懐かしいな、人前で本に没頭できなくなったのは何時からだろう
中学生の頃はまだよかった、横にも後ろにも人がいても本に集中できてた
個人的な心配事、やり残してたものがあるとそのことが頭の片隅にあって先に片づけるまで集中できなかったりはしたが
それでもまだ周辺にいる人には意識が向いてなかった気がする
小学生の頃もそうだ、他人視点とか余計なことを考えないぶんもっと本に没頭できてた
転機は中3の年、板書をノートに書き写してる時、ナルシスト野郎に見てるんじゃねえって指摘されて自分の視線を気にするようになった
勿論、見てるつもりはなかった
それからいじめに発展して、視界の端に映る人間が攻撃者に変わっていくことが怖かった
自分の視線で相手が不快になってないか常に気にするようになった
人が傍に居ると気がかりで、この気がかりが無くならないと本に集中できなくて、人前で本を見ることすら諦めた
不安障害も入ってる気がする、例え視界に人が入ってなかったとしても同じ空間に人がいること自体が恐怖でしかない