>>86,91
VVVF車の古い形式順に、廃車や新型VVVFへの換装が行われていない物を挙げていけば
近鉄1421・7000・6400・3200など
→最高車齢36・37年、車体更新工事で部分的に更新済、7000については一部がIGBT化も
東急9000
→最高車齢36年
小田急1000
→車齢34年、未延命車も部分的に更新済、車体更新工事にてフルSiC化

換装せずとも車齢40年に迫る物が出てきているぞ

>VVVF装置は自前保守が不可能だからメーカーに保守を一任するしかなく

これは酷い大嘘
神戸市交の様に車両保守そのものを川重へ全面的に投げているなら兎も角、
基本的にVVVFの保守点検自体は保有各社で施工しているからな
西の様にテクノス設計で実質直営での手当が前提であったり、私鉄でもメーカから認証を得て論理部の基盤を修繕する
といった事は珍しくも無い

>「もう古いから保守出来ません」とメーカーに言われたら

構成要素で生産終了の物が出てきても、まずは互換品が提案されるなど当面は凌げる
主回路素子も大容量GTOが実質供給終了となって久しいが、予備品にて当面は凌げる訳で
更新工事におけるIGBT化やSiC化、若しくは一部代替廃車により捻出されるなど
車齢35年を突破しても健在なGTOのVVVF車はこの様にして延命出来ているのだ

抵抗制御と比較すれば直営にて手当出来る領域は少ない様に見えるが、
主回路に限らず素子がパンクしない限り、実は長寿命も見込め無い訳では決して無いのだぞ…
勿論コンデンサは更新しなければならないが、互換品も入手し易いのでな

>将来的なVVVF制御装置交換を条項に入れた納入契約が結ばれる事も多い

これも酷い大嘘
車両新製の段階でその様な展開、つまり延命の更新工事を前提に出来る筈がないのだ
数十年後の情勢など予想出来ない筈で、仮にその様な拘束事項を盛り込んで仕舞えば
車体などの問題で置換えが必要となった際に、不必要な違約金を電機メーカへ支払う事となる
そんな馬鹿な契約は絶対にしない