高橋克彦 [転載禁止]©2ch.net
無いみたいなので立てた
浮世絵三部作はやっぱ名作だと思う 学生の頃は面白いなと思って読んでいたけど、歳とってから読むとキツいよね >>413
若いころは全著作を集めるくらい好きだった。
さいきん、エッセイ集読みかえしたが、著者のイタさ・幼さに、そっと閉じた。 >>413、414
わかる…
わかるけど総門谷は完結させてほしい!w 作家のエッセイは読まないことにしている。醒めることが有るから。 総門谷に感動して、平成6年に早池峰山に登山しましたわ。
ひかるちゃんが倒れていたコンテナ、たばこの臭いがする小屋かと
思いながら。
みなさんは、克彦先生の本の聖地に行かれたことがありますか? 舟林神社行ってみたよ、龍が埋もれてるようには感じなかったが ingressっていうスポットを繋いでいく位置情報ゲームやってたら越谷の法光寺にある写楽過去帳の碑がそのスポットになっていて嬉しかった ということはポケモンGOのポケスポットorジムですな >>420
なのかもね
自分はやってないから知らないけど 今年は写楽(斎藤十郎兵衛)の死後200年だから、
カツヒコ先生、なんか書いてくれないかな。 さいきん名前をみないけど、隠居しちゃったのかな。
昔から「やめたい」とか言ってたけど。 http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~aesthe/gakkai/de_arte.html
九州藝術学会誌『デアルテ』
•石田泰弘「東洲斎写楽・斎藤十郎兵衛同人説への疑義」
九州の学会誌で斎藤十郎兵衛説を否定する論文が掲載されていたみたいね。
まだ正体探しを続けたいのか。
東北人として高橋克彦先生に論戦してほしいな。 なんか文字化けしちゃった。
執筆者と論文の題で検索かけてみて。 司馬江漢の隠れキリシタン説って
『春信殺人事件』の新説かと思ったら
キリシタンの研究書にさらっと書いてあった。
昔からある説だったのか。 https://i.imgur.com/UHE4gbT.jpg
あとオール讀物の1/21発売のやつにおこうが掲載されてるらしい
個人的にはやっと総門谷を完結してくれる気になったのが嬉しいわ >>428
うわ!まじか!嬉しいな
てか、せんせーのTwitterあったのかよ >>428
これは嬉しい。3年も休筆してたんだな。
目吉センセーのドールズ・シリーズの完結篇も個人的にはあれでよかったと思うし、
総門谷も完結が読める日が来る(かもしれない)とは・・!
気長に待ってます。
>>431
同感(笑) なんにせよ心情が変わってくれたのはありがたい。
今72だから間に合うよな? いまこそ国芳殺人事件を描くときですよ。
芳年殺人事件でもかまわないです。 Facebookはあんまり見ない方がいいと思う
センセーの痛い自慢話ばかりだから >>436
現役作家のエッセイ本は、基本、見ないことにしている。
自分の嫌いなタイプだったら、小説も読みたくなくなるから。 カツヒコの書籍化されたエッセイは多分全部読んでるけど、
苦労知らずのボンボンなんだよな、本質的に。 執筆意欲がわくなら自慢でもなんでもいいからエッセイも更に書いてもらっていい
びーとに初めて会った日本人やろ、いいじゃんそんな自慢くらい 志村けんが死んじゃったり
戦隊のレッドが陽性だと診断されたり
有名人は伝染病なんかじゃ死なない!どころじゃなくなってきた。 >>428
カツヒコは結構真面目に「1999終末説」を信じていて、
滅亡までに書きたいことをすべて書き尽くしたいと言っていた。
ここにきてやる気になったのは、まあ今が終末(カツヒコ視点)だからなのかもしれんな・・ 47都道府県のコロナ罹患戦、岩手が最後までゼロ人で優勝。
アラハバキ様に宗旨替えしようかな。 >有名人は伝染病なんかじゃ死なない!
戦隊のレッドやクドカンは生還したのに
志村さんは死んじゃったし
罹患時点の年齢は大きいよね。
広重は58歳くらいだっけ。 >>411
無名だったことにして「外国人に指摘されるまで日本人が気づかなかった!恥ずかしい!」
という展開はなぜか知らないが日本人(マスコミ)に好まれるネタな気がする。
若冲についても辻惟雄&プライスコレクションまで無名みたいな評価があるが、素人でも
知っている今みたいになったのは最近にしても、絵師番付みたいなものにも出ていたし、
贋作も相当数あるのに。
浮世絵とか日本画という分野自体を知っている人はおかしいと思うが、話題になった特定
の絵師しか知らない人は「そうだったんだ」と信じてしまう。 >>448
自己レス。学会とか専門家に見る目がなかったということにして「偏狭」呼ばわりし、
マウントをとっていい気分になることに需要があるせいかも。
結果を知って一方的にたたくのは気分がよさそうだし。
「これが真実の歴史だ!アカデミズムの欺瞞!」系のトンデモ本と同じ心理かな。
先生はトンデモと切り離せない人だけど、浮世絵に関しては本当に誠実だ。 松本清張からずっと続く作家の系譜だろ。
今になっても言っている井沢元彦辺りは、何と戦っているんだって思う。 高橋先生の浮世絵の本は色あせない。
新知見も加えて出して欲しい本はあるけど。
井沢先生の歴史本は今でももう色あせている。
自分で史料を読んでいる人とまとめ本を読んでいる人の違いだな。 『炎立つ』読み返していたら
思いの外に東日流外三郡誌要素が強くて
これ、大河ドラマはいまでは放送できないんじゃないか…。 >>448-449
近代日本で本格的に浮世絵の研究が始まったとされているのが『此花』が創刊された1910年で
それまではせいぜい飯島虚心の著作があった程度。
たまたまクルトの本の出版と時期がかさなったせいで錯覚したんじゃないの。
写楽の儲のイメージ→1910年まで、日本では写楽の研究がぜんぜんなかった!
1910年から、写楽について日本人が書いたものが突然増えた!
クルトが本を書くまで、日本人は写楽なんて知らなかったんだ!
実態→1910年まで、日本では浮世絵の研究自体がぜんぜんなかった。
1910年から、浮世絵について日本人が書いたものが突然増えた。
>>450
井沢某って、
アカデミズムを叩いていると読者が喜んで支持してくれるから
自分の主張が正しいと思い込んじゃったんじゃないの。
本来は読者が喜ぶからアカデミズムを叩いていたのに。 西遊記の三蔵法師を女優が演じたのも
夏目雅子が最初じゃないものな。
功績をたたえるために「それまで」がなかったことにされてしまうのはよくある。 >高橋先生の浮世絵の本は色あせない
写楽殺人事件は
作中でも別人説が成立してないし
別人説に踊らされる研究者が主題だったからね。
これで写楽の正体を突き止めた!QED!
みたいな話だったら
現実の研究が進んで成り立たなくなったら、そこで本の価値がなくなっていた。 >>411
>>448
明治34年の新聞に
「外国人には写楽が人気だから、外国人に売りつけるために贋作を作っている連中がいっぱいいる」
という記事が載ってしまう程度には有名だったらしい。 克彦はちゃんと物書きしてんのかなー?FBを見てると不安になってくる >>459
>ビエとはなにか。私はだいぶ以前から海中を自由自在に行き来する潜水艦の類いと
>考えていました。もっとはっきり言うとUFO(未確認飛行物体)ですね。
前段で「直木賞作家」「大河ドラマの原作者」と著者紹介しておいて、
この発言だから、知らん人はびっくりするだろうな。
このスレ的には、ああカツヒコも平常運転でなにより、なのだが・・ >>459
惜しいな、完成して本にしておけば、今頃話題になったのに。
佐々木蔵之介のドラマにもなったかもしれないな。
>高橋 実を言うと20年ほど前の雑誌連載で、浮世絵研究家兼名探偵の
>塔馬双太郎がアマビエの謎に挑んでいます。『フェイク』というタイトルで
>したが、600枚ほど書いた辺りに大河ドラマ『北条時宗』の書き下ろしが
>はじまりやむなく中断し、結局未完成のまま今にいたっています。 角川の『野生時代』に連載していた「日本繚乱」が20年後くらいに一応文庫されたみたいに、「フェイク」もどこかの出版社が引き受けてくれんかなあ。 >>428
30年ぶりくらいに『総門谷』読みなおしてるが、
登場人物が、列車の中とか飯屋でみんなスパスパ煙草吸ってて、まるで別世界。
娘に「面白いよ」って勧めたけど、冒頭の男2人の野外の連れション場面で、
はやばやと放り投げ出されたw 無印は文句なく面白かったけど、
Rはあまり感想をみないような・・? 阿黒編と鵺編は面白かったけれど、その後の展開はよく覚えてない。 >>466
そういえば全部読んでるはずの自分もよく覚えてないな。
覚えてるのは、
魔童子とかいうきもいガキがシヴァと幼児プレイして油菓子を喰ってたのと、
将門篇(『メフィスト』掲載)での駅弁ファックかな。
あと、小野篁の正体にびっくりしたことは印象に残ってる。 >>466
>>467
シリーズを続けると、だんだんつまらなくなる傾向が有るな、高橋克彦。
年齢とともに内容が衰えてくるのかもしれないが。
総門谷の頃は、まだ、歳じゃないしな。
自分の場合は、こっちが歳をとってきたっていうのもあって、昔読んだものの方が覚えている。 まあ、ほかにもたくさん連載を抱えていたRのころは、
『メフィスト』で細切れ連載してたからなあ・・
内容が薄かったような。 魔界転生はスーパー有名人大戦というジャンルのパイオニアみたいなもんだからな、その後のドリフターズやフェイト然り >>408
谷の歴史は三千年、とかソロンの爺ちゃんが言ってた 「『総門谷R』のRは「竜」の意味もあり、最後には『竜の棺』世界ともリンクする」というウワサは
本当なのだろうか…… まあ、伝奇モノは、UFO(龍)とアラハバキと物部でぜんぶリンクしてる、
といっても過言ではない 『総門谷』の、UFOに乗ってた神々は角(鬼・悪魔の原型)があったけど、
『竜の柩』の神々は、グレイタイプだった気がする。 『写楽殺人事件』の津田良平君のお師匠、日本美術学界での権力者だったけど、
実際の大学や学界もあんな感じなんだろうか。 >>477
人によるんだろうけど、昭和の終わり頃は、そういう人も居た。
それでも理系よりは、まだいいだろうけど、個人でも研究ができる分。
今は、直ぐ、パワハラで訴えられちゃうからね。 >>478
医学部とかそんなイメージだね。
実際は知らんけど。 美術学界じゃないけど歴史学界は大御所とかが力持ってそう。
井沢元彦の逆説シリーズのイメージ。 >>480
あれは考えが古すぎる。
旧帝大系なら井沢がデビューした頃でも、あんな事があっただろうけど、
大学に残れなくても、どこの大学の職にもつけないなんていう圧力はかけようが無い時代だよ。
大昔のように大学数が少ない時代じゃ無いからな。
それに今は博士号がないと人文系も教員にはなりづらいけど、それってここ2〜30年の傾向で
昔は、課程博士は殆ど出してくれなかった。4〜50代になって論文博士っていうのが多かった。 井沢元彦は20〜30年の前の俗説のイメージで情報更新止まっていて
現実の歴史研究はとっくに先へ進んでいるから。
小説の中ならフィクションだから、で許容してもらえるけれど
フィクションのノリで現実の歴史学界を批判しているから… 浮世絵もこの30年でえらい研究が進んでいるから
カツヒコの浮世絵ミステリーも
現役の浮世絵研究者に解説でフォローしてもらう必要があるかもしれない。 >>481 >>482
なるほど。
何か歴史学界て、旧弊な徒弟社会をイメージしちゃうんだよね。
大御所の学説を批判したら抹殺されてしまうような。
史料至上主義ってのは改めた方がいいとは思うけど。 井沢はもともとTVマンだから
行政や企業や学界を悪玉に仕立ててあげて批判することで
自分たちを善玉アピールする手口を覚えてしまったのだよ。
昔はTV局や新聞社が情報発信を握っていたからその手が通じたけれど
いまはFBやtwitterでいくらでも個人で情報発信できるから、
バラエティ番組はやらせまみれ、情報番組はフェイクニュースだらけだと隠せなくなっている。 井沢元彦は文献史上主義を批判して悦にいっているけど
一次史料・二次史料の意味がわかっていなくて
インターネット上の歴史クラスタからバカにされまくっているレベルの人だよ。 >>485 >>486
そうなのか・・
個人的には中学生の時に「天智天皇暗殺説」を読んですごく興奮したんだよね。
何かの史料にある「天智天皇のくつが落ちていた」という記述から推理するんだけど。 高橋克彦も、「浮世絵の研究者」といってもアカデミックな世界出身ではなく、
あくまで趣味で独学したんだよね。
『写楽殺人事件』の学界のボスみたいな存在も、多少イメージで描かれているのかもしれん。 でも、
文献至上主義がー〜とか
学者は固定観念がー〜とか
安直に学者批判してマウント取るようなことをしないのは
研究の中にいて研究の難しさを知っている人らしくて
その辺りは他の歴史ミステリ書きとは毛色が違っている。
研究の現状批判も書くけれど
コレクターの機嫌を損なったら現物を見せてもらえなくなるとか
具体的で生々しいんだ。 >>489
たぶん『北斎殺人事件』だと思ったけど、津田の新説を聞いた冴子の、
「どうしてこれまでの研究者はこのことに気づかなかったのかしら」みたいな発言に、「そりゃ仕方ないよ。北斎を隠密だと仮定して初めてこれらの記述が意味を持ってくるんだから」みたいに書いてた記憶が。
某作家だったら「だろ? だから研究者はだめなんだ」とか言わせてそう。 六代歌川豊国(二代豊国の子孫)が
歌川派は幕府の隠密御用で
江戸市中の情報収集と情報操作を任務にしていた
根拠はうちの家伝!
と主張していたから、北斎隠密説もパ〇r…それからのインスパイアだとばかり。 葛飾北斎の出自がよく分かんないのは本当の話で
飯島虚心なんかも
川島家の墓に葬られたから北斎は川島家の出身のはずだけど
川島家との繋がりがいくら調べても出てこないからと疑っている。 >>493
ホントだ。
実家(川村)と養子先(中島)が合体していた。
うろ覚えの知識じゃ、歴史の謎は解けませんわ。 うろ覚えついでに
同志社大学の狩野博幸教授によると
北斎の素性や動向がよくわからないのは
富士講の隠れ信者だったせいらしい。
本当なのかね。 >>495
ウィキ読んだ知識だけで言うのも何だけど、
江戸でものすごく流行って、幕府も一応おざなりに禁令は出したみたいだけど、「隠れ」なきゃまずいほどの信仰だったのかな?という気はする。
まあ、富士講にもカルトっぽい流派があったのかもしれんが。 龍の棺で山田久延彦をこの人は現地も行かずに想像で物を書いてると批判しておきながら、海外の話は想像で書いたってエッセイでネタバラシしてた時はなんだかなぁと思ったよ 何か思い出したように再読中。
塔馬って、1947年生まれなんだな。今年72歳。
カツヒコも同年生まれだし、自分の理想を投影しているんだろうか。 国際浮世絵学会の2番手の浅野秀剛先生が1950年生まれだから
浮世絵研究を続けていたら
それくらいのポジションまではゲトできていたかな。 移動自粛も緩和されので越谷法光寺にある写楽の碑に行ってきた。
過去帳を再現してあるかなりしっかりした碑だった。
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20151211002070_comm.jpg
駅から歩いて30分ぐらいなので結構かかる感じ。 >>500
越谷法光寺が埼玉に移転したの、
平成に入ってからだし、
写楽別人説があれほど信じ込まれずに
さっさと江戸で斎藤十郎兵衛の痕跡を探していたら
もっとすんなり菩提寺が見つかったかもしれないんだよな。 けっきょく写楽が阿波の能役者・斎藤十郎兵衛だったとすると、
「あまりに真を描かんとして、一両年で止む」みたいな記述も本当なのかな。
写楽は結局売れていたのかいなかったのか。 最後まで刊行ペースが変わってないから売れていたのは間違いないでしょう。
(4期は十点程度しか出版してないから、売れなくなったせいだといわれているが
普通の絵師なら一年で十点出版できたら上々)
単純に参勤交代で藩主が江戸へやってくる時期が近付いたから
アルバイトどころではなくなっただけ。 「写楽殺人事件」で津田も批判していたけれど
豪華な大判が売れなかったから
安価な細判を大量に作らせるという発想がおかしいもんな。
まず出版する点数を減らすだろう。 >アルバイトどころではなくなっただけ。
寺の過去帳によると斎藤十郎兵衛はその後もしばらく生きてたみたいだけど、
売れっ子だったのに写楽として活動再開しなかったのは、
やはり蜂須賀の殿様に怒られたのだろうかw 意外に真相は
蔦屋が伊勢参り行くから(史実)正月興行で出版打ち切りとか
そんな程度だったんじゃないの。 写楽の情報を調べようと思ったら、
この7、8年の間、研究書が出ていない。
歌麿と北斎の別人説の本があった程度。 >>486
久しぶりに書店行ったら、東大教授との共著と言うか対談集みたいなのが出てて笑った。
一応アカデミズムの世界にも認知されてるんだな、井沢元彦。 H郷教授のことなら検索をかけて調べてみよう。
マスゴミの御用学者として有名で
同業者からも歴史ファンからも袋叩きの人でっせ。
それに東大教授じゃなくて、東大史料編纂所教授。 >>510
そうなのか…
新書とかたまに見かけるので名前は知っていたが。 門井慶喜先生との対談本もあったよ。(日本史界隈の反響はげふんげふん)
直木賞作家と有名タレント学者の対談ということで
出版社でセッティングしたんだと思いますが
作家としてはまさか断るわけにもいかないし、本音はどんなものだろうね?
「やべーよ、俺までトンデモだと思われちゃうよ。
まともな対談の相手を選んでよ・・・」(※個人の忖度です)