松本清張20 [無断転載禁止]©2ch.net
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光文社文庫プレミアムミステリー 2018年新刊
「地の指」
「風紋」
「影の車」
「殺人行おくのほそ道」
「花氷」
「湖底の光芒」
「数の風景」
「中央流沙」
これまでと違い、そもそもカッパノベルスで出ていない作品ばかりだが、
角川文庫や講談社文庫の作品も、光文社が集約しようという動きなのかな 出版不況だから
各出版社が超人気作(有名作)以外は増刷数抑える
で、光文社が文庫化権を新たに取得
なんて流れでないと良いが >>743
湖底の光芒
結構隠れた名作かも
義理の妹だっけ?のビッチ感がw 『犯罪の回送』
こんな大掛かりなトリックを使う奴、現実にはいねーよというツッコミは、ミステリ好きには野暮なんだろう。
なんとなく『死の発送』と似た印象もあるが、
清張の推理物は「本格」に近づくとかえって登場人物が魅力を減じると思うのは俺だけか。 >>747
「本格」の宿命なんじゃないかな
個人的には、淡々と捜査していく作品は好きだけどね
清張のは捜査に「地道」感が出てて好き 砂の器の超音波殺人はオマケみたいなものだからそこだけ取り上げてどうこう宇野は間違っている >>751
名作かどうかはともかく、感動泣かせ部分は映画化の手腕だよね
原作は淡々捜査系で、映画じゃあまりクローズアップしてない方言トリック?のとこが面白い
殺人方法がとんでもなのは間違いないが、清張はこういうの結構やるし、別に瑕疵とは思わんな 清張はややもすると、人間を書くのがメインで、トリックは付け足し程度などと言われることもあるが、
たとえば「坂道の家」はまずトリックありきで(殺人自体は後半かなり進んでからようやく出てくるが)、
そのあとで杉田りえ子等、登場人物の小説的肉付けをしているのであって、その逆ではない。
なぜそう言えるかというと、本人がそう言っているから。 やつは犯人ではない
なぜそう言えるかというと、本人がそう言っているから でも坂道の家で印象に残ってるのはトリックよりも
若い女に溺れていくおっさんの悲哀だわw 坂道の家は清張の中編小説の中で一番の出来じゃないかと思う。
杉田りえ子の小悪魔的魅力に吸い寄せられるように転落する主人公は
りえ子の嘘を薄々気づいていながらドンドン深みに嵌って行ってしまう。
りえ子の悪女ぶりと終盤の主人公の狂気が絡み合って殺人事件に発展する。
こんな凄い小説は清張以外には書けないな。 影の車だったのかな
「子供がこんなこと考えてるはずがない!」
「そんな事あるか、現に自分が・・・」って話があったな
彼は、(作品内で)どんな運命をたどったんだろ 昔、松本清張ってのは
「あの清張が社会を斬る」大家、識者みたいな印象があって苦手だったけど
正確ではないかもしれないけど
昭和30年代くらいの「普通のサラリーマンが遭遇する非日常」を書いた作品を読んだ時
凄い人だと言われるのがわかったな 清張の初期の短編に好きな作品が多い。
「通訳」ってのはあの徳川家重と側近の大岡忠光の話。昔の大河ドラマで、中村梅雀と雨宮良がそれぞれ演じた。
清張の小説も良かったが、こっちの大河の二人も好演した(大河ドラマと清張の作品は直接関係はないけど) あと多分このスレではあまり出てきてないけど「菊枕」。
サブタイトルは「ぬい女略歴」となっているが、実在した杉田久女をモデルにしている
緊密な文体でぬい女の生涯を描いている。
後に田辺聖子が同じ人物をモデルにして『花衣ぬぐやまつまる』という長編評伝を書いて、これは賞をもらいまた舞台化されてた記憶。
だが自分的には清張の短編のほうが印象深い。
田辺が評伝を書くずっと以前に、この女流俳人に着目した清張はやはり慧眼だと思う 他には『奥羽の二人』とか『願望』とか、初期の地味な短編も心に残っている。
考えてみるとどれもミステリーというより文学作品に近いようなものだ。
自分は推理小説はあまり好きではなく、
謎解き的なものにはそれほど関心がないが、清張作品は他のミステリー作家とは一線を画してして、文学性が高いものが多い。 芥川賞作家だしな
社会派全盛になって本格派に叩かれたときも、清張だけは評価するひともけっこういたり。不思議な面をもった作家 元々推理作家として出た人ではないですしね
長編も最初は時代小説でしょ
「張り込み」が最初のミステリー? >>764
木々高太郎に広義の推理ものということで出したのは「火の記憶」。
「張込み」は推理小説のつもりで書いたのではないが、これが私の推理小説の出発点とされているようだ、
と他人事のように本人は言ってる。郷原宏なんかもこの説。 へーそうなのか
清張のことは一通り知ってるつもりだったが、それは知らなかったな >>763
そもそも、清張自体が本格好きで、ミステリー要素が薄くなっていく社会派の現状に
不満をもらしていたぐらいだからな 顔、に一言
あの時点で他人に目撃されてされたら決行してないやろ
低脳な犯人に乾杯! プロの諜報員ならともかく、犯罪者はべつに知性と計算で行動しているわけじゃないから無問題
ある意味、愚かだから犯罪者になる 初めて書き込みします。
話題の芥川賞候補についてのスレッドで
「渡された場面」のことをちょっと書いてる人がいて・・・
松本清張で検索してやってきました。
来てよかった! 百歳か、、、うーん、大往生だな、ほんとに
お子さんも脚本家になってるようだから、偉大な遺伝子は継承されてるのか 張り込み冒頭の列車のシーンは暑そうだよな
今年だったら何人か乗客が死んでる 杉並の清張邸って今どうなってるんだろう
清張の死後、売却されて取り壊された? 阿佐ヶ谷だっけ?
確か近所に住んでるはずの阿刀田高に確認に見に行かせるか?(笑) >>756
確かに。
この男はなんて馬鹿な奴なんだろうと思っていたが再読するたびに
女から離れられない心理が理解できてきて面白い。 >>782
こちらも主人公の男の年齢に近づいていくというのもある 清張作品の主人公はひどく女にだらしない
町工場や商店の親父なんかでも少し金回りが良くなるとすぐ愛人を囲いだす
大体それが悲劇の始まりになる 松本清張の本を読んでいるとたびたび悪女が出てくる。
一度、松本清張氏の女性感について聞きたかったw >>781
浜田山。井の頭線からも見える。
>>782>>786
I think so too. Googleの航空写真だと清張邸があったとおぼしき場所にはマンションが建ってるから
死後遺族が土地を売ったのであろう 今でも印税すごいだろうな。流行作家って、亡くなっちゃうと案外簡単に忘れ去られるものなのに
太宰治と同じ年生まれというのがなぜかおもしろい ああ、そうなのか
大宰が自殺してから、(心中)、清張が活躍しだしたわけか 「張込み」「黒い画集」「黒地の絵」と読んだけど、どれも面白すぎ。
改めて松本清張の才能に感心した。それに比べて現代のミステリーは
… 。 松本清張「彩り河」論(名古屋短期大学研究紀要 第56号)
https://ohka.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=118&file_id=22&file_no=1
前年に公開された「迷走地図」(1983)において、
霧プロの双璧である原作者、松本清張と松竹側の筆頭、野村芳太郎との間に決定的亀裂が起こったこともあり、
「彩り河」はその煽りを受けた失敗作とされてきた。
しかし、ここには1980年代の松本清張の作風の変化と松竹映画との相性の悪さなど、
小説を商業映画にしていくプロセスにおける構造的欠陥が「彩り河」自体で顕在化してきたからに他ならない。 >>796
「彩り河」の原作の映画上映部分が、映画化を意識した描写になっているという指摘、
映画化も検討された「熱い絹」「霧の会議」にも当てはまるかと。
清張なりの新たな文体の模索だったのかもしれないが、小説内における映画めいた描写は、テンポを弱め、
「告訴せず」や「黒革の手帖」などで冴えを見せていた小説ならではのスピード感を殺ぐ結果になっていると思う。 『黒革の手帖』を一言で表すと
「がわ、がわ」
これに尽きる 清張の後期作品には国際的なネタのものが多いけど
海外取材に頻繁に行くようになったからなんだろうな 高一の時、夏休みの宿題に、読書感想文っていうから、
みなの前で、「松本清張や司馬遼太郎でもよろしいね」と質問したら、
「そんなのダメです。ちゃんとした文学作品を読みなさい。」って言われた。
何人かから「へぇ〜エ」って声があがった。 清張や司馬遼太郎は娯楽作品だからダメってことなのか そこで、芥川龍之介の 『女体』 はちゃんとした文学作品ですか? と質問してみる ここのみんなと同じように、新潮文庫とか文春文庫とかで清張をたくさん読んできたが、
いまだに、『西郷札』の結末がサッパリわからん。
いくら読者の想像にまかせるにしても、あまりに漠然として全く見当がつかん。
いったい、どうなったと読者に思わせたいんだろうか?
そもそも史実にもとづくハナシではないからね。
デマを信じた買占めがあった、なんぞという記録も伝承もない。 純文学か純文学でないかは掲載誌で決まる。
「文學界」「新潮」「群像」「すばる」「文藝」掲載なら純文学。
これ以外の基準はない。
清張で言えば、「父系の指」「老春」は、「新潮」掲載だから純文学。
他方「砂の器」「けものみち」は純文学ではないが、
そう言える理由は、内容ではなく、掲載誌。 ということは、「すばる」 に連載された椎名誠のSF 『アド・バート』 は純文学かぁ... いとうせいこう×奥泉光 文芸漫談 「松本清張『点と線』を読む」
10月20日(土)新宿文化センター
http://subaru.shueisha.co.jp/mandan/ 俺は中1の時は芥川の短編、2、3年の時は横溝正史の短編で感想文を
書いたが大丈夫だったな、シャレの分かる教師だった、なかばアル中で
常に安酒のジン臭い教師だったが(笑) ゼロの焦点を読み始めました。
短編ばかりでなくちょっと長編にも挑戦。 文庫化されてない作品が読みたくて、地元の図書館で清張全集を借りようと思ったのだが
目録にはあるのに本が何冊も行方不明になっていた
多分盗まれたんだろうな 北の詩人/象徴の設計
という巻が気になっていたが、
パラパラめくった感じではつまらなさそう >>809
たいがいのは電子書籍で読めるんじゃないかな
と思ったら昭和史発掘がまだ電子化されていないみたい
これも文庫化はされてるしセット買いもできる >>809が怪しい
北九州市教育委員会によりますと、今月9日午前9時ごろ、北九州市小倉北区の中央図書館で、
開館前の準備をしていた担当者が、棚にあった松本清張全集のうち57冊が、なくなっていることに気付きました。
担当者が確認などのために棚を離れ、開館後の午前9時半過ぎに戻ったところ、さらに5冊が無くなっていたということです よりによって御大の地元での犯行かよ・・・orz
全部で数10キロはあるものを、良く気付かれずに盗み出したもんだな。 特に稀覯本というわけでもなくそれこそ図書館でいつでも読める本をわざわざ大変な手間をかけて盗み出してどうすんの そうか。自炊するために盗んだのかな
盗んだ本なら心置きなく裁断できるしな 『黒革の手帖』読んだ。
女向けの小説じゃねえか。くだらん!
どうせ、女向けの週刊誌か何ぞに連載されたもんだろ。
上のほうで、男が「面白いぞ」て言うから、ほだされて読んだが、
読んで損した。
値打ちのわからん奴は、ここに評価を書くな! という自分自身が「黒革の手帖」の値打ちを分かってないというブーメラン 「松本清張」だから絶対面白いって事はないと思うよ
色んな作品書いてるから
世間的に評価はされていても、自分にはあわなかった
って事もありうるし 清張全集の盗難、そんなのは古本屋では一冊100円程度で売っているようなものだから報道する価値もない
とか言っている奴がいたが、図書館から大量に盗まれたということ自体にニュース性があるわけなのだが 全部で40キロだって。
複数犯か力持ちのボディービルダーの仕業か? >>803
官僚を主人公が殺したんだろ
むしろそれ以外の結末が思いつかんわ 俥屋が役人を亡き者にして、その妻(義理の妹)と駆け落ちした 松本清張の小説が初めて映像化されたのは顔が松竹で映画化で1957年1月公開、同年12月に地方紙を買う女がNHKでドラマ化
以降毎年映像化され続けて現在も記録更新中、映画は84年以降だと2009年のゼロの焦点(2回目)だけだがTVドラマは来年早々疑惑をやる
テレビ黎明期から60年以上ってこの人くらいじゃないの、しかもシリーズものとかなしだし 他だと横溝正史くらいかなぁ、今NHKBSで年1作ペースでやってる。 横溝は忘れられかけたが角川春樹が仕掛けて市川崑の一連の映画とTBSのシリーズが大きい。
清張はやっぱ野村芳太郎と橋本忍が大きいな、野村芳太郎は霧プロにも関わってるし。
野村・橋本コンビは横溝の八つ墓村もやって当てたが、市川崑は清張の点と線をやりたかったらしいね。 そろそろ清張作品を岩波文庫で出すべき
乱歩だって出したんだから
まだ死後30年もたってなくて歴史化してないからダメなのかな まあ、そのうち出るんでしょうな。
今年で没後26年だから、もうそろそろかな。 >>830
岩波と聞くと権威のように見えるが、
実際は単に岩波文庫の編集者に好きな人がいるかどうかだけの話だからねー。
「超人二コラ」が何故か収録されてしまう、その程度だもの。
(「松本清張傑作選」として「高校殺人事件」「神と野獣の日」を入れて来たら暴挙だ) ある小倉日記
西郷札
は岩波文庫に入りそう
「松本清張歴史短編小説集」とかいって
三島由紀夫も有吉佐和子も入ってるのだから >>833
もし岩波に入るのならば
新潮文庫の傑作短編集5冊分と
かなり収録内容が重複したものになるかな
それと○○往復書簡集みたいなものが出たり・とか 昔、或る「小倉日記」伝 のTVドラマを、たまたまちらっとだけ観ました。原作は読んでません。
身体障害者の主人公が綺麗な女にマジ告白して、女が困って笑ってごまかしたシーンがすごく印象に残っています。
てっきりその「失恋」が原作でも話の山場なのかと思っていたら、Wikiなどの作品紹介文にはそんな記述は全く出てきません。
原作中では「障害者の失恋」要素は別にことさらフィーチャーされてないの? そんなの出てきたっけ?
ドラマは見たことがないが、失恋話があるなら、テレビ受けを狙ったオリジナル脚色かと。 原作でも山場ってほど盛り上がるようなな場面でもなかったと思う
身体がだんだん麻痺していくような障害って、ホーキング博士みたいなものか 原作が今手元になくて確認できないけど
あれは本人が告白するんじゃなく、母親がうちの息子の嫁にとそれとなく言っただけだった気がする なにやら障害者の男が心血注ぐ研究のためのリサーチを介助役の看護婦さんが親身にアシストしてくれてる
で、一定の答えに到達したところで
協力して成し遂げた同志意識だとか、達成の高揚感とともに生まれた「男」としてのささやかな自信みたいなものがあふれて
この人なら研究だけじゃなく人生の伴侶になってくれるんじゃないか?って、オカンもいる前でマジ告白
→困り果てた女がただただ笑ってごまかして去る。
そして彼の研究結果も、後にリアル文献の発見によって無価値になったとさ というナレーション
でも全てが無意味だったわけじゃないよ、彼は彼なりに命を燃やしたんだもんね、みたいな余韻を持って<完>
残酷だけど美しい話だよなーって思ったの。まるまるTV脚本だけのストーリーだったのか。さもありなんだけど >>838
それを目一杯膨らませたのかしら。
そもそも俺の脳裏の映像が現実にそうだったかも怪しいのだけど 作品の映画化本数はスティーヴン・キングに近年ついに抜かれちゃったが、
TVドラマも含めた映像化全体の本数なら清張は世界一の小説家だろうな
それも二位以下を圧倒するぐらい離してると思う 北九州をまるごと体験するイベント「KitaQフェス」のメインビジュアル、
よく見ると清張が小倉城の上を飛んでいる
http://kitakyufes.jp/ かといって、清張からタラコ唇を外すわけにはいかない 小倉出身者で、フィクションの無法松を除くと、いまだに清張以上の有名人が
いないんだな、超々有名作家だったわけだしまあ当然かw >>846
長編はイマイチ。これは「点と線」「ゼロの焦点」にも当てはまる。
短編の方が面白い。「張込み」「黒い画集」「黒地の絵」「駅路」なんかおすすめ。
中編では「遠い接近」「疑惑」「霧の旗」等は面白い。 「砂の器」って小説として名作の評価を得ていたっけ?w 共犯者
恐喝者
という短編を続けて読んだが、どちらもいい加減なオチでわろた
でも、途中のリーダビリティはある >>847
そこの作品全部読んだわけじゃないけど納得だわ
あと「けものみち」とか完読出来なかった
たしかに短編は良いよ
>>848
映画化=その作家の代表作ってことになってしまうんじゃない
でも清張さんは、映画の方が良い場合が結構あるからね 清張長編好きだけどな
90年代頃から分厚いミステリーがよく出る以前は分厚いミステリーと言えば清張で読み応えがあって
いつまでもこの世界に浸っていたいと思ったよ >>852
俺は清張の時代物が好きなんだけど、かげろう絵図なんかも厚さにわくわくしたな
西海道談綺は長すぎて薄いのが8巻だったのが残念w >>848
映画は名作だけど、小説の方はどう
かな、ちょっと変な設定があるし。 最近清張の代表作の映画を見たんだけど、
「点と線」「ゼロの焦点」「砂の器」の中では抜群に「点と線」(1958年)が駄作だった。
2007年のビートたけし主演のテレビドラマの方がずっといい。
映像化スタッフの力が大きいんだなと再確認。 まああれはたった85分だし、最初から原作のダイジェストでいいや感があるよな
ストーリー自体はたけしのドラマの方が圧倒的に重厚で良い
でも映画は原作小説の発売の同年にすぐ作られた事に価値があると思う
小説内に書かれてる1958年の日本の風景がそのままリアルタイムに映像で、
しかもカラーで見れるという、資料的に高い価値がある
ゼロの焦点だと映画化は原作の3年後と近いがモノクロ
砂の器はカラーだが劇中設定が原作の1960年から
1970年代半ばに変更されちゃってるし 黒い画集収録の「凶器」について
http://d.hatena.ne.jp/trivial/touch/20140104/1388803970
清張の参考は従来囁かれてきたロアルド・ダール「おとなしい凶器」ではなく、
バロネス・オルツィのレディ・モリーでは?という説 長編であっても頭の出だしを考えたら筆を執って書き始め、
書いているうちにお終いまで何とかなっていた清張だった。
ところが、晩年は途中で行き詰まって四苦八苦することも多くなっていた。
清張が、清張宅を訪れていた橋本に尋ねる。
「橋本さんはシナリオを書くと決めたら、最後まで決めてから書かれるんでしょう?」
橋本が応じる。
「途中で考え込んで時間がかかったら、
忙しい俳優さんのスケジュールまで狂ってしまうから、
形は最後まで決めてからでないと、仕事にかかれません」
わが意を得たりとばかりに、清張がつづける。
「だったら僕のために、小説の構成を立ててください。
僕がその構成の通りに小説を書けば画期的なものになるような気がします」
橋本は思わず膝を乗り出し、
「構成・橋本忍 小説・松本清張か。これはいける!」
と、声をあげていた。清張の顔も晴れ晴れとしてくる。
先行する橋本が、あれこれと材料探しに取りかかる。
普通のものでは面白くないとのことで、
日本の最古代、太平洋のまっただ中で海底火山が爆発し日本列島が海から現れる、
日本の創世からはじまる物語を考えていた。ところがそこで、病を得た清張は急逝してしまう 清張が自分の映画化作品で出来の良いものに
影の車を挙げてなかったのがちょっと意外だった
これこそ原作に完璧なまでに忠実で、忠実過ぎて
小説を読まなくてもいいんじゃないかって思えるぐらい
むしろそれだから挙げなかったのか? >>861
まったく同じなら、逆に映画を見なくてもいいんじゃないかだからじゃね?
まあ、岩下志麻を見る目的はあるわけだが(俺の場合はそうだった) >>861
そんなに忠実だったあれ?
例によって原作相当膨らませてる印象だけど 影の車ってよく分からないのは
どうして題名が「影の車」なんだろう?
原作の題名は「潜在光景」だと思うが… >>864
そもそもが「影の車」という名の短編シリーズを婦人公論で連載していて、
「潜在光景」はその中の一編だった
短編集として単行本化した時もタイトルは「影の車」
ちなみにその中に「影の車」という題の短編は無く、あくまでシリーズ名
映画のタイトルにシリーズ名をつけたのは単純に「潜在光景」より
「影の車」の方が映画のタイトルとして映えるって判断だろう
別にあの映画って車が重要な意味を持つわけじゃないから
上記の経緯を知らない人には意味不明だけど 清張お得意の連作短編ってやつだな、「黒い画集」みたいな感じの。 連作短編って登場人物や環境設定が共通している短編を繋げて一つの世界にしているようなもののことだから
清張の場合は単なる短編集だと思う >>867
あとで組み替えて出版したりもしてて割と無頓着だしな
純然たる連作短編は「絢爛たる流離」とかちゃんと書いてる 『家紋』読んだ
これって実際にあった事件がモデルになってるんだな。そしてそれが都市伝説『赤マントの怪人』の元ネタ
なんだそうな 清張全集、善意で復活 全国のファンが寄贈申し出
https://web.smartnews.com/articles/frduTQs7WEi
北九州市立中央図書館(小倉北区)で、9月に盗難に遭い書架から姿を消していた「松本清張全集」(66巻、文芸春秋刊)が善意の寄贈で1セット全てがそろい、1日、約3カ月ぶりに書架に並んだ。
報道で清張の出身地・小倉での盗難を知った全国のファンから寄贈の申し出が相次いでいた。 それほど希少価値ってわけでもないよね
BOOKOFFなんかでも歯欠けだけど時々見かけたりするし 西郷札のラストは雄吾が第三の選択をしたことになっているが
それが曖昧すぎて、どんな結末だったのか予想が難しい。
塚村に直接的な危害を加えた事実がないことになっているから
雄吾と季乃が駆け落ちしたのか?
妻に不貞を働かれた塚村がそれだけで没落するとは考えにくい。
二人が派手に心中して、なおかつ塚村の計略を暴露したら
流石に塚村も面目を失い高級官僚の地位から転落するかもしれない。 神奈川近代文学館特別展「巨星・松本清張」
2019年3月16日(土)〜2019年5月12日(日)開催
本展では、北九州市立松本清張記念館をはじめとする関係者の協力のもと、
約400点の資料で清張の多彩な作品世界を展観します。
https://www.museum.or.jp/modules/im_event/?controller=event_dtl&input[id]=92547 今日は松本清張の生まれた日。
本当は同じ1909年2月12日らしく、届出の関係で今日になっているようだ。 生まれた日の十月十日(とつきとおか)前だから、届け出というよりは仕込みの関係では.... 昔は実際の生年月日と戸籍の生年月日が違うのはよくあった ドラマで多少脚色するのは良いけど人物の性別まで変えないで欲しい 俺は面白くなるならどれだけ変えてもいいと思うけど
女どうしの対決にするのは岩下志麻と桃井かおりの真似だからなあ
山田風太郎の魔界転生の映画版で深作監督がラスボスを天草四郎にしたのを、以後みんな真似してるのと一緒
疑惑も最初の映画版がそれだけ良かったってことだろうね 『疑惑』は悪女キャンペーンを張った新聞記者が、悪女が無罪になって復讐されることを恐れ
精神がおかしくなるというところがキモだから、女の対決とかどうでも良いんだけどね
むしろ新聞記者役を女に変えたら どうでもいいことを踏襲するのは、TV的には女対決はどうでもよくないんだろう 「顔」も最初の映画版は主人公が女だったが性別だけじゃなく
ストーリーまで改変してクソ化してたな
あれが清張映画の記念すべき第一作なのって汚点だと思う
TVドラマ化も何度もされてるが、やっぱり女主人公に改変したものが多くて、
戸田菜穂版とか松雪版なんかは原作に忠実なので悪くないし、
むしろ女に変えた事で面白くなってるが、疑惑と違って女改変が
あの映画版の功績と考えるのは複雑だな
ちなみに珍しく原作通り男でやった谷原章介版は未見
観たことある人いる? 女の情念みたいなものを打ち出せば受けると思ってるみたいだね最近の清張ドラマ制作者は
清張作品はは男の世界でもあるんだけどそれが等閑視されている >>888
大昔だが、山崎努がやったのは見たことある
あの印象的な顔を生かしてて、面白かった
大昔なのに、突然顔をあわせてしまった固まる山崎努の表情をよく覚えてる 「顔」と「巻頭句の女」と「家紋」はつべの朗読で聞いた。ぜんぶ良かった。 「この秘密がバレたら破滅する」みたいなパターンが清張は好きだよね
秘密を守る為にさらに犯罪に手を染めて泥沼に落ちてゆく感じ
それを捜査側の視点から書く時も、犯人視点から書く時も、どっちも上手い 「顔」や「遠い接近」とか殺す相手をどこかに誘導しようとするって
やり方多い気がする。 TVの犯罪ドラマは相変わらず断崖での罪の告白シーンが多い
こうした部分的なシーンで著作権料が徴収できたら相当な金額になると思う 断崖絶壁でのクライマックスは清張自身の発想ではなく
最初にやったのは『ゼロの焦点』の映画化の時でしょ 「砂の器」の代表的イメージになっている巡礼も映画版だしな 東野圭吾の『祈りの幕が下りる時』が現代版『砂の器』だと言われているけどね
確かに華やかな現在の境遇から過去を隠すための犯罪というのが『砂の器』に通じるんだけど 俺も、過去の悪行がバレやしないかと内心穏やかではない。
一流私大を出て大企業に入り、出世街道まっしぐらで将来の
重役の座がようやく見えてきた今なのに・・・
・・・・というパターンのストーリーは、誰でも一度は
考えそうだよね(笑) 正体がバレないかハラハラさせるというのは応用範囲の広い手法だよね
下は魔法少女ものの古典 「魔法の天使クリィミーマミ」 第5話より
あぶない!? マミの秘密!
https://www.youtube.com/watch?v=vSiWVi1lgig ブルックナーは「計数マニア」だったか - 松本清張『数の風景』より
http://kj-books-and-music.hatenablog.com/entry/2019/01/18/004704
自分は「数の風景」は読んでいるし、ブルックナーの交響曲もソコソコ知っている手合だが、
ブルックナーの計算狂説にクローズアップした言説というのは他にほとんど見ないので、
確かに奇異な印象はあった。
「数の風景」以外で、日本でこの説を話題にする人は殆どいないが、英語検索では出るのだから、
ひょっとすると英会話の出来た清張は、シェンツェラー以外に何か確信させるネタを聞いたのかも知れない。
「数の風景」の取材先が飯守泰次郎だったことは初めて知った。 「数の風景」で些か腑に落ちないのは、クラシック音楽マニアの扱い。
「数の風景」の落ちを明かすことになるので具体的に書けないが、
ああいう書き方、クラシック音楽ファンは苦笑するしか術がないんじゃないですかね。
キチガイじゃないんだから。 計算狂の女なら『Dの複合』にすでに出ているのでネタの使い回し 《超悪質!盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪首謀者の実名と住所/死ねっ!! 悪魔井口・千明っ!!》
【要注意!! 盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪工作員】
◎井口・千明(東京都葛飾区青戸6−23−16)
※盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者のリーダー的存在/犯罪組織の一員で様々な犯罪行為に手を染めている
低学歴で醜いほどの学歴コンプレックスの塊/超変態で食糞愛好家である/醜悪で不気味な顔つきが特徴的である
【超悪質!盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者の実名と住所/井口・千明の子分たち】
@宇野壽倫(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸202)
※色黒で醜く太っている醜悪黒豚宇野壽倫/低学歴で人間性が醜いだけでなく今後の人生でもう二度と女とセックスをすることができないほど容姿が醜悪である
宇野壽倫は過去に生活保護を不正に受給していた犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
A色川高志(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103)
※色川高志は現在まさに、生活保護を不正に受給している犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
【通報先】
◎葛飾区福祉事務所(西生活課)
〒124−8555
東京都葛飾区立石5−13−1
рO3−3695−1111
B清水(東京都葛飾区青戸6−23−19)
※低学歴脱糞老女:清水婆婆 ☆☆低学歴脱糞老女・清水婆婆は高学歴家系を一方的に憎悪している☆☆
清水婆婆はコンプレックスの塊でとにかく底意地が悪い/醜悪な形相で嫌がらせを楽しんでいるまさに悪魔のような老婆である
C高添・沼田(東京都葛飾区青戸6−26−6)
※犯罪首謀者井口・千明の子分/いつも逆らえずに言いなりになっている金魚のフン/親子孫一族そろって低能
D高橋(東京都葛飾区青戸6−23−23)
E長木義明(東京都葛飾区青戸6−23−20)
F若林豆腐店店主(東京都葛飾区青戸2−9−14)
G肉の津南青戸店店主(東京都葛飾区青戸6−35ー2 清張原作のドラマって誰が演出をやろうが脚本をやろうが、一定のレベルの
面白さは保障されてるのが凄い
テレビ向けにかなりアレンジされていても、原作の骨格の部分が面白さのツボを
きちんと押さえているから
だから半世紀以上もドラマ化が途絶えないという 「時間の習俗」はなんでコケたんだろうなあ
原作を読んだことは無いけど、タイトルはいかにも面白そうなのに
「フジテレビ100周年記念」とかで、
製作者のほうも気合入ってた訳でしょう まあ、今のフジテレビじゃ何をやっても駄目、という事なんだろうなぁ。
何せ、比較的視聴者が多いと思われる正月特番なのに、2%とか叩き出し
ちゃうクソっぷりだからな(笑) ググったけど、「時間の習俗」のドラマはフジ55周年記念で2014年4月にやった内野聖陽主演のか?
正月特番ってのは今年? 時間の習俗やるなら、たけしと高橋克典の点と線コンビでやってほしかった 清張作品は抽象的なタイトルが多くてどういう話だったかぱっと思い出せなかったり混同したりする 『数の風景』読んだ。不覚にも初読。
大きく三つの専門的世界をバックボーンに(知らない世界のことゆえ勉強になった!)
それが錯綜展開しつつ謎解きへと集約してゆく手腕はやはりさすが。
当初は連作短編の構想だったらしいので、その形でも読んでみたかった。 >>914
漢字二字の熟語多数で混乱
中島みゆきの曲なんかもそう 今度の日曜スカパーのホームドラマチャンネルで「脊梁」やるよ。無料放送。池上季実子のやつね。知らないけど、面白い? 清張作品にも「小説三億円事件」みたいなそのものズバリのタイトルものもあるんだよな 「小説帝銀事件」「高校殺人事件」「アムステルダム運河殺人事件」 浮気調査を依頼された興信所の調査員が
現場宅にトラックを突っ込ませ
浮気相手が飛び出してくるかどうか試してみる・・・
んなアホな テレビが弱くなったと言われる昨今だからこそ
思いきって「黒字の絵」をドラマ化してほしいな 常に読者の裏をかく二コだから球技大会の続きもありそうもない気がしてきた
何をやるかといえば進路を決める業者テスト回かな 「ミステリと東京」の著者、川本三郎の新刊
『松本清張の時代 昭和・犯罪・格差社会』 3月22日発売予定 毎日新聞出版
https://honno.info/kkan/card.html?isbn=9784620325798 「砂の器」で質問なんだけど
なぜ和賀英良は三木を殺してまで父親に会いたくなかったの?
本当は会いたかったんでしょう?
そのへんの心情がよくわからない >>925
発症してるのがわかったら
本人だけでなく、身内すら村八分になる難病
その病気にかかっている病人に息子が会いにきた
しかも有名人
多分、話題になるけど難病の病人の身内というだけで
芸能界(芸術の世界)で忌避され、周りから人が去っていき引退に追い込まれそう 映画だと丹波哲郎が「三木は和賀の前身を軽々しく口外するような
人物ではありません」って台詞があったんだよな
あれがあったから余計になんで殺したの?って疑問が湧くんだが、
延々と流れる音楽と巡礼シーン、緒形拳の老三木の「すでお、何故だ!」の迫力、
最後の丹波の「彼はもう音楽の中でしか父親に会えない」で
強引に説得させられた感じだった
原作では丹波と緒形の台詞、どっちも無かったから、
普通に三木がペラペラ喋りそうだから殺した、で納得できた でた物語もラスト付近で
たまたま刑事が裏に住んでいたとか 普通の意味で三部作ではないけど、最も有名な3作というのは間違いないね
クリスティの有名な代表作はアクロイドとそして誰もとオリエント急行というのと同じ意味で
有名なのよりもっと面白いのがあるのも一緒 砂の器で和賀がやっていた音楽は原作では前衛音楽のミュージックコンクレート
だからああいうトリックが成り立った 三木に事情話すよりも殺すほうがマシなくらい恐怖だったのか 原作は事情話せばいいじゃん、で終わりだが、映画だと親父に会ってしまうと
メンタル的に「宿命」を完成させる自信がなくなる、とも解釈できる
じゃあ曲が完成してコンサートが終わった後に会うと約束すりゃいいじゃん、で、終わりだがw
原作・映画どっちも納得させるとしたら、三木が正義感強すぎるあまりに
「親父さんのためにも自分は本浦千代吉の息子、秀夫だと世間に
堂々と公表するべきだろう」と、迫られたとしか
そういえば映画スレでは三木にゆすられたから殺した説を執拗に唱えてた奴がいたな
そういう妄想がまだしも成り立つのはむしろ原作な気がするが 映画は緒形の勢いからすると親父に会った後も引き取るとか今の親族に紹介した方が、とか色々言い出しそうな感じはした
人がいいだけに 原作での和賀の専門は前衛音楽のミュージックコンクレートだから
後の映像化作品のようなありきたりなクラシック的音楽ではなかった そう思うと映像化作品は原作を通俗的に顴骨堕胎したに過ぎないんだなとよく分る ソウトコワレシイイのネタで敷かなかった一作目を現代風雨に調理したのは同だ
新たな樹上者があったろう >>938
>顴骨堕胎
換骨奪胎なんだろうが、なんかカルト宗教のやばい儀式みたいですごいな リメイク版制作するたびに曲を新しく作っていたか気になったりしています。 とりあえず中居版は映画のリメイクなので題名はそのまま「宿命」だが、
曲そのものは映画とは別の曲を新たに作った
仲代達也版と玉木宏版も観たけどどうだったかな… 和賀が陳腐なクラシック風音楽を作る奴だったら
ヌーボーグループなんて前衛芸術家集団なんかに入らないよな >>934
島崎藤村の破戒と同じだよな
秘密の暴露=社会を追われる >>943
まだ一行も読んでないが、タイトルと作者が女ってだけで
清張作品の女は頭カラッポの男に都合の良いコマでしかないじゃない!
女をただの道具としか見てないのよ!
これだから昭和の男は許せないわ!!
みたいな内容を想起するのは偏見だろうか >>947
それにあれこれ難癖つけて、実は男の事しか頭にない行動原理で動いてるんだ、
所詮男の作家が都合の良いように書いた女だって理屈を付けるのに
命を賭けるのがフェミ女学者 >>946
読めよw
でも、読まなくてもあたってな
冒頭で映像化された作品の原作にない女性登場人物の動機が不可解だという、まるで原作と関係のない部分を紹介して
「制作側が、他の清張作品に見える印象的な女性をモデルにしたためであった」という強引な決めつけw
あとは論旨も結論も、清朝が女性登場人物の性格や心情を詳しく描写しなかったのは女性を蔑視しているからだという
「差別を声高に糾弾しないのは差別」というフェミや同和や在日得意の論理
大阪大学ってこんなレベルなのという文章力
…ツッコミどころ満載なとこは面白いので、読んでみるのも一興 清張はミソジニーではあるな
遊び相手の玄人は好きだけど素人女はあまり好きじゃなさそう 女の作家が書く男だって、女の都合のよい男像だけどなw 俺は清張の書く頭が良い不美人キャラが好きなんで、単純にミソジニーとはくくれないな
ガラスの城の三上田鶴子、的場郁子、黒い空の千谷規子とかね
>>943の大阪大学の馬鹿先生は無視してるがw 2/24(日) 5:00 スポニチアネックス
東山紀之で「砂の器」 殺人事件追うベテラン刑事役 フジで現代版にアレンジ
少年隊の東山紀之(52)主演で、松本清張氏の名作「砂の器」がドラマ化される。フジテレビ開局60周年特別ドラマとして3月28日午後7時57分から約3時間の放送予定。
Sexy Zoneの中島健人(24)、俳優の柄本明(70)が共演する すげーな、また砂の器かよ。
21世紀に入った後だけでも3度目か
前の玉木版が原作通り昭和30年代にしてたから今度は現代版でもいいと思うが
中居版の時よりますますアレンジが苦しくなるな >>955
元記事「松本清張不朽の名作」
映画は名作だったけど小説は何処がイイねん 考えてみれば絶対に現代か原作の時代、という二択に縛られる事もないんだよな
一度、砂の器・時代劇バージョンも観てみたい気がする 動機にいたる社会問題などは、今でも読む価値があるんだろうが
捜査過程なんか、ほとんど捕り物帳並みのご都合主義で
途中で断念した >>958
清張の時代物をNHKが昔ドラマ化した文五捕物絵図では
現代ものも一部使ってた
顔とかの短編が主で、砂の器はないと思うが >>931
調べたら結構有名な長編も使ってるじゃん
霧の旗とか波の塔。ゼロの焦点まで
時代劇版霧の旗はマジで観てみたい
弁護士とかどう置き換えたのかね
1967年だからそう観れる機会も無さそうだが >>963
リアルタイムで見てはいたが、さすがに昔なんで記憶があいまい
たしか一話完結だったから、長編ネタは骨格だけとかかもしれない
NHKにもフィルムが残ってないんじゃなかったかな
キャストは杉良太郎、東野英治郎、露口茂、奈美悦子
他下っ引きたちが青春群像になっていて、いいドラマだった リアルタイムだと当時10歳でも還暦過ぎじゃん
清張スレだとそんな年配の人がいるものなのか
清張のデビュー年齢と同じ42の俺なんてこのスレじゃ小僧? 清張スレ住人は年齢が高いよ
平均50歳くらいじゃないか 儂等リアル清張世代は、新刊が出るとあのタラコ唇に吸い寄せられるよう購入したものじゃ 5〜60年前の意識高い系青年達(おそらく雑誌にも積極的にオピニオンを投書していただろう)にとって、
人生最後の発言の場がオワコンである2ちゃんねるの松本清張スレというのは
わずかに寂しくもあるだろうし、
またハタから見るとそれは、すごく滑稽でもある。 清張の唇をネタにして喜んでいるの自体ガキ
全盛期に読んでいた読者じゃないね 天城越えを久しぶりに再読した
次に収録されてる短編に進めば良いのに、
いつまでも余韻が消えなくて手が止まってる 作家って
和服着て、煙草を片手にアイデアに困って苦みばしってて・・・
なイメージがあるんだけど
長谷川町子さんの漫画でみたのかな
松本清張氏も、このイメージ像の形成に貢献(?)してるんだろうか 清張は死ぬまで禁煙できなかったみたいだね
80代まで生きたから良かったんだろうけど 筒井康隆なんかもそうだけど団塊の世代以上の作家は禁煙する気なんてない人ばかりでしょ
アナザーストーリーズで市川崑の昔でインタビューでずっとくわえタバコだったw
禁煙がトレンドになったのなんて最近も最近
嫌煙の俺にはいい時代だけど、↓ここまでくるとキチガイ沙汰だな
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1551624093/
【表現の自由】受動喫煙撲滅機構、いだてんに「受動喫煙シーンやめて」 申し入れに批判の声「殺人シーンも描けなくなる」 ニコチンタールを含まない煙が出るだけのタバコもどきって開発されないのかな 岸本加世子主演で「ガラスの城」やってたので観たけど、最後まで観るのが苦痛だった。
大昔読んで凄いヨカッタ印象なんだが、まるで天と地程の違いに感じてしまった。 ゴマキ主演の「指」、棒過ぎてびっくり
高畑淳子、萬田久子、高岡早紀、星野真里、みんなよかったのに、主役のゴマキだけ下手だった 煙草に依存するというのはフロイト的なリビドー云々がある 清張は戦争物を書くのを避けていた
軍隊の話も、自分が体験した朝鮮に駐留した題材だけ
226事件までと戦後の混乱期の話は書いているのだが戦争時だけが抜けている >>985
>軍隊の話も、自分が体験した朝鮮に駐留した題材だけ
「遠い接近」か
書いてるんだから、別に避けてないだろ 朝鮮での軍隊の話は『絢爛たる流離』にも書いているね 『遠い接近』は軍隊でのイジメシゴキを書いて清張には珍しい軍隊ものだった
でも戦場での戦いでの話ではないんだよな
自分が経験しなかったことは書かないポリシーがあったのか
当時戦争体験者(実際に戦場に出た)が沢山いて、朝鮮に駐留したくらいで戦争物を書くのははばかられたのかもしれない 結論としては
清張は別に戦争物を書くのを避けていなかったってことだね 清張は終戦時36歳か
当初は最前線のニューギニアに送られる予定が戦況の変化で
朝鮮駐屯のまま据え置かれて命が助かった
でも一つ上の俺の爺さんは末期に37歳で赤紙が来て沖縄戦に送られて
すぐに戦死しちゃったんだよな。妻と6人の子供を残して…
同じ高齢召集された者であっても運の良し悪しか… 清張は軍隊の話は書いたかもしれないが戦闘の話は書いていない 当時の朝鮮なんて、地獄の満蒙や南方戦線に比べたらパラダイスだった
もんな。
戦火に襲われなかったから、北朝鮮には重工業施設が無傷のまま残って
朝鮮戦争以前は日本より国力が上、とすら言われてたもんだ。
そんな割と恵まれた軍隊生活を送った清張には、悲惨な戦争物なんて
描けないだろうし、大岡昇平あたりに配慮してあえて描かなかったのかもw 戦記物は他の色々な人が書いているから自分の仕事ではないと思ったか >>989
戦争に限らず、格闘シーンや時代劇での殺陣もほとんど書いてない
そういうのに興味がないんだろうな
喧嘩はしないのかというと、会社員時代にしじゅう馬鹿にする上役にブチギレてぼこぼこにした話しを
当時の同僚が文春の清張特集のムックに書いてた 清張は戦争を書かないという話しが否定されたら
戦争の戦闘シーンを書かないとか、悲惨な戦争は書かないとかピンポイントの話しになってきたな
書かなかったものを列挙していくと面白いかもな
少年と少女の心がいれかわる話しは書かなかったとかw 実際あれだけ詳しく二二六事件での軍隊の動きは書いているのに
戦争中の軍隊の動きはまるで書いていない
そして戦後の進駐軍の動きは詳しく書いている 戦場じゃない朝鮮にいた自分は、大東亜戦争に本当は参加してない、という
負い目でもあったんだろうか? 朝鮮のスパイや政治犯などは、新兵の度胸付けとして銃剣で
生きたまま刺し殺す訓練などに使われていたよね
仮に自身がそうした (人を殺すような) 経験をしていたとしたら、
(自分自身への批判を抜きにして) 戦争を描くのは、難しかった
だろうと思う 経験があったとしても自分がやったこととしては書けないだろう
普通のおじさんが酒の上の話としてそういう「武勇伝」を喋るならともかく
有名作家が捕虜を突き殺したなんてとても言えない このスレッドは1000を超えました。
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