【このミス】ミステリランキング総合2019【本ミス】
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辻御大ですけど
ttps://twitter.com/mtsujiji/status/969844045785718787 屍人荘は一般受け、漫画・アニメ化とかのメディア展開を考えれば持ち上げられてもしょうがない。 >>226
それは「私が殺した少女」でこのミス1位と直木賞を受賞したのが大きいのでは
ないだろうか 「それまでの明日」読了
雰囲気とかは嫌いじゃないけれど如何せん、プロットがダメ。
原ォの名前でベストテンには入ると思うけれど、無名の新人の作品だったら
ランクインは無いと思う。 他の人の感想も見るに、表題作である虚像のアラベスクが手堅い出来で
グラン・パ・ド・ドゥが問題作って感じなのか 作品が良けりゃ、誰が推そうとどうでもいい
作品がダメなら、どんな大御所が推そうがダメ >>234
作品を推すのに正当も不当もない
不当に感じたのなら、単にその人たちとは好みが違うというだけの話
所詮、面白さなどは人それぞれ 虚像はパパドゥの布石だから、全体として評価しないと意味がない。
ネトウヨじゃないけど、傑作だと思うよ。犯人の指摘の仕方が実に鮮やか。
ただ、自己満足の蘊蓄が興味のない分野だとこんなにも退屈なのかとは思った。
評価が分かれるのはアレじゃなくて、ここら辺に原因があると思う。
深水の趣味に付き合わされた感を凄い感じる。 でも深水の場合、その薀蓄がちゃんと伏線になっているでしょ。
今回のがその際たるもので。 だから評価が分かれているんだと思う。エコールドパリの時は、画に興味があるから
付き合えた。
でも今回はそこまで付き合いたくないジャンルだったから、少し眠かった。
深水作品だから読み飛ばすわけにもいかないのが辛い。
この辛さが最後の驚きを上回ると評価が低くなると思う。深水慣れしていた
事もあり、ギリギリだった。もうちょっと蘊蓄の分量が会ったら耐えられなかった
気がする。 深水はネット上ではリテラシー低い人だなと思うけど作品は面白いよ 保守的=リテラシー低い という左側から見たレッテル リテラシー低い?そうは思えないんだけどなあ。発言も紳士的だし。
いずれにしても作者がどんなクズでも面白い本を書いてりゃ評価するよ。
別に作者を読みたいわけじゃないから。 >>244
そうなのか?
俺も「私が殺した少女」しか読んだことしかないけど
ファンの間では「さらば長き眠り」が最高傑作だとという話をよく聞くのだが >>245どれも大昔に一回読んだだけだけど2作目が一番テンポよくて面白かった記憶がある するだろうし、ミステリー作家の文章力・語彙力を世間に知ろしめすためにも少し売れて欲しいね >>244
「そして夜は甦る」も単に一作目ってだけでなくどんでん返しもシコまれてて面白いよ >>249
要するに初期3作はどれも傑作で「愚か者死すべし」がイマイチというのが
一般的な評価だよね さらばが褒められてるのは集大成的な作品だと言うのと出版当時に批判が多かったのの反動で一般的な評価という意味では落ちると思う >>170
私も読んだ。
終盤が、ちょっとネタ臭が強い展開になっちゃったな、ってとこが個人的には残念だったけど、
そこまでは軽いノワール&ビルドゥングスロマンで読ませる。
後半の近未来を舞台にした方は、ちょっと菅浩江を思い出したりした。
とはいえランキングは下位であっても難しいかなー。
ちょいちょい感じる隙というか、若書きというか。
内容とは関係ないけど、文字数と行数がゆったりしてるレイアウトなのと、
基本句点毎に改行しているので、何となくスカスカした印象を受けた。
展開、内容を考えてに2冊構成にしたんだろうけど、
きっちり詰めて1冊にしちゃっても良かったんじゃない?と思った。 原は初期は本格で段々と探偵小説としての面に偏って最新作が顕著 うわあ『虚像のアラベスク』、尼のレビューでネタバレしてるバカがいるよ。
先入観なしで読んでこその作品なのに最低の行為。
未読のやつは注意な。 善人めかして見てこいと宣伝してる馬鹿は底が浅すぎて真意ばればれだな >>257
どういうこと?
ネタバレと言われたから俺は素直に見ないようにしているんだけど
なぜそれが宣伝になるのかがわからない 話題になってないけど
吉川英二文学新人賞 Ank:佐藤 究
に決定 >>259
マジか。
大藪晴彦賞との2冠じゃん
でもそれだけ評価されながら、このミスにもSFが読みたいにもランクインしてないんだな 佐藤究は乱歩賞とった「QJKJQ」もランキング本ではスルーされてたな。かなり面白かったのに。 佐藤究タイトルだけではどういう話か見当つかないよな 第71回日本推理作家協会賞候補
【長編および連作短編集部門】
「いくさの底」古処誠二(KADOKAWA)
「インフルエンス」近藤史恵(文藝春秋)
「Ank : a mirroring ape」佐藤究(講談社)
「かがみの狐城」辻村深月(ポプラ社)
「冬雷」遠田潤子(東京創元社)
【短編部門】
「ただ、運が悪かっただけ」芦沢央(オール讀物2017年11月号掲載)
「火事と標本」櫻田智也(東京創元社『サーチライトと誘蛾灯』収録)
「理由(わけ)」柴田よしき(文藝春秋『アンソロジー 隠す』収録)
「偽りの春」降田天(野性時代2017年8月号掲載)
「階段室の女王」増田忠則(双葉社『三つの悪夢と階段室の女王』収録) >>264
辻村はこのミス8位、文春10位なんだから極めて妥当な選出では? 直木賞作家が今さら推協賞でもないだろってことじゃないの
既に直木賞獲ってる作家がその後の作品で推協賞獲った例は1976年の戸板康二が最後 純粋にミステリの賞としては、推協賞が一番大きい賞だけど?
直木賞と比べること自体がナンセンス 直木賞がミステリを顕彰するようになってからは事実上のゴールだろう
直木とった作家がいまさら推協賞もらってもなと世間も感じる 直木賞も推理作家協会賞も独立した賞なんだから別にいいのでは?
話に出てきた角田光代だって直木賞を受賞した後に別の文学賞をいっぱいもらっているし
文学賞を同じ団体が与えているのなら分かるけど別の団体が管理しているのだから作家の受賞歴などは関係ない
それぞれの賞のルールにしたがって一番優れた作品に与えればよいだけの話だ
別に世間も「また賞をもらったのか。さすが直木賞作家様」って思うぐらいじゃないのかな? 推協賞や吉川(新人)賞は、どちらかといえば、
ステップアップのためのものだと思うのだがなぁ・・・ 世間の人ってたぶん直木賞このミス本屋大賞しか知らなさそう
あと芥川賞か 「推理作家協会賞」って何度も受賞可能でしたっけ?
直木賞は今頃ですか?感のある作家・作品が受賞することが多いけど、
推協賞は一発屋もあるけど、その年の勢いのある作品が選ばれるから結構楽しめる印象。
春くらいに講談社から毎年刊行される
『ザ・ベストミステリーズ 推理小説年鑑 20××』はアンソロジーとしてかなり楽しめる。 推理作家協会賞は直木賞と同じで受賞できるのは生涯で一度だけ
ただ、直木賞がもともと新進気鋭の作家に与えるのを目的としていたのに対して
推理作家協会賞は年間で最も優れた作品に与える賞だからベテランになってから
受賞しても別に違和感はないなあ カッパワン四天王の中では最弱だけど
作家専業にならなかったんだな >>280
行きてさえいればいつか最弱の名も返上できるだろう(T ^ T) マジで安孫子ってまだ読んでる人いるの?
たまたま当時の京大にいた運だけで生きてる偉そうな人
去年も推してる人いたけど話題にならず売れずランキングにもかすりもせず >>277
>ただ、直木賞がもともと新進気鋭の作家に与えるのを目的としていたのに対して
>推理作家協会賞は年間で最も優れた作品に与える賞
今だと、こんな感じ? 北村薫はタイミング悪く撮り損ねて、直木賞は結構さいきんだよな。
真保裕一に至っては、20年くらい前に獲らせてあげるべきだった。
新進気鋭= 吉川英治文学新人賞
中堅クラス= 山本周五郎賞、直木賞
ベテラン = 吉川英治文学賞
光文社の「日本ミステリー文学大賞」が大ベテラン〜大御所への功労賞ってとこかな。 >>286
そういや、「隠蔽捜査」で獲ってたね。
うーむw ドン・ウィンズロウの新作は前評判からして今年のベスト候補ね >>288
ドン・ウィンズロウが来るのか
確かに、海外は今のところ大本命という作品もないので
有力候補になりそうだね >>288
調べてみたけどなんでthe force がダ・フォースになるんだ 原題はThe Force だけど出てくる警察の特捜部の通称は Da Forceだから >>290
>>291が書いてくれてるけど、ここに編集のテキストがあるよ。 >>265
推理作家協会賞って
デビュー作は候補作にならないんじゃなかった? >>296
そんなことはないと思うが、最近はそうなの?
20年以上前だが、梅原克文がデビュー作の『二重螺旋の悪魔』で候補になった記憶が。 wikiみたけど、
二重螺旋の悪魔の前に一作書いてたよ。 >>298
そうみたい、すまん。
ざっと候補作と受賞作のリストみたけど、確かにデビュー作が見当たらないような・・
短篇だけど梓崎優の「砂漠を走る船の道」がノミネートすらされていないってことは、
本当にデビュー作はノミネートしない方針なのかな?
>創設当時は長編賞、短編賞、新人賞があったが(新人賞は第1回のみ)、
ウィキによると当初は「新人賞」があったことも関係してるのかな。 >>299
ニコニコ大百科に記事があったよ。
第36回以降から禁止になったらしい。 リンク張ろうとしたらエラーが出たので、
気になるなら自分で調べてみて。 >>300
ありがとう。調べてみた。
改訂前の檜山良昭『スターリン暗殺計画』が、デビュー作で授賞みたいね。
(ウィキみると、檜山氏はその前にノンフィクションを出版してるようだけど)
でも「デビュー作は候補にしない」「短篇だろうが長篇だろうが1度受賞したらもう全部門で候補にしない」っていう規定だと、この賞を取っても、必ずしもその年で一番すぐれたミステリーってことにはならなくなるよね。
まあだから「本格ミステリ大賞」みたいに何度でも受賞可能っていう賞が出てくるんだろうし、『このミス』みたいなランキング本が必要になるんだろうけど。 2作目は作家としてやっていけるかの真価が問われるものだしデビュー作は候補にしないのは賛成だけど
一回限りのルールは短編と長編で分けていいと思うわ 倉知はこの前出たばかりなのにもう次が出るのか。珍しく仕事が早いな。
麻耶も久しぶりに新作が出るけど、イマイチなのが続いたので今度はどうかね。
上のほうで名前が出ている梅原も新作が出たね。内容的にはSFなんだけど本人は「自分はSF
作家ではない。SFに含めるな」と言って大森望たちに喧嘩売ってたことがあったが今でも考えは
変わらないのかな。 深水の虚像のアラベスク読んだが、これ評判いいの?ユーモアミステリーというかバカミスというか いや、自分は面白かったけどね
大べし見警部主役でやるようなネタでないかな ほんの少し大べし見も登場したけど ネタのインパクトも高いがそれを成立されるための伏線も秀逸で評判もいいと思うよ
芸術探偵シリーズ出それをやる?ってとこはあるだろうが 前半の中篇でバレエ用語を詳しく説明しているが、それにもすべて意味があった。
それとあの事実が明らかになることによって、
一気に犯人が絞られるところも、本格として優れている。
今のところ俺的には今年の暫定一位。 虚像のアラベスクはめちゃくちゃレベル高いことやってるのに単純にそういうことかーい!って笑えるのも
何気にすごいことだと思う とりあえず、今年のこのミス予想は国内はアラベスク、海外はダ・フォースを
基準点して考えればよいってことかな? エコール・ド・パリしか読んでないんだけどアラベスク読んで大丈夫? >>310
大丈夫。
ただしアラベスク自体は、絶対に順序通り読むこと 我孫子の新刊、ミステリとして期待出来ないのはわかってるんだが、「プロジェクトシャーロック」とか「眠り姫」とか読みものとしてまあまあ面白かったんでそんな感じなら買いたい >>305だけど、アラベスク、ハードル上げすぎだろ 俺は面白かったがこのミス、本ミスに入るとは思えん あるとしても本ミスの10位代じゃないかな
あのネタは、霞流一のバカミスに近いと思うが 深水は一見シリアスな雰囲気なんだが良く考えると
やってることはバカミスじゃね、ってのはよくあるよな
ジークフリートとかシャガールとか
まぁある意味褒め言葉でもあるんだけおd >>314
自分も正直ミステリーアリーナとかエコール・ド・パリのほうが好みなので気持ちはわかるけど
アラベスクの場合、バカなトリックそのものじゃなくて前半の話をまるごと使った技巧という点は本格として評価されそう
深水作品って基本的にひねくれた仕掛けがキモだと思うので 前半がちょっと感動的で泣かせる系の話だから、ギャップがすごい 俺もアラベスクはそれ程評価せんな。
前半は面白かったけれど後半の悪ふざけは興醒め。
単なるバカミスだよ。 それでは何が上位にきそうですか?
今のところ上位候補として挙げられているのはアラベスクの他に
内容的には否定的な意見も多いそれまでの明日と内容的に人を激しく選びそうな
少女を殺す100の方法ぐらいだっけ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています