【このミス】ミステリランキング総合2019【本ミス】
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>>342
鏡の中に人間が入っちゃうなんてそれこそアリス以来陳腐な設定だし、途中だらだらしてるし、大した作品じゃないよね。
型にはまった作品しか書けないというのは同意。 >>345
陳腐と王道は紙一重ということでしょう
1位に選ばれたのもその辺が理由かと >>333
我孫子って業界も持て余してんじゃないかな
新本格第一世代ってだけで売れるわけでもなく性格最悪という
小説書かせたら誰も求めてない非ミステリ書きたがる、マンガ原作も全部クソですぐ打ちきり >>345
ミステリのスレで何を言うとるのやら、その陳腐な設定からどう広げてくってのが醍醐味なんじゃね?
例えばだが、孤島で殺人なんて、あなたのいうことだとどんだけ陳腐だよって ものすごく読解力の低い人が見当外れなこと言ってるなとしか 同じアリス系でもアリス殺しは名作だと思う。辻村にここまでの思い切りの良さが
あれば一皮むける作家になると思う。 >>348
孤島での殺人は、何度描かれようと陳腐ではないよ。
何故ならそれは、現実に起こり得る事件だから。
だが鏡の中に人が入ってしまうなんて、現実世界では起こらない。いわば完全ファンタジーの世界。
作者が頭の中で100%自由に作れるファンタジーの世界で、そういう手垢のついたイメージに頼るのは大きなマイナス。
孤島での殺人事件を描いたミステリーは、同じようなシチュエーションの先行作品が何作あっても、
陳腐ではない(もちろん状況その他は同じではいけないが)。
だが、魔法学校に入学した子供の話がまた書かれたら、先行作品はたった一つしかないが、陳腐だと思うだろう? 世の中のRPGって基本、主人公がラスボス倒す物語なんだけど、やりようで
陳腐に思わんかと。 >>352
魔法学校ものだって、みんなハリポタ思い浮かべるだろうけどそれ以前のもあるし
完全なフォロワーでなきゃ、ハリポタ後に魔法学校もの読んでも陳腐になんか思わない
設定よりも内容次第だろうに 主人公が大体心に傷を抱えたか弱い少女ってのがな
自分を投影してるんだろうか 確かに、こんな作家さんいたの?って受賞者はいないな
宮下奈緒?ってくらいなきがする >>357
書店員の投票という選考方法から考えれば隠れた名作などが発掘されないのは当たり前
書店員といって滅茶苦茶本に詳しいわけでもなく、ほとんどは多少本好きという程度だろう
そうしたメンツを集めて人気投票すれば、結果はどうしてもミーハーなものになる。
隠れた名作に光を当てるのが賞の目的ならば選考方法から考え直さないと >>隠れた名作に光を当てるのが賞の目的ならば選考方法から考え直さないと
当初の目的はそうだったんだろうが、もうそんな理想は欠片も残ってはいない。
売れている本を、もっともっと売るための賞に成り下がった 書店員って意外とマニアックな本読みいないんだなって毎年思うよね
あと映像化しやすい作品が本屋大賞とるのもなんだかな まあ、ノミネートから選べって言われたら変わった奴は出てこないし、ノミネート作品選ぶ時も結局大勢に人気ある本が選ばれるわけで。ノミネートなしで20位くらいまで発表したら変わったのも出てくるかな。それだとこのミスと一緒? 結局目利きでも何でもないから、売れてる本を推しているだけってことでしょう。
三千部しか売れていない本を10万部売るよりも、
既に百万部売れている本に賞をあげて、
もう百万部売る方が、ずっと簡単で儲かると気付いてしまったからな >>362
でも個性的な本が選ばれたら選ばれたでこのミスで涙香迷宮やノックスマシンが
1位とった時のように大多数から叩かれるだけだと思うけどなあ >>359
最初からそういう方針なのにメディアではわざと隠して印象操作してたのが本屋大賞
有名作家ばかりだと批判されたときに売るための賞ですがなにか?と居直ってた
ネット記事の見出しが「書籍のプロが選ぶ」になってて
読書のプロを装うのは底が割れてやめたんだなとおもった 書籍のプロって、便利な言い方だなあ。
取次とかもみんな書籍のプロを名乗れるじゃん まあ本屋大賞も「書籍のプロが選ぶ掘り出しもの」という位置づけじゃなくて
最初から「ちょっと本好きの一般人が選ぶ一番面白かったと思う本」と
銘打っておけば別に問題はなかったのではないかな? 本屋大賞って売れてる本や
ちょっと注目浴びたらもっと売れる本にあげる賞でしょ
最初からビジネスありきだから
中身にあれこれ言うのは野暮 翻訳部門の方はいい感じの表紙なのに半分ぐらい変なポエムが書かれた帯で覆われててちょっとだいなしだった >>369
それはそうなんだけど、だったら最初から堂々とそういえばいいのに
売れていない良作を目利きが発掘するとかいうスタンスを気取っていたから
反発があるのだと思う >>371
小売業者でしかない書店員がそのスタンスをわざと装っていたからね
目利きのふりをしたかったのだろう アクロイド殺しの犯人知らない奴がここにいるのかとは思うけども (言えない・・・ジュニア版のアクロイド殺ししか読んだことないなんて言えない・・・) 小学校の図書室にあった中島河太郎のネタバラシ本のおかげでアクロイドもオリエント急行もそして誰もいなくなったも読んでいない アクロイドとバスカヴィルは
実は犯人が違うぜ、みたいなバイヤールの本があったから、捻ってくるかもしれないぞ とっくに放送終わって多くの人が見たものに対して
捻ってくるかもしれないぞといわれてもなあ >>379
いや、見てないけど、別解釈ありだったかもってことね
変な言い方してしまってすまん >>377同じだ、グリーン家殺人事件もYの悲劇も同様 アクロイド殺しに関しては、他の作家だったか評論家が他の解釈が可能だと書いているね、確か。問題視したのが金せびってた使用人で、ポワロの推理が不十分だと指摘した
上で彼なら犯行可能であると。 クリスティできっちりした推理のものがまずないと思うんだけど、アクロイドは結末もボカシてるから色々語られてるん? いつの時代も物議を醸すような境界線上の作品が後世に名を残すからなぁ 本格とはを問うものであっては駄目でむしろ提示するものでなければいけないね。
本格の名を借りて滅茶苦茶するのは最近の主流だけど。 『コンビニなしでは生きられない』
上手くまとまってて良い。キャラは若干あざとい。
『友達以上探偵未満』
全体的に地味で期待はずれ。 友達以上探偵未満本ミス1位有力
やっぱ麻耶おもしれー 最近の麻耶はカタストロフ感薄くなってない?またぶちかましてくれよ 友達以上はひどいな。化石少女よりぬるくてギャグも寒い
あの麻耶がこんなスッカスカの話を書くようになったのが哀しい そんなにさぁいいネタをポンポン量産できないだろうししょうがない >>392
量産型の作家じゃないから脱力してしまうのだと思う 麻耶の新作酷いな。
読み進めるのが苦痛だった。
俺の中で麻耶は即買い作家からは脱落した。 友達以上は最後の話みたいなのが三篇あったらだいぶ違ったんだがな
最後のだけ掲載雑誌変わったりしてるから突然心理描写が増えるってコンセプトも後づけだろうし >>395
最後の話が一番麻耶らしかったね
ただ、ネットの評判を調べてみると最初の見立て殺人は
よかったけど、あとが尻すぼみって評価が多かった 友達以上〜は所々面白い部分はあるが麻耶らしいひねた感じやロジックの切れは感じられなかったのが残念
弦チェレに期待 出版されればの話だが 倉知淳の豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件 なんと倉知淳がこの半年に2冊も新刊を出した これだけで大事件 なにか起こるのではと心配になる
感想は全くバラバラの短編の集まり ミステリー色が濃いのもあればあまりないのもある 面白さも様々 自分は夜を見る猫が良かった 表題作はいまいち
そして何より猫丸先輩の新作が嬉しかった 作品的にもやはり面白さが抜けている 変わらないキャラクターはいいな
このミスや本ミスでも、そこそこ票を集めると思う 倉知はなぜかどちらも票が集まる めったに本をださないのに もう一冊の皇帝と拳銃より上かな 豆腐の角よんだけどゴミクズじゃん
麻耶のやつもそうだが辺境のスレでヘッタクソな宣伝やめとけって そしてミランダを殺す(←マーガレット・ミラーのとまぎらわしい)
いかにも欧米っぽいサスペンス風味のミステリ
っていうか海外ドラマでありそうな展開
というか太陽がいっぱいオマージュ
10位前後には入ってきそう ミランダはやたら前評判が凄かったので、スゴイどんでん返しがあるかと思ったらそういうんじゃなかった。
マッコウクジラとクラーケンの戦いの巻 >>399
好みは人それぞれやん
いちいち人の感想にケチをつけるのはなんなの?
面白くないならそう言えばいいだけ、感想を言うこと自体を否定すべきじゃないよ サスペンスミステリーとしてはミランダと並んで「乗客ナンバー23の消失」も評判っぽいので
こっちも気になる 乗客ナンバー23、いま読んでるけど次から次へといろいろ起こりっ放しで忙しいw 「乗客ナンバー23の消失」
豪華客船を舞台に発見事件(1年前に失踪した娘が同じ船で発見された)を追う刑事の物語
海外ミステリっぽく頻繁に場面転換しながら色んなことが起きるジェットコースターサスペンス
ディーヴァーほどの切れ味はないが、ツイストもある
ぶっちぎりのベスト1って出来ではないが、色々手がたくまとまっている(読んでる間は楽しい)ので
5位付近には入ってくるのではないでせうか 乗客ナンバー23の消失、Kindle50%ポイント還元の対象にもうなってる。。。 >>405
あの文量でソフトカバーであの値段は有り得ない 杉江松恋@例大祭東5・た26b
? @from41tohomania
第71回日本推理作家協会賞決定。以下の通り。
・長編及び連作短編集部門:古処 誠二『いくさの底』(KADOKAWA)
・短編部門:降田 天「偽りの春」(野性時代 2017年8月号)
・評論・研究部門:宮田 昇 『昭和の翻訳出版事件簿』(創元社)
受賞者のみなさん、おめでとうございます。
17:03 - 2018年4月26日 「乗客」結構評判いいみたいだけど
なんかとっちらかった印象でイマイチだった
ちゃんとしたミステリは過去作からしても期待してなかったけど
バカミスとしても微妙でした 古処 誠二さん、写真見たら結構頭白髪で苦労人って感じだった 麻耶ってどんなにヘンテコな作品でもパズラーとしてのクオリティだけは
高いってのが良かったのに、
ここ最近の3作くらいはそこも微妙になってきた 推協賞が妥当な選考でうれしい。
いくさの底はマジ名作だからな
かがみの孤城とかだったら推協を信じられなくなるところだった いくさの底は本ミス大賞もいけるかな
屍人荘って大本命があるけど >>417
少女向け小説?(マリみてみたいなジャンルのやつ)では
結構出してる 今年も上半期が終了したわけだが、国内でベスト10候補としてこのスレで挙げられたものとしては
賛否が真っ二つに分かれている「虚像のアラベスク」
好みが真っ二つに分かれている「少女を殺す100の方法」
評判はイマイチだが話題性でランクインするかもしれない「それまでの明日」
ぐらいでどれも鉄板のベスト10候補とは言い難い
今年は不作?
でも去年のベスト10も下半期発売の作品が大半を占めているから毎年こんなものなのかな? 今年は海外豊作みたいだが、ミランダと23以外で読んどけってのを教えてほしい。 ドロシイは作者の過去作読んでれば面白いかもしれないけどステリーとしてはイマイチ ダ・フォースなぁ。"我々の仕事は犯罪の封じ込め、管理された現状維持だ"ってならダド・Sくらいにどっしり構えといて欲しいわ >>421
このミス常連ドン・ウィンズロウの警察小説「ダ・フォース」
サイコサスペンスもいけるなら「蝶のいた庭」
癖があって好みが分かれそうだがSFミステリーの「ダーク・ジェントリー」
ってところかな? 乗客ナンバー23の消失、うんざりする真相かと思っていると
ラストに救いが用意されていた、面白かった。 421です。
みんなありがとう。
「蝶」はこれから読む予定。
ダフォースも惹かれるわ
ダークジェントリーも読んでみる。
他にもあったらまた教えてくださいな。 三津田の刀城シリーズ新作が今年に出るから楽しみにしてる 屍人荘大賞獲得
妥当すぎたな いくさの底がなかなか頑張ってたみたいだが ドロシイ殺し読んだが結構面白かった
前作前々作は未読なのでそれと比較してどうこうは言えないが >>435
国内は満場一致で評価の高い作品は皆無
「少女を殺す100の方法」は好みが大きく分かれる
「虚像のアラベスク」は完全な賛否両論
「それまでの明日」は話題先行で評価はいまひとつ
あとはこのミス3位だった孤狼の血の続編、「凶犬の眼」が出ているけどどうなのかな?
今のところ国内は不作っぽい
海外は「ダ・フォース」「乗客ナンバー23の消失」「そしてミランダを殺す」
「ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所」あたりかな? このご時世、「少女を殺す〜」はレジに運ぶのに勇気が要ったなあ。
ふかみんは相変わらず攻めてるなあ。
原寮はイマイチだった。
とりあえず三津田待ちだな。 >>438
そう思うけど、冒険・ハードボイルド系作品のランクインがすっかり少なくなった
今のこのミスでどのぐらい支持者が残っているかが問題 ハードボイルドって様式美化するとおっさんライトノベルになる
組織に迎合しない孤独なおっさんが若い女性になぜかモテつつ事件を解決するみたいな
異世界に飛ばされた面倒くさがりな男が女にモテてついでに国や世界を救うのとフォーマットが似てる
スパイとか冒険小説はIRAとかバスクとかかつての組織が時代の流れで無力化して書きづらそう
あと情報化社会で裏を書きづらくなってる >ライトノベルの主人公は努力しちゃダメなんです。読む側が自分を投影できなくなるからです
>ヒロインは都合よく向こうからやってくる。超能力などの能力は、いつのまにか勝手に身についている
>今のライトノベルの多くが、そういう設定で書かれていますよ。
テロパラや新宿鮫にもまんま当てはまるな ハードボイルドってのはもともと文体の話であってな… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています