カートレイン兼夜光新幹線編成は、車載車両については、客室を作らず窓も省略し空調も内装も倉庫仕様なので、
車両製作費はかなり安くなる。カートレイン編成を別に6両くらいで数編成制作し、通常編成に併結すれば、
実質ほとんど新しい開発費用などは掛からない。
なによりも、新しい北海道旅行を新幹線が提案することとなり、
新しいジャンルの旅行形態を新幹線によって創造するということには大きな意味がある。
北海道新幹線の価値が大きく高まり、新幹線全体の利用者の底上げにも大きく貢献し、
関連する産業にも多大なプラスの影響をもたらす。
片道運賃は、車一台+家族分(3人〜4人として)の合計で、十万くらいに収まるように設定すれば、
十分な利用が見込める。
その他、夜積み込んで翌日早朝に到着する車両の輸送用としての需要もあるだろう。
たとえば、警察や自衛隊などの官公庁や、レンタカー会社、新車や中古車の輸送などの需要。
なんかの警備の要請で、北海道警が警視庁に応援に行くときに、パトカーなどの警察車両ごと、
応援に行くことができ、かつ前日の夕方まで使用していた車両を翌朝から東京で使用できる。
自衛隊が、飛行機の輸送機などを使用しなくても、半日程度で北海道から本州へ、
あるいは本州から北海道へ自衛隊車両を数両単位で即日移動できる。
車載新幹線は、特に超高速運転する必要はないので、200キロ程度で、現行の東北北海道新幹線の旅客のスジの
合間に走らせればよいので、ダイヤ的にはほとんど旅客に干渉することなく設定可能。
レンタカー会社などは、繁忙期の北海道に車両を迅速に運び込めるし、
応用はほかにも無限に考えられるだろう。
JR北海道、JR貨物、JR束は今すぐ実行に移すべき。