作家別爆発音スレ
小説
「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚きながら振り返った。」
ラノベ
「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、とか そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである」
山田悠介
「後ろで大きな爆発音の音がした。俺はびっくりして驚いた。振り返った。」
司馬遼太郎
「(爆発−−)であった。余談だが、日本に初めて兵器としての火薬がもたらされたのは元寇の頃である…」
村上龍
「後ろで爆発音がした、汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。」
奈須きのこ
「――突如、背後から爆発音が鳴り響いた。その刹那、俺はダレよりも疾く振り返る―――ッ!」
京極夏彦
「凄まじい音とともに地面が揺れる。――爆発、ですか?私が問うと、彼は白湯とさして変わらぬ出涸らしをすすり、 ――だから何だと言うのか。と答えた。りん、と、何処かで風鈴の音がした。」
西村京太郎
「後ろで、大きな、爆発音が、した。十津川は、驚いて、振り返った。」
馳星周
「爆発音――偶然にしてはタイミングが良すぎだ――頭の中で警報ベルがけたたましく鳴り響く――舌打ちしたいのをこらえながら後ろを振り返った。」
村上春樹
「やれやれ、そして僕は爆発した。」
「後ろで大きな爆発音がした。あるいは気のせいかもしれない。とりあえず今は驚いて振り返る前に、まずパスタをゆでようと思った。」 最初に「どーん」という大きな水音がした時、私はエントランスプラザの西の隅、ゆりかもめ国際展示場正門駅との連絡通路の近くにいた。
驚いて振り返ると、ビッグサイトの西側、水上バスのターミナルの近くで、魚雷が命中したかのような白い水柱が上がっているのが見えた。
山本弘 積木鏡介
その爆発は彼の網膜の中の水晶体を刺激し、大脳真皮質をかけめぐり、
人類誕生以前……原形質の生物に至るまでのあらゆる記憶を蘇らせた。
そしてこの暗澹たる世界に新たなベビー・コスモが創られたのだ。 太宰治
朝、お母様とスウプを頂いているとき、近くで、大きな爆発音を聞きましたの。あまりにも突飛で、最初は空耳かと思いましたので、お母様に尋ねてみますと、お母様も、確かにお聞きになったご様子ですの。
当時は大戦争の只中でした。私たちが暮らしている三鷹にも、そろそろ空爆の恐れがあると、ご近所の方たちが、しきりに仰っていました。
私は、はっとしました。間違いようのない、爆発音。爆撃。戦火。禍害。動乱。厭な予感。気が動転して、朝食どころではなくなりました。お母様の前で、狂ったように、わあっと泣きだしてしまいました。 混ぜてみた
後ろで大きな爆発音がした。
余談だが、日本に初めて兵器としての火薬がもたらされたのは元寇の頃である
その刹那、俺はダレよりも疾くびっくりして驚いた。
しかし偶然にしてはタイミングが良すぎだ――頭の中で警報ベルがけたたましく鳴り響く
でもきみはすぐには振り返らない。コカインの過剰摂取でイカレてしまったきみの頭には、それが現実の音なのか幻聴なのか判断できないからだ
汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、
まためんどうなことになったなぁ、とか そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも
とりあえず今は驚いて振り返る前に、まずパスタをゆでようと思った。
そんなことをしたら僕はげえげえ吐いてしまうよ。 パスタの十中八、九は反吐が出るようなカスなんだぜ、本当に。
――本当、ですか?私が問うと、彼は白湯とさして変わらぬ出涸らしをすすり、 ――だから何だと言うのか。と答えた。りん、と、何処かで風鈴の音がした。 伊藤計劃
…
後ろから爆弾の炸裂する音が響いた。すさまじい衝撃と共に熱風が吹き抜け、瓦礫が弾け飛ぶ。オルタナが周囲の民間兵や少年兵のステータスを視界いっぱいに表示している。
<list:item>
<i:あるものは右腕を失い>
<i:あるものは左耳が焼けただれ>
<i:あるものはこぼれた腸をぶら下げ>
<i:あるものは下半身を失っている>
</item>
彼らは痛みを知覚しつつも痛みを感じることなく、ミンチになるまで戦闘を止めない。
…
</body>
</etml>
大災禍直前、あるi分遣隊隊員の記録により再現。※強度の心的外傷性視覚情報 北芝健あらため憲.
爆発音がですね、したんですね!
思わずですね、振り向いたんですね!
そういう場合ですね、セルフディフェンス的にですね、咄嗟にですね、振り向いてはですね、いけないんですね!
これ大事なんですね!! 唐島景
その時。
背後から大きな音がした。何かが爆発したのだろう。億劫な友人は口を縦に開け、驚いている。テロだ。テロが起こったのだ。
何処かで救急車が走る、人々の悲鳴が悲鳴が響き渡る。恐らく振り向けばグロテスクな光景が私の眼球に突き刺さるだろう。振り向くか、否か。よし、振り向こう。 真柴仁
背後で大きな爆発が起こったかと思ったが、それは祖父の放屁の音だった。 \ ☆
| ☆
(⌒ ⌒ヽ /
\ (´⌒ ⌒ ⌒ヾ /
('⌒ ; ⌒ ::⌒ )
(´ ↑ ) ::: ) /
☆─ (´⌒;:それは誰の爆発音:; )
(⌒:: :: ですか?⌒ )
/ ( ゝ ヾ 丶 ソ ─ この世の苦痛の全てを具現化したような断末魔の叫びともとれぬような轟音が >>68
たまねぎさんたちの表情まで目に浮かぶような・・・ 曽山一寿
ドカーン!
「ぎゃすーーーーーー!!!」
完 やれやれ、僕は爆発した。日本シリーズで優勝した時のロッテのように。 魔夜峰央
「すきゅっぽ♪」
爆発音がした。
宮殿の応接間を掃除していた若手武官が二人、顔を見合わせた後に音のした方を振り向いた。
「変だな」
「変?なにが」
「いやあの音」
「爆発音だろう。最近の殿下のお気に入りの発明だよ」
変だ、と言い出した方が首を傾げた。
「発明?どんな」
「SEチェンジャーとか言ってたな。いろいろな効果音を変化させるんだってさ」
「殿下の発明にしちゃありきたりだな」
「誰の発明がありきたりだと?」
殿下と呼ばれた少年本人がいつの間にか天井に張り付いて見下ろしていた。
「相変わらずジミヘンドリクスな登場ですね」
ジミヘン?
「エキセントリックじゃないか?」「だからそう言ってるじゃないですか」
若手武官はぶりっ♪ぶりっ♪と放屁そっくりの音を立てながら再びハタキをかけ始めた。 高橋留美子
爆発音がした。
禿頭に眼鏡をかけた穏やかな風貌の校長が、読んでいた書類から目を上げて振り向くと、窓の外を4〜5人の男子生徒が整然と編隊を組んで空を飛んでいた。
「ぶるういんぱるすっ」
とどこかで聞こえたようだ。
彼らの軌道からすると、美人と評判の学校医がいる保健室から飛び出したらしい。
「乱暴な人ですねぇ」
ほぅ、と嘆息しながら呟く。
目の前に湯気が立ちのぼる、淹れたての緑茶を注いだ湯呑みがそっと差し出された。
これを飲んで一息入れろ、ということらしい。
「どうも…ああ、そうそう」
何か思い出したように校長は茶を淹れてくれた相手に話し掛けた。
このところ秘書とも教頭ともつかぬ立場で、彼と行動を共にすることの多い人物だ。
言葉こそ交わさないが、雰囲気が似通っているせいか妙にうまが合う。
もっとも職員ではないので、気分しだいで姿を見せたり見せなかったりするのだが、そんな気ままな性格も校長は気に入っている。
「たいやきを買って来てるのを忘れてました…一緒にお茶にしましょうか」
身の丈2mはある、恰幅のよい、どこか哲人あるいは大人といった風格を漂わせている、ぶち模様の巨大な猫が、嬉しそうに頷いていた。 上手いが、高橋留美子なら冒頭に
「ちゅどーん」
て入れてほしいな 板垣恵介
爆発音がした。
万が一を考慮して設置された、五重強化プレキシガラスの隔壁の向こう側で、小柄な老人が振り向いた。
「…またかの」
かなりの高齢に加えて子供のような矮躯にも関わらず、辺りを払う威厳と稚気、バイタリティを感じさせる老人である。
「…素体16号が爆裂したようです」
老人に付き従うボディガードらしい屈強な男が、隔壁の向こう側からの連絡を受けたのか、耳に装着したインカムに指を当てて応えた。
「なぜかのぉ、“彼”は成功したのに…」
「お姉様が仰るには、“霊的質量”の巨大な魂魄が同じ場所に集中しているからとか」
東京スカイツリーの地下深く、莫大な資金を投じて極秘に建設された研究施設。
このところ医学界のモラルを平然と無視した実験が立て続けに行われている。即ち“人間のクローン再生”である。
全ては老人の好奇心のなせる業だが、既にひとり、日本人ならば誰もが知る剣豪を復活させたのみならず、“魂”を降ろすことにまで成功していた。
「まだまだ姉貴には頑張ってもらわにゃならん。何せあと六人は再生するんじゃからの」
「六人?と仰いますと…」
さすがにやりすぎでは、と言いかけたが、老人の羽織の胸元に打たれた三つ葉葵の紋所がそれを封じてしまった。
「いいか、よく聞けよ…田宮坊太郎じゃろ?荒木又右衛門じゃろ?宝蔵院胤舜じゃろ?柳生如雲斎じゃろ?柳生宗矩に…天草四郎じゃ!豪華じゃろ!!」
呆れ果てた、という表情で天を仰いでいたボディガードが、名前の羅列を聞いているうちに何かを思い出したように引き締まり、満面の笑みを浮かべる老人に問い掛けた。
「御前」
「なんじゃ?できれば柳生十兵衛も…」
「…魔界転生をお読みになりましたね」
「……〜〜〜〜〜ッッッ」
老人の眼がバタフライ並みの勢いで泳ぎ始めた。 魔夜峰央
爆発音がした。
「またか」
廊下を歩いていた武官が振り返ると、“視聴覚室”とプレートのかかったドアの隙間から、うっすら煙が立ち上っていた。
もっとも視聴覚室とは言いながら、実態は無届けで打ち上げた衛星を悪用して、世界中のテレビ番組をタダ見するための設備である。制作者の守銭奴精神と好奇心の賜物であることは言うまでもない。
「殿下ー入りますよー」
あまり敬意の感じられない気安さで入室すると、片手に自作の携帯メーザー銃を提げて、軍服姿の少年が肩で息をついていた。
「今度はどこの局です?」
「日本だ」
そういう少年の前にはメーザー銃で破壊されたモニターが煙をあげていた。
「日本なら陛下のお気に入りじゃないですか。何が癇に障ったんです?」
相変わらずこの主人のツボは解らない、と内心ボヤきながら問い掛けてみた。
「“昼顔”ってなんだアレは」
「は?ああ、不倫を題材にした…」
「それだ。何を綺麗にまとめようとしてるんだ」
そういえばガラスの仮面を読んで爆笑してたな…と思い出しながら、武官は一応説明を試みた。
「そりゃ地上波ですからね、チャンネル合わせれば誰でも見られるんですし…」
「やってることはグチャグチャドロドロの愛欲模様だろうが。ネーミングにセンスがない」
それを訊いて欲しかったのか、と武官は納得した。
「はあ…なるほど。殿下ならどう付けます?」
「ぼくか?ぼくなら」「白昼の団地妻濡れ壺地獄ですか」
我慢できず、少年のセリフを引き取り完結させた武官の額にメーザー銃が突きつけられた。
「オチを先に言われると無性に人を殺したくなるぼくの性分をまだ理解しとらんようだな」 漫画シリーズを思い出したように書き込んでるの同じ作者さん?
なんとなく文体が似てるけど >>97
村上春樹だよね?
比喩の使い方が似てて、1のよりいいかも
ロッテよりヤクルトでお願いしたかったけど、最近優勝してないしムリか そもそも最初の「小説」の例がへたくそ
一瞬の反射的な動作なんだから「驚きながら」は悠長すぎる
「驚いて振り返った」だろ
「した」「った」と語尾がかぶっているのも芸がない 普通振り返る動作で一文終わりにはしないからね。
「振り返ると、」から次の描写に続く // //
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ゞニニ二 -(/∂-‐// >>115
素人の例と比較しないと各作家の微妙な文体の特徴が分かりにくい
阿刀田高
ちょうどその頃、慎介は大きな音を聞いた。池の水鳥が驚いてぱたぱたと飛び立った。
−−爆発、だろうか?−−
いや、そんなわけはあるまい。慎介は一人ぶつぶつと何事かを独りごちながら
夜の帳の降りる地平線の奥底へと消えていった。 なんか村上春樹の爆発流行ってるみたいだからやってみる。
村上春樹
「それで、爆発したの?」と彼女は言った。
「まあね」と僕は答えた。「でも、とりたてて面白いものではなかったよ」
僕はパスタをフォークに巻き付けて、卸したてのカッター・シャツにミート・ソースが飛ばないように
注意を払いながら、野鳥を襲うペルシャ猫のようにそれにかぶりついた。
耳の奥には今も、去年の大晦日にノルウェイで聞いた不愉快なロック・ミュージックを思い出す。
それがあの爆発と何の関係があるのか、僕にはまだよくわかっちゃない。 // //
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ゞニニ二 -(/∂-‐// 今野敏
そのとき、巨大な音が鳴り響いた。
「何だ?」
竜崎がきいた。
「どうやら爆発音のようだな」
「そんなことはわかっている。お前は耳がないのか」
「今から現場に急行する。お前のほうでも署内から何人か出してくれ」
竜崎は舌打ちをしていった。
「お前はいちいち俺に命令したいようだな」 船戸与一
爆発音がした。
これだけ離れるとさして衝撃も感じないが、それでもわずかな爆風でジャケットを背後から煽られ、その男は振り返った。
目尻に皺を寄せただけでほとんど表情は変わらない。火薬や硝煙の匂いなど嗅ぎ飽きたという風だった。
「これで変わるぜ、潮目がな」
言いながらポケットからしわくちゃになったパッケージを取り出し、煙草を振り出した。いまどき珍しい両切りのラッキーストライクだった。
「なにごとも生(き)のままが好きでな」
最初に会ったとき、そう言っていたのを思い出した。
この仕事をコーディネートした仲介者が、男のことをリンクスだかカラカルだか肉食獣めいた渾名で呼んでいたが、特に覚える必要もないので忘れてしまった。
「誰の家なんだい、今のは?」
話の穂継ぎに困って、裏の仕事師としては訊かなくともよい質問を発したが、男はげらげらと開けっぴろげな笑い声をあげてあっさりと答えた。
「金融庁の大物官僚だよ。今の株価高騰に乗っかって、てめえの元に集まる情報を付き合いのある投資家に流して、さんざん甘い汁を吸ってやがった蛆さ」
「そいつの家を吹っ飛ばすのと、あんたの目的とどう繋がるんだ?」
「言ったろう、潮目が変わるとな。言ってみりゃ狼煙みたいなもんだ。だが見てるがいい」
煙草に火を点け、美味そうに紫煙を吹き上げて、不思議に誇らかな表情で呟いた。
「半分だ。この国の金融機関で溜め込まれてる休眠資産の半分、必ず掻っぱねて見せる。必ずな」 京極夏彦に関しては本当に読んだのか定かだと思うんだが ドゴーーン!!!
ジャパネットたかた・高田明:はい!!ということで皆様!今回は出たばかりのこの商品ですよ!
しかもジャパネットたかたオリジナル爆発音です!!
しかも!ですよ。今 現在お使いの「古い爆発音」を下取りに出して頂きますと、さらにお得となっておりますよ!!
〜
えぇ、金額がですね!驚かないで下さいよー!!
あ、その前に。月々36回払い迄金利・手数料一切頂きませんよ!!
えぇ。ということで・・
ドゴーーン!!! 結城充考
爆撃音の連続。
振り返る。
その時私の脳内にアラームが点滅した。
「逃・げ・ろ」。
それでも爆発音の凄まじさに戸惑いを隠せずにいる。 ここ半年大学に引きこもってたせいでろくに新しい小説を読めなかった
良スレgae 福井晴敏
世界を支える柱が折れたようだった。臨界に達したTPexは腹を揺さぶる轟音と直視すれば容易く失明する閃光を発した。
しかし、彼はその苦痛を感じる事はなかった。爆発と共に生じた六千度の熱と秒速九千二百メートルの衝撃波に全身を吹き飛ばされ壁に叩きつけられ絶命していたからだ。
そこに存在していたものは全てがGUSOHもろとも焼き払われ、彼の四肢は塵一つ残さず粉砕されていった。 桜の花がまだ、恥ずかしがっていたようでチョットもの足りなかったカナ?
<本当は、女性がいなかったからかもしれない>
今回は新しい方にもお会い出来、いろいろお話がきけて、カラオケで楽しめました。
IDもK〜Sに変わった会員さんもいて(レベルアップ?)しましたね(笑!!
<進学おめでとう!!>
帰りはアパートに着いたら日付が変わっており、すぐに寝てしまいました。
フリートークの集計の要望がありますが、プログラムが壊れてしまい作りなおすまで
もうしばらくお待ち下さい。<出来ればSYSOPさんに依頼したいなぁ〜>
次回は、女性会員さんを増やしOFF会にも参加して頂けるように、早めに計画
しましょう。 そこで、7/25(土)または7/26(日)あたりお昼から
定例の場所(今回と同じ)で内容は、一次会:バーベキュー(焼きそば)大会
二次会:カラオケ、その後はビアガーデン(ビール苦手なのですが)、時間によって
例のお店でインターネットとかどうですか?
》 ★願いは必ず叶う・想いは必ず通じる★ イッシー 《 Mon, 30 Mar 1998
オフ会も彼女作りたいがためだったんだろうな。 深水黎一郎
「音として聴こえる音域は人間と犬や猫、はたまた畜生では異なります」と
いうと警部は
「はん! そんなこたァ如何でもいい。兎に角、音がしたのかとい」
どが──────!!!
「何だ、おい?! 今の音は? 説明してみやがれってんだ、おい!」
然しそこにある音の波長を感じられずに入る警部を微笑みを浮かべた
芸術探偵はいった。
「海埜さん、あのスットコドッコイに音の論理を聴かせてみては?」
「あの警部は何を説明しても無駄なんだ、わかっているだろう」
探偵はニヤリと笑って呟いた。
「所詮、三下ですからねえ」 森川智喜
「おい、この音を間近で聴かせたら、
あいつらびびってぼくに手を出さないんじゃないか。
それにしてもつまらないなあ、蛇口をいくらひねろうが爆発するものはするだろうに。
ぼくならば『爆発をあえて予知させた上』で気に入らない相手を消し飛ばすけどね、
ゴミのようにねケケケケケ。ん?」
三途川が振り向いたと同時に彼のすべては無に帰した。
「だから饒舌はやめろといってるんだ」
と村人A。
「何度も失敗をくりかえす探偵なんだねえ」
と村人B。 藤岡真
墨を垂れ流したような宵闇に──微かな煙、そして爆発音が響く
「はて、面妖な」
「あれは福島原発の頃を髣髴とさせる爆裂音ですな」
「よせやい──また俺の痛風が唸りを上げるぜ」 久保帯人
そのとき、巨大な爆発音が一護の後ろできこえた。
「何なんだよ、あれ………!!」
しかし音だけがきこえたものの何かはわからない。
そのとき。
ドン!!!!
波面とも滅却師とも思われぬ男が現れ、こういった。
「誰があれが爆発音だと錯覚していた?」
「なん……だと?」 波面→破面(アランカル)でした、すまん
あと滅却師(クインシー)ね、読み方 オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越して来た人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰るなり出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き入れた。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 久しぶりに
西村京太郎
後ろで、大きな、音がした.
「いったい、何が、起こったのだろう?」
と、十津川は、振り返って、言った。
「爆発ですよ、警部」
亀井が、目を、輝かせて、言った。
「それじゃあ、我々も、爆発現場に、行ってみようじゃないか」
と、十津川は、言った。 芦辺拓
──とある山中にて、我らが森江春策君が息も絶え絶えにこう言った。
「こら、金獅子。もっとペースを落とせ」と同時に物凄い爆発音が響いた。
「なんや、何が起こってんのやろ? 森江先生、早く行きましょう」
「ま、待ってくれ。足を挫いてしまったみたいだ。──お、おおい」
爆発音の正体とは一体何なのか?
そして、森江春策君の挫いた足は大丈夫なのか? 誉田哲也
東弘樹刑事がその現場に急行したとき、背後で凄まじい爆発音がした。
「んん──ちょっと、避けてください。住民の皆さんは避難してください」
声高に叫ぶ群衆の中。新宿歌舞伎町の街にまたしても災厄の種が撒かれる。
唸りをあげる風と炎の間に立ち、東はスマートフォンを取り出した。
「まずいことになったな。──んん、とりあえずは署に──ダメだ。
繋がらない」
「あら、刑事さんじゃないですか」と姫川がその場に立っていた。「奇遇ね」 // //
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ゞニニ二 -(/∂-‐// 藤子不二雄F
ドらえもーーーーーーーーーーーーーーン! 藤岡真
薄墨をひいたような影が長く伸びてゆく。
そのおり、私の鼓膜にあるニュースが流れてきた。
福島の米は大丈夫である? 気は確かなのか?
ツイッターを開き思わず私は怒りの投稿をしてしくじってしまった。
一気に炎上したので慌てて博報堂の室長であった自我を取り戻す。
大爆発の巻である。
因みに今はインターネットの怖さに全身がふるえて痛風と闘いながら
煽るように杯を傾けた。もう一度言おう。痛風と闘いながら
煽るように杯を傾けた。 汀こるもの
俺が爆発の報せをきいたのは昨夜8時15分ジャスト。
俺は走りながらひとびとの往来を走り抜けて双子の生意気な兄弟を探す。
真樹! 美樹! 無事なのか!
お前たちのATフィールドは健在なのか?
使徒の襲来のごとく押し寄せるメフィストフェレスたちの群れ。
慌てて踵を返そうとすると生意気な双子のかたわれに声をかけられた。
「ねえ、おじさん。夜のランニング?」 柚木裕子
私は人々の顔を具さにみつめながら爆破テロリストの報を
掲示板の予告よりしって直ぐに行動に移した。
現実を超越するために必要な悪とは何かと思案する。
桜田門を抜け環状通に向かうさなか、巨大な爆発音が響く。
走り寄ろうとするものの人々の恐慌状態に対処できずに私は携帯を取り出した。
「爆破予告通りになった。これから至急こられたし、以上」
懸命な足取りで人々に声を向ける。私の戦いはこれからだ。 カチリと言う音と共に送られた電気信号に雷管が目覚め、
外縁部に青みを帯びた橙色の閃光が轟音と共に爆ぜる。
押し拡がる力と熱の奔流は、鉄の扉へと一斉に殺到し
それをいとも簡単にずたずたの鉄屑へと引き裂いていく。
軍用可塑性爆薬《セムテックス》の力だった。
**
耳朶を打つ爆発音を合図に福井は行動を開始した。
思えば随分と遠くに来た。
15年前の《事件》からずっと内奥で燻り続けた想い。
信ずるに足る事。信ずるに足る仲間。
必死で走り続ける中で失ったモノと新たに得たモノ。
決して万全とは言えぬ人生だったかもしれないが、それでも今自分はここに立ち
そして仲間と共に同じ目的を目指し走っている。
「いい年こいたビルメン風情がこれ以上贅沢言ったらバチがあたらぁな――。」
高まる感情を誤魔化すかのようにひとりごち、悲鳴を上げる肉体に
今一度鞭を打ちすえ、福井は月明かりの照らすアスファルトを駆けた。
** ばむう。
暴々たる破裂音がした。
音の出所は褥であった。
薄闇である。
かんと冷えた秋の夜の空気は膚に淡い。
しかしながらその褥の周りにだけは、噎せ返るような
愛肉の匂いが充満している。
夜具からこぼれる桃色の肢体は汗にまみれ
恍惚に満ち開いた秘部をだらしなく晒している。
――匂いの源はその女であろう。
そして女の向こう側に目を向けるとそこには何やら巨大な塊があった。
浅黒い腕には、今にもはち切れそうな程の筋肉。
背には無数の傷跡が見える。引き締まった臀部は岩の様である。
そして何より目を引くのがその股間に聳え立つ巨大な肉茎であった。
男だ。
巨魁である。
しかも巨根であった。
――音の源はその男であろう。
我々が聞いたのは交合の果てに絶頂を迎えた男根から精虫を迸らせる音であったのだ。
夢枕獏 >>160
これは解る
この文体がどうにも肌合い悪くて二冊ほど読んで以来読書圏外に置いた。 作家別という訳ではないのだけど、海外のミステリーの翻訳みたいな爆発音が見てみたいです / / //
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ゞニニ二 -(/∂-‐//