【このミス】ミステリランキング総合仮【本ミス】
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スレ立てよくわからないので、別途新スレお願いします。 >>573
そもそも著者自身リアルタイム世代じゃないし >>573
三億円事件でも帝銀事件でも普通に楽しめるんだし
全然問題ないでしょ 「アリバイのA」から始まったアルファベットシリーズだったけど最終作である「ゼロのZ」を
書き終わる前に亡くなっちゃたんだよなあ
日本では「ロマンスのR」で刊行止まっちゃってるけど 屍人荘は一般受け、映像化も見据えた気はするなあ。
不夜城や半落ちだってミステリ言えるのかというと??だったけど、いかに多くの人に受けた、楽しませたかが要因じゃないかな。 >>580
>不夜城や半落ちだってミステリ言えるのかというと??だったけど
いやいや、不夜城や半落ちは本格ミステリじゃないってだけで
現代ミステリーの範疇で言えばむしろ主流派だろ 一般受け、映像化も見据えるなら鮎川賞に投稿しません
ただ登場人物が多めでも混乱しないようにしたり読者への配慮は万全
新しいミステリ入門書になるだろう ダメだ、もう我慢の限界……
物理学をやってる自分には馬鹿馬鹿しくてこのスレ見てられない。
文系とか高卒の人達には楽しめるかも知れないけど自分は無理。
っつーことで退散しますわ、あとは素人の諸君だけでやってくれや。 581に同意
ある時期から、非本格に対して「これはミステリじゃないだろ」と言う人が増えてきたな
「まだ本格なんか読んでるの?」の声が大きかった時代を知るオールドファンからすると、隔世の感がある
色んな分野で起きているタコ壺化ということか >>579
クリスティみたく最終作はあらかじめ書いておくべきだな
Y is for Yesterday まで来たのにねぇ・・・ サラ・パレツキーがTwitterでスーグラフトンを追悼してるね 今年の「このミス」に30年前の創刊号がとじ込まれていたけど、
サラ・パレツキーやスー・グラフトンが日本で人気のあったころかな?
それにしても、とじ込み創刊号で「ハードカバーだから1000円を超す値段」みたいな記述があって、いまじゃ海外ミステリだと多くの文庫が1000円越えだよなあと隔世の感。 一時期OLの嗜みみたいになってたな、サラパレとグラフトンは
あとやおい受けしそうなハードボイルドが何個かあったけど
いつの間にか翻訳されなくなってた >>585
このスレは少し前からそういう傾向が強くなった。
きちんと覚えてないけど、元々はこのミスと文春のランキングに入りそうな作品を語るスレで、
ランキングに入りそうな広義のミステリ作品も結構取り上げられてたけどね。
好みの違いはあるけど、去年くらいまでは結構参考になってた。 たぶん非本格にたいしてミステリじゃないだろってのは
ほとんど釣りじゃねーかな というか本格と見做されてない作品の中にも
意外に本格要素を発見したときって愉しいけどな
エルロイとかコナリーなんか結構本格センスを感じるときがある 浅田次郎とかマキャモンとかのランクインに対して何か言いたいのはまあわかる >>592
「このミス」初期だなんて、あなたもオールドファンだね
あの頃、「これはミステリじやないだろ」と言われたのは主にホラー系じゃない?
594が書いてるようにマキャモンとか
さすがに『不夜城』や『半落ち』がミステリか疑問ってのは釣りかなあ
でも、マジっぽい匂いもして不安になる 悪の経典やメルカトルは意見分かれそうだな。
屍人館とか生首とか容疑者Xは誰も文句なくミステリと思うだろうけど。 >>597
その辺は自分にとっては余裕でミステリだなぁ。やっぱ人によって全然違うよね。 横メルカトルはホラーじゃんって言われてたから
エッグマン、オペラントの肖像あたりは下手なミステリーよりビックリしたよ しばらく前までの流れでは、この上手く立てられなかったスレが
何ヶ月も続くのかと心配だったが、微妙流れとは言え1ヶ月で
半分以上消費されたので少し安心した。 まぁワッチョイ嫌いで一年ぶりに書き込む俺みたいな人間もいるからな 本格村は本格村で、コップの中で争ってるしなあ。
笠井潔なんかは鮎川賞選考委員の時、選評で、
「今年の最終候補作は、本格4本・日常の謎1本であった」とか、日常の謎を非本格扱いしてたし。 こだわる人にとって、ミステリは事件・伏線→謎解き(トリック)があるかどうかがカギになるかな。
とにかく物語中に何か不思議・不明・不可解な点があって、それが最後には判明するなら「ミステリ」でいい気もするけど。 あけおめ
不夜城はミステリーというよりサスペンスでは? >>605
不夜城は、当時は「ノワール」で売ってたと思う。 本格ミステリ大賞とかいうランキング下位でも貰える賞
お前のことだぞスノーホワイト >>605
>>607
いや、だからサスペンスもノワールもミステリーだよ
本格ミステリ、サスペンス、ノワール、ハードボイルド、警察小説
などの小ジャンルがあってそれを全部含めてミステリーなんだってば
なぜ最近本格ミステリ以外はミステリーないって考えている人が増えたの? 本格というか、単純に推理や謎が解明されていくっぽい要素がないと
ミステリーと感じない人が多いだけでは
気持ちは分かる >>611
気持ちは分かるけど今更戦前のジャンル論争みたいなことをいう人がこのスレに
いるとは思わなかったからそれが意外だった
ミステリーっぽくないミステリーが増えた結果、本格ミステリとそれ以外のミステリーに
に色分けされて今に至るというのに
その事実はこのスレにいる住人なら全員知っているものだと思っていた 謎解きがあるやつしかミステリーじゃないなら、わざわざ本格ミステリベスト10なんて作られないよね
まあ、ミス板といえど実質本格ミステリ板だもんなあ >>610
金田一やコナンから入った世代が固定観念を抱いちゃって、その後特に何か調べたりしていないという感じじゃない 本ミスとこのミスって受賞作似てきてるし本格とその他って曖昧になってきてると思う 背は169センチに2センチ足りない・・・
何度も読み返したから覚えちまったよ >>610
いやいや、ノワールがミステリーだってのは当然知ってるよ。
その下位区分では、不夜城が「ノワール」を売りにしてたってことね。
自分が「このミス」読みだしたころは、覆面座談会で西村京太郎や山村美沙を「ジャンル違い」と言ったり、
それに木谷恭介が物申したり、
かと思えばランキング上位の高村薫が「私はミステリーを書いた覚えはない」と発言して物議かもしたり、
いろいろ面白い時代だったw 別に本格しか読まない、好まない層だってサスペンスハードボイルド冒険小説
どころかさらにノンジャンルなものまでミステリの範疇だって知ってるし
今頃ミステリじゃないとか言い出してるのは釣りだよ
真面目にレスしてくるやつの反応を愉しんでる 半沢とか下町ロケット、あと村上春樹とかはさすがに入らないのかな。
野暮な線引きが無意味なのは分かるし荒らす気はないんだけど・・・。 春樹は純文学だし、池井戸はエンタメ小説だから違うだろ 自分はミス研出身なんだけど、学生時代に浅田次郎の「プリズンホテル」や「蒼穹の昴」がランクインしたとき、
「これはミステリー果たしてか」で議論した記憶がある。
前者は、DV作家に関するラストの家族問題がギリギリでミステリっぽい、
後者は、壮大な冒険小説であるということに落ち着いたが。
まあ、このミスの場合、20年くらい前は「ミステリー」=「エンタメ」っていうゆるいくくりだったのが、
ここ10年くらいはちょっとミステリーの幅を意図的に狭めてきてる感じかね?
本屋大賞とかとの差別化を意識してるんだろうか。 空飛ぶタイヤはこのミスとか入ってても違和感ないけどな〜 このミスが始まった時は投票者には冒険小説、ハードボイルド好きな人が多かったけど
そのころガキンチョだった現在の投票者たちは新本格の影響を受けて本格メインになったと
いうわけだな 過去5作はすべて5位以内だったけど今回はどうかなあ
内容は関係なしでとにかく発売されたことに感激して投票する人が結構いるような気がする 毎年今年の予想で
「原りょうの新作は今年も出ない」って書いてたのに 原りょうは出たらなんだかんだで本ミス方面でも評価されんのかな? >>634
本格ミステリ要素があれば評価されることもあり得るけれど
原ォのこれまでの作品に、それはない
おそらく新作にもないだろう さらば長き眠りに限っては本格ファンからの評価もあるよ
トリッキーな部分が逆に一部のハードボイルドファンから反発食らったくらい ていうか原りょうって結構パズラー要素あるぞ
むしろ今読めば時代差もあってハードボイルドな要素はちょっと微妙に感じるけど
謎解きの部分はそんなに色あせてない 法月もロスマクとか原りょうは本格としても読めるって
どっかで書いてたな むしろ本格畑にウケがいいハードボイルド作家といえば原じゃん 話がロスマクっぽくてどんでん返し重視だから
法月とか「一の悲劇」のあとがきで「私が殺した少女」に影響されたと書いてるし というか一の悲劇は訴えられたら怪しいくらい私が殺した少女と同じだからなあ 原ォをまだ読んでないヤツは人生損してるぞ
ほんと今年一番のニュースだわ まだ読んだことないんだけど、私が殺した少女を読めばいいの? とりあえず、一番世評が高いのは私が殺した少女だな
本格要素もあるし >>642
約30年で長編4つしか書いてない作家だからなぁ
その4つぐらい順番に読んでも・・・
いや・・・1作目のそして夜は甦ると2作目の私が殺した少女だけでも順番に 636と638については、「へー、知らなかった。そうなの?」
637については、すまんが同意しかねる
ハードボイルドにも幾許か謎解きが入って当然で、原作品のその部分は本格の物差しでは評価に値するとは思えん いずれにせよ、これがラスト原りょうになりそう・・
いやもちろん書いてほしいけど、14年ぶりでもう70越えてるし。 原ォは逢坂剛の初期と並んで「本格っぽいハードボイルド」として評価されている印象
本格ミステリクロニクルにも『そして夜は甦る』が取り上げられてたね 原ォはハードボイルド扱いだけど
プロットだけ取り出すと法月だからな
僕が殺した少女なんてすごいぞ >>649
「私が殺した少女」、な
ハードボイルドとしてはナイスだけれど、あのプロットで法月(あるいはロスマク)とは比べられんだろう
けなしたいわけじゃないんだけれど、「ま、そこに落とすわな」だった >>650
俺的には「私が殺した少女」は本格風ハードボイルドしては「さむけ」の次ぐらいに好きな作品
真相は全くの予想外だった >>646
ここは皆川博子を見習ってくれたら読者は嬉しい。 皮肉屋でロマンチストみたいないわゆるマーロウ風のハードボイルドの人物像って今後も生きていけるのかね
テロパラとか今読むとおっさん向けライトノベルみたいな感じでキツい
ロスマクみたいのは全然古びないんだけど 原ォは前作で既に探偵の造形が崩れてるから期待できん
でも久々の新作ってだけで上位入りは間違い無いんだろうな 原りょうへの期待は皆高いのはわかるw
愚かもの死すべしは原りょうとしてはイマイチの評価だったからなぁ 屍人荘も1367も駄作だったから、原ォの新作はスゲー期待してる >>624
浅田次郎がランクインしたのは
その頃の「このミス」界隈で仕事してた茶木則雄あたりが運動してたからだろ
小説推理の巻末でランクイン予想みたいなのして
あからさまに『蒼穹の昴』を推してた
増刊ぽい「ここ10年のこのミス」みたいなのでも
座談会で1位にしてたと思う 蒼穹の昴の一位にはさすがに笑ったよな
入れるなら一位にするしかないとか言って 『蒼穹の昴』がエンタメとして傑作なのは別に否定はせんが・・
覆面座談会のメンバーでもあったし、何かと実作家には評判悪かった記憶がある。
かつて我孫子武丸が本ミスか何かで「書評ランキング」みたいなのを企画して、
茶木をこき下ろしてたのは覚えてる。最近あまり名前を見ないが、元気なのかな。 浅田次郎はプリズンホテルとか上位になってて良かったと思うけどなぁ。今は本格寄りになってるからあの頃に戻って欲しい。 「文春のベスト10」の乱歩賞偏重に対抗して「このミス」ができて、
「このミス」の広義過ぎるミステリ定義に反発して「本ミス」ができて、
「本ミス」の本格定義に二階堂黎人が憤慨して「本格ミステリワールド」(今年休刊)ができたと思うけど、
ハヤカワの企画本はどういう立ち位置なんだろう。
講読してないんでよく分らない。 茶木則夫はたしか孤狼の血の文庫版の解説書いてて
おっ久しぶりと思った記憶が >>662
たぶん、当時の若いミステリーファンがその頃ブームだった新本格を中心に読んでいて
彼らが現在投票者になっているから本格ミステリが中心のランキングになっている
したがって、今の若いミステリーファンがどういうジャンルをよく読んでいるかで
将来のランキングの傾向も変わってくるだろう。 今の若いミステリファンが読んでる流れが反映される、という考え方だと20年後には海外ランキングとか成り立ってないような気もする。 ラノベ風のミステリーで、ランキングが埋め尽くされてるだろうなw あとは横山秀夫あたりが再復活してくれれば今年はもう文句無いわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています