>>314
そこは知能検査の弱点だと思うのだけど
最近の医学の検査は標準的な条件では見つけられない異常が
異なる条件であらわれるという研究結果が多数報告されているんだよね
安静時と運動中の心拍や血圧、就寝時と覚醒時の血糖値や血中酸素濃度など
原因不明の症状があるときは条件を変えて何度も測定したり
一日中継続して計測したりすることが多くなってきている
病気ではないが身長だって起床時と1日の仕事を終えた後では多少変わることが知られてる

知能検査は条件を変えて何度も測定できないことがネックなんだけど
本当はその需要が特に高い種類の検査なのだと思う
だから「こういう条件下でやった」ということを踏まえた専門的所見を出すことの方が
限られた条件下での単なる数字を出すことより重要なんではないかと

それは患者に数字で結果を知らせたがらない医師がいる理由のひとつでもあると思う