北海道、新幹線効果で26年ぶり上昇 スキーリゾートも人気続く
http://www.sankei.com/smp/economy/news/170321/ecn1703210024-s1.html

国土交通省が21日に発表した2017年の北海道の公示地価は、前年に横ばいだった全用途の平均がプラス0・2%となり、26年ぶりに上昇した。
昨年3月に北海道新幹線が開業して観光客が増えたことを背景に、JR函館駅周辺の商業地が上昇に転じた。

道内の住宅地は0・3%のマイナス、商業地は1・5%上昇した。
札幌市は住宅地が2・0%、商業地が6・1%、いずれも4年連続で上昇した。
地下鉄駅から徒歩圏の住宅地や、JR札幌駅周辺のオフィスの需要が堅調だった。
商業地の最高価格は札幌市中央区南1条西4丁目の商業施設「4丁目プラザ」で1平方メートル当たり335万円だった。

スキーリゾートとして外国人に人気で、ホテルやコンドミニアムの建設が活発な倶知安町は、住宅地が5・0%、商業地が9・3%上昇した。