【金字塔】横溝正史Part9
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つい最近まで生きていた西園寺公一がゾルゲ事件有罪で
>家名ニ汚辱ヲ及ホスヘキ罪ニ因リテ刑ニ処セラレタルコト
として廃嫡(廃除)
1941年の事
皇族が共産党シンパじゃ
事件がなくてももっと前に廃嫡しておくべきだったが
近衛文麿内閣の嘱託だもんね
こいつ等はどういう頭の構造してるんだか >>906
そうだ、与三松だった。「松」しかあってねぇw
>>907
うん、だからそれ使えばよかったんだけど与三松が発狂後そのまま放置っぽいんだよね。
「一を養子に取っておく」か「隠居させて千万太に当主相続(千万太は一を相続人に指定)」なら
ああいう物騒な事しなくて済んだわけだし。
まああの人たちは網元と言っても田舎の村の漁師なのでその辺よく知らなかったってことで。 網元は凄く儲かんだけど
小説ではどの程度かよく分からないといえばよく分からないね
学のある和尚だからそれなりの地域かとは思うけど >>904
計画犯のメ欄2への憎悪も映像作品ではおざなりになってるんだよね
改悪されてメ欄してたりするから それと獄門島はやっぱり季違いじゃが仕方ない でないとね。季が変わっておるとか駄目駄目 そして映像ならキチガイ娘役のキャスティングが重要
市川崑版はこの点だけは流石 >>912
甘えているよな
借り物で稼がせてもらっているのにその責任に関しては一端も負うつもりはなく
大切な部分は水に薄めてやり過ごそうとする
ものづくりの覚悟がないんだよ 『憑かれた女』に出てくる探偵小説作家の「井手江南」ってペンネームっぽいが、
「江南」はコナン・ドイルのもじりとして、「井手」ってなんのネタなんだろう? コナン・ドイル→コナン・D→コナン・ディー→イデ・コナン 久しぶりに獄門島読み返したけど、
途中磯川警部が幸庵さんが怪我した際に、
「◯◯が◯◯を背負って」と述べていた事に初めて気づいた 辰弥への警告文は犯人が出したの?
犯人にとっては、辰弥が村にやって来てくれたほうが都合良いはずなのだけど。。 >>918
一応メ欄
原作終章で金田一が説明していたと思います 辰弥に、相続をしないという選択をさせるのがベストなのでは? >>921
整頓するとこんな感じか。
・犯人の最終目標:(ネタバレになるのでメル欄)
・↑のために必要:慎太郎が田治見家の莫大な財産を相続する。
・↑のために必要:現当主の久弥死亡の後、以下の人物がいないこと(昭和23年はすでに新民法施行済み)
久弥は第一順位の配偶者・直系卑属がいない、第二順位直系尊属もいない。
よって第三順位の兄弟姉妹「春代(妹)と辰弥(表向きは異母弟)」がいなくなること。
(久野恒実は「要蔵の従兄」なので久弥の従弟の慎太郎より相続順下位。
小竹・小梅は「要蔵の伯母」なので直系尊属ではなく、直系尊属に代襲相続がないので相続権なし。)
もしも辰弥が最初から相続放棄してたら、久弥と春代だけ殺・・・す必要ないかもな。
久弥は夏を越せるか怪しいって言ってたし、春代も不健康らしいし。 春代は子供埋めないから辰弥を呼んだわけだけど
もう少し時間が経てば
小竹・小梅は辰弥に嫁を用意してただろうね
それまでは春代とヤッテなと言う雰囲気さえある >>922を書いた後に気が付いたが、
尊属の代襲ないならそもそもいとこの慎太郎(+典子)も相続権ないか?
遺言があれば別だけど、久弥のあの態度見る限り絶対それはないし・・・
・・・まさか、まだ行方不明の要蔵を失踪宣告してなくて名義上生存扱いか?
(この場合子供たちが全員死んでれば甥の慎太郎は父(要蔵弟)の代襲で「要蔵の財産」を相続できる。
逆に久弥・春代・辰弥が一人でもいればそっち優先。) 辰也が早々に相続放棄した場合
春代が婿養子を迎えて家督を移すと慎太郎はやはり出る幕がなく
小梅小竹久弥春代辰也が生きていると慎太郎の立場はどうしても弱いのでは >>925
慎太郎が春代と結婚すれば、妻経由で合法的に田治見本家の財産相続ができるな。
犯人からすれば本末転倒にもほどがある展開だし、双子婆が阻止するだろうが。 >>926補足
調べてたらマジで1951年の映画版はそういう設定になってたw
正確に言うと「春代の夫になれば莫大な財産を継げる」って状況で、
春代の婚約者の里村慎太郎と従兄の笹塚英輔という2人に
原作の里村慎太郎が分けられているらしい。 >>927
そうなんだ
血縁じゃない婚約者がいると一気に犯罪色が強くなるね >>929
司葉子出しといてお手伝いさん上がりのお妾さんで終わる訳にいかなかったのか 手毬唄での、可哀想な女とエロ爺という図式の成功体験がテンプレ化してしまったんだろうなぁ 横溝正史先生の作品は形容詞が豊富で、それが昭和30年代の読者には古めかしく感じられた部分があったかもしれませんね。でも、先生の作品の魅力はそれだけじゃないと思うんです。
例えば、「八つ墓村」の夜叉ヶ池の描写。先生の言葉で読むと、まるで自分がその場に立っているような、ゾクゾクするような気持ちになるんです。実際に夜叉ヶ池に行ったことがあるんですけど、先生の描写と全く同じ雰囲気で、本当に鳥肌が立ちました。
それに、先生の作品は、時代を超えて読み継がれているという事実も忘れてはいけません。今でも多くのファンがいるのは、先生の作品に普遍的な魅力があるからだと思うんです。 >>931
JET先生のコミカライズだと泰子が里子をバカにしてたり完全に嫌な女になってた
つのだ先生のはとにかくすごい事になってた 椿英輔と飯尾は、瓜二つ。
だから映像化の際には、同じ役者が担当する。
で、仲谷昇に見えましたか?あの飯尾。
死体にもなってたけど、全く仲谷昇には見えなかった。
それでいて「こう似てると気味悪い」とか刑事らに言わせやがる。 >>934
『八つ墓村』の要蔵と久弥を同じ俳優さんがやることが多いのも俳優無駄にしない以外に、
「この死体は久弥兄さんに似ている」って辰弥が原作中で言い切っているからなんだろうな。
ちなみに上記の調査中に知ったのだが、
1951年映画版:小竹さんのみ、小梅さんは最初から存在しない。
1969年TV版:両方辰弥が帰ってきた時点で故人、回想でも未登場。
・・・あの双子婆は『八つ墓村』の顔だと思ってたが、昔は役者そろえるのが面倒だとよく削られたのね… >>935
故人は酷いなw
なしにするんじゃなくて
なんとか効果を引き出そうとする所がせこい 横溝正史に言わせるとたとえ洋服を着ていても中尾金田一が一番自分のイメージに近いらしいな
石坂浩二は好男子すぎるとか 言われると金田一だったことを思い出すが
中尾彬が一柳賢蔵で琴の糸を張り巡らせてるイメージ 渥美金田一も三枚目っぽさはいいんだが、「恰幅がいい」というのがネックだな… 体格は置いといて
薄汚れたよれよれの和装だったら
「貧相」でいいのかな? >>939
しかし驚いた顔の演技は石坂浩二が1番上手いんだよな私的には。
獄門島は中尾彬で観てみたかったな。 両陛下、真備へ
それならものすごい警備のはずが、パトなど見掛けなかった倉敷市街 夜歩くを読んでるが
「傴僂」は「せむし」と読む?それとも「くる」? 読み
ウル ウロウ
当て字
せむし くぐせ くつま
意味
せむし ウル病(者)
だった 小学館日本語大辞典より
最古の用例は12世紀「色葉字類抄」
クル病は骨軟化症で背骨も曲がったりするけど全身症状 せむしだと差別用語なんですかね
夜歩くwikipediaでは佝僂(せむし)と書いていますが
個人的にはせむしなら傴僂か背虫かな
正しくは佝僂(くる)病? 傴ではなく佝でしたすみまん。
やっぱり著者は「せむし」のつもりですかね。
初出時にふりがながなかったので。 「夜歩く」には「佝僂」と書いてあったということ?
それならクル病でしょう
クルも背骨は曲がるよ
O脚、X脚、手の曲がり、頭蓋骨の軟弱など 昔の怪奇ものだとせむし男はいて欲しい枠キャラの一種だな
片目が潰れていたりするとますますいい 角川文庫版「夜歩く」では「佝僂」となっていて傴僂、背虫、せむしの言葉は無いのですが
せなかにむしという言葉は差別的ということで現在放送禁止用語になっていますね
夜歩くの単行本末尾には、人権擁護の見地から不当・不適切と思われる語句や表現があり、著作権継承者の了解を得た上で、一部を編集部の責任において改めるにとどめた、とあるため、この言葉が変更されているのかも 問題は読者としてどう読んだらいいのかなのよ。
ふりがながないんで。 芋虫は1929年の作品だけど
あと数年遅かったら出版出来なかったと思う
1933年くらいから統制厳しくなってきてるからね
実際太平洋戦争中は全集全文削除だし 夜歩く読了
最終盤で、どうもおかしなことが起こってるようだなどうやら、って感じで
久しぶりに頭クラクラ感を感じたミステリだった。 『夜歩く』はなぜか同時期の金田一物長編の中で露骨に扱いが悪い。
・映画化されない、TV化も2回だけで2回とも「他を使い切ったから入れた」と言いたげに後の方。
(両方とも原作は金田一物ですらない『真珠郎』を先に放送しているし・・・)
・ベストセレクションなどをやると外されるか、初期作品なのに最後の方でお情けで入れられる。
(『本陣殺人事件』より先の第7巻に入れた角川文庫は本当に例外) 「悪魔が来りて笛を吹く」
落札者から寄贈を受けた東映がクランファンで修復だって
お返しは複数から選択でエンドロール記載権もあり
https://ubgoe.com/projects/709 >>959
すごいね募集開始16時間半でゴール達成だって この調子で『八ツ墓村』と『犬神家の謎』も見つからないかな。
個人的には今のイメージと大分違う要蔵と佐清がどう動くのか気になる。
(スチール写真で姿そのものは確認できる) >>959
円盤化された時の特典で、今回のお返しがまた手に入っちゃったりするのはやめてほしいな。 行旅死亡人
本籍・住所・氏名・年齢不詳、男性
上記の者は、令和6年2月15日午後3時15分、東京都新宿区(住所等略)方の湯の張った浴槽内で、洋服を着たまま体育座りのような姿勢で新聞紙の束を抱きかかえるようにして水没しているところを発見されました。
遺体は、火葬に付し遺骨を保管しています。心当たりのある方は、新宿区福祉部生活福祉課まで申し出てください。
令和6年5月13日
東京都 新宿区長 吉住 健一
令和6年5月13日 官報号外 第113号
https://kanpou.npb.go.jp/20240513/20240513g00113/20240513g001130043f.html >>904
【メ欄】としては【メ欄】が出来る方法を提示してやれば乗って来るという成算あってのことだったんだろう。実際には【メ欄】が【メ欄】に打たれて先導する形になったが。
ここら辺を読み落とすと「『獄門島』は動機が〜」とか浅いことを言い出すようになる。 個人的に横溝作品で読み終わって謎だったのは『石膏美人』で、
「犯人は友人が妻と浮気して息子が生まれた(だから遺伝的特徴が友人と息子で一致)」
と思っていたのは犯人の勘違いで、実際は婆やさんが誕生直後にすり替えた・・・
(実際は「息子」は友人夫婦の子、友人夫婦の「娘」とされている方が犯人とその妻の子。)
…って説明があるのに、「息子」について「(犯人)の妻とうり二つ」って死体発見時に言われている事。
この二人は赤の他人じゃ? そもそも性別が違う赤ん坊を入れ替えることが可能なのだろうか
取り上げたらまず最初に赤ん坊の性別を確認して母親に知らせるような気が ささやななえこ死去。
この人の描いた獄門島、遂に読んだことない。 検索してたら『八つ墓村』の鍾乳洞の迷宮は絵空事じゃないんだなって感じた話。
【岡山地底湖行方不明事故】(日桃竢燗穴事故)
https://ja.wikipedia.org/wiki/岡山地底湖行方不明事故
ケイビング合宿に行った大学生が鍾乳洞で神隠しにあったかのように突然消えてしまい
(水辺にいたので沈んで流された?)
警察などが捜索したがあまりに鍾乳洞が複雑で遺体すら見つからずに捜索打ち切り。(要約)
ちなみに八つ墓村はこの洞窟の所在地である新見市の近くにある設定。 >>971
引き込み流だよ
人間が水面に浮いているのは微妙なバランスだから
ほとんど目には見えないような流れでも引き込みがあれば沈む
平水に見えるような滝壺でも
一瞬で姿が見えなくなったケースもある
海の場合はよく流れが変わるから
実証されたケースは少ないが
かなり強い引き込み流が磯辺にはある
ちゃんと救命胴衣や足ヒレつけてたら起きなかった事故 そもそも岡山は人食い水路で恒常的に人が死ぬお土地柄 >>972
岡山じゃなくて信州だけど、『真珠郎』で引き込まれると見つからない洞窟の川があったな。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。