MMT的には供給制約についてどう考えているの?
現時点でバランスしている産業生態系を
かなり歪める事に成りかねないと思ったりするのだけど。

俺がMMT界隈を訝しく思う理由の一つに、
三橋が東日本大震災の時に全国から土建業者、建築業者をかき集めてそれでも中々予定の人手が集まらない時に、
財政出動でどれだけでも人件費を上げれば人が集まるからそうしろと言っていた事が一つだな、と今振り返りながら思い出す。

その時ちょうど、高橋や上念が供給制約について語ってたのを同時に思い出す。というのも、自分の仕事の関係上、建築系の職人さんをある程度抱えていないと計画が狂うんだけど、あの時はかなり引っ張られて着工遅延、竣工遅延を起こしたなぁと、そんな記憶が蘇るわけ。

百歩譲って、MMT的財政出動がマクロ経済政策として有効だとしよう。それを推奨する奴らがどれだけ実際の政策が産業に及ぼす悪影響に対して思いをはせる事が出来ているか?というと甚だ疑問なんだよね。