>>945
釣掛電車末期には120〜150kW程度でMT比が1:1から2:1という編成が
国鉄でも私鉄でも既に確立していた。
初期のカルダン駆動電車は65〜80kW程度のオールMから始まったけど、
それは、撓み継手の小型化がまだ進んでおらず1067mm軌間では
仕方なく小さめの主電動機を用いたという事情があったはず。
101系の時には場所を取らない中空軸撓み継手が開発済みで、
それを採用したわけだから、MT編成化の条件は整っていた。
電動機の特性は技術者が机上で計算できる性質のものなので、
熱容量はともかく消費電力について「予想も付かなかった」というのは
車両部門と設備部門との意思疎通が悪かっただけだと思いますよ。
そもそも旅客激増への対応が101系導入の理由だったのですし。