思う、とか主観は要らん

どのみち“乗り心地レベル”っといって車体振動により乗り心地を評価したものでは空気バネ式が負ける、
何故なら傾斜角により左右定常加速度(遠心G)と、
構造の差(バネ上とバネ下)により著大左右振動(左右動ストッパ当たり)の値に大きな差が付くから

しかし乗り物酔いのしやすさを数値化したMSDV-yの数値は、
明らかに振り子式の方が悪くなる
何故ならMSDV-yというか鉄道の乗り物酔いの主因は左右低周波振動であり、振り子式の構造は著大左右振動が少ない代わりに左右低周波振動が増えるから

客室空間の広さなどはほぼ同等
少なくともアルミダブルスキンであれば
E351系は車体上部が異様に狭いが、これは7度傾斜に対応した車体断面で作ってしまったためらしいと、
E257開発に深く関わっていたJR東の元役員が著書に書いてる

コストは言わずもがな
新製コストは振り子式と空気バネ式の差が1両あたり約2000万、
維持コストは空気バネ式なら検査周期が2/3で済む上、1回のメンテにかかる時間は1/2
いずれもJR北海道調べ
コロ式のE351なら維持コストはもっとかかる