>>64
6200系に関しては経年が6000系・6300系に比べて経年が浅い事と、地味に
6両固定編成故に輸送力が大きい事。1000系はボックスシートの分だけ、僅か
に実質的な乗車定員が減少(ただしロング化すれば解決)するし、それこそ
6000系・6300系はどうしても運転台か運転台跡がある分輸送力は減る。

更新・改造は過去の例からの推察。もちろん、全速全開のペースで行えば
一気に詰められるだろうけれど、車両の寿命が偏って結局代替時にまた頭を
抱える事になる。7000系・7100系の更新の時も、それこそやろうと思えば
両形式合わせて5年ほどで出来ただろうけれど、実際は10年ぐらいかけている
(しかも当時はバブル期が含まれている)。

今の南海〜は、今の乗客増が言わば泡銭みたいなもので安定するものでは
無い上に、支線と橋本〜極楽橋間の収支が芳しく無い。しかも安易に廃止
出来ない状況では、幾ら鉄道線全体では黒字でもそれを新車投入による
代替に集中投下するわけにもいかない。さらに社長の発言(空港客のトランク
に対応云々)を実行に移すとなると、当面残存するであろう1000系以降の
車両もまた改造しないといけないから、また出費も増える。