小山車両センターの編成番号について、今更であるが。
115系時代は、新製車において重複番号の生じないモハ114の車番を編成番号に採用していた。E231系が導入されてこの附番方式が踏襲されたが、上り寄りのモハユニットの下3桁を編成番号とした。
E233系で初めて小山車両センターに新製投入されたのは付属編成だが、上述の規則であてはめると基本編成がU4xx編成、付属編成がU6xx編成となるところ、付属編成でU233編成(後に転入した基本編成ではU6xx編成)とし、たまたま系列名と同じ数字列の編成番号となった。

この編成番号の命名規則の変更経緯についての雑誌記述等を読んだ機会がないので、記述されている紙面等があれば教えてほしい。
推測するに
1.(高崎車両センターからの転入が既に計画されており、)E231系の編成番号と対比する際、E231系では数字の大きいU5xx編成が基本編成、小さいUx編成が付属編成となっているため、『取扱上の混乱を予防するため』に同様の編成番号付与を考慮した。
2.語呂合わせ(ちょうどモハユニットの末尾2桁が33の編成が初投入となったので、語呂を合わせてU233編成とした)

この2点が関係していると考えられる。E231系対比で基本編成番号が+100でなぜ付属編成番号が+200なのかという理由は上記の1.と、基本編成・付属編成にそれぞれ車番末尾三桁が2xx番、6xx番の車両が組成されており、百の位の数値を互いに入れ替えて編成番号として割り当てたもの(2.)という解釈が通る。