Santa Cruzに期待できるのはカメラを4つ使っていることだね
Mirage Soloはカメラが2つだけだから、これより精度が高いはず
モーションコントローラーの精度も高いはず


Oculus VRのスタンドアロン型VR HMD「Santa Cruz」を体験
プロトタイプでも仕上がりは上々で,製品版への期待が高まる
4Gamer

四隅には,Oculus VRが「Inside-out Tracking」(インサイドアウトトラッキング)と呼ぶ方式の,広角カメラによるセンサーが露出している。
これらのカメラは,前方というよりも,四隅それぞれを捉える方向に向いており,
手に持ったモーションコントローラが,体よりやや後ろに行ったとしても,トラッキングしやすい配置になっているようだった。

さぞ重量のバランスが悪いだろうと筆者は思っていた。
ところが,Santa Cruzを装着してビックリしたのは,その15分ほど前まで新作ゲームのデモをテストしていたRiftよりも軽く感じられたことだ。
Riftよりも軽いはずない。
重量の違いについて質問したところ,具体的な数値といった直接的な回答を避けながらも,「エルゴノミクスを追求した結果」と話していた。

Santa Cruz専用モーションコントローラ
「この新しいモーションコントローラでは,タッチパッドとトリガーの併用により,何かをつまみ上げるような動作もできる」ということだった。

無理やり飛び跳ねたり,その場で一回転してみたりしても,映像の処理が追い付かないということはまずなかった。
つまり,それを処理できるだけの性能が,Santa Cruzには備わっているということだ。
動き回りながらのプレイでも,途中でゴーグルの位置を再調整するようなことは一度もなかったのは,先述したフィット感の良さが表れたのであろう。

本格的なルームスケールVRを体現するスタンドアロン型のVR HMDとなるSanta Cruzは,Oculus VRの真価を問う製品になるかもしれない。