通勤快速を廃止するなどしたJR京葉線の3月のダイヤ改正を巡り、千葉市やちばぎん総研などが進めているアンケートの途中集計で、8割が「悪い影響があった」と回答していることが判明した。【柴田智弘】

 25日の同市定例記者会見で神谷俊一市長が明かした。市などによると、22日午後6時時点の回答者は1万2086人で、うち約8割が「悪い影響がある」、6割が「乗る電車を早める・遅らせる」と回答した。

 また、同線の利用をやめたとした人も3割いた。さらに、7割が「通勤・退勤時間帯の快速の増便」、6割が「通勤快速の復活」を希望しているという。回答者は千葉市内が50%、外房・内房沿線が30%などだった。

 神谷氏は「ダイヤ改正でデメリットを受けている人がこれだけいることを受け止め、市民生活と経済の実態に合わせたダイヤ改正をしていただきたい」と要望した。

 同アンケートは同線の利用実態やダイヤ改正の影響を調べる目的で、インターネットで実施。3月23日に始まり、4月30日まで募集している。25日午前9時時点で回答者は1万2458人まで伸びているという。

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