国鉄459系電車
上野−金沢間の急行「白山」の12両電車化用に製造された457系の横軽バージョン。
457系にEF63との強調運転機能を付加したもので、クモハ459・モハ458・クハ459の3形式が1969年に製造された。
サロとサハシは他形式からの改造で賄われ、サロ459はサロ455から、サハシ459はサハシ451から改造された。
「白山」(1972年3月からは「加賀」に改称)の他、名古屋−金沢の「兼六」にも使用されたが、
1975年3月のダイヤ改正でどちらも特急に格上げされてからは、475系と共通で大阪発着の急行に使用され、
1982年の急行廃止後は史実の475・457系金沢車と同じ変遷を辿り、2015年に全廃となった。