京極夏彦 Part.98
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
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関連リンク
●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://obakedai.jp/
前スレ
京極夏彦 Part.97
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1656818305/
※コテハン荒らしは徹底放置・絶対に触れない事。
コテハン荒らしに構っているレスは全て荒らしの自演です。
釣られて反応しないようにしましょう。
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:: EXT was configured 「当時としては異端で少数派の考え方をする個性的な人物」像が、
「現代では優等生的ともいえるほど意識高い人物」像になってしまっている違和感というか。
現代の価値観で生きている読者へのエクスキューズみたいに見えてしらけるというか。
異端でも堂々としすぎてて、ぜんぜん「生きている時代の多数派とは違う」ことへの意識がないから気になるのかな。
例えば、現代に生きる人にとって異端の個性派といえば獣姦欲求の持主とか浮かぶけど
自分に自信があっても堂々と「人間しか愛せない奴は視野がせまい。広く性交相手を求め差別しない俺」とかしか言わないのは
やっぱり違う。どこか卑屈さや後ろめたさを感じるところがないと、少数派らしくない。 異端でも、そこに魅力があると感じるものでないと書かないし読み手も面白いと思わないだろ
喫煙はやはり格好良さがあるし(嫌いな人もいるだろうが)
主要人物がみんな子無しだったり榎木津や緑川が独身なのも当時としては異端だろうが読み手にとっては自由さを感じる人もいるだろう
女性蔑視や差別的表現は無理してでも書きたいものなのか?と考えると、作者はそこに魅力を感じていないんだと思う 自虐的だけど卑屈さを感じないのはある
卑屈な態度というのは他人におもねるポーズだろう
自分を下げて相手を持ち上げ迎合するフリをすること
それも有効な処世の内だろうけども
京極小説の登場人物たちの好きなところは
へそ曲がりや捻くれ者が多いと言うところかな
聡明だけど利口には生きられない馬鹿さが見えると言うか >>953
個人的にしっくりくるコメントだなぁ
時代背景は少し昔でも読むのは現代の我々なわけだし
読者としても差別表現が読みたいわけでもないしな
京極先生は読んでいて安心出来る作家だわ
考え方を日々アップデートしてるのが分かる
昔ながらの価値観引きずってる作家は年々読みにくくなってくからな 鵼に明石先生が出てこなかったなぁ。
謎の人物だから出演を待望していたのだが。
リアル散人は健在のようだけど。。 京極堂の古本の師匠筋が百介の蔵書を引き取ったって言及されてたし
明石先生が弔堂の系譜を引く人物って可能性が匂わされてたね ミステリー作品の傾向として事件は非常識に
犯人は異常者のようになりがちだけど
京極のミステリーは常識や正常の方こそ主題にしてる
謎の種を明かすのが探偵の仕事なら
関係者一人一人を立たせている根を掘り起こして見せて
他の場所に植え替えるのが憑き物落としの仕事
立つ場所が変われば見える景色が変わり
その結果謎が解消され不思議が不思議でなくなる
だから事件そのものにトリックは無いのも特徴
あるとすれば関係者の方にこそあるのだという 了巷説百物語と病葉草紙の単行本は来年出版だろうか?
巷説ゆっくり復習しとこ >>959
巷説シリーズを初めて読んでるところだけど、
これ読んでると『鵼』の構造というか事件の裏側とか、深読みしたくなるな。 >>960
今どこまで読んでるところか分からないけど、狂骨や陰摩羅鬼の舞台設定にはしっかり絡んで来るからね 神保町ブックフェスに本物の京極夏彦がいた
鵼にサインもらえるけどすごい行列できてた 鵼で榎黄津が、貧乏人をさげすんでいる様なイヤミを、関口に言ってたのが気になった。
冗談なんだろうが、そんな事言うキャラだっけ? 公式に向かって解釈違いとか言うタイプのファンか
大体自分を神だって僭称してる時点で、他人の尊厳に唾吐きかけてるようなもんだろ
榎木津は、傲岸不遜だけど弱者にだけは優しいなんてキャラじゃない 前からパワハラモラハラセクハラしまくりのクズじゃん榎木津 最近邪魅ざっと読み返したけどやっぱり神崎宏美とどんな風に付き合ってたのか全く想像できない 京極氏や榎津氏が従軍時代にどんなふうだったかというのは語られたことないよね。
生意気だとか目つきが気に入らない、言うことがいちいち面倒くさいと上官から殴られたんだろうと思うけど。
生来の人間力で誰彼となく威圧して周囲から一目おかれていた、というのはいくらなんでも無理があるし。 >>971
乙
塗仏で堂島静軒がラーメン屋みたいだという書き込みがあったが
ちゃんと本名があったんだね堂島静鎮(どうじましずやす)か
それにしても今回の「何もない」には肩透かしをくらったな >>972
榎木津の海軍時代は僅かばかりだが語られている。 >>973
> 堂島静軒がラーメン屋みたいだ
太田道灌は静勝軒、武田信玄は徳栄軒。
ラーメン屋しか思い浮かばない精神の貧困と卑俗と荒廃に絶望を覚える。
これが現代日本人の教養水準か。
国が衰えるわけだ。 会員登録だけで読める道新インタビュー
小樽出身・京極夏彦さんデビュー30年 その先は<会いたい 聞きたい>
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/932166/ 空鳥を付箋貼り分けて短編集のようにしたら見通しがよくなったりするかな >>977
今回各章題別にメモに登場人物まとめながら読んだらめちゃくちゃわかりやすかった 物理的に本を分解して章ごとに組みなおせば最強かも知れない
暇な人やってみてくれ 京極先生は毎回、新しい視点人物を入れてくるので楽しい。邪魅の画家、酒屋の店員、大鷹、神崎の「邪な念に取り憑かれる」四人も良かったけど、
鵺の久住、御厨、築山、緑川の「部分からヌエを思い描いてしまう」不安な感じもまた良かった。
視点人物全員がとりあえず安定する、前作とは真逆の展開もちょっとホロッとくる。
あと、緑川さん前向きな主役でイイね。狂骨の伊佐間屋、オンモラキの由良伯爵のような「その小説を代表する視点人物」って感じがしました。 >>979
魍魎の匣は時系列順に読むと分かりやすいぞ。 久住と御厨、木場パートは真相を追いかけたくなる心理に共感して読めたけど、築山と緑川はそこまで真相を追う必要にかられていないせいか読んでてもホワワンとした印象で感情移入しにくかったな 読み終わったからアマゾンレビューで他の人の感想見たら
結構辛辣な意見が多くて(なにも起こらないから退屈とかネタ切れとかあんなのに引っかかる軍部がおるかとか)
先生の筆がまた長く止まるんじゃないかとヒヤヒヤ 京極の筆が止まったことなんて30年で一度もないだろ
水木全集の監修やってたときですら連載抱えてたし
邪魅発売前に病気で倒れたときくらい 何も起こらないのに、疑心暗鬼で失踪、自殺未遂、信仰放棄寸前と三人狂わすあたりが京極小説らしくて好き。
関くん、木場修、カマオロカが頼もしく思えるけと、きっと「最初からいない怪物」を「いると信じこんじゃう」心の隙間が自分にもあるせいか。
空海の投げ筆のように、信じるならせめて「そこに形あるもの」に心を託したいなぁ。 邪魅で自分の作品の評価が気になるっていう関口に対して京極堂はそんなもの気にするなと説教してるように、
京極先生ご自身も自分の作品に何言われようが全く気にしない
・・・なんてことはなく、やっぱり傷つくのが人間というものだろうな
いくら作品の中でカッコイイこと言わせててもw 化物の幽霊を退治する鵼の碑が
怪獣の死体を処理する大怪獣のあとしまつと重なって思える
作中で事件が起きない鵼と
劇中で怪獣が暴れないあとしまつ
当事者でない第三者たちが馬鹿騒ぎする鵼と
現場にいない内閣たちが馬鹿騒ぎするあとしまつ
人気キャラ総登場の鵼
名優総出演のあとしまつ >>984
いや17年待ったからw
次は講談社じゃないかもと言われてから17年
その間ミステリーファンと違って巷説ファンはみんな優しいなぁと思ってたかもしれんし 京極夏彦が読者の感想で傷ついたのかは知らんが
邪魅がつまらなかった読者や17年待たされたミステリーファンが
傷ついたのか憎しみを募らせてたのか
彼方此方でヘイトを振りまいてたのは知ってるよ
ご苦労なことだと思いつつ自分は京極の小説面白がってた
面白くない作家に拘り続けるほど優しくはないしなあ ヌエ面白いけど魍魎を期待して読むと肩透かしになるのはわからなくもない 鵼出さなかったのは叩かれたからだって昔からよく聞くけど
要するにこれだけ自分が強く思ってるんだから
作者にその思いを汲んでて欲しいというファン心理の裏返しだろうな
投げ銭したんだからスパチャを読んでくれというのに近い
スルーは無視してるのでなく傷ついたからだと思えば報われる >>988
> 現場にいない内閣たちが馬鹿騒ぎ
「シン・ゴジラ」の悪口はそこまでだッ。
>>991
ヘイトって何?たかが本の感想にいちいち大袈裟に噛みつくなよ
まあ小説が面白くないのは面白がれない自分が悪いって、
京極のポリシーを金科玉条にしてんだろうけど
それを自分じゃなくて他人に向けることの方がヘイトに近いだろ
京極の面白くない本はないってポリシーは一見良いこと言ってる風だけど
よく考えると無茶苦茶傲慢で幼稚な考え方だからな
本来グラデーションがあるべき読者の感想を一点に押し込めようとしてんだから
本に対してポジティブな感情を抱くこと以外を許さないって、何様だよって 全ては次作のタイトルを予告するやり方が元凶だな
あんなことされれば次を心待ちにする人がいるのは当たり前だし、
その反面、予告しときながらいつまで待っても出さなかったのであればヘイトくらうのも当然といえる
「いつもこれが最後だと思いながら書いてる」って本人は言うが、タイトル予告と明らかに矛盾しとるよな つまり鵺をもう一枚裏返せば、魍魎のような読み味になるんぢゃないかしら。
核兵器かとおもいきや核反対計画、かとおもいきやヤッパリ核兵器だった!
で、鳴動するサイクロトロンの上で高らかに嗤う堂島大佐。取り込まれる寒川と築山、堂島の手先として暗躍していた倫子と珠代。
一度合体したヌエは容易に祓えぬ。眉をしかめる陰陽師のもとに、鈴(りん)とスズの音がひびく。
「ー御行弑奉る―」
で、色々ゴタゴタして寛作じいさまが犠牲になって屋敷が燃えて、緑川が気を失う。
ああ、碑が燃えている。あれは、鵺の碑だ。
エピローグは空海の投げ筆を見やりながら、緑川と京極堂の同窓トークで終わり!
誰か書いてw ただ面白くないとかつまらないとかなら個人の感想だし当たり前
しかしここの板だけでも10年以上京極は叩かれまくってたからな
叩く側からすれば自分の好きな京極夏彦帰って来てくれという願いからなんだろうが
何しろ百鬼夜行シリーズ以外の作品は出続けてたのだし
素直に作品を面白がれないから叩くことで逆に推し活してたのだろう >>995
そんな風に捉える? 推奨はしてるけど強制はしてないでしょ
大体、良し悪しと好き嫌いは違うんだから傑作を扱き下ろす人もいれば駄作を楽しむ人もいる。読書は読者依存
なら読者にとって得になる方を志向した方がいい。要は京極版幸福論みたいなもんだよ
損したいなら勝手に損すりゃいいのよ。京極さんも読書に誤読はないっていってるでしょ >>995
そんな風に捉える? 推奨はしてるけど強制はしてないでしょ
大体、良し悪しと好き嫌いは違うんだから傑作を扱き下ろす人もいれば駄作を楽しむ人もいる。読書は読者依存
なら読者にとって得になる方を志向した方がいい。要は京極版幸福論みたいなもんだよ
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