リニア工事事故1カ月、掘削再開できず 
岐阜県「JR東海の安全対策不十分」

リニア中央新幹線の瀬戸トンネル(岐阜県中津川市瀬戸)の工事現場で作業員2人が死傷した事故から27日で1カ月。JR東海はトンネル掘削を停止し、安全対策を構築するため原因究明を急いでいる。県が安全対策の徹底を強く求める県内3工区の山岳トンネルについても掘削を中断する事態に発展しており、リニア建設工事の先行きは不透明になってきた。

山口工区で土砂崩落が発生した時の工事中断は約7カ月に及んだが、他のトンネル工事に大きな影響はなかった。山口工区では中断前、リニア中部総合車両基地(同市千旦林)の土地造成に使うトンネル掘削土をダンプカーで工事現場に運び入れていたが、今回の事故以降それもできなくなった。トンネル工事以外のリニア関連工事にも影響が広がっている。

https://www.gifu-np.co.jp/news/20211127/20211127-125864.html

静岡に続いて岐阜もだめか