「33-4」
皆さんはこの数字をご存じだろうか?
そう、2005年の日本シリーズで、セントラルリーグ代表の阪神がロッテに見るも無残なフルボッコにされた際のトータルスコアである。
屈辱にまみれた歴史的大敗を喫したことから、関西人にとってはトラウマの数字である。

そんな関西で今年、「30-2」という阪神よりも分の悪い新たな黒歴史がここに誕生した。
住みたい街ランキング2019で、阪急沿線と南海沿線のノミネート数である。

阪急沿線と底堅い人気ぶりと南海沿線とは関わりたがらない日本人の気質を象徴するこの数字。
いったい南海沿線にはどういう感性を持った人間が実際に住んでいるのか?もしかしたら住んでいるのは人間ではないのではないか?
そんなことを考えざるを得ない「阪急30-南海2」という数字だった。