松本清張20 [無断転載禁止]©2ch.net
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それとは関係ないが、手塚治虫の自画像みたいなやつも、ベレー帽じゃなかったか? >>516
手塚は自画像だけでなく、実際ベレー帽を必ずかぶってた
ハゲ隠しだったらしい
隠花平原はその手の画家アイテムなして、長い髪だけで画家と思われると書いてるんだよ
清張の偏見としか思えないw 昭和時代は喫煙が普通だったが、今堂々と煙草吸ってるのは
ガテン系とかヤクザとか、気質でない連中だけだな 金正恩は煙草を持ったポーズで写真に写ったりするのが
あの国では煙草は男らしさのシンボルということだそうだから50年ぐらいずれている 五十代以上なら、普通のサラリーマンでも吸ってる人は結構いる。 今は女の喫煙率が増えている感じがする。
男の喫煙率はかなり下がったと思うが、一人の空間、例えば車の中などで
吸っている人は昔と同様結構いると感じる。 十角館とかかなりやばいよな
いくらミステリーのサークルだからって海外作家名でメンバーを呼びあうかよ
呼称をトリックに使いたかったらもっと自然に感じさせるようにしないと 喫煙の話なら、前スレかその前?でもかなり議論になっていたな
昭和の時代は煙草はおとなの生活にとけ込んでたアイテムだから、今の感覚とは違うよね 背景風俗的に違うのはやはり煙草かな
今、浜尾四郎の「殺人鬼」なんて旧いのをゼロ円電子書籍で読んでるが、探偵の喫煙量がすごいw
横文字のシャレオツな銘柄を吸ってるが、事務所が煙だらけという描写がそこかしこ
被害者宅でもらったエジプト煙草を吸いすぎて喉を痛めて寝込んでるすきに、まんまと殺人起こされたりしてるw ストーリー構成的に決定的に違うのは、やはり携帯電話だな
人が常に連絡可能であることが前提の社会という設定で近未来ミステリーを書けと言われたら
往時の探偵小説作家は途方に暮れたんじゃなかろうか 携帯電話が一般に普及し始めたのが1990年代中頃で
ほぼ誰もが持つようになったのが2000年代初期頃だからまだ20年も経っていない
平成初期のミステリーには携帯は出てこない
携帯の他、インターネット、DNA鑑定、Nシステム、至る所に設置されるようになった防犯カメラは
ミステリーに決定的な影響を与えた
それを嫌って、それら普及以前の時代に設定された話を書く作家もいる あとGPSもあるな
居場所がすぐ分っちゃう、分らないようにしている場合は疚しいことがあるからだとすぐ分っちゃう そして携帯も本人確認が厳格化されてから犯罪ツールとして使うのも難しくなったな 松本清張の短編で貧乏な娘が大地主と見合いで結婚する
不釣り合いな結婚で村の人から奇異な目で見られる
夫は優しく学もありなんで不釣り合いな結婚したんだろうかと
不思議に思っていたがある日夫が発狂して奉公人何人にも取り押さえられる
小説の名前教えて下さい。
探してもわかりません >>534
それですわ。ありがとうございます。
清張記念館に聞いても分からなかった代物です。
アマゾンで注文しました。
あと高石の宗教でほんみちを書いた作品教えてください。 >>535
短編小説なら粗い網版かな?
昭和史に詳しくないんで自信なし >>534さん
あなたはスゴイ
図書館で10年以上前に読んで清張全集ばかり探してたが分かりませんでした。
スゴイ方です。
落ちが発狂癖のある地主の息子てところが怖かったんで探しまくってました。
清張は女の描写が多くて女好きだと思うんですが銀座の女と結構遊んでたんでしょうか?
顔はモテル顔じゃないと思うんですが大作家になってから反動でセックスしまくってそうなんですが
先生 教えて下さい。
あと私は黒岩重吾の女と出世、金を描くところが好きです。お奨め作家教えて下さい。 分りきったことを聞いて自分で答える自演は以前このスレの名物だった
書斎とかいう奴がよくやっていた >>540
確かに簡単だから答えたが自演じゃねーよ
嘘を書いてるバカがいたから訂正しただけよ
おめえもめんどくせえバカだな >>538
>>540-541
今はもう書斎というコテはどこにもいないみたいだけどね
いちいち自演認定されると、迂闊に質問も回答もできないだろ
特に女の板で、何かにつけて自演自演と騒ぐやつがいる。おたくたちも女性かな? 書斎魔神懐かしいな
死んだのか名無しに戻って紛れ込んでるのか >>542
むきになってそんなレス書くからw
あんたもばかねw 証拠もないのに自演扱いする方が異常なんだが
ところでIDコロコロ君は自分が自演キチガイだから人も自演するとおもってるのかな? 黒い福音だっけ?結局結末だどうなの?清張は結論を出さないときがあるからこまるんだよね。それはそれで良いけどさ。 昔読んだからアレだけど 例の神父が犯人という前提で書いてあった気がするな。
結末はやはり犯人は故国に帰ってしまって逮捕できないっていう話じゃなかった?
この作品自分的にはかなり面白かった(そのわりに記憶が曖昧で申し訳ない) 前スレかその前くらいに書斎というコテが書いてた「家紋」という作品読んでみた。
何かちょっと背筋が寒くなるようだな、これは。
書斎曰く「清張らしい暗い情念」だったか。まさにその通りだ。
ネタになったのは実際の事件だから余計に不気味でもある
提灯→寺を連想したのも清張らしい着眼点だと感じた 感想書くのにいちいちいなくなった荒らしの名前上げなくていい
ちょっと前みたいに自演だとか違うとかで荒れるでしょ? 清張って今で言えば、女流作家のような書き方だよね。高村薫とか成長そっくり。 清張の砂の器が人気一位ってのはドラマの影響だよね。知り合いのユーチューバー兼劇団員が砂の器を40分程度にまとめたけど、見事、笑い満載の内容。
いかに映像が適当とは言わないが、文学とかけ離れているか判るよ。そもそも清張の時代で、ドラマや映画を前提として作った作家なんていないから面白いんだよな。
それに比べて、今の作家の大半は・・・ Wikipediaの下山事件の記事に
しかしこれらの事実や痕跡、証言と、その分析には科学的、医学的根拠が欠けるものも多く含まれていたこともあり(実際に松本清張は医師免許や医学に関する学位の取得どころか、高等教育すら受けたことすらない)
なんて書いてあって、事実かもしれないがなんか清張に失礼な書き方だよな
しかも記事は暗に自殺説に傾いてるような内容だし >>560
同意。
>高等教育受けてない、
とかホントに偉大な作家を馬鹿にしているな。
世間一般の高等教育を受けたヤカラよりは遥かに勉強してるし博識だ…
と比較するのも失礼なくらい。
だが最後の一行だが
自分は自殺説を支持するようになった。
最初は清張のいう他殺だと思っていたけどね 柴田哲孝の下山事件を読んでやはり他殺だと思った
清張のいうようなGHQ犯行説ではないが全く無関係でもない >>562
他殺となると、当日、旅館で休憩したり線路周辺目撃された「人物」は替え玉ということになるだろ?
ではその替え玉をどこから連れてきたのか?
また事件後、その替え玉は何処に消えたのか?という疑問がわく。
この点から自分はやはり自殺だと思った。
下山総裁によく似た人間はなかなかいないだろうしな、背格好はともかく紳士然とした貫禄風貌まで似せることは容易ではないだろう。
仮にそんな人間がいたとして、その人間は事件前まで何処で生活していたのか
事件後は何処に行ったのか…その合理的説明がつかない限り、替え玉ではなく錯乱した下山総裁本人だと見るのが妥当では 柴田哲孝の下山事件によると、目撃情報の最重要情報である
五反野駅前の旅館の女将の証言は捏造ということになっている
その女将の亭主は元特高刑事で、犯人グループとされる組織と繋がりがあった 確かにあの旅館は何か怪しい
ていうか結局つまるところは、あの女将が、下山総裁(とおぼしき人物)の煙草の吸殻を捨ててしまったことがポイントだな
・本当にうっかり捨ててしまったのか
・いやわざと捨てたのか
・いやそもそも煙草は吸わなかったんじゃないか(その場合は替え玉だったことになる)
あの吸殻さえ残っていれば本人かどうかわかるのに オール讀物2月号
松本清張の魔力
北村薫×有栖川有栖
『点と線』にはご用心!本格ミステリー作家の視点から松本清張を語り尽くす
https://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/ 清張は、下山事件、帝銀事件、三億円事件について書いたが、グリコ森永事件には言及していない
よど号墜落事件も書いたが、色々疑惑があった日航ジャンボ機墜落事件にも触れていない
もうそこまでの精力はなくなっていたのか >>568
よど号墜落じゃなくてもく星号墜落だよな?
確かに最晩年でもう気力が無かったのかな。
ロッキード事件や赤報隊事件もどう思っていたのか
非常に気になるところだな… 主人公の男性が崖から落ちそうになったところを、女性から見捨てられて死んでいく話のタイトルなんでしたっけ?
内容は
主人公の男性が女性を救い恩人になる、助けた女性から見殺しにされる話です >>569
> もく星号墜落
「風の息」だっけ。
これすごく面白かった、もう一度読みたい作品のひとつだが
一点、印象に残っているのは、ストーリー中に句会の場面が何度かでてくる。 その句会で登場人物が詠む句、これがかなり味がありうまい。
要は清張が考えた俳句なのだが、そのへんの現代俳句(専門の人間が書いた)よりうまいと思った。
文学的な切れ味がある 高校殺人事件の登場人物のポーやボードレールかぶれの高校生の作った詩もなにげに好き ジュブナイルかと思って避けてたけど面白いのかな>高校殺人事件 高校殺人事件とかいうと学校内で殺人が起こる学園ミステリーかと思うじゃん
しかしそうじゃないんだよな >>573
面白いかと言われると、うんとは言えないが、
清張が得手とは思えない若者たちの妙に礼儀正しいしゃべり方が新鮮w特に女の子
今読んだら、高校生はあんなしゃべり方しねえよと言われそうだが
50年近く前に読んだときはそれほど違和感なかったから、昔はああいう高校生もいたかも
高校コースという雑誌に連載してたらしいが、私はそのころ小学生に上がるか上がらないくらいだし
下町育ちだったから、あんな綺麗なしゃべり方をする女子高生には残念ながら会っていない >>575
清張と関係ないけど下町には「てやんでぇ」とか「べらんめぇ」とか言う人はホントにいたんですか? >>576
下町に生まれ住んで60年、聞いたことはないw
「てやんでい」ではなく「(なに言)ってやがんでい」はある
「べらんめい」や「べらぼうめ」はないなあ てやんでえ、とか
べらぼうめ、とか
言うのを「べらんめえ」口調と言う 清張の十手ものの短編で、江戸言葉(いわゆるべらんめえ)が面白くて書いてるようなのがあった
ラストの親分の啖呵がかっこよかった
あれはやはり綺堂の半七を意識してるんだろうな 中学生のときに清張を初めて読んだら感動した。以降清張基準に小説を判断するようになった。結果、高村薫とか横山秀夫とか好きになった。
逆に我孫子とかの漫画みたいな推理小説が嫌いになった。扉はとざされたままとか、全てがFになるとか清張に恥ずかしくないのかな?と思う。
綾辻や東野は許せるが。 >>577
ご返事ありがとうございます
べらんめえは落語のだけなんですね >>580
清張基準に読んでたら横山秀夫の人間描写の粗さにムカつかないのかとふと思ったけど >>582
横から失礼
自分が腹が立ったのは西村京太郎かな
大昔話題の作家なので何となく読んでみたら、心理描写に情景描写、会話、全てがあまりに下らなくて途中で嫌になった。
それとやっぱり清張には文学性ってものがある
トリックに凝るより、何か人間てものを描いてる感 清張や高村薫って、事実の事件を題材にしているから当時読んだら楽しくなかったのかも。今で言えば、神奈川の座間バラバラ殺人とかを題材にしても、
面白くないよね。鬼畜とかって完全オリジナルなのかな。 >清張や高村薫って、事実の事件を題材にしているから
事実の事件を題材にしている作品(も)ある
割合から行ったらほとんどオリジナル
ヒントにしたとかはあるだろうが、それをいれたら今度は他も作家もみんなそうだ
現実の事件を題材にしたのも、今の座間バラバラ殺人みたいに一年以内に安直にってのはない >>584
鬼畜は元ネタあったよ
死刑になる罪じゃないけど夫は獄中で死んだような(嘘かも)
女房は刑期を終えて出所したはず >>585
同意
むしろオリジナルのほうが多いと思うけどな、小説は。
「風の息」とか「黒い福音」は実際の事件を元にしてるけど
下山事件や帝銀事件はノンフィクションとして書いてる。 >>584
> 事実の事件を題材にしているから当時読んだら楽しくなかったのかも。
よく意味がわからん
当時の読者にとってつまらない、という意味?
松本清張は昭和30年から40年代、50年代、人気作家として本はどんどん売れてた 黒い福音のように、実際の事件を元にしたことが誰にでもわかるフィクションもあるが、
実際の事件が「分かる人には分かる」程度にちりばめられた作品も面白い。
ちなみに清張は実際の事件をあまりにそのまま小説の中に書き過ぎるとして、山崎豊子には苦言を呈していた。 鬼畜、ってドラマや映画の画像が強烈過ぎて印象に残るよね。小説と映画、どっちから先に知っても両方とも面白い作品だよね。
それを言ったら、点と線とかもそうかもしれないが。砂の器も。黒い福音は二回目を読もうとか見ようとか思わない作品だったな。
すまん、個人の感想で。 「鬼畜」は、前半、さえない男のよくありがちな話なんだけど、後半になると話が重く
救いようのない方向へ進んでいき、読み終えたあと気分がどんより沈んでしまった
ただ、鬼畜を収録した新潮文庫『張込み』には、鬼畜の後ろに「投影」という結末の
爽やかな作品が入っているため、そちらを読み嫌な気分から解放された気がした >>589
> 実際の事件が「分かる人には分かる」程度にちりばめられた作品も面白い。
まあ作家といっても全て自分の想像力で新しいことを創出してるわけではないからね。
何か現実の事件にインスピレーションを受けてるとか、誰かをモデルにしてるとか。
純文学でもそういうのはある。
そういえば清張の「棲息分布」は或る有名な実業家夫婦がモデルだろ。あれよく調べてあると関心したよ、しかもそれをうまくミステリーに仕上げてある 東野圭吾「祈りの幕が下りる時」
これって肝の部分がまるごと清張の砂の器まんまだよね。
パクリとは言わん。でも清張リスペクト作です、とかいわれれば納得してしまいそう。
それにしてもストレート過ぎで砂の器よりも話にひねりがないのはなんだかなあ。 東野さんはここらで引退すれば後世に名を残す作家になる事は間違いない。
清張のミステリー作品の代表作は何でしょうか?ドンデン返し等、やられた、って思う作品を教えて下さい。 清張は今風の読者引っかけ型叙述ミステリーとは違うし
まあ叙述っぽいのも何作かはあるけど 興味があるならまず自分で何かしら読めばいいじゃん
何も知らずに他人に、お薦め聞くとか、ほんと馬鹿だと思う。
他人の感性と、自分の感性は違うだろ
しかも叙述トリック(笑)
東野圭吾をずっと読んどけばいいよ 清張はドラマや映画で先行して情報を得てしまったから、つまらないんだろうなって逆の印象がありそうでこわい。
でも、砂の器が何故人気1位なのか理解に苦しむ。せめて鬼畜なら分かるけど。 適当に少し前の「本格」ミステリのトレンドと合っていそうな作品選ぶと
屈曲回路、アムステルダム運河殺人事件、火神被殺
とかどうか? ガラスの城ならちょっと叙述っぽいかな
叙述トリックより、二人の手記で視点ががらりと変わる心理描写が面白い >>598
鬼畜も映画の影響で小説の評価底上げされてるでしょ
張込みや潜在光景や疑惑もそうだけど
脚本の力のすごさを感じるだけだった 疑惑って映画先に見て小説後に読んだらあまりにB級過ぎてびっくりした 鬼畜は玉木と常盤貴子のおかげで滅茶苦茶凄い小説って印象だよ、若人には。
一方砂の器は???って感じ。点と線は西村京太郎との違いが不明。そう考えると高村薫の方が映画やドラマ化されても、尚小説の素晴らしさが残っている事に異論はないでしょ。 しかも西村京太郎と清張の文章力その他違いがわからないようでは、あまり本も読んでない模様 まさかミス板でめるちゃん見るとは思わなかったわ
HKT48の初代センターだった子だ 森村誠一と清張をごっちゃになってる人いるよね。でも、どっちも知らない人に、タイトルと作家名を伏せて読ませたら誠一の方が人気があるって実験した教授がいた。
結局有名処だと名前先行してしまっている点は否めない。でも結局、横山秀夫とか清張、高村薫と西村京太郎、誠一ではえらい違いがあるんだよな 高村薫と清張を比較するのはわからなくもない。
文体に高村薫なりの個性があるから。
だが西村京太郎や森村誠一と比べるのは全く意味がない。
なぜなら、彼らは明らかに清張の劣化コピーに過ぎないから。彼らには個性がない。
劣化コピーではなく、異なる個性と比較したほうが生産的というもの。 清張作品は結構実験的なのが多いから完成度で言えば今ひとつふたつな作品も多い
一般人にとっては誠一、京太郎みたいな金太郎飴の方がストレスなく読めるだろうね テレビで時々ドラマ化するときのCMの多さが物語っているよ。
横山や清張なんて6分に1回のペースでCM入ってくるからビックリだぞ。
西村や誠一は至って普通だが。 文春文庫新刊
松本清張の「遺言」『昭和史発掘』『神々の乱心』を読み解く
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167910211
文春新書版に「『昭和史発掘』を再発掘する」(文藝春秋2010年4月号掲載)を併載した決定版。 松本清張 「隠蔽と暴露」の作家 (集英社新書)
新書 – 2018/1/17
高橋 敏夫 (著)
清張の代表的作品をとおして、その表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどるとともに、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています