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そこに名を連ねられてても中電が「足の裏の一滴まで」って域で抗議している訳じゃないから。

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リニア工事 政治問題化を懸念 現場地権者「十山」の鈴木社長:中日 ...

https://www.chunichi.co.jp/amp/article/99906

リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事を巡り、現場一帯の地権者で、大井川の利水者でもある特種東海製紙グループの「十山(じゅうざん)」(静岡市葵区田代)の鈴木康平社長は四日、本紙のインタビューに応じ、県とJR東海の協議が難航する現状を「利水者は置いてけぼりで、政治問題に置き換わってしまった。科学的な議論を進めてほしい」と語った。
 南アルプスに静岡工区を含む県内の二万二千四百三十ヘクタールを所有、管理する。グループは明治時代から利水者として製紙や水力発電を手掛け、直近では南アの湧水を活用したウイスキー事業を始めた。
 鈴木社長によると、二〇一七年秋、県が窓口となって、JRと利水者との基本協定書案を作り、締結間近になったが、大井川の流量減少を懸念した川勝平太知事がストップをかけた。以降、流域の十市町の首長が協議に参加するなど存在感が増す一方、鈴木社長は「これまでは(利水者も)県からよく意見を聞いてもらっていたが、これ以降はほとんどなくなった。自治体に主導権が移った印象だ」と述べた。
 知事が大井川の水は「一滴も譲らない」との姿勢でJRとの協議に臨んでいることに、鈴木社長は「水は当然大事だが、あまりにも正論過ぎて、落としどころが見つからないのでは」と指摘した。
 JRが国土交通省の有識者会議に出した資料によると、現場周辺では地下水が三百メートル超下がる。「わが社にとって自然は唯一の資源。南アは明治時代から守り続けたグループ全体の象徴でもある。大きく損なわれることを心配している」と話した。