1行ずつ書いてスペースオペラを完成させる第十四部
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同じころ、同じころ、要塞惑星・ユニクロンでは侯景万景が同じ通信文を受けていた。もしメーテルになにか有ればハィフラ教団を保護していた我々とプロメシューム率いる機械帝国との火種になる。ハィフラ教団討伐を決定した。「お待ちください」その時、初芝電獣軍団の島仲達が異を唱えた。「これはホールライトの罠です」 「見事なものだ」大蛇牌孫は思わずため息を漏らした。「死せる小梅太夫、生ける仲達を走らすとはこのことか」 デスシャドウの艦橋で大蛇牌孫は“小梅太夫”ホールライト最後の謀略を知り、そしてその命がけの策を破るべく艦長に指示を出した。「運用試験は終わりだ。帝都に戻り、当艦を旗艦とする艦隊の編成に取り掛かる」 「ちょっと待て」太史爺爺が引き止めた。「小梅太夫はいまだ存命ではありおりはべりいまそかり」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています