烏丸線20系のLED表示器。下側のグラデーションの色は、終着駅の駅ナンバリングで使用されている路線のラインカラーが表現されている。
奈良行は近鉄奈良線のラインカラーが赤色だから「赤」、新田辺行は近鉄京都線のラインカラーが黄色だから「黄」
国際会館行と竹田行は地下鉄烏丸線のラインカラーが緑色なので「緑」になっている。
これらはユニバーサルデザインに配慮した表示となっている。ただ意味も無くおしゃれな表示にしているわけではない。

2022 グッドデザイン賞 鉄道車両 京都市交通局20系車両
ttps://www.g-mark.org/gallery/winners/7350
お客様の多様なニーズに対応する充実したユニバーサルデザイン、環境負荷低減に対応する機器や素材の採用などを実現できる新型車両への
更新が必要とされた。また、デザイン開発・決定のプロセスにおいては、意匠性、機能性、快適性、ユニバーサルデザインなどを利用者の目線で
向上させるため、デザインの専門家や市民委員で構成されるデザイン懇談会を開催し、デザインコンセプトを策定するとともに、市民や御利用者にも
デザイン案に投票いただくなど、御意見を幅広く集め、その成果を車両デザイン・設計に反映した。