>>86
近鉄通勤車の新陳代謝は
阪神線直通準備を兼ねた置き換えが最後ながら
このときに相応に老朽車淘汰が進んだため
最経年車でも車齢50年到達まで猶予がある状況に

JRのように新幹線開業による在来線分離や
電化開業に直流化など
地域や線区で特有の事業がなければ
自治体が新車購入を負担する動機もなく
近鉄幹線のような大都市圏の通勤線区ではありえず

近鉄としても"ポスト"シリーズ21通勤車を企画しており
5年前には登場の機運もあったが
阪神線直通準備のため見送った老朽特急車置き換えが
今度は優先されることに

それすらも取り巻く経済情勢のため遅々として進まず
ようやく新形特急車の量産が予算化された一方
いよいよ通勤車に車齢50年に迫る老朽車が発生

最近の既存通勤車の更新工事で
企画中の新形で検討中の車内意匠を反映