松本清張20 [無断転載禁止]©2ch.net
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そんな年なのかwここ平均年齢高いのかな なのに2ちゃん続けてくれてご苦労様です このスレの平均年齢は50代なかばあたりじゃないかな... >>312 やっぱり清張の世界を理解できる(肌で感じる)のは、そのあたりの年代以上かもしれないね 今の若い人たちからすると、 俺にとっての漱石、鴎外みたいな昔の作家ポジションなんだろうな 来年で平成も終わり?みたいだし いつ出るの?と思っていた「弱気の蟲」光文社文庫版、やっと出た。 >>313 戦後の乱歩と清張の記述については、山村正夫「推理文壇戦後史」のアップデート版の印象が強い。 「推理文壇戦後史」を読んだことがない若い人には意味があるかもしれないが、 これを読んで内容に興味を持ったなら、「推理文壇戦後史」も読んだほうが良い。 「乱歩と清張」はやや郷原宏の見解に引っ張られ過ぎな部分があるように思うが、 「推理文壇戦後史」の伝える、晩年の乱歩、あるいはそれを前にした清張の描写のほうが、 両者のナマの姿に近いんじゃないかと思う。 セールはいいけど改定しろよ講談社 字が小さくて分厚くて読みにくい 草の陰刻なんてもう辞書みたい 清張作品は古い文庫本の古いフォントで読むと味がある ん? 値引セールってことは電子書籍だよね 電子書籍は字の大きさ変えられるし、本の厚さも重さも関係ないので読みやすいよ 大きい文字に改版するのはいいが、上下巻に分割する必要はないな 上下巻に分割すると下巻の売上が落ちがち 京極夏彦以来、辞書並みの分厚い文庫本に抵抗はないはず>講談社文庫 昔は清張の『黄色い風土』なんかも驚異的に厚い文庫本だった 清張の息子は西武線の鷹の台駅前で書店をやっていたが 町の本屋がどんどん潰れて行く流れには勝て2011年に閉店した 版権管理の会社でも作って役員に納まってれば、 何もしなくても食ってけそうだけどな。 清張には息子が何人かいたようだが、その一人は電通社員 清張は電通顧問だったからコネ入社 今は清張の『黄色い風土』なんかも驚異的に薄い電子書籍になった 松本清張 『黄色い風土』 (9/28まで) 680円 https://www.amazon.co.jp/dp/B00AJCLN5A 松本清張の小説で、 ヒロインが「裏窓」のグレースケリーみたいと言う会話があった。 小説のタイトル忘れた。小6で読んだが、サスペンスフルな小説だった >>327 値引き中の「黄色い風土」に50%のポイントが追加、340円相当になってたので購入した >>329 清張が高校生向けに書いた歴史ものも、なかなか面白いよ うまく書いてあるし、わかりやすい 題名失念したが、家康のことを書いた作品とか。 あるいは「軍師の境遇」、これも佳作だと思う。 松本清張の生み出したのっぴきならない人間像は日本近代文学の金字塔だ。 清張作品は、女性に付ける名前が貧弱すぎて、何冊か続けて読むと全く別人なのに同じ名前だから、混乱して戸惑う事があるよ。 よく出て来るのが、「信子」と「よしこ」よしこの、漢字はいろいろ。 「乃里子」は、この漢字限定で出て来るので、清張さんのお気に入りなのでしょうね。 『連環』の宇都宮早苗はいい名前だと思う 小悪魔系キャラによく合っている >>335 昔は実際そんな平凡な名前が多かったからね 昭和30年代終わり頃(東京オリンピックの頃)の小学校だと 陽子、洋子、恵子、和子、京子、恭子、和代、雅子、裕子、由紀子 明美、春美、ひろ子、やす子、みどり、… そんな名前が多かった ちょっと洒落た家庭の子供で、ゆかり、かおり、みゆき的な名前(文字はそれぞれ) 清張の育った時代だとさらに古いから、仕方ない 病院で愛子さーんと呼ばれ80歳くらいのお婆ちゃんが立ち上がるのを見た >>337 登場人物の名前が平凡って話じゃないんだけどねw 付ける名前のパターンがあまりにも少な過ぎて何冊か連続で読むと紛らわしいなぁって事です。 あなたが書いてるだけでも、こんなにあるのにね。 「けものみち」のヒロインは民子だし、「黒革の手帖」のヒロインは元子 書き分ける意義のある場合はちゃんと書き分けているよ >>341 うん。 それはわかるんだよ。 書き分けてないなんて言ってないんだけど、もういいやw 余計なこと言ってごめん。 清張とは関係ないけど、 男の作家が書いた小説で服装がすごく変な時がある 極端に言えば、水玉のブラウスにチェックのスカートみたいな(あくまで例として) やはり作家も苦手な分野というものがあるよね 一応作家は、服装なんかも調べて書いてるみたいだが 昔の作品ならともかく今時の作品でも、女キャラのセリフがまるでオカマのようなわざとらしい女言葉だったりするのは見かけるけど 記号みたいなもんだから仕方ないね ことばに性差の少ない英語なんかだと、セリフのお終いに she said とか he said とか いちいち追加されることが多く、これはこれでうるさかったりする 翻訳では、男女差ならセリフで描き分けるため、ほとんどカットされてしまうけどね 戦後の小説家で文章に天才性感じさせるのは松本清張と村上春樹と大江健三郎と村上龍だけだ。 三島由紀夫、山田風太郎、丸山健二、安部公房、野坂昭如 深沢七郎、開高健、有吉佐和子、石牟礼道子、中上健次 >>345 リアルこそ至高とせず、現代が舞台でもフィクションであればこそ、 登場人物が男らしく女らしい美しい日本語でしゃべることはありではないでしょうか オカマのような女言葉が美しくないとしたらなんですがw 会話文だけに引きずられすぎじゃないの? 戯曲じゃないんだからw 告訴せずを昨夜から何回目かで読み始めたが、時節柄選挙の話しから入るのは興味が湧く そして古さが殆ど感じられらないのもまたいい 筋は分かってるので、楽しみながらゆっくり読むつもり 清張の作品の中には、これが本当に清張の作?というのがたまにあるね。 内容が良くないと云うより清張らしからぬ文体というか・・・ 「花実のない森」の前半部分は特に違和感があり、後半は清張らしい文体になる。 多忙な時期には代筆などがあったのだろうか? >>354 代筆があったのは結構知られた話じゃないの? 清張の口述筆記は有名な話だが代筆なんて聞いたことねえな >>356 えーそうかな 晩年になっても馬力落ちなかった稀有な人でしょ >>359 昭和史発掘の序文ではっきり否定、反論してる >>359 聞いたことないぞw 編集者に調べさせるというのは有名だけど 調べ方が気に入らなくて自分で学者連れてきて調べ直したりしたというのは聞いた 昭和史発掘みたいな本格的なものは勿論本人が書いていただろうけど 通俗的な小説はプロットだけ決めて、あとは弟子なり助手なりが書いていたというのはあるんじゃないか 売れっ子時代は物理的に原稿手書きするのが無理なくらい連載等あったように思う 実際清張らしいキレのない、通俗的小説もいくつかあるし そういうのはあまり話題にならない作品だけど 代作させられるならわざわざ口述筆記までしないだろう とりあえず代作だの代筆ってのは聞いたことない >>364 逆にみんなキレがある傑作ばかりという方が清張を神格化しすぎ そりゃあできふできあるでしょう 清張の完結で的確な文体は文章の手本にしてもいいぐらいだが 美文調が売りだった三島は嫉妬して清張には文体が無いとか見当外れの批判をした >>365 > とりあえず代作だの代筆ってのは聞いたことない そりゃおおっぴらには言われないが 実際いろんな作家にそんな噂がある。 佐村河内の件なんかは悪質だけど 例えば漫画家。 下積み時代は自分で100%書いてるだろうけど 売れてくればプロダクション形式でアシスタントが作画の手伝いをしてるわけだろ? 仮に清張が一部他者の手を借りていたとしても、清張が偉大な作家であることは揺るぎない事実。 勿論俺は絶対代筆者がいたと断言はしないけど、いたとしてもおかしくない、と思う。 基本の視点やスタンス、作品の方向性は清張独自のものだろうしね >実際いろんな作家にそんな噂がある。 清張は噂も聞いたこと無い いろいろな見解があるようだけど、清張作品を数多く読んだ私が 一番文体に違和感を感じたのが「花実のない森」だ。 この小説の前半は本当に清張らしくない表現が目立つ。 後半になるほど清張らしい文体になる感じがする。 「馬を売る女」も、やや清張らしさに欠けると思っているが、 まぁまだこれは清張らしさが残っている感じかな。 (俺が思う)清張らしい文体 (俺が思う)清張らしさに欠ける 一人の作者が書いてれば必ず同じレベルの同じ文体の作品ができあがるはず 出来不出来とか、多様な文体とかはありえない 俺が思う文体やらしさがないんだから代作である >>373 花実のない森は確かに清張らしからぬ文章だと思う。 それをもって代作とは云えないが、内容も不出来だし文体も 違う人が書いたような印象があるね。 「ゼロの焦点」は自筆、対して「砂の器」「わるいやつら」は口述筆記。 後者は急に文章が読みやすくなるからそれとわかる。 ただし移行期は文体が揺れていた可能性もある。 「Dの複合」でいったん口述筆記は取りやめ。これは口述筆記者の福岡隆との契約が終了したため。 ただ、70年代は時折口述筆記の手を借りたらしい。 晩年、特に80年代以降の作は全作自筆原稿が残っているから疑いようがない。 >>378 なんとわかりやすい 自分で勝手に決めた清張文体と違うのは代作かもなどというおもしろレスとはえらい違いだ >>380 これは良書だぞ 表紙は別にして内容的に その子供向けの伝奇シリーズ、清張以外知らない著者ばかりだ 表紙の寺田克也といえば、あのゲーム神宮寺三郎シリーズのキャラクターを デザインした人だよね >>382 多分かなり古い人たちだし、またいわゆる流行作家ではない人もまざっていると思う 村岡花子は数年前のNHKの朝ドラの主人公だからご存知ではないかな? 山室静も、自分が子供の頃よく見た名前だ。 訂正:子供の頃、児童書でよく名前を見た人だ。 アンデルセンやムーミンなどの翻訳をした人 >>384 山室静はエッダとサガ=北欧神話で読んだことある 崎川範行は科学系の雑学本の人だね 村岡花子は「花子とアン」で赤毛のアンの翻訳書 他は全く知らない人ばかりだ 絶版となっているらしいゴッホの巻の式場隆三郎という人は、有名な精神科医で、式場(シキバ)病院を設立した人物だな。 医師でありながら文学芸術方面にも造詣が深くゴッホの研究家でもある。 皆さんご存知の裸の大将こと山下清画伯(貼り絵)を世に送り出したことでも知られている といっても最近の人は山下清のことも知らないかもしれないが… この伝記シリーズはかなり伝統あるシリーズのようだね 式場隆三郎は白痴の山下清を推薦した事に関して 小林秀雄に批判されてたな 白痴に美はわからん、清君の絵にはおよそ美はない、倫理が美の根底で 倫理観のない清君に美は創造できないというような事だったな いかに小林と云えども今こんな事を言ったら大変だな。 障害者差別とかそんなんはどうでもいいけど >倫理が美の根底で ↑これがもうだめだろ >>390 倫理的でない美はないだったかな、まあ似たようなもんだ どっちにしても美についてろくに考えた事もない低能2ちゃんねらが 巨大な影響を与え敬愛された巨人を一言のもとに切って捨てるとは怖いもの知らずもいいところだ。 無知ほど恐ろしいものはないな。 おそらく小林など読んだこともないのだろう。 昔の人間にとっては 小林秀雄は現代国語の問題文の人だろw あとは亀井勝一郎とか ??391 ここに書き込んでる時点で同じ2ちゃんねらじゃないかw 無知どうし仲良くやろうぜ 芸術至上主義で 美>倫理 なら分るが 倫理を美の前提にするなんて、小学校の道徳の教師みないなつまらないことしか言えないんだな ふつう論理的な文章というのは、意見があれば次に意見の根拠となる考えや具体例を 述べて意見の正当性を補強するのが普通なんだけど、小林秀雄の場合は意見だけで 押し通すことが多いため、丸谷才一などはそれを 「啖呵を切る」 なんて呼んでいた 小林秀雄の文章は 「バカにゃ分かんねぇが、分かるヤツにゃ分かる」 という論調だよね 裸の王様といっしょで、分かった振りしないとバカ扱いされるという嫌らしい書き方だった >分かった振りしないとバカ扱いされる バカ扱いされまいと必死になっちゃうと>>391 みたいになっちゃうんだろうな 倫理観のない清君に美は創造できないなんてほんとに言ったんだったら 清張には文体が無いの三島由紀夫と変わらん と、スレ違いを修正してみる 三島は自分より清張の方がはるかに売れてたから嫉妬したんだろうな 三島由紀夫は面白い人間だよな 貧弱な男がコンプレックスの果て破滅して行くという典型例を示している 清張作品でいい女とは、色白、小太り、肌のキメが細かい、二重まぶた・・・の要素が 必須らしいね。 丈が低い、痩せ型、顔が小さい、狐のように細い顔、一重まぶたは不美人の典型として 描かれている。 強き蟻の悪妻は典型的な良い女タイプで、速記者の宮原は典型的なダメ女。 この小説を今読むと名字が同じ所為か、フィギュアスケートの宮原知子の印象と 重なるところが多くて面白い。 清張は気立てのいい女が好きなんだよ ちょっと少女趣味な面をもった純粋なタイプが好みだと思う。 計算高い女や自分から前へ前へ行くようなタイプはあまり好きでないように思う ま、一般的な男性の好みといえばそれまでだが(特に昭和の男) 清張が不美人としているのはどちらという少女の身体特徴だから清張には ロリコン趣味なかった ぽっちゃりした年増の玄人というのが清張の女のタイプだよな 松本清張記念館で見た子供の頃の写真は砂の器の子役に似てた 砂の器の映画で有名な巡礼のシーンは、原作だと軽い扱いだった 砂の器は映画見てから読むとあまり面白くないと思った 「Dの複合」に出てくる、ちょっと頭が弱いが数字を計算せずにはいられないという女は、今で言う所のサヴァンなのかな 清張は新珠三千代のファンだからここに書いてある清張の女性観はほぼ外れ ホント低能しかいないな。ここは ろくに清張読んでないんだろ、 推理小説と聞くと後ろペラペラめくって犯人見つけて読んだ気になってる手合いだろ。 馬鹿ばっかりだ、バーカ・くるくるパー ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる