有栖川有栖42
>>370
女王国の予告がされたとき、うろ覚えで自信がないけど、
有栖川センセは、カフカの「城」とディックの「地図にない町」を合わせたような、
幻想的な雰囲気もあるとか説明してたので、意図的な仕様かと。 女王国のモチと信長は
アリスとマリアが相思相愛なのに進展しないことを
不思議に思ってるみたいだけど
江神はどう思ってるんだろ そういえば火村も江神も喫煙者か。
火村がキャメルで江神がキャビンだっけ?
作家アリスの銘柄は何だったかな。 探偵が喫煙者なのは
ホームズや明智小五郎といった先人に対するリスペクトだろう ホームズリスペクトならジャンキーじゃなきゃ
大麻推しの探偵役出てくるのありましたね、島田チルドレンの作で 煙草やパチンコが廃れ、ネット、スマホ、防犯カメラなど
の普及に対し、シリーズ物は内容の切り替えに一苦労ですね 火村シリーズみたいに一話・一冊完結ならいいけど、
全15冊とかの大長編シリーズなら「時代」は固定した方がいいだろうなあ。
以前読んだ伝奇小説、もう30年以上続いていたんだが、
1巻では日本赤軍の残党みたいなのが出て来た時代背景だったのに、
最終巻では敵の拳法使いが器用にスマホ使いこなしてた。 >>376
歌野の“信濃譲二”だな。
島田御大の歌野紹介文で「学生時代は造反分子だった」とか書かれてたが、その影響かな? 応接間にある頑丈で重いガラス製の灰皿が
凶器になることはもはや考えにくいですね >>380
煙草吸わないもんな。
ぎゃくに最近の現代作家が書く昭和を舞台にしたミステリ、
登場人物がまったくタバコを吸わないので、これはこれで違和感。 女王国の城は仲間由紀恵のTRICKに影響受けたんかな? 「アポロンのナイフ」、
神話のアポロンみたいに美貌の青年による連続殺人が起きてるときに、
作家アリスが四天王寺で亀を眺めてるとその青年らしき人間と会話して……
あの事件、続編があるんだっけ?
「連続殺人鬼のほうはどうなった?」っていう終わり方だった記憶があるが。 知り合いから聞いた話だが、昔、幼いころ縁日で手に入れた小さな亀を飼っていたら
いつのまにか、大人が手のひらを広げたサイズより大きくなってしまったそうで
飼えなくなったので四天王寺の池に離したことがあるらしい 春に読みたい有栖川作品ってないんだよな
夏はあるのに >>386
トマス・エリオットの詩の引用もある「英国庭園の謎」かな
春は火村が校務で忙しいからフィールドワークが少ないのかもな 男の34歳っていろんな意味で一番いいときだよな
ずっとその年齢で止まってられるのはうらやましい >>386
学生物の「桜川のオフィーリア」ってちょうど今頃の季節が舞台じゃなかった?
>>388
34歳で一流私大の准教授って羨ましすぎ。
でも令和の同志社で頻繁にタバコ吸ってるような教員は、
学生から「あの先生クサイ」とか陰口言われて、
エレベーターで同乗すると嫌な顔されると思う。 >>390
今どきそんな学生は激レアだからw
ちなみに大学生の喫煙率は2010年時点で男子9%、女子2%
今ではもっと下がってるだろうし、英都大学(同志社大学)ならさらに低いだろうな >>392
>2010年時点で男子9%、女子2%
自分もそのころ大学生だったが、ゼミの先生が研究室で喫煙禁止になった〜
とぼやいてた記憶がある。
正直その先生の部屋に入ると服に臭いがつくので行くのがいやだった。
まわりの学生は、構内は当然喫煙禁止だけど、自宅でも吸ってる人はほぼいなかった。
綾辻の島田潔探偵とかは一日一本主義だったけど、
そろそろ火村先生も禁煙しそうだな。あるいは作中の喫煙描写が激減しそう。 電子タバコは扱い同じだからな
嗅ぎ煙草辺りに移行するか 有栖川センセの短編で、タバコが手掛かりで事件解決に結びつくって、
あれなんだっけ。 >>395
八角形の罠?
確か舞台でやったやつを小説化したんだったか 探偵がタバコ吸うかどうかうんぬんより
作品を書く作家自身が
執筆作業のために時代が変わってもタバコを吸うんだろうな
だから探偵にも吸わせたがる 有栖川有栖の短編ってなぜか内容忘れちゃうので、数年したら再読できる。
叙述トリックとか一発ネタじゃないからかな?
「太」とか「雨天決行」とか腰砕けなのは断片的に覚えてるが。 火村作品は1年くらいで忘れるから再読のしがいがある
江神作品は印象が強いせいか、再読しても覚えてるけど、何度も読んでしまう そういえば以前、八角形の舞台を観たって人の書き込みがあったな
うらやましい 有栖川有栖の作品で一番好きな短編は、無駄遣いしまくる古本屋の親父の話。
なるほどそういうことか! と思わず膝を打った。
江神シリーズは、メンバーのミステリ談義とか他愛もないやり取りが好きなので、
無駄を省く短編はあまり向かない気がするが、あれはよかった。 >>402
>無駄使いしまくる親父の話
これどの本に入ってる?
有栖川さんの本はだいたい持ってるつもりだけど覚えてないから読みたい >>403
たぶんこれ。短編集「江神二郎の洞察」、この中の「蕩尽に関する一考察」
マリアがミステリ研究会に入部した短編。バブル時代を表現した作品だったね。 >>404
ありがとうございます
本は所持してたので早速今日読んでみます 江神二郎の、というか、学生アリスシリーズは次で最後らしいが
早く書いてほしい 作家アリスの短編なら「天空の眼」が好き。
学生アリスの短編なら上でも出てた「蕩尽に関する一考察」かな。
9マイルは遠すぎるのオマージュっぽいのも好きだけど。 >>406
同意なんだが、女王国で学生編は変質してしまったなあと
次作を見たいような怖いような 熱望されているのに頑なに出さないというのは、書けないわけではなく何か理由があるんだろう
竜胆紅一のように、既に書かれ死後出版されるよう手配していると思ってる 火村は「人を殺したいと本気で思ったことがある」と答えているが
その、殺したいと本気で思った詳しい話は、どれかに書かれていますか? 学生アリスシリーズはハイレベルの本格ミステリを期待されるから、単純に書けないのだろう。
歳を取る事に書けなくなる確率が高くなるのは有栖川有栖さんだけでないが。 >>410
書かれていないし、書く予定はないと以前講演会でおっしゃっていました。 いつ命が尽きるかわからんのだから
構想がすでにあるのならさっさと執筆してほしい アンビエント系音楽で最高のリラックスを獲得してください。
どんなに苦しい立場でも、リラックスと共に生きることができれば最強の人生です。
ナイアシンを用いた民間療法も、大変有効です。確実に薬が減って行きます。
かなりメジャーになってきています。またビタミンDが鬱や更年期に良い事も分かって来ています。
最後にとても重要なのが、高タンパクな食事です。頭、体、心、すべてもパフォーマンスを上げてくれます。
試してみてください。無人島SOUEI YAMAOKA←コピペしてください パンデミック禍でのクローズドサークルでしょ だからまだまだ出せない 江神シリーズで「吹雪の山荘」ってまだないよね?
最終作はオーソドックスにそれでいくのでは。 火山の噴火で孤立したキャンプ地も
孤島も吹雪の山荘も舞台設定的にはあまり変わらない
それよりも斬新なトリックに期待
例を見ない密室トリックがいいな……無理かな 作家ってプライベートの情報あんまり明かさないけど、実は息子も本格作家とかいう事はあるんかね かなりの報酬金や、ああいう施設の設備ということを考えると
犯人は相当な金持ちじゃないといけない
(または金持ちがバックにいて、動いている人物)ので
ああいう流れで人が集められると大体の犯人像はしぼれてしまうけどな 実写化もされたLIAR GAMEみたいなのも、幾作品も作られてきたから
違うアイデアで江神やアリスをそこに入れる物語を描こうとも
パクリ扱いされそうで大変だな デスゲームやらラノベみたいなのは食傷しているからいいよ
そういうのから離れた折り目正しい本格が読みたい ケレンというか飛び道具的設定をつかわないで、
オーソドックスな面白い新本格が書けるのが有栖川有栖の強み。
たまに凡作が出るのは仕方ない。 火村&コマチ
アリス&森下
それぞれがクローズドサークル状態の殺人事件に巻き込まれて、
各コンビが事件解決していく・・・みたいなのが読みたい
作家アリス版の双頭的な 火村&アリス、江神&アリスが別次元で同じ事件(だが微妙にどこか違っている)を追っていて
ひょんなことから、パラレルなお互いを認識しあい
一緒に別次元のふたつの事件を解決しあう展開がいいな 現実にあるものだけでミステリを書ける作家は、ファンタジー要素を入れないでほしい この流れにあってるかどうかは人によるだろうけど
ミステリとファンタジー要素でひとつ思い出したので
特に話題もないようなので書いておくが
推理小説の元祖とされるエドガー・アラン・ポーは
時空を旅するタイムトラベラーだったのでは?という説がある
その根拠は彼の残した作品の中にあって
「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」
というポー唯一の長編があるが
内容は、遭難した捕鯨船で食料が尽き
乗組員たちが飢えをしのぐために
くじを引いてリチャード・パーカーという少年が食べられてしまうという悲劇の話
ところが、この小説が世に出て約50年ほど過ぎたとき
現実にヨットが沈没して漂流し、食料が尽きてそのうちの一人が食べられることになる事件が起きた
食べられたのは少年で、名前は何とリチャード・パーカーだった
ポーはまるでそれが未来で現実に起こるのを予知したのか
それとも未来を見てきたのか、謎である さらに付け加えると、ポーが亡くなる前年に
書いたとされる散文詩「ユリイカ」というのがあって
そこには、「一瞬の閃光で始まった宇宙の膨張は、たったひとつの原始的な粒子から引き起こされた」と書かれてあり
それはまさしく宇宙の起源がビッグバンで始まったことを意味しているが
ビッグバン宇宙起源説が出たのはポーの時代(19世紀)より後の次の20世紀になってからのことである クローズドサークル内に被害者の他殺死体。
容疑者は、江神・アリス・マリア・モチ・ノブナガの5名のみ。
という設定でやってほしい > 最終作 最終章はミス研の誰かが死んでもいいよな
それがマリアだったらドラマチックになる 男性読者への配慮から、女性キャラクターは生き残ると思うな。編集者がそうさせると思う。
まあレギュラーキャラクターが死ぬことが、そもそも絶対に無いとは思ってるけど。 死ぬのは江神しかいないじゃん?
予言されてるんだから 本陣殺人事件とかアクロイド殺しとか
一度しかやれない気がする
別の作家がそれを使うと盗作扱いされるのがオチ アクロイドはいろんな作家がチャレンジしてんじゃないの?
麻耶もやってたよね そもそも、アクロイドの前に(メール欄)があるって話だし。そっちはまだ読んでないけど。 ポートピア以降、推理アドベンチャービデオゲームの多くが
犯人はヤス状態だった >>439
ミス研の誰かが死ぬならそれは江神が書いた作中作っていうオチになりそう ミス研に新入りが入らないのが謎
マリア目当てに後輩が入ってもよさそうなのに マリアが美女って小説内ではっきり書かれてたっけ?
学生アリス視点では美人かもしれんが。 アリスのクラスメートでマリアが好きなヤツが数名いる
いとこの和人に好意を寄せられてる
親友の明美が「綺麗になった」と証言
元アイドルに対して上から目線で説教
須磨子に江神とアリスをボーイフレンドよふふふと紹介 朱色の研究と海のある奈良に死すを立て続けに読んだんだけど、やっぱり火村シリーズってなんかいまいちだな。
学生にも大人気の火村先生ageがひたすら続くからかな。 わざわざくっそ古い作品を……
気が向いたら最近のを読んでみることを奨めるわ 朱色の研究
犯人は有栖川の自宅の電話番号をなぜ知ってた? 昔は個人宅の電話番号も電話帳に載せるひとがほとんどだったんだよ 火村は平成設定だっけ?
昭和だと自宅住所までもだが 火村シリーズはサザエさん時空だよ
30代のままコロナ禍に突入してるし >>457
最近のでなんかオススメある?
比較的新しいのだと「捜査線上の夕映え」は既読だ。
ちなみに有栖川作品で最も好きなのは「作家小説」。 >>463
横からだけど、狩人は面白かった
インドとカナダは・・・まあ時間とカネがあり余ってるなら止めはしない >>465
全然鉄道ミステリーじゃないマレー鉄道の謎は昔読んだ。トレーラーハウスの密室トリックはふーんって感じだった。 >>469
鍵の掛かった男は?
個人的には火村長編で一番好き >>470
同意
近作になるほど捜査の描き方がおもしろい
推理もちゃんと最後にはする