【金字塔】横溝正史 第肆章 [無断転載禁止]©2ch.net
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仮にも横溝正史スレで「旅ゆくものよ」が出てこないとは! >>261
女の人が釣り糸で上昇していくのがチープに怖くて、あれはあれでよかった。 二時間ドラマ版はリメイクより
未映像作品を優先して欲しかった 古谷、あれだけ二時間版もやり尽くして犬神家だけは2度とやらなかったのは何故だ 毎日放送版「犬神家」は、ごく普通に当時の美人女優をヒロインにしたほうが良かったと思う。 「三つ首塔」は同じ原作でも内容も犯人もまったく違う >>273
あの人はブスだったなw
当時なら、竹下景子や岡田奈々、夏純子あたりのキレイどころを使って欲しかった
もんであるな。 >>273
整ってはいるものの生気がなく
途中まで犯人候補で少し不気味な雰囲気持ってるイメージだったから
自分の中ではあの人が一番違和感なかったな
しかし言われてみれば確かに他の犬神家よりアレだな >>276
> 当時なら、竹下景子や岡田奈々、夏純子
まあそれくらいしかいなかったのかな?
木之内みどりは引退直後、小林麻美はたしか休養中、相本久美子は美人だが大役はキツイ。
桜田淳子でも使っていればなあ。 小説板なのにいつも映像化作品の配役話題ばっかだな
小説読んでるやつ少なそう 映像化するなら「吸血蛾」やってほしいんだよね。
ミステリーではなくホラーとしての扱いで。
テレ東の深夜枠で。 >>281
由利先生シリーズに改変して、土曜ワイドの乱歩物ぽく下世話な感じに作るのもいい 門前仲町で、日本刀持った女が100メートルも追いかけて来たって! >>253
元まで含めるなら、玉蟲もと伯爵だって貴族院。 Kindleで安売りしてたのに油断してたら値が元に戻ってた… 女王蜂読み始めたけど、映画観てたせいか智子が出てくるたび、
中井貴恵の顔が浮かんでしまって、納得いかない。 やはり大道寺智子は最高の美女でなくてはな・・・
今なら、最低でも白石麻衣以上の美人を起用してほしい。 >>289
数年前なら問答無用でゴーリキーだったところだ
危ない危ない 10年以上前で、しかも剛力彩芽のデビュー以前のことじゃん 栗山の智子、美女っぷりとか芯の強そうな感じとか良かったんだけど
髪型が気になった
稲垣版は手毬唄でも配役アレな上にオカッパ×2だったな
昔の美女=日本人形みたいにしとけみたいな感覚なのかな >>296
山口小夜子とか昭和後半でもあの髪型は通用していた。 >>298
昭和でも前半と後半は全然違うんじゃないか
パッツンとかストレートっていかにも昭和後期〜平成の感覚という感じがする
犬神家の珠世なんかもふっさりとカールした髪云々とあったし
昔はどちらかというと柔らかく華やかで女性らしい顔回りにしていたように思う
真面目に当時の流行研究して踏まえるこたあないが
お嬢様や流行りの歌手という設定で原作にも身なりについて詳しく書かれている人物については
ある程度それ踏まえたらいいのにと思う
何故ガン無視で日本人形にするのか理解し難い 原作は所詮材料だからなあ
映像化された時点で映像としての出来不出来だけが問題で原作と近いか遠いかはどうでもいいんだけど
問題なのは>>296の言う「昔の美女=日本人形みたいにしとけみたいな感覚」ぐらいの雑駁さを感じること 稲垣金田一のドラマシリーズはリアリテイよりデフォルメによるファンタジー感(?)を大事にしてるのかなというのが個人的印象。
それはそれで、金田一シリーズの非合理的にも見える奇抜な殺害方法ともマッチしていて好きかな ホント、Twitterの横溝クラスタの方がよっぽど深い小説の話してるわ 横溝正史って、薬学部出身にしては大掛りな毒殺トリックは書いてないよね
クリスティなどと比較すると、毒殺を扱った作品自体もかなり少ない気がする 毒殺というと八つ墓村と悪魔の手毬唄と、、、あと何だっけ 毒殺が殺人の中心に据えられている作品では、八つ墓村があげられるものの、
この作品の場合は、ミステリーとしてのトリックはあまり重視されていない感じ >>302‐303
落ち着け
お前らみたいなのはTwitterでもここでもどこでもウザがられてる 横溝の場合、殺人の方は見立てだったり凄惨だったりするのが特徴だから、毒殺じゃ地味なんじゃない? 八つ墓村は何だろうな
毒殺中心なのに何故か派手な印象
落武者+要蔵+濃茶+被害者の多さかな 笛、仮面舞踏会、黒い翼、悪魔の降誕祭...
毒殺絡みはまだまだある。 横溝正史シリーズだが、真珠郎や仮面劇場を金田一化するくらいなら、
なんで蝶々をそうしなかったんだろう?
同じシリーズの獄門島じゃ磯川警部が「あの蝶々殺人事件を解決した金田一先生」とまで言ってるのに。 横溝正史シリーズUの頃は、既に横溝作品イコール伝奇色の強いミステリの印象が強くなっていたから、作品選びの時点でちょうちょうが外されたんじゃないかなあ
アレしている人物が犯人と云うトリックも映像に生かせないし >>253
名前だけなら昭和の重臣飛鳥元忠公爵
獄門島の村長は… 【芸能】作家・岩井志麻子、富岡八幡宮の事件は「あまりのおどろおどろしさに横溝正史さんが作った話かと」
「全ての舞台がそろい過ぎていて作ったんじゃねーの?これって、肉親をよくここまで…憎むとか恨むとか貫徹するのは凄い意志だなあと思いました」 な〜にが横溝だよ、アホたれが!
単なる馬鹿姉弟のチンケな争いの慣れの果てじゃね〜かw >>319
単なる馬鹿姉弟のチンケな争いには違いないが
財産高と舞台が横溝級なのも間違いない >>321
神社関係者の殺人 = 悪霊島 という感じだな。 >>321
殺人方法に頭使って欲しかったな
罰当たりですまぬが >>325
だな。三十二人殺しは津山事件であって『八つ墓村』そのものではないってのと同じ。 まあ世間一般の何となくのイメージで言うと
横溝的ってことなんだろうな 秋葉原のダガーナイフ男も津久井湖の障害者施設のアレも八つ墓村と言われてたな
実際は津山事件の事を言ってるんだろうけど、どうしても出てくるワードは八つ墓の方 逆さまで死んでるとスケキヨって言われるようなものかな
たまにマジレスで「違う、あれは誰々だ」とネタバレ書かれちゃってるけどw >>329
「逆さまで死んでいる」って状況に遭遇することは滅多に無いと思うが、もしそんな状況に遭ったら正しい表現をするように心がけるわ
聞いている人たちは多分ポカーンだろうし、わかってる人たちにしてみれば「ネタバレすんな!」だろうし何ひとついいこと無いけど 「あ、あれは(犯人が)スケキヨ(に誤認させようとしている死体)だ!」 横溝正史、幻の長編小説「雪割草」見つかる…金田一耕助の“モデル”も登場
ttp://www.sankei.com/life/news/171221/lif1712210029-n1.html >>335
発見された作品はミステリじゃないみたいだけど、これはこれで興味深いかも
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「雪割草」は、新潟毎日新聞に昭和16年6月から12月末まで掲載され、
400字詰原稿用紙で800枚ほどの分量。
横溝作品としては唯一の家庭小説で、長野県の諏訪地方を主な舞台に、
出生の秘密を抱えたヒロイン有為子が苦労を重ねながら妻、母として成長
していく物語。
主人公の夫として登場する日本画家の賀川仁吾は、くずれた帽子やもじゃ
もじゃの髪、よれよれの袴といった風貌や、興奮すると言葉に詰まるくせなど、
後の金田一耕助と共通する部分が多い。 2010年代も後半にきて埋もれていた作品が発見とは、創作にかけていた時間はこの人の人生の何割を占めるんだろう。 「雪割草」は戎光祥出版から来年2月に刊行される予定だ。 >>339
平成25年にはすでに発見していたとあるから、本になる時期に合わせて発表したのだろうね。 ともあれ、新作(?)が読めるのは実にめでたい。
横溝正史の存在がまだ忘れられる時ではないと言うことだ。 めちゃくちゃ読みたい
面白そう
いや面白くなくても良いから読みたい
二月までをとても長く感じそうだ 亮一氏の言によれば、横溝正史は「普通小説なんて書こうと思えばいつでも書ける」といった意味のことを豪語していたそうだから、まずはお手並み拝見といったところかな。 この新聞社何故横溝に家庭小説の連載なんて依頼したんだろう
新聞社に横溝の知り合いでもいたのかね 横溝さんは、新聞連載自体が珍しんじゃないの。
これの他は、「白と黒」を夕刊紙だったかスポニチだったかに連載したのくらいか? 『白と黒』は「日刊スポーツ」他、共同通信系列の地方紙に連載。
他にも、戦前には乱歩との合作名義で『覆面の佳人』(「北海タイムス」、『女妖』と改題して「九州日報」、さらに『幽霊別荘』の題名も)、
戦後にも「時事新報」に『女が見ていた』の連載があるし、短い物なら、あちこちに書いている。 神戸のイベントで『死仮面』の欠落部が著作権者の同意のもとに配られたらしい。
これと角川ノベルズがあれば、古書価のバカ高い「完全版」など買わずに済む。
主催者に問い合わせてみよう。 クリスマスの時期を舞台にした作品といえば 『扉の影の女』
この作品、金田一ものには珍しい都会でもカタギ商売の表社会をあつかった作品で、
金田一が犯人を追うリアルな捜査の様子が興味深く、なかなか好感の持てる作品
金田一の私生活の様子も描かれ、結末にはオチもついており、作者の職人技が光る 本陣殺人事件ってなんで評価高いんだろう?
印象的な動機、密室の謎の面では魅力的だけど
メイントリックはほぼピタゴラスイッチで
特別良い作品には思えないんだよね 自分は逆で、本陣はメカニックなトリックを明らかにしていく点が面白かった
しかも、道具立てをすべて和風で構成している点も優れている
旧家、婚礼の夜、日本家屋の密室、琴の音色、奇妙な音、庭に刺さる日本刀・・・
動機もトリックも、あまりにも異様で現実離れしているため、金田一という天才が
出現しなければ、この事件は迷宮入りで終わっていたはず
江戸川乱歩の三角館で使われているエレベーターのトリックなど、あまりに単純
なため、読んでいてトホホとなったけど、本陣の場合は作者の手の込んだ設定を
十分堪能することができた 何といっても戦後初の本格物という事で評価が異常に高いんだと思うけどね。
中身は色んな所から拝借してるから何となく翻案ものっぽいし、メインのトリックも
そう大した事はないと思うが。
高木彬光の「刺青殺人事件」や坂口安吾の「不連続殺人事件」の方が世に出る
のが早かったら、多分そっちの方が高評価だったろうな。 >>350
> 江戸川乱歩の三角館で使われているエレベーターのトリックなど、あまりに単純
> なため、読んでいてトホホとなったけど
原作は海外ミステリーだけどな… 戦前の本格は“トリックの種明かし”止まりで、手がかりの提示も、その準備段階作り止まりだったからなぁ
(「屋根裏」の目覚ましや「陰獣」の手袋のボタンみたいに“ロジック形成”のための手がかりもあったにせよ。
『殺人鬼』は“手がかり索引”の先駆的作品だけふど、やっぱり“トリックの種明かし”的印象の方が強い)。
『本陣』も基本は“トリックの種明かし”なんだけど、
都筑道夫が誉めている三本指の男の絡め方とか、
最後に明かされる『アクロイド』的記述とかは、
やっぱり戦前本格からの飛躍的進歩だった訳だし、
『本陣』を柱にした「宝石」の活況が後続に道を拓いたってこともあるから、
“新時代の象徴”的に評価されて来たんだな。
その世代の記憶が薄れるにつれて、ベスト選出の順位なんかも下がって来たんじゃなかろうか。 『三角館』=『エンジェル家』は、“トリックの種明かし”は中盤でやってしまって、
その先にフーダニットがあるのがいいんじゃないか。 三角館は江戸川乱歩の世界よりも横溝正史の世界って感じ
一族の中の確執や不倫やいるかいないか分からない人物など
あのねじれたいびつな雰囲気がそう感じさせる 異様な、いびつな、陰惨な、むごい…
こういう単語を作者が使いすぎて読む側がなんとなく冷めてしまう なるほど、本陣の評価には色々な時代背景があったわけか
それ以外の部分は好みの問題だね
>>353の
>戦前の本格は“トリックの種明かし”止まりで
という解釈は興味深い 「本陣」のトリックは、明らかにエンジェル家とホームズのソア橋に
インスパイアされてるねw >>358
お前がわざわざ書かなくとも作者自身が言及しておる さっき数10年ぶりに「本陣」を見直してみたら、作中でエンジェル家について
触れてたw 本陣は先に映画見たので、原作読みながら現場やトリックがイメージできたけど
先に原作読んでたらイメージできる気がしなかった 本陣は最初は、小学校の図書館でジュブナイル版を読んだ。
動機は「ひみつの結婚がゆるせなかった」と書いてあって、よけい何だか分からなかった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています