新刊紹介スレッド(海外編)part9
ジョー・ネスボ「贖(あがな)い主 顔なき暗殺者」(集英社文庫)
<ハリー・ホーレ>の「The Redeemer」(2005)のようだね。 文春のベスト10、備忘録代わりに載せておく。
1.『13・67』(陳浩基 著)文藝春秋 212
2.『フロスト始末 上下』(R・D・ウィングフィールド 著)創元推理文庫 152
3.『湖畔荘 上下』(ケイト・モートン 著)東京創元社 133
4.『東の果て、夜へ』(ビル・ビバリー 著)ハヤカワ文庫 129
5.『その犬の歩むところ』(ボストン・テラン 著)文春文庫 69
6.『晩夏の墜落』(ノア・ホーリー 著)ハヤカワ・ポケット・ミステリ 53
7.『湖の男』(アーナルデュル・インドリダソン 著)東京創元社 51
8.『コードネーム・ヴェリティ』(エリザベス・ウェイン著)創元推理文庫 46
9.『紙片は告発する』(D・M・ディヴァイン 著)創元推理文庫 44
10.『シンパサイザー』(ヴィエト・タン・ウェン 著)早川書房 43 このミス
1.フロスト始末
2.13・67
3.東の果て、夜へ
4.湖畔荘
5.黒い睡蓮
6.ジャック・グラス伝
7.渇きと偽り
8.その犬歩むところ
9.ゴーストマン消滅遊戯
10.シンパサイザー
11..コードネーム・ヴェリティ
12.ハティの最期の舞台
13.暗殺者の飛躍
14.約束
15.湖の男
16.月明かりの男
17.スティール・キス
18.書架の探偵
18.ソニア・ウェイワードの帰還
20.悪魔の星
20.眠る狼 早ミス>>9
本ミス>>10
文春>>21
このミス>>22
どこもあんまり代わり映えしないが年末用に
今年は隠し玉で楽しみなのが熊と躍れ第二部だけなのが残念。正月の創元隠し玉に期待。 >>21
アーナルデュル・インドリダソンは去年の『声』をまだ手付かずで新刊はまだまだ先になりそう。
海外作家はワーカーホリック多すぎ。嬉しいけどねw 「人形は指をさす」読了。
いくら何でも、こんなにうまく次々と殺害できないだろーと思った。
帯に「映像化決定」と書いてあるけど、ドラマにすると面白いかもしれない。
作者もミステリドラマを意識しているみたいだし。 「東の果て 夜に」 今読んでるんだけど
100ページちょっとまできたが
全然前に進まない
j前のスレの人の感想にも合った気がするけど
なんだろう ハラハラもしないし特別際立ったキャラが掴めないし
セリフにも魅かれない アメリカン・ブラックの個性もあまり伝わらない
ついつい、デニス・ルヘインの描写とか比べてしまってるのだろうか
面白くなるといいなあ
早く他の海外小説を読みたい衝動にかられてイカンとなってる >>26
その作品は少年の成長に主眼を置いた文学よりの作品で娯楽性にとぼしいからね
それとシンパサイザーは地雷よ >>26
>アメリカン・ブラックの個性もあまり伝わらない
最初は黒人だということを意図させないつくりになっているからね
第二部になって黒人の自分たちが差別される側だと意識するようになる構成
第三部に入ってから真価が発揮される感じ
個人的には今年でた海外ミステリではベスト >>28>>29
ありがとう〜
文学的でありその後徐々に物語の構成が変化していくんですね
今のところは主人公が少年のせいかあまりリアリティなく淡々と進んでいってる
クリスマス近いから、ちょっとこういう内容の本は小休止中ですが
また期待して読み続けるぞ 盛り上がりに期待
シンパサイザーは止めときますwありがとう〜 ハッピーシンセサイザ君の胸の奥まで
ほいじゃけんのーほいじゃけんの〜〜 シンパサイザージュンク堂にすら
売ってないンゴ
変わりにケイト・モートンの湖畔荘購入
上下巻だから高かった ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ その中ならリアーンモリアーティの新作は楽しみ。初訳のやつはまあまあ面白かった。
来年一番楽しみなのはハヤカワのHPで見つけた原りょうの新作だなw 黒い睡蓮はフェアーなのか?
登場人物欄のルールってどうだったけ。 翻訳止まったままのキンジーミルホーンシリーズの作者亡くなったんだね
未訳作は出ないままなのかな ミレニアム5はまだ読んでないけど作者は変わっても人気はスゴイね
海外ミステリファンというよりすでにミレニアムファンが存在してる感じ
スゴイと思うのは、映画化の影響か最近のキングの人気
地元ブコオフ二件ともそれまでいつ行ってもあったキング本が
ドバッと列ごとスカスカ
図書館でも貸出中なのか少なくなってる
改めて映像化と宣伝効果で海外小説は売れるようになるんだなと(勿論中身も重要だけど) キング原作の日本公開映画ってミザリー、ペットセメタリーくらいから絶えてたんだっけ?
・・・と思ったけど、セルとかビッグドライバーとかは有ったよなw
ヒット作話題作はそれくらいから絶えてた、かも >>34
逆にハヤカワがまた色々出してきてくれた感じしませんか
手元には黄色の中身のボケミスがいっぱいで嬉しい
他にもミステリランキングに入ったものやら何から読もうかワクワク >>43映画キャリーのラストにはビックリした
心臓止まるかと思った >>44
「It」は昨年、全米でそれまでのホラー・サスペンス映画の
興行収入を塗り替えたらしいからね キング強い
けれど誰か映画評論家が昨年ラジオで言ってたのだけど、キングの映画とか作品がヒットするその翌年か近くには必ずその後、戦争とか良くない世相になってるって
(勿論全てではないが、ホラーやサスペンスがヒットするのは社会が不安になり
皆がそういう風潮に寄っていくからとか何とか言ってたよ)
絶対そんな事にはなってほしくないけどとも語ってたけれど・・
自分もそうなってほしくないけどね
>>44
「キャリー」は怖かったよね〜公開時に会場中悲鳴が聞こえたって
自分はテレビ洋画劇場で初見だったがラスト、テレビの前で悲鳴あげたわあ
トラボルタのロン毛に、ウィリアム・カットの王子様ブロンドに女子高生
なのに青春映画から一転して後半あの展開だ アンダーザドームもドームが出来た理由が酷かったからな 一昔前よく読んだな、クーンツにマキャモン
キングは本の半分位まで日常生活描いて、事件が起こるのはそれから
ってパターン多かったから、ほとんど読んでない。 中編の霧って作品は面白かった唯一の小説だった
これはいきなり事件が起こって、いつものだらだらした展開がなく
最後まで一気読みだ、これは映画化されて後味の悪いオチが
賛否両論だった。 >>48
クーンツはB級エンタメによりすぎてホラーを期待しているとイマイチ怖くない キングの手法は一貫していて、全くの無から恐怖が侵食する様を描く。失敗作になると、ダラダラするけど、成功するとむちゃくちゃこわい。
ミザリーが成功例の典型で、浸食が分かりやすく描かれている。
失敗作が呪われた町で長すぎ。まあオマージュの屍鬼に比べればマシだが。 スティーブン・クーンツのホラーって読んだことないや、というお約束。 ファントム上巻は面白いぞ。バケモンがしゃべりだすから安っぽくなって下巻が最悪だったが。
スティーブン・クーンツさんは誰か知らんけど。 1月に「贖い主」で、2月には「コマドリの賭け」が集英社文庫から。
2ヵ月連続で、ハリー・ホーレ。 ランダムハウスは面白い作品を刊行していたなー、としみじみ。 待ちきれずにネメシス読み始めたところだ……。
ハヤカワも今年中には死刑囚を復刊するだろうしシリーズものが読めない人はいなくなりそうだな。 あと20年くらいしたらサンリオみたいにランダムハウスを探すマニアの姿がみれるね おれは昔から「IT」と「ストレンジャーズ」の類似性が気になってる
登場人物全員が記憶を失っててそれを思い出すっての。同年刊行だろ?
スティーブン・クーンツは航空機スリラーの人だよな ルイーズ・ペニー作品どっかが拾ってシリーズの続きも出してくれんかなあ >>58
怖さと面白さと破綻の無さで「ウィスパーズ」を選びたい クーンツはネタ自体はたいしたことないんだけど
オッド・トーマス・シリーズの語り口が、円熟味とユーモアが感じられてすごく好きだ >>57ファントムで初めての翻訳じゃなかったかな、クーンツの
一夜にして町から人が消失する発端は良かったが
謎解きはグダグダだったの覚えてる。 本屋大賞のノミネート10作の中に、
「屍人荘の殺人」も入っている。
既に売れている作品は外せばいいのにな。 エドガー賞ノミニーに湊かなえが入ったんだって
海外でも翻訳されてたんだね
うーんこの人の作品って数冊読んだけど
個人的に緻密な海外小説みたいなのに慣れてると
なんか正直ラノベみたいなイヤミスばかりでうーんと思ったけど
むしろ翻訳されてた方が翻訳者のセンスでより良質になるのだろうか
湊さん好きな人がいたらゴメンね >>70
いやでもまだまだじゃない?
あくまでミステリー界隈の話で
海賊と呼ばれた男とは違うよ 1367
今読んでる
何これすごいわ!濃いね〜ランキング総ナメにしたの分かる 「黒い睡蓮」。
読みながら、何となく、こういう仕掛けだったりするのかなーと
思いつつ、やっぱり違うのかな、でも結局、その通りでした。
という感じ。 途中でわかるけど、もしそうならアンフェア過ぎるから
もう少し違う可能性があるのかなとは思いながら読んでたな
というかこのネタでもうまくやればフェアに書けそうだけど 「冷酷な丘」読了。
ジョー・ピケットが毎年読める喜び。
今回は法廷もの・・・かと思いきや、ラストで「マジかよ!」という展開に。 コードネーム・・・・つらい、もうちょっとの辛抱か(WWWWW)
寝ては覚め、読んでは寝て、また覚めて後戻り(WWWW)
読了で不満ならその怒りはどこに?
これ第二部まではM的だね(WWW) 今日の朝刊
デボラ クロンビーの新刊の宣伝載ってたけど
面白いですか?
アマの評価見るとシリーズみんなこ好評価ですね
英国の刑事シリーズか
恥ずかしながら今まで未読だったので挑戦してみよっかな
>>78
それでも読み続けてるあなたはスゴイww
自分10ページくくらいで挫折 デボラ・クロンビーは『警視の休暇』から刊行順に読むと更に面白い >>80
thanks!!フロスト警部も終わってしまったし
イギリス物読みたいなあって思ってたから嬉しいですわ
自分は欧米、北欧モノ好きだけど何故かフランスモノミステリーだけは苦手
>>81
但し「イギリス大好きアメリカ人が書いた英国もの」という予備知識は持っておいたほうが良いよ >>82
JDカーみたいな作家だな
奇しくも頭文字がDC 海外ものは文庫本で読むと決めている
譲ってもポケミスまで ポケミスも単行本も、もう価格変わらないって印象だけど。
年取って握力が減ってきたから、ポケミスがきつくなってきた。
判型変えて評判悪いハヤカワ文庫が読みやすく感じる。 ハヤカワ文庫確かに見やすいね好き
でもポケミス読んでる重量感とあの黄色いページ読んでる時の
ミステリー先取り独り占め感は捨てがたいんです たまらないんですわ ポケミス滅多に買わないから
その都度専用ブックカバー買って通勤中読むことになる 早川文庫は、紙なのか印刷インクなのか知らんが、においが独特で好き。
新刊で買うととくににおいが強くてうっとりする。 版権獲得した作品をポケミスで出すか文庫で出すか
分ける基準は何だ? 憶測なんだけど
ポケミスで出す場合、何年か後に文庫になるでしょう
要は引き伸ばしても、それだけまた売れそうな賞受賞作や映画化決定作、話題作を
まずポケミス戦略にするのではないかって思ったりして 二重に売れる ポケミスって、オールドファンやコアなファン以外からは敬遠されてそう(偏見)。
若い人に売れそうだな、売りたいなって時は、最初から文庫で出すのでは。 ポケミス自体、地方都市のちょっと大手の本屋に置いてあるのいつも数冊
ただでさえ海外小説物スペース少ない上、ポケミスなど殆ど見かけないなあ
都市部の紀伊国屋辺りなら多量にあるのだろうか
ネットのない時代の人たち、どうやってポケミス買ってたのかしら素朴な疑問
新刊情報などやはりペーパー情報誌などでか >>92
昔はここまで書籍刊行数が多くなかったし、
ポケミスはポケミス専用の棚がちゃんと確保されてたから。
単行本は分からないけど、ポケミスは月に1作くらいしか刊行してなかったから、
新刊が出れば並んでいたと思う(よく覚えないけど)。
文庫もレーベルごとに新刊はちゃんと平積みされてたし。 昔は売れそうな本は(儲けが多い)ポケミスとかハードカバーで出すのかと思ってたが
今はもう文庫も値段が変わらないからなあ
ポケミスはサイズが大きいからなるべくなら買いたくない。クックとかランキンとか文庫落ちしてくれ。 >>95
あれになった時は否定派だったけど、
1ページ辺りの文字の配分みたいなのが単行本と同じ感じで、
すっかり読みやすい判型になった。
他者の文庫よりも好き。 本棚に並べた時、同じシリーズで並べたら凸凹するのがなあ。
あと、ほとんどの市販ブックカバーに入らないのが困る。 >97
市販ブックカバーの作り手が無能なだけでは? ヤフオクなどで昔のポケミス落札してる人いるけど
貴重なのは分かるけど字が小っこくて読めるのだろうか
自分は無理だ ポケミスでしか出てないならポケミスで読むしかないからな…… ポケミスも以前は月数冊出ていたんだよね
また、定期的に行っていた復刊も最近は無いね 文春は点数絞って売れるものしか出さなくなったからなあ。
他社も出さないのは版権が高いからなのかな。岩波が出せるぐらいだからスタインハウアーの版権は安そうだが。 >>100
今の時代手垢だらけの汚い本でも裁断してスキャンすればスマホでもアイパッドでも好きなサイズで快適に読める >>108
なるほどね〜
もう絶版になってるポケミスなんてやっぱり古くても入手してスマホに確保かあ
思うんだけどポケミス番号1からコンプリートしてる人がいるのかな いたらスゴイよね >>109
何人もいるでしょ。
書評家やコレクターに。 >>109
東京だか大阪の弁護士会館にはポケミスの全コレクションあったと聞いたけど、
今も続いてるのかは知らない ジョー・ネスボ「贖い主」。
面白かった。
新しい上司がハリーのミスを叱責するどころか、
やけに協力的なのは、きっとそういうことなんだろうな。
警官の銃所持に積極的だし、軍の狙撃手まで引っぱってくるし。 誰か
エヴァンズ家の娘、
ミランダを殺す
あたり読んだ方いない?
感想聞きたい >>109
共産党の不破は結構持ってるんじゃないかな >>114
遅くなったが、ありがとー
今日、本屋で買って帰る 訃報
https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2018/3/25/17799
英作家のフィリップ・カー氏死去
「偽りの街」でデビュー
2018/03/25
フィリップ・カー氏(英作家)英紙ガーディアンによると、23日に死去、62歳。死因は不明。
56年、英北部スコットランドのエディンバラ生まれ。
広告代理店でコピーライターを務めた後、
第2次大戦下のドイツの混乱期を描いた89年の「偽りの街」でデビュー。
たちまち人気作家となり、多くの作品が日本など各国で翻訳された。
P・B・カー名義で児童文学「ランプの精」シリーズも手掛けた。(ロンドン共同) >>118
あれま!
ベルンハルト・グンターのシリーズはどうなるの?