新刊紹介スレッド(海外編)part8
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かつて「海外ミステリ全カタログ」なるものが出ていたんだね
その年に出た海外ミステリを全作品を各一ページずつ使って紹介し評価もするという内容
こういうの他にはミスマガ3月号しかなかったけど、こっちの方が詳細
仁賀いい仕事しとるやないか
ただ3年で終了してるようだから売れ行きはいまいちだったのか…… ポケミス手帳、実際見た感じ赤の色みはどう?
明るすぎる感じ? クライムマシン、シャム、白い僧院、九マイル……数冊といったところかな。
マストリードで紹介されてたポアロのクリスマス、確かに面白かった。 あれはフーダニットの佳作だったね
発表当時書評でネタバレされてディティクションクラブを代表してバークリーが抗議したとか >>103
古典すぎる>マストリードの紹介本
もうちょっと見過ごしてたマイナー近代作家か、未訳本でも紹介して欲しかった。
立ち読みしてから買えば良かった。。。 マストリードは、海外ミステリーのファンを増やしたいという
主旨らしくて「まずはこちらをどうぞ」という
ラインアップなんだよね。 >>107
アマゾンの感想コメントに書かれてたのが秀逸だったよ。
>スマートフォンを使っている世代に、ポケベルの話しをしても通じない
納得しちゃいました・・・ amazon見てきた。「ポアロのクリスマス」というチョイスに
腹立ててる人がいる……w >>107-108
あー…
いっそ「古典全部押さえとけカス」ってSFファンダムっぽい態度の方がマシだな >>110
冷戦時代を少しでも知らない世代が冷戦物を読んでも、いま一つわからないだろうし。
かといって、ミレニアムが受ける世の中も、底が浅すぎるし。
なんでも、インターネットとハッカー(笑)を絡めてくるし。
国内では、ガリレオとか軽いノリが受けるし。
ミステリーの受難時代ですな。
内藤陳先生が、このミスの初期で活躍していたころが、黄金期かなぁ。
または、初期のエルロイの時代の頃かなぁ。。。 例であげてるポケベルみたいな古くて通じにくそうなものは、お節介といわれても
訳者が訳注で簡単に説明してくれれば問題ないと思うんだけどね
最近読んでた古い話だと、時計が重要アイテムとして出てきたけど
二週間くらい巻いてないからもう止まってるはずだということに最初気づかなかった >>108
昔ポケベル使ってて今スマホ使ってるおっさんおばさんも相当いるだろ >>112
ポケベル・スマホってそういう意味じゃないと思うんだが
そういう意味だとしてもさ
「当時ポケベルでは数字をアルファベットに見立てて送る文化があり」
とか注釈いれんの?
入れたらネタバレ・入れなきゃアンフェアって話になるぞ
(特定作品のネタバレではない)
19世紀のロンドンを描いた英文学として読むなら注釈で問題なくても
ミステリとしてはどっち選んでも問題あるだろう いずれにしろ古典を読めない奴の言い訳でしょう
ITマンセー科学捜査マンセーの現代ミステリーしか読めないのは勝手だが上手いこと言おうとする必要はない ネスボのヘッドハンターズ、かなり面白かった。無駄がないというか、全て収まるべきところに最後はきちんと収まる。
笑どころもバッチリ。 >>114
アルファベットを意味して送ってることがオチならアンフェアでも最後に
そういう文化として普通に使ってる描写があるなら
読者の理解を助けるために出てきたときに訳注が欲しいかな
読み終わったときに全部理解してすっきりできないのが
一番その作品への印象が悪くなりそうだし
>>115
IT用語なんかも注釈あった方がいいと思う場合があるよ 注釈というか。
物語の中で、ナビゲーター役(読者と同じ視点で様々な物事を知る)人物がいいだけなんだけどね。
ハリウッド・リライティング・バイブルって本に書かれてた。
ちなみに、上記の本、プレミア付いてて高い・・・。 >>119
>物語の中で、ナビゲーター役(読者と同じ視点で様々な物事を知る)人物がいいだけなんだけどね。
物語の中で、ナビゲーター役(読者と同じ視点で様々な物事を知る)人物がい”たら”いだけなんだけどね。
の間違いです。すんません。 >>115
だから、ポケベル・スマホは比喩だろ
まあ書いたレビューアーじゃねえから真意は分からんけど
楽しむには増改築繰り返した最新の黄色い部屋読んでれば十分で
黄色い部屋は評論家しか読まなくていい
初出作がいまだに最高傑作なアイデアなんて、溶けて消える凶器ぐらいじゃん だから言い訳は良いんだよ
お前が勝手に読まずにいろ マストリードみたいな手軽な文庫本は、じゅうぶん存在意義ある。
これ読んで、海外ミステリに手を出す読者が増えて欲しい。
ただ、とりあえずマッコイの好みと自分の好みが合わないことを確認できたw マストリードと言われても、15冊しか読んでなかったな
その半分が短編集というあたり、自分は短編好きなんだとあらためて感じる エルロイはLA4部作を書いた中期が全盛期やろ
てかタナ・フレンチやレックバリはどうなん? 時代が変わると作品の価値にも影響するからな
再読も必要 そうだけどエルロイは普通に今も昔もLA4部作が全盛期扱いじゃない?
初期作も再評価はされてるが、さすがにLA4部作と評価逆転まではいかないだろ
好き嫌いは別にしてノワールの中では代表的名作だし>LA4部作 >>128
そうだね
個人的にはタブロイドもかなり好きだけど ハヤブサが守る家、すげー当たりだわ。
まだ途中だけど、あっちでずっと1位だったの分かる。
しょっちゅう不気味な昔の写真が入ってて、オカルト気分に浸れる。
葬送の…は期待値よりかなりつまんなくてガッカリした。 ハヤブサ…はオカルトミステリかな。細部まで凝っていて、今年読んでよかった一冊。 クラウドファンディング CAMPFIREとは?
http://camp-fire.jp/
CAMPFIREの特徴.
資金を集めることができる.
CAMPFIREでは、音楽、本・漫画、アート、映画、プロダクト等の創作活動において、
「アイデアを実現する」ために必要な資金を、一般のファンから募ることができます。
マーケティングが行える.
作品・プロダクトを制作あるいは販売する前に、注文を受けることができるため、
在庫のリスクや販売不振を減らすことができます。CAMPFIREにプロジェクトを掲載
することは、マーケティングにも役立ちます。
新たなファンとの出会い.
過去にCAMPFIREに掲載されたプロジェクトは、合計100回以上様々なメディアで
取り上げられ、作品・プロダクトが完成する前から、多くの人から注目を浴びる
事ができます。 遮断地区がミステリが読みたい!2014年版海外篇で1位だってさ ケイト・モートンの秘密、が楽しみ。
各社、来月の新刊情報が早く知りたいの。 ケイト•モートンは忘れられた花園がご都合主義過ぎて酷かったからなあ。。 >>134
キンドル化されてないのが痛い
>137
ダンブラウンの作品のおもしろさが、今ひとつ判らない
けど、海外でも人気が凄いんだよなぁ・・・。 キリスト教は欧米のひとにとって生活に一部であって、
日本みたいにクリスマスんときに思い出すイベント・・・
じゃないからね。
日本も負けずに仏教とカルトで小説書く勇者が出ればいいのに。 >>130
ハヤブサは続編でそうだねえ。本の造りがよかった。 >>140
京極の「鉄鼠の檻」は禅のことがよく分かって良かった。
でも浄土系のが欲しいな。 久々の新刊、楽しみです。
1月4日 文春文庫
これ誘拐だよね?
カール・ハイアセン もうそろそろと想いますが、
どなたか「このミスベスト海外アップして。 もうそろそろ「このミス」が出るのかな?
海外ベストを誰か教えて。 エラー表示があったので、送信できていないと思った。
ご海容に願います。
しかし、キングの人気は根強いですね。 来月のポケミス新刊もヘレンハルメ美穂さんの訳本。
この人、ミレニアム以降、大忙しだよね。 今日書店いったらコリン・ホルト・ソーヤーだけ今月発売の他の本の倍平積みされてた。
そんな売れ筋なのか・・・・ >>150
創元って、国内新人作家の原稿を塩漬けにするのが有名みたいだけど、
海外作品だと版権料とか払ってるから、予定通り刊行するのかな。
キャロル・オコンネルのは文庫発売予定にも上がっているよね。
楽しみ。 ジェイコブを守るため (ハヤカワ・ポケット・ミステリ): ウィリアム ランデイ
, William Landay, 東野 さやか
色んな賞にノミされているので・・・・
遺伝子解析で生まれついての殺人者っているのかな?
他人の心や肉体の痛みが共感できない人。 >>152
いわゆるサイコな人がそれにあたるのでは?
遺伝子解析できてるのかは知らないですが。 >>150
P・クェンティンの「女郎ぐも」やっと!
転売屋涙目ざまあ ガイ・バートが地味に嬉しい(ボソッ
シェトランドシリーズの残された一作も訳してほしかったけどまあいいや。
ミネット・ウォルターズのレンデルっぽい中編集が面白そう。 >>152
スレ違いだが・・・
サイコパスになるかどうかは、エピジェネティクスな問題なので遺伝子だけではわからん。
幼少期に虐待等のストレスを受けると、遺伝子がメチル化して発現しなくなる。
結果として脳が充分に発達せず。共感能力を欠いて成長する。
程度が軽く知能が高ければ、堀江やユニクロの柳井のような経営の天才に、
重度なら犯罪者になる。
「ジェイコブを守るため」読んでみるわ。 >>155
ガイバード自分も楽しみにしているけど
毎年出る出る言って出ないのでもうあまり
期待はしていない。 地上最後の刑事
おもしろかったけど自分がダウナーな気分の時に読んだせいで
小惑星の地球衝突が目前に迫った作中の逼迫した雰囲気がやたらつらい
続きが気になるので続刊が出たら翻訳たのんます なんか、創元のホームページで今年の刊行予定が並んでるんだが、このワクテカ感ハンパ無い。 黒衣の女のスーザン・ヒルの新刊、「丘」って・・・・・
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4864911096/ >>162
Hillの「丘」…
というのはおいといて一文字タイトル自体は別に変じゃないと思ったけど
表紙にドーンと「丘」って書いてあるのを見たら何かダメだった 丘 上・・・・名前っぽい。
ザ・ヒルだとキングみたいだし、
原題THE VARIOUS HAUNTS OF MENってのもなんか訳しにくいし難しいな。 HAUNTSが掛詞で訳せないってことかい?
悪の巣窟と懐かしい場所を両方指せる日本語なんて…秘密基地でいいじゃんよ 「遮断地区」面白かったけど、警察がここまで何もできないという
状況がちょっと不自然に感じられた
アメリカだったら戦闘機で空から行って鎮圧しそうだけど・・・ 今まで気がつかなかったけどマルティン・ベックシリーズの「笑う警官」の新訳が去年出てた
今までは英語からの重訳だったが今回はヘニング・マンケルの翻訳者がスウェーデン語から直訳
これからシリーズ全10巻の残り9冊を原作の刊行順に出す予定らしい >>168
前から読んでみたいと思ってたシリーズだったので
新訳が出たから読んでみたらすごく好みの感じだった。
これから9冊も読めるなんてうれしい。
同じ訳者だからヘニング・マンケルのシリーズと文体が似てるね。 >>168
初めて読んだけどあまりの完成度に脱帽したよ。
こんな警察小説の完成形みたいな本が何十年も前に出てたなんて…
でも解説を読むとこの先気に入ったキャラが退場しそうな予感。 旧訳を読んでいて今度の新訳を読んだ人はいるかな
前にヴァランダーシリーズの話絡みだったと思うが
マルティン・ベックシリーズの話がスレで出ていたよね
大昔、中学生の頃に読んでいた懐かしいシリーズなので
新訳が気になってはいるんだが他にも読むものが積んであるから 「暗殺者の鎮魂」マーク・グリーニー
暗殺者グレイマンシリーズ3冊目。
トム・ウッドの暗殺者ヴィクターシリーズと記憶がごっちゃになってるw どちらもCIAに追われる暗殺者で人物像も似ていた
トムウッドの方の暗殺者も早く続編だせよって思う トマス•クックの新刊出たね。今日は雪だし、これ読んでます。 「血の探求」、読んだ人いる?
評判ってイマイチらしいね。
でも一応読むつもり。 血の探求は説教臭い話だった
粗筋だけみるとメタな展開になりそうでワクワクしたが全然そんなことはなかった ハイアセン『これ誘拐だよね?』
今のアメリカセレブの冷蔵庫にはエクレアが入っているもんなの?ってことだけが印象的でした。
エクレアって字面、何かステキ。 キャロル・オコンネル『陪審員に死を』
未翻訳のマロリーシリーズがでるので予約して買ったんだが、わかりにくい内容だった。
どんな事件が起きたのか最初に説明されないって、もの凄いストレスだな。
これが未翻訳だったのはこういうわけか。
訳者の後書きも「ファンだけついてきて」みたいな感じだった。
信者だからこれからも買うけど。 今日、ホームズ(犬)角川の新訳発売
買ってこようかな 去年のこのミス1位だった「愛しい骨」もそんなに愉しめなかったし
マロリー物はいつも微妙なので
クリスマス・「一発屋」・キャロルて最近呼んでたんだが
一応新作も読んでみるか >>180
キャロル・オコンネルは読んでるときはそんなに楽しめないんだが、
あとからチラチラ思いだすんだよね。情景とか。
「愛しい骨」も疲れる読書だったけど、主人公がデブのおばさんと踊る場面とか焼きついてるw
「秘密」のケイト・モートンは逆だな。
読んでるときは面白いが、読み終えると何もおぼえてない。 愛おしい骨未読だが気になってきたw>>主人公がデブのおばさんと〜 オコンネルの新刊、事件が最初に明かされないってのはこういうことか
ミステリの仕掛けとしてサプライズがあるわけでもないし、
なんでこんな構成にしたんだろ >>183
『陪審員に死を』の翻訳が飛ばされたのは、出来がよくなかったかららしい。
『魔術師の夜』も、イマイチだったな。
オコンネルって、主人公の過去を小出しに使いながら書く作家なんだよね。
マロリーの過去を使いきったら、ロマンスぐらいしか書くことないだろうし、
ロマンスはマロリーの設定に矛盾するから書けなかったんじゃないか。
シリーズとしては翻訳順に『氷の天使』『アマンダ』『死のオブジェ』『天使の帰郷』までが秀作。 リンウッド・バークレイの新作がヴィレッジブックスから今月出る!
失踪家族は隠れた名作だと思ってる。
新作タイトルは家族シリーズじゃないみたいだけど、この人は淡々と庶民の情景を読ませるから楽しみ。 「もう一度」を既読の人に聞きたい。
これってミステリとして読めるような作品だった? 何気にブラック。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4151802517/ もう周知の事だが「骨の祭壇」は惹句に引っかかった。
退屈極まりない本だった! チリのミステリ…どんなものやら。
ネルーダ事件 1,944円
ロベルト・アンプエロ(著)
アジェンデ社会主義政権下のチリにやってきたキューバ人のカジェタノ。彼は国民的詩人ネルーダから依頼され、
ある医師の行方を追うが、やがて意外な事実が。
チリでベストセラーを記録した話題作 ロベルト・ボラーニョの『2 6 6 6』を図書館で借り読了。
約860ページの大部。
疲れた(WWW)好みと違ったが、
なにしろ読まないと判らないもんな!!だから南米チリも興味ありますよ。 ウィリアム・K・クルーガーの新作でとるやないかーい フェルディナント・フォン・シーラッハ著『犯罪』誤訳・文章の欠落のご指摘につきまして
ttp://www.tsogen.co.jp/news/2014/04/14042818.html
>>いずれ機会を見て、新版への移行も考えております。
だったらこの際文庫化したら、と思うけど早すぎるかな。 キャロル・オコンネル『陪審員に死を』
疲れたー。
本当に読みにくい。
でも>>181が書いているように、この作品も色んなシーンは記憶に残りそう。
だけど本筋が取っ付き難い。
複雑な人だわ、オコンネルって。 >>186
いや、ミステリじゃない。
「ロンドンはまだ作られていない」みたいなのが好きならいいかも。
ttp://yonikimo.com/242.html 養鶏場のなんたらって既読の人いたら軽くてもいいんでレポってくれ! >>196
おもしろかったよ。
「養鶏場の殺人」はいつものウォルターズとはちょっと違う感じ。
「火口箱」はいつも通りのウォルターズ。 >>197
ありがとう。まずは図書館で予約したよ。
自分に合ってたら買おうかな。 養鶏場〜の何ともズブズブ感が鬱陶しくていい。
時代設定は戦後すぐなのに、描かれていることは今の日本っぽいよ。
お手頃なボリュームでしっかり読ませる一冊だった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています