――齋藤さんは一見、自分を優先しているようで、実は周りの空気を読んだり、ものすごく客観視しているように感じたのですが。

【齋藤飛鳥】自分のことも周りのことも、どうしても俯瞰で見たくなっちゃうんです。
ずっと昔からそうなんですよね。高校生のころなんて、まだ若くて人生経験も浅いから、俯瞰したところで見られる範囲も狭い。
偏った思考になっちゃうから、あまり良くないなっていうのをどこかで気づいてはいたんですけど
「私はこういう生き方でいくんだ!」と決めちゃっていたところがあったんです。

――頑なになっていた、と。

【齋藤飛鳥】今思うと、嫌な子どもだったなって(笑)。当時の私はただ背伸びしていただけで、そのぶんつらくなっていたんだって、今になってやっと気づいたんです。
乃木坂46になってからも、できるだけ周りのイメージに答えようとしていて。
それが正しい道で、求められていることだとずっと思っていたんですけど、案外否定しても大丈夫なんだなって思いました。
今回のドキュメンタリーは、自分を見つめ直すきっかけになりましたね。
https://www.oricon.co.jp/special/53252/
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:: EXT was configured