松本清張20 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>364
逆にみんなキレがある傑作ばかりという方が清張を神格化しすぎ
そりゃあできふできあるでしょう 清張の完結で的確な文体は文章の手本にしてもいいぐらいだが
美文調が売りだった三島は嫉妬して清張には文体が無いとか見当外れの批判をした >>365
> とりあえず代作だの代筆ってのは聞いたことない
そりゃおおっぴらには言われないが
実際いろんな作家にそんな噂がある。
佐村河内の件なんかは悪質だけど
例えば漫画家。
下積み時代は自分で100%書いてるだろうけど
売れてくればプロダクション形式でアシスタントが作画の手伝いをしてるわけだろ?
仮に清張が一部他者の手を借りていたとしても、清張が偉大な作家であることは揺るぎない事実。
勿論俺は絶対代筆者がいたと断言はしないけど、いたとしてもおかしくない、と思う。
基本の視点やスタンス、作品の方向性は清張独自のものだろうしね >実際いろんな作家にそんな噂がある。
清張は噂も聞いたこと無い いろいろな見解があるようだけど、清張作品を数多く読んだ私が
一番文体に違和感を感じたのが「花実のない森」だ。
この小説の前半は本当に清張らしくない表現が目立つ。
後半になるほど清張らしい文体になる感じがする。
「馬を売る女」も、やや清張らしさに欠けると思っているが、
まぁまだこれは清張らしさが残っている感じかな。 (俺が思う)清張らしい文体
(俺が思う)清張らしさに欠ける
一人の作者が書いてれば必ず同じレベルの同じ文体の作品ができあがるはず
出来不出来とか、多様な文体とかはありえない
俺が思う文体やらしさがないんだから代作である >>373
花実のない森は確かに清張らしからぬ文章だと思う。
それをもって代作とは云えないが、内容も不出来だし文体も
違う人が書いたような印象があるね。 「ゼロの焦点」は自筆、対して「砂の器」「わるいやつら」は口述筆記。
後者は急に文章が読みやすくなるからそれとわかる。
ただし移行期は文体が揺れていた可能性もある。
「Dの複合」でいったん口述筆記は取りやめ。これは口述筆記者の福岡隆との契約が終了したため。
ただ、70年代は時折口述筆記の手を借りたらしい。
晩年、特に80年代以降の作は全作自筆原稿が残っているから疑いようがない。 >>378
なんとわかりやすい
自分で勝手に決めた清張文体と違うのは代作かもなどというおもしろレスとはえらい違いだ >>380
これは良書だぞ
表紙は別にして内容的に その子供向けの伝奇シリーズ、清張以外知らない著者ばかりだ 表紙の寺田克也といえば、あのゲーム神宮寺三郎シリーズのキャラクターを
デザインした人だよね >>382
多分かなり古い人たちだし、またいわゆる流行作家ではない人もまざっていると思う
村岡花子は数年前のNHKの朝ドラの主人公だからご存知ではないかな?
山室静も、自分が子供の頃よく見た名前だ。 訂正:子供の頃、児童書でよく名前を見た人だ。
アンデルセンやムーミンなどの翻訳をした人 >>384
山室静はエッダとサガ=北欧神話で読んだことある
崎川範行は科学系の雑学本の人だね
村岡花子は「花子とアン」で赤毛のアンの翻訳書
他は全く知らない人ばかりだ 絶版となっているらしいゴッホの巻の式場隆三郎という人は、有名な精神科医で、式場(シキバ)病院を設立した人物だな。
医師でありながら文学芸術方面にも造詣が深くゴッホの研究家でもある。
皆さんご存知の裸の大将こと山下清画伯(貼り絵)を世に送り出したことでも知られている
といっても最近の人は山下清のことも知らないかもしれないが…
この伝記シリーズはかなり伝統あるシリーズのようだね 式場隆三郎は白痴の山下清を推薦した事に関して
小林秀雄に批判されてたな
白痴に美はわからん、清君の絵にはおよそ美はない、倫理が美の根底で
倫理観のない清君に美は創造できないというような事だったな
いかに小林と云えども今こんな事を言ったら大変だな。 障害者差別とかそんなんはどうでもいいけど
>倫理が美の根底で
↑これがもうだめだろ >>390
倫理的でない美はないだったかな、まあ似たようなもんだ
どっちにしても美についてろくに考えた事もない低能2ちゃんねらが
巨大な影響を与え敬愛された巨人を一言のもとに切って捨てるとは怖いもの知らずもいいところだ。
無知ほど恐ろしいものはないな。
おそらく小林など読んだこともないのだろう。 昔の人間にとっては
小林秀雄は現代国語の問題文の人だろw
あとは亀井勝一郎とか ??391
ここに書き込んでる時点で同じ2ちゃんねらじゃないかw
無知どうし仲良くやろうぜ 芸術至上主義で
美>倫理
なら分るが
倫理を美の前提にするなんて、小学校の道徳の教師みないなつまらないことしか言えないんだな ふつう論理的な文章というのは、意見があれば次に意見の根拠となる考えや具体例を
述べて意見の正当性を補強するのが普通なんだけど、小林秀雄の場合は意見だけで
押し通すことが多いため、丸谷才一などはそれを 「啖呵を切る」 なんて呼んでいた
小林秀雄の文章は 「バカにゃ分かんねぇが、分かるヤツにゃ分かる」 という論調だよね
裸の王様といっしょで、分かった振りしないとバカ扱いされるという嫌らしい書き方だった >分かった振りしないとバカ扱いされる
バカ扱いされまいと必死になっちゃうと>>391みたいになっちゃうんだろうな
倫理観のない清君に美は創造できないなんてほんとに言ったんだったら
清張には文体が無いの三島由紀夫と変わらん
と、スレ違いを修正してみる 三島は自分より清張の方がはるかに売れてたから嫉妬したんだろうな 三島由紀夫は面白い人間だよな
貧弱な男がコンプレックスの果て破滅して行くという典型例を示している 清張作品でいい女とは、色白、小太り、肌のキメが細かい、二重まぶた・・・の要素が
必須らしいね。
丈が低い、痩せ型、顔が小さい、狐のように細い顔、一重まぶたは不美人の典型として
描かれている。
強き蟻の悪妻は典型的な良い女タイプで、速記者の宮原は典型的なダメ女。
この小説を今読むと名字が同じ所為か、フィギュアスケートの宮原知子の印象と
重なるところが多くて面白い。 清張は気立てのいい女が好きなんだよ
ちょっと少女趣味な面をもった純粋なタイプが好みだと思う。
計算高い女や自分から前へ前へ行くようなタイプはあまり好きでないように思う
ま、一般的な男性の好みといえばそれまでだが(特に昭和の男) 清張が不美人としているのはどちらという少女の身体特徴だから清張には
ロリコン趣味なかった ぽっちゃりした年増の玄人というのが清張の女のタイプだよな 松本清張記念館で見た子供の頃の写真は砂の器の子役に似てた 砂の器の映画で有名な巡礼のシーンは、原作だと軽い扱いだった 砂の器は映画見てから読むとあまり面白くないと思った 「Dの複合」に出てくる、ちょっと頭が弱いが数字を計算せずにはいられないという女は、今で言う所のサヴァンなのかな 清張は新珠三千代のファンだからここに書いてある清張の女性観はほぼ外れ
ホント低能しかいないな。ここは
ろくに清張読んでないんだろ、
推理小説と聞くと後ろペラペラめくって犯人見つけて読んだ気になってる手合いだろ。
馬鹿ばっかりだ、バーカ・くるくるパー これは不勉強でした。新珠三千代のファンと明記されている作品を教えて下さい。 新珠三千代のファンなのは作品内じゃなく、ムックみたいな特集でもよく載ってる話
だけど、>>402-404のように読者によって多様な印象を持つぐらい女性を書き分けている
だれか独りのファンだと言ったのが作家その人の女性観すべてを表していると思う>>411が的外れ
しかし、>>411は何をむきになって他人を低能とか罵倒しているのかね?
下3行は自己紹介にしかなっていないが そもそも、「清張の女性観は?」 みたいな話はお遊びだからね
あまり気負って来られても困る、というか、話が不粋でつまらなくなる 没後25年!松本清張の焦点/男と女<地獄のサスペンス>
◆ 船越英一郎、みうらじゅん(対談)/ドラマ「歯止め」
週刊文春(2017/11/02), 頁:144
没後25年!松本清張の焦点/岩下志麻「清張映画で<大人の女>になった」
◆ 岩下志麻、映画「風の視線」、映画監督・野村芳太郎
週刊文春(2017/11/02), 頁:150
没後25年!松本清張の焦点/私の一冊−年表付ブックガイド
◆ 小説「点と線」、「眩人」、「影の地帯」、「天城越え」
週刊文春(2017/11/02), 頁:154
没後25年!松本清張の焦点/圧巻の清張ドラマ傑作選−春日太一
◆ 映画史研究家・春日太一/映画「波の塔」、「砂の器」
週刊文春(2017/11/02), 頁:158 >ホント低能しかいないな。ここは
>馬鹿ばっかりだ、バーカ・くるくるパー
上の方で馬鹿さらした奴が反論できない悔しさに、八つ当たりだなw 新珠三千代か…
某宮様も若い頃新珠のファンだと発言して、渋い好みと話題になったっけ 清張はテレビプロデューサーは女優を世に出す時一発やれるんだろ羨ましいなあ
と和田勉に言ったそうだが、ただの下ネタジョークだったのか本気で枕営業を信じていたのかどうだったのか プロデューサーはわからんけど、映画監督は特権的なものはあるだろ みうらじゅんとか泉麻人とかの昭和ノスタルジーに取り憑かれた老害に清張語らせるのは止めて欲しい
どうせいつも同じような類型的なことしか言わないんだから 語る奴はなんでも自分の分野にして語るんだよな
岩井志麻子が清張を語るとホラーとして語るし、そういうのはもうあーハイハイとしか思わない 「書道教授」や「鉢植を買う女」だったか
(ドラマ版しか視てないが)父親が絶賛してたな
わりと普遍的な内容だからかな
最近、新装版や新文庫化されたりするけど
昔読んだきりだから、「家にあるかも?」って思って
本屋の棚の前で悩むな >>428
電子書籍
実は最近また書道教授が読みたくなって、Kindleで購入した 清張読みたくなると図書館に行くんだが、清張のような古い作家の本はほとんど閉架書庫で本も30年40年前に出たような古いものだから
ページがブヨブヨになったりしている
貧乏自治体だから新しい版に買い替えてくれとかの贅沢は言うまい 酒飲みの習性の描写は上手くはないな
晩酌に5合飲むとか一升飲むとか、あり得ない 最近金利の本読んだら「書道教授」が引用されてたな清張は金利や経済にも
詳しいんだね歴史古代史まさにスーパーマン 経済犯罪を描いた『眼の壁』の評判がいいのに対し
誰だったか経済小説の大家が、実際の経済犯罪はあんな生易しいものじゃないとか言っていたらしい 眼の壁に出てくる競馬場は府中だが、映画で使ったのは中山
競馬ファンには一目瞭然 『眼の壁』は活劇シーンもあるけど、大藪春彦よりはるかに上手い 清張のハードボイルド風のと言ったら『蒼ざめた礼服』があある
案外大藪辺りを意識して書いてたのか 清張原作映画ベスト3は「砂の器」「張込み」「影の車」、
(ちなみに横溝正史原作映画は「八つ墓村」のみ秀作)
野村芳太郎の海外での評価は市川崑に劣るが、いずれ逆転すると確信している。 >>438
たどったら、読みたくなって注文しました。ありがとう♪ 清張原作映画ベスト3の常識 ゼロの焦点(久我美子版) 証言 鬼畜 >>439
> 清張原作映画ベスト3は「砂の器」「張込み」「影の車」、
個人的には
・ゼロの焦点(久我美子、高千穂ひづる)
・張り込み(大木実)
・砂の器(加藤剛、緒形拳) 清張映画印象に残るシーン best3
東京タワーのエレベーターの閉まる所 (鬼畜)
2階から隣家見下ろすアングル (張り込み)
久我美子の切羽詰まった表情 (ゼロの焦点)
補欠
巡礼シーン (砂の器)
江波杏子おっぱいもろ出しシーン (告訴せず)
島田陽子オッパイもろ出しシーン (砂の器) 最近、古い邦画だが「幕末太陽伝」ていう映画を見た
これの主人公「佐平次」という男が
「天保図録」の茂平次にちょっと似てる(性格生き方キャラクターが)
映画のほうの元ネタは落語その他であり架空の人物、
天保図録の茂平次は実在の人物で、ある程度は史実に沿って書いてある
だから偶然なんだろうが、だいたい同じ時代設定でよく似たキャラクターがいるもんだと、ちょっと驚いた 「清張鉄道1万3500キロ」 赤塚 隆二 文藝春秋
この新刊本読んだ人いる? 以前このスレでその本紹介してる人がいたから読んだ人いるんじゃない? 不世出の天才である事は間違いない
誰か2代目を名乗るべきだ 井の頭線線沿いの高井戸の旧住居は何やってんの、なんか名札出てたけどよく解らなかった >>453
近くから見たことあるけれど、あそここそ、今の住人を追い出して
清張ミュージアムにすべき。
小規模な展示でも、東京なら北九州よりも絶対人が集まるから。 「現代官僚論」というのを読んだんだが、執筆当時(昭和39年)の中央官庁の人事を
実名を挙げてやけに詳しく論じている
どこから情報を得てたんだろう やっとネモの岡田離れができたのに、簡単に元には戻らんよ 清張の情報網って凄いよ
あちこちに張り巡らせ情報屋も使っていた >>458
まあ、大作家が○○の内部事情を知りたいと言えば 編集者や関係者が、手を尽くして然るべき人物を探してくるだろうからな
逆に言うと、何かの内部事情を喋りたい!っていう人物はいつも存在してるんだよな
週刊誌のスクープなども、大半は関係者のリークだろ 帝国書院100周年×文藝春秋95周年記念
「松本清張地図帖」「清張鉄道 1万3500キロ」 スペシャルトークショー!!
〜著者・編集者が”地図と鉄道と松本清張”の魅力を語り合います〜
https://www.shosen.co.jp/event/66081/ 松本清張『鬼畜』、玉木宏主演で新たにドラマ化
さまざまなジャンルで多数の著書を残した作家・松本清張(1909- 92年)の初期の短編小説を原作としたドラマスペシャル『松本清張 鬼畜』が24日(後9:00)にテレビ朝日系で放送される。主演は玉木宏。『砂の器』(2011年、同局)以来、清張ドラマは2作目となる。
清張が実話をもとに1957年に執筆した作品。善良な人間の心に悪魔が生まれる瞬間と親子の絆を描いたセンセーショナルで深い人間ドラマ。78年に映画化(監督:野村芳太郎、主演:緒形拳)、2002 年にはビートたけし主演でドラマ化(日本テレビ)もされている。
今回、脚本化するのはベテラン・竹山洋氏。演出は『相棒』シリーズでおなじみの和泉聖治監督が務める。 熱い絹(講談社文庫)
国際】シルク王ジム・トンプソン失踪の謎解きに終止符? マレーシア共産党による殺害説
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1512643445/
タイのシルク王として知られるジム・トンプソン氏が1967年にマレーシアの山中で忽然と消息を絶った事件から50年の歳月が流れ、未だにその失踪の真相は深い謎のベールに包まれている。しかし、タイの英字紙「ネーション」がこのほど、
米記録映画プロデューサーによる謎解きの記事を掲載、複数の証言などからマレーシア共産党によって殺害された可能性が極めて高いことを指摘した 『旅と女と殺人と 清張映画への招待』
上妻祥浩 幻戯書房 12月下旬刊行
日本の特撮映画と50~70年代のハリウッド映画を得意分野とする映画研究家による、清張映画完全ガイド。
常連俳優やスタッフの肖像を含め、網羅的に凝縮。図版多数。
http://genkishobo.exblog.jp/26211931/ 今日は三億円事件が起きた日だが、米軍基地をアジトに使ったという清張の説は
もう定説と言っていいのかな? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています