ナ2004年11月11日 あまりの激化に国交省がフリーゲージトレイン案を提案し、仲裁しようとする
ナ2005年5月 国交省鉄道局へ訪問した佐賀県官吏に対して、同局官吏が以下を保証
「(フリゲは)既に220km/hから240km/hの実現化の目途は立っているので、今後は270km/hまでの開発を引き続き行っていく方針である、国としては責任を持って実現化を推進していく」
 でも、2008年の起工式までに仲裁できず

ナ2008年3月26日 国交省認可(全線暫定。新幹線鉄道規格新線:武雄温泉−諫早)
 この時には、肥前山口−武雄温泉間在来線複線化は整備新幹線事業として盛り込まれなかった
 また、JR九州・長崎県の反対により、新鳥栖駅(新幹線ホーム)への新幹線鉄道規格新線車両乗り入れが不可
ナ2009年7月2日 九州新幹線建設促進期成会総会にて、鳥栖市が新鳥栖駅(在来線ホーム)を請願駅として着工すると報告される
●2008年認可
 本整備計画 なし
 暫定整備計画 新鳥栖−長崎
  新幹線鉄道規格新線(1067mm軌間・車両) 武雄温泉−諫早
 (新幹線鉄道規格新線車両(1067mm軌間)のため、新鳥栖−武雄温泉と諫早−長崎は整備新幹線の新幹線鉄道直通線として整備されない)

ナ2010年8月27日 整備新幹線問題検討会議にて長崎ルートへフリーゲージトレインの導入が決定
 これにより、肥前山口−武雄温泉間在来線複線化は整備新幹線事業として盛り込まれることになった
鹿2011年3月12日 九州新幹線鹿児島ルート博多−新八代間開業。新鳥栖駅も開業
ナ2011年12月26日 政府・与党確認事項(整備新幹線の取扱いについて)にて、以下2点決定
 フリーゲージトレイン前提フル新幹線:武雄温泉−長崎、フリーゲージトレイン:新鳥栖−武雄温泉、博多−新鳥栖間は鹿児島ルート走行
 整備新幹線スキームを用いた肥前山口−武雄温泉間の在来線複線化
ナ2012年6月29日 国交省認可(フリーゲージトレイン前提フル新幹線:武雄温泉−長崎、フリーゲージトレイン:新鳥栖−武雄温泉、博多−新鳥栖間は鹿児島ルート走行)
 こうして、肥前山口−武雄温泉間の在来線複線化事業が「整備新幹線スキーム」として実施可能になる
 やっと長崎県のねじ込みが成就するかに見えたものの、肝心の新鳥栖−武雄温泉間は暫定のまま

続きます