>>24
213・207-900・キハ183-500・キハ185は分割私営化した後の事を念頭に設計されてるが、
新会社は発足準備室の段階であり、わざわざ車両設計事務所がバラバラな新会社に方針をヒアリングしてまで
各地域に配置される形式の設計へ反映は出来ておらん
国鉄が出来る範囲の事であり、汎用性や仕様の標準化は自然と盛り込まれている訳だな
207-900は国鉄初のVVVF車形式として
開発期間の短縮や205の完成度が高い事から、車体を205準拠としており
国鉄臭がしていたのは当然だったんだぞ

>>27
301は設計に技術的な問題があった訳でなく、
当時に於けるアルミ車体という先駆的な仕様が取引を大きく制約した事で、103との比較でコスト増大という因子以上に
形式の発展を阻害していたのだ

201は電機子チョッパの生産コストもさる事ながら
性能面で通勤型ながら快速志向であり、山手線運用の為には203同様にする必要があるなど、
(直並列方式導入が頓挫した時点で自明だったが)中途半端になっている事は否めんかった訳でな
早期に問題点を整理し、205の様な形式で設計を大きく改める展開は時間の問題だったんだぞ

207-900は東でも常磐緩行線への量産車増備にて
捻出203を中央・総武緩行線に転用、更に301・103-1200捻出を検討していた様だが、
そもそも国鉄の汎用通勤型としては205に分がある状況であった為
好条件を想定しても勢力拡大は見込みにくかったな…
その点は国鉄もよく承知しており、207-900落成と同時に
901の原型となるGTOでない新型VVVFの試験を101にて始めておる