、静岡の1都8県へ出荷されたという。
問い合わせは、同社お客さま相談室(0120・369・334)で平日と土日の午前9時〜午後5時に受け付ける。19日は午後9時まで対応する。 らはなかです
昨日の複数気持ちよかった
私70代婆 僕の大好きな人。
結婚なんて高望みしないから、
猫になってそばにいてほしいよ。 生きてこそ、
辛いことも幸せなことも楽しいことも経験できるよ。 とにかうパコパコしろよ。お前十分汚いんだから
待ってるだけのカスババア
死ねるならいっぱいパコついて死ねよ パコパコ?
朝鮮語ですか?
身バレしたら粛清ですね
おめでとうございます 早く今から行けよ
かまして来い
ニヤニヤするしか脳がねーのかよ 結果無視して他の奴と仲良くして
老けたババアじゃん
価値ねー
そんなババアが作ったもの
全てクソw ________
こ こ |´ __`丶_
続のの | ,. ´: : : : : : : : :`. 、
け調調 | /: : : : : : : : : :、: : : : : : : \
る子子 | / : : : : ト、: : : : : ∧: :、 : : : :!⌒
でで で | /: : : ::∧ ,:|--\ : / ‐∨、\ : |
ゲ侵.ゲ.| |: : : : :|/、|oヽ ` /.:oヽ|: V
ソ略 ソ |.| : : : : | {o:::::::} {:::::0 }.Vハ
・ を .|| : :|: : :| ヾ:::ソ ヾ:::ソ V|
・ |.:ム:|∨:|.〃 /// }|
・. Oo。.: : l/// ,___, ハ、
―――┘ヽ|: : :| /: : : :\
/: : : /: :/ : : ト ._ __ . イ: :{ \:_:_: :ヽ
: : : :、一': :_/: :x'⌒\l|`ヽ、: : ト、: ヽ |: :|
 ̄/: : : :/: : / }} } \ | }: : } |: :└
新しいイカ娘グッズの予約が開始されたでゲソ
https://www.charaon.jp/SHOP/130421/200205/list.html 酒好きのヤリマンが寄ってくる率が高くてウンザリ
まともな恋愛対象になりそうな女はなかなかおらんな あの、真っ赤な一輪の薔薇は、その後
どうなったんだろうか…
もう21年も前か… >>767
残念ながら遺伝子ND型で酒弱いんで飲まないんだわ 今日も☆
世の中のありとあらゆる食品は☆
それをつくる人々の事情もあり、誰かを片思いしたどうでもいい酢くさい男女らの☆
オナニィをした後の汚手手が関わっている☆
非常に不衛生だしチモイ世界よねぇ☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッ☆♪
不衛生指摘ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ ■株式会社アメリカの日本解体計画■ (著者)堤未果 2021年1月20日発行
P127
★「マスコミを信じるランキング」で日本は世界1位
アメリカはイラク戦争以降、マスコミ不信がものすごく広がっています。
世界「マスコミ信じるランキング」で、この間アメリカはずっとランキングの下の方に落ちました。
では、日本は?ぶっちぎり1位です。
日本人の、NHKや民放のテレビ、新聞への信頼度は世界的にとても高いのです。
(注:公益財団法人「新聞通信調査会」の全国世論調査(2010年末)の結果によると、各メディアの情報の信頼度に関する質問で、
NHKテレビが73.5点、新聞が70.9点、民放テレビは63.5点、インターネットは58.2点であった(「全面的に信頼している」を100点とした場合))。
マスコミをここまで信頼している日本国民が、テレビや新聞が報道していない事実を知るのはそれだけ難しいとも言えるでしょう。
あるニュースをどう報道するかはもちろん大事ですが、最も重要なことは、「何を報道しないか」の方だからです。
「報道の自由度ランキング」で日本は毎回下位(20年は66位)だと話題になりますが、私が見ている限り、真の問題は、報道の自由が圧力を受けている云々
よりも、マスコミが自在に行使する「報道しない自由」の方でしょう。
P129
★社会の表と裏をしっかり見たいなら、お金の流れを見る
東大や早稲田など大学でこの話をすると、よく学生からこう訊かれます。
「でも何故ですか?」「何故日本が売られる法改正や一連の危険な動きを、同じ日本人でありながらマスコミは報道しないのですか?」
彼らの多くは権威に弱く、データに騙される傾向がある。だから私は彼らに、次のように応えます。
「権威やデータ、記号のようなものにごまかされてはダメです。いいですか、情報を見る時は必ずお金の流れを見てください。
『彼らだって善良な日本人の筈だから、そんなことをする筈がない』と思う前に、見なければならないことがあるからです。
『彼ら』は本当に『日本人』なのか。
その会社の株をどのくらい手にしているのか?テレビ局の外資の株主比率を毎年チェックしなければ、何が本当に起こっているのかはわかりません」と。
社会の表と裏をしっかり見たいと思うなら、まずお金の流れをちゃんと見ることです
つまり調べたい相手が大マスコミなら、その公開されている株主構成を調べることが大事なのです。
何人かは後日、調べてみてびっくりしましたと長いメールをくれますね。皆さんもぜひ調べてください。ああそうか、と腑に落ちる筈です。
しかし、こう言っている間にも外国資本は日本のメディアに入りこみ、影響力をどんどん拡大しています。
特に多いのが日テレとフジで、外国人所有分が20%を超えている分を名簿に記載しないことでかろうじて規定におさめている状態です。
中国系メディア関連がほとんどを占め、韓国も入っていますね。
日本の貴重な資産が外国資本に次々に売られるようなことがあっても、マスコミが報道しない理由がわかりますね?
では、私たちはどうすればいいのでしょう?
まず、日本人は大手マスコミへの信頼度が世界一高いと知ることです。
そして、受け身ででいることをやめ、彼らが報道していることは本当に正しいのか、新聞を閉じてテレビを消して、自分の頭で考えることです。
「知る権利」とは何か。
報道の公共性やその価値を、それが株式会社化されていることの意味を、真剣に考えることが今こそ必要です。
その延長線上で今の仕組みを変えたいと切望する声が、大きな国民的うねりい発展した時、既存の仕組みとは違う、新しい道が開けるでしょう。 ■株式会社アメリカの日本解体計画■ (著者)堤未果 2021年1月20日発行
P151
★ウォール街が一番怖がっているもの
このようにして、ウォール街の眼から世界を見ると、何が起きているか、ビッグピクチャーが見えてくるかと思います。
「今だけカネだけ自分だけ」という彼らの価値観が、わずか数十年の間に、世界をどんどん侵食しているという現実に。
通貨が、言語が、情報の収集場所が、政府に一つに統合され、世界が一つのマーケットになるまで、このマネーゲームは続いてゆくのです。
そこまでのスケジュールもすでに準備され、その間に起こるイベントのラインナップも揃っています。
そして、これまでのところ、すべて予定通りに進んできています。
経済性や効率性が重視され、短期間で結果を残すことが求められるこの歪んだ価値観は、私たちを分断させ、大事なものに気づかなくさせるだけではありません。
人間という種としての自然とのつながりも失わせているのです。
しかし、これがすべてではありません。対極にある全く別の価値観があります。
例えば私たち日本人のDNAの中にある「お互いさま」という言葉、ここに私は希望を感じるのです。
P151
★日本人のDNAには、助け合いの精神「お互いさま」が刻まれている
今や四半期の数字だけが価値を計るものさしのようになってしまっていますが、日本では古くから、漁業も林業も農業も、かつては政治も教育も医療もすべて、
30年、50年、百年という長いスパンで考えられていました。
先人たちの長い努力の結果として、ある世代が亡くなってもその次の世代、次の世代、もっとずっと先の世代まで、同じ共同体で一緒にやっていかれるような社会が作られてきた。
日本に、マネーゲームを仕掛けられてもびくともしないような素晴らしい知恵と技術があるのは、先人たちの積み重ねのおかげなのです。
これはまさに、ウォール街のような「自分さえよければ」とは対極にあるものではないでしょうか。
例えば、日本には農協と言えば、昨今マスコミから既得権益の代表として叩かれっぱなしの存在ですが実は、世界から「世界でも有数の、成功したモデル」と称賛されているのをご存知ですか?
組合員同士が全員の幸せのために出費し合い、地域の農業から貯金・保険などの事業を行う。
農家でなくても加入できる共済制度は、この国でどれだけ多くの人の救いになっていることでしょう。
一人ひとりは弱い存在ですが、皆で助け合ってゆくことで大きな力になる。
このような協同組合のシステムが、日本にはいくつもあります。
この礎になっているのが日本人のDNAに刻まれ、先人たちから受け継がれてきた「お互いさま」の精神なのです。
日本人が時を越えて無意識に育んできた知恵、「お互いさま」の精神こそ、ウォール街が一番怖がっているものです。
どこまでも自分自身と深く向き合う、崇高な文化や伝統、命に優劣はなく、人間もまた万物の一部であるとするアニミズムの思想・・・・・・とゆうものが、
彼らの計画を脅かすのは何故でしょう?
それは絶対にお金で買えないからです。
日本にはお金で買えない知恵がある、日本人はお金で買えない精神性を持っている。
日本が持つこうした宝の数々は、どれだけ札束を積んでも、決して奪うことはできません。
だからこそ、狙われるのです。 P154
★「日本売り」を食い止めることはもう手遅れか
こうしている間にも、私たちの国の大切な資産が、一つまた一つと売りに出されています。
ではこの「日本売り」を食い止めることはもう手遅れなのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。この国の未来はまだ、未知数です。
何故なら人は、一度真実を知ってしまうと、もう知る前には戻れないからです。
私たちは今まで、主要メディアの「報道しない自由」や刺激的な「スピンニュース」によって、本当に知るべき情報から遠ざけられてきました。
裏で一つのお財布でつながっているニ大政党を、主要メディアがまるで対立しているかのように演出し、SNS上で左右イデオロギーが煽られ、
本当に立ち向かうべき存在の前で一丸になるどころか、敵をすり替えられ、感情的に分断されてきたのです。
彼らが情報を歪め、遮断する理由はたった一つ、私たちが持つ「未来を選び取る自由」を封じるためです。
この間、ウォール街を始め、「今だけカネだけ自分だけ」の価値観に対抗して、世界中で巻き起こっている「反グローバリズム」の潮流は、
「ポピュリズム」「極右」などのレッテルをつけられ、国民の意識から外されてきました。
地方から生まれたイタリアの五つ星運動、ドイツのAFD(ドイツのための選択肢)、フランスの国民連合(旧国民戦線)、イギリスのブレクジット、
ハンガリーのオルバン政権は極右と、腐敗したメディアや政府機関にメスを入れるトランプ大統領やドゥテルテ大統領は人間性を貶める形で悪魔化され続けていますね。
目先のニュースやセンセーショナルな情報を追っていると、こういうスピン情報に騙されてしまいますが、
お金の流れを辿り、歴史を紐解き、小さな現象でなく大きな構造を意識するようになった時、
モヤモヤとした違和感が消え、何が起きているかがはっきりと見えてくるでしょう。
そこからが始まりです。
知らぬ間に奪われそうになっている宝物の存在に気づいた時、私たちは本当に大切なもの、守るべきものを意識し、無意識に日々の選択を変え始めるからです。
それはコップの中の小さな波かもしれませんが、やがて大波になり、「今だけカネだけ自分だけ」の勢力を崩してゆく力に変わります。
日本売りを食い止められるかどうか?ではなく、絶対に売らせない、と決断しましょう。
私たち日本人が本気になれば、必ず守れます。 P156
★今私たちが心に刻むべき「国家百年の計」とは
日本は、百年先も子孫に残せるような、漁業、農業、中小企業の優れた技術など、世界が絶賛するものがたくさんあり、高い精神性を持つ、世界でもまれに見る豊かな国です。
「お互いさま」を礎にして設計された皆保険制度、その子を一生導いてゆく種まきとしての公教育、一人はみんなのためにを柱に共同体を支える協同組合などは、
どれも百年先の国の未来や民の幸福を考えて設計されたものばかりです。
私たちの多くは気づいていませんが、これは、国家百年の計を立てて実践していたある政治家が、かつて日本にもたくさんいた証です。
私の父は病院で亡くなったのですが、再期にこんな言葉を遺してくれました。
「どんなに素晴らしいものを持っていても、持っている人がその価値に気がつかなければ簡単に奪われてしまう。
国民皆保険制度なんか当たり前だと思っていたけれど、これがなかったら自分は大変な借金をお前たちに残して死んだだろう。
俺はジャーナリストとして、権力の不正を監視し、弱いものの側に立つことにずっとエネルギーを費やしてきたけど、足許は見ていなかった。
今こうなってみて心から思う、日本という国に生まれてよかった。この制度を作ってくれた先人たちには、本当に感謝しかない。
社会を見れば、問題は山ほどあるだろう。
だがその根底には、日本人の精神性と、「お互いさま」の心、百年先も見据える、長いスパンでものを考える、
ものを深く考える力、そういうものがここ日本社会の礎として、確かにあったのだ。
この宝物の存在を、その価値を、日本人に伝えなさい。それがジャーナリストとしての、もう一つの大切な使命だよ」と。 P158
★「お互いさま」の精神を世界中に広げ、貴重な資産を次世代に残そう
私たちのDNAに刻まれた「精神性」が、今ほど求められている時はありません。
世界中の金融資産の半分以上は、実体のない詐欺商品です。
強欲資本主義が推し進める「今だけカネだけ自分だけ」の価値観は持続不可能であり、やがて必ず滅びるでしょう。
そうなった時、価値のあるものだけは次世代に残せるよう、私たちが今しっかりと目覚め、守ってゆくと心に決めることが肝心です。
この国がつないできた文化、伝統、顔が見えるものづくり、数字で測れない価値を持つ教育、保険証一枚あれば、誰でも治療が受けられる国民皆保険、
誰も取り残さず、ともに発展してゆく共同体の存在。
私たちが受け継いできた、他者を思いやる想像力と知恵を使って、支え合う豊かなコミュニティを国のすみずみに作ってゆくことが、
日本がこの国を守りながら持続可能な発展してゆく一番の近道だと、私は信じています。
お金の流れで世界を掴み、歴史を紐解き、直感を磨き、強欲な力に押し流されずに「お互いさま」の精神というかけがえのない宝を世界中に広げてゆく。
そんな大人たちの姿はきっと、子供たちの胸に未来への希望を灯すでしょう。
貴い資産を次世代に残していけるよう、どうか皆さん、一緒に頑張りましょう。
本日はご清聴本当にありがとうございました。
(本書は、2020年初頭に行われた著者による講演録をベースに、大幅に加筆・証正したものです) 東京・立川市のマッサージ店の経営者が接客中に30代の女性客の胸や下半身を触ったとして、警視庁に逮捕されました。
準強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、JR立川駅近くのマッサージ店「リラクまとろん」の経営者、小室茂行容疑者(50)で、今年3月、店内の個室で30代の女性客に対しマッサージと称し、胸や下半身を触った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、犯行後に女性が店の近くの交番を訪れ、被害を訴えたことから事件が発覚したということです。
取り調べに対し、小室容疑者は「施術の一環で体に触ったが、わいせつ目的ではない」と容疑を否認しています。 . __________
| A T M コ ー ナ ー |
.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____ _____ ____
|l二ll二ll二l| ̄|.ll二ll二l| ̄|ll二ll二l| ̄|
| | | | | .| |
| === = |ロ.|== .=..|ロ.|==.....=.|ロ.|
|\ \:::::\ \|.\:::::\ \|.\:::::\ \|
| | ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||
!\|____|||____|||____||
. /⌒ヽ
( ^ω^)僕にも4630万円振り込まれてないか確認したお
( つと)
しーJ コロナ日和よねぇ☆
ワクチン打ったら◎年以内にチヌ説☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ まぁ、残念ながらワクチンを打ってしまった人々は☆
創価学会員か在日韓中人レベルなDNAになってしまったわけだが☆
何か言いたいことはあるかね?☆
ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッポッポッ☆♪ >>783
人が聞いて答えないな?
朝鮮脳
南北朝鮮の対立と同じ事
日本会議大山ネズの会統一協会その他いるが批判しないのかね? 2003年 イラク戦争 アメリカのバグダッド空爆
https://twitter●.com/KimDotcom/status/1505526091121053697?s=20&t=2USHk43ucmvLO0DBsfCulg
19年前の今日、米国はバグダッドを爆撃しました。100万人のイラク人が亡くなりました。
戦争は嘘から始まった。制裁はありません。戦争犯罪法廷はありません。
ブッシュは今日、戦争犯罪者に罰せられることを要求するウクライナの犠牲者のために教会に花を咲かせていました。
それはどれほど狂っているのですか? 今日も☆
家庭の食卓に並ぶものを含めた☆
世の中のありとあらゆる食品は☆
それをつくる人々の事情もあり、伴侶以外の誰かを片思いしたどうでもいい酢くさい男女らの☆
オナニィをした後の汚手手が関わっている☆
非常に不衛生だしチモイ世界よねぇ☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッ☆♪
その事実だけは指摘されないのは何故か?☆
真実に目をむけないとコロナ様には勝てない像☆
不衛生指摘ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ 僕の大好きな人。
喧騒を離れて一緒にどこかの島に行きたいよ。 島は良いな
ちょうど7月から移住しようと考えていた
よく俺の思考が読めるなぁ
宮古島に移住する計画 近年でもイラク戦争などアメリカ国民を騙して戦争ばかりやってきたDSアメリカだが、第二次世界大戦でも同様だった。
第二次世界大戦でもアメリカの参戦を煽りまくっていたアメリカのDSマスゴミ。
■ハミルトン・フィッシュ ルーズベルトの開戦責任 1976年出版(著者)ハミルトン・フィッシュ■
★はじめに
私は25年間、共和党の下院議員であった。
1933年から43年まで外交問題委員会、1940年から45年までは議院運営委員会の主要メンバーであった。
1937年から1945年の間、ワシントン議会における外交問題の議論に深く関わった。
私と同じような立場にいたメンバーのほとんどはもう亡くなっている( 訳注:1976年時点)。
1941年12月8日に対日戦争布告容認スピーチをした最初の議会メンバーである。
議会のスピーチをラジオで国民が聞いたのはこの時がはじめてであった。
私のスピーチを、2千万人を超える国民が聞いた。
スピーチは、あの有名なフランクリン・ルーズベルト大統領の「恥辱の日」演説
( 訳注:大統領が議会に対日宣戦布告を求めた演説)を容認し、支持するものであっ た。
私は今では、あのルーズベルトの演説は間違いだったとはっきり言える。
あの演説のあとに起きた歴史をみればそれは自明である。
アメリカ国民だけでなく本当のことを知りたいと願う全ての人々に、隠し事のない真実が語られなければならない時に来ていると思う。
あの戦いの始まりの真実は、ルーズベルトが日本を挑発したことにあったのである。
彼は、日本に、最後通牒を突きつけていた。それは秘密裏に行なわれたものであった。
真珠湾攻撃の10日前には、議会もアメリカ国民をも欺き、合衆国憲法にも違反する最後通牒が発せられていた。
今現在においても、12月7日になると、新聞メディアは必ず日本を非難する。和平交渉が継続している最中に、日本はアメリカを攻撃し、戦争を引き起こした。
そういう論説が新聞紙面に躍る。しかしこの主張は史実と全く異なる。
クラレ・ブース・ルース 女史(元下院議員、コネチカット州)も主張しているように、
ルーズベルト大統領はわれわれを欺いて、(日本を利用して)裏口から対ドイツ戦争を始めたのである。
英国 チャーチル政権の戦時生産大臣(Minister of Production)であったオリバー・リトルトンはロンドンを訪れた
米国商工会議所のメンバーに次のように語っている(1944年)。
「日本は挑発され真珠湾攻撃に追い込まれた。アメリカが戦争に追い込まれたなどという主張は歴史の茶番(a travesty on history)である」
天皇裕仁に対して戦争責任があると非難するのは全く間違っている。天皇は外交交渉による解決を望んでいた。
中国及びベトナムからの撤退という、それまでは考えられなかった妥協案まで提示していた。
米日の戦いは誰も望んでいなかったし、両国は戦う必要はなかった。その事実を隠す権利は誰にもない。
特に歴史家がそのようなことをしてはならない。両国の兵士は勇敢に戦った。
彼らは祖国のために命を犠牲にするという崇高な戦いで命を落としたのである。
しかし歴史の真実が語られなければ、そうした犠牲は無為になってしまう。
これからの世代が二度と同じような落とし穴に嵌るようなことはなんとしても避けなければならない。
あの事件(真珠湾攻撃)から既に35年の歳月が過ぎた。それにもかかわらず、
わが国がいかにしてあの戦争に参加することになったのかについての真実を隠そうとするものがいる。その行為は歴史の否定であり冒涜である。
ラテン語のことわざでもあるように「真実は常に偉大であり、最後には必ず勝利する」のである。
戦争ほど悲惨なものはない(だからこそ真実が語られなければならないのである)。
ウィンストン・チャーチルが(アメリカの参戦を喜ぶ)演説をしたのは、裏口からわが国の参戦が決まってから2ヶ月後のことであった。
彼は次のように述べた(1942年2月15日)。
「私はアメリカの底知れないパワーと彼らの持つ資源をいつも念頭にして外交を考えていた。
この戦いがどちらに転ぼうが、彼らはいま大英帝国の側にいる。われわれの力に及ぶ戦力を持つ国は世界にもはやない。
この状態こそが私が夢見てきたものだ。これを実現するために努力してきた。そして遂にそれが実現したのである」
ルーズベルトとチャーチルの二人がアメリカをこの戦争に巻き込んだ張本人である。(破廉恥にも)
チャーチルは後にこの戦争は不必要な戦争であったとも言っている。これには驚くばかりである。 チャーチルが喜んでいるのは、軍事力だけではなくアメリカの巨大な資金援助がイギリスになされたからだ。
1941年11月26日、日本に対して最後通牒(ハル・ノート)が発せられた。これはアメリカ財務省がその金庫の扉を開放したに等しかった。
この後4年間にわたって、350億ドルもの資金が大英帝国の生存のために費消されたのである。
チャーチルそして大英帝国にとっての夢が実現した。
しかしわれわれアメリカ人にとっては、国家財政の負担が増えただけであった。
その結果、年間10億ドル以上の税金を余計に支払わされるはめになったのである。
武器貸与法による支出増は、イギリス支援に使われた資金のほんの一部に過ぎない。先の大戦はわが国に3550億ドルの出費を強いた。
現在わが国の抱える負債のほとんどがこの時のものである。
死に至る病を抱えたルーズベルトはあのヤルタ会談で東ヨーロッパと満州をスターリンに献上した。
その結果、共産主義は世界規模での驚異となった。
スターリンとの戦いに、われわれはすでに一兆ドルを超える資金を費やしてしまっている。
ルーズベルト(民主党)はハリー・ウッドリング陸軍長官を解任(1940年6月)した。チャールズ・エジソンも解任した。
陸軍長官にはヘンリー・スチムソンを、海軍長官にはフランク・ノックスを起用している。
この二人は共和党内でのいけいけの干渉主義者(グローバリスト)であった。(野党である共和党の)二人を閣内に起用することで、
対独、対日戦争の開始のためにはどんな苦労も惜しまない体制をルーズベルトは作り上げた。
この二人以上の干渉主義者はいなかったと言ってよいほどの人達であった。
この二人と同じ考えを持っていたのが、ルーズベルト、ハル(国務長官)モーゲンソー(財務長官)、イッキーズ(内務長官)であった。
もちろん参戦に肯定的だったのは彼らだけではない。
フランシス・パーキンス(労働長官)、ジェシー・ジョーンズ(商務長官)、ヘンリー・ウォーレス(副大統領)、ハリー・ポプキンス(大統領顧問)も同じような考えであった。
ルーズベルト政権は戦争内閣と言ってもよいが、この政権をメディアが後押ししていた。
東部の有力新聞であるニューヨーク・タイムズ、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン、
ワシントン・ポスト、ボルチモア・サン、ボストン・ヘラルド、ボストン・グローブ。すべてが参戦に肯定的であった。
こうしたメディアは国際金融資本家、軍需産業を含む巨大企業の支援を受けていた。
そうした人物や企業の数は必ずしも多くはないが資金力があった。パブリシティー、プロパガンダをコントロールする力があった。
彼らは、ドイツとの戦争が始められるなら南米大陸の南のはてのパタゴニアででも戦争を起こしかねない連中であった。その中にはマーシャル将軍もいた。
彼は後に、上院の調査委員会でファーガソン議員から証言を求められている。
将軍は1941年11月25日(ハル・ノートが議論された日)のホワイトハウスでの会議に出席していたことを認めている。
そしてそこでの議論は、どうやったら日本に最初の1発を打たせるように仕向けるかであったことを証言した。
これはスチムソン長官が日記に著していた内容に合致していた。
1941年8月にルーズベルト大統領はチャーチルと会談している。
それはイギリスの東アジアの利権をいかに守るかの協議であった。何が話し合われたかは秘密にされていた。
しかし1941年1月27日のチャーチルの英国議会証言で明らかになっている。
「ルーズベルト大統領と、アメリカが攻撃されない場合でもアメリカが東アジアで参戦できるか否かを打ち合わせた。
アメリカの参戦はわれわれの勝利を確実なものにする。その打ち合わせをしたことで私の心は幾分落ち着いた」
歴史の真実を知られたくない者は少なからずいる。
真実が明らかになれば、戦争を煽ってきた者にとっては、彼らが訴えてきた戦争の歴史の意義を変えてしまう恐れが出てくる。
しかし、歴史の真実を隠し続ける権利は誰にもない。真実とは何かをはっきりさせること。
それこそが世界の平和と安寧の保持につながるのである。
ルーズベルト大統領の干渉主義を支持し参戦を煽ってきた連中は、元大統領を批判することは倫理的に許されないと主張するだろう。
しかしセオドア・ルーズベルト大統領の言葉を思い出すべきである。
彼こそわが国の歴史の中でも最も偉大な大統領の一人であった。
セオドア・ルーズベルトは第一次大戦の最中に次のように発言していた。 「大統領を批判するなという意見は卑屈であり、かつ反愛国的でさえある。国民に対する裏切り行為である。
真実だけが語られるべきである。回想録や日記の類いの中でも真実が語られていかなければならない」
あの大ナポレオンも同じようなことを述べている。
「対立する意見の中で多くの事件が起きている。そんな中では、真実を見極めることは簡単ではない。
それでも、回想録、日記、そして政府の記録、そうしたものを基に真実が語られる。それが歴史である」
私は、この書の発表を、フランクリン・ルーズベルト大統領、ウイストン・チャーチル首相、ヘンリーモーゲンソー財務長官、ダグラス・マッカーサー将軍の死後にすることに決めていた。
彼らを個人的にも知っているし、この書の発表は政治的な影響も少なくないからである。
彼らは先の大戦の重要人物であり、かつ賛否両論のある人々だからである。
私はこのような人物の評判を貶めようとする意図はもっていない。私は、歴史は真実に立脚すべきだとの信条に立っているだけである。
それは、言ってみれば、表側だけしか見せていないコインの裏側もしっかり見なければならない、と主張することなのである。
コインの裏側を見ることは、先の大戦中あるいは戦後すぐの時点では不可能であった。そのころはまだ戦争プロパガンダの余韻が充満していた。
そうした時代には真実を知ることは心地よいものではない。しかし今は違う。
長きにわたって隠されていた事実が政府資料の中からしみ出してきている。これまで国民の目に触れることのなかった資料が発表され始めたのである。
実は当時の民主党員でさえ、ルーズベルト大統領は参戦のためにできることはほとんど全て議会に同意させていたと認めている。
大統領がしなかった(できなかった)ことは、(対独・対日)宣戦布告だけであった。
⑥
1940年9月の時点で、民主党のウォルター・ジョージ上院議員でさえ次のように述べていた。
「議員諸君。自己欺瞞はもう止めようではないか。国民を欺くことももう止めよう。
国民は、政府が平和でなく戦争に向かう政策をとっていることを知っている。戦争の準備をしていることを知っている」
ルーズベルト大統領がジョージ議員を排斥しようとしたのはこの発言が理由だろう。
もちろん大統領が排斥しようとしたのはジョージ上院議員だけではなかった。
彼のパージリストには十人の名があった。その中にヒューイ・ロングの名前もあった。
今年(1976年)はアメリカ建国二百年となる記念の年である。 ジョージ・ワシントン大統領はアメリカ国民に次のようなメッセージを残している。
「人気のある政治家の悪巧みに抵抗しようとすると、大抵の場合、(異議を申し立てる者は)疑われ嫌われる。
彼ら政治家には国民の支持が必要だ。(したがって悪巧みの)実現のためには、国民の本当の利益を隠す。
そうやって国民からの信頼を騙し取るのである。外国からの干渉を受け悪事を働く者もいる。
国民はそうした政治家に油断することがあってはならない」
これはワシントンの離任の時の言葉である。真の愛国者に向けられた言葉である。以下に列挙する人物はみな強烈な愛国者であった。
チャールズ・エジソン、アフフレッド・スミス(ニューヨーク州知事)、ハリー・ウッドリング、ハーバート・フーバー(元大統領)、ウイリアム・ハースト、
ジョセフ・パターソン(ジャーナリスト)、ロバート・マコーミック(シカゴ・トリビューン紙オーナー)チャールズ・リンドバーグ、
ウィリアム・ボラ(上院議員アイダホ州共和党)、チャールズブルックス(上院議員イリノイ州共和党)、
アーサー・キャッパー(カンザス州知事、カンザス州上院議員共和党)ベネット・チャンプ・クラーク(ミズーリ州上院議員民主党)
ハイラム・ジョンソン(カリフォルニア州上院議員民主党)、エドウィン・ジョンソン(コロラド州上院議員民主党、コロラド州知事)
ロバート・ラフォレット・ジュニア(ウイスコンシン州上院議員共和党)、パット・マッカラン(ネバダ州上院議員民主党)
シェラルド・ナイ(ノースダコタ州上院議員共和党)、ロバート・レイノルズ(ノースカロライナ州上院議員民主党)
ロバート・タフト(オハイオ州上院議員共和党)、アーサー・ヴァンデンバーグ(ミシガン州上院議員共和党)、
デイヴット・ウォルシュ(マサチューセッツ州上院議員民主党、同州知事)、バートン・ウィーラー(モンタナ州上院議員民主党)、
カール・バッチマン(ウェストバージニア州下院議員共和党)、マーチン・ダイズ(テキサス州下院議員民主党)、
エヴェレット・ダークセン(イリノイ州下院議員共和党)、クレア・ホフマン(ミシガン州下院議員共和党)、
ローヤル・ジョンソン(サウスダコタ州下院議員共和党)、ハロルド・ナトソン(ミネソタ州下院議員共和党)、
ルイス・ラドロウ(インディアナ州下院議員民主党)、ジョン・オコーナー(ニューヨーク州下院議員民主党)、
アルビン・オルコンスキー(ウィスコンシン州下院議員共和党)、
キャロル・リース(デネシー州下院議員共和党)、ジェイムス・リチャード(サイスカロライナ州下院議員民主党)、
ジョー・スターンズ(アラバマ州下院議員民主党)、デューイ・ショート(ミズーリ州下院議員共和党)、フランシス・ウォルター(ペンシルバニア州下院議員民主党)
などである。そして当然私もその中の一人である。
建国二百年に当たって、私たちはもう一度、政府は国民の同意があって初めて存在することを再認識しなければならない。
自由と独立の精神にわが合衆国は存在する。だからこそ世界で最も自由な国、世界で最も素晴らしい国たり得るのである。
大ナポレオンはローマ王になったナポレオン二世に、歴史こそが彼の哲学であると遺言した。
歴史に学べ。そう言い残していた。われわれにもその言葉が重くのしかかっている。 ■ハミルトン・フィッシュ ルーズベルトの開戦責任 1976年出版(著者)ハミルトン・フィッシュ■
第16章 真珠湾の悲劇
★ルーズベルト政権の責任回避のために二人の司令官は生贄にされた。
ルーズベルト大統領が米国議会と国民に対日宣戦布告を求めた「恥辱の日」演説は、日本の真珠湾攻撃を糾弾するものであった。
それを受けて、私を含むすべての国民がFDRを支持した。
アメリカ国民は、何の挑発もされていないにもかかわらず日本が卑劣な攻撃をわが国に仕掛けてきたことに驚いたのであった。
宣戦布告のない、こずるい攻撃が真珠湾であった。それに対する苦々しい思い。それが怒りとなって狂信的とも思えるほどの敵愾心へと変貌した。
だからこそ全国民が政治信条、党派を超えて大統領を支持したのである。
しかし、われわれは大統領が仕掛けた罠を知らなかった。彼はわれわれを騙して戦争を始めたのである。
85%の国民が反対していた戦争を始めたのである。私たちは、日本が和平交渉の真っ最中にわが国を攻撃したのだと思い込んでいた。
1941年11月26日の午後、国務省で日本の野村大使に最後通牒が手交された。それはハル国務長官が手渡したものである。
ワシントンの議員の誰一人としてそのことを知らなかった。民主党の議員も共和党の議員もそれを知らされていない。
これは戦争を始めたくてしかたがないFDR政権の巧妙な陰謀にほかならない。彼らは11月25日にホワイトハウスに集まった。
いかにして最初の一撃を日本に放たせることができるかであった。
日本を挑発して、彼らに攻撃の火蓋を切らせるにはどうしたらよいか。それを協議するために集まった。
この会議の結果があの日本に対する最後通牒であった。
それは議会と国民の意思を無視するものであり、そしてまた合衆国憲法に違反するものであった。
12月8日月曜日、私は下院議会運営委員会の共和党理事として対日宣戦布告議案を検討した。
私は大統領の対日宣戦布告を容認するスピーチのために演台に立った。私の演説は、ラジオを通して国民に伝えられた。
ラジオが下院の演説を伝えるのは史上初のことであった。私は、今、その演説を強く恥じている。
FDRの日本に対する悪辣な最後通牒こそが日本を戦争に追い込んだことを知ったからである。
日本がもしあの最後通牒にもかかわらず、わが国と戦わないことを選択していれば、日本の指導者は国民に射殺(暗殺)されていたに違いない。
FDRの対日宣戦布告を容認する私の演説は明確なものであった。言葉を濁すような表現は使っていない。この演説は議場の喝采を浴びた。
そしてそれを2千5百万人の国民が聞き入った。私の演説は下記のようなものであった。
~~~~~~~~~~~~~~以下略
「私は(日本に対する)宣戦布告を支持するためにこの舞台に立たねばならないことを悲しく思う。
そして日本に対して腹立たしい気持ちで一杯である。私はこの3年間にわたって、わが国の参戦にはつねに反対の立場をとってきた。
戦場がヨーロッパであろうが、アジアであろうが、参戦には反対であった。
しかし、日本海軍と航空部隊は、不当で、悪辣で、恥知らずで、卑劣な攻撃を仕掛けてきた。
日本との外交交渉は継続中であった。大統領は、日本の天皇に対してメッセージを発し、ぎりぎりの交渉が続いていた。日本の攻撃はその最中に行われたのである。
このことによって対日宣戦布告は不可避となった、いや必要になったのである。参戦の是非をめぐる議論の時は終わった。行動する時が来てしまった。
干渉主義者もそうでない者も、互いを非難することをやめるときが来た。今こそ一致団結して、大統領と、そして合衆国政府を支えなければならない。
一丸となって戦争遂行に邁進しなければならない。
日本の(信義を裏切る)不誠実なわが国への攻撃に対する回答はただ一つ。完全なる勝利だけである。 われわれは血も涙も流さねばならないだろうし、戦費も莫大だろう。
しかし、日本による一方的なわが国領土への攻撃に対しては戦争によって対処するしかなくなった。
私は再三再四、外国での戦争にわが国が参戦することに反対を表明してきた。
しかし、わが国が攻撃された場合、あるいは合衆国議会がアメリカの伝統である憲法に則ったやり方で宣戦を布告するなら、
大統領および合衆国政府を最後の最後まで支援しなければならない。日本民族は、神が破壊せしもの(民族)に成り果てた。日本人は気が違ってしまったのである。
一方的な軍事攻撃を仕掛けてきたが、これはまさに国家的自殺行為である。私は先の大戦で志願して戦った。
このたびの戦いにも時機を見て志願するつもりである。そして今度も黒人部隊に入って戦いたいと考えている。
国を守るためにはどんな犠牲を伴っても致し方ない。
気の触れた悪魔のような日本を完膚なきまでに叩き潰すためには、どのような犠牲であれ大きすぎることはない。
戦いの時は来た。手を携え、堂々とアメリカ人らしく戦いを始めよう。
そしてこの戦争は、単にわが国に向けられた侵略に対する防衛の戦いと言うだけではない。
世界に、自由と民主主義を確立するための戦いであることを知らしめよう。
勝利するまで、わが国はこの戦いをやめることはない。国民に、そしてとくにわが共和党員や非干渉主義を信条とする者たちに訴える。
今は信条や党派を超えて大統領を支えるときである。最高指揮官の大統領を支え、わが軍の勝利に向けて団結するときである。
わが国の外交はつねに正しくあれ、万一間違っていることがあろうとも、アメリカは祖国なのである。」 FDRの「恥辱の日演説(Dsy Of Infamy Speech)」は(真珠湾攻撃の翌日)12月8日になされた。議会に対日宣戦布告の承認を求めるものであった。
しかしこの演説では真珠湾攻撃の十日前になされた対日最後通牒については一切言及していないのである。
FDRの演説はアメリカ議会を意図的に欺いた。共和党の議員も、民主党の議員も騙したのである。
FDRは日本政府との和平交渉は継続中であると述べた。
日本の天皇に対しても、太平洋地域での和平メッセージを伝えていると語った。
しかし、ワシントン議会の議員の誰一人として、対日最後通牒の存在を知らなかった。
この最後通牒に対する日本側の回答を、FDR政権は12月6日夜に暗号解読を済ませ、その内容を予め承知していたことも知らなかった。
日本の回答内容を確認したFDRがハリー・ホプキンスに向かって「これは戦争ということだな」と言ったことも知らなかった。
日本が戦争を覚悟したことこそ、FDRが狙っていたことそのものであった。FDRは全軍の最高指揮官である。
日本の覚悟を知ったにもかかわらず、この最高指揮官はほとんど何もしなかった。
陸軍長官にも海軍長官にもすぐに電話を入れるべきであった。マーシャル将軍にも、スターク提督にも知らせるべきであった。
われわれはFDRがスターク提督に連絡しようとしたことは聞いている。しかしスタークは観劇中であった。そのためにFDRは連絡できていない。
FDRが海軍あるいは陸軍の幹部に接触を試みたという記録は残されていない。
FDRは真珠湾攻撃の14時間前に日本の攻撃があることを知っていた。それにもかかわらず彼は何の行動も起こさなかった。
彼のしたことは「恥辱の日演説」の内容を考え、自らの陰謀をいかに隠し続けるかに知恵を絞っていただけである。
彼は、日本がわれわれのメッセージに対する公式回答を持ってきたのは真珠湾攻撃開始の1時間後であると演説の中で説明した。
しかし、すでに述べたように日本の回答の内容は14時間前にわかっていたのである。内容を知っていたのはFDRだけではない。
ハル、スチムソン、ノックス、マーシャル、スタークも知っていたことは間違いない。もしこうした政府高官が知らされていなければFDRの責任である。
FDRの隠ぺい工作は「恥辱の日演説」で実に幸先のよいスタートを切った。議員の誰にも対日最後通牒の存在は察知されなかった。
私の演説内容を見れば、FDRの隠蔽がいかに効果的であったか一目瞭然であろう。
今では、ルーズベルトの「恥辱の日演説」は、偽善と嘘にまみれていたことが明らかになっている。
あの戦争の原因、戦争中起こった数々の出来事と戦争の結果に、真実とは何だったかを探ろうとするサーチライトの光が当てられた。
その照射熱に当たって、ルーズベルトの言葉はペラペラと燃え上がった。そして彼の言葉は灰になってしまった(彼の言葉に真実はなかったのである)。
あの戦争がもたらしたものは何だったのか。言わずもがなである。
わが国の損害はこれまでに経験したどの戦争よりも甚大であった。わが兵士は勇敢に戦った。
自由と民主主義のための戦いに勝利する。それが戦いの目的であった。しかし、それはあのヤルタ会談で意味のないものになった。
世界中の半分がスターリンと共産主義の支配下に入ったのである。
ルーズベルトのスターリンへの譲歩の結果、東ヨーロッパそして中国が共産主義の支配下に組み込まれた。6億人もの人々が共産主義の支配下に入ったのである。
これがアメリカ国民が騙されて始めてしまった戦争の代償なのである。アメリカ国民は戦争など望んでいなかった。
私はあの戦争は必要のない戦いであったと思っている。
駐日大使であり、知性も高く、誠実なキャリア外交官であったジョセフ・グルーの報告でも明らかになっているが、
日本政府も日本の国民も戦争を望んでいなかった。もちろんわが国も日本との戦争など望んでいなかった。
わが国内の干渉主義勢力は気が違ったかのように、わが国は、世界を啓蒙する義務(明白なる宿命)を神に委ねられているのだと声高に訴えた。
わが国は世界の警察官の義務があると主張した。わが国が被ることになる人的犠牲にも財政的負担にも全く頓着しない物言いであった。
彼らの主張は、圧倒的多数の国民の意思や議会の考えに反するものであった。
真珠湾の悲劇については、調査委員会によって何千ページにもわたる調査結果が報告されている。研究者にも学生にもそれが公開されている。
しかし、議会に設置されたロバーツ委員会の報告には問題があるこの委員会は、真珠湾攻撃の直後に大統領によって指名された議員によって構成されていた。 彼らは、1941年11月26日のハル・ノートに関与していた。
ロバーツ委員会で聴取された証言のほとんどが陸軍、海軍関係者そして調査委員会のメンバーによって否定された。
このことはFDR、スチムソン、ノックスが、ロバーツ委員会のメンバーに都合の良い人物だけを選んで、わが国民を騙そうとしていたことを示唆していた。
ハワイの司令官に、対日最後通牒のことも解読された日本の外交暗号についても知らせていなかったことも委員会は隠すつもりであった。
海軍そして陸軍もそれぞれ独自の調査を実施している。その調査では、キンメル提督とショート将軍には責任がなかったとしている。
むしろ彼らに対して12月6日時点で危険を知らせなかったハル国務長官、マーシャル将軍そしてスターク提督を責めていた。
この陸海軍の調査報告をしばらくの間公開しなかったのはスチムソンとノックスであった。世論の強い要求でしぶしぶ公開した。
権力の圧力にもかかわらずワシントン高官の責任をしっかりと追及した陸海両委員会の勇気は称賛に値する。
FDRもスチムソンもノックスも責任を免れたのはただ単にそのポジションの最高司令官であったからに過ぎない。
報告書の内容を知ったスチムソンは怒りを隠せなかった。
彼は報告書の内容を捻じ曲げて、ワシントン議会に責任を転嫁しようとした。全くの嘘をつかせようとしたのである。しかしそんなことはできなかった。
ワシントン議会もアメリカ国民も、FDR政権の対日最後通牒手交や、ハワイの司令官に警戒を発しなかった工作にもまったく関与していないからだ。
調査報告書が公開になった時点で、FDRとノックスはすでに世を去っていた。
しかし、ハル、スチムソン、マーシャルそしてスタークは生きていた。中でも責任が重いのはスチムソンである。
FDRとハルと同じレベルの責任がある。彼は、もし日本が挑発にのらなかったら、すぐにでもこちらから戦争を仕掛けるべきだとFDRに建言していたのである。
当然に予想されることであったが、報告書が公になるとスチムソンはやっきになって責任を逃れようとした。
彼は、何とかして最後通牒であるハル・ノートの存在を隠しておきたかった。もちろんこの隠蔽工作の首謀者はFDRである。
彼が企みの主人公であり、戦争の火蓋を切らせる導火線に火をつけた張本人である。
彼らは日本が戦いに打ってでることを知っていた。それが宣戦布告のない戦略的に計算された攻撃になることもわかっていた。
ただその攻撃の火蓋がいつどこで切られるかはわからなかった。
シンガポール、タイ、香港、フィリピン、ミッドウェイ島、グアム、真珠湾、
あるいは石油を求めての蘭印(インドネシア)これらが攻撃対象となる可能性のある地域だった。
ルーズベルトは選挙戦を通じて国民への戦争不介入を約束していた。その前の民主党大会でもそれを誓っていた。
彼は戦争には巻き込まれないという選挙公約で身動きがとれないでいた。
そのジレンマから解放される唯一の方法は、ドイツあるいは日本を挑発し、どちらかの国に先制攻撃させることであった。
FDRはドイツを徹底的に挑発した。しかしドイツはその挑発にはのらなかった(英国向けの武器を積んだ)輸送船をアメリカ海軍が守るために艦隊編成をしたことにも、
Uボートを見つけ次第攻撃せよとしたFDRの命令にもヒトラーは自制した。アメリカに攻撃を仕掛けなかった。
マーシャル将軍とスターク提督は日本への最後通牒(ハル・ノート)通知後になぜハワイに日本による攻撃の可能性を知らせなかったのであろうか。
彼らは日本がハル・ノートに記されたわが国の要求に従うことを拒否することが明らかになった
12月6日の夜あるいは12月7日の早朝にはハワイに警告を発することはできたのである。
FDRはこの件について6日の夜にマーシャルと連絡をとったのであろうか。もしとっていないのであれば、それはなぜだろうか。
ハワイになぜ危険を知らせなかったかについては、まったく理解できないことである。
彼らの沈黙は本当の理由を秘匿するために巧妙に計算されたものとしか思えない。私はワシントン議会の公聴会に基づく多くの報告書を精読した。
しかしどの報告書もハル・ノートが持っている(最後通牒の)性格を無視している。しかし、FDRが最後通牒(ハル・ノート)を発したのは間違いないことである。
だからこそ彼は、その結果責任を負わなければならない。真珠湾の惨禍の責任を取らなければならないのである。 アメリカ国民がFDRに騙されたことを知ったら、FDR政権が全国規模へと拡大する政治的な爆弾を抱え込んだことは間違いない。
おそらくその爆弾はFDRの辞任を求めるものになっただろうし、弾劾までも要求する厳しいものになっただろう。
FDR、そしておそらくハル、スチムソン、ノックス、マーシャル、スタークも12月7日の真珠湾攻撃の前に、
日本政府からワシントンの大使館に送られた外交暗号の内容を知っていた。
また日本政府はワシントン以外の大使館にも(真珠湾攻撃も匂わせる)暗号を送っていた。彼らは、そうした暗号からも、戦争がすぐにでも始まることを知っていた。
12月6日の夜10時にはFDRの手元にはその詳細が届いていることがわかっている。彼にその内容が報告されたとき、FDRはハリー・ホプキンスと話し込んでいた。
解読された最初の13項目を読んだFDRはそのレポートをホプキンスに見せながら「これは戦争だな」と述べた。
そしてその報告書は直ちにハル国務長官にも届けられることになっていた。
FDRは劇場にいたスターク提督にすぐに知らせようとする動きを止めている。観劇の邪魔をしたくないという理由であった。
本当に知らせなかったのか、それとも密かに知らせていたのかは歴史の闇に隠れたままである。
しかし全軍の最高指揮官である大統領にはスタークに知らせる義務があった。
FDRは真っ先にマーシャルとスタークに暗号の内容を知らせ、真珠湾の二人の司令官
(キンメル提督、ショート将軍)や東アジア各地の指揮官にそれを伝えるように命令すべきであった。
真珠湾の悲劇の責任はすべてFDRにある。(議会に諮らず)最後通牒を日本に発しただけでなく、その最後通牒に対する日本の回答をハワイの司令官に知らせなかった。
彼は二重の責任を負わなければならない。ハワイの二人の司令官の名誉は毀損され、彼らは解任された。
これがFDRとその政権幹部の責任を回避するための措置であったことは間違いない。
ロバート・A・セオボールド海軍准将(退役)はその著書『真珠湾攻撃の秘密(The Final Secret of Pearl Harbor)』の中で真珠湾攻撃について詳述しているが、
彼は戦争を始めたのはFDRであると明言している。真珠湾を無防備のままにしたこと。
二人の真珠湾の司令官に解読された日本の暗号に基づいた真珠湾攻撃の可能性を知らせなかったこと。
FDRは日本の暗号文書の中に真珠湾におけるアメリカ艦隊の配置情報があると知っていたこと。
日本を挑発した最後通牒(ハル・ノート)に対する日本の回答内容を知っていたこと。そうしたことを総合的に判断すればFDRの責任は明白である。 スチムソンもノックスも戦争をしたくて仕方がなかった。
だから彼らも真珠湾の司令官にその危険性を知らせることをしなかった。
マ-シャルもスタークも日本に対する最後通牒の存在には沈黙を守っていた。
FDR以下すべての政権幹部が真珠湾への警告を怠った。特にハル国務長官は解読された日本の暗号の内容を12月6日には知っていた。
おそらく彼が日本の暗号情報を受けた最初の高官であり、それをFDRに伝えた人物である。
ハルはFDRの次に責めを負うべきであるが、真珠湾の司令官に警告しなかったことについては直接の責任はない。
その責めを負うべきなのはスチムソンとノックスである。
しかしハルが共謀者である責任は免れない。残された資料から、FDRとその政権幹部が真珠湾に
危機が迫っている可能性が高いにもかかわらず何もせず沈黙していたことは明白である。彼らはFDRと同罪である。
セオボールド准将が著した上述の『真珠湾最後の秘密』は詳細な記録に基づいた書である。
彼は日本との戦争はルーズベルトが始めたと言い切っている。
真珠湾の防衛を、日本の奇襲攻撃の囮にするように意図的に手薄にしたのも、
スタークやマーシャルに真珠湾の司令官二人に(キンメル、ショート)への警告を止めさせたのもFDRであると主張している。
スチムソンもノックスも開戦したくて仕方なかったから、彼らも何の行動も起こしていない。
彼らのスポークスマンの役割を果たしていたのはスタークとマーシャルであるが、
この二人も最後通牒(ハル・ノート)が日本に発せられていることに口を噤んでいた。
ワシントンの高官は大統領以下誰一人として真珠湾の司令官に情報を与えなかった。
ハル国務長官が12月6日には解読されていた日本の外交文書の内容を知らされていることは間違いない。
この文書は最初に彼に届けられ、それをFDRに知らせたのもハルであろう。(彼らは日本のハル・ノートに対する回答を予め知っていたのである。)
従ってハルにはハワイの司令官にその内容を伝える義務があった。ハルはその責任を免れ得ないが、直接の責任はFDRにある。
そうはいうもののハルは共謀者であった。他の高官と同じように沈黙を守ったからである。
残された記録から彼らのすべてがだんまりを決め込んだことがわかっている。
そういう意味では同政権の幹部はみな大統領と同罪である。
マーシャル将軍は12月7日の朝、乗馬に出かけたことになっている。しかしセオボールド准将は、それは嘘だとはっきり述べている。
この日の朝、マーシャルはスターク提督の執務室にいて、解読された日本の暗号文書について検討を行っていたと主張する。
ハワイに(危険を)知らせるとしたスターク提督に対して、自分がそれをやると言ったのがマーシャル将軍であった。
マーシャルはたしかにそれをしたが、手遅れになってからのことである。
マーシャルの行動は、彼が全くの無能な将軍であったか、あるいはルーズベルト本人からの命令に従ったかのどちらかであるかを示している。
セオボールド准将は後者であると言い切っている。
ハルゼー提督も、キンメルとショートはスケープゴートにされたと見ている。 バイデンって、もう80歳になるんやな。
普通に考えて凄いわ。
老人の星やで。 こんにちは、霊。
金魚って目がいいよね。
近づくだけで
上向いてパクパクしてるよ。
カワイー ポンプが動いてなくて苦しいアピィルかエサやり人が来たと思ってるに違いないわ妖☆
知床死体を餌☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ >>816
そうなの!ブゥポッ☆♪さん。
エサくれる人の顔がわかるみたいね。
アタマイイ- 残りの未発見な死体はもう☆
北海道近辺の蟹やら、宇宙人が極秘に開発した☆
巨大生物にタゲられてしまったに違いないわ妖☆
水死体の国から☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ 今日は暑いわよねぇ☆
メンマ☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
きっと世間の男女ら車内でお互いの股間蒸れくうささとコロナを我慢しつつ☆
チャアシゥ☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪
それぞれの用意した仮面をかぶりながら共有しあっているに違いないわぁん☆
煮卵☆_(:3 」∠)_ブゥ☆♪ >>811
トランプやったらプチンも動いとらんみたいやな 私も、金魚飼育してた。
餌のやりすぎで太ってきたら、かわいくない~ 餌のやりすぎは気をつけてあげてくださいね。
窒息して死んでしまう場合がありますので。 フラレ婆にレスのやりすぎは気をつけてあげてくださいね。
顔真っ赤になりすぎて死んでしまう場合がありますので。 それな
ワイのところは30cmくらいの大きさになってたな 父親の心ない言葉を打ち消すように
真心こめた言葉と贈り物で幸運に導いてくれた人 もう少しで自殺するかも
直接の話し合いで俺の意思が変わるとかもう言うなよ
今の変えられたら絶対自殺するぞ
覚えとけ 話し合いで俺の大事な決定事項が変えられたら絶対自殺する 絶対自殺するって
俺の今の考え変えたら死ぬんだよ
なんで理解しない? 明日自殺する恐れがあるから二度と話し合いとか言うなよ?
話し合いは相手の考えを力で変えるつもりがないと言わない言葉だ 話し合いすることになったら自分の動脈切る道具持っていくことになるから、俺の命が大事ならやめろよ?
死んでほしいわけ? _(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッポッポッ☆♪ 相手の手の内を可視化する人
自らの人生経験を活かす人
未だ、最終目標を明かさない人 長年考えてきたことで練りに練ったことだろう人
底知れぬ闇を抱えるあまり、他の方法が思い浮かばないらしい
恨み深き人 とりあえず酒豪の彼氏作ってはよ結婚した方が良いと思うマジで
25から早いよー
もうLINEとかも別に要らんから、俺に構うのはやめてさ、心配よ
オッサン的には売れ残り女たくさん見てきたからw 多分
駐車場で待ってくれていた人
話聞けなくてあの時は申し訳なかったと反省してる ほれやっぱオッサンだと売れ残りオバハン結構見てきたから
まぁ美人だと40くらいまで遊んで結婚してるのもおるし、子供要らんのならいーけどね
コイツもアイツらみたいになるのかなーとかちょっと思ってしまうからさw /⌒ヽ
(;^ω^) そして逮捕されたら良いお
/ ヽ
|| | |
|| ||
し| i |J'⌒ヽ
l~~l | |*^ω^) フ"ーヒヒーのヒッヒヒーのヒッヒヒーのヒィィィッwww
| ̄ ̄| | .|( )
|__| `J u-u 元々、頑張らなくても輝いてるんです。
魅力が溢れて仕方ないからわざわざ汚して外に出る >>870
かなり叩かれて、丸まりましたけど
そろそろまたプライドを取り戻さないといけなそうです。 一生懸命な姿にときめくのは大衆主義的な感性でしょう
アイドルってほとんど天才いないでしょ?
凡人が凡人にときめくジャンル
作家陣が非凡だったりしますが 才能がなくても輝けるよと
で、すぐ散っていく
俺は憧れを持てないが、みんなはそうでもない 中身があるとすぐアイドル逸脱しちゃうからね
名曲でもなんか安っぽいのも実は重要なわけ >>875
アイドル理解してない癖に適当なこと言うな、
よく考えてから喋りなさい >>877
内容の批判できない君が一番考えてないね
反論できないなら俺の圧勝ということで 少年隊は結構すごかったと思うけど
もう少し凡情なSMAPの方が人気続いたね >>880
何言ってるかわからないだけだから
あたおかが あんまり高級だと偶像はなくなるからね
中身の薄い子が一生懸命なのがいいんでしょ?
過呼吸とか美化されてw >>884
勝ち負けにこだわってるのが恥ずかしいから 洋楽の意匠持ってきたりしてハクつけてるけど
洋楽の真似したから何なの?
だったらパクリ元だけ聞いてりゃいいじゃない 俺はアイドルは好きですよ
今日もアイドル動画は見た
でも限界は感じるね >>895
完全に負け
足元以下
這いつくばってる土人 アイドルは可愛いかどうかが一番大事
優秀な作家陣がついたらラッキーみたいな
曲良くないとイベント苦痛だからw 曲だけが良い場合は家で聴いてれば基本満足
アイドルのライブってほとんど下手なカラオケだから
初期の少年隊みたいなグループはあんまりいない
俺は女性アイドルしか観に行かないけどw >>901
今も同じだよ
めぼしいアイドル大体見たけど >>899
言及しすぎると余計なこと言いそうだからやめた。 前田敦子も偶然舞台観たりして、悪くはなかったけどね >>900
失礼なヤツだな、
ちがいます〜(´・ε・`) ジャニーズはウエストサイドストーリーを日本の可愛い男の子で再現するというのが基本
SMAP以降はまたちょっと違うんだろうね 夫婦の片方が酒飲み、片方が飲まない場合の離婚率50%
https://tabi-labo.co.../coupledrinkwithlove
お酒を一緒に楽しむカップルは長続きする(ミシガン大学研究結果)
どちらか一方が飲み、片方は全く飲まないカップルは、結婚生活に不満を抱いているケースが多いことが明らかに。
夫婦どちら一方のみが大酒飲みの場合、約50%近い離婚率があったのに対し、夫婦ともに一度の飲酒でグラス6杯以上(泥酔近くまで)飲むカップルの離婚率はおよそ30%。これは夫婦ともにあまり飲まない、ないしまったく飲まないカップルと比較しても同じくらい離婚率が低いことが判明しました。 BTSはダンス猛特訓している
そのくらいのレベルになればまた別とはいえ
本当にすごいダンス観たいならモダンバレエ行った方がいいわけだから
現代の音楽が好きならローザス観に行くとか 珍しくジャニーズのアイドル動画観てたんですよね
何となく歌謡曲から入って昔のものを色々見ている >>878
その場にいる全ての女に勝てたのは嬉しかったです。何もしなくても勝てるんですけど、一応負けっぱなしでいるわけにはいかないので。
必要最小限のエネルギーで出来たのは良かった、貧乏なので。 少年隊は「仮面舞踏会」「Stripe Blue」素晴らしいですよ
要するに結構アイドルは好きなんだけどね 少年隊もウエストサイドストーリーを想起しながらだと見え方違うからね ■共産中国はアメリカがつくった G・マーシャルの背信外交 1951年出版(著者)ジョセフ・マッカーシー■
監修・解説者 副島隆彦
★P07 本書を手にした方へ
本書は、今からちょうど半世紀前にアメリカで刊行された政治書である。
日本では名前を知られていない議会政治家や軍人の名前が数多く登場して、
アメリカの現代政治史を詳しく知っている者でなければ自由には読み進めないほどの難解さである。
なぜそんな本を、現在の日本で翻訳、刊行するのか。
それはこの本が、この日本の現在、そしてごく近い将来と空恐ろしいまでに近似した姿を描いているからである。
日本は、1941年12月8の太平洋戦争開戦前からずっとアメリカに操られていた。
ロックフェラー石油財閥が時間をかけて密かに手なずけていた日本側の民政党系の政治家たちや海軍の最高位の軍人高官たち、
すなわち山本五十六、米内光政(敗戦までずっと海軍大臣だった)井上成美らを上手に使って、日本を見事に罠にはめ開戦にまで轢きずり込んでいったのである。
そして日本国民は戦乱の中に叩き込まれ、400万人の犠牲者を出した。
その証拠に当時の日本国民は誰も、自分たちがあのアメリカ合衆国と戦争をするなどとは思っていなかった。
真珠湾攻撃のその日まで「鬼畜米英」という標語はなかった。
まだ存命の80歳前後の老人たちに聞いてみるとよい。日本国民は策略に陥れられ、騙されたのだ。
あの時の姿は、2005年末の日本の「金融占領」、「マネー敗戦」の今の無残な姿と全く同じなのである。
日本国内から手引きしてニューヨークの金融ユダヤ人たちを日本国内に呼び寄せた者たちがいる。
1998年10月の「外為法の大改正」(いわゆる「金融ビッグバン」)で、「金融自由化」「規制緩和」のスローガンの下に日本はこじ開けられた。
アメリカの金融ユダヤ人たち、すなわち首魁ロックフェラー財閥の下僕、先兵となった売国奴たちは、
大きな顔をして今も政権を牛耳り、日本国民の金融資産を惜しげもなくアメリカ帝国に差し出している。
それに対して1950年代、当時の世界情勢の新しい構図を、「これは巨大な陰謀である」と
極めて早い時期から気づいていたのが、本書の著者、ジョゼフ・マッカーシーとその仲間たちである。
彼らは決して、反共運動の闘士たちなどという単純な頭をした人々ではなかった。
彼らこそが、アメリカ大統領や、ソビエト・ロシアの頭目である凶暴なスターリン、
そして中国の赤い星で、民族解放の英雄であると同時に残酷な独裁者であった毛沢東までを手なずけ、
背後から操って動かすアメリカの軍産複合体、すなわちロックフェラー財閥の世界支配と管理の
新たなる次元と新展開を、既に半世紀前の当時から大きく見抜いていたのである。
本書はそれらの歴史の諸真実を検証すべく、ジョゼフ・マッカーシーが今の私たちに書き残してくれた貴重な遺産である。
だからジョゼフ・マッカーシーをただ単に、アメリカで吹き荒れたソビエト恐怖症の「赤狩り」の嵐を生んだ、単純な反共右翼の親玉扱いすれば済むものではない。
半世紀後の今の私たちだからこそ冷静に分かるのである。
ジョゼフ・マッカーシーは、半世紀後に亡霊となって私たちの日本に現れて、
「日本人よ、気をつけろ。アメリカ国民と同じように、お前たちもまた騙されるぞ」と、囁いてくれているのである。 ジョセフ・マッカーシー
1908年~1957年。ウイスコンシン州選出、共和党の米国上院議員。
第二次世界大戦で海兵隊に従軍後の1946年、上院議員に初当選。
1950年、国務省に潜む共産党員の名簿を入手したと発言し、一躍世界の注目を浴びる。
彼が中心となって展開した反共主義運動は「マッカーシズム」と呼ばれた。
告発の鉾先はついに政権中枢の不自然な容共政策にまでおよんだが、1954年、
全米にテレビ放映された聴聞会での中傷発言が世論の反感を呼んで急速に影響力を失い、
マッカーシーは上院議員から譴責処分を受けるに至った。
1957年、急性肝炎によりベセスダ海軍病院で失意のうちに病没されたとされるが、
その死因に疑問を投げかける声も根強い。
1995年に公開された「べノナ」文書(米軍諜報部が解読した旧ソ連情報部の秘密文書)
によってマッカーシーの告発の正当性が証明され、近年再評価の動きが高まっている。
ジョージ・カトレット・マーシャル
1880年~1959年
アメリカ陸軍元帥、陸軍参謀総長として第二次世界大戦でアメリカを勝利に導き、1947年、国務長官に就任。
マーシャル=プランによってヨーロッパ復興計画を指導した。
1949年、国務省を退き、アメリカ赤十字社総裁に就任。
1950年には国務長官となるが翌年辞任し、公務を引退した。
マーシャル=プランの立案・実行により、1953年にノーベル平和賞を受賞。
生涯をアメリカに捧げた「偉人」として高く評価されているが、
本書ではその不可解な政策決定に大きな疑問が投げかけられる。 ■共産中国はアメリカがつくった G・マーシャルの背信外交 1951年出版(著者)ジョセフ・マッカーシー■
★P37 真珠湾攻撃の前、マーシャルはどこにいたか
6月14日の演説で触れなかったマーシャルの経歴におけるもうひとつの出来事が、
ジョージ・モーゲンスターンの著書「真珠湾」に次のように述べられている。
「ウインズ」メッセージの重要証人サフォード大尉はソネットとヒューイットから格別に引き立てられていたが、「ウインズ」の暗号が傍受され、
彼がそれを処理して上司たちに届けたという自分の話を曲げなかった。
「ウインズ」メッセージとは、日本軍の攻撃時間と目標に関する部隊間の暗号メッセージである。
モーゲンスターンは、当時サフォードに宣誓証言をひるがえすように圧力がかかっていたと述べている。
こうした圧力に屈せずサフォードが、1946年2月1日、議会委員会に証人喚問されたとき、きっぱりとした口調でこう切り出した。
「`ウインズ`メッセージは存在した。それは戦争の勃発を意味しており 私たちはそのことを知っていた」
サフォードは、「ウインズ」メッセージが1941年12月4日木曜日、ワシントン時間の午前8時30分に
東京のJAP局から発信された日本の海外ニュース放送の一部であると語った。
モーゲンスターンはこうも述べている。
サフォードは主席暗号解読管W・Fフリードマンから、「ウインズ」メッセージを「参謀総長マーシャルじきじきの命令で」
真珠湾の調査を手がける前に隠滅したと言われたと証言した。
しかし、不思議なことに、サフォードの証言を支持するにせよ拒否するにせよ、フリードマンは尋問されなかった。
モーゲンスターンの『真珠湾』であきらかにされているもうひとつの興味深い点は、
1944年の選挙戦でトーマス・E・デューイが真珠湾の大惨事でのマ-シャルの責任を追求しようとすると、
それを恐れたマーシャルが幕僚に手紙を託して、暴露すれば米国が日本軍の暗号を解読したことを日本に知られてしまい、
米国の軍事努力を損なう結果になるとでデューイを説得したことである。
デューイは納得し、忠実な米国民であることもあいまって、選挙期間中はこの件に触れなかった。
モーゲーンスターンは、この件はデューイに仕掛けられた周到な偽装工作であると指摘している。 1941年の時点で米国が日本の暗号を解読していることをドイツは察知しており、それを日本にすでに伝えていたことをマーシャルは知っていたからだ。
ちなみに、私はサフォード大尉がどうなったか知らない。しかし彼の昇進を読んだ記憶はない。
マーシャルに関して興味深いことがもうひとつ、リーダーズ・ダイジェスト誌の1944年1月号に掲載されている。
故フレデリック・C・ペイントン記者は、アルジェリアでマーシャルが英米60社の報道陣を前にしておこなった共同記者会見の模様を記事にしている。
ドアが開き、場が静まりかえり、マーシャル将軍が入ってきた。部屋を見渡した。
見は動かず、顔は無表情。「時間の節約のために、どんな質問を用意しているのか、記者諸君にひとりずつに訪ねたい」と将軍。
目が最初の記者に注がれた。「どんな質問かな?」鋭い質問が飛んだ。マーシャル将軍はうなずき、次の記者に移る。
次々と部屋にいた60人の記者が数々の戦線における主要な戦略から軍事技術的な詳細にいたるまで果敢に質問を浴びせた。
マーシャル将軍は30秒ほど虚空を見つめるやおもむろに切り出した。40分間しゃべり通した。
話はよどみなく、整合性があり、きわめて明快に戦況を語った。
彼の談話は学術書の一章といっていいほど整然としており、各々の質問に完璧に答えていた。
しかし、もっと驚いたことが起きた。
特定の質問についての要点にいたると、彼はその質問をした記者をじかに見つめだしたのだ!
その後、私は記者から意見を聞いてまわった。歴史上はじめて偉大な軍事精神に触れたと語った記者がいた。
マーシャルの記憶力は百科事典なみだと驚嘆した記者もいた。
みんなが一様に認めた。「こんな素晴らしい記者会見にでたことはない」と。
上述の記者会見がきわめて興味をそそるのは、マーシャルが真珠湾攻撃の朝の自分の行動を思い出せないと証言しているからだ。
最初マーシャルは、乗馬に出かけていたので連絡が取れなかったと証言した。
その後に乗馬に出かけていたのではなくて妻と家にいたのを思い出したと証言した。
あの運命の陸軍参謀総長の所在については、第三の証言がアーサー・ポープの著書『リトビノフ』に書かれている。
この本に、ロシアから米国に出向いたリトビノフ大使の日記では、真珠湾攻撃の朝、マーシャルと空港で会談したと記載されている。
マーシャルが乗馬をしていたにしろ、妻と過ごしていたにしろ、リトビノフに会っていたにしろどうでもいいが、
記者会見の場面でのマーシャルの記憶力を比べてみればきわめて興味深いことになろう。
マーシャルの経歴を先に進めて、1951年6月14日を見てみよう。 ■共産中国はアメリカがつくった G・マーシャルの背信外交 1951年出版(著者)ジョセフ・マッカーシー■
第六章 共産中国はアメリカがつくった
★P144 巧妙に仕掛けられた朝鮮戦争への導火線
蒋介石に宛てたウェデマイヤーの報告から、私は、マーシャルこそ米国の中国売り渡し政策の張本人であると確信した。
この事実が、1950年9月19日の軍務委員会におけるマーシャルの宣誓証言とどんな関係があるのかは見ものだ。
そのとき私が意図的な言い逃れだと指摘すると、彼は、中国派遣特使時代に下した命令の起案に関わっていないと言い繕おうとした。
彼がメリーランド州選出の上院議員ミラード・F・タイディングス委員長から質問を受けていたときのことである。
議長からきわめて友好的に尋ねられた質問に対するマーシャル将軍の答えはつぎのとおりである。
「私がこの部屋で1週間、真珠湾に関する査問を受けているあいだに米国の政策は国務省作成され、私がはるか遠く海の上にいるときに命令が下った」
これが1950年9月のことだったと覚えておいてほしい。
マーシャルが演出を手助けした戦争が進行しており、国防長官の指名をめぐって彼は軍務委員会の審査を受けていた。
中国政策はかつてほど支持されなかった。
国民は朝鮮半島の現状に気がつき、戦争を招いた要因に並々ならぬ関心を募らせていた。マーシャルはその職にこだわっていた。
そこで彼は、厚かましくも回りくどい言い逃れに終始した。数日間、彼は信用された。
彼の指名が承認されるには十分な時間だったといえよう。米国の上院はこれまでにない大失態を犯したのだ。
彼の言い逃れには寛容で鳴るワシントンポストでさえ我慢できなかった。
極東における米国の国益に対する背信行為に寛容だった新聞が彼を非難した。
これ以上みっともない話題を続けるのをよそう。
マーシャル将軍の実直さ、あるいは実直さの欠如がわかるはずだ。
その出来事によってふつうの状況下で彼は高官としてふさわしくないという事実が判明した。
しかし、今私たちが議論している問題は彼の不誠実を問うレベルをはるかに超えている。
目前にある問題は、自由かつ自分を律することができる国民として、私たちの存在の核心に迫る一連の出来事で果たした彼の役割である。
私たちが生き残れるかどうかは極東にかかっており、極東から何を生み出すかである。
そして、政府首脳の叡智と忠誠心がその生殺与奪権を握っている。
マーシャル将軍の信頼性を問うために彼の記録を検証しているのはそうした大きな意味をもつ。
もちろん、中国政策の張本人は他にもいた。
ラッセル委員会の宣誓証言によると、中国に対する指令を起案したマーシャルが
アチソンやジョン・カーター・ビンセントの手を借りていたのは明白である。
第三の男ジョン・カーター・ビンセントについて知っていることはあるか?たくさなる。
米国に大損害を与え、ソ連に恩恵を与えた計画の首謀者と発覚した人びとのひとりとして、つねに彼の名前が取り沙汰されていた。
ビンセントこそ、オーウェン・ラティモアとともに、中国を視察したウォーレスを案内した人物だった。
この視察後ウォーレスは国務省に報告書を提出して、蒋介石の失脚を提言した。
彼は自著『ソ連アジア視察(Soviet Asia Mission)』でこう述べている。
彼とラティモア、ジョン・カーター・ビンセントが中国を視察中、ソ連高官セルゲイ・ゴッドリーズ――視察中の当地シベリア地区執行委員会議長で
スターリンの親しい友人――が、中国の将来の鍵を握る人物としてオーウェン・ラティモアとジョン・カーター・ビンセントを夕食に招いた。
その中国政策の庇護と意図の証拠となる予兆が他にもある。 マーシャルが中国に出発する二週間前の12月2日、米国共産党議長ウィリアム・Z・フォスターは従来の共産主義世界戦略の問題点を議論するために、
全米ソビエト共産党中央委員会政治局会議をニューヨークで開くと宣言した。
彼は新時代にふさわしい枠組みについて、こう言った。
「中国の内戦は国際戦略に絡むあらゆる問題の鍵である」。言い換えれば、ヨーロッパの問題は中国問題しだいだった。
クレムリンがつぎにどういう世界侵略計画に出るのかは中国での勝利にかかっていた。
そうしたことが彼の言葉の端々からあきらかになった。
さらにその二週間前の11月14日、ディーン・アチソンは、ロシアが中国を領有するのが妥当だという結論を彼とマーシャルが下した経緯を説明した。
彼の発言には、クレムリンと米国内の親ソ勢力に米国の対中方針を公式に確認するという意図が込められていたと私は信じている。
演壇で話す国務次官アチソンの傍らには、カンタベリーの共産主義者司祭ヒューリット・ジョンソン博士、未来の売国奴コーリス・ラマント、
ポール・ロブソン、ジョゼフ・E・デービスが控えていた。
デービスほど、第二次大戦中ロシアとクレムリンの本質にまつわるアメリカ精神の腐敗に手を貸した米国人はいなかった。
まずアチソンは歴史を偽った。
米国とロシアの国益は世界中のいかなる地でも衝突したためしはなかったと言ってのけたのだ。
母なるロシアに傾倒するあまり、彼はモンロー主義のきっかけとなった北米西海岸におけるロシアの計画の恐ろしさを忘れていた。
ロシアの中国侵略がアジアにおける米国の国益を損なうと考えたセオドア・ルーズヴェルトの政府が、
1904年から1905年の日露戦争で、日本を物心両面で支援したことも忘れていた。
そのころ赤軍は、ことあるごとに満州を中国の一部ではなく自分たちの植民地として扱うと表明し、じっさいに今日までそうしてきた。
したがってジョン・ヘイの門戸開放政策は完全に踏みにじられたことになる。
北朝鮮を満州植民地に併合しようとする彼らの動きも活発だった。
彼らは、私たちが蒋介石に強要した彼らの権益に関する条約の精神や条文を踏みにじっていた。
しかしロシア帝国主義の力に頭が上がらない国務次官は、限りなく偽善的に彼がソ連国民と呼ぶ人びと、すなわちロシアの虐げられた人々、
ボルシェビキの最初の犠牲者、クレムリンの名もない農奴、ならびに皇帝自身と
米国の利害が衝突する可能性について明白な理由を見つけることができなかった。
私たちは、アチソンの公式発言の端々からそうしたきわめて詐欺的な決めつけを見ることができる。
彼は、ディーン・ヒューリット・ジョンソン、コーリス・ラマント、ロブソン、デービスから喝采を浴びながら、こうつけ加えた。
「私たちは、ソ連の国境に友好的な政府ができあがることは、ソ連邦の安全保障のみならず、
世界平和にとっても不可欠であることを理解しており、彼らソ連国民と認識をともにする」
世界平和――。それこそ、ルーズヴェルト大統領が中国共産軍への無条件降伏を蒋介石に強要するためのまことしやかな道徳的理由だった。
思うに、アチソンがモスクワに合図を送っていたことはあきらかだ。
彼はこう語っていた。
「ご存じのように、私たちが満州と北朝鮮をあなたたちに譲りました。その仕事は終わりです。あなたたちはつぎの仕事を私たちに命じました。
満州やモンゴルとの国境に友好的な政府ができてほしいのですね。心配しないで、安心して休んでください。
私たちもそれを気にかけています。ほしいのは時間だけです。そうすれば友好的なアジアができて世界平和が達成できます」
これ以上の直截な言い方があるだろうか。
後にわかるように、アチソンとマーシャルは、中国でクレムリンに友好的な政府を手に入れて、朝鮮で私たちが血みどろの無益な戦争を戦うために、
全力で邁進し、何も惜しまず、自国の国益をいっさい顧みず、どんな反対にも屈しなかった。 ■共産中国はアメリカがつくった G・マーシャルの背信外交 1951年出版(著者)ジョセフ・マッカーシー■
★P99 ◇日本本土侵攻を熱望したマーシャル
極東でロシアの支援を受けたいという願望の産みの親はマーシャルであり、
知ってのとおり、1943年8月の第一回ケベック会談で交わされた運命的な宥和覚書で具体化された。
その覚書は、テヘラン、ヤルタ、それ以後の米国の進路を決した文書である。
ロシアの対日参戦という願望は、前述したように、1944年9月の第二回ケベック会談で提示された連合参謀本部の基本原則として公式に具体化された。
1943年秋にさかのぼると、大統領はアベレル・ハリマンを大使としてモスクワに派遣し、マーシャルはディーン将軍を派遣し、
ふたりの「第一目標」は――ディーン自身の回顧録によれば――「ソ連の対日参戦」だった。
ソ連を参戦させる必要があったのか?極東の戦争に正式に参加すること、
日本の敗北に加担して戦利品を分配する講和交渉の席につくことはクレムリンの利益ではないのか?
1905年以降関東軍に支配されていた満州に侵攻して、戦後その地を占領することはクレムリンの利益ではないのか?
もし満州の戦略的重要性を知らない米国人がいたならば、「中国を制する者が世界を制する」という
レーニンの格言に忠実なクレムリンが、中国をつねに虎視眈々と狙っていた確証をいくらでも見せよう。
極東の殺戮に参加するというスターリンの決意にはっきりした証拠がたとえなくても、こうした疑問を発するということはそれに答えを出すということである。
しかし私は証拠を握っている。
聡明な米国人ならば、その疑問をよく考えてみると、ヤルタ会談でのルーズベルトとマーシャルの目的は、
ロシアをどうやってひっぱり込むかではなくて、どうやって追い払うかだったはずだということがわかるだろう。
この点について私は、ヤルタ以前にスターリンが米国首脳に自分の願望を伝えていた場面が4回あったという証拠を握っている。
最初は1942年8月、アベレル・ハリマンがチャーチルとともにモスクワを訪問したときである、その際彼は、
北アフリカ作戦の代わりに「第二戦線」を採用することをスターリンとマーシャルが強く望んでいると表明した。
この件についてはディーン将軍が著書で述べている。
②
「スターリンは、日本が歴史的に見てロシアの敵であり、日本の敗北がロシアの国益に不可欠であるとハリマンに伝えた。
ソ連軍の現況では参戦できないが、いずれ参戦するという含みがあった」。
ルーズヴェルトはこの事実を知っていた。おそらくマーシャルも。
スターリンが日本に宣戦布告する動機としてロシアの国益を挙げたのは注目すべきである。
次いで共産主義者の専制君主はパトリック・J・ハーリー将軍に自分の意図を伝えた。
1943年4月、ハーリーはそれをレーヒー将軍に報告した。レーヒーの著書から引用したい。
「ハーリーはスターリンと会見した――そして大元帥は、ドイツの敗戦後、対日戦争で米国を支援すると彼に伝えた――わが軍の懸念は、
日本攻略を進めていくうえでロシアの支援が得られるかどうかだった。
だが私の見るところ、ロシアの支援が得られなくても日本を破ることができる」。
気丈な古参の海軍軍人であるレーヒーは自説にこだわり、いつもマーシャルから頭を押さえつけられていた。
もしもレーヒーがルーズヴェルトの筆頭軍事顧問だったならば、極東の戦史も、米国が戦後中国を失い、
その結果朝鮮戦争が勃発した事実も様相を異にしていたことだろう。 しかし、そうはならなかった。マーシャルの鉄の意志はレーヒーを圧倒した。ルーズヴェルトをも圧倒した。
イタリア侵攻後のチャーチルに対してもしかりだ。
ロシアの参戦を求めることに対するレーヒーの反論の実態を語ろう。それこそ主題にふさわしい。
レーヒーはきわめて高潔な人物で、彼の考え方は健全な米国人そのものといえるからである。
第二次大戦の記録によると、レーヒーは軍からの尊敬を一身に集める、見るからに忠誠心のかたまりというべき軍人だった。
対日戦争終結に向けた戦術議論のなかで、マーシャルは日本本土侵攻の必要性を力説した。本土の南から攻撃を開始して北上していく。
マーシャルの見積もりでは、200万人以上の兵士を投入すれば50万の犠牲ですむ。
レーヒーは1944年7月10日、ホワイトハウスでの会議の内容を著書に記載している。
「私の意見は、すでに統合参謀本部でも強く主張したとおり、戦争に勝つための大規模な(日本)本土攻撃などいっさい不要である」。
この点についてレーヒーの判断よりもはるかに強烈だったのは、マッカーサー将軍とホノルルのニミッツ提督との合意だった。
レーヒーはルーズヴェルトに同行して1944年度の民主党全国大会に合わせた視察旅行に出かけた。
彼は大統領と太平洋地域の陸海軍司令官たちが今後の対日戦を協議した会議に列席した。
ニミッツとマッカーサーは太平洋における戦い方を熟知していた。彼らの判断とレーヒーの結論を取り上げよう。
この会議で、日本を打ち負かす基本的戦略の合意と大統領の状況認識が得られたことは、
地上軍攻撃による犠牲者を1顧だにしない参謀本部や戦争省の参謀が主張する不要な本土侵攻を阻止するうえで大きな価値があった。
マッカーサーとニミッツは、地上軍と空軍で西太平洋の要衝フィリピンを攻略すること、
本土攻撃を仕掛けなくても海軍と空軍の戦力で日本を降伏させることができることで合意していた。
つまり、マッカーサー、ニミッツ、レーヒーには太平洋戦争に勝利する戦略があった。だが、マーシャルにはなかった。正しいのはどちらだったか。
しかし、こうした専門家の助言にもかかわらずマーシャルは自説を曲げなかった。
第二回ケベック会議の二ヶ月前におこなわれたスタッフ会議の模様をレーヒーは著書で述べている。
「9月『1944年』のはじめには、徹底的な海と空からの攻撃で日本は敗色濃厚だった。
しかし、九州島上陸に始まる水陸両面からの本土侵攻によって日本を降伏させる計画が陸軍から提案されたーー戦略空軍の支援を受けた
海軍がすでに日本を打ち負かしていたという事実を理解できなかったようだ。
陸軍は大規模な本土上陸作戦を計画していたのみならず、対日戦勝利のためにはロシアの参戦が欠かせないと思い込んでいた」
日本本土侵攻の軋轢についてはここまでにしておこう。極東におけるロシアの思惑を示すことに戻りたい。 ■共産中国はアメリカがつくった G・マーシャルの背信外交 1951年出版(著者)ジョセフ・マッカーシー■
★P107 ◇日本の講話使節を無視しての原爆投下
ヤルタに戻ろう。
スターリンは十分に見返りを手にし、ハンソン・ボールドウィンの記述によると、
その会談は「戦争が物語る愚かな政治の長い歴史の中でも最も悲しい一章」だった。
1945年1月の太平洋における戦況はどうだったのか?米軍はレイテ島を攻略して日本の連合艦隊を破り、
マニラはヤルタ会談時(1945年2月)にはすでに陥落し、沖縄は目前だった。
それでも空軍は連日連夜、日本の各都市を絨毯爆撃していた。
ウィリアム・J・ドノバン将軍の率いる戦略事務局(OSS)は関東軍を完全に掃討したと中国から報じていた。
OSSによると、ともかく日本は輸送船が不足して本国に物資を輸送できなかった。中国にいる日本軍も動けなかった。
その戦線も同じ状況だった。日本の商船は海の底だった。
港湾と海上の封鎖は日本の首根っこを押さえていた。レーヒー大将は著書で当時の戦局観をこう述べている。
「敗北が時間と消耗の問題にすぎないところまで日本を追いつめたと私は確信していた。
それゆえ、太平洋で敵を殲滅するのにスターリンの手など必要なかった。
陸軍は私の意見を聞こうとしないし、ルーズヴェルトはスターリンと取引する用意をしていた」。
ハンソン・ゴールドウィンも著書でその件に触れているが、レーヒーの結論を支持している。
ヤルタ会談の時点では日本の敗色は濃厚だった――まだ未完成の原爆のせいでも、
当時開始された従来型の空爆のせいでもなく、消耗と封鎖のせいである。
それでもなおマーシャル将軍は、「第二戦線」のときや東欧戦略をめぐってマーク・クラークや
英国を阻止したときのように見せた不屈の粘り強さを発揮して、ヤルタ会談でもロシアの参戦に尽力した。
ヤルタで国務長官として活躍した故エドワード・ステッティニアスは著書『ルーズヴェルトとロシア人』でこう回想している。
私はヤルタで知った――わが軍の指導者たちが、ロシアを極東の戦争にひっぱり込むために大統領に大きな圧力をかけている。
ワシントンを去る前、ステッティニアスは統合参謀本部から国務省に宛てた覚書を見たがこう書いてあったという。
「私たちはできるだけ早い時期にロシアの参戦を求める」
切迫した要求を実現するために、ボールドウィンが著書で述べているように、「諜報関係による悲観的な戦局分析」をマーシャルは利用した。
これによると、満州における関東軍兵力が70万人、中国大陸における日本軍兵力が合計200万と見積もられている――しきもマーシャルに言わせれば、
「すべてが精鋭で訓練が行き届いている兵力」だった。
さらに悪いことに、より現実的な諜報分析によると――これは戦後あきらかになったもので、当時レーヒーらに信じられていた事実と対応しているが――
「ヤルタ会談のころ、日本は最高の軍編成に至っていなかった」とボールドウィンは暴露している。
アジアにおける「左翼主義の支柱」及び「天窓」であるワシントン・ポストでさえ憂慮して、1948年9月9日に、参謀本部は
「大失態を演じた。ヤルタ会談ではルーズヴェルトとチャーチルに、日本は対独戦勝記念日(1945年5月8日)よりも18カ月長くもつという見通しを進言した」と報じている。
これでこの憂鬱な話は終わりというわけではない。
E・M・ザッカ―ライアス准将は著書『閉じたドアをの背後で(Behind Closed Door)』でこう述べている。
ルーズヴェルトがヤルタに向かう前に、マッカーサー将軍は日本軍の講和使節を受け入れてワシントンに送った。
その当時私たちは、中国をロシアに売り渡してロシアの対日参戦を引き出そうとしていたが、ザッカ―ライアス准将によると、
私たちは日本の講和要求をすでに知っていたことになる。
日本の情報源によると講和交渉はヤルタ会談以後活発化することになっていた。
そして、ポツダム会談のころにはかなり煮詰まっていたので、ポツダム宣言はそれに答えるかたちとなった。 しかし1945年の4月になっても、マーシャルはしつこくロシアに極東戦争参戦をせがんでいた。
ステッティニアスはこう書いている。
サンフランシスコ会談直前の4月25日、ホワイトハウスでトップレベルの政策会議が開かれ、トルーマン大統領、軍指導者、そして私は、
バルカン諸国に関するヤルタ合意をソ連が破ったことについて議論した。
この会議で軍の代表はソ連の行為に目をつぶってほしい懇願した。ここでソ連を非難すれば、極東戦線参戦に支障をきたすからだった。
ロシアの行為をがまんしろと助言したのは誰か?マーシャルか?7月のポツダムでは、米国が赤軍の武装強化を支援し、
彼らをアジアに送り込むというマーシャルの決定は排除されなかった。
ステッティニアスは当惑しながらこう続けている。
ポツダム会談に至っても、7月16日にロス・アラモス研究所で最初の原爆実験が成功した後でも、軍はソ連を極東戦争に引き込むべきだと主張していた。
ヤルタ会談での恥ずべき合意のせいでルーズヴェルトに降りかかる非難を必死にかわそうとしたウェルズは、連合参謀本部に非難の矛先を向けた。
だが、決定を下してそれを貫いたのはマーシャルであることを私は知っている。
ウェルズは「既存事実の基本的な誤解」がロシアをひっぱり込みたいというマーシャルの願望のせいであると考えた。
このことは彼の著作に書かれている。
それが解答か?それとも、東アジアでロシアが国益――わが国のではなくて――を追求するのは当然だというマーシャルのこだわりは、
彼の経歴を検証していくにつれて次第にあきらかになってきた彼特有のパターンの一部だったのか?
彼の決定に見られるこのパターンとは、不屈の魂と技術によって支えられ、一貫してクレムリンの世界政策に与するものである。
大統領にはヤルタ会談でもうひとり、相談相手がいた。アルジャー・ヒスだ。
極東問題に長らく携わり、中国の陰謀に深く関与したアルジャー・ヒスの助言によって、ルーズヴェルトはスターリンとの会話がはずみ、
「〔中国における〕内紛の責めを負うべき当事者はいわゆる一般の共産主義者というよりもコミンテルンや国民党である」と彼に断言したのではないだろうか?
引用部分はシャーウッドの啓示的な著書からである。
注目すべきは、共産主義――朝鮮で米軍に兵を向けたクレムリンの下僕――はルーズヴェルトにとって
たんなる「いわゆる」共産主義者にすぎない、かなり善良な同胞である。大統領はこう続けたかもしれない。
蒋介石一派やモスクワにいるお仲間たちよりよっぽど理性的だ、と。
中国でのマーシャルの任務を検証すると、中国の共産主義者を悪気がないと認める彼の見方によく出会う。
しばし、第二次世界大戦におけるマーシャルの判断が、あかるみに出ることのない深い秘密の目的によって左右されなかったと仮定させてもらおう。
どんな「世界戦略の大家」がヤルタで間違いを犯したのだろうか?どんな戦略の天才があのような見せ場をつくるのか?
スレッジハンマー作戦や「第二戦線」にはじまり、地中海経由でのアルジェリア侵攻におじけづき、
ノルマンディ上陸作戦開始日から二か月後の南フランス侵攻に徹底的にこだわったマーシャルの戦略的努力をずらっと並べて見ると、不安の山である。
いやおうなしに、ニューギニアから東京への大遠征を果たしたマッカーサーの有能ぶりとマーシャルの能力を比べざるをえない。
こうなると、戦略についてマーシャルが語る内容をどう受け取ればいいのか?
ヨーロッパでのドイツの敗戦後、日本軍の戦闘能力が1年半もつと信じるほど彼は日本を過大評価していたのだから、
当時のロシア帝国や東アジアにおける衛生国中国に下した軍事力評価に信頼など置けようか。
そして、日本に原爆が投下され、戦争は終結した。
ハンソン・ボールドウィンほどの見識ある軍批判者となると、原爆は戦争の終結を、しいて言えば、ほんの一日早めたにすぎないとしか考えない。
日本の運命はもっと以前に決していた。
そして戦争の終結に伴い、ヤルタの臆病者たちはただちに鶏舎へと戻った。
赤軍は6日間の無血侵攻で満州全土を占領した。中国北部も手に入れた。赤軍はそこにいて当然だった。
ヤルタで割譲された自分の領土なのだから。 しょうがないから、わたしが遊んであげるから、
静かにしろ ユースタス・マリンズ
1923年~2010年。メイ・フラワー号で米国に渡った初期移民以来の名家に生まれ、
ワシントン・リー大学、ニューヨーク大学、ノースダコタ大学、現代美術研究所などで学ぶ。
1942年に准尉として入隊、空軍に配属され、第2次世界大戦に3年2ヶ月従軍した。
終戦後の1949年、反戦を訴えて国家反逆罪で収監されていた米国の著名詩人エズラ・パウンドに私淑。
人生の大きな転換点を迎える。
調査専門職員として連邦議会図書館に勤務、
「赤狩り」で有名なジョセフ・マッカーシー上院議員の共産党資金源究明の調査に協力する。
職員免官後は執筆・講演活動に専念、ユダヤ国際勢力に蹂躙された世界の秘密を追求する数々の著作を発表した。
享年86。 ■知られざる世界権力の仕組み ロスチャイルド&ロックフェラー帝国の全貌 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
同じ勢力が第二次世界大戦を仕掛け、そこから連合国が「集団安全保障」の新しい保障制度として出現した。
『ランダムハウス辞典』によれば、連合国はワシントンで1942年1月2日に結成され、
このとき26ヵ国が枢軸諸国すなわちファシスト列強に対抗して同盟を結んだという。
H・L・メンケンが『アメリカ言語』で、ルーズヴェルト大統領がワシントンで1941年12月に行われたウィンストン・チャーチル首相との会談のなかで、
「連合国」という新しい用語を創作した、とする説を述べている。
それは、合衆国を欺いて第二次世界大戦へ参入させる原因となった真珠湾攻撃の起こった夜のことだった。
連合国は1944年のダンバートンオークス会談〔8~10月に米国の首都ワシントンの郊外にある庭園ダンバートンオークスで開かれた
国際連合創設のための4か国予備会談〕で現実に活動する実態となった。
このとき英国、合衆国、ソ連が金融独裁機構として連合国を始動させたのである。
★P23 連合国=国際連合=世界権力は共産主義に対抗する者を敵とする
もし連合国というものが「ファシズム」と戦うために結成されたのであれば、
その使命はファシズムが軍事力によって打倒された1945年に終わっているはずだ。
ファシズムという語は、古代ローマの役人が犯罪者を処罰するために法廷に持ち込んだ束桿(fasces)に由来する。
ファシズムは、歴史的に法と秩序、法律による統治、犯罪者処罰の意志を意味しているのである。
もちろんこれは世界権力の陰謀家たちがなんとしても避けたいと願うことである。
『オックスフォード英語辞典』はファシズムを「共産主義に対抗するためにイタリアで1919年に結成されたイタリア国家主義者団体の一つ」と定義している。
その他の辞書の定義では簡単に、ファシスト党は「ボルシェヴィキ主義と闘う」ために結成されたとなっている。
このように、ドイツ・イタリア・日本は「反共産主義」勢力を体現していた。
連合国は本来、これらの反共産主義国と闘うために設立されたのである。
1945年にこの目標が達成されたとき、連合国は歴史的使命を終えていたはずである。
にもかかわらず、それは引き続き機能し、ロックフェラー一族はマンハッタンのもっとも高価な
不動産区画を連合国=国際連合の本部用地として寄贈したのであった。
〔日本語では連合国と国際連合は別個のことばになっているが、英語での表現は同じである(United Nations)。
ここに訳語操作による意識攪乱工作があると考えられる〕。
したがって、1968年7月26日にシェラトン・パーク・ホテルで開かれた会合で、ニューヨーク州知事のネルソン・オールドリッチ・ロックフェラーが挨拶し、
「新世界権力」の創立を要請したのは、以上の歴史的背景と矛盾するものであった。
ロックフェラーはヨーロッパに対する「わが新秩序(権力)」を唱えて、この名称を先取りしたのがアドルフ・ヒトラーだった事実を無視した。 ★P25 ◇世界権力の行き着く先は東洋的専制主義である◇
「新世界権力(秩序)」ということばは、アメリカ合衆国の政治家にとっては実に魅力的だった。
たとえばブッシュ大統領(父親)がそうだ。
湾岸戦争勝利後の1990年9月11日、大統領はテレビで全国放送された議会演説で、
「新しい世界・・・・・・・われわれが知る世界とはまったく異なる世界・・・・・・・・新世界権力(秩序)を要求した。」
その後もテレビ中継された演説のなかでこの要求を繰り返し、1991年1月29日の年頭一般教書では、
「新世界権力(秩序)・・・・・・それは偉大な思想である。
この体制においては、人類の普遍的な願望である平和と安全、自由、
そして法による統治を実現するために、さまざまな国家が一つにまとめられる。」と宣言した。
1991年2月1日には、同じ日に行った3回の別々の演説のなかで、この凶々しいことばを繰り返した。
つまりそれぞれの演説で新世界権力(秩序)の要求を強調したのである。
大統領は、謙虚にも、新世界権力が新しいことばではなく、すでに1782年に合衆国国璽として議会で採択されたと指摘するのは差し控えた。
その図柄は、オカルトの目を持った未完成のピラミッドと、この下の「Novus Ordo Seclorum/新世界権力」
というラテン語の文句から成り立っていて、この国が「新世界権力(秩序)」の実現を誓った国であることを表していた。
すなわち、「新世界権力(秩序)」とは、秩序を実現するのに明らかにピラミッドパワーに頼った時代のための新しい権力機構だった。
このシンボルの起源は1776年にさかのぼる。
イルミナティ教団の創設者アダム・ワイスハウプトが今日の世界権力の陰謀家たちの計画とそっくりの計画を作成したときである。
ワイスハウプトは以下の諸項目を要求した。
1 すべての君主国およびすべての勅任政府の廃止
2 私有財産および遺産相続の廃止
3 愛国心および民族意識の廃止
4 家庭生活および結婚制度の廃止と子供のための集団教育の確立
5 すべての宗教の廃止
ロスチャイルドはカール・マルクスと義人同盟(League of Just Men)を大金で雇って一つの計画を作成させ、
1848年に共産党宣言を受け取ったのだが、このなかに右のワイスハウプトの定義が含まれていたのは偶然ではなかった。
1782年にワイスハウプトの行動派分子がフリーメーソン運動を乗っ取ると、フリーメーソンがこの計画を法律として成立させるための媒体の一つとなった。
この計画のほんとうの起源は古代の東洋的専制主義にあることが、1992年1月5日付のワシントン・ポスト紙の論説欄で明らかにされた。
哲学者のネイサン・ガーデルズが論説のなかで、「新世界権力にとっての理想的地域は合衆国ではなく中国となるであろう」と警告したのである。
マルクス主義は確かに西洋哲学つまりヘーゲルの産物ではあるが、世界権力は東洋的専制主義を生み出すであろうとガーデルズは指摘した。 ★P34 ◇第三次世界大戦では日本がターゲットにされている◇
日本という国家は、今日の世界において人種的にまとまりのある数少ない共同体の一つであり続けているために、
カナン族の世界権力はこの国を次なる絶滅の候補に選んだ。
日本はいま、やがて第三次世界大戦と呼ばれるであろう戦争の攻撃対象国となっている。
クリントン大統領は、第三次世界大戦の対象国日本に対する「日本叩き」を政権の主要目標に掲げて、公式に開始した。
これまでの政権にも50%ほどの役人がカナン族ユダヤ人から登用されてきたが、クリントンは新記録を達成した。
つまり、大統領スタッフと役人の68%がユダヤ人から指名されたのである。
これらの狂信的シオニストたちのなかには、数多くの名だたる性的倒錯者が混じっていて、「邪淫を愛せ」というカナンの掟を実行している。
この数十年のあいだに日本国民が達成した高い生産力によって莫大な額のお金が生み出されたが、これがカナン族ユダヤ人の貪欲心を刺激してきた。
日本の企業はおだて上げられて、ユダヤ人の支配するハリウッドの映画スタジオのような
いかがわしい事業に何十億ドルも投資するよう丸めこまれた。
投資が行われてしまうと、ユダヤ人は日本人からお金を持ち去って気前よく使いまくった。
その結果、哀れな日本人投資家に残されたものは、何十億ドルもの損失よりほかならなかった。
ワシントン・ポスト紙は最近、日本人を喰いものにした世界権力による別の金融上の大成功を大きく取り上げ、
「ロックフェラーはどうやって20億ドルを手に入れて破産法廷を困惑させたか?」という見出しを掲げた。
ニューズウィーク誌のウォール街担当編集者アラン・スローンの書いたその記事は、
ロックフェラー(スティーブン・バーミンガムの書いたベストセラー)『わが仲間』でユダヤ人一族であると正体を暴露された)が、
1989年に13億7000万ドル〔約2000億円〕マンハッタンにある伝説のロックフェラーセンター・ビルの株の80%を三菱地所に売却したときに使った手品を明らかにした。
スローンが言うには、日本人はとんでもない高値で買わされたのだそうだ。現在、三菱地所は負債の重なったビルを売却してしまった。
しかしながら、世界権力の卓越した一族であるロックフェラー家は、
ロックフェラーセンターの持株から1985年以来20億ドル以上の利益を上げたことを、スローンは明らかにしている。
世界権力という国際的秘密結社と取引する際に、日本の投資家たちは一見すると合法的に見える事業投資において数十億ドルも騙し取られてきた。
ずるがしこいカナン族は、財産を実際の価値の何倍もの値段で売りつけ、それから不運な買い手を破産へと陥れることにかけては、何世紀にもわたって精通してきた。
これが「高く売って安く買い戻す」という手口である。 ★P36 ◇原爆投下は人間以下と見なされた日本人の大量虐殺が目的だった◇
日本が世界権力という勢力にいかに狙い撃ちにされてきたかを暴露するたくさんの記録書類が明るみに出ている。
第二次世界大戦中に広島・長崎の両市に原子爆弾を投下し、非戦闘員の一般市民に対するおぞましい殺戮を計画的に実施することにより、
日本国民を大量虐殺しようとした陰謀が、長年秘蔵されていた記録文書によって暴露された。
わたしはもう何年も前に、日本に対するこの残虐行為の責任が、ジェームズ・B・コーナントと名乗る世界権力の指導的ヤマ師にあることを突き止めている。
コーナントは科学者で、当時ハーバード大学総長だった。
わたしはコーナントを公式の法廷記録のなかで「第二次世界大戦の最大の戦争犯罪人」
と決めつけたが、この陳述に対してこれまでだれからも異議申し立ては出されていない。
政府暫定委員会で1945年5月15日に行われた討論に関する5月31日付の暫定委員会議事録が機密解除となり、それをネーション誌が次のように引用している。
「ハーバード大学総長で連邦科学行政官のジェームズ・B・コーナントの提案により、陸軍長官ヘンリー・スティムソンは、
就業労働者が多数いて、周囲に労働者住宅が密集する軍需施設がもっとも望ましい原爆投下の攻撃対象になるだろうと同意した。
これについてネーション誌は次のように解説している。
お上品な婉曲表現を剥ぎ取って考えれば、この議事録は非戦闘員である労働者とその妻子を殺戮する意図をはっきりと謳っている。
これは第二次世界大戦の残虐行為の一部であった。
さらに続けて、ネーション誌は指摘する。
広島は軍事上の攻撃目標ではなかった。住民の大部分は非戦闘員だった。
広島を原子爆弾の攻撃目標とするに当たって、米軍参謀部と文官指導層はそのことを正確に予想していた。
原爆を投下する第一の目的は、敵の非戦闘員を大量に殺戮することにあり、さらにこれによって生存者を威嚇することにあった。
ここに、われわれは世界権力の戦略を現実にありのままの姿で目にする。
つまり、その戦略は究極的に、残酷でもっぱら大量虐殺のみを目指す剥きだしのテロリズムに依拠している。
世界権力を牛耳るカナン族ユダヤ人は、自民族以外の世界の人びとを真剣に考慮する価値のない人間以下の動物と見なして嘲笑しているから、
そうした手段をとることができるのである。 ■知られざる世界権力の仕組み ロスチャイルド&ロックフェラー帝国の全貌 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
第二章 ソヴィエト・ロシア帝国の誕生と崩壊
★P194 「悪の帝国」ソヴィエトを生み育てた国際銀行家たち
ソヴィエト・ロシアが第二次世界大戦の廃墟から戦勝国の一つとして姿を現すことができたのは、
ひとえに西側文明世界が新たな十字軍を差し向けるべき次なる「悪の帝国」としてソ連を必要としたからにほかならない。
ロシアは戦争で4000万の人命を失い、それに加えて1917年以来ボルシェビキによって6600万人が虐殺されて、破産状態に陥っており、みずからを養うこともできなくなった。
そこで、ふたたび「世界権力」が介入して、合衆国から莫大な食糧・物資を援助し、「敵の力」を維持しなければならなくなったのである。
1916年の「ベルギー救済委員会」が、1948年の「マーシャルプラン」に姿を変えた。ふたたび援助物資が船便でヨーロッパに送り込まれた。
表向きはヨーロッパの連合国側の各国援助のためとなっていたが、実は明確にソヴィエト圏の支援を目的としたものであった。
ジェイコブ・シフの個人代理人のジョージ・ケナンが、19世紀の終わりごろ定期的にロシアを旅行し、
共産主義革命のために資金と武器を持ち込んでいた(ケナンの孫[ジョージ・フロスト・ケナン]の
証言によれば、シフはボルシェビキ革命を引き起こすため2000万ドルを使った)ものの、一つの政治体制を支えるためには、もっと多方面からの協調した支援が必要だった。
そのためにケナンは、1905年の日露戦争でシフが日本に融資する援助もしている。
その功により、ケナンは明治天皇から最高勲章の勲一等旭日大綬章を贈られた。
1915年、アメリカン・インターナショナル・コーポレーション(AIC)がニューヨークに設立された。
この会社の主要な目的は、従来、シフなどの銀行家たちが非公式ベースで行なってきたボルシェビキに対する援助、とくに財政上の援助を調整することであった。
新会社の資金を援助したのは、J・P・モルガン、ロックフェラー一族、およびナショナル・シティバンクであった。
新会社AICの会長には、ナショナル・シティバンクの前頭取で、1910年に連邦準備法を起草したジキル島グループ[ジョージア州のリゾート地ジキル島に集まって、
連邦準備法案を立案したロスチャイルドの代理人たち]の一員でもあるフランク・ヴァンダーリップが就任した。
また、役員になったのは、次の人びとである。
○ピエール・デュポン ○オットー・カーン(クーン・ローブ商会)
○ジョージ・ハーバート・ウォーカー(ジョージ・H・ブッシュ元大統領の祖父) ○ウイリアム・ウッドワード(ニューヨーク連邦準備銀行理事)
○ロバート・S・ロヴェット(ハリマン-クーン・ローブ系のユニオン・パシフィック鉄道の右腕) ○パーシー・ロックフェラー
○ジョン・D・ライアン ○J・A・スティルマン(ナショナル・シティバンクの中心的設立者ジェームズ・ステイルマンの息子)
○A・H・ウイッギン ○ビークマン・ウィンスロップ 勉強してない人がこんなことやっても意味ないですから 同じAICの1928年の役員リストには、次の人びとが連なっていた。
○パーシー・ロックフェラー ○ピエール・デュポン ○エリーシャー・ウォーカー(クーン・ローブ商会) ○フランク・アルトシュール(ラザール・フレール)
共産主義援助プログラム推進において、AICはニューヨークのギャランティ・トラスト(モルガン・ギャランティ・トラストを経て、現在はJPモルガン・チェース)と密接な関係を持っていた。
ギャランティ・トラストの1930年の役員陣には、以下の人びとがいた。
○ジョージ・ベイカー(ファースト・ナショナル・バンク創立者) ○オーガスト・ベルモント(ロスチャイルド家の代理人)
○E・H・ハリマン(ユニオン・パシフィック鉄道創立者) ○レヴィ・モートン(元合衆国副大統領。USスチール、ユニオン・パシフィックの役員)
○ヘンリー・H・ロジャース(スタンダード石油でのジョン・D・ロックフェラーの共同経営者、ユニオン・パシフィックの役員)
○H・マック・トゥオンブニー(ウイリアム・ヴァンダービルトの女婿、現在50の銀行や企業の役員)
○フレデリック・W・ヴァンダービルト ○ハリー・ペイン・ホイットニー
これほどの大物の銀行家たちが共産主義に味方して「反資本主義」革命の資金援助を行うなどとは、とうていだれも本気では信じられないだろう。
しかし、これこそまさに事実そのものなのである。
しかもその同じ銀行家たちが、ウッドロー・ウィルソンの大統領選挙運動にも資金援助を行なっている。
そして、ウイルソンはパリ講和会議の冒頭演説のなかで、その同じ銀行家たちについて、次のように述べている。
「そのうえにさらに、われわれの態度と目的をはっきりさせよと要求する一つの声があります。
私にはその声が、混乱した世界情勢のなかで発せられているどんな感動的な声にもまして、大きくわれわれを突き動かす力をもっているように思えるのです。
それはロシア民衆の声であります。わが合衆国にも、ボルシェビキ思想に共感している非常に素晴らしい気質を持った人たちがいます。
彼らには、ボルシェビキ思想こそ、自分たちの目標、すなわち個人にチャンスを与える体制を提供するものだと見えるのです」。(『ロシアに敵対する大謀略』セガーズ、カーン共著)
ウィルソン大統領の言葉にある「非常にすばらしい気質を持った」人びと、すなわちモルガン一族やロックフェラー一族は、ほんとうは個人にとってチャンスなど望んでいなかった。
彼らが望んでいたのは、個人を終生にわたって「世界権力」のもとに隷属させることだった。
そして、これこそが彼らが世界的規模でなんとしても達成しようと努力し続ける目標なのである。 ■知られざる世界権力の仕組み ロスチャイルド&ロックフェラー帝国の全貌 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
第二章 ソヴィエト・ロシア帝国の誕生と崩壊
P233
◇ソヴィエトの原子力開発をスタートさせたルーズベルト◇
ルーズヴェルトはソヴィエト支援に全力を尽くした。
おそらくは、大統領補佐官のアルジャー・ヒス、ロックリン・カリー、ハリー・デクスター・ホワイトが3人揃ってソヴィエトのスパイであったことがその理由である。
ヒスの恩師は、かつてJ・P・モルガン商会にいたディーン・アチソンだった。
国務次官補A・A・バーリ二世は、1948年8月30日に下院非米活動委員会に喚問されて、「アチソンは国務省内の親ロシアグループの親分だった」と証言している。
その後アチソンはコヴィントン&バーリング法律事務所の上席共同経営者[社長]となり、共産主義政府9カ国のワシントン法律代理人の地位を会社のために獲得した。
1943年4月29日、経済戦争委員会はニューヨークのケマター社に特別ライセンスを与え、ソヴィエト購入委員会からの注文に応じてウラン酸化物200ポンド、硝酸ウラン220ポンド、
金属ウラン25ポンドといった、当時はまだ事実上世の中に知られていなかった商品を販売することを許可した。
これによって、ソヴィエトの原子力開発計画がスタートしたのである。
1944年1月29日、モスクワ駐在の特別大使W・アヴェリル・ハリマンは、国務省宛てにこう連絡してきた。
「『われわれ』は、ボストンのフォーブズ社が合衆国財務省のために彫刻した通貨印刷原版をロシアに引き渡さなければならない」。
国務省はこの要請に対して何週間も行動をとらないでいた。
3月22日になって、ハリー・デクスター・ホワイトがソヴィエト大使館でグロムイコと会い、原版はかならず届けると約束した。
それからハリマンとホワイトが二人して毎日のように、やいのせいのとせっついたために、ついに1944年4月14日になって原版がソヴィエト連邦に引き渡らせた。
ソヴィエト連邦はそれで3億ドルの通貨を印刷したが、この3億ドルはアメリカの納税者の負担で買いもどされた。
P236
◇幻のソヴィエト帝国を支えた「冷戦」と「封じ込め」◇
「冷戦」が始まってからも、金融業者たちはソヴィエトを支援する努力を続けた。
1967年、対ロシア貿易促進のために組合が結成されたことをニューヨーク・タイムズ紙が報じている。
その構成メンバーは、サイラス・イートン[1883年~1979年。実業家。のちに対ソ緊張緩和、反核の提唱者として活動。
反核の科学者会議であるパグウォッシュ会議の開催を後援]のタワー社、
ロックフェラーのインターナショナル・ベーシック・エコノミー社、およびロンドンのN・M・ロスチャイルド&サンズである。
イートンはジョン・D・ロックフェラーの日給2ドルの雑用係を出発点として出発した人物だが、のちにカナダ・ガス電気会社を買収する際には、
最初に仕えたジョン・D・ロックフェラー[1839年~1937年]に資金を融通してもらっている。
イートンは、仕えて間もないころに、ロックフェラーが自分にロシア問題への興味を起こさせたと述べている。
マイク・ウォレスとのインタビューで、イートンは「ソヴィエト連邦の国民は、共産主義体制のもとで完全に満足している。彼らは幸福である。
彼らがいかに幸福で、体制に対していかに献身的であるかを見て、わたしは驚いている」と主張している。
1939年のスターリンーヒトラー協定を真っ先に擁護した一人がイートンであった。
ロスチャイルド家が共産主義の教義と結びつけて考えられることは稀で、むしろ背後に隠れることを好んできた。
ロスチャイルド一族のなかでただ一人、J・P・モルガン商会で丁稚奉公(でっちぼうこう)をしたN・M・ヴィクター・ロスチャイルド[1910~90年]だけは、
ケンブリッジ時代に「アポストルズ・クラブ」に関係したことがある。
このクラブのことを、マイケル・ストレートは「構成メンバーのほとんどが共産主義者であり、同時にホモである」と評している。
このアポストルズ・クラブのよく知られたメンバーに、ガイ・バージェス、ドナルド・マクリーン、
王室絵画管理者のアンソニー・ブラント、および二重または三重スパイのキム・フィルビーらがいた。
第二次世界大戦中、MI5に勤めていたヴィクター・ロスチャイルドは、ベンティンク街五番地にあった自分のロンドンのフラットをバージェスに貸していた。
一方、ヴィクターの母チャールズ・ロスチャイルド夫人は、バージェスを自分の投資顧問として雇った。
ブラントはウォーバーグ研究所の研究員を辞めて、MI5に務めた。 彼は、ヴィクター・ロスチャイルドを自分の叔母のテレサ・メイヤーに紹介した。のちにレディ・ロスチャイルドとなる人である。
ブラントは女王陛下と「親密な」関係であったと、最近いわれている。
ロックフェラー一族は、時としてソヴィエト連邦の名門家族と呼ばれることがある。
1967年にネルソン・ロックフェラーが副大統領に指名されたとき、プラウダ紙はロックフェラー候補に対する批判者を憤然として糾弾した。
ロックフェラーに対する非難は、彼の信用を傷つけるためだけに計画されたものであり、告発の出所は極右組織であると決めつけたのである。
1971年、キエフのダートマス会議に出席したフランク・チャーチ上院議員は、そのとき見聞きしたことの驚きをこう語っている。
「デイヴィッド・ロックフェラーは、わが国では王室の人間をもてなすのと同じような待遇を受けていた。
ロシアの人びとは、自分たちがどれほどロックフェラーを崇めているかを証明しようとするかのようだ。こちらが困惑するほどものすごい。
デイヴィッド・ロックフェラーの飛行機が着陸すると、空港には群衆が出迎えにずらりと並ぶ。
彼のリムジンが通り過ぎるとき、モスクワの通りには群衆が並んで、歓呼の叫びをあげる」
またジョージ・ギルダーは、マルクス主義者たちほどロックフェラーを崇め、おだて、褒めそやすことができるものはだれもいないと述べている。
第二次世界大戦後、ディーン・アチソンはソ連への3億ドルの追加融資を認めさせるために、気違いのように議会工作を行なった。
フレデリック・A・デラノの義理の兄弟エド・バーリングは、アルジャー・ヒスの兄弟のドナルド・ヒスとともに
コヴィントン&バーリング法律事務所を設立しており、アチソンはその共同経営者であった。
アチソンの議会工作がロシアへの援助を拡張させることに失敗すると、外交問題評議会(CFR)はその代案として「マーシャルプラン」を立案した。
CFRの機関誌フォーリン・アフェアーズは当時「X」(実はジョージ・ケナン[1904~2005年。ソ連通の外交官・歴史家])の執筆になる「対ソ封じ込め計画」を発表した。
封じ込め政策は1947年以降合衆国のソ連に対する公式な外交政策となったが、この政策はソ連の領土保全を保障するばかりではなく、
ソ連が武力によって抑圧している「虜因国民」を奴隷化し続けることをも保障しているのである。
ヘンリー・ルース[1897~1967年。タイム、フォーチュン、ライフ、スポーツ・イラストレイテッドなどの雑誌を創刊]は
自分の雑誌に国際的革命陽動家のための討論欄を常に提供してきたが、
このときもフォーリン・アフェアーズ誌の1947年7月号に掲載された論文をライフ誌の1947年7月28日号に転載した。
論文の鍵となる文章は、「ソ連に対する合衆国の政策はいずれも、ソ連の拡張主義的傾向に対し、長い目で見て忍耐強く、
しかし断固として警戒を怠らないように封じ込めることを主眼にしなければならない」という一文であった。
ルースのタイム誌は、ケナンを称して「アメリカの主席政策立案者」と持ち上げた。
その後ケナンは、プリンストン高等研究所[1933年設立]の研究員になった。
ケナンには同姓同名のジョージ・ケナンという叔父がいて、彼はこの叔父の名前ももらった。
叔父のジョージ・ケナンは、ボルシェヴィキ革命以前にロシアで長年にわたりジェイコブ・シフのためにマルクス主義スパイとして工作を行い、
最後には皇帝政府によって国外に追放された人物である。
ケナンが筆名に使った「X」は、社会主義工作員たちに好んで用いられた偽名である。1902年には、ニューヨークでジョン・デューイによって社会主義「X」クラブが創立された。
ちなみにデューイの社会主義的教育計画が20世紀のアメリカの教育をずっと支配してきた。社会主義「X」クラブの創立メンバーには、ほかに次の連中がいた。
ジェームズ・T・ショットウェル(国際連盟、国際連合などの創立者)
モーリス・ヒルクウィット(ニューヨーク市長への共産主義候補者)
チャールズ・エドワード・ラッセル
ルーファス・ウィークス(J・P・モルガン配下のニューヨーク生命常務副社長) ■知られざる世界権力の仕組み ロスチャイルド&ロックフェラー帝国の全貌 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
第二章 ソヴィエト・ロシア帝国の誕生と崩壊
P246 ◇幻のネヴァー・ネヴァーランドだった「ソヴィエト帝国」◇
ウォールストリート・ジャーナル紙は1986年3月10日号の論説欄でこう述べている。
「ソヴィエト連邦が武器販売を含む全財源からの外貨収入の年間総計が320億ドルほどしかないのに世界的帝国の地位を保っていることを、
多くの西側の政策決定者はなぜ奇異に思わないのだろうか?」
さらにウォールストリート・ジャーナル紙は、ソ連が長年にわたって銀行間市場で大きな役割を演じてきており、
ソ連が西側に所有する6つの銀行がこうした世界的銀行間資金の流れの主な受益者となってきたことを、次のように指摘している。
「西側におけるソヴィエト所有の大銀行には、北ヨーロッパ商業銀行すなわちパリのユーロ銀行には、北ヨーロッパ商業銀行すなわちパリのユーロ銀行、ロンドンのモスクワ人民銀行、
フランクフルトの東西商業銀行、およびルクセンブルク、チューリッヒ、ウィーンにあるその他の銀行が含まれる。
こうしたソヴィエト所有の銀行に預け入れられた西側の預金総額はおよそ50億ドルに達する」。
何がここで起こっているのか?
西側諸国がソヴィエト所有の銀行に何十億ドルも預金している。共産主義者と資本家のあいだの敵対関係はいったいどこへ行ったのだろうか?
その答えは、幻のソヴィエト帝国なるものが存在してきたのは、ネヴァー・ネヴァーランド[現実に存在しない空想上の土地]にすぎなかったということである。
アメリカン・インターナショナル・コーポレーションは、第二次世界大戦まで米ソ間取引に黒幕的な役目を果たし続けたが、
第二次世界大戦時にはW・A・ハリマンがモスクワに陣取ってスターリンの戦争処理に指示を出し、そのお株を奪ってしまった。
スタンダード・アンド・プア社[S&P、マグロウヒルの子会社、各種統計サービスおよび出版業]が、1982年に明らかにしたところによれば、
アメリカン・インターナショナル・グループ社は資産34億ドルの保険持株会社で、その法律事務所はサリヴァン&クロムウェルである。
この保険持株会社は、CIAの対アジア工作の一環であったコーネリウス・V・スター保険のサービス網をもとにつくられた会社である。
アメリカン・インターナショナル・グループ社の現在の役員には次の人びとが入っている。
○ハリー・カーンズ(アイゼンハワー-ニクソン大統領選出委員会議長、1969~1973年輸出入銀行総裁、現アメリカ・アジア銀行会長)
○ウィリアム・L・ヘンプヒル(ユナイテッド・ギャランティ社長、コーン・ミルズ役員[ヘンプヒル家はJ・P・モルガンと長年同盟関係にある])
○ダグラス・マッカーサー二世(外交官)
○ジョン・I・ハウエル(J・ヘンリー・シュローダー銀行会長、ロンドンのシュローダー社会長)
○エドウィン・A・グランヴィル・メンティン(英国人、1946~1979年アメリカン・インターナショナル会長、現在スター財団理事)
○J・ミルバーン・スミス(ロンドンのロイズの理事)
W・アヴェリル・ハリマンのようなアメリカの著名な実業家や政治指導者たちは、親ソ的な活動をわざわざ隠そうともしない。
駐米ロシア大使のドブルイニンは、ヘンリー・キッシンジャーの二重の役割に触れて、
「わたしは第三者として微笑みながらじっとして座っているんだ。キッシンジャーがわれわれの代わりにも交渉してくれるからね」といっている。
ロシアの独裁者ブレジネフは、どうしてソ連は中東和平に一枚噛まないのかと聞かれて、
「わが国の代表を送る必要がないからだ。中東ではキッシンジャーがこちらの人間なのだ」と答えている。 ●第二章 ソヴィエト・ロシア帝国の誕生と崩壊
★P251 世界権力の計画に盲従させる役目を担うCIAとFBI
連邦政府が武装した連邦警察、IRS(内国歳入庁)、FBI(連邦捜査局)、BATF(財務省アルコール・タバコ・火器局)、CIA(中央情報局)を使う目的はただ一つ、
テロによってアメリカ国民を世界権力の計画に盲従させるためである。
ほとんどのアメリカ人はこれまでに、FBIが関心を持っているのは共産主義と闘うことではなく、
アメリカの反共産主義者を叩きつぶすことなのだという苦々しい思いを否応なく抱かざるをえなかった。
いまやアメリカ人は、IRSの武装テロ集団としての機能が(政府はなんら必要としていない)資金を集めることではなく、
世界権力の計画の一部として、アメリカの市民から金を力ずくで巻き上げることだけを目的とすることに気づいている。
その意図は、アメリカ人を貧困化しテロで痛めつければ、その結果として無気力になり、
世界権力に抵抗するために団結できなくなるだろうということなのである。これが1984年の計画である。
世界権力の5人のご主人様たち[下巻・第9章330ページ参照]は、これ以外の計画を立てたとしても、
いまごろ世界戦争か世界的経済崩壊、もしくはその両方に至らざるをえない状況をつくり上げていただろう。
進行中の世界闘争における次なる敵対者として、30年をかけてソヴィエト連邦を増強してきたことについて、
スラリー・ブラットニクはフォーブス誌の1983年11月7日号で、次のように述べている。
「ニューヨークのさる裕福な弁護士は、有価証券資産としてマグダネル・ダグラス、レイセオン、ゼネラル・ダイナミックスのかなりの株を保有していたが、
『ちょっと考えただけで、気になってしょうがないんだが、軍縮競争で年間5%の削減をしようというアメリカ側の提案にロシア人が本気で応じようと決断したら、
いったいどうなるんだろう?いったんわが国が戦略兵器の削減を始めたら、防衛関連株に比べればハイテク株のほうが安定して見えるだろう。
フォーチュンのコンピューター・システムでわしは60%も損をしたが、これがこの先起こる事態のヒントになるかもしれんな』と語ったことがある」。
世界権力は「世界奴隷化」計画以外に、宗教的・政治的・経済的な計画をまったくもっていない。
寄生体は考えうるあらゆる抵抗を排除すること以外に宿主に取り憑こうとする立場を確保できない。
世界権力は、どんな思想に対しても、一方でその思想を宣伝する無数の団体を設立し、
その団体に徹底的に対抗するもう一つの団体を設立して互いに戦わせようとする[いわゆる両建て主義]。
しかし、世界権力のご主人様たちは、世界の奴隷化以外には本気になることはないのである。
まさに、R・E・マクスターがリーパー誌で次のように書いているとおりだ。
「国際共産主義の目標は、西側の国際的債務資本主義を打倒することではない。国際共産主義の目標は、
西側の国際的債務資本主義の依頼を受けて、人類を奴隷化することなのである」。
これこそ、現在の世界の状況について、われわれが知りうることのすべてであり、そして知らなければいけないことのすべてなのである。 第二章 ソヴィエト・ロシア帝国の誕生と崩壊
P254
◇1917年にロシアはイングランド銀行の植民地として合衆国に編入された◇
1985年に本書『世界権力』の第一版を刊行した際に、「ソ連の驚異」にほぼ
全面的に依存している合衆国経済のために、わたしは最悪のケースを想定した理論を仮定しておいた。
すなわち、ロシアに革命が起これば、それはとりもなおさず合衆国経済の崩壊を意味することになるというものであった。
1992年の今日。
これまでにわれわれが見届けてきたのは、ソヴィエト帝国が崩壊し、合衆国経済はガタガタの状態にあるということだ。
当然ながら、ブッシュと結託する政府高官たちは、二つのできごとのあいだにはなんの関連もないといってアメリカ人を納得させようと躍起になっている。
だが実際には、ソヴィエト帝国なるものは、絶えて存在したこともない幻の帝国なのである。
ロマノフ家の統治のもとに確かにロシア帝国は存在した。
しかし、歴史上最大の強盗事件が起こり、「共産主義者」と自称する殺し屋どもに
世界最高の大金持だった皇帝ニコライ二世が財産を強奪され、家族ともども虐殺された。
そのあと、世界中の御用新聞を総動員して圧倒的なまでの一大宣伝活動が展開され、
「共産主義は存在する」「ソヴィエト帝国は存在する」と必死にわれわれを納得させようとしてきたのだった。
わたしは本書において、アメリカ人とりわけアメリカの納税者たちが「ソヴィエト」に財政援助をはじめとする種々の援助を行なってきたこと、
しかもその援助が1917年以来今日まで一貫して行われていることを詳しく説明してきた。
今日ブッシュ大統領は藪(ブッシュ)を叩いて、ロシアへの何千億ドルもの追加援助を引き出そうとしている。
まことに、「天が下に新しきことなし」(『旧約聖書』「伝道の書」)である。
ブッシュ大統領はただ、ジョージという名前を譲り受けた祖父のジョージ・ハーバート・ウォーカーが打ち立てた伝統を、いま実行しているにすぎない。
ブッシュの祖父は、ボルシェヴィキ革命を資金援助するために設立したウォール街の会社アメリカン・インターナショナル・コーポレーションの役員になったのだった。
それでは、1917年にロシアでほんとうはなにが起こったのだろうか?
当時モスクワにいた英国特殊情報部(SIS)のスパイたちの隠密の活動によってロマノフ政府が転覆され、一植民地政府が樹立されたということなのである。
つまり、1917年にロシアはイングランド銀行の一植民地として合衆国に編入されたのである。
ロシア皇帝の財産は、数ある使徒のなかでもとりわけ、1億4400万ドル分の連邦準備銀行の株式を購入するために使われた。
今日、その株式の正当な所有権者はロマノフ家の法定相続人なのだ。 P255
◇ロシアの経済規模はCIAの統計数字の10分の一にすぎなかった
ジョージ・オーウェルは『1984年』のなかで、1984年の世界を描いてみせた。
その世界では敵対する二つの勢力が、不断の敵対関係にあって戒厳令を継続しているが、互いに戦争には突入しない。
実際の『1984年』の世界は、一方の主役である合衆国が弱体化されて、もうこれ以上は敵に助成金を出す余裕がなくなるまで続いた。
「共産主義の脅威」の掛け声に踊らされたアメリカの納税者たちが世界権力の手先たちによって略奪され、裏切られて、
もはやロシアの共産主義のために金を出す余裕がなくなったということなのである。
ペテンが危うくバレそうになったのは、バージェス-マクリーン事件のときであった。
この英国スパイ二名はロシアに「亡命」し、続いてこの二名の統制官だったキム・フィルビーも亡命してKGB(国家保安委員会)の中将となった。
この事件は舞台裏の光景をすんでのところで暴露しそうになった。
舞台裏の世界では、英国SIS(特殊情報部)とモサド、KGB、CIAがそれぞれ独自のおとぎの国に住んでいて、
この世界には、味気のない現実が立ち入ることはけっして許されなかった。
それでは金融業者たちはなぜ、こうしたペテンにうつつを抜かしたのだろうか?それは、ごく単純な経済的な理由からである。
1917年以来ロシア国民の巨大な富と潜在的な生産性は世界の目に触れないように隠されてきた。
偉大なる競争相手は手錠をかけられ、刑務所送りになっていたのだ。
世界の陰謀家たちが今日直面している問題は、どうやってロシアを抑えつけたままにしておこうか?ということなのである。
この茶番劇がグレートホワイトウェー[ニューヨークのブロードウェー中ほどの劇場集中地区]で
これほどのロングランを続けた理由の一つは、CIAがニセのロシア像をせっせと売り込んだからだ。
われわれも現在は知っているが、ロシア経済の規模はCIAが合衆国政府役人に提供してきた年間統計数字の10分の1にすぎなかった。
ヘンリー・ローウェンやチャールズ・ウルフなどの金融評論家が
ソ連の生産高は合衆国の3分の1以下などと論じると、CIAの統計専門家たちが大声で反対して黙らせてきたのだ。 ロシアが崩壊の兆しを見せると、世界権力の指導者たちが急遽モスクワに派遣されて破滅を食い止めようとした。
ブッシュ大統領みずから日米欧三極委員会(TC)に代わって独裁体制を温存するために何度もモスクワを訪問した。
1991年8月1日にキエフでブッシュは、「ソ連はいま自己を改革しているところなのだから」善良なソヴィエト市民たれとウクライナ人に勧告した。
その18日後にソ連は崩壊した。TCにとってはさぞや大打撃だったことだろう。
ジョージ・ブッシュのゴルバチョフに対する愛情をもってしても、歴史的事実を覆い隠すことはできなかった。
つまり、アメリカ人納税者から取り立てたカネをワシントンから恵んでもらって生きのびてきた「悪の帝国」は、1917年から1990年まで一度も存在しなかったという事実である。
合衆国が景気後退に陥ったときソヴィエト・ロシアも同時に崩壊したことが、それを如実に物語っている。
ブッシュ大統領はソヴィエトのKGB体制を救済するため、あまりに何度もロシアを訪れたので、自国での大統領再選に深刻な影響を受けている始末である。
ブッシュは何ヶ月も懸命になってゴルバチョフを世界権力のKGBの手下として権力の座にとどめようと尽力した。
ブッシュはボリス・エリツィンをせせら笑い公然と馬鹿にする一方で、ゴルバチョフをやたらと褒めそやした。
1991年12月26日の全国民向け挨拶で、彼はこう言った。
「ミハイル・ゴルバチョフが長年にわたって継続してきた世界平和への貢献と、彼の知性、洞察力、そして勇気に対し、わたしは彼に感謝の気持ちを申し述べたいと思います」
これより前の1991年10月30日にUSAツゥデー紙は、ブッシュの言葉を引用している。
ロシアで日々追放の危険に直面しているゴルバチョフに「君はまだ主人なのだ」と言って安心させたというのである。
ロシア国民はTCを代表するブッシュの推薦を無視してエリツィンを選んだが、エリツィンは世界権力の野心的なスパイたちによって瞬く間に包囲されてしまった。
年をとって信用をなくしたトロツキストたちが、隠れ家からのこのこと這い出してきて、「おれたちはまだ大物なんだぞ」とわめいている。
ワシントン・ポスト紙は、エリツィンのアメリカ代理人を自称する者たちの名前をいくつか挙げている。
その一人がアレン・ワインシュタインで、彼は「ワシントンのエリツィン派」を自称している。
さらに、パロアルトのフーヴァー研究所の大勢の難民たちがいる。
ワシントンDC出身のO・ロイ・チョークという名前の路面電車運転手も自称エリツィンの代理人である。 アメポチ新自由主義工作員の馬鹿丸出しの二枚舌w
渡邉哲也
@daitojimari
プーチンは闇の世界統一政府DSと戦う光の戦士であり、メディアが報じない真実だと陰謀論者が言っていた。カルトって怖い。
午後6:54 · 2022年5月21日
渡邉哲也
「プーチンは闇の世界統一政府DSと戦う光の戦士であり、メディアが報じない真実だと陰謀論者が言っていたニダ!カルトって怖いニダ!
メディアが報道することが全てニダ!それ以外は陰謀論ニダ!」
↓
■情弱すら騙せなくなったメディアの沈没 徳間書店(著者)渡邉 哲也
知的下層から搾取する 「中抜きビジネス」は崩壊した
「電通」の仕切る東京五輪で「テレビ」
「芸能事務所」が内紛 自民党新政調会長
高市早苗が明かす 「NHK大改革」の正体
「鬼滅の刃」が実証したテレビ局不要の収益モデル
今日のメディア産業を知れば、 明日の「情報」がわかる!
第1章 切り裂かれたメディアのビジネスモデル
第2章 「東京五輪」を裏切った テレビ局
第3章 護送船団の 沈没プロセス
第4章 高市早苗の NHK改革
第5章 新聞はもう死んでいる
第6章 電通弱体化が突きつける課題 ■知られざる世界権力の仕組み 寄生体シンジケートが富と権力を握る 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
第8章 慈善事業を隠れ蓑にするペテン財団の全犯歴
P280
◇新保守派(ネオコン・実態はトロツキストのニセ保守のディープステート)のフロント組織の一つが文鮮明の「統一教会」
新保守派(ネオコンサバティズム)のいま一つの看板組織が、KCIA[韓国中央情報部]とアメリカのCIAに資金源を仰ぐ文鮮明の統一教会(世界平和統一家庭連合)である。
統一教会は何十億ドルもの潤沢な資金を使って「保守的」出版物を刊行している。その一つがワシントン・タイムズ紙である。
同紙の編集長はロスチャイルドの親戚アーノルド・ド・ボークグレイヴである。
FBIでも、J・エドガー・フーヴァーがロイ・ゴッドソンを雇い入れたため、「新保守派」の活動に関与するはめになった。
ゴッドソンは「社会民主主義者」を自称する人物で、雇用された目的はFBI捜査員らをマルクス主義思想で教育することだった。
彼はジェイ・ラヴストーンによるアメリカ共和党の創設を援助したジョーゼフ・ゴッドソンの息子である。
ロイ・ゴッドソンは現在、国家安全保障会議の顧問である。
ヘンリー・キッシンジャーのたっての希望で雇われたのだ。J・エドガー・フーヴァーは共産主義者にすっかりイカれていた。
だから、アメリカ共産党の創設者ジェイ・ラヴストーンを雇い入れて、ベストセラーとなった『欺瞞の巨匠たち』の代作をしてもらった。
いかにも、この本は欺瞞の巨匠的作品だった。
なぜなら、この本を書いたのが共産主義者だったなどだれにもわからないからである。
CIAの情報宣伝工作やイスラエルのイメージアップ作戦、そして「新保守派」の煽動情報宣伝活動などの中心勢力がナショナル・レヴュー誌である。
この雑誌は、1955年にのちにCIA長官となるウィリアム・ケーシーによってウィリアム・バックリーのために設立登記され、
共産主義のトロツキスト運動を奨励する合衆国のニセ「右翼」ネットワークの一翼を担うことになった。
ニセ右翼組織とは、イングランドのフェビアン社会主義者がクアーズのビールの利益をもとに
運営するヘリテージ財団やアメリカン・エンタープライズ研究所など、世界権力の指令に従う多くの同様の機関をいう。
新保守派たちは公共の飼い葉桶からたらふく餌にありつきながら、のべつ幕なしに「民主主義」についてムダ口をたたいているおかげで、
その巧妙な腕前が「民主主義計画」というハッタリの国策となって実を結んだ。
つまり、世界各国で民主主義を促進させる計画に議会が予算を割くべきであると議会を納得させたのである。
この民主主義計画は、老練な社会主義者レイン・カークパトリックとジェイ・ラヴストーン、そしてジョージタウン大学のイエズス会士エドマンド・ウォルシュ神父、
それに厳格なモルモン教会監督のオーリン・ハッチ上院議員とが束になって生み出した頭脳の産物であった。
そして1983年に上院議員のハッチは、この全国民主主義基金法案をまんまと議会に通過させてしまったのだ。
全国民主主義基金の理事長には、ユダヤ名誉毀損防止連盟(ADL)の幹部理事カール・ガーシュマンが選任された。
この基金がおびただしい子飼いの新保守派団体に資金を与えてきた。
そして、そうした団体のすべてが大災難であることが判明した。
1991年と92年に全国民主主義基金は「民主主義を奨励する」ためと称してロシアの高官に賄賂を贈り、
ロシアのさまざまな団体に追跡できないほどの莫大な金額をバラまいた。
しかし、その人物・団体のいずれも共産主義体制の没落になんの役目も果たさなかった。 >>951
頭脳明晰じゃないです、
的確な男からこれ使えと言われてるだけ >>952
あら〜?脳ミソスッカラカンが引っ掛かかってきたわ〜
たくじゃないのよ、ごめんなさ〜い >>956
日本語理解できないの?
恥ずかしいね、反日韓国系の人 >>957
わたしのどこが韓国系だって言うんですか、
あなたは朝鮮系? 運転免許証に中型と表示されていた人
MTも乗れるみたいで良かった人 >>958
両家日本人ですよ
何百年も前から
同胞と勘違いしてるみたい、あなた マウンティングされたと思うなら
そもそも共通の物差しで考えてるって事だから
ある意味仲間だねー
一般的価値観から離れると
自由になれるよ 超タイプのイケメン
一度でいいからお食事でも
でもあまり関わりないし話しかけたら「なにこのブスきもい」って思われそうでできない 今日も☆
家庭の食卓に並ぶものを含めた☆
世の中のありとあらゆる食品は☆
それをつくる人々の事情もあり、伴侶以外の誰かを片思いしたどうでもいい酢くさい男女らの☆
オナニィをした後の汚手手が関わっている☆
非常に不衛生だしチモイ世界よねぇ☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッ☆♪
その事実だけは指摘されないのは何故か?☆
真実に目をむけないとコロナ様には勝てない像☆
不衛生指摘ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ 僕の大好きな人。
明後日のお給料日まで、買いだめしておいたカリカリと
ミルクで我慢してくれるかい? ■知られざる世界権力の仕組み ロスチャイルド&ロックフェラー帝国の全貌 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
●第三章 フランクリン・ルーズヴェルトの虚像を剥ぐ
P260
◇アメリカを戦争に引きずり込むのがルーズヴェルトの役目だった◇
1929年の株式の大暴落とその結果起こった恐慌については、わたしの前の著作[『連邦準備制度の秘密』]=邦題『民間が所有する中央銀行』で徹底的に論じておいた。
フランクリン・デラノ・ルーズヴェルト(FDR)は1932年に大統領に選出された。
ルーズヴェルトの選挙運動では、対立候補の現職大統領ハーバート・フーヴァーのロスチャイルドとの関りおよびフーヴァーの第一次世界大戦に関する悪行の記録は追及されなかった。
その代わり、ルーズヴェルトはイングランド銀行が仕掛けた恐慌がフーヴァーの責任だといって非難した。
フーヴァーは『回想録』のなかで次のように述べている。
「ルーズヴェルトは、メチャクチャな投機の責任がわたしにあったという声明を出していた。わたしはこの声明に答えるにあたって、しばし考えた。
ヨーロッパからの影響力のもとで1925年から28年に連邦準備制度理事会が練りに練ったインフレ政策を採った責任を明らかにすべきかどうか、
そしてその政策にわたしが反対したことを明らかにすべきかどうか、と」。
フーヴァーは沈黙を守った。そしてホワイトハウスから追い出された。
のちにフーヴァーはジェラード・スウォーブにより作成されたニューディールの「経済計画」を「まさにファシズムの見本」だと決めつけた。
1934年に文芸協会が刊行した「一民間監視者」著の『ニューディール派』によれば、ニューディール派には、重工業担当行政官のW・A・ハリマンと彼の妹メアリー・ラムジーが含まれていた。
メアリーはニューズウィーク誌をヴィンセント・アスターとともに後援し、ニューディール派の週刊誌トゥデイも後援した。
また「一民間監視者」紙は、ニューディール政策の背後にいた先輩政治家はハウス大佐であり、ハウスが後押しした大統領候補はウイルソンとFDRの二人だけだったと指摘している。
ルーズヴェルトはウイルソンの政策(実際は『統治者フィリップ・ドル―』のなかで略述されたハウスの政策)を踏襲し、大統領スタッフも同じ顔ぶれで、
ウイルソンがやったように最後にはアメリカをふたたび世界大戦に巻き込んだのである。
「一民間監視者」氏が述べているように、ハウス大佐のニューヨークの住まいは、ニューヨーク東65番街のルーズヴェルト家からたったの二ブロックのところにあって、
1932年にはほとんど毎日のようにハウスはルーズヴェルト家に姿を見せた。
ニューイングランドの田舎やヨットでくつろぐルーズヴェルトのもとにも訪ねていった。
外交問題評議会(CFR)が本部ビルとして購入した建物は、東65番街45番地にあって、ルーズヴェルトの屋敷の隣だった。
1933年にルーズヴェルトが大統領に選ばれると、暇をもてあましていた世界権力の金持ち連中は、どっとばかりにワシントンに押し寄せ、おもしろがって政府の計画をいじくりまわした。
レイ・タッカーは「坑夫」誌に記事を寄せて「ワシントンは変貌した。前には、しゃちこばった顔つきの人間たちが頑固に風習を守っているゆったりと落ちついた南部風の町だったが、
いまや陽気で軽佻浮薄なあかぬけした都会となった」と言っている。
タッカーがここで使った「陽気な」[ゲイと同語]という言葉はきわめて予言的だったことがあとでわかる。
ニューヨーク・タイムズ紙のアーサー・クロックは「ニューディール派は愉快な連中だ。歌ったり踊ったり、しこたま飲むのが好きときている」と書いた。
世界権力の連中とともに仲間の共産主義者がやってきた。
老練の共産主義煽動家エラ・リーヴ・ブルア[1862〜1951]の息子ハロルド・ウェアがワシントンに乗り込んできて、
政府職員のあいだに悪名高いハロルド・ウェア細胞[共産主義グループ]を組織した。
ソ連で数年間過ごし、レーニンから個人的に指示を受けて帰国していたのだ。
細胞の集会所はコネティカット大通りに面したハロルドの妹の音楽スタジオだった。
農務省が「政府に雇用される者は、民主党や共和党の党員になる権利を有するのと同様、
共産党の党員になる権利も有する」という公務員規定を施行したのは、まさにそうした時代の象徴であった。 P265
◇日本軍の真珠湾攻撃を画策したフランクリン・ルーズベルト◇
ルーズヴェルトの権力を強化するために、後援者たちは典型的な世界権力方式を用いた。つまり「対抗勢力」をでっち上げたのだ。
1934年8月、ルーズヴェルトのニューディール政策を設計し財政支援した首謀者らは「自由同盟」を結成したが、この組織はすぐさま「極右」組織というレッテルを張られた。
ピエールとアイリーンのデュポン夫妻は、これに32万5000ドルを寄付した。
同盟に資金提供したのは、ほかにもJ・Pモルガン、ロックフェラー家、J・ハワード・ピュー、
ウィリアム・J・クヌーセン[1879〜1948.第二次大戦中に生産管理局長・戦争省生産局長](のちにFDRにより重要ポストに任命された!)がいた。
自由同盟の後援者たちは、一方でルーズヴェルトと政権幹部を「共産主義者」と激しく非難した。
実際に多くの者が共産主義者だったのだが、その後援者たちが他方ではアメリカン・インターナショナル・コーポレーションの設立者でもあった。
この会社はソ連経済の崩壊を食い止めるために設立されたものだった。
自由同盟はまんまとFDRの対抗勢力を封じ込め、「右翼気違い」という烙印を押すことに成功した。
ルーズベルトは自分への対抗勢力に対し「経済的国王派」とか「最右翼」「特権諸侯」などとわめき散らす機会を与えられたのである。
こういう場面にジェラルド・L・K・スミスが連れてこられ、ルーズヴェルトの競争相手を「反セム主義的」だと中傷した。
この策略が用いられたのは1934年から36年の大統領選挙までで、おかげで選挙では対立候補アルフレッド・モスマン・ランドン[1887〜1987.実業家・政治家]を効果的に破ることができた。
これ以後、有力な反ルーズベルト政治勢力は残りの大統領在任中まったく組織されなかった。
アメリカの歴史において最高にうまくいった政治的ペテンだったといえよう。
やがてルーズベルトは、息子をデュポン帝国の跡取り娘と結婚させた。
ピエール・デュポンのいとこのユージーン・デュポンが自由同盟の一員として盛んに活動していたまさにそのとき、
F・D・ルーズヴェルト・ジュニアはピエールの娘のエセルを口説いていたのである!
二人は1937年6月28日に結婚したが、その結婚式はタイム誌が「本年最高の結婚式」と呼んだほどで、エンディコット・ピーボディ博士が司会役を務めた。
タイム誌の表紙を二人の写真が飾ったが、新婚の二人がこんな扱いを受けたのは、かつてないことだった。
これらのお膳立てが必要とされたのは、FDRの後援者たちが合衆国を第二次世界大戦に巻き込もうと計画していたからである。
ルーズヴェルトに対する政治的反対が起きれば、たとえどんなささいなものであっても、1940年の時点では彼をホワイトハウスから追い出しかねなかった。
まさにこのとき、真珠湾攻撃を首尾よく成功させるために、ルーズヴェルトはなくてはならない人物だったのだ。
真珠湾攻撃のあった朝、参謀総長のジョージ・マーシャルは駐米ソ連大使マクシム・リトヴィノフ(英国のアイヴィ・ロウと結婚)と隠密に会い、
すべては計画どおりにうまくいっているとロシア人に請け負った。
のちにマーシャルは、議会で証言したとき、真珠湾攻撃の日にどこにいたかは「記憶にございません」と述べた。 第二章 ソヴィエト・ロシア帝国の誕生と崩壊
P233
◇ソヴィエトの原子力開発をスタートさせたルーズベルト◇
ルーズヴェルトはソヴィエト支援に全力を尽くした。
おそらくは、大統領補佐官のアルジャー・ヒス、ロックリン・カリー、ハリー・デクスター・ホワイトが3人揃ってソヴィエトのスパイであったことがその理由である。
ヒスの恩師は、かつてJ・P・モルガン商会にいたディーン・アチソンだった。
国務次官補A・A・バーリ二世は、1948年8月30日に下院非米活動委員会に喚問されて、「アチソンは国務省内の親ロシアグループの親分だった」と証言している。
その後アチソンはコヴィントン&バーリング法律事務所の上席共同経営者[社長]となり、共産主義政府9カ国のワシントン法律代理人の地位を会社のために獲得した。
1943年4月29日、経済戦争委員会はニューヨークのケマター社に特別ライセンスを与え、ソヴィエト購入委員会からの注文に応じてウラン酸化物200ポンド、硝酸ウラン220ポンド、
金属ウラン25ポンドといった、当時はまだ事実上世の中に知られていなかった商品を販売することを許可した。
これによって、ソヴィエトの原子力開発計画がスタートしたのである。
1944年1月29日、モスクワ駐在の特別大使W・アヴェリル・ハリマンは、国務省宛てにこう連絡してきた。
「『われわれ』は、ボストンのフォーブズ社が合衆国財務省のために彫刻した通貨印刷原版をロシアに引き渡さなければならない」。
国務省はこの要請に対して何週間も行動をとらないでいた。
3月22日になって、ハリー・デクスター・ホワイトがソヴィエト大使館でグロムイコと会い、原版はかならず届けると約束した。
それからハリマンとホワイトが二人して毎日のように、やいのせいのとせっついたために、ついに1944年4月14日になって原版がソヴィエト連邦に引き渡らせた。
ソヴィエト連邦はそれで3億ドルの通貨を印刷したが、この3億ドルはアメリカの納税者の負担で買いもどされた。
P236
◇幻のソヴィエト帝国を支えた「冷戦」と「封じ込め」◇
「冷戦」が始まってからも、金融業者たちはソヴィエトを支援する努力を続けた。
1967年、対ロシア貿易促進のために組合が結成されたことをニューヨーク・タイムズ紙が報じている。
その構成メンバーは、サイラス・イートン[1883年〜1979年。実業家。のちに対ソ緊張緩和、反核の提唱者として活動。
反核の科学者会議であるパグウォッシュ会議の開催を後援]のタワー社、
ロックフェラーのインターナショナル・ベーシック・エコノミー社、およびロンドンのN・M・ロスチャイルド&サンズである。
イートンはジョン・D・ロックフェラーの日給2ドルの雑用係を出発点として出発した人物だが、のちにカナダ・ガス電気会社を買収する際には、
最初に仕えたジョン・D・ロックフェラー[1839年〜1937年]に資金を融通してもらっている。
イートンは、仕えて間もないころに、ロックフェラーが自分にロシア問題への興味を起こさせたと述べている。
マイク・ウォレスとのインタビューで、イートンは「ソヴィエト連邦の国民は、共産主義体制のもとで完全に満足している。彼らは幸福である。
彼らがいかに幸福で、体制に対していかに献身的であるかを見て、わたしは驚いている」と主張している。
1939年のスターリンーヒトラー協定を真っ先に擁護した一人がイートンであった。
ロスチャイルド家が共産主義の教義と結びつけて考えられることは稀で、むしろ背後に隠れることを好んできた。
ロスチャイルド一族のなかでただ一人、J・P・モルガン商会で丁稚奉公(でっちぼうこう)をしたN・M・ヴィクター・ロスチャイルド[1910〜90年]だけは、
ケンブリッジ時代に「アポストルズ・クラブ」に関係したことがある。
このクラブのことを、マイケル・ストレートは「構成メンバーのほとんどが共産主義者であり、同時にホモである」と評している。
このアポストルズ・クラブのよく知られたメンバーに、ガイ・バージェス、ドナルド・マクリーン、
王室絵画管理者のアンソニー・ブラント、および二重または三重スパイのキム・フィルビーらがいた。
第二次世界大戦中、MI5に勤めていたヴィクター・ロスチャイルドは、ベンティンク街五番地にあった自分のロンドンのフラットをバージェスに貸していた。
一方、ヴィクターの母チャールズ・ロスチャイルド夫人は、バージェスを自分の投資顧問として雇った。
ブラントはウォーバーグ研究所の研究員を辞めて、MI5に務めた。 彼は、ヴィクター・ロスチャイルドを自分の叔母のテレサ・メイヤーに紹介した。のちにレディ・ロスチャイルドとなる人である。
ブラントは女王陛下と「親密な」関係であったと、最近いわれている。
ロックフェラー一族は、時としてソヴィエト連邦の名門家族と呼ばれることがある。
1967年にネルソン・ロックフェラーが副大統領に指名されたとき、プラウダ紙はロックフェラー候補に対する批判者を憤然として糾弾した。
ロックフェラーに対する非難は、彼の信用を傷つけるためだけに計画されたものであり、告発の出所は極右組織であると決めつけたのである。
1971年、キエフのダートマス会議に出席したフランク・チャーチ上院議員は、そのとき見聞きしたことの驚きをこう語っている。
「デイヴィッド・ロックフェラーは、わが国では王室の人間をもてなすのと同じような待遇を受けていた。
ロシアの人びとは、自分たちがどれほどロックフェラーを崇めているかを証明しようとするかのようだ。こちらが困惑するほどものすごい。
デイヴィッド・ロックフェラーの飛行機が着陸すると、空港には群衆が出迎えにずらりと並ぶ。
彼のリムジンが通り過ぎるとき、モスクワの通りには群衆が並んで、歓呼の叫びをあげる」
またジョージ・ギルダーは、マルクス主義者たちほどロックフェラーを崇め、おだて、褒めそやすことができるものはだれもいないと述べている。
第二次世界大戦後、ディーン・アチソンはソ連への3億ドルの追加融資を認めさせるために、気違いのように議会工作を行なった。
フレデリック・A・デラノの義理の兄弟エド・バーリングは、アルジャー・ヒスの兄弟のドナルド・ヒスとともに
コヴィントン&バーリング法律事務所を設立しており、アチソンはその共同経営者であった。
アチソンの議会工作がロシアへの援助を拡張させることに失敗すると、外交問題評議会(CFR)はその代案として「マーシャルプラン」を立案した。
CFRの機関誌フォーリン・アフェアーズは当時「X」(実はジョージ・ケナン[1904〜2005年。ソ連通の外交官・歴史家])の執筆になる「対ソ封じ込め計画」を発表した。
封じ込め政策は1947年以降合衆国のソ連に対する公式な外交政策となったが、この政策はソ連の領土保全を保障するばかりではなく、
ソ連が武力によって抑圧している「虜因国民」を奴隷化し続けることをも保障しているのである。
ヘンリー・ルース[1897〜1967年。タイム、フォーチュン、ライフ、スポーツ・イラストレイテッドなどの雑誌を創刊]は
自分の雑誌に国際的革命陽動家のための討論欄を常に提供してきたが、
このときもフォーリン・アフェアーズ誌の1947年7月号に掲載された論文をライフ誌の1947年7月28日号に転載した。
論文の鍵となる文章は、「ソ連に対する合衆国の政策はいずれも、ソ連の拡張主義的傾向に対し、長い目で見て忍耐強く、
しかし断固として警戒を怠らないように封じ込めることを主眼にしなければならない」という一文であった。
ルースのタイム誌は、ケナンを称して「アメリカの主席政策立案者」と持ち上げた。
その後ケナンは、プリンストン高等研究所[1933年設立]の研究員になった。
ケナンには同姓同名のジョージ・ケナンという叔父がいて、彼はこの叔父の名前ももらった。
叔父のジョージ・ケナンは、ボルシェヴィキ革命以前にロシアで長年にわたりジェイコブ・シフのためにマルクス主義スパイとして工作を行い、
最後には皇帝政府によって国外に追放された人物である。
ケナンが筆名に使った「X」は、社会主義工作員たちに好んで用いられた偽名である。1902年には、ニューヨークでジョン・デューイによって社会主義「X」クラブが創立された。
ちなみにデューイの社会主義的教育計画が20世紀のアメリカの教育をずっと支配してきた。社会主義「X」クラブの創立メンバーには、ほかに次の連中がいた。
ジェームズ・T・ショットウェル(国際連盟、国際連合などの創立者)
モーリス・ヒルクウィット(ニューヨーク市長への共産主義候補者)
チャールズ・エドワード・ラッセル
ルーファス・ウィークス(J・P・モルガン配下のニューヨーク生命常務副社長) ■知られざる世界権力の仕組み 寄生体シンジケートが富と権力を握る 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
●第九章 世界権力という寄生体の覇権は継続しない
P334 ★世界権力が用いる単純な支配のテクニックは「分割して統治せよ」
世界権力が支配に用いるのは一つの単純なテクニック、すなわち「分割して、統治せよ」である。
人と人のあいだにある自然な断絶、あるいは不自然な断絶のことごとくが、そして憎悪と貪欲をあおるあらゆる機会が利用され、極限にまで増幅される。
合衆国における人種・民族間の分極化は、洪水のように次々に出される政府の命令によって加速されている。
その命令は、ひたすらアメリカ人とアメリカ人とを反目させることを目的とした財団の「研究」に源を発しているのだ。
ただこうした方法によってのみ、世界権力は人々の日々の生活に対する鉄の支配を維持することができるのである。
また、世界権力による支配は『1984年』〔ジョージ・オーウェルの小説〕に書かれている原則によって遂行されている。
すなわち「二人あるいはそれ以上の人数からなる団体は、世界権力が代表を出席させない場合は、集会を開いてはならない」という原則である。
もし「タンポポ栽培同好会」を発足させたら、世界権力はそこにもだれか代理人を送り込んでくる。
その代理人は、裏方として黙々として世話を焼き、目立つような地位に就くことは避ける。
そして、集会場所の借り賃や議事録の印刷費の支払いは、自分から買って出る。
もっと急進的な団体では、世界権力によって送り込まれた代表が、ビルの爆破や高官の暗殺などといった過激な行動を真っ先に提案する。
共産党の国際テロリズムの発祥の源は、パリにあったドイツ人とフランス人の労働者たちのほんの小さなクラブだった。
カール・マルクスが加わるまでこのクラブは、もっぱら静かに読書や討論を行うだけの場であった。
カール・マルクスの参加を機に、クラブは革命団体に変貌したのである。
この一例からもわかるように、いかなる団体といえども世界権力の監視の目を免れることは断じて許さない、と世界権力は決意しているのである。
たとえいかに取るに足らない団体であっても、世界権力の監視の目を逃れることは許されないのだ。 P335 ★ユダヤ団体を利用する世界権力の巧妙な手口
世界権力は、ヘーゲル〔1770〜1831〕の流れを汲む弁証法、すなわち唯物弁証法を採用した。
唯物弁証法は世界を「力」とみなし、一方では世界を「実在」と見なす。これ以外の力と実在は、すべて否定される。
唯物弁証法は措定と反措定、そして綜合という原理にもとづいて機能する。
つまり、措定と反措定とがたがいに対立するときに、あらかじめ決定された結果に代わって綜合が生起するという原理である。
この原理にもとづいて世界権力は、まずユダヤ人の団体を組織し、そこに金を注ぎ込む。
次に反ユダヤ人団体を組織し金を注ぎ込む。
あるいは、まず共産主義の団体を組織する。そして次に反共主義の団体を組織し、金を注ぎ込むのである。
これらの団体を対立させるには、世界権力がみずから手を下すまでもない。
熱追跡ミサイルのように、たがいに反対勢力の団体を探し出し、相手をやっつけようとするからである。
世界権力はそれぞれの団体の規模と資金源を管理することにより、団体間の対立の結果を常にあらかじめ決定することができる。
こうした手口により、世界権力のメンバーはしばしば、たがいに対立する体制のこちら側の人間といわれたり、あちら側の人間といわれたりする。
たとえば、ジョン・フォスター・ダレスはヒトラーへの融資を手配したが、彼はけっしてナチではなかった。
また、デイヴィッド・ロックフェラーはモスクワでもてはやされるかもしれないが、けっして共産主義者というわけではない。
しかしながら、世界権力は常に勝利者のほうに姿を現す。
世界権力のメンバーが備えている一つの顕著な特徴は、本人は認めないかもしれないが、世界権力以外の何も信じないということである。
もう一つの顕著な特徴は、共産主義やシオニズム、キリスト教、あるいはいかなる民族主義的・宗教的・友愛的な団体であっても、
世界権力はすべての団体の支配的地位にメンバーを送り込んでいるにもかかわらず、こうした団体の教義を実際に信じる者を世界権力のメンバーたちが徹底的に軽蔑するということである。
もしあなたが敬虔なキリスト教徒やシオニストまたはイスラム教徒であるとしても、世界権力はあなたを尊敬に値しない低能と見なすのである。
利用できる奴だと思い、いずれは利用するだろうが、けっして尊敬はしないのである。 好きな人はフリーメーソンとか陰謀論が好きなのかなw ゼレンスキー「男のウクライナからの出国を認めないニダ!DSのために民間人もロシア、プーチンと戦うニダ!それが奴隷の定めニダ!
【ウクライナ】ゼレンスキー氏、男性の出国求める請願書に不快感 「故郷守ろうとしていない」★6 [ボラえもん★]
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナからの男性の出国を認めることを求める請願書について、反対する姿勢を示した。
ニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」が22日、伝えた。
戦時下のウクライナでは、18〜60歳の男性は、原則として出国が認められない。
報道によると、これを可能にすることを求める請願書に2万5千人の署名がインターネット上で集まっているという。
記者会見で請願書への意見を求められたゼレンスキー氏は、ロシア軍が攻撃を続けているウクライナ東部で
「毎日50〜100人が犠牲になるかもしれない情勢の下、彼らは国家と我々の独立を守っている」と強調。
その上で「自分がこのような請願書に対処するのにふさわしい人物と思わない」と述べた。
さらにゼレンスキー氏は「この請願書は誰に向けたものなのか。地元を守るために命を落とした息子を持つ親たちに、この請願書を示せるのか。
署名者の多くは、生まれ故郷を守ろうとしていない」と不快感を示したという。 今日も☆
家庭の食卓に並ぶものを含めた☆
世の中のありとあらゆる食品は☆
それをつくる人々の事情もあり、伴侶以外の誰かを片思いしたどうでもいい酢くさい男女らの☆
オナニィをした後の汚手手が関わっている☆
非常に不衛生だしチモイ世界よねぇ☆_(:3 」∠)_ブゥポッポッポッポッポッポッポッ☆♪
その事実だけは指摘されないのは何故か?☆
真実に目をむけないとコロナ様には勝てない像☆
不衛生指摘ピッ!☆_(:3 pm∠)_ブゥポッポッポッ☆♪ 789 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 27a2-eugl)[] 2022/05/24(火) 05:00:19.05 ID:CCmViwL10
デリヘル嬢にウンコしてもらってそれ食ったら
血液中の白血球の個数が一桁になってマジで死に掛けた
火を通せば別に問題ないんじゃないかって思って
おじやにして食ったらそれでも全身黄色くなって、
やっぱり免疫力が全く無くなって入院した
前の医者に担当されたんだけど、もうお前担当したくないから
頭の病院かかるか?って言われた
その嬢が病気なのかと思って医者に相談したけど、
病気じゃなくてもウンコ食ったら死ぬだろ
っつーか病気なのはお前だろって説教された
火はしっかり通したんだけど、それでも菌は死んでも
毒素は分解しないらしい >>992の好きな奴に書き込み内容がこちら
789 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 27a2-eugl)[] 2022/05/24(火) 05:00:19.05 ID:CCmViwL10
デリヘル嬢にウンコしてもらってそれ食ったら
血液中の白血球の個数が一桁になってマジで死に掛けた
火を通せば別に問題ないんじゃないかって思って
おじやにして食ったらそれでも全身黄色くなって、
やっぱり免疫力が全く無くなって入院した
前の医者に担当されたんだけど、もうお前担当したくないから
頭の病院かかるか?って言われた
その嬢が病気なのかと思って医者に相談したけど、
病気じゃなくてもウンコ食ったら死ぬだろ
っつーか病気なのはお前だろって説教された
火はしっかり通したんだけど、それでも菌は死んでも
毒素は分解しないらしい >>992の好きな奴の書き込み内容がこちら
789 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 27a2-eugl)[] 2022/05/24(火) 05:00:19.05 ID:CCmViwL10
デリヘル嬢にウンコしてもらってそれ食ったら
血液中の白血球の個数が一桁になってマジで死に掛けた
火を通せば別に問題ないんじゃないかって思って
おじやにして食ったらそれでも全身黄色くなって、
やっぱり免疫力が全く無くなって入院した
前の医者に担当されたんだけど、もうお前担当したくないから
頭の病院かかるか?って言われた
その嬢が病気なのかと思って医者に相談したけど、
病気じゃなくてもウンコ食ったら死ぬだろ
っつーか病気なのはお前だろって説教された
火はしっかり通したんだけど、それでも菌は死んでも
毒素は分解しないらしい >>992の好きな奴の書き込み内容がこちら
789 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 27a2-eugl)[] 2022/05/24(火) 05:00:19.05 ID:CCmViwL10
デリヘル嬢にウンコしてもらってそれ食ったら
血液中の白血球の個数が一桁になってマジで死に掛けた
火を通せば別に問題ないんじゃないかって思って
おじやにして食ったらそれでも全身黄色くなって、
やっぱり免疫力が全く無くなって入院した
前の医者に担当されたんだけど、もうお前担当したくないから
頭の病院かかるか?って言われた
その嬢が病気なのかと思って医者に相談したけど、
病気じゃなくてもウンコ食ったら死ぬだろ
っつーか病気なのはお前だろって説教された
火はしっかり通したんだけど、それでも菌は死んでも
毒素は分解しないらしい このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 24日 8時間 20分 47秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。