暗黒のJ・エルロイ総合スレッドその3.1
映画のブラックダリア見たが映像美はいいとして不恰好な映画だな
まあそれは原作にも若干いえるけど つか、ダリアと他LA三作品が同じシリーズっていうのが無理あるよな
作風も文体も、そもそもジャンルも違うじゃん 『ビッグ・ノーウェア』終盤まで読んだけど、
なんかダドの恐ろしさが一番よく描かれてる作品だな
アップショーを追い詰めていくシーンがヤバすぎ ダリア、LA、ホワイトジャズの3作はブックオフでもよく100円で売りに出てるが、
ビッグノーウェアだけは絶対にない
あれなんで? 一番売れなかったのかな? 映像化もされてないからじゃね
『ホワイト・ジャズ』は映像化するみたいな話は聞くけど 『ビッグ・ノーウェア』はアップショー・マル・バズとそれぞれに三者三用の魅力があって非常に良かった
逆に『ホワイト・ジャズ』のデビット・クラインにはいまいち共感も感情移入も出来なかった やっぱり日本人の感性はチャンドラーだよな
エルロイのような情念は朝鮮に近いと韓国映画を見ると思う クラインに共感したらむしろヤバいんではないか
ホワイトジャズは最初は取っつきにくいが読み進めて行くうちにトリップ出来る >>459
勧告のノワール映画お勧め教えて
殺人の追憶というのをたまたま見てめちゃくちゃおもしろかった 韓国のノワールは被疑者とか普通にぶん殴るからな
北野映画の悪徳警官も似たような感じだけど アメリカンタブロイド読んで今アメリカンデストリップ読んでるんやけど
頭が悪いので、登場人物多すぎて話が半分しか理解できてない上にめっちゃ長い・・・ >>463
USAシリーズは人を選ぶよね
俺は謀議や謀略や政争って話が大好きだし、ケネディ暗殺の陰謀論にも興味あったから、
LAより断然USAシリーズの方が好き
田村訳が好きっていうのもあるけどね 俺、デストリップは今なにやってんのかよく分からないまま読み終わっちゃったな
タブロイドやアンダーワールドUSAは普通に面白かったけど 何が何だかわからないカオスな状況に翻弄されるってのは、正しいエルロイ鑑賞法と割り切ればよろしい
俺もデストリップはそんな感じでいつの間にか読み終えてしまって呆然とした デストリップは読んでる間はすごく面白かった記憶があるが、
今思い返すと、プロットが複雑すぎてどういうストーリーだったかあらすじすら思い出せない ホワイトジャズの内容教えて、って言われたとしても
「目玉野郎!」と「キリストのように優しいダドリー=スミス」しか思い出せません レイモンドチャンドラーとトマスピンチョンの中間みたいな作家 ダドは3作のなかでほとんど内心が語られていないからなにを考えてんのかまるで分からん >>464
俺はタブロイドはLA四部作より好きなくらいだが、デストリップとアンダーワールドはそんな好きにじゃないな >>471ダドリーの最終目的は犯罪の囲い込みだよ。
その囲い込まれた地域の王になる事。 映画のL.A.コンフィデンシャルのダドリーがイメージと違いすぎて草不可避 >>474
ジェイムズ・クロムウェルって別におもしろ芝居しているわけじゃないのに出オチ感があるのは凄い >>747
そうか?
つか小説読んでると最初から悪役イメージだけど、映画だと「まさかこいつが犯人だったとは」っていうミスリード誘わないといけないから、っていうのもあるかもね
主人公三人はハマリ役だったね 特にエド・エクスリー 原作読むかぎりダドリーはタフなアイリッシュって感じなのに
ヨボヨボのクロムウェルが出てきたら違和感あるわな。 エルロイ読者はカジノでスロットならぬパチンコで時間を潰すようなプアホワイトしかいないので
原書なんてとても読めません。 >>480
パチンコで時間を潰すようなプアイエローは本を読まない
日本のエルロイ読者は原書を読めない人は多いだろうけど中間層より上の人だと思います 犬の力結構さくさく読めて俺英語いけるじゃんとおもって
LAコンフィ原書で読んでるけどムズい
俗語、専門用語も含め語彙多すぎ 偶然ホワイトジャズ買ったら続きモノだったぽいんだけど前の読まないとマズイよな?
新装版で前のが出る可能性ありそう? >485
まずくはないけれど、ホワイトジャズが気に入ったのであれば
前のも読んだ方が喜びは深いと思います。
ビッグノーウェアとLAコンフィデンシャルを是非!是非!
(ブラックダリアも素晴らしいです)
新装版については版元に…ですが、
そもそもホワイトジャズの新装版刊行だけでも
愛と力技でおこした奇跡でないかと
(よく知りませんがなんとなく)思っているので
他については望み薄ではないでしょうか。 アンダーワールド三部作→ビッグノーウェア→LAコンフィデンシャルと進んできて
他のは2回読んだら分かったことにして次に進んだけど
LAコンフィデンシャルは複雑すぎて3回読んだのに理解できた感があまりない >>487
俺も3回読んだけど理解できたとは言い難い
父エクスリーが扱った過去の事件との絡みがややこしい Perfidiaって四部作の前日譚らしいけど主人公ダドリーなんかな?
邦訳予定ってある? エルロイ繋がりでドン・デリーロも読むようになったヤツっている? ケネディのは読んだ。ホワイトノイズも読んだがいまいち。あのでっかいアンダーワールドは買わずじまい。 >>489
このミスによったら、確か邦訳は今年出る予定だった気がする。 >>489
文春の永嶋俊一郎さんのツイッターより。
「エルロイ新作『PERFIDIA』はアップショー推しの
ひとは必読です。アップショー・キャラが聡明な
日系人科学捜査官(正確には嘱託の技官みたいな感じ)として大活躍します」
https://twitter.com/schunag/status/511920881434521600
邦訳、ホントに待ち遠しいわ。 ピート・ボンデュラントって初登場いつ?
タブロイド以前にどっかで見た気がするんだが ホワイト・ジャズに出てくる
チック・ヴェッキオをいたぶってた ありがとう
今タブロイドの下を読んでるけど、アメリカ史と地名をほとんど知らないから世界史図表と地図帳を片手に読んでる
この程度は常識なん? デリーロのリブラ読んでるとこだが、
比べちゃいかんのかもしれんが、やっぱりデリーロの方が
筆力、描写力上だな アメトーク見てて、新作出てるの知ったわ。邦訳楽しみでしょうがないけど、何だあの厚さ! 俺もエルロイ芸人出たかったわ。。
そして、このスレであいつだけ、にわかだって叩かれたかったわ 先日の読書芸人で「書店員さんあるある」の時、後ろの本棚に並んでた。すごく目立つ赤い背表紙にEllroyと書いてあったので、おおっ!と思ったんだ。 エルロイの売りに出される邸宅の室内写真見たけど
リビングに新刊の日の丸ポスターかざってあって目立ってた
書斎になんか同じ背表紙の本がずらーっと並んでて気になった
エルロイは結構赤色が好きなんかな ダリアからアンダーワールドUSAまで一気に読み終えたけど、
アンダーだけは斜め読みしてしまった。
(*´0`)オヤスミー ビッグノーウェア上下,bookoffで216円で入手した(^0^)v 新刊いつ出るの? 春までに出る?
えらい時間かかってんね アメリカ文学の最高峰ってのとエルロイが影響を受けたっていうからデリーロのアンダーワールド読んでみたけど、
B52に塗装する芸術家の独白で挫折した、てかすぐ眠くなってしまう。日本語だからおもろしくないと感じたのかな?
やはりあれは文学であり、ゴミの話としての切り口はは面白いけどね…
日本でいうところの埴谷雄高の死霊に匹敵する睡眠導入剤かな。 ビッグノーウェア読んでるけど古本だから黄色くて臭い。
kindle化は望めないのかな。 やっと邦訳が出るんだな。9月ぐらいかと思っていたから5月に読めるなんて想定で嬉しいw perfidiaだけKindle版も容赦ない値段でワロタ
でもまぁめでたい。アンダーワールドUSA三部作も続けて出してほしいな https://twitter.com/Schunag/status/732091649078091776
Schun Ngash @Schunag
ジェイムズ・エルロイの《暗黒のLA四部作》が新作『背信の都』発売に合わせて電子化されますが、
同時に四部作と新作とエルロイについての「読本」も 無 料 配 信 されることになりました。
詳細決まり次第お知らせします。 この書き方だとあたかもブラック・ダリアやLAコンフィデンシャルなんかが無料配信されるように見えてしまう >>509
申し訳ないがあれは面白く読めるエンタメとは全く違うよ
アプローチはほんとにエルロイそっくりなんだけどね
アンダーワールドよりもホワイトノイズの方がまだ楽しく読めると思うから機会があれば是非 デリーロのアンダーワールドは米アマゾンでも評価微妙だから気にすることないよ
少なくとも誰もが認める傑作ってわけじゃあない
俺は好きだけどな(キリッ なんていうかあれは記念碑的な作品だよな
一時代を切り取ってダイナミックに映像にしたみたいな
ドキュメンタリーっぽい
ぶっちゃけ盛り上がるのは最初の球場のシーンとエイゼンシュタインの架空のフィルム上映会だけだと思う 背信の都、届いたぜ
二段組で上下合わせて1000ページくらいある
明日は家にこもってぶっ通しで読むぞおおおお 今日?いきなりエルロイ作品がキンドル化されているのを知ってビックリした
それも背徳の都も…。久しく読んでないけど今年のこのミスに入るかもね
しかし歳食って思うんだよね
原著じゃないとエルロイに限らず良さや悪さが判らないんじゃないかと
つまり翻訳だけだと、ついプロット(物語の筋)を追うだけになってしまってたり
日本の文学も海外に訳するとニュアンスが伝わらない場合もあったり
ネィティブじゃないと判らない価値観があったり。非ネィティブからすればノワールというよりファンタジーに近い感じ
「何十年か前は、エルロイの作品が新鮮な時代もあった」というのも体感としてある。今でもそうだろうか?難しい
背徳の都であらためて評価が左右される気がする(未読だけど)今の時代でもアリか?もう古いのか
まっ、それは仕方が無いとして
キンドル化おめでとう。まってたよ、文春の担当者にcrap! 背信な
perfidiaは徳や倫理に背くって感じではないと思う
もっと狭い範囲での人間関係に背くことかと
些細だけど結構な違い 背信の都、いい感じだぞ。
しかし、さほど重要じゃないけど金属探知機とガイガーカウンターがごっちゃになってるのはなんでだ? 背信の都、Kindleだとポイント付いて半額になるね 分厚い本は何故かKindleで読む気にならない
普通は逆なのにね kindleって持っていないんだけど一段組なの?
本屋で数ページ読んでみて二段組のサイズが読みにくかったので結局買わなかった。。。
一行が自分の視野の2/3ぐらいしかなくてストレスマッハになった。 『神奈備(かむなび)』 馳星周
集英社刊
定価1728円(税込み)
6月3日発売。
父ちゃん初の山岳小説。渾身の一冊です。
霊山御嶽を舞台に、神を求める者と神を否定する者が荒天の山中をさまよいます。 >>530
電子書籍に二段組も一段組もあるわけないだろ
ページだってなくて%表示なんだから ネイティブじゃないとわからないものがあるんじゃないかと
それがわかりようもないネイティブじゃない人間が、
しかも年食ってからあれこれ妄想したって全く無意味じゃないか >>534
そもそも俺の英語力より翻訳家の英語力の方が上だから
安心して翻訳読んでる
翻訳家より英語力の高いなら原書読んだ方がいいよ それでもアマゾンで糞翻訳とか言われてたら躊躇ってしまう俺 微妙なニュアンスまで完璧に分かるくらいの英語力がないならプロの翻訳に頼る方がマシだぞ
エルロイの原文は特に難しいし
覚束ない英文読解でひぃひぃ読むのは勿体ない エルロイでも日本人とか中国人が出てくると
後半はトンデモミステリになってたなw ピンチョンかよw
大丈夫、そこまでぶっとんではなかった
ってかかなり堅実な方 読み終わった。なんか久しぶりにスゲーもんを読んだ気分になったわ。
まぁ、しばらくしたら印象も変わるかも知れんが
LA四部作の再読で地獄巡りすっか まだ上巻だがあの短刀いまいちイメージできん
つか18世紀にあんなの必要だったの? あー、アレ分かんないなw
六枚の刃?とかいってるから"*"な錐みたいな漁師の道具かと思った 星型の傷って書いてるからやっぱそういうことなのかな…
ニューロマンサーのコブラよりはイメージしやすかった