もっとも実際の発達の場合ここからさらに
成就しない幼児的万能感と現実に折り合い?をつけるために
現実の方を無理やり曲げようとしたり
あるいはそもそも現実に立ち向かわない(回避型)
といった人格的異常
つまり自己愛性人格障害に発展する場合があると言われる
この場合は自覚的に高い自己評価を持っているとされるが
しかしこの段階にあるかどうかは明確な線引きができるようなものでもない
というのもそもそも発達は「自分が(世界に対して)何なのか」みたいな客観的に自分を見る視点さえちゃんと持ってない
いわゆる自他境界が曖昧というやつ
だからある時は無自覚に万能感丸出しで暴れて失敗しまくったりしたかと思えば
ある時は突然現実の前に立ちすくんでみたり
またある時は大ぼら吹いて現実と願望ごっちゃの妄想の自分語り始めたりと
でたらめでトンチンカンな言動をする
むしろこの軸の無い無軌道であやふやな自己像が発達の特徴と言えると思う