【金字塔】横溝正史Part9
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NHK-BSプレミアム「犬神家の一族」(4/22・29) オール岡山ロケ! 2023年1~2月にかけて、野﨑家住宅、井上家住宅、大橋家住宅など多くの重要文化財に指定された施設をはじめ、県内各所で撮影が行われました!
【ロケ地】
倉敷市(野﨑家住宅、井上家住宅、西爽亭ほか)、吉備中央町(鳴滝湖)、真庭市(三浦邸)、津山市、矢掛町(旧矢掛脇本陣髙草家住宅)、美咲町(柵原ふれあい鉱山公園)、岡山市(吉備津神社ほか)、高梁市(吉岡銅山跡ほか)など 松本清張の砂の器を読んだ
横溝正史的な小説は松本を旗手とする社会派に駆逐されていったというのがミステリ通史になっているが
砂の器はぜんぜん社会派じゃない
これは横溝のお株を奪う因果ものだった
作家の意識の上では旧来の推理小説とは違うものを書こうとしているのかもしれんが、
これが大衆に受けたというのは、読む側がいつも求めているのはやっぱり因果ものなんじゃないかな 砂の器の欠点はいちおう探偵役をする刑事の近くを容疑者がうろうろしすぎ
名探偵が怪しい一族に関わるのは問題ないが、なんでただの刑事の近くに事件関係者が次々に現れるのか?
現実に自宅近くに引っ越してきたりするんだからこれは筆致がリアルな分だけ違和感がある またなんの容疑もないのに「なんとなく」関係者の一人の捜査を始める。なんでこいつを捜査対象にしているのか、まったく分からない
刑事が出張旅費を気にするなどのデコレーションを除けば、出来の悪い旧来型の推理小説と変わらない キチガイじゃが仕方ない
10平米の小屋が全焼 通報者が翌日に「小屋に娘が住んでいる」と申告、遺体見つかる・石川県志賀町
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1679570675/ 文章の古さ新しさてなんなんやろなと思う
江戸川乱歩は少しも古さを感じさせない
なんなら今デビューしても違和感ないのに、横溝正史は内容は別にしてそれを表現する文章は古めかしさが拭えない
不思議やなあ 中学生のころ江戸川乱歩はふつうに読んでいたのだけど、横溝正史の作品はちょっと難しくて挫折した。
結局、そんなわけで横溝作品を読むようになったのはわりと最近のことで、電子書籍で本を読むようになってからだった。
今だから分かるのだが、横溝正史の文章には漢語の語彙や文語のリズムがけっこう残っている。
そのため、本陣や獄門島などの作品をスラスラ読める人は、それなりに文学作品を読み慣れた人のように思う。
とくに古い文献を紐解くような記述は、そうした文章が苦手な人には、かなり堅苦しく読みにくいものがあるのではないだろうか。
自分の年齢になってみると、逆にそういった要素も横溝作品を読む楽しみのひとつとなっているわけなのだが。 >>15が書いてるような意味で>>13が「古めかしい」と書いているのであれば古典文学が読めない人なのだろう
乱歩も横溝も通俗長編は読者のレベルに合わせた表現を使っているが横溝は本格長編、乱歩は通俗長編のイメージが強いからラノベに慣れた読者には「乱歩は読みやすい!」てなことになるんだろう >>16
乱歩は「心理試験」「人でなしの恋」「押絵と旅する男」みたいな通俗以前のも読みやすいよ
文章の読みやすさ自体は天性のもので正史よりずっとうまい(その変わりのように構成力はグダグダだが)
正史ももちろん下手ではないが、カーのようなおどろおどろしい雰囲気を出すためにわざと文語的表現を使ってるのでしょう
乱歩と違い正史は時代小説も書けるのが文体の古さに影響してるのかもしれない
その辺が今の一部の人にとっての読みにくさになるのかも あんたのいう文語的な表現が多用されている作品例を具体的に示してくれ >>19
>>15の言う「漢語の語彙、文語のリズム」についてなので文語的表現といったが、もちろん文語で書かれてるわけじゃない
15さんの感じたとこと違うかもしれないけど、悪魔の手毬唄の「情緒纏綿たる情景ではない」とかね >>21
お前wさん、違うよ
横溝正史のを最初に読んだ(本陣)のは中学でというのは同じだけど、俺は挫折してないw
他のは角川のブームのときだからもっとあとだけど当然電子書籍じゃなく角川文庫だ
影丸譲也の八つ墓村も少年マガジンでリアルタイムで読んでるから15さんよりは俺の方がだいぶ爺でしょ 横溝正史は形容詞過多かつそれが紋切り型だから昭和30年代の読者にさえ古めかしいと思われたのだろう
そこに社会派が勢力を伸ばす余地があった
「背筋をゾッと貫く戦慄が走った」なんて多用されてはかなわんという気持ちは分かる 横溝正史は戦前の話の方がすっきりしているんではないか? >>25
Wikiには
>戦時中は探偵小説の発表自体が制限されたことにより、捕物帳シリーズ等の時代小説執筆に重点を移さざるを得ない
>終戦後、推理小説が自由に発表できるようになると本領を発揮し、本格派推理小説を続々と発表する
このへんが関係してるのかも
戦中鬱々として練ってたのを戦後爆発させたので粘度が高いとかw >>5
3時間かけてやるんだし、青沼菊乃との関係は原作通りやって欲しい 名探偵キャラクター作るのは大事なことやね
それが出来の良い映像化されればなお良し
蝶々殺人事件は作品の出来で言えば最良でしょうが
金田一耕助出てないから世間の知名度は激低 横溝作品では犬神家の一族が突出して有名だと思うけど
じゃあ犬神が横溝正史の代表作かというとそれは違うやろ
映像化は怖いねー >>30
最高作ではないにしろ代表作であることに異論はない
>>31
リアル麗子像 小夜子だったらあってると思うけど珠世じゃないよねえ 「そして犬神家はいなくならない」という舞台作品は珠世がブサイクだったためにスケキヨ、スケタケ、スケトモ全員が珠世との結婚を拒否するというパロディだった 特異な顔の女優は昔からいた
ただ昔はその顔に見合った役を演っていたから視聴者は納得していた
今は見合った役ではない役を演らせるから視聴者の反感が生まれる >>31
八つ墓村で田治見家女中が言ったた、
「新家のお嬢さまのお美しくおなりあそばせたこと!」
のビフォー部分がこんな感じなんだろな~ 古川琴音は最近、朝ドラ「エール」や「どうする家康」に起用されるなどNHKで重宝されてるからな
得もしれぬ謎めいた色気を演じられる数少ない若手女優だよ まぁ、絶世の感じはあるな
日本に一人しかいないというのもあり
美女とは思わないが 佐武と佐智が誰なのかも気になる
今のとこ発表された役者だと
該当するのが猿時と野間口しかいないし 皆川猿時は古館弁護士
野間口徹は那須神社の大山神官
佐武=今井悠貴
佐智=渋谷謙人
小夜子=菅野莉央 >>42
お、ありがとうございます😄
まぁ、年齢的にそうなるわなw >>44
新聞に信州財界とあるね!
そうすると、小市慢太郎をどう扱うのかな? 2週連続より2夜連続の方が良かったな
後半放送されてから一気見するし どちらにしろスレチ。
本スレではないから脱線してんのか。 お前は本スレで話題投下してこいよ
向こう過疎ってるだろ 『南海囚人塔』 遂に刊行できた完全版、何度読んでも
感激だが、同時に何度読んでも怒りが湧くぞ!
島に三年も閉じ込められ原住民同様の暮らしをしている
「まだ十五か六の、色こそ黒く焼けていたが目鼻立ちの
ぱっちりした、いかにも怜悧そうな顔附き」の少女である
ヒロイン妙子、なぜか髪型とか背丈とかには触れられて
いないものの、着ている物についてはハッキリ書かれている
「木の葉や海藻を巧みに綴り合したものを、まるで南洋の
土人のように腰の周囲にまきつけているのである」
そう!腰の周りを隠しているだけで上半身はモロなのだ!
なのに挿絵はどれも全身ビッシリ、熊の毛皮のように堅固に
覆い隠している!詐欺だ!
…いや、原典の意匠の改竄だ!ポリコレだ!ダンコ抗議する!
描き下ろしイラストはないのか!ボエン!モギャー! >>50
横溝作品だと
・本文「ゴリラほど毛深くはない」→絵でまんまゴリラの怪獣男爵
・本文「表情のない能面のような顔」→絵で笑い面の夜光怪人
この2名あたりがどの出版社も説明読まない描写だと思う。 『怪獣男爵』だと、ロロが可哀そう。
・奇形児として生まれ、人身売買されサーカスで「人とゴリラの混血」と見世物にされる。
・古柳男爵に買われ、今度は何されるのかと思ったら脳を外され、体を移植実験に使用される。
・その後、今度は死刑になった古柳男爵の死体から脳を移植され怪獣男爵になる。
・双子の兄弟のポポも怪獣男爵の身代わりにされ爆殺。
・何よりここまでされて誰からも哀れみを掛けられない。
あと、『怪獣男爵』だとロロの出生地が「中国のカンシュク省だか」って言われているのに、
『大迷宮』だと「蒙古の奥地」になっているのは何なんだろう。 >>54
これやばいだろ
ムラの掟をやぶった……とか
十文字家という名字もすごいね 不謹慎だけど横溝なら二人一役とか一人二役のパターン 悪魔が来りて笛を吹くが英訳されると言うことでこれで五冊目になるのかな。
一冊でもカーの生前に訳されて感想を聞いてみたかった気がする。 病院坂読んだ。ビンちゃんの首から下は池の端に埋められていると予想 今更な疑問
「真珠郎」は「死婚者」という未発表作品を温めなおして作ったものと、横溝先生自身が言っている。
しかし、「死婚者」について調べてみたら予告は雑誌に載っていて、
「病院の標本室にアルコール漬となった手、足、脚、胴、首の語りだす世にも奇怪なる物語。」
ってあらすじ説明がされてたらしい。
・・・どこをどうすれば上の予告が「真珠郎」の内容になるのだろうか・・・? シチュエーションとかじゃなくてトリックの話なんじゃない? いよいよ明後日かNHK犬神家
にしても二週連続で放映するほどの内容だっけ?犬神家って? >>60
当時の編集長だった水谷準は予告文を捏造することで有名
水谷に捏造されたタイトルでそのまま書いてしまった器用な作家が海野十三 >>64
そ、そうだったのか・・・
自分は『花髑髏』みたいに、標本にされた人が犯人の動機なのかと思ったわ。
あるいは(メル欄)とか。 「怪獣男爵」、戦前舞台説。
昭和23年発表作品で年代を明記している部位は一切ないのだが・・・
・劇中一度も古柳家の爵位「男爵」について「元」という表現がないこと。
(続編の「大迷宮」「黄金の指紋」には「もう男爵とかないけど」という断りがある)
・途中から東京舞台なのに戦災関連の話が一切ないこと。
・この時期の作品に「これは昭和12年頃に起きた話です」と振り返るものが多いこと。
どうだろう? NHK「犬神家の一族」を観てるけど、予想以上にクオリティー高いと思った、面白い。
特に松子役の大竹しのぶさんが素晴らしい。自分の中では歴代最高の松子だと思う。
遺言状読み上げ前の佐清マスク外す場面での冷静さと冷酷さが今までの松子役に無い凄みを感じた。
南果歩さんの竹子、堀内敬子さんの梅子も個性出てる。
古舘役の皆川猿時さんに神主役の野間口徹さんも相変わらず素晴らしい。
まだ途中までしか観てないけど、
佐武、佐智役の俳優さんも良い味出てるし今後が楽しみだわ♪ なぜ今回の珠世役が古川琴音になったのか後編でハッキリするそうだね!
まぁ、それを知った上で役に抜擢された本人がどう思ったかはさておいて >>71
低い声とかスケキヨを恫喝するとかいいとこもあったね。二人の空気感はもっと色々あっても良かったかも。二姉妹もなかなかよかった。古館の遺書読み上げの声が高すぎてイラついたかな >>72
旅館女中とか小夜子のビジュアル考えたらなるほどなと思った
要するに遺言状発表されてからの佐武佐清の変化を強調したいってことね 大竹しのぶは良かったけど目立ってるから何となく犯人が分かると言う >>75
見る人の9割以上は犯人知ってて見るわけなんだけどキャストの格の違いがあり過ぎると感じた
全員のギャラの半分は大竹が持っていきそう 後編の予告観たら、
今までの犬神家作品に無い
大胆なラストとあるけど
変にいじってほしくない願望もある 実況とか見ると犬神家の一族1976版映画が神格化されすぎてる気がする
もちろん悪い映画じゃないけどそこまでか?
このスレは原作基準の人が多いからかそうでもないけど 珍しく冬描写の犬神家の一族
氷池に突き刺さる二本の足が不気味 >>79
元の小説のダメな部分を改変して「少しはマシ」にしてたからね。
*ヨキスケの判じ物には無理ありすぎ
(そもそも犯人の力では実現不可能)
*琴の師匠の正体、実は!
(あれ、ホンマにツマラン展開)
市川はそれらが下らないと判断したのだろう 正直磯川警部の日和バージョンは余計だな
それなら新たに別の警部仕立ててそちらもレギュラー化すればいいのに あんなに大きな血の跡が残っているのに、
後から現場に来た金田一が
「ここに引き摺った血の跡がありますよ!」
には笑ってシモタw >>78
犯人は松子ではなかった、とか!?
>>81
ヨキケス、ね。
殺してから考えて「思いついた〜」・・ありえへん(笑)(笑) どう向かないのかね。
>>85
不自然さに気付かず、頭を働かせないまま読み通すのが、ミステリ通ですか。
それならミステリ好きの程度は、底知れぬ低さなのしょうよ! 琴の師匠のくだりを入れると
松子佐清母子とダブるからじゃないの?
よくは知らんけど >>88
興奮して最後に打ち間違えるとは粗忽者が
犯人役としては力量不足よの 映画は竹子梅子の孫にあたる小夜子の子を珠世に託して三方一両損みたいな納め方カットしてたよね? たしか原作では珠世が怪しげ?という安っぽい煽りが頻出してて、そこらが犬神家の通俗性の印象を強めとった
今回のドラマでは珠世を美人にしなかったことで、珠世犯人説が再浮上してきたわあ ドラマはつまらんすぎて眠くなってきたわ
ぜんぜん起伏があらへんもん
美人とは言えない女に莫大な遺産が転がりこんできた時にどうする?という話にするんなら、それはそれで面白い改変になりそうやが、そこらもあやふやな感じやったなあ だからそんなのは、ドラマ板で語れ。
懐かしのドラマ板の金田一スレが埋まってるから、スレ立てしてろ。 >>79
犬神家というと「悪魔は踊る」版はフィルムが無くなっちまったせいで語られもしないよな。 小説が後世に残るかどうかは映像化にかかっとるな
たぶん鮎川哲也や島田荘司は一部の好事家のものになっていくだろうし、高木彬光はもう忘れられかけてる
横溝作品はその点得したわ その横溝作品だって蝶々殺人事件はポピュラリティがないが、これも後に残るような映像化がなかったせいやろ
作品の出来としては犬神家や笛よりずっといいのに ミステリとしては獄門島、本陣、手毬唄、蝶々が質が高い
犬神は通俗的でミステリとしては駄作 映像化されて得られるのは知名度だけで、それだけじゃ残らんだろ
高木だって神津もののドラマや白昼の死角の映画はヒットしてたんだし
金田一はブームで育った世代が作り手になってることが、今の再生産に繋がってる
蝶々は出来は良いが金田一に比べたら映像化向けの外連味がなかっただけ
死後も読まれるかどうかってのはひとえに文章だと思う
乱歩も横溝も、あと山田風太郎も上手いから今も読まれてる
島荘も筆力があるタイプだから残る可能性は高いんじゃないか >>98
獄門島は質が高いというか、ミステリー世界最高傑作。 >>100
獄門は行動原理が弱いような。分け鬼頭が網元ついだら島民の生活が逼迫する事実でもあるならしかたないけど。じじいのたわ言に振り回された感じ。動機的には金と復讐が絡んでる犬神の方がまだ納得できた。 犬神家の真犯人の動機はそこには無いと思うけれど
それはさておき横溝に限らずトリック主体のミステリはホワイダニットを重視するとほぼ全滅にならないか >>102
横溝作品でホワイダニットがまとものは『貸しボート十三号』あたりなんかどうだろう。
連載版はそこしか骨子がなく、終盤でついにページの足りなくなった横溝先生が、
金田一がボート泥棒の目星つけた直後「もうお判りでしょう」と真相はこうだったとネタバレw 獄門島は話の骨格としてはYの悲劇そのままや
個人の意思に操られるのをベースに
味つけに言葉の取り違えを入れておきましょうというのは
まさしくYの悲劇やろ? 田中潤司や都築道夫が犬神家をモダンデティクテブストーリーといって持ち上げてた一時期があったなあ
犯人は無作為なのに結果として謎が成立するのが新しいと。 でも犬神家は珠世の美女描写が恥ずかしすぎて、あんまり読み返したくならんなあ
あと、犬神家や八つ墓村より夜歩くの方がずっと出来が良いのに、なぜかワンランク落ちるような評価は納得いかんわということもある >>101
「獄門島」の網元=絶対者という伝統
今の価値観からだと一笑にふされる大昔からの因習・妄執に
近現代になっても取り憑かれたままで振り回される
田舎の人々の悲喜劇みたいなのを描きたかったからでは
村の血が入っていない人間がそこに居住するのは許さんって
青森の事件もあったじゃない
令和でさえそういうのを本気で信じている年寄りって
まだいるかもしれないと思えば敗戦直後なら尚更 >>106 夜歩くはメイントリックがクリスティの先行作品の後追いというのが評価減なのかもなあ
でもメイントリック以外の犯罪そのもののトリックはクリスティの先行作品のほうははっきり言ってしょぼいし、夜歩くのほうが面白いんだけどな 夜歩くは作品全体を覆うトリッキーな雰囲気が好きやわ
それから仮面舞踏会もけっこうええやんな、実は。
あの犯人のキャラは最高や
まいんちゃんにやって欲しいわー 獄門島も犬神家も殺人の動機は充分だとしても見立てることやトリックを仕掛ける動機としては弱い
上にも出ているたまたまそうなった系が1番自然だろうけど
いっそ開き直ってそこはロジック系のミステリで楽しもうよ >>109
仮面舞踏会はぜひとも映画化してほしい!
ただ、おそらく犯人をどう取り扱うかで大きく内容変わるだろうけど 仮面舞踏会はゴルフ場で○○に向かっていう
○○というセリフが獄門島の「○チガイ」同様どう問題視されるかだが 見立てなんて謎を引っ張るための作為で一種のマクガフィン
陰惨な復讐譚や家系の呪縛は読者を釣る撒き餌
トリックは馬鹿馬鹿しい子供だまし
出てくる人間像は俗物ばかりで薄っぺら そんな話しは何十年も前にさんざん論争しつくされて通り過ぎているんよ
近親相姦で生まれた兄妹がまた近親相姦?盛ったねぇとかふふってなるじゃん
トリック重視のミステリもロジック重視のミステリもハードボイルドも社会派もオカルト入もなんなら馬鹿ミスも楽しもうよ >>109
『仮面舞踏会』とは渋いもの好きだねぇ。
あれいいよな、明治時代に活躍した老将軍(もうボケている)の、
半分狂気に踏み入りながら子孫たちが呪縛を解いていく展開。 徒歩2分の図書館に7、8冊あった角川文庫が2km離れた中央図書館に収奪されてしまった
休みにチマチマ読んでたのに
BSとはいえドラマ化の影響は大きいのか 悪魔の手毬唄と病院坂売ったら80円と5円かける2でした。 岡山に疎開した時に感じた田舎独特の閉鎖性に衝撃を受けたのが一連の作品
東京もかなり閉鎖的なとこがあるが田舎のは全く違うってとこを描きたかったって言ってたね 東京では空襲が来るって時に竹槍訓練とかみんな馬鹿馬鹿しいと思いながら憲兵が怖いからしぶしぶやってたが田舎だと昔からの理不尽な風習に誰も全く疑うことなく全員従うこととか 理不尽でも従うって田舎じゃなくても日本人らしいやん 横溝作品の内、長編でいちばんくだらないのは三つ首塔やろな
読むには読んだがなんやこれ?て感じやわー 音禰がだんだんビッチになっていくくらいしか面白いとこないしな 長編でいちばんくだらないというのは言い過ぎたわ
だって他にもくだらないのはいっぱいあった
メジャーどころで、という限定をつけるべきやったな ①蝶々殺人事件
②夜歩く
③獄門島
④本陣殺人事件
⑤仮面舞踏会
⑥悪魔の手毬唄
⑦悪魔が来たりて笛を吹く
⑧犬神家の一族
⑨病院坂の首縊りの家
⑩八つ墓村
だいたいこの10作やろ、ベストテンで出てくるのは
あとはどんな順位をつけるかでその人の嗜好が分かるなー 横溝正史「幻の金田一作品」か 未発表の映画シナリオ見つかる
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20230429/amp/k10014053181000.html%3Fusqp%3Dmq331AQGsAEggAID
金田一耕助シリーズで知られる作家・横溝正史が原作を担当した未発表の映画のシナリオが新たに見つかりました。金田一耕助が活躍するストーリーで、専門家は「幻の金田一作品だと考えられる」と話しています。
今回見つかったのは、「石膏美人」という仮のタイトルが付けられた未公開の映画のシナリオで、二松学舎大学が入手した横溝正史の資料の調査で見つかりました。
シナリオは、原作を横溝が、脚本を脚本家の日高繁明が担当したもので、調査した山口直孝教授らによりますと1950年代に書かれたとみられ、同じタイトルの横溝作品とは内容が異なっているということです。
遺産相続をめぐる殺人事件の捜査に乗り出した名探偵 金田一耕助が石膏像に塗り込められた遺体の謎に挑む物語で、これまでの金田一シリーズには含まれていない作品だということです。
横溝正史の作品には「石膏魔」というタイトルの未完成の小説があったことが知られていますが、序盤だけしか残っておらず金田一シリーズの作品かどうかも分かっていませんでした。
今回のシナリオは設定やセリフなどが「石膏魔」と非常によく似ていることから、この小説を原作として書かれた可能性があるということです。
山口教授は「幻の金田一作品と考えられる。『犬神家の一族』などのあとサスペンス要素が強まり、行動的に活躍する金田一耕助が描かれた時期の作品とみられる。小説の続きも残されていないか調査したい」と話していました。 >>127
NHKでも朝7時のニュースで流れた
本にするには分量はあまりないから「野性時代」にでも掲載してくれたら >>127
「憑かれた女(金田一側が「女の決闘」に改題)」
「迷路の花嫁(由利側が「カルメンの死」に改題)」
に続く由利・金田一重複タイトルかよw 「金田一耕助さん、あなたの推理は間違いだらけ!」みたいな付け足しやったなあ、今日のドラマ
この脚本家は推理小説の勘所を理解してないやろ?
しかもリドルストーリーみたいにしようとして、
あんたは病気や、みたいなこと言わしとる
そんな言い方は昭和20年代にはせんわ! しかも今回のドラマ化の最大の謎である、
珠世が絶世の美人でない理由が最後まで明かされなかったやないかー そういやあの間違いだらけ本、けっこう古書価格が高騰しとるのな 金田一ブームの当時からさんざん突っ込まれていて新本格にもつながる推理出来ていたのなら阻止しろよ阻止しなかった探偵も面白がっているだろ
ミステリは犯人と探偵の協同作業で成り立っているよねってのにメタ的に突っ込んでいたな >>135
スケキヨだけでなく珠世も少し怪しいラストでも良かったかな 好きなのは以前ボーッと並べて
獄門 蝶々 笛を吹く 車井戸 八つ墓
探偵小説 本陣 びっくり箱 犬神家 首
という感じになったなあ
世評の高い手毬歌、夜歩く、蜃気楼島、貸しボート、
なんかは個人的にくどかったりピンと来なかったりで
探偵の意味付けについては「悪魔が来りて笛を吹く」
にあるようにこっちはこっちで楽しんでる、というのは
昔から言われていたし、兵ちゃんのコロス解釈とかの
積み重ねがあって今に至っているわけだし
(何せ被害者遺族に「そこがこの事件の面白さだったの
ですね」と言っちゃう人が主人公ですから…)
>>138
ラストについては悪人に利用されそうなヒロイン、
という取り方と、こいつが黒幕、という取り方が
ツイッターなんかではもう出ているね 改変するならするで、堂々とスケキヨ真犯人を論理的に構成したらええやろ?あんなちょちょっと突っつくだけで、しかも逃げ道確保しながらの作劇は狡いと思うで
見てて不愉快になったという点ではいちばん酷いドラマ化やと思うわー あと、くどいようやが珠世の見ためを個性的にしたのはなんでなん?
これまではギャグで突っ込んでたつもりやが、なんかほんとに消化不良になったわ
キャラクターとしては別にこれまで通りの珠世やったやん >>141
確かに。色々珠世説も含めて会話がおもしろくなったのにね。スケキヨのおとなしい気質とスケキヨ遺体を遠くにぶん投げた松子の怪力は一応原作感でてた 3時間もの長尺とった割につまんねードラマだったねえ >>134
時代に合わせるなら病気じゃなく気ちがいと言えってことか そうだろう
金田一が謎解きで一言しゃべる前にンンッ、ンンッとのどを鳴らすのが耳障りだった 小林脚本らしい自己犠牲ヒーローとみせかけたのはいい
珠世が男の本性に気づいて遺産を放棄していたら少しはスッキリしたのに 実は実行犯を操る真犯人がいた
真犯人は捕まらない
名探偵の無力感
結末を読者(視聴者)に委ねる
古典ミステリに現代ミステリの要素を入れ込んだ感じだった
大団円よりはこっちのほうが若い人には受けそう こういう「なんか見た気にさせる」タイプの底の浅い作劇は好かんわー
踊らされる人がいるとしたらそれを見るのもしんどい
エヴァンゲリオンが想起されたわ >>146
声優の芝居によくあるよね、それ
アニメとか海外ドラマの吹替でよく聞く
だからその二つ嫌いなんだよ 静馬が泣きながら松子に「殺す」って言ってたのに
母親の愛情が欲しかったという佐清談は変だわな! NHK版、次は「本陣殺人事件」らしいけど時系列オカシイだろよと
「悪魔の手毬唄」が伸びたのはフジ版と重なったかららしいが、 横溝はゲスの中にわざとらしいぐらいの善人を出して引き立たたせる作風だと思ってたから、今回の改変は違和感があった 松子が屋敷から何度も抜け出して殺しを繰り返してるのにバレないのは面白いな
悪魔の手鞠歌も警察の捜査本部が宿の一室にあって犯人にとってはベリーハードモードなのに金田一と里子以外には怪しまれてない >>150
そうなんですよ
声優は良く知らんけど例えば玉木宏も台詞の始めにのどをンッと鳴らしてからしゃべる癖がありますね
劇団や養成所など出身の俳優声優は演技の基本的な訓練受けてるからスッと発声するのが自然と思いますが
この主役の近年のドラマを見てないのでこの発声が妙にオドオドしゃべる金田一のキャラとして
意図したものかはわからないけど
今回の犬神家、自分の結論は大向う受けを狙った改変だった
好き嫌いは人それぞれだが自分にはこの手の換骨奪胎はしっくりこない方 >>154
最初に読んだカーがあれだから…
(戦後すぐの作品にはあのトリックこれでもかと使ってる)
まあ最後の殺人はバレてもともとと開き直ってるのが半分かとw ちなみに30分で犬神家は大好きだったし
賛否両論の改変でも例えばアガサ・クリスティの最近のBBCのサラ・フェルプス脚本は
サイコ・イヤミス改変が凄いけどむしろ好物なので
この脚本家が合わないのだろう
自分がこの脚本の何が根本的に嫌いか考えたけど、一言で言うと「筋が悪い(粗筋ではなく、性質・センス)ドラマ」
・「このドラマはこういう切り口で作りましたよ」と明示するかまたは始めはわからなくとも
見ているうちに自然と視聴者が導かれるものが筋の良い語りだと思っているから
(構成としてどんでん返しに継ぐどんでん返し、ジェットコースターのような展開の物語もあるしそれはそれで良いのだけど)
その意味で丁寧な布石に基づくどんでん返しなどではなくただ結末を変えてあっと言わせる欺瞞に満ちた改変にしか見えない
・誰でも知ってるもはや古典的作品のフォーマットに乗っかり筋をなぞった挙げ句
結末だけトリッキーに変換した、こういうフリーライドな姿勢は翻案者としての志を低く感じる ・最後の金田一の態度がそぐわない(録画消しちゃったので細部は忘れたけど)
自分が真相を見抜けなかった、あまつさえ真犯人の策略を後押ししてしまった事を嘆き吼えて終わるって
探偵としてのアイデンティティ否定なので
(近年の邦画ドラマでやたら叫んで感情に訴える演出で感動した泣けたわ~と言う人は満足するのか)
論理的思考に依りその判断が他人の命をも左右する“探偵”がそのようにナイーブでどうする
別に自分の失敗を認識して壊れても良いけど他の表現があろうしどのように壊れるかが表現者として腕の見せ所にもなるのに
・そして本格ミステリーで探偵が真相にたどり着いた時に犯人や共犯者が「その通りだ」と認める終わり方を否定していることで
「はっきり言ってないからどちらにも解釈取れる素晴らしい脚本」
「謎解きに耽溺する金田一がビョーキという解釈にも取れるのが新鮮である」
という脚本の誘導に引っ掛かった誤読者が大量に発生しているちょっとした地獄み 前半で原作をなぞった上でオチだけ大幅に改変されてもTwitterでのバズ狙いでしらける
戦隊ライダーの脚本家だから伏線を張ってないのに終盤でひっくり返すのに慣れてるのかもしれんが いっそのことスケキヨ主人公で金田一が脇役の作りならまだ見れた
八つ墓村の辰弥みたいな感じで >>152
市川映画も古谷ドラマも、時系列メチャクチャ。年代も小説とは変えてるのが通例だった >>152
同じニュースでエピソードゼロ言うてるやん
文盲か ドラマの改変は奇を衒い過ぎて全てをぶち壊しにしてた。これじゃああいつはクズの中のクズということになるし、そうなった理由もわからないので???となる。 >>161
古い時代再現だとセットとかが難しくなるんだよな。
片岡千恵蔵版の時点でさえ唯一戦前だった『本陣殺人事件』が戦後に移動っぽい。
(三本指の男が復員兵風で、容疑者も戦争で指が欠けている人物。) >>159
前半から綿密にやって欲しかったね。松子のアリバイも含めて。本来は珠世とスケキヨは相思ぽかったけど今回は無さげだからある意味共闘してたかもしれないし 犬神家の映像化はやりつくされてるから
刑事コロンボの作りで、犯人視点で話を進めて金田一に追い詰められる流れじゃないと目新しさはでなさそう
これならスケキヨが腹黒でも違和感ない まぁここまで改変入れるなら、タイトルに新解釈とでも付けといてよ
こっちもそのつもりで観るから・・・ 平板な演出のただただ退屈なドラマやったがそれだけで終わりゃあまだいいものを、最後の付け足しでワースト映像化になってしもた
以前横溝作品が残ってるのは映像化の影響が大きいと書いたけど、
こんなんにするんやったらもうそこらの人からは忘れ去られてもええわ 獄門島→和尚を言い負かした金田一が笑い転げる
八つ墓村→小竹が首吊り自殺する
NHKはオチにインパクトを持ってくるから毎回酷い >>169
小竹自殺は原作でも普通にあり得そうだけどな。
「蝙蝠の大群襲撃で小竹焼死」
「洪水で村壊滅」
「暴徒と化した村人が落盤で死亡」
これらに比べると実に自然。 >>167
佐清と“スケキヨ”が出るのはいままで通りだが
今回は珠世はナシで“タマヨ”が出て
犬神家は“イヌガミ家”に…… >>170
辰弥と典子をあと一歩まで追い詰めた吉蔵と周が落盤で死ぬのは、小説の展開。 >>172
2004年のドラマ(稲垣金田一)では、村人が何十人も辰也をぶっ殺そうと鍾乳洞に集団突入。
そしたら全員落盤で死ぬという大惨事に・・・ 今思えばマガジンの影丸譲也版はうまく終わらせたんだなあ 角川の「死仮面」読んでて疑問に思ったんだが、
「「妖婆の悲憤」と「校長の惨死」の章は掲載号が見つからず、私(中島河太郎)が補筆しました。」
的なことが解説に乗っているんだけど、なんで中島さんはあらすじ分かったの?
「昔読んだことあるので記憶を頼りに復刻した」ならわかるけど、解説の最初のほうで
「自分も知らなかったけど『死仮面』という話があったと会報で知った」みたいな記述があるし…
もし横溝先生が覚えてた(忙しかったので中島があらすじ説明受けて代筆)のなら、
そもそもこういう発見の経緯にはならないだろうし。 前後編録画してまだ見てないけどこのスレ読んで見ずに消すことにした いや、一応見とけよ
悲惨な話にも一筋の希望の光を見つけて終わるのが金田一の長編なのに、それを潰してみるという、ある種無謀な試みを見るのという経験 みんなが叩いてるから見ないでちゅとかアホらし
自分で見て決めろよ…
自分がないのかよ… いや確かにそうなんだけども
このBSプレ枠のリメイクものって横溝作品に限らずなんか変に弄り回すじゃん
若手制作陣が名作に挑んで、平成~令和の色を出すって気概なのかもしれんけどさ
長谷川の獄門島にしても、自分はあの病んでる金田一は視て('A`)だったし
悪魔が来りても何だかなあ、だった
犬神家は初回市川版の印象も強いけど
そもそも原作が好きなんでそのままやってくれたらと儚い期待を抱いてたんだけども
それがそんな妙な改変(新解釈?)されてるとなると、ね・・・
あと大竹しのぶが元々嫌いってのもあるw
ま、消さずに大半を倍速視聴してみるわ >>175
掲載誌に「前回のあらすじ」がわりとくわしく載っていたからそれを小説風にふくらませて書いた まあ今回のドラマに限れば、3時間もの長時間をムダにすることが予めわかっててそれでも構わないという覚悟ができないのであれば
他人の評価を元に見ないという判断をしてもあながち間違いではないとは思うよ
(自分は他人の評価を見聞きする前に前後編とも見たけど、録画は即消した) 今回のNHK版を見て序に古谷版も観てるけど、いろいろと酷いな..
一番はスケキヨマスクの不細工
スケタケが言ってるけど、
あのマスクして会社会議とかされても
みんな笑いが止まらんだろよw 脚本の酷さに比べたらマスクなんてどうでもいいレベル 犬神家見て毎回思うんだけどね
佐智はボートの中で
やっちまえば良かったのにと
毎回思うのよ NHK版の犬神家ボートが一番小さくてショボかったな このドラマのストーリー考えた人は
つのだじろうの犬神家を100回読み返した方がええなあ
原作に要素を付け足すにはどういう態度で臨んだらいいのか、教えてくれるで 犬神家だと「家宝の斧・琴・菊は犬神家の相続の証」ってあるけどさ、
犬神家って佐兵衛が初代で財産も彼が築き上げたわけだから、
よくよく考えると証になったのはこれが初めてなんだよな。
本陣の一柳家の「大地主だけど先代で引っ越してきて土地を買い占めた」という、
一見旧家と思いきや、地元では新顔にも通じるパターンか。 古谷版で犬神家の現金土地資産全てで60億とあるけど、
昭和20年代初めで60億だと現在換算したらどれくらいになるんだろうか?
76年市川版だと1/5でも5億で神戸の大通りに10階建てビルが5つ建つと寅之助が言ってるけど 邦画のスレでも書いたんですが
映画市川版で佐智が自力で屋敷に帰ってくるタイミングに合わせて松子が琴の稽古を‘少しの時間’中座して
屋敷に入るすんでのところで佐智を手にかけていたが
佐智が外出から帰ってくるジャストのタイミングを松子はどうやって知った・合わせられたんだ?
佐智がどこかへ出ていることは事前に分かっても帰ってくる時間は分からないと思うんだが
佐智帰宅のタイミングを松子が知る経緯が劇中のどこかで仄めかされていたっけ?
どなたか教えて下さるとありがたいです >>190
昭和26年の1万円が現在では30万円に換算とあるから、
60億を単に30倍で計算すると約1800億円かと
市川版だと一人あたり5億円なので
150億円とみれば良いと思いますよ >>191
佐智殺害の時期は別にそのタイミングでなくても良かったのではと
思います
たまたま中座して弱りきってる佐智を見つけたので、
千載一遇のチャンスと実行に移したのではと
佐武の時といい佐清の時といい
ただ殺害すれば良いという考えだったとラストで述べていますし 佐武殺害の時は手形合わせの件があったので計画的に狙っていたと思いますが、
佐智の場合はいつでも良かった節がありますからね
佐清の場合は相手の正体が判明したのと身の危険を感じての衝動的なのでしょうけど >>193
早速ありがとうございます
おっしゃる通り佐智殺害のタイミング自体は偶然任せでよかったのかもしれません
ただ映画ではあたかも佐智が帰ってくる時刻にその場所に居合わせるように
待機していた感じに見えるものですから
松子が超感覚的知覚能力を持っているように思えてしまってw 自分の所業に誰かが手を加えて複雑にしていることに気にもとめず、
また誰かが助けてくれるから続けようという犯人の神経を考えると超常現象といえてもおかしくは無いわなw いっそ改変するなら、犬神少年と神官のおじさんのBL物語とかやらないかなw 昭和20年代までの推理小説の約束事として
顔や指紋が焼かれたり、首が持っていかれたりした死体は
誰なのか分からないことになってるというのがあるなあ
実際のところはそんなもん、松子が静馬と佐清を間違えるわけないわなあ
いくら容貌が変わっていると言っても、戦地でしんどい思いをしたと言っても
たかだか数年ぶりに会うことになる実子やで?
別人が来たら普通にあんた誰?となるやろ 今、あべのハルカスで「絵金展」やっているんやけど
なかなか横溝正史的世界でおもしろいわ
横溝正史の好きな○○、実は△△のパターンは
歌舞伎や浄瑠璃の伝統からきてるんやなというのがよく分かる
絵金はそういう芝居絵を描いた人なん >>199
横溝作品のベースがクリスティでそのクリスティの時代はまだ 「外套と短剣」のスリラーブーム末期でもあるから細かいトリックや捜査のディテールに無理があるのは仕方ないと思う
むしろクリスティ作品同様100年近く後でもまだ映像化されてるとこがすごい ライトノベル板からw
24 イラストに騙された名無しさん [sage] 2022/05/25(水) 02:14:00.89 ID:8+fpkivQ
古典だと横溝正史のミステリーに、
「自分は傍系先祖の毒殺魔貴婦人と瓜二つだし生まれ変わりではないか?」
「前世の人格に目覚めて身体を乗っ取られ、殺人鬼になったのではないか?」
と悩むお嬢様のお話があって、なんか最近の悪役令嬢物と逆のノリを感じて吹いた事が。
(横溝先生の作品なので本当に生まれ変わりとかではないけどね)
433 イラストに騙された名無しさん [sage] 2022/09/05(月) 10:53:04.16 ID:ZfqTJA17
横溝正史は歌舞伎や草双紙で育った人間で、戦前の海外ミステリの
「事件を警察が捜査して探偵が関係者を尋問して犯人を当てる」という
パターンを「論理の面白さはあっても俺の書きたいものじゃない」と
敬遠してたら、カーの恋愛あり冒険あり因縁話あり怪奇超常現象あり
ワクワクハラハラのエンタメミステリを知って「これなら書ける!」
と戦後になって本格ミステリにチャレンジしたんだよね
首をすり替えるとか人が入れ替わるのとかも歌舞伎や草双紙のネタ
考えてみれば草双紙って江戸時代のライトノベルだよなw
434 イラストに騙された名無しさん [sage] 2022/09/05(月) 12:03:11.14 ID:tZzfGR9a
八犬伝なんて正に和製ファンタジーだしなあ…
ベースが中華ファンタジーだってところもまさしくラノベ
要はエンタメ度の高いもの書きたかったんだろうなw
そしてあの名作の数々が生まれたといういい話
440 イラストに騙された名無しさん [sage] 2022/09/06(火) 09:40:22.63 ID:0/x9hNP0
横溝正史先生はジュブナイルとかも書いてるねそういえば
結局ラノベと小説ってレーベルの違いだけで垣根はないもんかもなー
自分の子供の頃はラノベなんて概念なくて読んでたし >>199
『車井戸はなぜ軋る』あたりを読むとなんかその辺分かると思うよ。
庶子の異母兄と長兄は一時はそこまで似てなかったんだけど、
軍隊に入って一緒に生活しているうちに瓜二つになったという。
そして戦闘で異母兄は戦死、長兄は失明し帰ってくる・・・
異母兄と長兄を見分ける方法の「目」はもうない。
出征前に武運を祈って手形が→使いの者が死んで手形は奪われた。 我が子を間違えるはずない──
というので
「偽者と承知の上で連れて来ました」
新機軸でした。 バスかビルの日本版が最近映画化されてたんだね。
瀬戸内海の孤島が舞台――って、もう金田一ものじゃん。 >>205
昔ここでパロディSSあったな。
八つ墓村で要蔵が懐中電灯縛って外に出たところ、夜光怪人と出くわし殺されてしまうw
「それ以来八つ墓村には光る怪人の伝説が」というオチ。 夜光怪人というと最大の特徴の発光について一切説明がないのが笑えた。
戦前から夜光塗料は売られていたから、多分それを衣装や仮面に塗ってあるんだろうけど。 逆さ足はやはりなかなかユニークというか
見立てなどの技巧も無く非常にシンプルなのにそれでいてなおかつこれほど印象的なシ体もあまりないというか
勝ち誇った高笑いシーンの直後
湖にグサッと刺さるスピーディすぎる発想は出ないよなあw いや見立てだろ
そうじゃないと逆さにした意味がないんだから
市川崑版なんかだと「たまたまそうなった」ってだけで
見立ての意味がなくなってる 市川版犬神家って本当に大事なパーツをスパスパ切り落として
そのくせ梅子さん絡みとかで無意味なつなぎシーンをあれこれ
突っ込んだりしててすごく歪な感じがするんだよね
犯人追加した獄門島の方が無駄が無くていいと思うんだけど
芦辺拓さんなんかも獄門島の脚本はミステリを分かってない
人の書いたものだと切り捨ててるし正直良くわからない そりゃ大物女優絡みだといろいろ問題あるから映画化はそうなるわな 大物俳優がらみだと金田一耕助がダンディなおじさんなのはいいとして、
実は三本指の男と同一人物で、犯行は他殺に見せかけた自殺じゃなく、
「自殺に見せかけた他殺をやっぱり他殺に見せた」というひねりすぎのがかつてありまして。 千恵蔵とか健とかの金田一ものって今手軽に見る手段ある? 最近のドラマは今回の犬神家みたいに舞台演劇っぽい話し方をするのがちょくちょく有るね
古舘の大声張り上げて遺言状読み上げとか、三姉妹の発声も舞台で演じてるような感じ
演出家の意向かもしれんけど 演劇にも色々あって、それを言うならみんなどこか演劇的だな
リアリズムを追及する作風ではないし
市川崑は新派的
古谷一行はテレビ的
池松壮亮は小劇場的
それ以外は新劇的 >>217
金田一が登場するときにかかる曲が好きだなあ >>217
愛のバラードのイントロでルパンの画とNHK小さな旅のOPが同時に浮かんでしまう >>218
俺もあそこ好きなんだよ
町の通りをこっちに向かって歩いてくるシーンな
あの曲聴くとなぜかソフト・マシーンを連想してしまう >>222
スケキヨ旅館での登場でまたもう一回かかるのもよくて好き >>211
「原作のミステリーとして評価されている部分は映画としての評価には邪魔なので全てカットした」とまで言ってた
実際映画としては最高レベルの評価だから角川春樹と市川監督の目論見が当たったってことだろうけど >>224
テンポと緩急重視なんだろね。セリフにでてくるキャラからそのキャラのシーンにどんどん繋いでる感じ 野村芳太郎版は『火刑法廷』的効果を狙ったら
ガチのホラー評価になったのかな >>226
毎度パターンのクライマックスでフルに曲をかけたい為にホラー追っかけシーンになったのかもね。他に伸ばすシーン無いからなあ。回想や謎解きも無いし 松竹の八つ墓村は横溝正史の小説じゃなく、影丸譲也の、
というか「少年マガジンのマンガ」の実写化だからな
クライマックスが鍾乳洞で終わるのも典子が消えちゃうのも
映画側関係者たちは「ホラー風の漫画」しか知らなかったし
漫画版の人気にあやかる気しかなかったから
ラストの改変も小説に近づけるなんて発想はひとカケラも
なかったろう
それがあの頃の現実 >>228
魔界転生なんてひどかった
「柳生十兵衛を出して強そうな魔界衆と戦わせれば映画としてはなんとかかっこつく」
「武蔵や但馬守がラスボスでは絵が地味だったので天草四郎がいいなと思った」
「どうせなら女の魔界衆も入れちゃえとお玉を加えたら風太郎先生から女同士でセックスして女がどうやって転生するんだと突っ込まれて しまった そういえばそういう話だったときづいたがええいこのままとっちまえと強行した」
「結果映画が大ヒットしたから先生にも許してもらえた」 映画版の変更だと『獄門島』の初代映画版の話って、もしかして『迷宮の扉』でサルベージされている?
映画は総集編しか残ってないらしいので完全な内容がよくわからんのだが、
「最後に金田一が嘉右衛門が死んだふりをして天井裏に隠れてたのに気が付き指摘」って、
『迷宮の扉』でも東海林竜太郎がそんな感じで見つかっているし、被害者の子供たちが
ここで急に「精薄児」って言われだすのに違和感ある。 >>230
あの角川春樹をして「松竹の映画製作が遅れに遅れて、
当初企画していた横溝正史フェアの機を逸してしまうと
訴えても、大松竹がたかがいち出版社の都合で動けるか、
という態度でもう話にならないと提携を打ち切った」
と言わしめる昭和映画業界w
「三本指の男」の際に乱歩が「カツドー屋を相手にする時は
こちらの希望や主張は絶対に通らないものと思え、奴らは
原作を勝手に変えてしまうものだから腹を立てるな」
と心得書きを送ってきて「乱歩ですらそうなのか」と
空恐ろしくなった横溝が、以後それを金科玉条にして
唯々諾々仰せご尤もで通してきたというのがおかしかった 当時は原作レイプなんて当たり前過ぎてそんな言葉なかったからな
椿三十郎なんて原作に椿三十郎出てこないしな >>228
そういえば、時代背景が「現在」なのも共通 >>230
キャストはすごく良かったのにそんな経緯だったのか 経緯っていうか傍から見たらそう見えるってだけでしょ、ソースないんだし
山田風太郎は基本的に映像化に全然口を挟まない人だよ
漫画だけど伊賀の影丸にさえ直接的に文句は言ってない
原作の森宗意軒のポジションを映画で天草四郎にしたのは、
もしかすると横溝の髑髏検校の影響があったかもな
尤も天草(七草)四郎が日本転覆を図るって話は江戸時代からあったけど
横溝はそれを踏まえて髑髏検校を書いたんだろうね >>214
・CSで時々やってるし
・アマゾンプライム→東映オンデマンド
『三本指の男』
・DVDが出てるのは
高倉健『悪魔の手毬唄』、河津清三郎『幽霊男』、池部良『吸血蛾』
・『毒蛇島綺談・女王蜂』は [VHS]がマーケットプレイス出品されてるけど再生環境が... 金田一耕助の新冒険というのを読んでるけど、改訂版読んでると意味無いな、これ 角川文庫も良いけどもう少し大判でも刊行しないかな
やっぱ文庫はちょっと小さくてな 悪魔が来りて笛を吹くを読んだけど、金田一が旅館で昼頃に起きて
飯食ってるうちに出川さんがめっちゃ捜査してるな
彼がMVP 岡譲二の蝶々失踪事件も大映がVHSテープ出してたね
レンタル屋が店仕舞いする前に売ってた
毒蛇島と2本1000円だった >>240
文字は大きくなった。昔の版しか持ってないから、字が読みづらくなった >>244
「天使が去りて笛が止む」とやると普通にミステリーっぽい。 アニメ「推しの子」6話でテラスハウス事件をオマージュ→木村花さん母の木村響子さんが怒り
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1684647091/
高木子爵の遺族(その中には皇族も居る!)や帝銀の被害者たちの抗議で、笛を吹くは潰されそうになりましたか 戦後すぐの人権意識ってやっぱり今と全然違うよな
高木彬光の成吉思汗の秘密とか大丈夫かこれって思った
大丈夫だったんだろうけど というか、ワトソン筆頭にミステリーで王道すぎる
「私立探偵や刑事が依頼を受けた事件を本にまとめて公表」って設定のやつ、
よくよく考えると守秘義務とかガン無視のやばい行為だよな。
横溝先生の場合も『殺人鬼』ではっきり「この事件の真相は秘密にしましょう」って、
趣旨の説明があるのに、なぜか本になっているという・・・
(Y先生は未登場だが、ほかの話からすると金田一経由でY先生がまとめた設定のはず。) 何年もしてから、固有名詞を変えて書けばまあ大丈夫じゃね
今みたいにネットで調べりゃすぐにどの事件かわかるわけじゃないし
過去の新聞調べるのだって一般人には敷居が高い時代でしょ
あああの事件かと見当ついても忠臣蔵のように暗黙の了解で 大乱闘横溝怪人バトルみたいなゲームでないかな。
怪獣男爵、鉄仮面、夜光怪人、白蝋仮面といったジュブナイル、
田治見要蔵、犬神佐清、雨男(悪魔の寵児)、狼男(吸血蛾)一般組、
いろんな奴らが一堂集まってバトル。 NHKBSのドラマはよく研究していると思った
まず佐兵衛翁が2月ではなく8月に死に犬神家は戸籍上は赤の他人としたところ
これは「犬神家の戸籍」を読んでいたと思われる
次に「金田一耕助さん・あなたの推理は間違いだらけ!」
この本では偽スケキヨの顔が黒いのを傷が治れば可怪しいだろうと批判している
NHKBSの偽スケキヨは火傷痕のピンクだった
色々批判を受ける本だがこれは良かった
だが佐清黒幕説は中途半端
実況のときにも「あなたの推理は間違いだらけ」という書き込みが2、3見られた
そのまま使っても直前の若林殺し不可で佐清説を否定とぶつかって
この金田一は記憶力がないのかと思ってしまう
ここはせっかく毒ガエルのような女優を使ったのだから
タマヨ黒幕佐清使いっ走り説にするべきだった
今回のドラマは大竹しのぶの行動が一貫性がなかったり
脚本がモザイクのようだった
ところで76年映画の冒頭でカエルが鳴いていたようだが
那須では真冬にカエルが鳴くのか
それとも2月では無かった? >>253
夏だよ。
次の手毬唄でも原作と季節逆になってた 76年映画版を観て
あの情景を冬と捉えられる感性が羨ましいね♪
と言っても、同じく市川版の獄門島に比べれば犬神家も季節感薄いが 「きちがい(季違い)じゃがしかたない」って何だっけ? >>255
事件があったときではなく佐兵衛翁が死んだ時だよ
原作では2月に死んで10~12月が事件
菊が咲いているから秋だと思っていたら何かに
春 犬神家
夏 獄門島
秋 女王蜂
冬 手毬唄
と書かれていて本当かと思った 76年映画ではテーマの後の犬神佐兵衛の写真の最後に昭和22年2月死亡とでるね そもそも佐兵衛翁が何月に死んだかとかそんなに重要なことなのか? >>260
>>253で「76年映画の冒頭でカエルが鳴いていた」ってあるでしょ。
冒頭=犬神佐兵衛死亡の時ってことで「2月なのにカエルが鳴くのか?」って聞いているのに、
そこから「舞台の時期は夏で2月は佐兵衛死亡の時」とかってトンチンカンな方向に進んでいる。 >>261
ちょっと違う
>>255が
>あの情景を冬と捉えられる感性が羨ましいね♪
と話題にしている犬神佐兵衛の死亡時期とメインストーリーの時期を混同しているのが原因 通常の相続手続が大体三ヶ月程度とすると
春だと半年以上掛かってることになりますね
戦後の混乱やかなり大規模でややこしい遺言であることなどを
勘案すると有り得ないとまでは言えないかもしれませんが… おっと忘れていた
カエルの鳴き声は映像特典でスタッフが聴こえると喜んでいたので
作品自体の雰囲気を作るためだったのかも
小夜子も一緒だったし 本陣:11月。ただし雪が降り積もる(真備町あたりではありえない)
獄門:9月
八墓:梅雨時。山地ゆえけっこう寒い感じ
笛吹:秋
犬神:秋から初冬(その頃では諏訪湖は氷結しない)
女王:5月から6月
手毬:真夏
仮面:8月。でも軽井沢だから涼しい感じ
白黒:10月 『悪魔の手毬唄』で犯人と辰蔵が六道の辻でニアミスした場面。
金田一はぶどう酒工場から村の中心部に降りる村道が崖崩れ不通になってるから云々と言ってるが、
辰蔵がたまたま喉を潤すために滝に行ったのが致命的になったわけで、
犯人が崖崩れ不通を知ってようが知らないようが関係無いんだよな。
仮に犯人が崖崩れ不通を知っていたとして、辰蔵が帰りに六道の辻から仁礼家裏門脇道を通ると予測するのは当然なわけで、
滝に水飲みに行くとは犯人が誰であれ予測は不可能である。
そこのところが原作で曖昧に描写されてるから再読する度に違和感覚えるのよ~ 『悪魔の手毬唄』は「そんな事あるう?」と言いたくなる様な出来事が事件の大元だし
そのあたりの「恐ろしい偶然」の積み重ねは議論批判しつくされていて
令和の今は一周回って突っ込んだら野暮的な雰囲気まである
『犬神家の一族』なんかは恐ろしい偶然が重なりすぎて焼け火箸を脳天に突き刺されたような衝撃を受けて頭を掻き毟りたくなるぐらい 裕次郎映画の1つ「昭和のいのち」。
偶然が過ぎて、見ちゃいられない展開でした 獄門島の復員詐欺とか偶然では済ませられない悪行だもんな
島とはなんの関係も無いよそ者の一欲により
本来であれば平和に暮らせたであろう島の住人のうち
5人が死に1人が発狂、2人が島を追い出された
犬神家も似たような展開だけど
獄門島は悲惨過ぎる 「こんなに偶然が続くなんて、なんと恐ろしい!」と戦慄するような上級鑑賞者になると幸せに生きられる
ラッセンの絵に感動して部屋に飾っとくタイプ 獄門島だって、
手紙を奪って鵜飼が月代を寺に誘った事を知っていたのに、
同時刻に鵜飼から寺近くの氏神様祠に誘われた事への不自然さに気づかない花子とか、
よく考えれば妙な描写多いわけで 納得出来ない面とか多々あると思うけど、あまり深く考えないほうが良いと思うよ。 季節の話をすると獄門島に金田一が行ったのが春という設定の映像作品があったらボロクソに叩かれるだろうな >>272
花子「うっかりしてました、わたしとしたことが」 獄門島の花子関連は偶然の賜としか言いようがないわな。
誰かひとりでもタイミングずれていたら成り立たなかった。 その辺の古典ミステリーのご都合主義に異論を唱えて出てきたのが清張森村
でも個人的には横溝のご都合主義大いに賛成だな
その方が圧倒的に面白い >>272
月雪花の3人って、頭が弱いんじゃね?(本編でも金田一が変だなと速攻気が付く描写があるし)
クイーンのある作品でも、本編開始前に主人に言われて疑問も持たずに本編中ずっと隠れ、
最後のほうで戻ってきた主人に殺されてしまう使用人がいるんだが、
こいつが誰かに見つかったら確実にトリック破綻なのに「頭の弱い従順な男」の一言で解決。 森村は扱っているテーマが社会派っぽいけどリアリティの無い作品も多くいしそういった面では大して社会派ではなかったと思う 過去を隠して小学校の教員やってました~
とか、クイーンはメチャクチャだよ。
レーン変装して別人に成り済ますさし。(天知茂の明智かよ) 清張もかなり偶然多用しまくってね?
リアルっぽい描写だとなおさら不自然にみえる そも捜査のプロが飛行機の利用をあそこにいたるまで思いつかないってのがもう…
当時を知らないから、それがリアルかどうかわからないけどさ 飛行機使ったアリバイトリックは戦前すでにあるわけだから昭和30年代の警察が気づかないはずがないでしょう >>285
思いつかないから冤罪が常態化してたのでは?
「1年半待て」も素人が真相暴いてるし 都合がなければ大概は作品にならないのが前提
とはいえど限度はあるよな
それでも横溝翁が好きだから愉しめてしまう
俺が間抜けなファンなのは分かっているから許してくれ 現実世界でも世間を騒がす事件は合理性だけでは推し量れない部分もあるよね
あまりによくできた不幸な偶然、悲運や不条理と呼んだりする何か 八つ墓村で二分の一の確率で殺害された人達とか
悲運というかまさに不条理やんけ >>289
該当するのは一応丑松・梅幸・洪禅だけど(小梅はどっちを殺しても成立なので)、
丑松は殺害方法的に辰也に罪を着せるため狙われてた可能性があるんだよな。
梅幸は濃茶も結局殺されているし、確実に1/2で助かってた巻き添えは洪禅ぐらいか。 >>290
1/2で英泉が助かったのも小説ならではですね。 清張の小説で、毒殺事件の容疑者宅に訪れた刑事が、容疑者が出したお茶を飲んであっさり毒殺されるのには流石に呆れたわ
雑にもほどあるだろ その通りだけど清張の話はもういいから清張スレにかけよ >>293
被害者うかつすぎだとブラウン神父のこれはギャグかと思った。
1:犯人、サーベルを出して「みて見ろすごいぞ」と庭の枝をスパスパ切って見せる。
2:被害者「へぇー、すげぇな。」と首を伸ばして注目。
3:犯人すかさず被害者の首をスパッと切るw
被害者、注目しすぎw ブラウン神父はトリックよりもロジックを重視したミステリの始祖的な存在だし
無理が有るトリックや設定でも解決に至る屁理屈が面白ければ何でも良い だから乱歩は「リアルを外れた大人の童話」という
言い方で一種のファンタジー、最近の異世界ミステリー
みたいなくくりと解釈してたんだよね
カーにもその流れがあるから、戦後の横溝正史がその
世界観をリアルなタッチで描こうとするとどこかに
違和感を感じさせちゃうと
獄門島もキャラクターが物凄く「立ってる」からスッと
読んじゃえるけど、「ミステリ・ジョッキー」で語られてた
みたいに、もし獄門島を倒叙ものみたいに犯人側から
描いたら、それこそ物凄くヘンな話になるっていうのは
否定出来ないかとw まあ花子殺しなんてあの犯人像でないと犯行そのものが
成り立たないよなあ
「念のために手ぬぐいでひと締め」なんてさらっと
書かれてるけどwww
例のセリフは「映画秘宝」で
「この期に及んで作品の出来栄えを気にする芸術家魂」
とまとめられていて笑った 花子殺しは月代宛手紙を奪ったのが実は犯人で、
犯人が偽手紙をこさえて花子に渡し、
梅の木に吊るしてから本物とニセモノの手紙をすり替えたと考えれば納得いくな 花子へは手紙をこさえなくても口頭でも良いか
そうすれば花子は、鵜飼が月夜も自分も呼び出した不自然さに気づかない謎もすべて解ける >>293
なんだそれ酷いな
でも笑えたから良し
サンクス 遺体に明示的に残された証拠はもしかして
犯人の偽装工作なのではと疑ってかかる必要がありますよね
見立てを仕掛けるような余裕まであるケースでは特に >>295
横溝作品だとおそらく一番力押しだと思うトリックが『車井戸はなぜ軋る』。
トリックと無関係のも入れると「自転車で山道を2人乗りで合計96q走り回る」ことになってたという… >>301
清張に親でも殺されたのか、しつこく横溝スレで清張のレスしてるけど
>>293がゼロの焦点のことなら、毒殺されるのは刑事じゃないよ ネットで見てたら同じ事言ってた人がいた疑問。
『怪獣男爵』は「昭和23年に単行本書下ろしで出されました」ってのが定説状態なんだが、
『幽霊鉄仮面』みたいに戦前に連載されてた奴がこの年に単行本化と違うんか?
疑惑点、
・「男爵」という表現に一度も「元」とつけられない。『大迷宮』『黄金の指紋』にはあるのに。(爵位廃止は昭和22年)
・初単行本準拠の柏書房版では「東京市中」「東京市民」という表現がある。(東京市は昭和18年まで)
・サーカス団が「5年前」に満州に興行に行ってた話、調べたら昭和18年に猛獣殺処分や興行取り締まりの命があったらしいので、
昭和23年の5年前には外国や外地に行く余裕はあるとは思えんのだが・・・ 「砂の器」も映画化したら、小説よりも10年ほど前のお話に。
父子の放浪が戦時下のことになってしまいました。 そもそも砂の器はトリックというか犯行手段がアレだよw 9名無しのオプ2023/05/31(水) 15:31:30.18ID:nOLxFXE8
実は「オリエント急行の殺人」(1934=昭和9年)よりも古い、
横溝正史の「一個のナイフより」(大正10年)。
寝台列車の中で一等乗客の1人が殺されていた。
同じ車両には7人の乗客がいたが、まったく手掛かりがつかめない。
ちょうどその頃、語り手の男は線路沿いで表題のナイフを拾う…
というようなあらすじ。
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1679445198/9
へえ〜 >>310
そいつ誤解を招く説明がうまいw
これ嘘言ってないのに、実際は鉄道ミステリーでも何でもなく、ギャグに近い展開。
(殺人が起きたことは本当だが) >>307
10年ほどあと、でした。
映画では昭和46年と明記。小説は36年に発表されてる。 そういうのは金田一耕助の『三本指の男』(本陣殺人事件)が戦後になっているあたりでな。
この関係で三本指の男の姿が復員兵風で「戦争で指が欠けたんじゃないか」という推測がなされた。 真備で毎年やってる金田一コスプレ。
兵隊服姿のが、三本指の男に扮してた。
どの映像作か知らんけど、その影響だろうね。
(本陣は映像化すると、いつも戦後になってたもの)
佐清も、例ののっぺらぼう覆面ばかり。あれも小説を改竄した市川映画の悪影響。 もしも市川崑監督の1976年版『犬神家の一族』が「佐清のマスク」を原作に忠実に再現するべく
ハリウッドからディック・スミスかリック・ベイカーを招聘していたら。 正直大出俊(やいとや又右衛門、三連発の旦那)&柴田侊彦(『大草原の小さな家』のお父さんの声優)
相手じゃあ割り悪すぎるよ・・・。 題名に興味持ち、横溝正史集の「湖畔」という短編を読んだけど、五分の一読んだとこで真相が解ってしまった マニア的に大人気の「霧の湖」。
少年向けドラマとして、NHKが久生十蘭の作を映像化したもの。
そんなものがあると知って久生十蘭の作にあたってみたが、「霧の湖」というものは見つからない。
「湖畔」という短編がそうだろうか・・だが、子供向けドラマにするような内容ではない。
(久生の奇怪な作品群を読まされて気分が悪くなったもの)
後年、それは「肌色の月」の映像化だと知った。
その作品もパッとしなかったし、さらにドラマ自体も見る機会が。
「なんでこんなに信者がゾロゾロ」という程度の代物だった。
>>319
謎解き主眼の作品じゃないからね
真相わかっても楽しめたでしょ? >>320
それ横溝先生の話じゃないだろw
少しは関係あるのだと海野十三の遺作『少年探偵長』って海野が死んでしまったので
途中から横溝が代筆したため、柏書房版でおまけに収録されていたのだが、
読んでみても「どこから横溝なのか?」がはっきりしない。
(伏線は回収されているし、ジュブナイル基準での矛盾も特にない。)
ただ、海野の体調不良とかごたごたがあったのかな?と思えたのは、
序盤の悪者たちの首領が出てくる章で、本人登場前に章題で「男装の頭目」と、
いきなりネタバレをかましてたことかw
(このせいで「女の声がする、ここには女はいないはずだが?」という場面が読者には謎になってない。) 横溝正史集の「湖畔」が期待してたのと違ったので「貝殻館綺譚」を読み始めた!
伊豆半島先端の貝殻館が舞台とありこれは期待出来るぞと読み始めたが、 髑髏検校を読んで時代劇も面白かったので、
お役者文七捕物暦「比丘尼御殿」を借りてきて読んだけどこれも面白かったな!
シリーズ物と知らなかったから次は「蜘蛛の巣屋敷」を借りてみよう 低俗ってオモローだよね。
ジャンプの漫画みたいなもの。 久々に岩下志麻「悪霊島」を観たけど、
真帆や片帆がふぶきの存在に気づかないのは不自然だし
アイツは無理に化粧までして化ける必要も無いのではとか、
子供の頃に気づかなかったことがふと気になったw 真帆片帆は普段島にはいないんじゃなかったっけ?
事件のときは祭りだったから帰郷してただけで アイツの化粧は、アイツが事件に関わることとなった全ての背景や心理状態を説明するものだ 島に渡る船の中とか七人塚のシーンは凄みあるのに、
どんどん雑魚キャラになっていくんだよな(笑) 石橋蓮司が印象に残ったけどなあ……
極左いや狂左の篠田よ、ソーカの岸本を使うな! 残り半分を読むぞ♪
山名耕作の不思議な生活
双生児
丹夫人の化粧台
妖説血屋敷
舌 読んだ感想
「山名耕作の不思議な生活」
年代もその時の現金価値(月給70円とか1500円貯めたとか)
が、分からないのでピンと来なかったけど、
そこで暮らす理由が想像以上に変だったから面白かった
「双生児」
途中で絡繰りは読めた
いくら双子だからとはいえ○の癖仕草を簡単に真似出来るのか
「丹夫人の化粧台」
都下の宿に泊まる三人組から
いきなり西部劇さながらの決闘シーンから始まりオープニングから期待大で読んでいったが尻窄みだった
ラストの○○登場括りは無理があるだろと
「妖説血屋敷」
最初の殺人が起きた場面まで読了
怪奇モノみたいだがなんとなく犯人の目星がついているw 思ったよりも時間掛かるな
湖畔を先に読んどいて良かった
残りの、
舌
面(マスク)
誘蛾灯
孔雀屏風
かいやぐら物語
まですべて読むのにどれくらい要するか
かいやぐら物語はおすすめとアドバイス受けたので先に読むかな ま~い~り~ま~す
まさかの結末で良い意味で騙された 残りが孔雀屏風とかいやぐら物語の2つとなりました
孔雀屏風の冒頭読んだけど、あの作品の元話じゃないよね? 「舌」めちゃくちゃ好きだけどドがつくホラーだから匿名で発表したのか 生後8ヶ月赤子遺体ホルマリン漬けを販売には笑ったわ コントの名目で発表された作品だから
雑誌の穴埋めにチャチャっと書いたもの > 彼らはよく、社会に貢献したいと口にする。
> なんでも社会悪のネトウヨを自殺に追い込むことが、社会に貢献することなんだそうで。
> イジメや嫌がらせで社会に貢献できる教師や警官になるために、あえて帰化したんであって、祖国同胞を裏切ったわけではなく、心は●●人なんだそうだ。
>
> 昔は帰化すると裏切り者と呼ばれたりしたが、祖国に国籍を残したまま帰化する方法が確立された現在では、社会に貢献するためにむしろ帰化することが推奨されている。
> 拳銃所持で前科のある生粋の反日家ですら、今では普通に帰化している。
>
> ●●学会などはネトウヨ認定した日本人を盗撮して、痴漢の写真だと言ってばらまいている。
> それらの写真は、集団ストーカーに使用される。
> 彼らは集団ストーカーを、[地域で子供を守る安心安全パトロール]と称している。 悪魔の手毬唄の英訳が来年に出るそうだが
これまで英訳された5作と違って、タイトルが原題とかけ離れてるなw 仏語版のタイトルを直訳したら「悪魔のリフレイン」でしたけどね。 最低な金田一映画、西田の笛を吹くが東映チャンネルでまたやり始めた 7月頭といえば、悪霊島だわ
そして8月お盆休みは手毬唄 悪霊島に渡ったのが確か7月10日だったかな?
鷲羽山でなんでも見てやろう君との遭遇が6月末
ちょうど今頃は亀さんのお惚気話を聞いてるところか 札幌市・ススキノ地区のホテル一室で男性の遺体が見つかった事件で、男性は首が切断された状態だったことが3日、捜査関係者への取材でわかった。北海道警は殺人事件と断定し、同日午後にも捜査本部を設置する方針。
捜査関係者によると、男性は浴室で見つかり、頭部は見つかっていない。ホテルの防犯カメラには、男性が2人で入室した後、一緒にいた人物が1人で退室する様子が映っていたという。男性の身元を示すものは見つかっておらず、道警は遺体を司法解剖して死因や身元を調べ、一緒にいた人物が何らかの事情を知っているとみて行方を追っている。
事件は、2日午後3時頃、ホテル従業員が2階の一室で男性が倒れているのを見つけ、発覚。札幌中央署員らが駆けつけ、その場で死亡が確認された。男性は成人とみられ、死後それほど時間がたっていないという。
読売新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/9324b9730896b5709c5dcdc0c081381a7ce3da72
これ、金田一案件? 首を持ち去ることで身元の確定を困難にする──
金田一先生、出番です!! >>358
どっちかというと神津恭介案件ぽい気もしないでもない 被害者の身元を特定されたくなかったから頭部を切断した、にしては
なぜ多数の防犯カメラが設置されていて、遺体もすぐに発見されるようなホテルで凶行に及んだのか謎ですね
普通は――猟奇的事件に普通という表現は少し変ですが――およそ人目につかない場所を選んで遺体を切断しそうなものですが、偶発的な殺人だったのでしょうか? 札幌市のホテルで遺体が見つかった事件で、発見当時、男性は裸で客室には衣服もなかったことが新たにわかりました。
この事件でホテルの客室にある浴室で見つかった首を切断された男性の遺体が発見当時、裸だったことが捜査関係者への取材で明らかになりました。
客室には男性が着ていたとみられる衣服などもなかったということです。
警察は防犯カメラなどから死亡した男性と一緒に入室し、一人で出て行った人物が発覚や身元特定を遅らせるために衣服などを持ち去った可能性もあるとみて調べています。
司法解剖の結果男性は45歳から70歳くらいで首を切断された傷とは別に致命傷があることがわかりました。
警察は、殺害後に首を切断されたとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/416f2a6e0f52dcd6a56ba62912cbb2cfefe4ded5 貼りに来たらやっぱりw
本当に横溝作品っぽい 犯人は女装した男かな
札幌市中央区のホテル客室で頭部が切断された男性の遺体が見つかった事件で、男性と一緒に入室した人物が退室する直前、フロントへ「先に出る」という内容の連絡をしていたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。
女性のような声で、北海道警はこの人物が男性の頭部を持ち去ったとみて調べている。
捜査関係者によると、1日午後10時50分ごろ男性と入室した人物が、約3時間後に退室する直前に「先に出る」とフロントへ連絡していた。女性とみられる声だったという。この人物は女性のような服装で、入退室時に大型の黒いスーツケースを持っていた。 何となく金田一の時代のデッカいサングラスで頭にスカーフ巻いてるモダンな娼婦のイメージ ロスマクドナルドのさむけ読了
メイントリックが悪魔の手毬唄と同じだよなw 遺体の身元を隠すならまず手を切らないと意味ないよな
頭だけ取ってって菊人形かな どっかのサイトのネタで角川映画の犬神家の佐武の生首の画像に
『首から上は地井武男です』ってサムネつけててワロタ 鞄に自分の首を入れて旅してるマンガを思い出した。稲垣さんで世にもでドラマ化されたやつ 7/6(木) 11:56
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2日、札幌・ススキノのホテルで首が切断された男性の遺体が見つかった事件で、男性の車の鍵がなくなっていることがわかりました。
この事件は2日、札幌市中央区にあるホテルの客室で、北海道恵庭市の会社員・浦仁志さん(62)が首が切断された遺体で見つかったものです。
浦さんは自宅から自家用車で札幌に向かいましたが、警察によりますと、車はおととい、中央区内の駐車場で見つかりました。
警察が車を押収して調べたところ、車には鍵がかかっていて、車内に財布や携帯電話などは残されていませんでした。鍵などの所持品はホテルで見つかっておらず、警察は、浦さんと一緒にホテルに入り、およそ3時間半後に1人で出てきた人物が持ち去った可能性があるとみて調べています。
北海道放送
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/cb0d1
◇関連◇
首切断の遺体、身元は62歳男性と判明
“小柄で女性のような服装”同行人物の行方追う
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1688542354/
金田一さ~ん! >>361
御手洗潔案件にはちょっとバラバラ度が足りない? 御大ならジェットスーツ着てホテルの窓からロケット発射で首持って逃げそう STV 2023/7/7(金) 10:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe92bef4f08e79c3efbf366848abc09e7df61691
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、恵庭市に住む50代の男です。
男は7日午前5時前、北海道恵庭市内にある80代とみられる女性の自宅で、女性を刃物で刺すなどして殺害しようとした疑いが持たれています。
午前5時ごろに、男から警察に「女性を殺害した」という趣旨の通報があり、警察が駆け付けると玄関フード内で女性が倒れていたということです。
女性はその場で死亡が確認されました。
女性は1人暮らしで、顔には殴られたような跡があったほか、腹部に刺された傷があったということです。
警察の調べに対し男は「人を殺しました」と容疑を認めています。
警察は容疑を殺人に切り替えて捜査する方針です。
*恵庭は、首無し被害者の住んでたとこ 三億円事件に関して横溝も「(犯人とカネは)北海道に渡った」だの、根拠のない風説を信じてたね そう云う話を聞いたってことで、その説を信じていたわけじゃないのでは?
対談のネタのひとつでしょ >>369
だからか、『夜歩く』のドラマ版で「首と手を切られています」って誰の遺体かわからなくしているのがあったな。 今夜また石坂浩二の犬神家。
映画化は、それをひと通り見てから嫌悪の対象でしかない。 >>384
女装というと戦前の『仮面劇場』の時点で、
「虹之助の身元が分からないのは女装させられ、女性として育てられたから。
行方不明になった志賀の妹というのが虹之助だ!」
と由利が考えすぎて失敗するネタがあったよなw
このネタだけでも普通にメイントリックに使えそうなのに、
わざわざ反すあたり当時(昭和13年)もうこれだけでは引っ張れないと思ったか。 「道警は当初、Aさんは同性愛者の可能性もあるとみて関係者の割り出しに力点を置いていました。実際、ホテルにチェックインした際にAさんは白いブラウスにスカート姿で、連れも女性の服装をしており、女装したゲイ同士のトラブルかと思われましたが、実はAさんは『女装愛好家』であっても同性愛者ではなかったようです。
現場の浴室にあったのは首のない遺体だけで、スマホや洋服などAさんの身元の特定につながるものは一切残されておらず、この“連れ”イコール“容疑者”が全て持ち去ったとみられています。スマホにはAさんの交友関係やさまざまな立ち入り先などの情報があるのは間違いない。そこにアクセスできないことで、絞り込みの作業が遅れている感は否めません」
また、衝撃的な事件を受けて営業停止になったホテルの営業再開の見通しも不透明なままだ。ホテル関係者が当日からの経緯を詳細に証言した。Aさんら2人のチェックアウトの時刻はそもそも7月2日の午前11時だった。
「チェックアウトの時間をすぎても一向に部屋から出てこないことを不審に思ったスタッフが、午後3時ごろに部屋を確認しに行きました。ドアを開けて声をかけても反応がないので、部屋の隅々まで確認したのですが、異臭などは何もせず、備品を使った形跡もまったくなかったそうです。ベッドシーツの乱れもなく、備え付けの歯ブラシやティッシュなどもそのままの状態で、ベッドシーツに関してはベッドメイクの経験のある方が直したのでない限りは、使用前の状態と変わらない状態でした」
そしてスタッフは、最後に風呂場を確認した。
「浴室のドアを開けて中に入ったところ、最初に目に飛び込んできたのは被害者の背中。全裸で体を浴槽に向けて、洗い場の床に手をついて土下座をしているように見えたそうです。体やお風呂場に血が飛び散っているわけでもないので、最初は首がないとは気づかずに『お客様、お客様』と声をかけても何の返答もなく、まったく動かない。その時点で『おそらく亡くなっている』と怖くなり、回り込んで確認することができず、すぐに119番通報しました。スタッフは直感というか体のラインなどの雰囲気からか、最初は『女性が亡くなっている』と思ったようですね。通報を受けて救急隊員が入ってこられ、首なしの遺体だと言うことが確認され、警察が来たという流れです」 第一発見者にとっては、回り込んで確認しなかったことが不幸中の幸いだったようだ。「首なし遺体」だったことは、現場に臨場した救急隊員と警察官との会話で、間接的に知ったという。
「先に1人で出ます。鍵があかないので開けてください」
ホテル関係者が続ける。
「被害者は入室時には2人で入室されています。防犯カメラでも確認しましたが、手をつなぐなどそういったことはなく、被害者の方がタッチパネルを押して部屋を選んでいます。被害者は白っぽいブラウスのようなものを着てスカートを穿き、バッグをふたつくらい持っていて、62歳という実年齢よりもだいぶ若く見えました。
加害者と思われる方の服装は上下白っぽい色で、下は短パンなのかミニスカートか判別できない感じで、黒の帽子をかぶってます。スーツケースを押していて、年齢はなんとなくですが20代から30代くらいに見えました」
入室は7月1日の午後11時ごろだった。
「2人でエレベーターに乗り、2階の部屋に入室しました。3時間後の夜中の2時くらいに、先に加害者と思われるかたが出ていきました。事前に『先に1人で出ます。鍵があかないので開けてください』という電話がフロントに入りましたが、不審な様子は感じ取れず、声色から女性だと思ったということです。その電話の数分後に部屋から出てエレベーターで降りてきました」(一部略)
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src >>387
>虹之助の身元が分からない
現在だと分かりにくいけど、戦前は満20歳で徴兵検査があるから、
「外見上(数え)20歳前後」の虹之助は徴兵検査直前か直後のはず。
直前だったら徴兵から逃げた疑いで警察が捜査している。
直後なら盲聾で不合格だろうけどそういう記録がある。
にもかかわらず、全国で探してもそんな逃亡者や検査記録がないので、
「徴兵の対象ではない女として戸籍に乗っているのでは?」と思った。
流石の由利も無戸籍者がいるというのは予想外だったんだな。 ここはやっぱりキチガイの巣窟になりかけてりるから、talkへ移住すべき 頭部切り離しなんて合理的じゃないし簡単にできるものだろうかと思ったけれど
そういえば神戸連続児童殺傷事件は当時中学生が犯人だったね
案外阿部定事件や横溝先生の短編"舌"の様な、常人には異質な世界観かもしれないなと… ttps://twitter.com/looney1940/status/1679769912896819200/photo/2
片岡千恵蔵が金田一を演じてる幻の「悪魔が来りて笛を吹く」のフィルムが
ヤフオクに出品されて話題になってたらしい
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) *天銀堂事件は1950年(昭和25年)1月15日に発生しており、冒頭で白木静子がこの事件について観客に語りかける。
*一彦は道楽息子という設定になっている。
*砂占いで直後の玉虫殺害が予告される。
*植辰の本名が村岡辰造と設定されており、お駒は娘ではなく妹である。小夜子に相当する人物は登場しない。
植辰が玉虫伯爵を強請っていた設定は無く、終盤で金田一が証人として連れてくる。
*椿家の執事として木下善四郎が登場、原作通り目賀博士と通じていた秌子が木下に心変わりしたことも犯行動機の1つになっている。
*秌子と利彦との禁忌の子は宗二郎と名乗ってお駒の養子となるが夭折する。
椿家財産横領を企む目賀博士が、植辰の子・治雄に自分が宗二郎であると信じ込ませて三島東太郎として椿家へ送り込み、英輔を自殺に追い込んだうえ、その亡霊を演出して玉虫伯爵、利彦、お駒、木下、秌子を殺害した。
目賀博士は最後に拳銃を乱射して抵抗するが、逮捕された。
*東太郎(村岡治雄)と美彌子は秘かに思いを寄せ合っており、最後に金田一が結びつける。 金田一耕助 - 片岡千恵蔵
椿Y子 - 三浦光子
椿美彌子 - 杉葉子
目賀(博士) - 佐々木孝丸
木下善四郎 - 加賀邦男
玉虫(伯爵) - 高田稔
菊江 - 喜多川千鶴
新宮利彦 - 原健策
新宮はな子 - 松浦築枝
新宮一彦 - 石井一雄
信乃 - 毛利菊枝
お種(女中) - 千石規子
三島東太郎 - 塩谷達夫
白木静子 - 千原しのぶ
吉川辰吉 - 山口勇
村岡辰三 - 吉田義夫
常盤館おのぶ - 赤木春恵
等々力(警部) - 岡譲二 温度管理、湿度管理をしっかりして大切に保存
あとフィルムは引火しやすく燃え上がるから火の気にも注意 権利者の東映に寄贈すればあっちで管理してくれるのかな? 機体トラブルで宇宙船が酸素不足に陥り、あと7分しかなく・・・
何故か横溝正史と松本清張の区別がつなかず横溝清張などと言っている少し抜けてる
可愛い妻と子ども達が待つ地球へ必死に戻ろうとする様子を描いています。
戦後の白黒映画を思わせるような決してイイとは言えない音質ですが
想像してみてください。 //youtu.be/oWs3yvVADVg
イヤフォンなど使うと、緊迫感と迫力が伝わりやすいと思います。 評価ポイントの少ない入札者が入れ替わり立ち替わり競り上げてたり
最後は先行入札額を超えないギリギリのところまで競り上げて止めたり
ちょっと怪しげなところもあるけどな
とにかく落札者が私物化せずに公共物にしてくれる人であることを祈るばかり 高千穂ひづるが出ていたのは、三つ首塔でした。
それも音禰役ではなく、金田一の助手役。もちろん小説には登場しません フィルムは現存せずとされてきた、知恵蔵版「笛を吹く」。
これは、放映やソフト化すべき。 今のところツイッターで私が落札したって宣言もないし
どこぞのコレクターの手にでも渡ったか 「桜三吟」もどこぞのコレクターの手に渡った後消息を聞かないし
所持していても名乗り出たりはしないものなんだろう
防犯強化だけでも手間だろうし ※7/17(月) 18:56配信
BSS山陰放送
島根県警出雲警察署は17日、包丁1本を口にくわえ、両手に1本ずつ持って路上にいた男を銃刀法違反の現行犯で逮捕しました。
銃刀法違反の容疑で逮捕されたのは、島根県出雲市に住む無職の男(37)です。
出雲警察署によりますと17日午前11時半頃、男から出雲警察署に「妻とけんかした。もう死にたい。包丁を持って外に出る」と電話があり、警察官が駆け付けると、包丁のような物を口にくわえ、両手にも1本ずつ持ち、自宅近くの路上にいる男を発見しました。
警察官が「包丁を捨てろ」と警告すると男は指示に従い、うち2本は遠くの草むらに投げ捨て、1本は男の近くに落ちたということです。
さらに男のズボンのポケットからも包丁の柄のような物が見えたため、警察官が「包丁を捨てろ」と再度警告すると、男はそれも投げ捨てたということです。
警察官の問いかけに対し、男は包丁を持っていた正当な理由がないことも認めたということで、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8044710036b9aefe44a9a4b4b169a1ab135bb5a 娘「お父さん!お母さん!人を殺しちゃった、どうしよう……」
父「よし、すぐ助けに行ってやる」
というワケじゃない。
被害者を亡きものとすべく、一家で協力。
殺るなら、逆襲を受けかけない娘よりも父が実行犯になるべきだし。
首を持ち帰った意味がまったく理解不能。
金田一案件にピッタリ。 「貸しボート十三号」という作品があってだな・・・
ちなみに連載時はガチでページが足りなくなって
横溝先生がラスト2ページに高密度の解説書いて終わったw 田村修は日共活動屋だった!!
マスゴミは報じないけど。 すすきのなぜか監視カメラだらけのラブホで解体しようとして時間がなくて首だけになった説😅
FaceID(顔認証)のために首切った説😅
首斬戦国時代の武将霊が女に乗り移った説😅
ほかにもあるかな? >>427
「理解不能」レベルの首切断は『貸しボート十三号』が極みだと思う。
事件の雰囲気は『夜の黒豹』っぽいけど。 >>425
アイヌを殺しあげたから、その祟りがはあるのでしょ。
確か「虚無への供物」って、そんな展開になてった。 >>425
アイヌを殺しあげたから、その祟りがはあるのでしょ。
確か「虚無への供物」って、そんな展開になてった。 田村修は、家の外で過ごしていた。
浦仁志の襲撃を警戒しての番だった??
https://www.youtube.com/watch?v=esjXhM5DH6c
それを再現した映像 タイ北部のチェンマイで、日本人の25歳の女性が死亡しているのが見つかった。
31日午前、タイ北部のチェンマイにあるホテルの一室で、25歳の日本人女性が死亡しているのが見つかった。
タイ警察によると、この女性は29日から、夫とともに首都バンコクからチェンマイを訪れていて、31日朝、夫が目を覚ますと、別の部屋で携帯電話の充電ケーブルが首に巻かれた状態で倒れていたという。
警察は、事件性も含めて捜査している。
FNN 2023年7月31日 月曜 午後5:54
https://www.fnn.jp/articles/-/564903 福岡| 03/22 09:25
21日、福岡市内の予備校の寮で女性が倒れているのが発見され、まもなく死亡が確認されました。
女性の首には掃除機のコードが絡まっていて、警察は事件・事故両面で調べています。
警察などによりますと、21日午後2時ごろ福岡市中央区の予備校の寮で、「同僚が倒れている。掃除機のコードが首に絡まっている」と通報がありました。
倒れていた女性はこの寮の清掃スタッフとみられ、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
女性は寮の清掃作業中だったとみられ、首には掃除機のコードが絡まっていたということです。
警察は女性が亡くなった経緯について事件・事故両面で詳しく調べています。
https://kbc.co.jp/news/article.php?id=9858757&ymd=2023-03-22
これこそ解明してほしい >>423
顔認証のためだったとしたら横溝正史ではなく【メ欄】だね 個人的にジュブナイル物の『怪獣男爵』終盤で、
「(モーターボートで逃げる)怪獣男爵はキキキと歯をむき出して笑っている」
という何気ない一言が実は伏線だったんだなと猿の行動(メル欄)知って思った。
ポポさんカワイソス・・・ すすきののホテルで首なしの惨殺体で見つかった北海道恵庭市の会社員男性Aさん(62)が、女装で飲食店を訪れ、強引に女性をナンパしようとして再三トラブルを起こしていた実態がトラブル被害者の証言で浮き彫りになった。
Aさんは、この事件で死体損壊などの疑いで逮捕された田村瑠奈容疑者(29)にも同様の手口で近づき、性的暴行に及んでトラブルになった可能性があると北海道警札幌中央署捜査本部はみており、事件との関連を調べている。
また、7月2日の事件発生以降、営業停止を余儀なくされていた現場のホテルが、一部の部屋を除いて営業を再開した。
「お姉さんのリップとてもキレイ、私のなんて全部100均」
集英社オンラインではAさんが女装愛好家で、混浴温泉で女性の裸を観察したり(https://shueisha.online/newstopics/149373)、性的興奮を求めて想定外の出来事を期待する人たちが集まる特殊な会員制バーに出入りし、そこでの“行儀の悪さ”ゆえ、たびたび「レッドカード」を突きつけられていた過去について(https://shueisha.online/newstopics/150003)、報じてきた。Aさんは「ともちゃん」という愛称で、その「界隈」の有名人だった。
いっぽう瑠奈容疑者は、一部報道で「クラブ」に出入りしていたことが報じられている。
また、瑠奈容疑者の祖父は集英社オンラインの取材に対し、「(瑠奈容疑者とAさんが)出会ったのはカラオケなのかディスコなのか、そういうところだと聞いてます」「瑠奈は(Aさんを)女だと思ってたの。それで2人でいいところあるから行こうって言われてラブホテルに入って、入った途端に相手は男になった」と答えている(https://shueisha.online/newstopics/149779)。
今回は新たにクラブ(ディスコ)でAさんにしつこいナンパを繰り返されたという女性に話を聞くことができた。女性の証言とともに瑠奈容疑者の祖父の発言を検証する。 「私が『ともちゃん』を見たのは3~4年ほど前のことです。当時私が通っていた20代のお客をメインにしたクラブに、いつも1人で来ていました。事件後に報道されている最近の写真よりも痩せていてスレンダーでしたが、骨格から一目で男性だとはわかりました。最近出回っている写真は、だいぶ『盛れている』ように思えます」
この女性はニューハーフやドラァグクイーンなどの「性的少数者」とも接点があり、多少なりともその“振る舞い”に通じていた。しかし「ともちゃん」にはそれに当てはまらない違和感のようなものがあったという。 「クラブに来て、お酒を飲みながら、体を左右に揺らし音楽を楽しんでいるときは、ただ『楽しんでる』って感じで周囲にも溶け込んでいました。ですが、お酒のグラスを片手に女性をジッと見ているときには違和感が漂っていて、『物色している』という表現がピッタリな目つきでした。私自身もそうした視線を感じたことがあり、近寄ってくる瞬間に『来た!』って、まるで男性からナンパされる感覚になっていました」
「ともちゃん」はしかし、ナンパする際も女性言葉を駆使してきたという。「性的な興味はない」と装って、相手女性の警戒心を解こうとしたのだろうか。
そうしてクラブを出るタイミングで『どこか行こうよ』『終電がないから朝までいないといけないの』と力強く腕を引っ張って、ラブホテル街の方に行こうとするのが『ともちゃん』の手口だったんです」
※全文・詳細はリンク先で
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/c7acd63b3edfd7dd6644d1c6ea16d764a140636f&preview=auto 【ススキノ・首切断】女装し女子トイレについてきた被害者Aさんとのトラブル
「終電ないから」オンナ言葉で女性の腕引っ張りホテル街へ…
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1690634477/ ※8/3(木) 5:00配信
北海道新聞
札幌・ススキノのホテルで恵庭市の会社員男性(62)が殺されて首が切断され、死体損壊容疑などで札幌市厚別区の無職田村瑠奈容疑者(29)ら親子3人が逮捕された事件で、瑠奈容疑者が男性の頭部と写る動画が3容疑者の自宅で撮影されていたことが2日、捜査関係者などへの取材で分かった。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/210ea328abf51438004be92a60979ea0fae781c6
【ススキノ殺人】自宅で切断頭部撮影 瑠奈容疑者も写る
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1691021030/ 「壺中美人」「眠れる花嫁」「生ける死仮面」
あたりを読むといいかな? ススキノのホテル客室で恵庭市の会社員男性(62)が殺されて首が切断され、死体損壊容疑などで札幌市厚別区の無職田村瑠奈容疑者(29)ら親子3人が逮捕された事件で、ホテル客室内で男性が刃物で襲われる様子が動画で撮影されていたことが1日、捜査関係者などへの取材で分かった。
札幌中央署の捜査本部は動画を押収しており、瑠奈容疑者が撮影したとみている。捜査本部は同容疑者が男性の殺害にも関与したとみて、今後殺人容疑でも調べる方針。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5d925f3be18f2016f12e415fbadd4d908b8091a
金田一案件を超えている・・ 『夜光怪人』の最後で由利(金田一)が、
「本物の夜光怪人は大江蘭堂だったのか?その配下の探偵だったのか?」という質問を受けた際
「どっちにせよ蘭堂が黒幕で探偵のほうは利用されてたでくの棒」的な説明しているんだけど、
個人的にはむしろ「探偵のほうはそこまで悪い奴じゃなかったんじゃないか」と、
由利(金田一)言い出すほうがすっきりしてたな。
アジトで夜光怪人(探偵側で確定)が「これで用が済んだから人質の子供は返してやる」
罠でとらえた三津木達にも「むやみに殺さないでやる」って不自然レベルで優しいんだが、
読み直すと殺人場面の夜光怪人がこの探偵の変装らしい場面はないし、
大江蘭堂には逆らえないけど殺人はヤダぐらいの情けがあったのかも。 >>216
外部リンク:n2ch.net
外部リンク:n2ch.net
これを池内版でドラマ化とかどうだろう?
30分ずつ3話構成のところを、前編中編後編の3回構成にして演出もリレー式で。 池松版は外し方やふざけ方が鼻についてどうも…
まだ稲垣メンバー版の方がそういう作り方をしている前提もあってギリギリ許せる ヤフオクに出てる真説金田一耕助の直筆原稿
本物だったら欲しいなあ…
あとがきだかで金田一耕助七不思議でお茶濁そうとしたって言ってたの案外本気っぽかった感じのヤツだったし
でも高くなるんだろうなあ… 質問、
柏書房の「由利・三津木探偵小説集成3 仮面劇場」を読んでいた際、
表題作の第二編・二で三津木が、
「この志賀恭三というのは、(甲野)四方太老人の腹違いの妹の子供ですが」
と説明していたのですが、終盤(大団円・三)で由利が、
「四方太の妻の梨枝子と、志賀恭三の母は姉妹。」と言い出しました。
「四方太の腹違いの妹=梨枝子の姉妹」だと、甲野家が(異母?)兄妹婚になってしまいます。
柏書房のは「オリジナルに忠実」で文脈がおかしいところまでそのままと明記されてますが、
横溝先生のうっかりミスだとすると、角川文庫では志賀母の設定はどうなってますか?。 角川文庫は知らんけど
梨枝子と志賀恭三の母が父違いの姉妹なら、四方太と妻の梨枝子は近親関係ではないね 「髑髏検校」は嫌いではないが、なぜ角川の人はミステリーではないこれを捕物帳より先に収録したのか謎。 捕物帳自体純然たるミステリーでもないからいいんでないの 伝奇小説としてはかなり有名な作品だったし、桃源社の単行本とそう変わらないタイミングで出ているから、ある意味その文庫化みたいな効果を狙ってたりしてなw >>455
流石に妖怪が出てくるのはなんか違うと思う。
「かいやぐら物語」とかもオカルトだけど、あっちはおまけの短編だし。 >>457
髑髏検校も捕物帖だと言ってるわけではなくて
伝奇モノ怪奇モノが先でもいいんでないのという意味
ミステリー>捕物帳>伝奇怪奇の順で収録しなければいけない理由もないし 『三行広告事件』を読んでいてふと思ったんだが、
由利って警視庁の捜査課長って表の顔で、本当は特高警察あたりの関係者じゃないだろうな?
1年前に上海に依頼を受けて行った話の中で、敵国のスパイ活動の情報が出てくるんだが…
…これってただの私立探偵に任される情報ではないよなw ホームズやポワロだと当たり前のように任されてるけどねw
現実には国家機密はもちろん刑事事件さえ任されないだろうなあ
浮気調査や身上調査がほとんどで >>459
由利が1950年頃から出てこなくなるのはもしや・・・ >>459書いた後に思ったけど、由利って活動期間に変な空白あるんだよね。
メタでいうと昭和11年から14年が由利シリーズの最盛期なのに、
その最盛期の後半の昭和13・14年が舞台の話が1つもない。 >>462
柏書房ので劇中年代を明記しているもの確認してみた。(特筆無い場合は冒頭で明記)
・昭和8年:仮面劇場(当然だが石膏美人とかはこれ以前)
・昭和9年:盲目の犬
・昭和10年:迷路の三人(由利の年齢を(数え)42〜43としている)
・昭和11年:夜光虫
・昭和12年:薔薇と鬱金香(昭和7年の5年後、ここで由利45歳)、蝶々殺人事件など
・昭和13〜15年:?
・昭和16年:三行広告事件(由利が50歳前=昭和17年1月1日以前。尚且つ英米と開戦後。)
・昭和17〜19年:?
昭和17〜19年は戦争激化でそれどころじゃないとしても、13〜15年と特定できそうなのがないのは不自然だな。 >>463
石膏美人は由利(が変装しているサーカスの大道具係)を「40歳ぐらい」ってあるので、
昭和7年頃じゃないかなって言われてた。
あと「1つもない」って書いてたけど、確定ではないけど昭和13年疑惑のがあった。
『真珠郎』は開始が昭和12年説と18年説があり、翌年に事件が長引いているので
12年説の場合、12年12月に由利が調査を始めて13年の前半期はこの事件を追っている。
昭和12年は10月に『蝶々』があるので厳しいかと思ったら、
『真珠郎』での由利の登場が遅いので軽く1か月は余裕があったわ。 NHK版笛を吹く始まった。
ドラマ放送終了後に、深読み読書会だ ドラマより深読みの方が面白かった
高橋源一郎の深読み探偵ぶりと島田雅彦のオペラ妄想炸裂 >>454
人形佐七は春陽文庫って棲み分けてたから
自選集3冊になったんだろう、出たのも松方弘樹のTVドラマにあわせてかな
ドラマ告知の帯がついてたよな
今読むと使えない言葉がちよいちょいあるね
最近出た角川の1冊は選択が消化不良だけど、いろいろあったんだろうな 8月の新刊(出版芸術社からでてたやつか?)
菊水兵談
春陽文庫 横溝正史時代小説コレクション 1
著者: 横溝正史
出版社:春陽堂書店
ISBN-10:4394904544
ISBN-13:9784394904540 >>467
>松方弘樹のTVドラマ
懐かしいね、さすがにおぼろげに何シーンかしか覚えてないけど、
いまだに読むと小林千登勢のお粂、渥美清の辰、克美しげるの豆六で脳内再生される 『横溝正史探偵小説選』(論創社)シリーズで角川未収録の奴読んでたら、
「向こうで追っかけあい→映画撮影ですよ→ガチの窃盗事件でした」
というネタが多くて吹いた。(角川収録でも「まぼろしの怪人」が該当)
II巻解説によるとトマス・ハンシューの映画「消える男」(天国の門)がネタ元らしいが
どんだけ横溝先生このネタ好きだったんや・・・ >>469
それは1965年のNHK版ね
1977年のテレ朝版は
粂は真屋順子
辰は渡辺篤史
豆六は川谷拓三→笑福亭鶴光 俳優の間に矢印が入っているんだから、途中で交代したに決まってるだろ アマゾンの「羽子板娘」「舟幽霊」の書影は帯付きだね NHK『犬神家の一族』劇中 DVDなら19分くらい
弁護士が松竹梅は「戸籍上は他人」「犬神の姓を通称として名乗っているだけ」
「現行の法律では相続する正統な権利がない」と言ってるけど、前二つは設定が変わったで説明できるけど、最後のはおかしくない
?
認知してなかったのか?どんな民法なんだ 認知したら佐兵衛の娘だし、別の(母方の)戸籍に入っていることは関係ないからな >>475
現行法でも認知の条件は「結婚してたら自動」「結婚してない場合は父が届ける必要あり」。
相続も「親族なら遺言優先だがなくても自動」「非親族は基本的になしだが遺言があれば別」
多分遺留分とかの問題無くすために「佐兵衛の意志で好きに決めれる」ように、
戸籍上は他人扱いに変更されたのではないかと・・・
ただ、そこで変えられるのなら『悪魔の設計図』をドラマ化してほしかったな。
富豪の男が「娘3人(全員認知なしの私生児)に遺産をやるから平等に頭割りしろ」
「全員死んでたら1人息子(私生児だが養子縁組→勘当)が初めて相続できる」
っていう遺言状残して、娘が1人ずつ殺されていくお話。 >>471
同じ松方弘樹主演で他局でリメークというのもすごいなw
うーん、渥美清&克美しげるの黄金下っ引きキャストと比べるとなあw
お粂も美人度がだいぶ落ちる >>477
松竹梅の母親、菊乃は法律婚でないから「配偶者」でなく
松竹梅、静馬は認知されてないから「非嫡出子」ですらなく
佐シリーズは、親が佐兵衛の直系卑属でないなら、同じく赤の他人か
民法第783条第2項 父又は母は、死亡した子でも、その直系卑属があるときに限り、認知することができる。この場合において、その直系卑属が成年者であるときは、その承諾を得なければならない。
松竹梅が生きてるから、孫の佐シリーズだけ認知はできんよな >>480
克美しげると鶴光はとぼけた味が近いとも言えるが拓三は悪役商会のイメージが強くて全然違うな >>477
>『悪魔の設計図』をドラマ化してほしかったな。
確かに由利物は大長編の『真珠郎』と『蝶々殺人事件』が選ばれやすいけど、
むしろ中短編が多いんだから、30〜60分TVドラマとかでどんどん使ってほしい。
金田一に置き換えるのは構わん。 こんな感じか?
・美女登場→『蜘蛛と百合』『猿と死美人』『銀色の舞踏靴』
・遺産争奪戦?→『悪魔の設計図』
・グロ、惨殺→『獣人』『木乃伊の花嫁』『盲目の犬』
・旧家でドロドロ→『旋風劇場』(尺に余裕があったら『仮面劇場』)
・色物犯人→『嵐の道化師』
ジュブナイル物の終盤3作品(まぼろし、姿なき、XYZ)は短編4つの組み合わせだから使いやすそうだな。 >>481
俺は日清どん兵衛の山城新伍との掛け合いかな >>483
銀色の舞踏靴···吉川晃司の「探偵由利麟太郎」でドラマ化
木乃伊の花嫁···古谷一行の2時間版で金田一ものに改変してドラマ化
仮面劇場···古谷一行の「横溝正史II」で金田一ものに改変してドラマ化(改変しすぎ) >>485
こうして見ると、やりやすそうな(というか金田一ものにノリが近い)
「悪魔の設計図」がまだやってないのが意外。
金田一物にするなら冒頭の三津木旅行中場面を金田一にして、
由利登場は東京の事務所に帰って金田一が資料あさって思い出す展開にするか。
あるいはゲストの黒木弁護士に一部由利要素出して「わしはこうこう調べた」と、
金田一に資料見せて、一緒に静馬を追うポジにするか。 「悪魔の設計図」の解決は 1 clue 1 logicの単純明快さがあるので
吉川晃司版で由利・三津木のままでの復活特番でもよさそう
(連ドラ分は no clue no logicの
ミステリとしては雑な造りにがっかりしたので
リベンジの意味でしっかりやってほしい) >>487
元はオリンピックの穴埋め番組で中途半端な話数だったから
それに好評ともいえなかったろ
復活なんかさせるのかね 大枠だけは良さげに見えて期待もしてたもんで
中身をしっかりミステリしてくれさえすれば
もう一回ぐらいは見てみたいかなあと(個人の感想です) 由利もので一つ気になった事。
『獣人』で凶器(?)の「全身とげだらけの対アフリカの蛮族用の鎧『死の抱擁』」って、
『鋼鉄魔人』(魔人都市)にも出てくるけど、ナイフ発射装置みたいに何か元ネタあるのか?
個人的に『獣人』で鎧と直接関係ないけど昔の獣人騒ぎが1917年のドイツの話となっていて、
『鋼鉄魔人』(魔人都市)に「30年前(1920年代?)のババリア地方のゾルゲ伯爵」が出てくるので
ドイツの小説にこれが出てくるのかとも思ったんだが、調べてもよくわからん。 古谷一行版の『悪魔の手毬唄』
泰子役と文子役が逆じゃないかなというイメージがずっとあった >>491 46年越しに同意
原作の描写と違和感があった 配役(声優)がおかしいだと、角川カセットの『悪魔の降誕祭』。
・金田一耕助:神谷明
・等々力警部:八奈見乗児
逆じゃないかなぁ・・・ >>491
原作だと泰子は瓜実顔のおっとりした高飛車美人
文子は愛嬌ある八重歯が魅力的な可愛いキャラ系だよね
古谷一行版ではものの見事に真逆の配役になってて違和感ありまくりだった 個人的に不思議な体験。
自分角川文庫版が家に結構あって、かなりの作品を読んだのだが、
なぜか「悪魔の家」だけ単行本がなかったのに見た記憶がある。
(『悪魔の家』表紙の絵と他6編の収録作品に一切記憶なし」)
当時他社の横溝作品は見てないので角川で読んだはずだが・・・ 捕物帖はどうにも好かん。
江戸時代や武士ってもんが大嫌いだからかも知れないが。 論創社の「横溝正史探偵小説選」シリーズ読んで感じた疑問。
1巻収録の「ルパン怪盗伝」はルパンの『水晶の栓』がベースのようだが、
一部のトリックとキャラが同名という以外共通要素がなく、
展開などはほとんど横溝のオリジナル作品。
次の「海底水晶宮」はアレンジはあるものの一応『奇岩城』をなぞっている。
で、第2巻収録の「笑う紳士」はキャラはオリジナルなものの、
序盤と終盤展開が完全に「海底水晶宮」のもの。
オリキャラの話にするなら「ルパン怪盗伝」のほうをなぜ使わなかったのか・・・? >>497
捕物帖も江戸時代も大好きだな
だから捕物帖なら人形佐七より清張や宮部みゆきの方が面白いから
(人形佐七は180作位あるから駄作も多いし)
時代物が苦手なら、横溝は現代(というか明治以降)ミステリだけでも十分だと思う 捕物帖だと『横溝正史探偵小説選3』収録の智慧若捕物帳の主人公の千代若(智慧若)って、
「遠山左衛門(遠山景元=金四郎)の長男」って設定なんだけど、
実在の景元の息子をアレンジした人物?それとも横溝のオリキャラ?
調べてみたら、史実の景元の長男(景鳳)は養子に行っちゃったらしいが、
あまりこの人のことのせた資料がないのでよくわからなかった。 >>503
つまるつまらない以前に長いので素人が読むとだれやすいな。
個人的に金田一耕助物を初めて読む人にお勧めするのはこれ。
・金田一耕助ってどんな奴?から知りたい
→時系列的に最初で比較的短い長編『本陣殺人事件』
・とりあえず名探偵金田一耕助の活躍が見たい
→短編集『金田一耕助の冒険』
逆にお勧めできないのが長くてだれやすい『白と黒』以外に、
・『病院坂の首縊りの家』『悪霊島』→長い上、もうだいぶ読んだ人のための内容。
・『夜歩く』『八つ墓村』『迷路の花嫁』→金田一耕助の登場が遅く、「金田一耕助」の話を読みたい人には向いてない。 >>503
白と黒はかなり上位にくる面白さだけど... >>505
すまん。面白さは人それぞれだよね。
俺も岡山編が好きだから団地が出てくる東京の白と黒はつまらん!とか言っときながら病院坂好きだし 白と黒の執筆時期にすでに団地妻という言葉はあったのだろうか? >>507
あったかどうかわからん。
浮気って結構タブーだったらしく、『仮面劇場』はそのせいで矛盾だらけの改稿されたし↓。
【連載版(仮面劇場)】
・虹乃助は“甲野夫人が浮気してできた子だよ”、このせいで甲野氏に恨まれて虐待されたよ。
・琴江(甲野夫人の姪)は虹乃助の従姉だからそっくりだよ
【単行本(旋風劇場)】
・虹乃助は“甲野氏の妹の子で甲野氏と仲の悪い奴の弟が父だよ”、このせいで甲野氏に恨まれて虐待されたよ。
→えっ?嫌いな奴本人じゃなくその弟の子でしょ。しかも血のつながる妹の子だよ。
・琴江は虹乃助の従姉だからそっくりだよ
→えっ、甲野夫人の姪だから甲野氏とは他人だよ。
おかしいと思った横溝先生、戦後にさらに改稿して現在に至っている。 >>508
浮気妻なんて江戸落語の時代からいくらでもあってタブーでもなんでもなかったのにね
戦時中に戦地の夫が不安になっちゃあいけないと浮気妻ネタは禁演落語になったらしいが
単行本化の際に改悪されたってことは、単行本の出版社の担当がゴリゴリ頭の忖度馬鹿だったのか 明日時間があるので病院坂にでも行ってみようかと思ったが、Wikipediaによると近くに交番があるらしいので写真撮っていたら職質にあうかも >>497
もしかしたら勘違いしてるかもしれんが
捕り物帖の探偵役である岡っ引きってのは町人で武士じゃないぞ >>513
右門捕物帖や顎十郎捕物帳や神谷源次郎捕物控は同心が主人公だから武士だけどな
497は「江戸時代や武士」って書いてるから時代劇そのものがきらいなんでしょ >>513
武士の世の中が嫌い。江戸時代はまさにそれ。
あと、岡っ引きだか何だかも武士の手先。さらに言えば、ソイツらの実態は町人イビリ。
そんなのを美化してるのだから、真っ平ゴメン 実際の江戸時代はともかく、時代物の中では、出てくる主人公はみな庶民の味方なのが普通だがなぁ その辺横溝正史自身が書いててな。
論創社の「横溝正史探偵小説選3」のおまけに、
「佐七は品行方正な奴だけど実際の岡っ引きには〜」
って横溝先生のコメントがある。 佐七はこないだ出た全集で初めて読んだけど女性や猫に対する意識が
やっぱ昔の作品だなーって思って残念に思ったよ
人から借りた猫にもの食わせて血吐いて死んだらやっぱ毒入りかとか言うんだもん 佐七が品行方正ってのは冗談だろうけど
十手風に物を言わせて、ではなく
己れの容姿と気っぷのよさで口説くからってことなんだろう >>519
江戸川乱歩も犯人に殺されそうになったお嬢さんを探偵が助けるのはいいが、
わざわざお嬢さんの飼い猫捕まえてきて殺人トラップに仕掛けておき、
猫を刺殺させて犯人を騙すトリックがあったよ。(他に証拠ないんか?)
そしてポプラ社版では探偵が明智小五郎になっているので外道小五郎話になってたw ペット受難はシャーロック・ホームズ以来の伝統なんでw 犬を部屋飼いし始めたのもまだ最近(っても昨日今日じゃないよ)だから
昔はみんな外の犬小屋 >>515
現実よりはなにかしら美化しないと現代でも時代でもエンタメ小説は成り立たんと思うけど
清張の「逃亡」なら弱い物をいじめぬく岡っ引きが出てきて正義の御用聞きなんて出てこないから安心だよ >>519
やっぱり日頃から自分で毒見用の猫を飼ってなきゃだめだよね >>523
浮世絵に大奥みたいなとこで狆を部屋飼いしてる絵があるけど
狆は猫扱いみたいなもんだからね 反体制のミステリ作家どもは、こぞって刑事を正義のヒーローに仕立ててやがる。
矛盾に気付けよ!気付かないアホだから、ミステリ作家やってられるのかもな。 TVドラマならともかく、正義のヒーローの刑事が主人公の小説って最近のであるかな?
たいがい一癖も二癖のある連中ばかりでしょ
さすがに根っからの悪人の刑事が主人公はいないだろうが、それはミステリに限らない 猫に毒味させるのは夢枕獏も大江戸火龍改でやってた
夢枕獏は作品内において人間よりも動物に厳しい >>528
というかミステリーの探偵キャラはデュパン筆頭に変人ぞろいだよな。
ソーンダイクのWikipediaの説明で「名探偵としては珍しくこれといった奇癖がない」
って書かれてあった吹いたが納得したわ。
・・・そういえば由利先生も奇癖なしかな?
(事件に首を突っ込むのを奇癖と言わなければだが) >>530
ホームズはコカイン中毒だしな
ほとんど犯罪者w 『三つ首塔』読了
文章が他の作品より時代がかってて古臭く感じるし、無駄にエログロ描写が多いし、ミステリーとしてはだいぶ雑
だけど設定とストーリーは良くできていて面白いから最後まで読むことができた作品って感じだったな >>532
グロはともかくあのエロ描写、好きなんだよなあ
お嬢様が性の快楽の虜になってしまって、怪人の言いなりにHな衣装で怪しいパーティに連れて行かれたり
シチュエーションがとてもエロくて大変結構
B級なエロさなんだけど、乱歩だと変態性が斜め上を行くので普通のエロさは逆に希薄
ミステリー的に雑なのは同意w
ただヒロインが実は官能的な魅力があるというのは、犯人の動機にはつながっていると思う >>533
何気に『三つ首塔』って本編事件の死者が金田一物で第2位(一般作品のみだと1位)という作品。
(「本編以外だが言及された死者」も入れていいなら『八つ墓村』が要蔵で稼いでいるので2位になる)
ちなみに1位は少年物の『黄金の指紋』で確実に50人以上殺されている。 三つ首塔は登場人物かなり多いけど、それぞれみんなキャラ立ってるのも良かったな >>528
またサヨク老人が湧いて出ているww
昭和の活動家みたいなのが今では稀少だわ >>536
アンカー間違えてるんじゃないの
昭和の活動家みたいなのってどのレスが書いてるんだ?
まさか「一癖も二癖もある」=「昭和の活動家」? 死者数
×年前の因縁とか、病死や老衰は含まない。
本陣:2(殺されたのは1人だけ)
獄門:5
笛吹:7(小夜子を含む。天銀堂事件は含まず)
八墓:8(えっ?やっぱり8人!)
犬神:5
女王:6(槇は含まない)
手毬:5
仮面:5(事件と直接関係無い事故死である阿久津と、心中女は含まない。ラストの二人は死んだものとする)
こちらの思い違いや、カウントするか否かの認識の違いもあろうから、完全ではないけど。
で、三つ首塔がは何人だっけ。 >>538
確か11人。(犯人サイドの仲間割れ含む、塔の名前由来の事件の関係者とかは入れない。)
あと、>>534の「過去の事件含む場合」で天銀堂の10人忘れてたから『八つ墓』の次が『笛を吹く』になるわ。すまん。 声優の上坂すみれがこの週末に行われた長野県での野外アニソンフェスに出演して、
その際に御当地キャラということで佐清のフィギュアを同伴した模様。
ttp://twitter.com/uesaka_official/status/1703246001245683819
|上坂すみれ_official@uesaka_official
|遠征先で私に寝かしつけられるスケキヨです(すみぺ)
|ttp://pbs.twimg.com/media/F6MlNYfa8AA73oX.jpg
参考:ナガノアニエラフェスタ2023
ttp://aniera-festa.com/
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 思わず「三つ首塔」を再読してしまったがw
時節柄なかなか面白い文章が目についてしかたがない
「戦後の混乱した世相では、男も女も性のモラルや規律を見失って、同性愛の悪徳におちているひとが、そうとう多いと聞いている」
「それは世にもあさましい、人倫にももとることなのだ。しかし、いったん同性愛地獄におちたがさいご、それはもう麻薬の味をおぼえたのもおなじだそうだ」
今だと炎上間違いなしだが、ほんのちょっと前までこれが普通の感覚で
英米だと死刑なとこもあったのだから、日本はむしろ昔も今も寛容な社会 >>542
『毒の矢』でも女同士の同性愛をいかがわしいとキレる人がいたが、
発言者がキリスト教の坊さんなのでそういうことに厳格なのもまあわかる。
いや、むしろそういうことに厳格だからこそ、彼が隠してた過去も納得いく。 話変わるが『石膏美人』を読んでいて引っかかったこと。
(以下ネタバレ、名前は出さないようにしたが・・・)
犯人は自分の子と思っているAに友人の遺伝の兆候を見つけ、
「友人が妻と浮気してAができた」と推測。
そして犯行を重ねるが最後に婆やさんが
「Aは確かに友人さんの子だったが、友人さんの子とされているBはご主人様の子です。
私が誕生直後すり替えただけで、奥様も友人さんも浮気など一切しておりません。」
と言い出し、犯人絶句。
・・・以下の記述は何だったんだろう?
1:「奥様」がAとBを結ばせる縁談を断ったこと。
2:「奥様」と「A」が瓜二つという記述。
前者は偶然とも思えるが、後者はいったい・・・ >>544
「すりかえた」は婆やの自己申告だし、本当に浮気だったんじゃね?
ただ、>>507みたいに規制対象になりかねないから、明言せずにどっちでも解釈できるようにした。
ラストで三津木が「犯人に本当のことを教えてBと親子の対面させるべきだった」というのに、
「そんなことはしない方がいい」って由利が言い張るのもそれが思い当たったから。 自分も一つ質問いい?
昔読んだ横溝作品(十中八九、角川文庫)だと思うんだけど、ある人物の家系について
「父親は凶悪犯、母親は代々てんかんの家系だった」って趣旨の説明があった。
これ自分は『真珠郎』の真珠郎の記述と思ってたんだが、角川の復刻版でそういう記述がなく
「てんかんへの差別的表現だから削られたのか」と思ったが、オリジナル版準拠の柏書房でもなかった。
(母親の説明は「白痴の山窩」表現)
『真珠郎』じゃないとすると見当がつかないんだが、どこにあった記述なんだろう? 合作探偵小説コレクション新刊の情報来ないなあ…
病院横丁とか湖泥解答編とか未収録対談座談とか収録されないかな… 個人的に横溝作品で一番力押しと思えたのは、
(メル欄)の「共犯が主犯を後ろに乗せて自転車で山道約24qを一晩で往復」。
不可能じゃないと思うが、共犯の脚力スゲーよw 99 名無しさん@お腹いっぱい。 2023/09/25(月) 21:18:29.96 ID:NBJGAR74
実際の津山事件に近いのは丑三つの村の方だね
こんなアホばっかり >>553
ドラマか原作か忘れたけどちゃんと猫車使用の説明してたよね、少し感心した 今更ながら悪霊島読んだけど犯人やべーな
洞窟の奥にあったものにゾワっとした
メ欄って近年のサイコスリラー系アニメとかドラマでよく扱われる印象あるけど横溝流というか、目的とか含めてこれが一番怖かった 自分が初心者にオススメするなら
長編読めるなら犬神家、短い方がいいなら本陣かなぁ
でもせっかく横溝正史読むなら悪魔が来たりて笛を吹くはいつか読んで欲しいけど一作目には勧めづらい 手鞠唄はよくある犯人の独白が無くてびっくりしたな、ちょっと怖かった >>557
手毬唄は犯人の独白が無いから結局動機が何なのかはっきりとは分からないんだよな
横溝御大も明白にこれが動機だというものは考えていなかったのかもしれない 【静岡】幼稚園バス3歳女児置き去り死亡事件後、元園長がとった驚きの言動の数々
「廃園」約束するも前言撤回のち現在は否定
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1695728797/
廃園の鬼 >>554 第十六章「父の死の秘密」
金田一耕助が自転車を借りる場面だね
映像化の際に読み飛ばしてはいけない箇所 >>559 市川映画がそれだけに絞って「可哀想な女」物に仕上げた例の件は
(詐欺師の正体からして)最初から考えていたんだろう
ただそれだけでは足りなそうなので
最終章では、あれやこれやが同時に起こったからだと
それらの複合的な動機として「憶測」している 春陽堂文庫で時代物文庫連続刊行するみたいだな
出版芸術社で出したやつを分冊で出していくのかな
出版芸術社で見落とされてた奇傑左一平の第4話も一緒に纏められて1冊本になればいいなあ
あとは出版芸術社の残りの時代物の収録とお役者文七の徳間の長編と論創社の原型を合わせた完全版として刊行するのと論創社の時代物の収録と髑髏検校と神変稲妻車を再調査して収録し直して文庫版定本人形佐七捕物帳出すだけだな
ついでだから人形佐七関連のエッセイ対談作品リスト原型版長編版番太郎殺しとか収録した人形佐七捕物帳読本出してくれんかな
文庫版出るとしたら作品収録順は発表順でもいいけど
昔の文庫全集みたいに12編収録して新春→年末みたいな歳時記みたいな収録してくれてもいいなあ
180編だから12で割れば15冊で割り切れるし 個人的な疑問。
なんで横溝のミステリーって「戦中が舞台の事件」が、
異常なレベルで少ないんだろう?
(『三行広告事件』とかが数少ない例外)
戦争中はそういうの書けなかった〜って言われるけど、
戦後に書かれたもので過去が舞台な場合でも、
大抵昭和12年ごろまでさかのぼるし。 世相が殺伐としすぎてる時代では猟奇事件も目立たない
そもそも、他の作家でも戦時中が舞台の作品とか多いっけ? >>565
戦前から戦後まで書いたミステリー作家で戦中も同じ頻度で舞台にした人がいれば
横溝は異常なレベルと言えるだろうけど
乱歩の「芋虫」くらいしか思いうかばないから、
横溝特有でなくて単に戦中舞台のミステリーは書きづらいのではないかと思う 「芋虫」は戦時中ではなく戦後の話だろ
「仮面劇場」初稿版は日中戦争時が舞台だったのだが戦後改稿されて戦時色が一掃された >>570
『芋虫』は昭和4年発表だよ。
須永中尉の負傷したのは「3年前の戦争」なので、架空の戦争を設定でないなら
舞台は発表年じゃなくもう少し前なんじゃないかと思われる。
(ちなみに丸尾末広の漫画版では戦争はシベリア出兵(大正7‐11年)という事にされてた。) 本編で3年前の戦争と書いてるのなら舞台は戦後では
いずれにしろ>>565の言う「戦後」は第二次大戦を指しているのは明確なので「芋虫」を引き合いに出すのは見当外れもいいとこだし、そもそも「芋虫」はミステリではない >>572
芋虫が見当外れなら、それこそ戦中ミステリは皆無だね
戦前から書いてる人で戦中ミステリ書いた人がいないか極小なら
横溝特有でなくて、戦中舞台のミステリは全般的にないということだ 野球好きの正史。
しかし、総社市出身の横溝桂には言及してない。同族ではないのかね??
横溝桂はカープの外野手。守備に秀でており、山本浩二入団前のセンターだった。
浩二が1年目から不動のセンターとなると引退。
引退後は広島・南海・阪神でコーチ業。さらには阪神でスカウトを長く務めた。
昭和10年生まれで、きのう満88歳歳に。
11年生まれでも早生まれの長嶋茂雄とは同級となる老齢だが、存命なのかな。 推測だが、戦時中は壮年男性の5割以上が徴兵されており、私立探偵なんて怪しげで公益性の低い職業であれば真っ先に徴兵されていたはず(金田一耕助は実際に徴兵されている)のでストーリーが成立しなかったのだろう。
警官を主人公にすれば成立するが、横溝作品は探偵小説であり推理小説ではなかったので、主人公は探偵とするこだわりがあったのだと思われる。 BS松竹の市川作品録画したら30分おきにCM入るのね。なえた。映画チャンネルみたく一回なら仕方ないが なんで金田一ものは戦後ばかり・・
とも思ってしまう。 >>579
しつこくこだわるねw
金田一でないと戦中舞台のミステリはそんなにあるのかね
陸軍中野学校ものとかかな 実際戦争で徴兵された人でミステリ作家になった人っていないのかな
既にある程度年齢がいってるか戦時中は学生とか若年とかしか聞かない気がする
戦時中のミステリとか実際戦争いって後に戦記マンガ描いた水木しげるみたいに完全な当事者くらいしか書けない気がする 戦地で活躍する金田一のパスティーシュを>>579が書けばいい
ヘロQの舞台でそういうのがあった気がする >>582
松本清張は33歳で招集されて朝鮮にも行ってる
そのときの経験をもとに「遠い接近」を書いてる 戦場を舞台にしたミステリーといえばブラウン神父の「折れた剣」だな
「折れた剣」にしても「遠い接近」にしても戦中でなければ成り立たない話だけど、そうでもなければあまり舞台を戦中にする必要ないからなあ
金田一ものでは戦前舞台の「本陣殺人事件」とかが例外で後はリアルタイムなだけだし
まあ終戦の報を聞いて「さあ、これからだ!」と思った人が戦中の話なんか書かないと思うよ 殺人が非日常だからこそ推理小説探偵小説は成り立つんで、戦中は殺人が日常だからなあ
捕物帖も平和な江戸時代だからこそ人形佐七も活躍できた
直木賞とった黒牢城は籠城戦の城内という限定空間で例外的に成立させてたけど、戦国時代ではまず成り立たない >>580 >>585
リアルタイムか、その少し前で戦後に書いた話が戦後ばかりっていうならばわかるんだよ。
でも横溝先生って昭和20年代前半発表でも『本陣殺人事件』みたいに
「これは私が疎開先で聞いた昭和10-12年に起きたという話」みたいなのが多い。
自分視点でないものでも『蝶々殺人事件』がこの形式だし。
(本陣・蝶々以外だと『神楽大夫』『探偵小説』『消すな蝋燭』『心』など、
マニアックなのだと人形佐七じゃないほうの『地獄の花嫁』も。)
戦前でも『鬼火』は10年以上前の関東大震災以前の話。
(最後に事件後大震災で沼が干上がった説明がある)
だったら戦後に戦中の事件振り返る話があってもいいんじゃないかなって。 >>580 >>585
リアルタイムか、その少し前で戦後に書いた話が戦後ばかりっていうならばわかるんだよ。
でも横溝先生って昭和20年代前半発表でも『本陣殺人事件』みたいに
「これは私が疎開先で聞いた昭和10-12年に起きたという話」みたいなのが多い。
自分視点でないものでも『蝶々殺人事件』がこの形式だし。
(本陣・蝶々以外だと『神楽大夫』『探偵小説』『消すな蝋燭』『心』など、
マニアックなのだと人形佐七じゃないほうの『地獄の花嫁』も。)
戦前でも『鬼火』は10年以上前の関東大震災以前の話。
(最後に事件後大震災で沼が干上がった説明がある)
だったら戦後に戦中の事件振り返る話があってもいいんじゃないかなって。 >>588
当時を知ってる人から見たら戦中の話をわざわざ書く気にならなかっただけだろうな。
空襲で数十万の人が死んでる状況では、殺人事件があっても警察の反応は鈍い。
もっと言えば、空襲の跡地に焼死体を紛れ込ませればその当時わざわざ検証する刑事なんていなかったと思う。 >>588
戦中はミステリーに向かないだろう理由はみんなレスしてるじゃん
横溝正史だけ金田一だけが戦中ミステリー書かないならともかく
他の作家でも戦中ミステリーがほとんど書かれてないんだから、金田一だけの特別な理由がなくてもよいでしょ 戦時下は芸術文化全般が言論統制の対象で一度「この非常時に不謹慎である」と弾圧されると大変だったから
出版社が目をつけられるのを恐れて探偵小説やエログロ耽美作品など自主規制してたから発表の場がなかったんだよ
昔世田谷文学館だったかで戦中の娯楽小説などを巡るいきさつの展示があったような ちなみにアガサクリスティなどは戦時下も疎開せずロンドンに残って
そこでせっせと殺人事件の話を書いてました
カーテンを書いたのは住んでた家が空襲で破壊されて郊外のマンションに転居した頃 >>593
自主規制というより検閲が強化されて
版の組み直しだの、出荷分全冊の該当頁切り取りだのを命じられて
コストがかかりすぎるので
検閲に引っ掛からないような方向づけがされていった
実質的弾圧は間違いなくあったのだよ 横溝は『本陣殺人事件』『蝶々殺人事件』の年代を昭和12年に設定した理由を、同年に起きた日華事変以降は作家活動が制限されて窮屈になり、探偵小説が受け入れられる時代ではなくなったからと答えている。
戦後の作品で事件の遠因が戦時中にあったりはするけど、あえてそんな窮屈な時代に設定した作品を書こうとまでは思わなかっただろう。 >>594
何もクリスティ特別なわけでもなく、戦後神保町に進駐軍の米兵から仕入れたペンギンブックスが積まれているのを見た乱歩が
「戦時中日本は探偵小説を締め出していたのに米兵は探偵小説をポケットに入れて戦っていたのか」
と嘆息したという話がある >>595
戦後はずっと自主規制という名の、実質検閲。 >>598
ずっとと言っても、一色ではなくGHQ前と後とか変遷あって時代ごとに規制内容が違うからなお厄介
今はコンプラとやらで絶賛自主規制言葉狩り中 チャタレイ事件当時は司法判断
昭和後期からの言葉狩りは抗議団体への解決金といった面倒を避けるため
現在のものは同調圧力 >>589
大庭武年も
角田、海野、小栗などは従軍記事を書く(書かされる)ために、比較的安全な地区に派遣されている
戦争を挟んでの心境の変化を知りたいのであれば、小栗の「海峡天地會」とその戦後改稿版「海豹に舌なきや」でも読み比べてみては >>601
まさか「海象」を今まで「あざらし」と読んでた人? 戦争云々、まだやってたのか。NHKの『獄門島』みたいに、金田一耕助を利用して、大量死理論を蘇生させたいとでも? 横溝先生の戦中でギリギリミステリーものの範囲なのが、
『ナミ子さん一家』あたりかな?
お母さんが娘たちがこっそり何かやっているのを見て「悪いことしているんじゃないか?」って思う。
調べてみると何やら点のようなものが無数に打たれた紙で暗号のようだと考える。
→真相「盲人になった傷痍軍人さんのために点字の冊子を作っていた。」
ただ、角川ではミステリーのうちに入らないと思ったのか無視されたw 真珠郎昔読んで内容ほぼ忘れて古谷一行のドラマ見たけどこんな内容だったっけ?
中々禍々しい内容だったな ミイラの花嫁見たけど無茶苦茶な話やな
あの展開から原作通りなんやろうけど https://i.imgur.com/DPHiYwN.jpg
更に家族友人等など紹介して更に\4000をゲット!
tk..tk [あぼーん用] 角川Kindle本(電子書籍)50%ポイント還元セールやってますね
横溝先生の角川文庫(電書版)も対象 >>610 連載された「宝石」を買い揃えた方が安上がり
挿し絵も付いてるし >>610
戦前のやつだから難しいな。
新仮名遣いでいいなら、角川の『青い外套を着た女』に収録されている。 映像化されてるの村田舎ものばかりだから
現代物も見たかったな
うろ覚えだが太ももの内側にスペードの女王の刺青が彫られてるやつとか >>611
東京なら、所蔵してる図書館があるだろうに・・地方は、ホンマにツマラン 由美かおるが叔父が横溝正史と言ってたけど有名なのか 生まれは京都の東寺の近所です。父方は伏見で十代続いた宮大工だったんですが、祖父の代で一揆に巻き込まれて京都を離れることになって。
だから父は大変だったそうです。神戸のおじさんのところに預けられたことがあったらしいんですけど、そのおじさんというのが推理小説家の横溝正史さんだったんですって。
でも、私がそれを知ったのはだいぶ後で。もし早くから知っていたら、横溝先生の作品の映画に出してもらえたかもしれませんね。 幼少〜青年期を神戸で過ごしているけど、それからは東京に出てきちゃったから、神戸のおじさんって言われても…って感じなんですよね
神戸に残った横溝正史の身内か誰かの家に預けられたのかな?とも思いますがそこまで横溝正史に詳しくないからわかんないなあこれ 正史には、異母も含めてきょうだいが実に多数。
あと、神戸時代となると薬屋をやってた頃か。 薬局時代には、兄二人は逝去し、姉は嫁いでいた
その時の家族は、実父、義母に、その実子の義弟二人
ほどなくして上京して博文館に入社
薬剤師のいなくなった薬局は廃業して
家族を順に東京へ呼び寄せている 正史の姉・富重は後妻として嫁ぎ六男一女を産んでいる
(嫁いだ先の姓は溝口。住居は住吉) 実父、実母、義母ともにバツイチなので
各々の前妻、前夫とのあいだに子どもがいたりもする
(実家はみな岡山) 神戸時代(二人の兄もまだ健在だった時期)同居していたのは
義母とその前夫との娘(姓は守屋、嫁いで原田に) >>623
それは、大阪製鎖の経営者のところ。
この企業、戦艦大和建造の著書にも出てくる。 薬局で思い出したんだが、
『面影草紙』で語り手(薬局の坊ちゃん)を「R・O」ってイニシャルだけにしておいて、
本編中で親から「龍吉」と呼ばせて、本名暴露しているのが笑えたw
あと、4本指の骸骨は結局何だったんだ? BS11
で再放送してる金田一シリーズ、おもろいわ
今まであまり映像化されなかった佳品が映像化されてる
特に昨日の「霧の山荘」はよかった。
岡田茉莉子美しい BS11
で再放送してる金田一シリーズ、おもろいわ
今まであまり映像化されなかった佳品が映像化されてる
特に昨日の「霧の山荘」はよかった。
岡田茉莉子美しい 131 :おさかなくわえた名無しさん [sage] :2023/01/24(火) 22:42:29.67 ID:F4HzxKL1
ネットを見ていても「ネチネチとねちっこい」「すぐ感情的になる」は女よりははるかに男の方が多いよね
口汚い男が長年女にレッテル貼ってきただけで
133 :おさかなくわえた名無しさん [sage] :2023/01/25(水) 07:40:09.39 ID:/xbh3mc6
>131
「全くそんな情報はなく、自分の妄想で被害者を責め叩きまくる」のも圧倒的に男の方が多いよね
感情的な人やネチネチしている人は女もいるけれど実際には男の方が圧倒的に多いから
「感情的でネチネチしている」は本来男を指す形容なのだと最近思った
映画やドラマだと女は感情的でネチネチしていて髪振り乱しちゃったりw奇声上げて掴み合いの女同士の喧嘩なんかしちゃったりwよくするけど実際にはあんなのまずないし
実際には逆で男の方の感情的ギャオオオン事件やネチネチストーカー事件が女より圧倒的にある
映画やドラマなどの創作作品だと女の方が男より感情的でネチネチしているのはそれらを創っているのが男で、男の見たい願望がのせられていたのだろうなと今は思う
185 :おさかなくわえた名無しさん [sage] :2023/05/09(火) 20:53:27.96 ID:cAnK1lOw
>133
映画やドラマものの創作ものは「女がヒステリックに口汚く醜く争い、男は穏やかでなんだかんだ冷静」が本当に凄く多いよね
でも実際の事件とか見てると男の方が圧倒的にヒステリックなギャオオオン事件起こしてる
そういやこの前犬神家の一族とか見ててそう思ったな
横溝正史シリーズとか世界観とか設定とか傑作だし好きなんだけどあれも女はヒステリックで感情的で男は穏やかという男の願望てんこ盛りものの一つでもあるね 910 ウィズコロナの名無しさん 2023/10/23(月) 18:30:56.82 ID:klz018L90
ネチネチねちっこいストーカー事件は確かに男の方が多いと思った
決してさっぱりしていない
930 ウィズコロナの名無しさん sage 2023/10/23(月) 18:39:48.68 ID:0xKKSbor0
>910
ストーカーなど、別れた元彼女や妻に粘着してまとわり続け、挙句犯罪に発展するのは
もう断然男が多いよね
感情的で感情に支配され、理性が働かないのは本当は男の方が多いと私も思う >>629
原作ではキメのトリックが早々に明かされ
原作の犯人が殺されていくという変化球
この先どう展開していくのか興味津々で見ていけるが
着地点を横溝正史的だと捉えるかどうかで
各人での評価の分かれ目 モーリス・ルブランのルパン譚【メ欄】の方がはるかに早い
フレデリック・ダネイの少年時代の愛読書にもルパン譚があった モーリス・ルブランのルパン譚【メ欄】の方がはるかに早い
フレデリック・ダネイの少年時代の愛読書にもルパン譚があった >>633
あれ、原作の大元の『霧の別荘』読んだときは衝撃だったな。
まさかの事件が解決せずに終了・・・
(犯人の目星はあるが「怪しい」という程度) >>626
ホンマや。編者の人がXで呟いてた。
てか編者の人入院なんかしてたんだ。知らんかった。
あと春陽堂のサイトでも告知しなさいよ… 夜歩くってスルーされがちだけど
ミステリとしては
獄門本陣に劣るけど犬神八つ墓より上だよね >>641
あれは「佝僂」が話のキーワードなので、映像化やりづらいのでな・・・ >>645
戦後の乱歩は「本格推理小説は横溝正史くんに任せとけばいいや」と思って書かなくなったのではないか
というオチで終わってたな 映画だけど
ゲゲゲの謎は
横溝正史と京極夏彦のミックスみたいで最高だよ 鬼太郎
サヨには、典子みたいな活躍をしてほしかった。
暗くすれば大人向けと思っている6期鬼太郎は嫌い。 個人的に横溝先生が怪奇に慣れちゃったのかなと思えたのに、
『夜光怪人』で怪人の発光メカニズムが最後まで未説明っていうのがあった。
(まあ「夜光塗料を塗ってある」とかだと思うが)
戦前の『怪盗どくろ指紋』とかでは本題でもないサーカスのショーで、
ちゃんとそうやって光るんだよと説明あるのに・・・ 夜光マントとか夜光衣装を纏っていると書かれてるんだからそれで十分だろう
黒死館のように死体が発光しているなら原理の解明は欲しいところだが 美少年趣味が幾らか理解できるようにはなったけど、対象年齢が違う。
十代半ばにもなると、要りません!! >>654
真珠郎や虹之介は「(数え)20歳ぐらい」って説明があって、今だと「美青年」だよな。
虹之介の場合はこれが身元不明の謎を深めていて、
1:数え20歳なら徴兵(満20歳)直前、そんなときに失踪したら逃亡を疑われ警察が調べるはず。
2:仮にもう少し上で徴兵直後なら「盲聾のため不合格」という記録が残っているはず。
3:なんでどこの警察や軍の記録見ても載ってないんだ?
っていう感じだったんだろうな。 金田一耕助は『病院坂の首縊りの家』のあと渡米した説明があるんだが、
由利先生や三津木や御子柴くんは最後の事件の後どうなっちゃったんだろう。 元のサイトのアドレスは5chでは貼れないので、そこの画像を1つ
https://imgur.com/a/NPZsb9D
かつては少年の裸なぞ見たくもなかったのに、こんなのは美しいと思えるようになった。 少年のお尻は美しいよね
https://i.imgur.com/Vv3Q4B8.jpg
これもなかなかだけど、もっとステキなのを知りませんか Wikipediaにも指摘があったが、『真珠郎』で、真珠郎の世話をしてたという爺さんの、
「21年前の大正11年」って、何がどうしたらこうなったんだろう?(今=昭和18年)
基本的に横溝先生は未来舞台のミステリーはやらないし(発表は昭和11年から)、
遊女が切り殺された明治30年ごろの事件が40年前で「ごろ」はせいぜい前後3年ぐらい、
誤差を入れても5年もずれたら明治35年を基準にすると思うので、最大でも昭和16年頃が限界。
(明治30年=西暦1897年、大正11年=1922年、昭和11年=1936年、昭和18年=1943年)
原文は漢数字なので、疑わしいのが「大正七年」の「七」を上下に分けてしまった? 今、ブラム・ストーカーのドラキュラを読んでるが、
やたら日付に「◯月◯日の間違いか?」といった註が入る
真珠郎にもドラキュラにも事前にチェックしてくれる優秀な校訂者がいなかったんだろうな
アリバイ崩しみたいに日付が肝でもない限り、気にしないようにはしてるが、モヤモヤはするw ネットで検索すると真珠郎の冒頭の生原稿が閲覧可能ですが
原稿の文字を見るに速筆といいますか
読むのにちょっと時間が掛かる原稿ですね
植字の際に読み違えた可能性はあるのかも? >>661
以前ここで出てたのに「大正二年」を「大正一一年」って誤読説もあったな。
元々『真珠郎』は没になった『死婚者』(昭和8年)をサルベージした作品なので、
この関係で舞台が昭和8年(1933年)設定なら、
・大正2年(1913)+21=20年前だが、横溝先生時々数えで年を計算するので基準年=1年目なら合う。
ただ、これでも遊女が切られた事件とのつじつまが合わなくなるが。 >>664
>横溝先生時々数えで年(注:年齢の意味ではなく年代)を計算する
それか! 前々スレで言われてた「年代が合わない」謎が解けた。
『八つ墓村』
・要蔵の凶行は26年前の4月下旬と言われているが、辰也は大正11年(1922)9月6日生まれなので最低でも翌年のはず。
辰也は本編部分で数え27歳なので本編部分は昭和23年(1948)の5月25日から3か月ほど。
→最短の大正12年4月でも25年後では?
→事件のあった大正12年が1年目(数えなので)、13年1月1日からを2年目と数えるなら昭和23年は26年目。
あと『心』も確認してみたけど、
・昭和12年(1937)の話です(冒頭で明記)
・そこで「大正5年(=1916)7月26日」を「22年前」
→21年前じゃね?
→大正5年が1年目、大正6年1月1日以後を2年目とすれば昭和12年は22年目。 >>667
それが他の本も調べてたら『迷路の花嫁』で「日数」のカウントが数えのもあった。
落ち葉だまりの穴から2人目の死体が見つかった際に、新井刑事がそこは前調べたけど何もなかったと言い、
調べた日を「事件があって四日目、五月二十九日のことです。」って言い切る(「落ち葉の底 4」ラスト)のだが、
事件は「五月二十六日」(「破鏡 4」のラスト)。
5月26日→1日目、27日→2日目、28日→3日目、29日→4日目ってしてないと計算が合わん。 四日目なら、29日で正しいんじゃないかな
四日後なら、30日 列を作っている集団に対しての、「先頭から3人目」とかもそう 東京駅から3つ目の駅──
こんな場合は、東京駅をカンウトしないなあ それは無意識のうちに「東京駅(を出て)から」としてカウントしているから
乗車していれば、動き出す前と動き出してからの状態が大違いなので、なおそう感じるもの
地図を眺めながらなら0,1両方の感じ方があって、その食い違いをトリックに使えたりもする 「東京駅から3番目」を
乗車感覚で捉えれれば「東京駅(を出て)から3番目」となって0起点
単に図上の点として捉えれれば「東京駅から(数えて)3番目」となって1起点
そういった違い 鮎川哲也のある小説で「n日の夜」というのがn日の午前未明と午後深夜の、
20時間以上離れた双方を指していたトリックがあったな。
しかしこれ、狙ってやるには無理がある(証言者は無関係の人物で偶然言っただけ)ので、
知らない間にアリバイが成立してたとかにしないといけないけどな。 常日頃の言動からどちらの感覚の人間であるかを把握していれば
意図する方向へ誘導することは可能だろうけれど
警察が目掘り葉掘り証人に質問すれば結局は実状が明らかになってしまう
かといって、証言後に証人を始末してしまえば怪しまれるだけだし
鮎川作品には、そういうトリックが結構あって
例えば「竜王氏の不吉な旅」など、警察が証人に【メ欄】を見せさえすれば
あのトリックは一瞬で崩壊する(長編化が断念されたのは、おそらくそれが理由)
スレ違なのでここまで 横溝作品だと『蝶々殺人事件』の最後の殺人に似たようなツッコミあったな。
犯人が「あること」をしている最中に偶然最後の被害者に出くわしてしまい、
口封じで突発的に殺したはずなのにわざわざアリバイ工作してから逃亡。
だからか『探偵・由利麟太郎』だと、別の人を狙ってたことにされ、
成り行きで殺ってしまった被害者に本命用のトリックを代用で使用になってた。 まあそこは、本命に対する二段構えの計画だったとでも脳内補完して
(【メ欄】のも犯人だったので) 個人的にちょっと気になったんだけど、八つ墓村の鍾乳洞の事を書いた歌って誰が書いたんだろう? 最初に書いたのは隠した落武者に違いないだろうけど
その後は村の長に代々語り継がれ書き継がれてきたんだろう
(長年のどこかに発見者がいて独自に書き残したという可能性もあるだろうけど
いずれにせよ旧仮名で書かれていたはず)
ここら辺も脳内補完が必要なところ >>680
それ最初に考えたんだけど「宝の山」って堂々記載あるなら、
田治見家の人たちが取っちまわないかな?
それとも知ってても落ち武者の怨霊を起こしたくないと手を出さないでいたか?
(案外竹&梅に要蔵が殺されたのはこれだったりして。) 鍾乳洞の地図と御詠歌が書かれた紙は麻呂尾寺に伝わっていたらしいから麻呂尾寺のずっと前のお坊さんが書いたんじゃないの?
お坊さんが知的好奇心から財宝を探して見つけたが僧侶故の無欲さでそのまま手をつけずにいたとか? 落武者の殺害直後に鍾乳洞を探っている者がいたというので(「発端」より)、地図と歌はやはり落武者が遺したもの。
(当時は文字の読める者は限られていたので、他の村人たちには別の場所を探させて、その間に独り占めしようとしていた者がいた)
が、落盤のため死亡(同)。同時に宝への道も閉ざされた。
宝を独り占めすべく何年、何代にも渡って落盤箇所を取り除いていくが、その間に地盤の侵蝕により宝の手前の床岩が削られ、宝は人の目に触れない高みへ(「黄金の雨」より)。
ようやく地図どおりの場所へ辿り着いた時に見つかったのは数枚の大判のみ。うち三枚は猿の腰掛に収めた(「その後の事ども 三」より)。
ここでもまた落盤があったか、落盤箇所で死んでいたのは僧侶で(「その後の事ども 一」より)、相棒がいたらしい(「大団円」より)。
その相棒が、宝は既に持ち出されてしまったと考えたのと、祟りを恐れて地図と歌は寺へ奉納。以後、探す者はあっても宝は誰の目にも触れられずにきた。 現実問題、いま戦国時代の財宝なんてのを個人が発見したら全部独り占めできるのであろうか 映画「ベニスに死す」に起用された、“世界一の美少年”。
あんなの見たら惹かれはするけど、肉体的な欲情は起きない。 >>684
それもだがそもそもどうやって換金するのだろうか? >>683
出典ありがとう。確認したら確かにそういう記述があった。
・・・まさか冒頭の「突然、落盤のためにあえない最期をとげた」が、
超重要な伏線だったとは思いもしなかったわ。 『八つ墓村』というと、どうしてバレバレなのに「大正×年」「昭和二十×年」なのかと思ったら、
出版芸術社の横溝正史自選集の『八つ墓村』の解説に、
「(連載時は大正十二年と昭和二十三年と明かしてあったが)初刊本以後伏せ字になった」
「原因は年代や主人公の年と合致しなくなるからだろう」ってある。
理由について「横溝氏が『何年生まれあるいは何年に何歳ということでそれから一つ二つと数えていく』と語っていたこと」
「大正→昭和の改元が急で『新青年』にも大正十六年表記の雑誌があった」ということから、
横溝正史が昭和元年は大正十六年にあたると誤解してたんじゃないかだそうな。
で、納得して読み直してたら本文の森美也子が初登場したところで諏訪弁護士曰く。
「(美也子が八つ墓村に居ついて)もう何年になるかな。終戦の年からだから、足かけ四年か。」
やはりこれは横溝先生が昭和20年を「1年目」と数えているのではないでしょうか・・・? 「足かけ」は起点も終点も1とする数え方
今日から来年の元日まででも「足かけ2年」になる クリスマスすぎちまったけど、
『悪魔の降誕祭』で最初の被害者の志賀葉子は、毒殺計画に気が付いて金田一に相談に来たのに、
金田一が戻る前に来た(メル欄)を室内に入れてそのまま一服盛られて死んでいた点がよくツッコまれるが、
これってやっぱり葉子は毒殺犯を関口たまきと勘違いしてたって設定なんだろうか?
これなら(メル欄)を逆にたまきの標的だと思っている可能性が強いので金田一が説明してた、
「(メル欄)が訪ねてきたなら入れざるを得ない」っていう説明もつじつまが合うし。 >>690-691
>「足かけ」は起点も終点も1とする数え方
辞書で確認してみたらそうだった、勘違いすまん。
勉強になったわ。 >>694
・昭和の6年だったか7年に占い師に「心臓に不吉あり」と言われ延命祈願。
・昭和8年に喀血し「ヨコセイも年貢の納め時」と仲間に言われ、翌年から結核療養生活開始。
・昭和24年に結核再発し「あの世に旅立ってたかも」と後に本人が語るほどの危機。
これだけやっておいて死んだのは1981年末に結腸癌だったという。
まさに「人間なんで死ぬか分からん」を体現したお方。 『八つ墓村』でちょっと気になるんだが、角川文庫の表紙にいる印象深い老婆は何者?
(小竹or小梅を単独で描くのはなんか変な気がする) >>698
そういえば髪が影で見えてないから尼もありか。 原画は髪の毛あるね
小説は読まずに描いたらしいから>>697が正解っぽい 一文『真珠郎なあ・・・まあええ、おっぱい描いたろ』 >>702
逆に映像化で濃茶の尼に髪の毛ふさふさが多いのはなぜなんだろう?
古い作品は分からん(51年度版はそもそも尼じゃなくて巫女らしい)が、
ウェブ検索で確認したら77年度版(演:任田順好)以後全員フサフサ(ボサボサ)頭ばかり。 表紙の老婆の唇は兎口には見えないので濃茶の尼はちょっと考えにくいような
と言って小梅小竹姉妹の髪は真っ白とあり表紙画の髪は白髪はあるものの真っ白?にもあまり見えないような(耳元の髪の毛)微妙な感じ 髪の手入れなどしないボサボサ・ザンバラは、狂人にふさわしい 八つ墓村でよく考えると潔い展開。
1:殺人事件の主要容疑者の久野先生が逃げる
2:いろいろあった末洞窟で遺体発見。しかし腐ってて顔が分からない。
3:くっそわざとらしく紙片が置いてあり、久野を殺した主旨が記載。
Y先生
「探偵小説のトリックに顔のない死体ってのが(中略)被害者と犯人が入れ替わっている。
だからこういうのが出た時点で被害者だと思われてるのが大抵犯人だなって予想が付いちゃうんです。」
→死体はマジで久野先生でした。
この1件だけ人相不明の死体なので、何か怪しいなと思ったらなんでもなかったw ニンテンドーDSで『八つ墓村』のアドベンチャーゲームがあるのだが、
OPだけ見ると要蔵がバッタバッタ村人を倒していくという
『キラー7』のようなアクションゲームに見えてしまうという怪作。 仮面舞踏会の最終盤で、少女が青年に向けて発した「あるとあらゆる露骨で猥褻な言葉」とは、具体的に何だ? >>709
その前の時点。事件が進行形のとき。
逃げた辰弥を追って、村人も洞窟探索。その際に発見されるはず。
そしたら、袋叩きか。 要蔵ばかり有名なせいでクライマックス的な部位に出てくる周さんの、
「白髪頭で向こう鉢巻きに鶴嘴と龕灯提灯装備」の殺人鬼(未遂だが)は、
いまいち映像化に恵まれない気がする。 >>715
言われてみると吉蔵は結構出てくるんだが周さんだとはっきり分かる人は記憶にないな。
調べたら96年版に「博労の周平」(演:保木本竜也)ってのがいたけど、
周さんがアレンジされたというより名前が似ている別人だよな・・・? 稲垣版では、竜也の辰弥が村人大勢に追われていた。
あの中に周もいたのだろうけど。 作品ネタバレになるんだけどさ、
「探偵小説の構想」っていう横溝先生のコメントで、
「私は今まで金や財産目当ての殺人というのを書いてないので(中略)、
『犬神家の一族』ではどうせやるならと莫大な財産にした。」ってある。
戦前のマイナー短編とかは忘れてても仕方ないかもしれないけれど、
犬神家の少し前の『八つ墓村』は財産目当ての殺人じゃないのかな?
あと金田一物に限っても「蝙蝠と蛞蝓」は金をめぐっての殺人だったが、あれはちがうのか? 『八つ墓村』の動機を財産目当てとしか読めんやつは読解力なさすぎ >>719
「慎太郎を結婚する気にさせる」が最終目的だけど、
「〇〇のために金が要る」のは十分金目当てじゃないのか?
例えば、乱歩の『パノラマ島奇譚』の犯人は最終目的は「パノラマ島を作る」だけど、
「金目当てで死んだ富豪に化けて財産を横取りした」と言っても間違いじゃないでしょ。 こいつ、エンジェル家の殺人(三角館の恐怖)も「動機は財産目当て」で済ませそう 横溝先生は随筆を多く遺されているので先生が作品をどのように捉えていたのか知ることができて興味深いですね
犬神家の直前に書いた長編の八つ墓村のことは失念されているはずはないだろうと思うので先生は八つ墓村は金目当て遺産争いというよりは人々の怨念や因縁あたりが主題と捉えられていたのではないかと
いやどう思っていらしたのかなんて、先生御本人でないと分からないですがね
蝙蝠蛞蝓のほうは短編ですからねえ、気合いの入った本格長編では書いてないなあ、ということなのかもしれませんな、いやどうなんでしょうね
横溝先生は古い作品を改稿して新しい作品に仕上げることもありましたから犬神家の原案構想を執筆以前から温めていたということもあるのかなあ いわれてみると獄門・八つ・犬神って、
全部「犯人が望む人間を名家の当主にさせたい」が直接動機なんだな。
で、当主にさせてどうしたいのかは三者三葉。 犬神家と言うと佐兵衛の遺言「菊乃に乱暴狼藉を働いた松竹梅トリオへの嫌味」ってされているんだが、
よくよく読み返すと原則的に佐清が継承者になる設定だよな。
(静馬がすり替わったりするなどといった状況はいくら何でも佐兵衛の予想外)
基本:珠世が選んだ孫(清・武・智)のうちの誰かが全額継承。→珠世は元々佐清と仲が良かった。
珠世が死亡時:佐清が継承者、後2人は父(双方入り婿)の地位を継ぐ。
佐清死亡時:武&智が共同で継承しろ。
年功序列だとすると、3つ目の条件で佐武(佐智より1歳年長)が優遇されないのはおかしいし。 >>696
角川表紙だと個人的になんとかならんのかと思ったのが『壺中美人』。
杉本さんよ、あれを美人と言うには無理がw
(中身読んでなくてもこれはタイトルで分かるでしょ)
他の表紙見る限りあれが杉本一文の美人ってわけでもなさそうだし。 あの時代の「美人」は顔立ちが美しい人という意味のほか単に若い女性を指す言葉でもあった
古い新聞記事には「首なし美人の死体」といった表現もあるし、涙香にも「片手美人」のタイトルがある >>726
あれ、表題の人物が(メル欄)なので、意図的かとも思ったが、
『仮面劇場』や『夜光虫』見る限りもう少しまともに描けるのに不思議。
あと表紙絵だと『スペードの女王』って2パターンなかったっけ?
「座っている女の背後に赤と青の目」のパターンが復刻版で使われてたけど、
表題通りトランプのスペードQが描かれたものを見た記憶がある。 「壺中美人」は個人を指しているんじゃなくって演目の題名なんだけど >>728
トランプのカードが表紙は3作品あるけど全部ハートのQだよ。
・悪魔の百唇譜:ハートのQとJが半々混ざったカード
・死神の矢:ハートのQに矢、背後に女性の顔。
・毒の矢:ハートのQの王妃の部分に口づけする女同士
ちなみに『金色の魔術師』表紙もカードがあるけどトランプではない。
>>729
短編版が「壺の中の女」だったし、やはりあれは華嬢(お花)の事じゃないかな? 仮に短編版はそうだとしても長編版は演目名だということは読めば分かること >>728
もしかしたら春陽文庫の『スペードの女王』と混同しているのでは?
画像検索してみると言ってるとおりのトランプが描かれた表紙だけど >>733
これとは違うと思う。
スペードのQはもしかしたら記憶違いかもしれないが、
「赤と青の目」の表紙以外にもう一パターンあると思ってた理由は。
・自宅にかつて角川文庫の横溝作品がたくさんあった。
・『スペードの女王』を読んだ記憶がある。(ラストの「女王の首が反対になっている」まで覚えている)
・にもかかわらず、「赤と青の目」の表紙に見覚えがない。
映画化とかでスチール写真の表紙になっているのが時々あるけど、
『スペードの女王』にそういうのあったのかな・・・? 掲載時の「蔵の中」を再掲したのは、どの刊行物?
もちろん挿し絵付で、再現・・
某図書館の蔵書をコピーしたのを持ってるのだけど、いまその図書館の蔵書を検索しても該当するものが無い・・
立風書房の「新青年傑作選」には、「かいやぐら物語」は収録されてても「蔵の中」は無いし 挿し絵つきの「蔵の中」は、徳間の『横溝正史の世界』 スペードの女王の角川文庫版カバーは一種のみです
以上 ところで幻影城の「横溝正史の世界」は、徳間のとはどう関連してるの?
あとブーム時に、横溝よりも金田一に焦点を当てた(今で言うムック)があったのだけどな。
表紙の金田一は写真のような絵でした。 >>740
「幻影城」増刊は、諸家の横溝正史に関する文章が中心
徳間の方は、横溝正史のエッセイ集
「幻影城」に向けて用意された「書かでもの記」と「桜日記・第二部」が
それを初出として収録するはずだった徳間の方が先に出てしまって
初出誌より収録書の方が早いという捩れ状態に
金田一耕助のムックはこれ
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=367791751 ちょっと検索すりゃ分かるようなことをわざわざ訊ねてるやつは何なんだ
>>741
>初出誌より収録書の方が早いという捩れ状態に
編集後記で島崎編集長が愚痴ってたな 犬神家読み直してたら、松子が最後まで菊乃恨みぬいているんだなって気が付いた。
最後に珠代の殺害未遂や佐武・佐智殺害の件は詫びているんだが、
静馬殺害は自分をだまそうとしてたんだから自業自得と判断してたとも、
菊乃を追い出した件に関しては全然何も言ってない。 nhkの犬神家、見ていないけど、珠代が襲われる場面ありました?
原作では、犬神家に影響を与えた外国のミステリーの真犯人が珠代に似たキャラだったから、
珠代を無実だと読者に認識させるために、襲われる場面を入れる必要があるけど、
珠代が怪しい雰囲気(または、珠代が怪しいと匂わせる結末)にしたいなら、
直接入れずに証言だけで済ませておいた方が効果がある。 >>747
そもそも犬神家(に限らず金田一耕助物の大半)って、
「横溝先生が金田一耕助から聞いた話を元に書きました」って体裁なのに、
なぜ佐智が珠世をさらって廃屋に連れ込む場面で佐智の心理描写があるのか気になった。
(佐智はこの後殺されるので他人に報告する余裕はないはず)
むしろこれ以後も珠世や猿蔵が疑われる場面もあるんだし、
1:佐智が行方不明になったので皆で探し始める。
2:猿蔵がなんか知ってそうだが口を割らないので珠世に頼む。
3:珠世、困惑するも佐智にさらわれたことを説明。(あくまで彼女の自己申告)
4:猿蔵の案内で皆が佐智が縛られている廃屋に行く。金田一が何かおかしいことに気が付く。
5:佐智が死んでた。
とかの方がよかったと思うんだよな・・・ >>748
>「横溝先生が金田一耕助から聞いた話を元に書きました」って体裁なのに、
そんな半七捕物帳みたいな構成だっけ?
角川文庫読み返しても、そんなことは書いてないようなんだが >>479
「黒猫亭」で「本陣」の話が本になっていると知った耕助が連絡してきて、
そうしてこれからもいろんな話を聞かせてくれる説明が冒頭にあるよ。 Y先生が出てこない話は三人称です
それくらい読んでりゃ分かるだろ その『黒猫亭事件』で金田一も「どういうふうにアレンジされるか、ひとつお手並み拝見といきたいものです。」と言ってるし、語り手も「小説ふうに書いていく」と言ってるのだから金田一が居合わせなかった場面の心理描写があろうとおかしくないのでは? 作中に書き手がいる(=今読んでいる小説が作中にも存在する)場合
作全体が、最後に示される解決から逆算する形で再構成されているのだと考えるべき
いわゆる「神の視点」とは根本的に違う >>753
犬神家は冒頭で「大弐と佐兵衛の男色関係」とか中盤のネタバレやっているんで、
形としては「横溝先生が事件簿読んで書き始めた」って構図なんだよな。
八つ墓村も鶴子逃亡→三十二人殺しとか冒頭でネタバレしているが、
これも「横溝先生が辰弥の手記を見て書いている」という構図だし。 作者はそんなこといちいち考えてないでしょ
くだらんこと深読みすることに何の意味があるのか 「〜とは、そのときには思ってもみなかったのである。」
などといった文章は、(神か)その先を知っている者にしか書くことが出来ない。 『鬼火』で正体がバレた犯人が速攻自殺した(=遺書を書き残す時間はない)のに、
犯人しか知りえない犯行状況が語られている謎もあったな。
あれ、話してくれた元刑事が実は犯人だったんじゃないか?
と語り手が気が付くオチでもよかったかもw 古谷一行の本陣殺人事件見たら最初のアバンでネタバレしてて笑ったわ >>759
本編開始前に流れているあれ。
ちなみに金田一耕助物のネタバレだと早くも映像化第一作目の『三本指の男』、
広告で「謎を秘めて廻轉(かいてん)する水車!迷宮に尾を曳く天井の琴糸!」と
盛大にトリックばらしているのがあったりするぞw そこまでいくと、ミステリーというものが根本的にわかってなくて
トリックでもなんでもただの次回の「見どころ」「映える場面」としか見てないんだろうな クリスティなんてカーテンが出版された時に帯に「遂にポワロ死す!」って書いてあったよ イギリス版のホームズの子供向けリライトで、まだらの紐の表紙に毒蛇の絵が書いてあるのを持ってる カーテンのタイトルからポワロの終わりを連想させるのでまあギリ許容できるかどうか
病院坂は金田一最後の事件と本に帯つけてましたね そりゃ副題が「ポアロ最後の事件」だもの
原題フル Curtain: Poirot's Last Case >>764
作者自身が「野性時代に連載中の病院坂の首縊りの家は金田一耕助最後の事件にします」と宣言してるんだから帯に書くくらい問題ないだろ 『別冊太陽 日本のこころ 横溝正史』
ttps://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68335061&tr=s
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【著者】別冊太陽編集部 監修
【発行】平凡社
名探偵・金田一耕助を生んだ探偵小説家の実像に迫る。
斬新なトリックで仄暗い世界へといざない、読者を魅了した横溝正史とは何者
だったのか? 貴重な資料でその実像に迫る。
『獄門島』『八つ墓村』『犬神家の一族』の主人公、名探偵・金田一耕助を
長年演じた、石坂浩二さんのインタビューも掲載! 本格推理小説ファン必見
の特集が目白押し! >>760
市川昆版の「悪魔の手毬唄」のパンフレットに岸恵子が
モロに人殺すシーンの写真が載ってたって噂はホントなのか? そんな噂は初耳
有名な噂ならソース頼む
パンフなら手元にあるが告白シーン(本編を見たあとじゃないと“犯人による告白”場面だとはわからない)のカットはあるものの犯行シーンが載っているはずもなく そういえば金田一耕助物に「実は語り手が犯人」は時々あるけど、
倒叙もの的な奴(最初から語り手が犯人と明記)ってあったっけ?
金田一物でないなら『恐るべき四月馬鹿』収録の「裏切る時計」がそうだけど。 別冊太陽のは、大幅に遅れてる。
有栖川に小林信彦とか、買う気失せた。 乱歩のときみたいに芦辺拓、大槻ケンジ、斜線堂有紀なら満足か? 「原作と違うの作られたから~自殺します(キリッ」
それなら正史は、何度も自殺してないと >>781
実は横溝先生自身、映画見て「お、このネタ面白そうじゃん。」としっかりいただいていたり。
(『迷宮の扉』のオチは片岡千恵蔵の『獄門島』の映画のオチと同じ。) 脚本を書いた比佐芳武は横溝と親しかったからね
SNSで原作者下げする脚本家は前代未聞だろう >>782
これくらい逞しければなあ……
>783
先生もエッセイで比佐芳武も自分も西のほう出身だからアクが強い云々書いてたな
スーツ姿の金田一耕助、毎回犯人まで変えられて、ひどい目にあってるよねえ >>780
金田一が背広着るだけで自殺しちゃうよねw 角川映画は本売るのも目的だから、めちゃくちゃなことはしないし作者は大事にするし、
今思えば映像化される作者としては理想的なんだな まあ角川映画にもピンキリあって原作を劇中劇にしてしまった『Wの悲劇』なんてのもあったけどな 個人的に劇中劇だと『蔵の中』の事件は劇中劇になるんだろうか?
夢と現実が交差したような不思議な話だった。 >>780
連載中の作品と完結作品の映像化との違いくらい考慮しなよ >>788
作った当時は新進気鋭の若手扱いだったらしい大林監督も今や故人という >>790
「本陣」も連載中に映画化話を持ち込まれて「あんなトリックなのに映像化できるんかい」と思っていたところ完結後になって案の定取り消してきたと書いてたな 映画『八つ墓村』(1977年)がYouTubeにて期間限定の無料配信を開始。8人の落武者たちが惨殺された村で戦慄の事件が次々と村を襲う。渥美清さん演じる「金田一耕助」が事件解決に乗り出す
https://news.yahoo.co.jp/articles/515dbb81935c06adb7c01925dccc503169608568 「オカルトはあくまでフレーバーだ」vs「オカルトな真相にしちゃってもいいじゃん」
まぁ世の中には逆に「クトゥルー神話なのに人間が勝っちゃうとかふざけてるのか」と怒る人もいて人生いろいろ >>712
742 名無しのオプ sage 2024/01/16(火) 19:36:25.92 ID:ja+jZNZm
ちょっと検索すりゃ分かるようなことをわざわざ訊ねてるやつは何なんだ 渥美清の八つ墓村をYouTubeで配信してるけど、ホラー仕立てじゃん... >>793
画質いいのかな?よくなればなるほど洞窟内がヘボくなる 渥美清の八つ墓村、風景描写がよかった
話自体はかなり改変されてるし、オカルト寄りの結末だったな 何?このスレの住民は原作者が死んだのは原作者が弱かったことが原因と思ってるの?
明らかな事実誤認だし死体蹴りしてネタにして愚弄するなんて
性格の悪いスレ住民だな 原作者って誰だか知らんし、誰も死体蹴りなんてしてないだろ
横溝スレなんだから、伝説的なトンデモ映画化散々されても死なないでいてくれてよかったというだけだよ
おかげで角川映画で再浮上して俺等も手軽に旧作読めて新作読める時代が来たんだから オカルト要素だと、なぜ角川は『髑髏検校』チョイスしたのか分からん。
時代劇もの入れるとしてもまずは人形佐七みたいな捕物帳系列だろうに、
佐七どころか金田一物の『不死蝶』(『人面瘡』も収録)よりも先に出たし。 >>780
自殺した原作者は別に改変されたからじゃないと思うぞ 最近久しぶりに衛星で放送されてる古谷一行版観たけど
若いヒロイン役の役者も上手い人が多いなあ
墨田ユキや安永亜衣も今の若い俳優に比べるとかなり上手い 「もういい」
「どうでもよい」
自分から話題も出せないクズがグズってる 横溝と関係ない原作者騒動の話はたしかにもういらんが、
横溝作品の映像化の話はあっていいだろ
もう小説の新作が書かれることはないのだから(埋もれた新作発見はあるかもしれないが) ミステリー板の横溝スレなのに、小説読んでないのが沸いている。 作家は繊細さと図太さを併せ持ってないとやってけないな 作者になるには繊細さが必要だ
作者を続けるには図太さが必要だ
ってとこかな 小説読めよ。あの覆面は、ちゃんと人の顔になってる。
だから、それに合わせた映像化もある
https://i.imgur.com/nN7D2Zb.jpg >>821
そういうのだと「能面のような表情のない顔」って序盤に明記されているのに、
挿絵画家が示し合わせたかのように全員笑い顔にする『夜光怪人』は謎だ。
あと、怪獣男爵も「ゴリラほど毛深くない」「(胸に)金色の産毛が一面に生えている」って説明から、
白人の毛深い人ぐらいのはずなのに挿絵だと毛もじゃにされるのも謎。 あと、『八つ墓村』も濃茶の尼が「尼」っていうなら剃髪が普通なのに、実写化で全員ボサボサ頭。
原作では特に記述はないが、連載時の挿絵ではちゃんと剃髪だったらしい。
(「濃茶の尼 連載時」で画像検索すると見つかる) 拝み屋か
現実に会った事あるけど腹立つ性格してたわ ジュブナイル作品だと『金色の魔術師』で誰も死ななかった衝撃。
金田一登場の話ってかなり短かったり子供向けでも人が死ぬのに。 山口直孝 @tadamonokyojin
片岡千恵蔵版『悪魔が来りて笛を吹く』の16ミリフィルム、縁あって入手することができ、東映に寄贈させていただきました。
NHKニュースでも、この後紹介されると思います。千恵蔵版金田一耕助の活躍が早く見られるようになることを望んでいます。
名探偵 金田一耕助の映画フィルム発見 70年前公開も所在不明に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240225/k10014369891000.html
芦辺拓 @ashibetaku
本当に良い方に見つけていただきました。たとえではなく夢にまで見た探偵映画!
今から楽しみでなりません。
山口直孝 @tadamonokyojin
コメント、ありがとうございます。
修復作業が順調に進むことを期待しているところです。 ヤスオクに出てたのを買ったのが山口さんだったのかな 半年前はこんなこと言ってたくせに調子のいい奴だ
芦辺拓@ashibetaku
Lost filmと思われた東映・片岡千恵蔵版「悪魔が来りて笛を吹く」16mmフィルム。落札した方よ、何とか公開の方へ持って行ってくださいますよう。さもなくば脚本の比佐芳武先生が原作から改変した犯人をバラしちゃいますよ(当時の映画プログラムに堂々と書いてあった)
2:21・2023/07/19
芦辺拓@ashibetaku
ヤフオクに出た「悪魔が来りて笛を吹く」、結局どこかのコレクターの蔵に消えたようだが、探偵映画を文芸大作風に作るという「オリエント急行」「犬神家」以前の、小品スリラー風味は味わってみたかった。白黒でこんな作品、作ってみたいねと、「映画を撮らせてやる詐欺」に引っかかりそうなことを言う
4:39・2023/08/14 片岡千恵蔵が金田一耕助を演じたが、長らく所在不明だった「悪魔が来りて笛を吹く」(1954)フィルム発見のニュース
NHKニュース
@nhk_news
名探偵 金田一耕助の映画フィルム発見 70年前公開も所在不明に
午前10:11 2024年2月25日 三本指、獄門、三つ首の千恵像BOXの特典ディスクにして単品売りはナシ
これでどう? いまBS11でやってる金田一シリーズ
今日は「霧の山荘」
古谷一行の髪型が短いのは初めて見た
こんなのあったんだ いまBS11でやってる金田一シリーズ
今日は「霧の山荘」
古谷一行の髪型が短いのは初めて見た
こんなのあったんだ 274 名無しさん@涙目です。(庭) [KR] sage 2024/03/02(土) 00:39:22.86 ID:1O8ZOBO50
13歳の胸なんかほぼねえだろ
もんで何が楽しいんだ
276 名無しさん@涙目です。(庭) [US] sage 2024/03/02(土) 00:56:59.46 ID:SYjbyAZi0
>274
13歳の胸っていう所に価値がある
「白と黒」のラストシーンでの描写はエロかった。 >>769
「◯神家の一族」なら表紙めくると…ゲフンゲフン >>769
「◯神家の一族」なら表紙めくると…ゲフンゲフン 横溝ブームは確かにあった。
けど、メディアの言う「いま××がブーム」は、たいがい事実ではない 志村けんが八つ墓村のたたりネタやるくらいには金田一耕助ブームだったよ 高倉健の手毬唄が元の小説をメチャクチャにしてたセイで
「ブーム以前の映画は、原作とは丸で違うのだろう」と思ってた。
でも千恵蔵のとかは、そうでもなかった。 「桜三吟」は実は『新潮日本文学アルバム 江戸川乱歩』に全文写真掲載されている(横溝孝子夫人提供)。
したがって、1993年10月から周知の事実だったわけ。 30年前の本に載ってることを若い人が初めてみたとしても違和感ないし態々ここで反論する意味もわからない >>852
何ムキになってるのw
アナタも初めて知った人?w >>845アホですね。
だから、ブームはあったと言っている。 >>852
むしろ「30年前の本に載ってることを若い人が知っている」って方があり得そうな話なんじゃないの、横溝の場合 >>850
新発見だったと書いてあったなんて
>>849には書いてないよね? >>854
ブームがなかったなんて言っている奴がいるなんて
>>845には書いてないですよね? 横溝作品の時代を感じた瞬間。
「怪獣男爵」がゴリラみたいな容姿なのは、当時「怪獣といえばキングコング」で、
ゴジラでさえまだ第1作目ができてなかった(怪獣男爵:1948年、ゴジラ:1954年)からと思うと納得。
そこでふと「キングコングの映画の話題が出てきた『蝋面博士』は?」と思って確認したら、
これが1954年連載の話だった。 しまむらとかイオンで普通にズロースと書いてあるだろ
いくらなんでも知らなすぎ 「桜三吟」は何か結構昔に一見横溝正史と関係ないような書籍に掲載があったような無かったような…
家帰ったら調べよう >>860
しまむらオンラインを使っるのが希少生物だし 別冊太陽のをようやく手にした。
あれで¥2500なのはお手頃なほうか。
次女さんは存命のもよう。
ところでその次女さんの著書を読んだ人はどれほど居るのやら。 >>859
自分は「猿股」が一瞬分からなかったが、パンツのことだったw 検索しさえすりゃ大抵のことはすぐ分かる時代に
「分かりづらい」はナンセンス 俺もいい加減じじいだからズロースや猿股はわかるが「スフ」はさすがにわからなかった
タイトルを忘れたが戦前の作品でやたらとスフが出てくるのがある
獄門島にもさりげなく出てくるようだ 「スフ」は大昔「暮しの手帖」の記事で見たことがあるが、そときはなんだかわからなかった
「レーヨン」とか「人絹」と同じみたいだが、全く同じなのかは未だにわからん
横溝作品はもう時代小説と同じと思っているので、わからない言葉が出てくるのはあたりまえというか、それも面白い 歴代里子では、浅野愛子が一番好き。
グロと可愛さが程よくバランス取れてるから。 古い作品で気になったのだと『汁粉屋の娘』(角川『喘ぎ泣く死美人』収録)という大正期の作品で、
表題の汁粉屋に主人公たちが入って「鍋焼き二つ」って頼むのだが、
1:汁粉屋ってお茶や菓子を出す店だと思ってたが、鍋焼きうどんみたいなのも出すの?
2:それとも当時「鍋焼き」という呼称で売られてた菓子があったの? 横溝は関西出身だから甘い処がうどんやかやくご飯売ってても何の違和感もなかったと思う
汁粉が売りってだけで
江戸がちょっと特殊で元は屋台が多い事もあって専門店が多い 甘味処だが麺類や定食まである
ttps://wa-to-wa.cafe/menu 山梨だとほうとう屋で小豆ほうとうを売ってる
餅がほうとうになっただけでぜんざいそのもの
サイズも同じ
つまりデザートではなく食事
こういうのは時代や地域で変わってくる
古い作品には故事が記録されてる
そういうのを読む楽しさもある
>>877
まあそう言わんと
環境によっては知る由もない事 上坂すみれ часть97
http://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/voiceactor/1709463712/834
|本読めないオタクがすみぺは横溝正史を読んでるとか言って評価してて草
|横溝正史って犬飼っていう家をモデルに犬神家書いて
|犬飼って家がGAINAX投資詐欺にかかったとか言って爆破予告かなにかして
|問題になったのを思い出したが
|なんかいわくつきの作家なのですか
http://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/voiceactor/1709463712/835
|「カラー」ってことだよ
|横溝正史の作品に集団ストーカーされた上にガイナックス投資詐欺に遭ったと言ってた人に爆破予告されたの
|やっぱりなんかあったんだね
http://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/voiceactor/1709463712/836
|犬飼正しかったな
|犬飼家のの集団ストーカー作品である犬神家の作者集団もちあげてるやつらは
|カラーのやばいやつとグルだな
|そうなんだろ?
|
|https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1912/05/news152.html
|カラーが一部報道に対し「強く抗議」 ガイナックス代表の逮捕を巡り
|
|ガイナックスは現在「エヴァンゲリオン」関連の権利を一切有していないとのこと。
|2019年12月05日 23時40分 公開
わりと真性の人が横溝正史に興味を持った模様 >>876-879
結局「1」だったわけですか。そういうものだったんですね。
どうもありがとうございます。(877除外) >>862
>一見横溝正史と関係ないような書籍
いやそこは「ブーム以前の横溝の写真が見られる絶好の書籍」と言うべきところなんじゃないかな
>>849 「日本児童文学」の2024年1・2月号に、野本瑠美氏の父・正史の思い出が。
「②父・横溝正史」・・ならば①があるのか。
あと字が小さくて読めない。
拡大コピーしてみる。 >>883
父・横溝正史 「わが父とわたしと児童文学」思い出すままに
野本 瑠美 児童文芸 : 子どもの本をかく・よむ・たのしむ / 日本児童文芸家協会 編 55 (1), 24-29, 2009
という奴の再録だな
国会図書館で調べても
横溝正史研究 6
ネコの目イヌの目スエッ子の目 野本瑠美著
横溝正史と横溝孝子 野本瑠美述
新青年趣味
父の仕事机によせて 野本瑠美
雪割草
独り言の謎 野本瑠美
探偵小説の鬼 横溝正史 : 謎の骨格にロマンの衣を着せて
家族が語る横溝正史 文=野本瑠美
くらいしか見つからんな
児童文芸の前の号も少し見てみたがない 〈「住民票は市役所が抹消している」現金3400万円を遺して孤独死した女性の“謎多き過去”…記者がつきとめた“驚きの新事実”〉 から続く
2020年4月、兵庫県尼崎市のとあるアパートで、女性が室内の金庫に3400万円を残して孤独死した。身元不明の死者「行旅死亡人」として官報に掲載され、住民票も抹消されていた彼女の正体とは?
“謎の女性”の身元を取材し、その半生に迫ったルポ『 ある行旅死亡人の物語 』(毎日新聞出版、2022年)を上梓した共同通信記者の武田惇志さんと伊藤亜衣さん(現在は退職)に、“真相”にたどり着くまでの経緯を聞いた。(全2回の1回目/ 2回目 に続く)
◆◆◆
現金3400万円を残して亡くなった「行旅死亡人」の記事を発見
〈「行旅死亡人
本籍(国籍)・住所・氏名不明、年齢75歳ぐらい、女性、身長約133cm、中肉、右手指全て欠損、現金34,821,350円
上記の者は、令和2年4月26日午前9時4分、尼崎市長洲東通●丁目●番●号錦江荘2階玄関先にて絶命した状態で発見された。死体検案の結果、令和2年4月上旬頃に死亡。遺体は身元不明のため、尼崎市立弥生ヶ丘斎場で火葬に付し、遺骨は同斎場にて保管している。
お心当たりのある方は、尼崎市南部保健福祉センターまで申し出て下さい。
令和2年7月30日
兵庫県 尼崎市長 稲村 和美」〉
2020年6月1日、何気なく官報の情報を眺めていた武田記者の興味を強く惹いたのは、ある行旅死亡人に関する記事だった。
行旅死亡人とは、病気や行き倒れ、自殺等で亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語。行旅病人及行旅死亡人取扱法により、死亡場所を管轄する自治体が火葬。死亡人の身体的特徴や発見時の状況、所持品などを官報に公告し、引き取り手を待つ(『ある行旅死亡人の物語』より)。
官報によると、その行旅死亡人は身長が133cmほどと非常に低く、右手指がすべて欠損。さらには現金3400万円あまりを残して亡くなっている。何か、普通ではないことが起こっているのではないか。武田記者は、そう思ったという。 詳しい記事は、こちら
現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性、一体誰なのか(前編) 「行旅死亡人」のミステリーを追う
https://nordot.app/861908753767972864
「所持金3400万円」「右手指がすべて欠損」
兵庫のアパートで孤独死した身元不明の女性の正体
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1713086860/ 行路死亡人にはな、
「本土から沖縄にわたって地元の人と仲良く30年間暮らしてたのに、
籍を移してなかったので身元不明になっちまった爺さん。」
「横浜に姉ときたらはぐれ、そのまま保護施設で60年間皆と仲良くやってたのに、
結局身元不明ということになって死んじまった知的障害のある婆さん。」
等とかがいるから、そんな人付き合い悪いだけの孤独死さんは普通だよ。 1920年代から天然繊維素材の減少に対応する代替繊維としてスフが研究試作されていたものの、スフが本格的に工業化された1933年はヒトラーが政権を握った年で、以降世界は戦時色が濃くなっていく
1937年に日中戦争が始まると軍備拡張により貿易収支が悪化、外貨が不足したため、政府は輸出入品等臨時措置法を施行し、綿、羊毛、木材などの輸入を抑制した
当時まだ開発途上であったスフは水に弱いなどの特性上、使用用途が限られるものだったが、国内一般家庭の綿布の減少に対応するために政府はスフが向かない用途にも代替繊維としてスフ混合も強制したため、強度がとても弱く巷ではスフは劣悪な繊維として悪評が広がった
こんな感じかな >>890
ご指摘の通り巷でのスフはリサイクルの安物素材だと思います
ただその背景には昭和12年の日中戦争勃発、それに呼応した綿製品スフ三割混入の法的義務化、
昭和13年の国家総動員法成立、6月29日の国内向け綿製品製造販売禁止などもあり
当時の庶民はスフに対して戦争や物資統制の記憶やニュアンスも感じ取っていたのではないかと… 時代感じる奴だと獄門島の「古い英語辞書を撒き紙にして紙巻きたばこを作る」かな。
(ちゃんと話に関わり、これが煙草の出所を探る手掛かりになる。) >>891
時代背景だと由利先生物は戦後時系列整理したせいで、なんか諸行無常を感じる。
【冒頭で年代の明記がある由利物】
・昭和8年:仮面劇場(本来は昭和13年発表のものを戦後に改作)
・昭和9年:盲目の犬(昭和14年発表、年代伏字を戦後明記)
・昭和11年:夜光虫(実際に昭和11年発表)
・昭和12年:多数(昭和11-12年頃発表)、最後に蝶々殺人事件(戦後発表)
昭和13・14年発表作品の方が時系列的に前に来ていることからもわかるように、
横溝先生「三行広告事件」以外は、徹底的に昭和12年以前の話にしているな。 アマプラの新作の鬼太郎
もろに横溝正史の世界観だった、オススメ 石坂浩二の獄門島は何故?あのストーリーに書き替えたんだろうか? 獄門までは監督の奥さんが脚本書いてて名作と言われてるんだよな。やはり犯人に自殺してもらいたかったんだろうか 横溝作品の映画はキャステングの段階で犯人が読めてしまうんよ
オリエン急行にベスが出たように 特に本格派推理小説などで「見立て殺人」と言う手法をしばしば見かける。
横溝正史『犬神家の一族』などがその典型的な例。
これは小説の世界ではあっても、現実では絶対にあり得ないことだ。
遺体を変に奇を衒ったように飾り立てたりしたら、それで余計な証拠を残し
てしまい、警察・探偵などにより捕まりやすくなってしまう。 >>901
横溝作品でも見立て殺人は十中八九「異常者の犯罪に見せかけて実は○○を隠すため」だろ。
例(金田一耕助物の一作品)、
死体が濡れてしまったので、昔の自殺事件の怨恨に見せかけ井戸に死体を落として水につける。 獄門島と悪魔の手鞠唄を読んで思うのは
どんなに優れたトリックが取り入れられても
そもそも犯行を犯す動機の部分で無理があり
いくらでも穏便に済ませる事が出来たはずと言う点では獄門島はやはり無理が有るが
悪魔の手鞠唄の青地リカは歌名雄とその妹たちが子供でも作ったらこの世の終わりなので
進退極まったと考えると動機も成り立つ。
あと迷廊荘の惨劇も動機としてはそこそこ成り立つ。悪魔が来たりて笛を吹くは その次くらいかな。八つ墓村や犬神家はどうだろう? 『獄門島』の【メ欄1】には【メ欄2】に対する怨みという根底の動機があったりもする(第二十一章「忠臣蔵十二段返し」)。 >>903
獄門島の場合Wikipediaで知ったんだが、明治民法の戸主相続で融通利かないのと、
丑松を発狂時に裁判所に申し立てて強制隠居させなかったツケが回ってきたんだな。
要点1:明治民法の戸主相続の相手は血縁で自動決定、子供がいれば尊属が推そうが甥は相続できない。
(戸主にまともな判断能力があれば、「甥を養子に迎える」手段があったが…。)
要点2:丑松を千万太生存中に強制隠居させれば千万太が戸主相続。
千万太は子供がいないので遺言で従弟の一に後目を譲れた。 >>905
戦前は結構簡単に廃嫡してたよ
これは江戸時代からの習慣で
個人じゃなくて家が役職を賜るから
名主とか
ダメな奴が後を継ぐと本家以外の周りの係累も路頭に迷う
商家でも長男廃嫡して娘を番頭と結婚させて跡を継がせたり
疾病其他身体又ハ精神ノ状況ニ因リ家政ヲ執ルニ堪ヘサルヘキコト つい最近まで生きていた西園寺公一がゾルゲ事件有罪で
>家名ニ汚辱ヲ及ホスヘキ罪ニ因リテ刑ニ処セラレタルコト
として廃嫡(廃除)
1941年の事
皇族が共産党シンパじゃ
事件がなくてももっと前に廃嫡しておくべきだったが
近衛文麿内閣の嘱託だもんね
こいつ等はどういう頭の構造してるんだか >>906
そうだ、与三松だった。「松」しかあってねぇw
>>907
うん、だからそれ使えばよかったんだけど与三松が発狂後そのまま放置っぽいんだよね。
「一を養子に取っておく」か「隠居させて千万太に当主相続(千万太は一を相続人に指定)」なら
ああいう物騒な事しなくて済んだわけだし。
まああの人たちは網元と言っても田舎の村の漁師なのでその辺よく知らなかったってことで。 網元は凄く儲かんだけど
小説ではどの程度かよく分からないといえばよく分からないね
学のある和尚だからそれなりの地域かとは思うけど レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。