ARは盛り上がり、VRは一時停滞する【18年予測】
VRはスタンドアロン型がカギ
2018年01月11日 日経トレンディ

湯浅英夫氏の予測
【1】今年はVRよりAR
【2】家庭向けVR市場は足踏み
【3】スタンドアロン型ヘッドセットが増える

2018年にVR以上に注目されそうなのが、「AR(Augumented Reality=拡張現実)」だ。
ARで注目は、アップルが2017年に発表したARアプリ開発プラットフォーム「ARkit」と、それに対応したiOS11だ。
対応ARアプリも続々登場しており、2018年はさらに数多くの対応ARアプリが登場して大いに盛り上がりそうだ。
Googleも同様にARアプリ開発プラットフォーム「ARcore」を発表しているので、Androidスマートフォン向けのARアプリも増えていくだろう。

VRやARを使ったアミューズメント施設がさらに増える

注目は、Googleのスマホ向けVRプラットフォーム「Daydream」だ。
Androidでクオリティーの高いVR体験を得られるというもので、頭を動かした際などに発生する描画の遅れ(レイテンシー)が短く、またコントローラーがあるのが特徴だ。

スタンドアロン型のヘッドセットが増える
他の機器と接続しないで使える、スタンドアロン型のヘッドセットが増えそうだ。