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ウラジーミル・ナボコフ 6
0004吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/09(月) 18:42:51.57
「カメラオブスクーラ」を読んで密度が物足りないと感じたんですが、
同じく文庫で安く出ている「絶望」もカメラオブスクーラと同じくらいの密度ですか?
ストーリーを追うタイプではないものが読みたいのですが。
0005吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/11(水) 12:57:46.79
(後一週間足らずで)出、出ますよ
0009吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/11(水) 22:30:32.22
若島なんぞにまかせるといつまでたっても出ない
絶版のを文庫で出すか
他の訳者に訳してもらった方がいい
0011吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/15(日) 16:03:29.84
ああっ、もうダメッ!
ぁあ…青白い炎出るっ、青白い炎出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!読まないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
0013吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/17(火) 10:01:53.51
>>10
装丁出たけど、ガッカリだな。『失われた足跡』みたいなのを期待したのに。
0014吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/17(火) 13:40:12.01
だよね。がっかりだよ、岩波文庫の装丁。
トコロテン式の装丁じゃないか。
せめて「月と篝火」や「第七官界彷徨」みたく
青っぽい表紙にしてくれてもよかったのに。
0015吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/17(火) 17:01:07.11
>>14
尾崎翠、岩波で出るんだね
知らなかったよ

ちくまの『尾崎翠集成』上下巻もってるから
岩波のは買わないけど
読者が増えるだろうから歓迎だな
0016吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/18(水) 00:04:57.66
『青白い炎」もう売っていたので買ってきた。
ちくま文庫からさらに改訳したって書いてあるな。
でも、装丁はちくまの圧勝。岩波、手抜きだな。
0018吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/18(水) 00:58:14.00
索引がアルファベット順になったな。ゼンブラが最後に来ている。
0021吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/18(水) 10:08:09.59
岩波の訳をちらっと見たが、尼で酷評された「オーストラリア」という訳語は
そのままになっているな。訳者は意地になっているのか?
0022吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/18(水) 21:35:44.64
そんなとこで意固地になられてもなあ。だったら俺が訳したほうがましだよ。
0023吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/19(木) 17:25:24.51
うちの地方でもあった
立ち読みして買わなかったけど
よさそうでしたよ
0025吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/19(木) 17:49:40.77
買おうかな
迷う
0027吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/19(木) 18:12:40.63
詩で始まるんですね
0028吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/20(金) 12:11:21.40
本屋で立ち読みしたけど
詩と解説だったので買うのをやめた
0029吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/20(金) 12:20:50.76
当分絶版にはならないだろうと思っているので買っていない
ちくま文庫のは図書館で読んだことがあるし
0031吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/20(金) 15:16:30.24
やっぱ買った
0033吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/20(金) 16:45:54.44
改訳ってどれくらい変わってるの?
比較して違う箇所がすぐ見つかるレベル?
0034吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/20(金) 16:59:19.02
小説と解説にはあったから買ったけど
詩を解説する趣向の問題小説ね
0035吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/20(金) 17:49:20.43
組版を見たらスカスカだった気が。もっとみっちり組んでほしいよナボコフなんだから。
0037吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/21(土) 00:49:20.51
詩を解説するふりをして自由にホラ話を展開している。
そのホラに乗っていけるかどうかが分かれ目だ。
0039吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/21(土) 09:54:32.17
アメリカの文学研究家や、批評家はナボコフが全然、分かってないね。
常に感じることだが。
『青白い炎』はナボコフの、頓珍漢なことばかり言ってる学者や
批評家らへの、怒りと侮蔑の表現なんだな。
プロメテウスやフォロネウスらのfire-bringerらはゼウスらの神族よりも
旧種族の巨人なんだが、彼等は人間の味方であり、彼等は苦難を舐め、
非業の死を遂げる。青白い炎とは、文明の象徴だ。
文明をもたらす者の経験せねばならない苦悩は愚かな批評家達の
解釈によってもたらされるか、倍加される。
言葉遊び的には、shadeは影つまり「解釈」、kimbote(kindleから)は
元の火つまり「原作」、zemblaはsemblanceの「欺き」、という解釈になる。
つまりは、ここにおいて原作と解釈の関係は倒置されている。
出版の流れや構造自体への言及からして、phallicなオリジナルに対する
翻訳や、解釈などの「非オリジナル」の関係の逆転はデリダにも似て、
ユダヤ的であり、循環的でもある。
ざっくり言って、ナボコフらのいわゆる?引用の多いポストモダン的作品の
「批評の中の批評」的作品の典型的構成だろ。
ま、俺が読んでもいないのにwikiだけを見て語るのもこれはこれで許せ。
0040吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/21(土) 10:10:14.02
語る奴がいないから、騙りでもやるしかないよw
0041吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/21(土) 15:55:14.31
どこがそんなにいいのかなナボコフ
0042吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/21(土) 16:41:18.27
文化的な引用や言及が多くて、それについての自分の意見を
言える作家が人気がある例では、世界ではナボコフが筆頭で、
日本では、筒井康隆や、昔では石川淳かな。
安直に教養を手に入れたり、教養を得るための刺激になったり
するのは魅力ではないかな?
『文学部唯野教授』が売れた理由はそれでしょう。
なぜ、文学に関心を持ったりするかと言えば、若者の場合は
柄谷や浅田のようにカッコ良く、多岐に渡る芸術分野について語り、
ある種のものを時代遅れとして、ばっさばっさと、切り捨てて行き、
美女を感心させたい、というようなところがあるからじゃないか?
俺も若い頃はそうだったが、その思いは適わなかったw
そういう願望を達成するには、若年期の集中的なエネルギー投下と
かなりの才能が必要だが。
それは大概の人間には不可能だ。
バルザックらのサロン全盛期の若い作家には、文学によって
女性をゲットするのだ、という意志は鮮明に出ていたと思う。
今、年を取ってみると、石川淳の能楽論など、ちっとも感心
しないが、若い頃は石川の確信に満ちた口調に騙されたんだなw
小林秀雄の人気の殆どの理由も同様だろうし、小林はその力
によって、女を中原から奪ったのでは?
若気の至りとはいえ、残酷過ぎる。
0044吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 05:58:37.41
人気あるんだな
いっそのこと岩波からコレクション出してほしいね
0045吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 06:35:59.04
アマゾンの『青白い炎』は品切れじゃなくて
もたもたしてまだ一度も入荷してないってことだろ
0046吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 06:38:32.71
アマゾンを見ると、富士川義之の翻訳は評判最悪だな。
これだけ需要があるのに、誤訳を読まねばならない
読者達の心中やいかに?

野崎や柴田がとっくにアップを終了していて、体は冷えきってる?
富士川は東大名誉教授だから、業界も新訳を出しづらいんだろうね。
老害を葬る時期は今でしょ。
ちと古かったかw

出版社の社長が日録でアマゾンや紀伊国屋のネット通販での
売れ行きをつぶさに、報告してるのがあるね。
0047吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 07:06:30.19
そうなんですか
0048吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 14:26:17.73
アマゾンで具体的に酷い誤訳が指摘されてるから
見て来て損はない。
0049吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 15:14:02.29
酒でも飲みながら訳したのかな
0050吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 15:36:09.45
どうかな?
結構、必死で訳した上の結果なのかもしれない。
学部から東大で、東大で博士号を取った奴でも、
信じられないくらいの馬鹿が一杯いるからな。
例えはあれかもだが、調理師免許を持ってるからといって、
うまい料理が作れるかどうかと、殆ど関係ないのと
似てやせんか?
素人の方がずっとましのことがしばしばだ。
0053吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 16:18:01.14
さあさあ、お金のない人はあっちへ行った行った!
0054吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 17:07:53.33
ロリータはいい感触
0055吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 17:33:47.82
ロリータはいい
0056吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 18:09:06.22
ナボコフって実際にローティーンが好きだったり、
ローティーンと付き合ってたことがあるの?
0057吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 20:59:53.23
早熟な人間は幼少期に異性と付き合うから、
幼少期の乳繰り合いが忘れられないとそうなる。
0058吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 21:09:50.44
>>57
つまりナボコフにもハンバートみたいな幼少期があって、
実際にローティーンに興味があり付き合った、という解釈でいいのかな?
0059吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 23:01:30.36
作者の人生と作品の内容を結び付けて論じる方法をナボコフは特に嫌った。
『青白い炎』はまさにそういうくだらない文学論のパロディでもある。
0060吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/22(日) 23:13:53.46
ロリータの後書きかなんかでナボコフ自身が、俺はハンバートと同じ趣味じゃないみたいに書いてた気がする。
でもローティーンに性的な興味がないのにあそこまで書けるのはすごいなと思う半面、
なんだかとてもさみしい気がするんだよね。ローティーンに興味ないのにあそこまで書けてしまうということが。
0061吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/23(月) 04:11:11.82
ボーヴォワ−ルの書いた『招かれた女』から、
『ロリータ』のアイデアを思い付いたのではないか?
と、思い付いた人もいるようだね。
俺は前から、ずばりハンバートのモデルはサルトルではないかと
疑ってきたがw
いくら大作家でも、ゼロから創作するのは難しい。
ドストエフスキーの『悪霊』がネチャ−エフの生涯にヒントを
得ていたように。
プニンもハンバートもサルトルの脚も細い点で共通してる。細くても
若者のしなやかな脚は強靱だが。
ナボコフは60代になっても、がっしりした下半身を持っていた。
蝶の収集家として、長いこと歩き回り、捕まえるには頑健で敏捷な
下半身はたぶん不可欠だった。
0063吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/23(月) 05:56:52.11
>>62
お前はしゃべるな。
0065吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/23(月) 06:27:04.96
>>64
お前のようなニヒリストにとっては全ての言説は無効だ。
0066吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/24(火) 15:26:16.35
ロリータの文章は結構複雑でてがこんでいるね
0067吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/24(火) 15:33:57.70
読みごたえがあるでしょ
0069吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/24(火) 18:22:38.94
マルケスと比べると複雑だね
0070吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/25(水) 15:16:29.84
パラパラとちくまと岩波を比べたが、ほとんど変わっていない。
変わったのは、例えば詩の冒頭2行目「殺された」→「命を絶たれた」という部分など言葉の選択。
>>21にあるように、アマゾンで酷評された「オーストラリア」という訳語(岩波335ページ)
はなぜか改訳されていない。
0071吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/25(水) 16:43:27.58
ここまで行くとなんか意図がある翻訳なのかもしれないとか思っちゃう
0072吾輩は名無しである
垢版 |
2014/06/25(水) 16:52:46.50
ネットで疑問にされている他の点もそのままだから
そもそもネットなんか気にしてないんじゃない?

27行目への註釈の途中で「バスカヴィル家の犬」と訳注を入れているが、
「バスカヴィル家の犬」に〈後退する足跡の事件〉など出てこない。
(「空き家の冒険」に足跡と靴を逆さまに履くことへの言及がある)
訳注でバスカヴィル家に言及しているわりに
368行目に出てくる単語grimpenへの訳注では、
grimpenが「バスカヴィル家の犬」の舞台の地名だということに触れていない。
http://www.p-renaissa.jp/borujiaya/?p=1630

139行目のlemniscate(レムニスケート)を「八の字」と訳してしまうと、
それが自転車のタイヤの跡と何の関係があるのか分からないと
キンボートが書いている部分が意味不明になる。
http://d.hatena.ne.jp/lemniscus/20090905/1252152222
0073吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/04(金) 19:56:08.32
別に良いんじゃないですか
訳が気になるレベルまで読み込む人は原著読んでる人だけでしょう
0076吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/06(日) 20:39:40.95
発売後2週間以上経って皆さんが訳の話しかしない時点でお察しだったのよ
話の意味がわからんのよ〜
0077吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/06(日) 20:45:57.50
こんなものを全国の書店で販売してはだめ
ニッチ向けのデジタル商材だってこの10倍100倍は需要ある
私はもう買ったので絶版しましょう
0078吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/06(日) 21:45:48.26
>>76
このスレ見てる(見てた)人はだいたいすでに読んでるから
改めて買ってないか買っても訳以外話題にすることがないのよ
0079吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/15(火) 19:57:35.99
ナボコフの「ディフェンス」ってチェスのルールを知っていないと楽しめない?
0081吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/22(火) 00:33:31.06
ロリータ読了
この難解な小説が大ヒットするアメリカって凄い国だなぁとまず思った
さすがピンチョンの重力の虹が大きな賞に選ばれたりね……
でもナボコフにハマったので次に読むべきオススメあったら参考までに聞かせてプリーズ
0087吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/23(水) 01:01:23.18
『アーダ』は新訳がそろそろ出るという噂(期待)があるから
図書館や古本屋で見つけても読むのは待った方がいいかも
0091吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/23(水) 09:51:26.60
『記憶よ、語れ』の新訳(最終版からの翻訳)は作品社から出る予定。
いつ出るのかは知らないけど
0092吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/23(水) 11:12:43.18
いま長編の翻訳で手に入れづらいのは『栄光』『アーダ』『道化師をごらん!』だな。
0095吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/24(木) 11:02:29.92
若島正みたい
gora9dou.droppages.com/%E6%9C%AC/20111126%E3%83%8A%E3%83%9C%E3%82%B3%E3%83%95%E3%81%A8%E8%AA%AD%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1
0098吾輩は名無しである
垢版 |
2014/07/28(月) 10:49:38.59
>>76
話の意味ねえ? ナボコフに村上春樹風の話を期待されても困るよな。
とにかく文体の細部を愛でることだよ。
0102吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/05(火) 21:45:40.84
>>101
どんな感じよ
ロリタ読んで晦渋な文体が気に入ったからああ言う感じなら俺も買おうと思うんだが
0104吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/06(水) 21:52:06.14
ナボコフだったら小説の翻訳は見つけ次第買ってしまうな。
『青白い炎』はちくまを持っているのに、岩波を買ったし、
『マグダ』なんて4種類の翻訳持っていて、まだ一つも読んでないw
今は『青春』を読書中。
0107吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/18(月) 23:40:18.86
>>106
俺も今回の日本人人質事件でナボコフの短編のタイトルを想起した。
シェイクスピアの『オセロ』の台詞から取ったタイトルだ。
0110吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/22(金) 16:47:53.44
苦手な作家だわ
ロリータは途中で挫折、透明な対象は無理して最後まで読んだがよくわからん
青白い炎も途中で投げ出した

これはさよならした方がいいよな
0112吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/24(日) 21:34:54.71
面白い。
0115吾輩は名無しである
垢版 |
2014/08/30(土) 23:20:46.99
ナボコフの4冊目に「青白い炎」を読んで、ちらっとプニンが出てきたので今度はこれを読もうと思ってたが
その前に最近出た中公新書の「スターリン」をたまたま読んだ。
いま「プニン」読んで これまで自分が当時の政治情勢をあまりに軽視してナボコフを読んでいたことに気づいた
0116吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/11(木) 17:12:19.49
ナボコフの中心テーマはずばりノスタルジア。
タルコフスキーもそうだが、ロシア人なら誰しも抱く心の秘密。
0119吾輩は名無しである
垢版 |
2014/09/29(月) 21:44:08.59
ナボコフの書くテーマは割とストレートだよね
つっても戦前の人か、むしろ文章が新しいってことかな
0120吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/01(水) 22:03:02.25
「青白い炎」
はじめの詩に素直に胸打たれた。イイ!
ここに膨大な注釈が加わるんか…なんだかなあ
0121吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/02(木) 13:24:58.58
>>120
註釈とは名ばかりで、カンケイない物語が展開される。
ナボコフ一流のユーモアと皮肉、そして一抹の哀感が心に響く。
やっぱり『青白い炎』が一番いいな。
0122吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/02(木) 15:15:55.67
「青白い炎」を読むと、文学ってカッコいいと思ってしまう。
0123吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/06(月) 03:06:29.51
『青白い炎』読んでみたいんだが、訳が不正確というので手が出しづらい……
ちくまと岩波で刊行されてるみたいだが、どっちが原書により忠実なんだろう
0124吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/06(月) 08:57:20.36
同じ訳者の改訳版が岩波
>>70-72のあたりに出ているよ
誤訳と指摘された所は変わっていないみたい

筋を追う分には困らないよ
そういう読み方をナボコフ本人は毛嫌いしているし
雑な訳では様々な仕掛けがわからないって言うけど
0125吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/06(月) 09:54:21.04
>>124
誤訳とされてる部分だけ注意して読めば、とりあえず大丈夫ってことでいいんですね
アドバイスありがとうございます
0126104
垢版 |
2014/10/16(木) 23:11:46.11
『青春』残り20ページまで来た。すぐ読み切ってしまうのはもったいないので、
じっくりゆっくり読み進めてきた。まあ、他の本も並行して読んでいたんだけどね。
最近はノーベル賞が決まったモディアノの『暗いブティック通り』を読み始めたが、
やはり自分はナボコフの文体がしっくりくる。次は『マクダ』を読もうかな。
0127吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/17(金) 12:35:44.38
『青春』って何だよ?と思ったらGloryか。
邦訳は廃刊だけど英語版から?
ロシア語オリジナルからのナボコフ英訳(改作?)と
初めから英語作品での文体の違いはある?
0128吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/17(金) 13:34:23.89
>>127
いや、邦訳だ。昔、荻窪か阿佐ヶ谷の古本屋で、2000円で購入した。
渥美昭夫訳で、こなれた日本語だ。後書きによると、不明な点はナボコフに問い合わせ、
夫人から返事が来たらしい。若い頃の作品らしい青春恋愛小説で、「マーシェンカ」に似ている。
後期の作品のような凝った文体や構成ではない。
0129吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/17(金) 15:47:11.89
>>128
すまない、言葉足らずだった。
ロシア語版からの邦訳か、ナボコフ自身の英語版からの邦訳かってこと。
ナボコフ自身がロシア語は十全な使い手としての自負があるのに、
英語では四苦八苦してしまうと書いてて、さらにそれを日本語に直しても
そういう苦闘の痕や妙味が出ているのかという関心だね。
0130129
垢版 |
2014/10/17(金) 15:50:45.38
「渥美昭夫」でググッたら自己解決しました。
英文学の人なので、たぶんロシア語版(1932)からでなく
息子ドミトリの翻訳・父改作協力の英語版(1971)からの翻訳だね。
0131吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/17(金) 16:19:19.47
『青春』、ロシア語 "Подвиг" 1932年出版、英訳ドミトリー・ナボコフ "Glory" 1971年出版。
渥美昭夫の訳は英語版からだけど、ロシア語版と英語版に大きな違いはない。
この小説に「ナボコフ英訳(改作)」とか「初めから英語作品」とかはないよ。
0132吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/18(土) 00:29:22.32
>>127-131
GraysonのNabokov Translatedって本がある。
ロシア語ができなくても諸作品の露語版と英語版の違いと
ナボコフがどのようにreviseしたかがわかる。
0133吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/18(土) 00:53:24.16
いつの日か日本でナボコフ全集が刊行される場合、原書初版がロシア語のものはロシア語から、
英語のものは英語から翻訳されたもので揃えてほしいね。
確か『断頭台への招待』までがロシア語、『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』からが英語だったな。
0134吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/21(火) 00:03:38.36
ナボコフいいね
「ロリータ」と「青白い炎」読んでしばらく経つけど
頭にチェス盤埋め込められた感じが心地よい
0135吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/21(火) 10:07:48.97
初期のロシア語版の翻訳を小笠原豊樹にもっとやってもらいたかったな。
沼野允義に今後頑張ってもらおう。
0137吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/22(水) 14:30:46.14
小笠原豊樹のナボコフの翻訳書は英語版からの『四重奏/目』だけだよね。
あれはじつに優雅で美しい作品だったな。
0138吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/26(日) 12:05:20.82
四重奏はよくわからなかった……。
二つ目の最後の「それは私の靴です」とか、博物館にいたのにどうして捕まったのかとか(うろ覚え
0139吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/27(月) 01:05:58.11
>>137
翻訳で読んで「優雅で美しい作品」とかわかった気になれる感性が羨ましい
ナボコフはその種類の愚かしさに容赦なかった
0144吾輩は名無しである
垢版 |
2014/10/28(火) 14:48:53.33
翻訳を否定する奴は消えろ。たかが英語を読める程度のくせに偉そうに。
5か国語くらい読めてから自慢しやがれ。
0146吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/01(土) 22:56:38.86
でも英語だけでほとんどの作品を、それも本人訳かreviseで読めるというのは素晴らしいよな。
いい研究書もたくさん出てるし。
0147吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/25(火) 11:25:21.75
ロシア文学講義読んでる。
0148吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/27(木) 09:21:38.37
>>147
あんまり面白くない。
0150吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/27(木) 22:15:43.43
やっぱり小説が面白い。
長編なら『青白い炎』『ロリータ』『アーダ』
短編なら「チョルブの帰還」「フィアルタの春」「忘れられた詩人」
0151吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/27(木) 23:38:26.82
つーかアーダいつだよ
こんだけ時間あって上げられないなら復刊してくれりゃそれでいいよもう
0152吾輩は名無しである
垢版 |
2014/11/28(金) 14:39:30.96
そのとおりだ
若島訳いらないから復刊すればいい
あるいは他の人に訳してもらうのもいい
0154吾輩は名無しである
垢版 |
2014/12/28(日) 22:35:23.13
加齢臭ムンムンのくっさいくっさいバブル世代・団塊世代の特徴

●自分たちより前の世代の努力のお陰で日本経済が高度成長し、就職、学業などになんの努力もせず上手くいったため甘やかされ役に立たず、日本を借金まみれにする

●酒(特にビール)、テレビ、マスコミ、エロ週刊誌、風俗、痴漢、パチンコが大好きで週に一度は性犯罪を犯す

●タバコや酒や加齢で体臭と口臭がキツく脂まみれのメタボ体型

●精子、卵子、羊水が老化し子供を作れない無能

●ゴキブリのように数ばかり多く少子高齢化社会のお荷物
0158吾輩は名無しである
垢版 |
2015/01/14(水) 11:43:07.65
 
お世話になります。
私、責任者の加茂と申します。以後、宜しくお願い致します。
http://www.apamanshop.com/membersite/27009206/images/kamo.jpg
浪速建設様の見解と致しましては、メールによる対応に関しましては
受付しないということで、当初より返信を行っていないようで、今後につい
てもメールや書面での対応は致しかねるというお答えでした。
http://www.o-naniwa.com/index.html 事務員 東条 南野
http://www.o-naniwa.com/company/
このように現在まで6通のメールを送られたとのことですが、結果一度も
返信がないとう状況になっています。
http://www.apamanshop-hd.co.jp/ 加茂 舟橋
http://s-at-e.net/scurl/nibn-apaman.html
私どものほうでも現在までのメール履歴は随時削除を致しております
ので実際に11通のメールを頂戴しているか不明なところであります。
  
 ・ハンガー・ゲーム   http://s-at-e.net/scurl/TheHungerGames-Aircraft.html
 ・スタートレック     http://s-at-e.net/scurl/StarTrek-Aircraft.html
 ・アバター        http://s-at-e.net/scurl/Avatar-Shuttle.html
 
 ・アバター       http://s-at-e.net/scurl/Avatar-Dragon.html
 ・トランスフォーマー http://s-at-e.net/scurl/Transformers-Flyingboat.html
 ・Star Citizen     http://s-at-e.net/scurl/StarCitizen-Starfarer.html
 
 ・T   http://s-at-e.net/scurl/ia-T.html
 ・Zle  http://s-at-e.net/scurl/ia-Zle.html
 
大阪府八尾市上之島町南 4-11 クリスタル通り2番館203
に入居の引きこもりニートから長期にわたる執拗な嫌がらせを受けています。
この入居者かその家族、親類などについてご存知の方はお知らせ下さい。
hnps203@gmail.com
0159マグナ ◆vI4NRkhGyA
垢版 |
2015/01/15(木) 02:49:09.12
とある童貞青年が、ナボコフを「良分」と「前衛」と呼び、ジュリアン・グラックを引き合いに出してた。諸君どう思うかね?
01611/2
垢版 |
2015/01/24(土) 21:35:05.87
植草甚一の「ぼくは散歩と雑学がすき」がちくま文庫で復刊されていたので、
およそ40年ぶりに読み始めた。「ナボコフの投書と本の話とナボコフィアンのこと」という
コラムは当時もおもしろかったけど、今よくわかったことがあったので、引用してみる。

>「ロリータ」のあとで七年目に「蒼白い火」(原文ママ)が出版されたとき、ナボコフ・ファンには
>二冊買うのが大勢いた。というのは殺された詩人シェードが残した長詩三十数ページに
>二00ページ以上の注釈がついていて、それを読んでいくうちに注釈者の大学教授キンボード
>というのが、じつは北欧から亡命してきた王様であって、それも気ちがいじゃないかということ
>になり、それには原詩と注釈とを絶えず較べて読まなければならないし、いちいちページを
>めくり返すと、指のさきがクタビレてしまうからだ。ぼくは原本を二つに引き裂いて読んでみたが、
>こんなわけで二冊買ったものもいたので。
01622/2
垢版 |
2015/01/24(土) 21:40:49.39
当時はそのままよくわからずに読んでいたけど、今は実によくわかる。
植草氏が本を真っ二つにしたのも、アメリカのペーパーバックというのもあっただろう。
そして現在では「気ちがい」と書いてそのまま出版できるのだろうか?

まだ二度目の読了はしていないけど、この本自体が結構面白いので、
ヒマのある人は、公共図書館で借りて読むのをお勧めします。
0163吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/10(火) 02:15:11.41
翻訳を否定する奴はマジで逝ってヨシ
0164吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/21(土) 09:19:23.76
翻訳のありがたさは誰も否定してないでしょ
言語的な仕掛けの巧みなナボコフを翻訳だけで読んで読んだことになるのかって話
ナボコフはロシア文学の他人の英訳に手厳しかっただけにそう思う
0165吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/21(土) 10:12:41.85
>>164
否定している奴いくらでもいるだろ?
0166吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/21(土) 11:29:46.67
たぶん、翻訳自体が否定されているんじゃなくて、
翻訳しか読まないでナボコフをわかったつもりの奴が否定されてるんだよ
0168吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/21(土) 18:26:24.22
「文法的にはただしいが英語を母語とする人間なら使わない類の言い回しをする」とかいう評をみてから
英語で読んでもわからんのではないかという諦めが
0169吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/21(土) 19:42:59.04
文学は分かったつもりになって語らないと、いつまでたっても語れないぞ。
0170吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/22(日) 01:29:31.73
ボルヘスもイタリア語わからんのに神曲を熱狂的に語ってた
まあ英語でもロシア語でも存分に味わえる人は素直に羨ましいしそっちの理解がより明確なのはあっさり認める
がしかしだ、私だってナボコフを愛してるんだ
0171吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/22(日) 02:31:14.63
ドン・キホーテ講義は読んでないけど、
さすがのナボコフもスペイン語まではカバーしてないよね?
いや出来ても驚かないけど
0173吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/22(日) 10:10:16.01
>>171
文学講義でもカフカの変身はNRFの仏訳で読んだと言ってた
まあ横文字同士だとまた違うだろうけど

そもそもナボコフは日本に関心ないからねえ
まさか欧米諸国の外で小説がほとんど全て翻訳される程受け入れられるなんて考えてもいなかっただろうし
0175吾輩は名無しである
垢版 |
2015/02/24(火) 15:28:49.97
ナボコフは確かに翻訳じゃ苦しいな
それに比べてトルストイのリズムのちょうどよさはどうよ
0176吾輩は名無しである
垢版 |
2015/03/05(木) 17:03:33.40
ナボコフを原書で自在に読める人は滅多にいない。
研究者でない限り、翻訳で楽しめばいいんだよ。
肩ひじ張るなってw
0178吾輩は名無しである
垢版 |
2015/03/31(火) 12:14:29.60
絶望を読んでみる。
0179吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/08(水) 14:00:17.87
>>178
いきなり日本人はあれの最中でも口づけしない、みたいな文章でてきてびっくりした。
0180吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/09(木) 14:17:40.33
文庫なのに1000円以上するのキツい。
0181吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/11(土) 17:29:19.35
カメラと絶望がおもしろい。
0182吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/17(金) 16:03:10.11
ナボコフは服装の趣味がかわっていたんだよね。
0183吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/23(木) 20:20:14.41
>>180
なんでそんなに貧乏なの?
0185吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/23(木) 20:52:14.23
学生
0187吾輩は名無しである
垢版 |
2015/04/28(火) 17:31:12.06
Problem Paradise ‏@propara
ナボコフの自伝『記憶よ、語れ』の初稿760枚あがる。かつて晶文社から出ていたものの改訂新版で、後に発表された「幻の第16章」(ナボコフ本人による、自伝の初版の偽書評!)を補遺として含む。なるべく早いうちにお目にかけられればと思っています。
0188吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/18(月) 23:18:24.48
ナボコフの『ニコライ・ゴーゴリ』読んだけど観念的で難解だった
小林秀雄みたいだ
初ナボコフ
0189吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/18(月) 23:19:28.66
あげ
0190吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/19(火) 00:06:33.91
>>188
初ナボコフでゴーゴリ論とかシブいな。
0191吾輩は名無しである
垢版 |
2015/05/19(火) 00:32:26.99
>>190
いやちょっとゴーゴリについて調べていて、評伝書いてたのが偶然ナボコフだっただけ
ロリータや賜物はいずれ読もうと思っていたけど
0192吾輩は名無しである
垢版 |
2015/06/17(水) 21:58:51.88
しかし1ヵ月もレスがないとは
0193吾輩は名無しである
垢版 |
2015/07/06(月) 21:53:44.21
ロリータ読む準備としてカルメンと不思議の国のアリスとアナベル・リー読んだ。
0194吾輩は名無しである
垢版 |
2015/07/15(水) 03:01:17.00
『青白い炎』が品切れにならないことを祈る。
0195吾輩は名無しである
垢版 |
2015/07/16(木) 00:22:50.92
ロリータ再読したが素晴らしい
こういう小説だったんだ、と若島さんの訳で精読して初めて分かった
0196吾輩は名無しである
垢版 |
2015/07/16(木) 20:34:33.26
>>195
何が素晴らしかったのか、詳しく。
0198吾輩は名無しである
垢版 |
2015/07/22(水) 20:32:15.49
若島訳の『アーダ』まだかよ。待ちくたびれて、死んでしまいそうなんだが。
0199吾輩は名無しである
垢版 |
2015/07/29(水) 21:35:02.24
今出ているアーダの訳って読みづらいの?
0200吾輩は名無しである
垢版 |
2015/07/30(木) 02:20:23.51
200
0202吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/08(土) 18:30:53.27
エッセイが地味に楽しみかもしれない
青白い炎は何種類翻訳があってもいいタイプの作品だと思うし、
今の訳はやっぱりどっか信頼出来ない部分もあるんで、これも楽しみ

で一番楽しみにしてるのはアーダなんだけど、
若島と早川まだかよおい
0203吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/09(日) 01:17:23.34
『青白い炎』の新訳者は『夜はやさし』の新訳を出した人だな。
俺と小説の好みが合うみたいだ。
0205吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/09(日) 20:11:51.66
ナボコフの『ロリータ』や『青白い炎』、『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』を
面白いと思えた人には面白い。ナボコフの魅力は一言では言い表せないけれども。
0207吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/11(火) 02:40:44.40
ナボコフで一冊となったら「スピーク、メモリー」もありかも。
自伝再訪、楽しみだなあ。
でも大津栄一郎さんの、名訳だったから、ちょっと不安でもある。
0208吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/16(日) 14:21:16.26
わが命、わが炎
0209335
垢版 |
2015/08/17(月) 00:02:56.32
このスレに本当のナボコフ好きがいれば pale fire を読んでいってもいいのだが・・・
0210吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/18(火) 17:42:24.82
>>209
意味不明
0211335
垢版 |
2015/08/18(火) 18:52:15.55
おまえみたいな馬鹿はわからんでもよい
0214吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/24(月) 12:41:49.98
自伝再訪、もう読まれた方いらっしゃいますか。
0215吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/26(水) 22:09:44.99
ナボコフは1回読んだだけでは理解しにくい。再読してこそ良さが分かる作家だ。
0216吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/28(金) 17:38:28.52
そうだね。
0218吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/30(日) 16:47:35.80
>>217
その本、途中で挫折したわw
0219吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/30(日) 17:02:14.07
>>218
正直でよろしい
0220吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/31(月) 06:56:40.40
小谷野さんは☆ひとつ
0222吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/31(月) 09:41:31.77
222
0224吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/31(月) 13:00:04.60
順調に英語を勉強して文豪になった人
0225吾輩は名無しである
垢版 |
2015/08/31(月) 16:51:06.59
詩はプーシキンのほうが好き。
0226吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/01(火) 05:18:53.20
>>217
君の意見は
0228吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/01(火) 13:59:31.73
>>227
だから、途中までしか読んでないと。
0229吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/01(火) 18:55:08.96
ナボコフをすみずみまで熟読して、理解して語れるひとなんているのかな。
専門家でも難しいような。
0230吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/09(水) 12:53:35.73
タルコフスキーと同じく亡命ロシア人のノスタルジアこそが創作動機だろうね。
0231吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/17(木) 01:48:29.41
記憶よ、語れ、実は初めて読むけど、
自伝じゃなくて自伝的作品で、書いてるのがナボコフな以上
油断ならないのは確かだけど、他よりはガードを下げて読める気がする

これまた読んでない道化師をごらんの新訳と、
エッセイと青白い炎の新訳まであるんだから嬉しくてたまらない
これでアーダがあればもう最高なんだけど、そろそろ出してくれませんかね
0234吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/17(木) 22:51:10.39
そうすると、あとは『アーダ』と『栄光』の新訳だな。
俺はもう二つの旧訳は読んでいるがね。
0235吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/17(木) 22:59:10.84
記憶よ、語れ旧訳の方はノスタルジーたっぷりで好きだった、新訳はどうなんだろ
それに新訳の方は完全版なんだよね、楽しみ
0236吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/18(金) 20:13:19.34
記憶よ語れにつられてなんだかんだで買い損ねてた
文学全集の賜物も買っちゃったが、読みきれる気がしない
あと後半のページがすげー折れててテンションが下がる
0239吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/18(金) 20:52:50.70
>>238
それは返品しろよ
俺なんかAmazonだろうが書店だろうが交換・返品しまくってるぞ
まあ書店は自分で見て買ってるからあんまりないけど
0240吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/18(金) 21:13:08.72
>>239
537Pから20ページほど左隅に折り曲げて戻したような筋が2条ほど付いてるんだけど
普通に読めるし、この程度で返品とか出来るのかね
0242吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/18(金) 21:29:48.59
>>240
どこで買ったの?
Amazonなら理由関係なく交換きくよ
なんとなく気に食わないでも多分大丈夫なレベル
0243吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/25(金) 02:09:19.59
自伝や伝記、文学評論は興味ないな。やっぱり小説しか買う気にならん。
0244吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/28(月) 11:02:12.81
筑摩書房か河出書房からナボコフ全集出してくれないかな。
0245吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/28(月) 11:49:48.95
裏地見るナボコフ
0246吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/29(火) 12:17:18.49
>>240
俺も返品もしくは交換をすすめるよ
アマゾンならしてくれるはず
そんな本送る方が悪いんだから
堂々と返品・交換していい
0247吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/30(水) 12:07:26.16
>>246
そうなんだ。
去年だったかアマゾンから送られてきた本(新本)、
表紙のど真ん中にカッターで10センチくらい切り傷が入ってた。
アマゾンで梱包する人が気付かないはずが無い切痕だった。
悲しくなったが、まあ読むのに支障ないからいいか、とあきらめた。
ハードカバーの3000円くらいする本。
0248吾輩は名無しである
垢版 |
2015/09/30(水) 16:28:50.78
なんで泣き寝入りするんだよw
そういうのは今後のためにもガンガン言った方が良いぞ
酷い場合は電話してでもクレームつけた方がいい
0250吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/01(木) 17:38:41.03
なるべくネットで買わないようにしている。
0251吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/14(水) 20:25:13.93
ナボコフ全集早くしろー。なんで弟子のピンチョン全集が先なんだよー。
0252吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/14(水) 22:03:08.90
小説は19世紀が黄金期といわれるようだが
20世紀の巨匠たちもかなりかな〜り面白いよな
0254吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/22(木) 23:36:34.13
『アーダ』まだ〜?
0255吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/23(金) 20:38:08.47
お待ちくださいませ。
0258吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/24(土) 18:06:00.38
流石にそろそろ出て欲しいなぁアーダ
最近若島進捗状況についてなんか言ってないんだろうか
0259吾輩は名無しである
垢版 |
2015/10/24(土) 18:40:30.89
昔、図書館で『アーダ』斎藤訳を借りて読んだ。ナボコフの翻訳で持っていないのはこれだけ。
早く新訳出ないかな。
0260吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/21(月) 07:58:33.64
気取った、金ピカの、結局ずっと単調な、ウラジミールナボコフの散文。
基本的にはつまらない、彼の全作品。
0261吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/22(火) 09:20:45.07
まあ、そうだな。ナボコフは読者を選ぶ作家だ。
あの一見メリハリのない文体の魅力がわかる読者は少数のいわば精神の貴族だ。
0262吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/22(火) 18:50:14.31
ナボコフは5歳、設定を誤りました。おおかたの男が好きなのは、思春期手前じゃなく、思春期直後の娘ですからね。いずれにせよ、たいした作家でもありません。
0263吾輩は名無しである
垢版 |
2015/12/23(水) 00:38:08.71
そういや道化師をごらんはどうなったんだ
サイトに2月までの刊行予定が出てるけど影も形もない
0264吾輩は名無しである
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2015/12/23(水) 04:10:35.36
できそこないのまずいパイ菓子、ナボコフの文体を見るといつもそう感じる。
0265吾輩は名無しである
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2016/01/06(水) 13:57:18.43
『アーダ』はまだか?
0267吾輩は名無しである
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2016/01/07(木) 23:44:11.47
今まで1度たりとも、このつまらん気取り屋のエセ詩人、下手くそなジョイスもどきを良いと思ったことがない。
0268吾輩は名無しである
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2016/01/08(金) 09:48:40.73
1899年
1月17日 - ネヴィル・シュート、イギリスの小説家(+ 1960年)
2月3日 - 老舍、中国の小説家(+ 1966年)
2月10日 - 田河水泡、日本の漫画家(+ 1989年)
2月23日 - エーリッヒ・ケストナー、ドイツの小説家(+ 1974年)
3月7日 - 石川淳、日本の小説家(+ 1987年)
4月23日 - ウラジーミル・ナボコフ、ロシア生まれのアメリカの小説家、詩人(+ 1977年)
5月8日 - フリードリヒ・ハイエク、オーストリアの経済学者(+ 1992年)
5月10日 - フレッド・アステア、アメリカ合衆国の俳優・ダンサー・歌手(+ 1987年)
5月24日 - アンリ・ミショー、詩人・画家(+ 1984年)
6月14日 - 川端康成、日本の小説家(+ 1972年)
6月13日 - カルロス・チャベス、メキシコの作曲家、指揮者(+ 1978年)
7月21日 - アーネスト・ヘミングウェイ、アメリカ合衆国の小説家(+ 1961年)
8月13日 - アルフレッド・ヒッチコック、イギリスの映画監督(+ 1980年)
8月24日 - ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アルゼンチンの小説家・詩人(+ 1986年)
12月3日 - 池田勇人、日本の政治家、第58・59・60代内閣総理大臣(+ 1965年)
12月25日 - ハンフリー・ボガート、アメリカ合衆国の映画俳優(+ 1957年)
0269吾輩は名無しである
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2016/02/14(日) 00:09:45.70
あーだこーだ言える作家
0270吾輩は名無しである
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2016/03/10(木) 10:37:01.46
1ヵ月も過疎ってる作家じゃないだろ
0271吾輩は名無しである
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2016/03/10(木) 18:09:48.15
にちゃんで語るにはもったいない作家。
0272吾輩は名無しである
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2016/03/10(木) 20:01:24.52
アーダが出ないのはいつもの事だが(若島早くしろ)、
作品社の道化師をごらんとかは一体どうなったんだ
0273吾輩は名無しである
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2016/03/10(木) 22:45:11.42
アーダ
第一部 43章 52% 一章あたり 1.2% 
第二部 11章 20% 一章あたり 1.8%
第三部 8章 14% 一章あたり 0.9% 
第四部 1章 5%  一章あたり 5%
第五部 6章  3%  一章あたり 0.5% (Kindleでの本文94%から)
計 69章 ペーパーバックで500ページ、ハードカバーで720ページ、邦訳で626ページ
一日2章ずつ読めば35日で読み終わる(一日2-4時間)
誰か覚悟決めて一緒に読むやついないか?
0274吾輩は名無しである
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2016/03/11(金) 08:25:22.05
いない
0275吾輩は名無しである
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2016/03/11(金) 12:26:51.56
ロリータならいいよ
0276273
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2016/03/11(金) 12:49:13.44
>>275
もし付き合ってくれるとして、どれくらいのペースでやろうか?
一応日本語訳もあるのでアーダよりは早く進むと思うけれど
休日だけ、とかでもかまわないけれど
0277吾輩は名無しである
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2016/03/11(金) 12:58:14.91
一日一章かな
0278273
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2016/03/11(金) 14:04:55.53
了解です。ゆっくりと読んでいくのに賛成です。
ロリータ
第一部 33章
第二部 36章
合計  69章(さて、アーダと章の数が一致することに意味はあるでしょうか?)
二月と少しですね。このスレッドでよいかどうか、いつからはじめるかなどはまた夜にでも決めましょうか。
0279吾輩は名無しである
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2016/03/11(金) 21:51:52.49
このスレでよい
いつでも好きな時に始めて
簡単な感想なり気づいたことなどを書いていけばよいと思う
0280273
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2016/03/11(金) 23:19:31.23
>>279
毎日感想で上がると他の人に迷惑なのでsageるようにしませんか

第○部○章(p○〜p○) (感想、気づいたことなど)

自分はノートとるときこんな感じで書いているのでそのように書き込みますが、好きなように書いてください
邦訳だけで該当箇所に対し思ったことを書いてくださる方も歓迎です
目安としては一章あたり1-数ページずつになると思います
最初の枠物語に当たるはしがきから始まって
3章 アナベル               3/15 
8章 ヴァレリア(長め)          3/20
10章 ヘイズ夫人とLo           3/22
16章 ヘイズ夫人の滑稽なラブレター 3/28
23章 秘密の暴露とヘイズ夫人の死 4/4
29章 「魅惑の狩人たち」での初めての性交渉 4/10
32章 母が死んだことを告げる 4/13
これくらいのペースになるけれど他の方に迷惑にならない範囲で明日からはじめてみますか?
多少読むペースがずれたらそれはそれで許容ということで
0281吾輩は名無しである
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2016/03/11(金) 23:44:31.15
>毎日感想で上がると他の人に迷惑なのでsageるようにしませんか

変な意味じゃなく素で聞くのだが、なぜ、どのように、迷惑になるのか教えてくれ
0282吾輩は名無しである
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2016/03/12(土) 00:01:09.49
>>281
あんまり頻繁に上のほうにスレッドがあると、荒らしがでてきたり、とかを考えていましたが
ナボコフの他の作品を語りたい人にとって、ロリータだけでスレが埋まってしまうと邪魔になることもありますし、ネタバレ全開になるのであまり人目につくところでないほうがよいのではないかな、と思います
0283吾輩は名無しである
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2016/03/12(土) 00:23:34.35
他の作品を語りたい人は語ればいい
ナボコフのスレなのだからロリータの話をするのは当を得たこと
ネタバレってロリータ読んだことのない人がナボコフスレに来るかと思うのだがな
あらしは無視すればよい
0284273
垢版 |
2016/03/12(土) 00:46:30.30
>>283
掲示板の仕組み上、上のほうにあるとナボコフに興味のない、あるいはまだ読んだことのない人の目にも触れてしまいます
できたら雑談などは少なめで、作品だけについて語るくらいにしたいのですが毎回ageなくてはならない理由とかってありますか?
荒らしは無視すればいいといっても、他のナボコフスレの方には単に迷惑ですし、私としてはなんとなく落ち着かないこともあって、他のナボコフスレの人に対する配慮も必要かと思うのですが

どうしても意見の一致が見られないならとりあえずはじめてみて、問題があれば場所を移るか検討することにしましょうか
とりあえず明日ははしがきについてですね。22時以降の書き込みになると思います
0285吾輩は名無しである
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2016/03/12(土) 01:09:19.72
ageるのは、というよりageてしまうのは、いちいちsageとかやらないから
それと下の方にあると探すのがめんどいから
まあ、他の住民に迷惑だということなら自分は書き込まんようにするが
他の住民、そうならどうぞそういってくれ
0286273
垢版 |
2016/03/12(土) 23:07:23.99
はしがき (p5〜p9)邦訳で4p
そっけない文章でCoronary thrombosisで死んだH.Hの死(November 16, 1952)などが語られる。
ところどころ普通は使わない単語が入っており、言葉遊びになっているものが多い。
ロリータらしき人物の後日談もこのはしがきに書いてあるが、これも再読しないと分からない。
書き出しは“Lolita, or the Confession of a White Widowed Male” such were the two titles under which the writer of the present note received the strange pages it preambulates.
本文のラストが my Lolita.であることと対応している。(Lolitaで始まり、lolitaで終わる)

H,Hの弁護士であるClarence Choate Clark(CCC)は本文には出てこないが、ロリータの級友名が列挙されるなかにGordon Clarkeがいて、どうやらオナニー狂いのGordonの父親らしいことが分かる。
はしがきの作者ジョンレイジュニアは頭文字だけとるとJRJrになる。H.Hの精神鑑定行ったのは白黒男博士(Blanche Schwarzman)
作者の奇妙な家名(Author’s Bizzare cognomen)はABCとなる(続けて読むとABCは作者自身の発明である)
上の書き出しもwhite widowed, two titles, which writer, pages preambulatesとよく考えると不自然な構文と言い回しで文字を重ねる。
矛盾したカマトトは、paradoxical prude’sでp-p、コップの中の嵐はtempest in a test tubeとT-T-T
describes with such despair; that had our demented diarist d-d-d-d tragic tale tendingでt-t-t
shadow of this sorry and sordid business s-s-s などなど 4pの中に50近い頭文字の連続が含まれる。

登場人物Vivian Darkbloomはaabdiiklmnoorvv→Vladimir Nabokovのアナグラム。「アーダ」にはNotes to Ada by Vivian Darkbloomがついている
名前だけ、二回くらいしか出てストーリーにほぼ関わらない彼女が事件後に“My Cue,「私の指図」.という自伝を書いた、という一見無意味な一文の意味が変容する。
ロリータ本文とはしがきの両方にこういう言葉遊びをぶち込んだのはH.Hでも編集者JRJrでもなく、「My Cue(私の指図)」であるということ。
Adaは1969年、自伝「記憶よ語れ」は1966年、どちらにもDarkbloomが出てくる。
小説内、作家の回想、別の小説にこっそり出現するこの女性は羅列される固有名の中に忍び込まされている。
0287273
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2016/03/13(日) 21:21:10.32
第一部一章 (p9) 1ページ以下
有名な書き出し Lolita, light of my life, fire of my loins. My sin, my soul. Lo-lee-ta: L-l-m-l-f-m-l-m-s-m-s-l-l-t
その後もt-t-t-t-t-t-s-d-p-t-t-t、 Lo. Lee. Ta.となる。共感覚者ナボコフにとっては原色の世界が展開される。
0.8ページ程度だが、注釈本では数ページにわたることが多い。
ロリータはスペイン語のドローレスに由来して、意味は悲しみのマリアであり、「Lolita」発表以前にもスペイン語文献にはロリータという人名はそれなりに見つかる、
In a princedom by the sea.海辺の王子たちの王国はポーの「アナベル・リィ」の一節の海辺の王国をもじっている。
noble-winged seraphsも「アナベル・リィ」からの引用
I and my Annabel Lee— With a love that the winged seraphs of Heaven Coveted her and me.
アナベル・リイとわが身こそ/もとよりともにうなゐなれど/ 帝郷羽衣の天人だも/ものうらやみのたねなりかし(日夏耿之介訳)
Look at this tangle of thorns. L-(a)-t-t-t 明確な色を反映しており、表面上の意味は絡みつく茨のとげであり、自身をアナベルに出会ってしまったことの犠牲者としている
短い文章のほとんどがアナベルを示しているとともに、自分を王子、殉教者として神格化し、murderer for a fancy prose styleとしているあたりたちが悪い。
都合の悪いところになると文学的な修辞をちりばめて責任逃れをしようとする主人公だが、逆に性的な場面になると描写が手が込み始める、と言う意味では読みやすい。
0288273
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2016/03/14(月) 18:55:36.89
第一部二章(p9〜p11) リヴィエラでの王子時代(1910〜1923年)
ロリータの文章は一文ごとに「意味よりも響きや言葉遊びを優先した文(A)」「何かの引用など文学的な文(B)」「意味伝達を優先とする文(C)」が別れている。
H.Hの生い立ちとアナベルに出会う直前までの文章はありきたりな美しい回想のように、たんたんと情報が開示され言葉遊びの濃度が薄くなる。
しかし父方の祖父・父方の曽祖父二人・伯父の名前が(ワイン・宝石・絹・香水と)扱う品だけ語られ、父母も差し置いて母の姉「Sybil」だけが名前を提示される。
H.Hが16歳の誕生部を迎えるまでに「自分は死ぬ」というpoeticにsuperstitiousなこの名前はギリシャの「女性予言者」を示す。
10代前半の少年をさして “overwhelmingly obvious”「とんでもなくわかりやすい」という、非常に厳格な女性はH.Hを愛してそういったのだろう。
後にロリータの同年代の友人にこの言葉を向けるH.Hは「self-sufficient rapist with pustules」云々と悪意に満ちた表現になっている。
3歳で死んだ母、結婚してすぐにneglectされH.Hの家庭教師となり15歳で喪うSybil以外にも父の愛人たちや王女たち(Ruined Russian princesses)、使用人、友人にも愛されるprincedomの世界。
ただそれをmy cheerful motherlessnessなどと言ってしまうが。
性についてあけっぴろげに(delightful debonair)教えてくれる父は数々の女優などと浮名を流し、リセに3年行くときも愛人とその娘と旅行している。
奔放な父や伯父は混血(フランスとオーストリアに何かしらダニューブ河付近の血の混じったスイス人)であるのに対しSybilはvictoria期で育ったイギリス人女性。
母方の二人の祖父はともに牧師で奇妙な分野の専門家となっているが、paleopedology(古代土壌学)にはペドフィリアが潜み、風で鳴るハープは詩人の象徴。
父方の「商人家系と奔放な性」に対する母方の対比「学者、詩人、道徳、抑圧された性」。父性的なものは物質的で母性的なものは精神的とするべきか、
ほぼ(C)の文体だが女優である母にほとんど会ったことのない少年との会話は他と書き方が異なる
オレンジ・青い宇宙の中の白い小宇宙・真珠・陰影・ピンク・青い瞳と蝋のように白い肌理、など一章で排除されていた色が現れ始める(1章ではアナベルと同じく、Loの描写に色がひとつもない!)
0289273
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2016/03/15(火) 02:03:11.46
第一部第三章 (p11〜p13) アナベルとの出会い
前章の色を確かめるように、アナベルを思い浮かべるときはlittle ghost in natural colorsを目を閉じて想起する、と色が強調される。
Annabel Leighも混血であるが、英蘭のハーフ。Sybilの友人であり、19世紀後半においては表向き厳格なプロテスタント道徳が支配していた国でもあるため、Leigh夫妻はともに厳格で、H.Hは嫌っている。
Leigh夫人はわざわざ“結婚前はVanessa van Ness”とされるがこれは、例によってVaness Vanessの言葉遊び。
繰り返されるVanessaはJonathan Swiftが始めて発明した名前であり、彼の若い愛人の一人に彼がつけた愛称でもある。
Cadenus and Vanessaという880行の詩を残しているのでそれを調べてみるとその書き出しは
THE shepherds and the nymphs were seen、 羊飼いとNymphは召還される
Pleading before the Cyprian Queen.     女神ビーナスの前で懇願する 
The counsel for the fair began        公正なる裁判を
Accusing the false creature, man. 過ちの生物、男を糾弾される
The brief with weighty crimes was charged  短いけれど重大な犯罪がおかされた
どう考えても「Lolita」の構想にこのアナグラムや言葉遊びを好むSwiftは隠れているだろう。Vanessaは愛人Esther Vanhomrighの名前を組み替えている。
Pale FireでもJonathan Swiftが言及される上にヨーロッパアカタテハ(Vanessa atalanta)が頻出していた。
一応、Vanessa atalantaの色はdark brown, red, and black wing patternであり、powderedというLeigh夫人の形容、Leigh氏のbrownというよくわからない形容はここでつながる。
タテハチョウ科はNymphalidae、アカタテハ属がVanessaになる。特に粉の着いたVannesa(Nymphalidae)である夫人は変態を終えた、成長したNymphetであり、だから嫌悪の対象になっている、と考えてみる。
同じ厳格で、年長であるSybilが白蝋のようで粉を吹いていない石女であることとは対照的であり、Loはいずれmetamorphosisを遂げることになる。(妊娠・出産への嫌悪?)
0290273
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2016/03/16(水) 02:23:25.48
第一部第四章 (p13〜p15)
三章で、二度目の逢引きの不発から4か月後にCorfuでtyphusにより死んだ、とそっけなく書かれたAnnabelとの精神的・肉体的な交流が描かれる。
1923年の秋には、ギリシャでチフスは流行していたか?というと1922年にロシアで2500〜3000万人の感染があり、ベルリンにいたナボコフは強く覚えていただろう。
しかしロシア革命後の混乱において衛生がままならないためで、ヨーロッパではない。
わざわざ記されたCorfuという地名はtyphusの言葉遊びに過ぎないのか?
1923年、Corfuは8月29日から9月27日まで「コルフ島事件」でイタリアに占領されていた。
これはムッソリーニの権力強化の基盤になった事件で、後にナボコフが亡命するファシズムの先触れでもある。
Annabelが死んだとされる1923年秋にイタリア軍がCorfu島を砲撃・占領して多くの死者(多くは難民や孤児)が出て、「イギリス人滞在者の死者はいなかった」ことにイタリア側が安堵した。
か弱い生き物が傷つくことに.心を痛め、狂った紛争地(famished Asiatic country)でnurseになりたいという夢を持つ「イギリス人」少女がそこで死ぬことにはやはりナボコフの意図が感じる。
H.HはAnnabelと自分が弱いものに対する感受性を持つ、と言うが紛争地の看護婦になりたいと言う彼女に、自分は有名なスパイになりたい、と語る。
H.Hが延々と自分とAnnabelの共通性を主張しても、Lolitaと同様、H.HとAnnabelも本質的にはまるで似ていない。
Annabel Leeを殺した嫉妬の天使からのchilling windとAnnabel Leighの死因が異なること(fluなど、より対応する疾患はたくさんある)、Loの死因もまた違うことはH.HのAnnabelがLoにincarnationした、という思い込みの虚妄を暴く。
H.H(という偽名の男)が少年の時に出会った少女が本当にAnnabel Leighという名前である根拠もない。
一応、Corfu島はUlyssesがイタケーに帰還する直前に滞在したスケリグ島のことで、Nausicaa王女に求婚された場所でもあるし、名前の元となるKorkyraはポセイドンに、見初められ誘拐されて、島に住まわせられたNymphであって、という謎解きもできる。
NausicaaとUlyssesの出会いはLoを初めて見るH.Hの場面を彷彿とさせるが、テキスト上では興味深い(ナボコフが考えるなら仄めかすであろう)対応はなかった。
0291吾輩は名無しである
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2016/03/16(水) 07:17:38.14
ガンガレ
0292吾輩は名無しである
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2016/03/16(水) 19:44:44.87
ナボコフを楽しむには
原書と訳書と注釈書の翻訳が必要な気がしてきた
0293273
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2016/03/16(水) 23:29:02.92
第一部第五章 (p15〜p20)
5章では華やかな都市での遊学をするH.Hが描かれる。1923-26年の中学生活はほとんど描写されず1926年以降のロンドン・パリでの生活が描写される。
友人には好かれるも、学業は散々たるもの、女性関係は「trauma」を理由にするが娼婦で満足する、と言う。
重要なのはいつのまにかSybilは(予言通り)死んでいるし。父親も何も語られることなく当然のように死んだことが語られることであり、H.Hが精神分析に熱をあげようと、才能がなかろうがどうでもいい。(それでも後で触れることになるが)
とりあえず父親の消失を考えると、ちょうど1923年のAnnabelがコルフ島で死ぬとき、父親は愛人と旅行をしている。
その行く先がイタリアであることは偶然か。
前章で、ナボコフがAnnabelの死に「ロシア革命」「ファシズム」という歴史的事件を書き込んでいることが強度を持つなら、父の不可解な退場は説明できるか?
H.Hは家族の死に無頓着、という伝統的な読解も正当で、母はあっさり雷に打たれて死ぬしAnnabelも1行で死ぬ。
ただ、父親はSybilと擬似近親相姦を行った上に忘却しているし、Sybil自身離婚していない状況で夫のいとこにして妹の夫とsexを行い、Cooper氏なる体の不自由な人物に言い寄られてもいる。
Cooper氏やLeigh夫妻はAnnabelとの密会を邪魔するもの扱いされるにもかかわらず、Sybilは一度も密会の邪魔をする人物としては描写されない。
“overwhelmingly obvious”という口癖が時間軸上Annabelとの関係以外でありえず、どうやら厳格なSybilは交際を常にからかっていたにもかかわらず、H.Hの回想ではAnnabelとの密会を邪魔するのは常に他の人間であり、
なによりも「V」たるvicious vigilance、Vaneesa Van Nessである。
愛人とその娘と旅行し、妻の姉と気まぐれに性交してそれを忘却し、自分の知る限りの性についてH.Hに教えた、というこの象徴的な父親は小説から姿を消してしまう。
二章で描写された豪奢な生活から、一転して1935年時点でホテル・ミラナをとうの昔に売り飛ばし、たいした遺産は入らない、という急激な没落はいつのことなのか?
もちろん当てはまる事件は、1929年の世界恐慌であり、H.Hはこの1923-35年の父親の没落を書いていない。

H.Hから好意的に描かれる二人はこうして近親相姦や不倫の影をまといながら、読者の目を逃れるように小説から退場する。
0294吾輩は名無しである
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2016/03/17(木) 12:16:41.44
ニワカ研究者
0295273
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2016/03/18(金) 06:25:37.41
第一部第四・五章 (p13〜p20)
第二章では意味伝達描写(C)が増え、言葉遊び(A)の濃度が薄くなったのと同様、Annabel後は(A)が増える一方(C)の描写が減少する。
この意味伝達描写の不足から目をそらそうと、この章では(A)(B)の描写にあふれている。少女への嗜好を語り、プルーストや精神分析への言及、Annabelとの性交を華麗な言葉遊びや修辞で語るH.Hに抗って(C)で語られるべき情報の再構成を試みた。
年表を書いてみると、1923年から1935年には具体的な時間記述は存在しない。(もちろんAnnabelの死とDoloresの生誕に気づく)
ただ、H.Hが技巧を凝らした文章を無視するわけにもいかないので、再度彼の(A)(B)を味読する。
“The Proustian theme in a letter from Keats to Benjamin Bailey”は当時T.S.Eliotが再評価をしていたKeats書簡集を読み直したもの。10編残っているBaileyへの手紙の中に、ImaginationをAdam’s Dreamに比べて語るものがある。
適切な場所で適切な声で歌われた古いメロディを聞いて、初めて聞いたときの歌い手の顔をそれ以上なく美しく思い出す、という感覚と時間と記憶に関わる詩的経験のくだり。

H.Hは痛みと快楽(painとpleasure)を常に感じ、Annabelとの性交時にもeerie expression, half-pleasure, half-painを感じ、闖入者によって離れるときにもacheは彼に残る。生涯彼を悩ませる痛みは彼において快楽と常に一緒に出現する。
Annabelとは、出会う前から同じ夢を見ていた、1919年の6月に、迷子のカナリアが家に迷い込んできた、と語られる。
H.Hが精神分析の分析者になろうとしたことは同時期にロンドンへ移住したKleinらの分析を受けていることになる(資格のためには、自ら分析を受けなくてはならない)。
分析でpeculiar exhaustion, I am so oppressed, doctorとなったことは16-19歳のロンドン時代に既に自分の性的嗜好に向き合わされていることを示す。ロンドンを離れ、パリで「解放され」、Uranist(同性愛者)たちと交流する。
Nympholepsyを体系化していく過程は精神分析のparodyであり、欲望を理論化するすべを精神分析で学んでパリで開放してしまった、とも取れる。
有能な精神分析を受けていたらこの事件はなかったかも、と主張するのはナボコフの強烈な皮肉。
(アメリカでM.Mの自殺により精神分析にけちがつくのは1962年)
0296273
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2016/03/18(金) 07:57:10.40
いずれLolitaが出現したときにNymphetは語られるが、この時点ではH.HはNymphetに会ってはいない。AnnabelはelfであってNymphetではなく、H.H少年はFoulet(牧神パンの小辞形)でしかない。
何がNymphetではないか、を列挙していく核心は、その美しさにまわりが気づかず、自分も気づいていない、ために無遠慮な視線を投げることが可能になるというところか。
少女を凝視しても罰せられない環境づくり(適切な時間と空間により強化される想像力!)にいそしむH.Hは窃視者では実はない。
だからLolitaの登場はHaze夫人もLo自身も半分裸でいることに無頓着であることにより、完璧なNymphetである。
睡眠薬を飲んでも寝てくれないにも関わらず、「自分から」H.Hを誘惑することで成立してしまう最初のLoとの性交はAnnabelと異なり失望を伴うことになる。
the nymphean evil breathing through every pore すべての「毛穴」から「ニンフとしての悪」が噴出してくる、という性交直前のロリータの描写はショックを受けるほどに変貌した元Nymphetへの嫌悪を示す。

砂糖たっぷりのサンデーを頬張るLoにおいて、Nymphetはにきび(acne)が出来ない、と力説し、食べた脂肪が汗腺から染み出て、腐敗して膿が飛び出す、とグロテスクに描写をするH.Hはこれまでの章でも繰り返し「吹き出物」への病的な嫌悪を表明する。
V.Vのpowderedに対するSybilの真鍮のようなという描写。吹き出物ができるくらいなら白蝋のような肌が評価され、Loの男友達はpustule(膿胞)だらけの自分勝手なrapist、にきびだらけの人でなし、と描写される。
H.H自身、ニキビができなかったのか?といえば13-16歳のリヨン時代、16-19歳のロンドン時代がほとんど描写されていないが、実は描写されるH.H自身の顔にニキビの痕跡を読み取ることは難しくない。

Annabelの死因はTyphusだった。これは断じてTyphoid feverではダメで、全身に発疹ができる発疹チフスでなくてはならない。
ニキビのできないNymphet「ではない」Annabelは全身に吹きでものができるTyphusで死ななくてはならないし、その発疹に苦しむさまも描写されてはならない。
(Typhusはギリシア語に由来して、熱に浮かされた、Hazyな状態が語源であり、typhoid feverは熱に浮かされたという点で共通するが別の病原体による。このHazeはDorolesの姓であり、小説のいたるところにhazeは隠れている)
0297273
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2016/03/19(土) 01:27:20.04
第一部第六章 (p20〜p24)(1935年の4月)
二人の対照的な娼婦について語られる。Madeleine(マグダラのマリアに由来)付近を歩いているときに、short slim girl passed me at a rapid, high-heeled, tripping step。
第一章を思わせるリズミカルな登場をさせた少女は、H.Hと同時にglanced back at the same momentと描写され、価格交渉に移る。100フランで、値切ろうとするが、3年前には学校帰りの彼女を見ていただろう、と思った瞬間値切るのをやめる。
誰もが18歳と答える娼婦にあってMoniqueはおそらく16,7歳であり、80人を超える娼婦の経験の中で最大の悦楽とうずき(gave me a pang of genuine pleasure)を味わえた、と150フランを渡す。 (oh, she had been a nymphet all right!)
無邪気に喜ぶMoniqueに翌日も逢う約束をとりつけ、都合四度買春するが、二度目以降は輝きが急速に失われ、風邪をうつされたこともあり思い出に保存することにする。(登場以外にもLoやAnnabelに対するような描写表現が散見される)
二人目はMoniqueに味を占めてより若い少女をいかがわしい女郎屋(Edith : riches or blessed' + 'war')を探して紹介された少女Marie。
女衒に連れられてみると生気のない、「15歳にはなっているだろう」、椅子にやる気なく座って人形をいじくり、奥には赤子がいる生活感に満ちた部屋のmonstrously plump, sallow, repulsively plain girlに出くわす。
ビデとベッドしかない、他の紳士に会わないよう工夫された部屋、しゃがんだ少年の尻よりも小さな尻、tight-fitting tailored dressは真珠色、会話も弾み、感謝もされ、軽やかなMoniqueとの対比はうんざりするほど。
これでもかと前半で讃えた描写をひっくり返して嫌悪感に満ちた描写。踵を返そうとすると少年や乳児や荒くれ者まであらわれ、Marieの贈り物を握らせようやく解放される。
Moniqueに与えた贈り物(50フランの追加)は感激され、H.Hがついていけないほど軽やかに駆け出すのに対し、indifferent handに押し込む。
16歳以上だがかつてNymphetであった少女とより若くてもNymphetからほど遠い少女を経験して娼婦漁りを断念し、結婚を決意する。(次章で、30歳近いが少女のようなValeriaと結婚することになる。)
あまり自信はないが、二人の名Moniqueはmonos(一人)、Marieはアナグラムでarmie(army)。後者は荒くれ者たちとEdithの(裕福な+戦争)に響きあう。
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2016/03/19(土) 22:20:17.28
第一部第七章 (p24〜p25)(1935年春以降)
前章で、独身者として娼婦を漁る事への危険を味わったH.Hは、もろもろの利得から結婚をしようとしてみる。別の目的のための隠れ蓑にされる二人の妻(ValeriaとCharlot)。
どちらもNymphetを堂々と凝視できる、という目的であり、結婚の時点では成熟した妻との結婚は直接Nymphetを抱くことが目的ではない。
相手はH.Hのspells of dizziness and tachycardiaを治療してくれた Poland出身の医者の娘Varerila。AnnabelのかけたspellはLoが解いた、と語られたことの反映。
しかしH.Hのspell(米語では発作)を解くことは彼の妄想のようにはうまくいかない。
42歳で心筋梗塞を起こすH.Hは生涯健康(healthy、sound)から距離を置く。しかし快楽でなく健康を象徴する人物もいて、H.Hは彼女らに捨てられ、あるいは自ら捨てることになる。(男性の場合は単に忠告を無視するのだが)
Vareriaはラテン語のvalere: "to be healthy"or "to be strong"だが、医者の娘と言うだけでなく"to be healthy"であることは次の章でも明らかになる。

父の遺産として得たわずかばかりの金に加え、my striking if somewhat brutal good looksがあれば女性には困らない、という。
このH.Hの描写で「somewhat」とか「strange」という言葉は要注意。
(typical Nabokovian marker (equivalent to "somehow" or "for some reason"). By wakashima)H.H自身が気づいていないがナボコフがsubtle psychological explanation for the repressionが隠れている。
獣じみたところがある、という小説を通した象徴でもあるが、brutalは後に他の人物の顔の描写に使われ、H.Hの顔面的特徴をほのめかす。
ナボコフは精神分析には攻撃的だが、H.Hは精神分析に傾倒した上にこの後も精神分析に関わる人間であり、精神分析的に読むことを期待する描写をする。
さらに加えて、ナボコフは注釈なしでは意味を持たないような描写を目指す、という点で精神分析的な深読みを要求する、というねじれた関係を持つ。
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2016/03/20(日) 19:04:13.13
ロリータ第二部が細かく価格で埋められている(Loの堕落をおねだりの価格や逃避行での観光料金で表している)というのはいいとして、ヨーロッパ時代(1910-1940年)には具体的な価格は限られている。
今回、ここまでで具体的な価格が提示されたのは買春に100フランを要し、さらに50フラン払ったというこの場面だけ。
19世紀の小説に親しんでいる読者にとってはあまりにも高すぎる費用と感じるはず。
鹿島茂によれば1928年の売春窟に潜入したジャーナリストは高級娼婦で代金は50フラン、取り分は20フランと記録している。
射精のみを目的にするサービスは4-5フランとされる。
1935年の、行きずりの少女の要求が100フラン(さらにチップが50フラン)という対価は異常に思える。
つまりはインフレの影響であり、50フランをもらって「これで靴下が買える」と喜ぶMoniqueは無邪気さを示すのはいいとしてやはり靴下しか買えないほどに時代は明確な不況なのだ。
アメリカの物価をこと細かく描写したナボコフが唯一ヨーロッパで物価を記入したのがこの数字だと思うと、どうしてもテキスト外の現実、1923年のルール地方占領をきっかけにしておきたドイツのハイパーインフレをベルリンで経験したであろうナボコフを想像してしまう。
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2016/03/21(月) 02:59:50.73
第一部第八章 (p25〜p32)(1935年〜1939年)
健康にする女「Valeria」は娼婦漁り、nymphet漁りを一時的にでも中止させるだけでなく、身体上も健康にする。キュビスムの絵画を趣味とし、H.Hの眼や指関節(knuckle)を取り出して「ゴミのような」絵に書き込む。
眼はもちろんだが、このH.HのknuckleというのはLoのジーンズに手を伸ばそうとする場面やHazeが死んでLoを迎えに行く直前に出てくる。
さらにLoの夫と出会った場面で相手のきれいな手と比較して、これまで多くの女を痛めつけてきた、醜い手(フランス風に言うならドーセットの農民のようなknuckle)と形容されるように、H.Hのnymphetへの欲望を示す。

例によって登場シーンでは魅力的な描写を行うが、初夜の後に描写は反転する。
She looked fluffy and frolicsome, dressed à la gamine, showed a generous amount of smooth leg, knew how to stress the white of a bare instep by the black of a velvet slipper, and pouted, and dimpled, and romped, and dirndled,
この浮かれた描写が初夜には孤児院でくすねてきた少女の服を着せて朝まで性交し、染められた髪の根の色や産毛が剛毛になっているのを見て幻滅する。
やせて青白い少女の代わりに、a large, puffy, short-legged, big-breasted and practically brainless babaを得たとするが、無口さだけは気に入っている(相手はそうではないが)
みすぼらしいアパートで生活をする日々。隣の食料雑貨店の少女に狂気を呼び起こされるが、Valeriaによりafter all some legal outlets to my fantastic predicamentをえる。
おいしいポトフ(pot-au-feu)と生きたmerkin(ダッチワイフよりオナホールに近い)を求めて結婚し、少女への欲望が抑えきれないときにだけはけ口を求める。不機嫌に黙り込み、困惑させる。
三行半を突きつけられ、タクシー運転手をしているロシアの元大佐に奪われるのも当たり前だと思われる。
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2016/03/21(月) 16:16:49.12
第一部第八章 (p25〜p32)(1935年〜1939年)
8章は三つに別れ、Valeriaとの結婚生活/伯父の死と間男の発覚/その後と刑務所の図書館蔵書となる。
間男は、当時パリに大勢居た亡命ロシア人のタクシードライバーで、H.Hよりも5歳近く年上のValeriaよりも更に年上、父親のような年齢。
Loの場合は若い男に奪われる恐怖を抱き続けて自分と同年代の男に奪われる。
Humbert the Terrible deliberated with Humbert the Small whether Humbert Humbert should kill her or her lover, or both, or neither.
二人を殺そうとして、「これまで語っていなかったと思うが、まぁ気にしないでくれ」と学生時代のことを思い出す。級友の自動拳銃を弄繰り回しながら、彼の透き通るような肌を持った妹を陵辱し、自分を撃つ空想を楽しんでいた。
「抑圧」、見たくないことやいい間違い(puns)にこそ本当の無意識が現れる、という精神分析的解釈をナボコフは馬鹿にしている。
これはJames Joyce、Paul Valerey、譲歩をつけながらVirginia Wolfに共通するフロイトへのアンビバレントかつ明確な反対なのだ。ただしそれは作者の無意識を探ることであって、作者によって周到に作り上げられた登場人物の無意識を探ることではない。
事実、H.Hの無意識を掘り返すとナボコフの手のひらにいるかのように、テキスト上に相応する描写が(時に数百ページを隔てて)見つかる。不自然な描写・文・単語には必ず何かが隠れていて発見は尽きることがない。
繰り返せばなぜここまでH.Hが学生時代を語りたがらないのか、買春以外の女性との交流は皆無で、友人の妹を犯す妄想(もちろん自分の痛み、自殺を伴う)でとどまるのか。
例えば故Harold HazeからH.Hに引き継がれた自動拳銃は、We must remember that a pistol is the Freudian symbol of the Ur-father’s central forelimbとされる。

刑務所の蔵書の場面は有名な場面で、刑務所では言葉遊びしかない、といいながらいまだ登場していないLoの名前、Clare Quilty、Vivian Darkbloomが出てくる。ネタバレを知らない初読では意味が分からない。
Loの出生地やLoと別れる場所、なども書き込んである。ただ、再読時にはほぼ開示されているようなものでもあり、ここを強調する読解は皮相的に過ぎる。
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2016/03/22(火) 02:57:22.81
第一部第九章 (p32〜p34)(1939-47年)
離婚の手続きをするために予定されていたアメリカ行きが遅れ、戦争が始まる。さらに肺炎で一冬をリスボンですごす。
NYでは香水の広告の仕事(取り留めのないpseudoliterary)に従事し、さらに数年間フランス文学比較史に一日15時間近く取り組む。図書館の光と不眠症の影に二分された生活(ample light and narrow shade)。
ここでも「Let us skip all that」とし、ある時点でdreadful breakdownが起こって精神病院(sanatorium)に一年以上いることになり、仕事に戻るとすぐに再入院する羽目になる。
病院の、「One of my favorite doctors」の弟がカナダの北極圏の調査に向かうのに同行する。
同行者も精神的な問題を抱えている作業療法のようなもので、幻想的なblankness and boredomにもかかわらず、あるいはそのおかげか健康は取り戻される。エスキモーの少女たちは必ずしも不快な描写をされるわけではないが、欲望はそそられない。
Nymphets do not occur in polar regions.(自然と不毛と人工の対比)
20ヶ月の北極圏での中途半端な仕事を終え、1945年か46年の年報にでっち上げの報告を載せる。
文明社会に戻るや否や再びsanatoriumに逆戻りし、精神分析者たちをだますすべ(古典的な症状と夢をでっちあげること)を覚える。彼らにはfake “primal scenes”をでっち上げ、real sexual predicamentを隠す。
医師のカルテを覗き見すると“potentially homosexual” and “totally impotent.”と書かれている。(さて、これは無意味なのかどうなのか?)
1939年に伯父の死とValeriaの離婚
1940年に肺炎、リスボンからNYへ 
1940年〜42年 香水の広告と文学研究を平行して(おそらく)鬱になる(語られない)
1942?〜44年 精神病院に1年入院し、一度退院して再度再入院する
1944-45年  北極圏での奇妙な探検に同行して精神への影響のインタビュー(20ヶ月)
1946-47年  再入院(3度目)精神分析医に対するすべを学ぶ
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2016/03/22(火) 22:10:25.31
第一部第十章 (p34〜p40)(1947年5月の終わり)
精神病院から三度目の退院をして郊外に住処を探し、12歳の少女のいる家に下宿しようとしたらその家がたまたま燃えたために、その知り合いの家に案内される、という経過が語られる。
あからさまに興味のなさそうなH.Hにもめげず、無邪気に家を案内する女性についていき、庭へ連れ出された瞬間に理想のnymphetが眼に飛び込んでくる。
再読する際に読み応えのある章で、H.Hの興味のない描写と対照的にHaze夫人の描写さえ軽やかな言葉遊びに満ちており、H.Hが気づかないLoのいる痕跡がテキスト上に散らばされている。
still glistening stone of one plum.果物かごにはまだつやつやしたプラムの芯だけが残されている。(glister、stoneはよい言葉)
its complement— a pinkish cozy, coyly covering the toilet lid.
トイレのふたまで軽やかに描写(coylyははにかみながら、というnymphet用)
H.Hが興味のないHaze夫人にも半分無関心、半分高評価の形容詞を並べて描写される。
the doomed dear(哀れな親しみの持てる人)、shyness and sadness
parallel to the parlor we had already admired、stooped without stopping(Loの白い靴下でこれが第一章のLo in the morning, standing four feet ten in one sock)
“That was my Lo,” she said, “and these are my lilies.”
一目見て、自制心を出して通り過ぎる。Haze夫人は通り過ぎてからどうでもいいように「さっきのが私のLo」、「そしてこれらが私の百合です」過去形と現在形。
“Yes,” I said, “yes. They are beautiful, beautiful, beautiful!”
H.Hの頭の中にはLoのイメージがあるから現在形で。ユリシーズの最後のモリーの独白?
(and yes I said yes I will Yes.)
百合の首のような、白く細い少女はnymphetであり、庭に展開された海辺の王国と同時に賛美する。
Louiseという、Loと略されてもおかしくない黒人のメイドも心憎い配置をされている。(Loの部屋、という言葉とLouiseが先に出て、最後にLouiseは家に帰り、Loの部屋はLouiseの部屋でないことが分かる)
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2016/03/23(水) 00:35:36.51
第一部第九・十章 (p32〜p40)
この章と九章の最後は、唐突に言葉遊びや軽薄な表現が増えて、うつ病患者が躁患者になったかの印象を受ける。
ただ、よく考えるとValeriaとの離別から健康を徹底的に害し、肺炎、憂鬱、不眠、精神病院入院が続いていた。さらりと流されてはいるが、1年以上の長期入院、退院しても再度すぐに入院、北極圏で回復したと思っても再度入院する。
相当に重度の精神障害を1940-1946年に経験し、唐突に直ってしまうことに理由はないのか?
エスキモーの少女はnymphetではない、サナトリウムにnymphetはいない、としても三度目の退院は明らかに異質に思える。
戦争は1945年に既に終わっており、三度目の北極圏から帰ってきたあとの再入院を説明できない(この任務が戦争に関連したものであることは「hush,hush(H.H)」という言葉から分かるが)

前章で、Valeriaが1945年ごろにカリフォルニアで死んだという情報はいつH.Hの耳に入ったのか?結局それを教えたのは「カリフォルニアから来た」医者であり、1945年くらいに死んだ、ということは1946年以降の出来事である。
Review of Anthropologyには載っていない、というがこれは刑務所では手に入らないから逮捕前でなくてはならず、H.Hは北極圏での研究成果をAnnals of Adult Psychophysics報告している。その掲載もgenialな医師から入院中に聞いた。
死んだという情報を聞いてI had my little revengeというほどに影響を与えているこの出来事はいつ復讐(不健康に追いやられた事件からの回復)がなされたか。
すると三度目に突然精神病院から解放される、というのはその離別が健康の喪失(肺炎・憂鬱・不眠・精神障害)であったValeriaの死を知ってtraumaから解放されたことによるのだろう、と思えた。
0305吾輩は名無しである
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2016/03/23(水) 20:13:07.72
ナボコフ最後の長編『道化師をごらん!』の新訳『見てごらん道化師を!』が4月刊行。「子供のような、よい読者となること。子供のように、質の良い読書をすること。文学研究というのは、そこから始まるのだと思う」。訳者メドロック麻弥さんの言葉。 https://t.co/ToWacXjRvm

3月23日 19時18分 Hootsuiteから
https://twitter.com/in_vertigo/status/712584273853816832
http://www.sakuhinsha.com/nextrelease.html
0306吾輩は名無しである
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2016/03/23(水) 20:20:12.25
予定よりはちょっと遅れたけど、ちゃんと出るようで安心した
若島も頑張れよマジで

つーか「見てごらん道化師を!」にタイトル変わったのか
正直、「道化師をごらん!」の方がしっくり来るw
0307273
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2016/03/24(木) 02:43:26.50
第一部第十一章 (p40〜p55)1947年5月30日から6月
Haze家に下宿することを決めたH.Hは日記をつけ始める(時間軸が明確になる)
証拠品第二号は黒い合皮の小さな日記帳であり、「5年前」に破壊されたと発現することjから1952年に手記を書いているH.Hはこの日記が少なくとも1年持たずに破棄されることを教えてくれる。
証拠品第一号はすでに第一章で、誤解した単純で高貴な翼をつけた燭天使たちがうらやんだ、つまりAnnabelの記憶を提出している。どちらも現物としては残っておらず、記憶によって描き出す。
日記帳はAnnabelの思い出が繰り返し思い出されたように、最初は鉛筆でたくさんの修正をしながら、二度目はin my smallest, most satanic, handで書き込んだため、記憶は正確であると主張する。
Nymphetの二重性(子供っぽさと野蛮さ)はH.Hを狂わせる。this mixture in my Lolita of tender dreamy childishness and a kind of eerie vulgarityという表現。
この薄気味悪い、というeerieという単語はAnnabelとの性交でH.Hが覚えたdreamy and eerie expression, half-pleasure, half-painを正確に反映する。
堂々とLoを食卓や窓から見ることを可能になったH.Hは「くだらない会話で」邪魔してくるHaze夫人(woman Haze)を罵倒しながらnymphetと交流を深める。
夫人が外出して二人きりになればこれまで経験したことがないくらい幸せだ、といいその夜にはNymphetとともにいることは実は初めてであり、これまで経験したことのないくらいのagonyを覚える。
自分は少女に好かれる、Loが好きな流行歌手や役者に似ている、といわれて有頂天になり、言葉遊びを繰り出し続ける。
私の悲しみに満ちて熱に浮かされた愛しい人、では意味が通じないがmy dolorous and hazy darlingはmy Dolores Hazeであり、何度も反復されるmy Lolitaの変形。翻訳はこういう面白さを切り捨てるしかないのがつらいところ。
その意味で読むと非常に楽しい章ではある。言葉は上滑りしているけれど、その楽しそうな言葉遊びで表面上の意味を超えた浮かれっぷりを表現してしまっている。
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2016/03/24(木) 03:02:10.75
第一部第十一章 (p40〜p55)
夢の中でpockmarked Eskimo 天然痘の痕のあるエスキモーが手斧でエメラルドの氷を砕こうとするイメージは美しいし、あぁ、カナダのエスキモーの少女にはあばたがあったからnymphetはいなかったのか、と小さな謎解きもある。
有名な50人のクラスメイトの名前はバラに関わる三人と、一人Irvingを除いてけなされる。
Irving, for whom I am sorry これがユダヤ人の姓であるIrvingへの親近性と憐憫をあらわしている、というのはH.Hに好感をもつ数少ない場面で、この読解は好きだ。
(実際ナボコフの妻と息子はユダヤ人であり、だから二度目の亡命をした)
ほかの少年少女への形容はher ripe pimples、blackheads、一見きれいな言葉のように見えて意味は「にきび面の」「黒いにきび」であり、このような描写は同級生に何度も繰り返される。
ここではまだいいものの気に入らなくなると更ににきびを罵倒するバリエーションが増える。(acneという言葉はLoに出来ない、と専用にするからほかの言葉で罵倒)
H.Hは少女に好かれる、といいながら自分の男らしさを誇るがなんとなく奥歯に物が挟まったかの表現で、だんだん野獣とかみだらとかが出てくる。
queer accent, and a cesspoolful of rotting monsters(ちょっと奇妙なところのある、汚泥に満ちた腐りつつある怪物)眉毛が男らしい、目つきは、というが頬や皮膚には言及しないH.H。
悲しみ:という言葉は頻出しているが、それはラテン語のdolorが悲しみや痛みだからで、例えばDelectatio morosa. I spend my doleful days in dumps and dolorsはd-d-d-dだけでなくドロレスの言葉遊び、悲しみに満ちた日々dolefulとか言っているが完全に浮かれている。
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2016/03/25(金) 08:45:51.32
第一部第十二章 (p55〜p57)
50人の中のクラスメイトAubrey McFate(アイルランド系の名前で運命の息子)がどうも運命の擬人化ではないかと思わせ始める章。
20日ほど、腹部インフルエンザのため学校が集団閉鎖になっている5月30日から経過しており、着実にLoへの接触を増やしている。
湖に行く約束が何度も前章(5月30日から6月20日頃)でされるが、雨だったり、LoがHaze夫人と喧嘩をしたり、でなかなか実現しない。H.Hは三人で湖に行ったとき、忘れ物をしたふりをしてLoと二人きりになる計画を妄想している。
悪意ある運命は、Haze夫人がもう一人Loの友人Mary Rose Hamiltonを連れて行くことを黙っていた、とH.Hが憤るが、このバラの名前を持ち、a dark little beauty in her own rightと描写されnymphet扱いを受ける少女にすれば逆恨みもいいところ。
しかし邪魔者であるはずなのに、この少女は繰り返し高評価を与えられる点でSybilを思わせる。その逆であるのがHaze夫人(ここまで名前すら呼ばれていない)と独身女性であるFahlen女史。
Haze夫人はラムズデイルに来る前にPiskyで一緒だった彼女を呼び、Loの監督役として、自分は仕事に出ることを検討していた。(H.HはおそらくNYに来た直後に「職業婦人」に何らかの形で苦しめられ、精神発作を起こしている)
Loの生まれ故郷の中西部Piskyはpixie(妖精)であるとともに蛾、という意味を持ち、Fahlenという姓もフランス語で蛾を示す。蛾はValeriaとの結婚生活が壊れ始めるときにもmoth holeと描写されていた。
(H.Hは蛾と蝶の区別もつかない、とナボコフが発言していることには注意を要するが、もちろんナボコフは区別をする。とりあえず蛾:mothを追っていく)
この明確な邪魔者(Loは1944年夏に彼女に厳しくしつけられたことを思い出すたびにかんしゃくを起こす)はH.Hがラムズデイルに到着したその日に腰骨を骨折し、Haze夫人の計画が狂う。
これまで妄想や眼の中でnymphetを楽しんできたH.Hはその鉤爪やknucleを伸ばしたことはなかったが、Loの眼球をなめたり、ジーンズに手を書けたり、すこしずつ、時に性急に身体的接触を行っていく。
それを助けるのは火事や学級閉鎖を起こす“腹部インフルエンザ“であり、「転倒による骨折」であり、交通事故によるHaze夫人の死というnegativeな病気や事故、不幸である。
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2016/03/26(土) 02:28:39.64
第一部第十三章 (p57〜p62)
Mary Roseが熱を出した、という連絡で湖行きは中止になり、また親子の喧嘩(Hot little Haze とbig cold Haze)。捨て台詞は「教会に行かない」「だったらどうぞ」
Haze夫人を見送り、よそ行きのLoを探すquestを開始するH.H。香水をつけ、絹のガウンを羽織る。
時間:6月の日曜日、場所:陽の射す居間、小道具:雑誌や蓄音機、メキシコの土産物
(メキシコはHaze夫妻の新婚旅行先で、家中にある土産物は故Hazeの思い出の品で、H.HはLoをもうけた故Hazeに感謝する)
教会用の靴は履いていない、日曜用のポーチは蓄音機のそば。長椅子の隣にLoが座って心臓がはね躍る。林檎をもてあそぶLo。H.Hが掠め取って、「差し出した」林檎に齧りつく(H.Hはむしろ齧られる林檎の気分)。
nymphetの特徴である、monkeyish nimblenessで雑誌を奪い取って、砂に半分埋まったミロのビーナスと写る画家の記事を見せてくるが触れているLoの膝や頬にそれどころでない。
ここでも歯が痛くなったと言い訳して、Loとの摩擦(friction)を楽しむ。(邪魔をする人Haze夫人は歯医者を紹介しようとし、その甥がC.Q)
ソファに座るH.Hの膝に無作法に足を投げ出すLoを惹きつけるために変形した流行歌を口ずさむ。「Carmen」はsomething, something, those something nights, and the stars, and the cars, and the bars, and the barmen。
H.Hは曖昧に口ずさみ、それを訂正していくLoのハミングを聞きながら、突然、完全な安全、合意の世界にいるような錯覚に陥る(安全な唯我論Lolita had been safely solipsized.)
(美しく、平凡でエデンの果実のように赤い)beautiful, banal, Eden-red appleの食べ終えた芯を放り投げるLoの動きにその肢が乗っているH.Hは刺激される。
どうにか絶えようという苦痛のなか、前日に出来たLoのあざをなでさすり、尻に押し付けてH.Hは達する。(barmen, alarmin’, my charmin’, my carmen, ahmen, ahahamen最後のほうは完全に歌詞に合わせてあえいでいる。)
昼食を三人でとろうというHaze夫人からの電話にLoが出ることで快楽は終わり、どうやら気づかれなかったというH.Hは鼻歌を(不正確に)再構成する。
その中に(男根の象徴)銃でカルメンを殺す(メリメでは刺殺)、とある。32口径で女の眼を打ち抜いた、とするがこれは故Haze氏の遺物として後に登場する。
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2016/03/27(日) 02:47:07.02
第一部第十四章 (p62〜p64)
この章は言葉遊びが控えめ。
昼食を食べて先に家に帰り、朝の出来事を思い出す。家の中はまだLo-less(doleful:悲しみに満ちたLoだらけとの比較)
魔法使いは少女のかばんに蜂蜜と牛乳とシャンパンをかけて新しくするが、Loのかばんは何も汚されていない。彼が罪深く夢見ているのはLolitaよりもリアルな想像上のLolitaであり、現実のLoに危害を加えていないことを誇る。
六章で、ほとんど同じ言い回しで、自分がこれまで妄想上で「所有」してきたnymphetはその後どうなったのだろう?このcriss-cross cause and effectで影響は出ないのだろうか?ともっともらしく首をひねってみせるH.Hは16-7歳のMonicueを見て、解決してしまう。
精神的影響、精神分析的トラウマの影響に気づくのは第二部でのこと。
害を与えていないからLoが帰ってきて、Haze夫人が料理している間に件の長椅子で再びいたずらを仕掛けることを妄想する。
しかしLoはChatfield家と一緒に映画を見に行って帰ってこない。Haze夫人と二人での食事。Chatfieldが三週間キャンプに行くのに、Loも木曜から予定を早めてついていかせることにした、と告げられる。勉強熱心なH.Hを邪魔しないように学校が始まるまでそこにいると。
ショックを隠すために朝と同じく歯痛を装う。善良なHaze夫人は近所の歯科医Ivor Quilty
を紹介してくれようとする。秋にはLoを矯正してもらいますよ、と言うHaze夫人。実は同じQuiltyに抱擁される、という意味にも取れてしまう。そしてそのとおりのことが起こる。
言葉遊びがほとんどないのはこの急激な落ち込みを表しているかもしれない。
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2016/03/28(月) 02:24:35.81
Lolitaに出てくるフランス語について
出版に際して、アメリカではフランス語を減らせないか、との出版社の要請に断固としてナボコフは断ったが、フランス語の言葉遊びやいい間違いなど、注釈もなかった原書を読んでも理解できた読者は少なかっただろう。
彼はアルファベットそれぞれに色を感じる共感覚者であったが、自分のフランス語を見るときにはbrimm:液体があふれ出すイメージを持っていた、という。
このbrimmという単語は小説中にたくさん散らばっていて、重要な役割を果たしている。
H.Hはフランス文学の研究をしていて、小説中に頻出する19世紀の小説・詩(Poe、Keats、Mérimée、Mellville、Ballzac、Verlaine, Byron, Keats, Baudelaire、Doyle、Proust)とは一線を画して16世紀のプレイヤード派フランス詩人が引用される。
中でもピエール・ド・ロンサール(Pierre de Ronsard, 1524年-1585年)の比重が高いが、彼の詩は引用するとどうなるだろう、といわれながら直接引用はされていない。
いくつか彼の詩を読んでいると、1576年に発表されたLe Amoursの冒頭.
Petite Nymphe folâtre,     Frolicsome little Nymph,
Nymphette que j'idolatre,   Nymphet I idolize,
Ma mignonne, dont les yeux my sweetheart in whose eyes
Logent mon pis et mon mieux: I see my best and my worst,
.ニンフェットという言葉はもともとフランスで作られ、その後フランス語からは消えてしまったのがH.H(ナボコフ)が英語に生まれ変わらせた、ということらしい。
何度か出てきたnymphetを形容するfrolic/frolicsomeという最上級の形容詞はここが出典なのだ、と思った。肯定的な形容詞と否定的な形容詞を重ねるH.Hの癖までこの時代の対概念の影響とは言い切れないが、やはり似ている。
フランス最初の文学集団で、ルターのドイツ語聖書と同じように、フランス語の公用語化を宣言した彼らのうちでもロンサールはきわめて衒学的で、同僚の注釈がないと同時代でも理解できない恋愛詩集を書いていた、らしい。
(「改革派詩人が見たフランス宗教戦争」高橋 薫 著から)
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2016/03/29(火) 02:29:01.08
第一部第十五章 (p64〜p66)月曜日から木曜日
キャンプQへ赴くことになったLoの買い物をし、「H.Hがキャンプ行きに賛成だと聞いたLoが怒ったこと」「お別れに車から二階まで駆け上がって飛びついてきて抱きしめたこと」を悦び、抱きついてきたLoが殺されず、レイプもされずにキャンプに行くことが出来たことを誇る。
ここでは、キャンプQの女管理人から、留守時にかかってきた対応をした際、「一ヵ月かそこら後に、pleasant chatを思い出す」、という唐突な描写がある。(妻を失い、キャンプに電話をかけるが小旅行に出てしまった、という会話をする芝居をする)
これまでも何度か出てきたポプラはどうも陰謀・性交などと共に出てきている。13章のLoとの擬似性行為の場面でもやや唐突に出てくるし、最初の性交渉を持つ「魅惑の旅人たち」にもポプラがあり、Conspiracy poplarとそのものの呼ばれ方もする。
Loが別れを告げたこの家のポプラ(とルイーズ)をLoが見ることはもうない、と書かれ、芝居の場面でまさにいちゃついているルイーズは陰謀・性交と並列される。

翌年の1月1日に13歳となり、その後はyoung girlとなり、さらにcollege girlとなることに恐怖を覚える。(H.Hは大学でフランス文学を講義しているはずで、college girlには接していたはずなのだが、学生時代、教師時代を通して不自然なまでに描写されない)
NymphetであるLoは永久に愛するけれども、Loは永久にnymphetではいられないことを理解している。
(これはロンサール晩年の最後の年若い愛人への詩を思い出させる)

大御所作家の「読者の想像に任せる」のではなく、語ろうといいながら、やはり何が起こったかを隠すような書き方をしている。
ここまでにあげてきたキーツの書簡集や、ロンサールの詩論はいわゆる通常の想像力を排除して方法を強調するものであった。
彼らはどちらも20世紀に再評価され、確固たる詩人の地位を築いた。
(引用されるのは1919年まで忘れられていたロンサールの詩L.M.FやEliotらが再評価したKeatsの書簡集であり、20世紀の反―叙情詩の流れに合致する読み直しであり、やはりヴァレリーやエリオットは1920年代に詩を書いていたナボコフにとって屈折点となったのだろう。
0314吾輩は名無しである
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2016/03/29(火) 22:26:04.93
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ちんぽまち 👀
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2016/03/30(水) 01:41:12.63
第一部第十六章 (p66〜p69)Loの出発した木曜日朝
LoとHaze夫人が出発した後、LoのFrock(少女のガウンの古い表現、H.Hが多用する)やLoの着ていたくしゃくしゃの服などを抱きしめて、毒のある混沌が自分の中に湧き出る。
そこで、Louiseのmaid’s velvety voiceで階下からやわらかく呼ばれ、切手の貼っていない、curiously clean-looking letterをgood Louiseから渡される。
(自分の主人が下宿人に手紙をわざわざ渡す、ということは恋愛ごとだと分かってのことだろう。ここでも閨房の謀を代表する。)
H.Hはこの手紙を破いてトイレに流しているので、正確ではない。
しかし、Haze夫人は「you are the love of my life.」「I have loved you from the minute I saw you.」まるでH.HがLoに対して抱いたのと鏡像の様な表現をする。
ここには二つ解釈があり、ひとつはHaze夫人とLoが「姉妹のように見える」という描写からの強調、もうひとつはH.Hの誇張した表現に過ぎない、という見方。
前者はHaze夫人の名前の由来(Doloresという名の少女が出てくる小説に、姉としてCharlotが出てくる)や第二部でどんどんLoがHaze夫人に似ていくことを説明する。
後者は、そもそもH.Hの妄想という異端の解釈になるらしい。
ただし、you would be a criminal− worse than a kidnaper who rapes a childのように、あまりにもそのものの描写もあるから、H.Hの勝手な付け加えが多数あることは間違いない。
おそらく6/20頃で、月末までの家賃12ドルを返金します、というので月に35〜50ドルという「破格の安さ」なのだろう。
覚えている限り、フランス語の間違いも含めて正確だ、というが実際の長さは2倍はあり、「Loの2歳で死んだ弟のこと」「彼をH.Hが好きになっただろうこと」が書いてあったという。
Loの部屋で、皿を持ち、ローブを着たロック歌手の「征服する英雄」の広告(征服された女は出てこない)があり、その顔に「H.H」と書き込みがある。
もうひとつの広告ではDromeをいつも吸っている有名な劇作家が載っている(こちらは似ていない)。
その広告の下にLoの純潔なベッドがある、というがこの劇作家は既に触れられたH.Hに似ているというC.Qであり、C.Qの下に散らかったLoのベッドがある。
Louiseが帰ったことを確かめて、Loのベッドで手紙を読み直す。
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2016/03/31(木) 02:01:18.48
第一部第十七章 (p69〜p73)Loの出発した木曜日 昼から夕方
ここで初めてHaze夫人の名前が明かされる(Charlot、harlot:売春窟の主人という解釈は面白いがおそらく小説からの由来)。
手紙を破棄して、自室で考え、Dostoevskian grinが 自分の顔にdistant and terrible sunのように出現するのを感じる。
Loの母親の夫になれば、愛撫は好きなように出来るだろう、と。日に三度毎日抱きしめるだろう。「私は健康になるだろう」。
ここでもValeriaと同じ、「健康にする女」であることが分かってくる。彼女は歯痛に歯科医を紹介し、夜驚症(pavor nocturnus、夜の恐怖)を解決する。
(ここも、私の話はすでにincondite散らかりすぎ、としてスキップされるが、間違いなく精神発作と関わる)
H.HはCharlotの食前酒などに、塩化水銀を混入させて殺すことではなく、不眠症で処方された睡眠薬を二人に与え、小さなHazeの方に「無害ないたずら」を仕掛けることを目論む。
red sun of desire and decision(これが人生を豊かにする)が更に高く高く上がる。(この章で、赤い太陽の意味が欲望や陰謀に結び付けられる)
どうやら以前つけていた日記journalではこの章の描写よりもはるかに辛辣な記載が連ねてあったらしい(それは後に当のC.Hによって発見される)。
結婚する気持ちを奮い立たせようと、C.Hへの描写は少しだけ控えめ。
彼女はmy Lolita’s big sister、彼女の大きな尻、実った胸、丸々とした膝、the coarse pink skin of her neck(絹や蜜と比べれば粗い皮膚をしたピンク色の首)をあまり現実的に見なければロリータの姉のようにも見える。
そして残りの、残念な全てを除けば彼女は、ハンサムな女性。
Charlotを抱くために高級な酒や食事、ビタミン剤を買ってくる。彼女が帰ってくるのを待ちながら、酒を何杯も飲み、手入れの行き届いていない芝生をうろつくが、芝生にはタンポポと呪われた犬がいる。
犬はラムズデイルに来たときに車に轢かれそうになった犬で、ほかの場面でも事故を暗示する。
太陽から月に変わった(陽が落ちて夕方花が閉じた)タンポポが気に入らず、酔いに任せて芝刈り機を持ち出し始め、向かいの黒人の運転手兼園丁にからかわれる。
彼女の青いセダンが帰ってくるのを庭から眺め、彼女が青白い顔で上っていき、庭のH.HをLoの部屋の窓から見つけるのを確認してLoの部屋に駆け上がる。
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2016/04/01(金) 00:00:34.00
第一部第十八章 (p74〜p79)Loが立ってから20-30日ほど (1/3)
Haze夫人と結婚するが、わざわざ呼び戻すこともない、とLoもまだ出てこない、H.HとLoのストーリーからすると読み飛ばされそうな章。
しかし、この章では妙にたくさんの登場人物、固有名詞が出てくる。(重要でないと思える人々ばかりだが、全員再登場することになる)そして不自然な初出の情報の濃度が非常に濃い。

婚姻に当たり、宗教と血筋について聞かれる。on that score my mind was openと言ってもいいが、宇宙の精霊を信じている、と答える。
重要なことは、「仮にH.Hの血にトルコ人が混じっていようとも、気にも留めないが、キリスト教の神を信じないなら、私は自殺をする」と神聖な口調で告げ、彼女が「原則の女性」であることを知ったこと。(これを聞いてH.Hは虫唾が走るようなぞっとする印象を受ける)
この一節はかなりいろんなことを語っていて、C.Hが気にしているのはユダヤ人かどうかで、H.Hがユダヤ人だったら結婚をしない、と言っているに等しい。中西部のwoman of principle。
この章の最後で善良なJohnが“Of course, too many of the tradespeople here are Italians,” “but on the other hand we are still spared‐”ここで彼の妻は関係ない話題でさえぎる。これも明らかにユダヤ人と言おうとしている。
東部のラムズデイルですら反ユダヤ主義から自由な町ではなく、H.Hは少なくとも周りからユダヤの可能性を疑われている。
第二章でドナウの川の血脈がrushとして混じる、青いドナウ(貴族の血)だけでなくドナウ以東はユダヤ人の多く住んだ土地でもある。

40マイル先のParkingtonで雑貨を営むFarlow夫婦(Johnとその従妹でもある若いJean)は唯一心から親交のある友人で、結婚式にも駆けつけ、またパートタイムの弁護士をしてC.Hについても助けてくれている。
その姪がキャンプに一緒に行っているRosalineであり、Loと学校でよく喧嘩をしている。
このユダヤ蔑視を持つJohn Farlowはmiddle-aged, quiet, quietly athletic, quietly successful dealerとあからさまに奇妙な紹介を受けて登場し、どうathleticなのかは語られない。who got me the cartridges for that Coltと言われても、「あの」Coltはここで初出。
小説でも相当に重要な役割を果たす拳銃は、最初からまるで既に周知のように登場させられる。
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2016/04/01(金) 07:57:05.51
第一部第十八章 (p74〜p79)結婚生活 (2/3)
Charlotとの関係は、罵倒表現だらけの日記の頃からは考えられないほどに良好な関係を築いている。前章で買いあさった各種刺激剤を用いても性交には失敗しているが、そこは娼婦相手につちかった「古い世界の技巧」を用いて満足させる。
Valeriaの時は孤児の服を着せて性交を行ない、ヒステリーを起こさせたが、この女性はLoに最も近い肉親の上に、30年物のアルバムを持ち出させnymphetであったころの写真を手に入れる(CharlotはLottelita, Lolitchen)。
性交の際も、彼女の中にLoやnymphetの残り香を探る上、Valeriaと異なりH.Hの不機嫌な沈黙にも恐れず、礼節をわきまえながらも気軽に話しかけてくる。
初夜の後の朝で幻滅させられたValeriaと違い、驚いたことに、Loを叱る鬼のような成人女性はH.Hがせまると弱弱しく「だめ、いけません、」と少女のような一面を見せ、さらに結婚して美しくなる。
前章で最初に結婚を決意したとき、キャンプQに電話をかけて行き違いになり、先にLoに伝えた場面で、わずか1時間でH.Hよりも「片方の靴下」を引っ張っている「子犬」に心奪われている冷淡なLoと、情熱的に変貌したLotteが入れ替わっている。
Loをすぐに呼び戻すことを急がず、前章までの狂おしい情熱が影を潜めており、Valeriaが「ごみのようなキュビスムの絵」に彼の「眼と魔の手」を封印したように、LotteはLoを「キャンプQ」に封印して「健康に」している。
健康にする女との別れは、H.Hが望んでしたことではなく、Valeriaは(自業自得とはいえ)不倫であったが、Lotteは不倫を決してしない「キリスト教原則の女」であり、その契機は「健康から程遠い」日記を書いていた頃のH.Hが暴露されることである。
おそらく、前章で「日記の調子に合わせてC.Hを軽蔑した調子を続けるのは難しい」と書いているのは本音でもあり、Charlotと名前が頻出するこの結婚生活において、まがりなりにもH.Hは彼女自身と向き合い、Loに近づくためだった結婚を楽しんでいる。
Valeriaとすごしたみすぼらしいアパートと家具は、豪華なダブルベッドやカタログから選ばれた家具。無口なValeriaと過去の愛人について根掘り葉掘り聞き、それに脚色を加えて話すH.Hと対比は尽きない。
LoとCharlotの対比を期待した読者の予想は裏切られ、むしろ共通点と前妻Valeriaとの対比が強調される。
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2016/04/02(土) 02:25:56.46
第一部第十八章 (p74〜p79)結婚生活 (3/3)
娘に手を出すためにその母と結婚した、という物語からはすぐに悲劇(邪魔者の消失)が語られることを読者は期待する。
が、そこまでに家の家具をカタログで選んだり、結婚式に来てくれた人はこうで、電話するけれど結婚式には来てくれない人たち(Loの級友の母親たち)はこうで、と話が続く。

二人のこじんまりとした結婚式はささやかながらも新聞Ramsdale Journalに載り、誤字や間違いがあっても、ラムズデイルに来て20ヶ月にしかならないCharlotはH.Hのおかげと喜ぶ。
(夫人がHazy姓になり、H.Hが作家兼冒険家になっている。後にHumbertがアメリカ中を旅することを思わせる)
しかし実はこの間違いを仕掛けたのはH.H本人でCharlotteとは何年も前から知り合いで彼女の亡夫の遠い親戚に当たるとすら書かれる。(13年前に、恋愛関係にあったと仄めかしてみたが採用されなかった)
記者のインタビューにでたらめを混ぜたのは「新聞には嘘が混じっているべきなんだよ。」と新妻を納得させるが、この記事は後にLoを連れ出す根拠として役立ってくれる。(血がつながっていることになり、善良なFarlow夫妻を誤解させる)

Charlotは50日間続いた結婚生活が50年であるかのようにぎっしりと活動をつめこませた、というほど活動的になる。これまで小説を読んでいた彼女はillustrated catalogues and homemaking guidesを片手に家中をかき回し、模様替えを行い続ける。
「プルースト風に言えば、娘を愛する代わりにその母親に若さとエネルギーを与えた」と書かれるように、変貌し、これまでおろそかにしてきたことや、したことのないことをtremendous amount of energyでこなしていく。
このおそろしい勢いで理想的な家に作り変えていく情熱によって、H.Hの日記が見つかる羽目になってしまう。

Jean Farlowはハーレクイン(道化師)風の眼鏡をかけ、二匹のボクサー犬と二つの尖った胸と赤い大きな口を持つ手足の長いgirlで、肖像画や風景画を描く。(Valeriaの章では鉄道が描かれ、キュビスムとあわせ人工的な世界だった)
ValeriaはH.Hを描くが、Jeanは可愛らしい姪っ子Rosalineを描く。その年の離れた夫Johnはある日曜日に森の散歩で、銃の使い方を教えてくれる。
RosalineとLoのことについての二人との会話の中で、キャンプにいるLoを想像してあやうく泣き出しそうになる。
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2016/04/02(土) 03:00:14.03
第一部第十九章 (p79〜p81)
Charlotについて、物事がうまく行っていたときのことについてもうほんの少しだけ、と
前章で全く登場しないLoについて、Charlotは「子供のしつけ」というような本を読んで、厳しく当たっているかのようにH.Hは描写する。Charlotはむしろ、死んだLoの弟について語る。(H.Hは興味ない)
その魂は、H.Hとの結婚生活wedlockで、産みなおすことになるだろう、と感傷的なCharlotに対して、H.Hは故Hazeのレプリカを作ることに興味はないが、帝王切開をすれば数週間Loと二人っきりでいられる、などと考えている。
これまでの女性遍歴を「告白」させられ、またCharlotも「告白」する。これまでの人生でこれほど「告白をしたり、されたりしたことはない」と言うほどだが、その中身はCharlotを喜ばせるためにLoの雑誌から女性の描写を借用する。
二人の告白は奇妙に似通ってくるが、それはCharlotの告白も恋愛小説などからの引き写し(どちらもソープオペラや精神分析や三文小説に影響されている)とする。半ば、売春宿で女性を並ばせている女衒のような気分になってくる。
H.Hは唯一、故Harold HazeがCharlotに要求していたというcertain remarkable sexual habitsにだけ興味を引かれるが、それ以外は彼女の自伝は彼女の解剖を見ているくらいに興味がない。

ここで、I never saw a healthier woman than sheという一文が出てくる。
Valeriaの名前から、「健康」というキーワードで読んできたがこうして明確に記載されているのに出会うと読みが間違っていなかったということに感動する。
Lolitaを読むことはこういう自分が見つけた物語で読み直したときにそれが作者のたくらみであることを追認できるところにもある、と思う。

Loが持ち物をなくしたりしたときに烈火のごとく起こるさまはmy loving wife’s mild natureではほかに現れないほどだ、というが、そのアンクレットを盗んだのはH.Hだったりする。
最後にキャンプのLoからの手紙が来るが、つづりやセーターを森になくしたこと、H.Hが飴を送ったこと、にいちいち難癖をつけることにもLoからの手紙に感激しているH.Hと対比される。
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2016/04/04(月) 19:00:10.70
第一部第二十章 (p81〜p89)7月の終わり(1/2)
散々ピクニックが延期された湖に、とうとう行くことになる。
7月の最後の一週間は非常に暑く、毎日数マイル先の湖まで車で出かける。
その最後の火曜日に起きた「取るに足らない」出来事について詳細に語られる。
Jean Farlowが朝五時くらいに朝の光を求めて歩いていて、Leslie が湖で泳いでいるところを見た。このLeslie("holly-garden")は向かいの家の庭師で、黒人である。
夫Johnは皮肉っぽく「真っ黒な衣で」と言う。JohnとJean、C.Hの微妙な黒人やユダヤ人への感情の差が描かれている。
H.Hは黒人には常に好意的な形容詞をつけ、JohnやC.Hのように蔑視を見せることはない。Jeanもまた、LeslieをMr.Tomsonと呼ぶ、進歩的な人物として描かれている。

C.Hは、Leslieのことをうすのろなどと呼び、家の黒人女中のLouiseが彼に惚れていることを不快に思っている。
彼女の代わりに、Talbot家にいる「ドイツ人」の女の子のような本当に訓練されたメイドを住みこみで雇いたいという。
10章で、この「Louiseの部屋」が存在せず、「週三回通いで」来ていることが紹介された。その代わりが「住みこみ」なら、「Loの部屋」の部屋はどうなるのか?
Loも家から出して、腰骨を折ってしまったMiss Phalenの妹(「蛾」)が教師をしているSt.Algebraの厳しい学校に送る構想を語る。既に受け入れについての手紙を出している。
精力的に家具を組み替える彼女は家の中の人間も再構成する。
まばゆい湖が見えてくるが、H.Hはサングラスを忘れた、といって引き返す(この言訳はLoと二人きりになる方法として妄想していたもの)。二人きりになる代わりに森の中で一人、思い悩む。
もしCharlotがValeriaのようであったら、彼女をhandleできた。
結婚を決意した日、H.Hは自分に向けられる好意を利用し、捨てられたくなければ娘を差し出せ、と脅迫する妄想を弄んでいたが、現実には、妻の作り上げたH.Hのイメージを保つことに恐々とし、奴隷のようにへつらっている。
原則の女であるC.Hは、音楽家が間違った音を出した奏者をたちどころに聞き分けるように、作られたイメージから離れた意図(intonation)をすぐにかぎつけるだろう。
Valeriaとの関係は家父長制であり、Charlotteとの関係は逆に隷従している。
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2016/04/04(月) 19:05:03.22
第一部第二十章 (p81〜p89)7月の終わりの火曜日(2/2)
18章ではC.HがValeriaに似ていないためにどれだけ幸福な生活を送っているかが強調された。この章では逆に、似ていないためにどれだけ抑圧されているかが強調されている。
湖に、溺死させる妄想をするが、どうしても実行することが出来ない。
ここでさらっと、「彼女の太った、もろい手首をねじるだけで彼女に言うことをきかせることが出来た」と、DVを行っていたことを告白する。H.Hは「人当たりのよい」American Charlotteに怖気づく。
Valeriaやその不倫相手のロシア人を殴ったり、銃を撃つことは想像が出来るが、C.Hにそうすることは考えられない。考えてみればValeriaはポーランドからの亡命者であり、H.Hはアメリカでは同様に亡命者である。(15章でも、妄想の場面で難民として自己描写をしていた。)
この後も何度か出現する「アメリカ国籍を取ったばかりの根無し草」であることは影響しているのだろう(ユダヤや黒人に寄り添うからと言ってH.Hは差別感に無垢ではない)。
それでも完全犯罪を妄想し、湖の向かいの岸に二人の男(元警官と元配水工)がいるのを確認し、声は届かないが相手は見える状況で、溺れたふりをして彼女の足を水底に引っ張ることで。「心筋梗塞か痙攣で」死んだように見せられる、と考える。
完全犯罪を行うためには1447年でなく1947年には科学者であるか、偶然がなくてはならない、とするH.Hは偶然の助けを得て殺害にもっとも近づいた瞬間を振り返るが、実行に移すことが出来ない。
すぐその後で、茂みで風景画を描いていたJeanが二人を見ていたことが判明し、実行に移していればすぐに露見していたことが分かる。このJeanはかなりよい描写をされており、砂浜でC.HとH.Hの間に座る(C.Hは少し嫉妬する)。
世間話で、この湖で日暮れごろに少年少女がsexしているのを目撃した話(Annabelのことを思わせる)、夜明けにMr. Tomsonを見た話に続いて、Ivor氏のよくない評判と、その甥のみだらな行状に触れる直前に、Johnが迎えに来て話は中断され、ここでもC.Qの話は届かない。
18章がJohnのユダヤ人蔑視をJeanが割り込んだのと対照的に、Jeanの性的ゴシップの話がJohnによって中断されられる。C.Hとの結婚生活の表裏、Valeriaとの関係も含めて、Loについての19章をはさんで18章ときれいな相補的な関係をなしている。
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2016/04/05(火) 17:59:44.60
第一部第二十一章 (p89〜p93)8月初め
H.Hの沈黙で泣き出してしまうValeriaに対し、沈黙をものともしないC.Hが「驚嘆すべき女性」として語られる。
Miss Phalenの妹へ手紙を出すのを部屋の窓からポプラの木影を通して目撃する。
前章の火曜日から雨が続き、陰鬱な日々をすごすが、その後数日僅かな希望の光が差し込み、そして究極的な太陽の光が訪れる。
秋にイギリスへ旅行しようというC.Hに、初めて「行かない」と伝える。この拒絶と、家の事は二人で決めるべきであること、自分はbossedであるが、意見を尊重して欲しいことを伝える。C.Hは全く気づかなかった、H.Hこそは自分の神なのだ、という。
このH.Hの勇気を振り絞ったであろう「C.Hへの最初の拒絶」はもっともらしい理由をでっち上げて初めて可能になる、「独立したアメリカ婦人」へのコンプレックスに満ちたものである。
この出来事(British incident)はH.Hを有頂天にし、描写が再び軽くなる。
僅かな光の数日といい、ヘイズ夫人とのたった50日、15ページの結婚生活にここまで曲折が存在することを初読で読むのは難しい。
この、通常の物語からすると「引き伸ばされた退屈な描写」には本筋の物語に影を落とし続ける隠喩や象徴、初出となる言葉が異常に多い。
読者の注意がそれる場面にこのような企みを張り巡らせるのがナボコフの戦略であり、ナボコフを読み解く快楽でもある。
このような描写を小説内で響きあうtensionと表現したあるフローベール論はナボコフにも適用されてしかるべきであり、「ボヴァリー夫人を百回読んだ」ナボコフが受け継いだものといえる。
この事件の後、勝手にH.Hの部屋に入ってくるC.HにもLoの面影を描写し、わざわざ唐突に退場した父を引き合いに出してまでLoとの共通性を強調する。(父が出現するのは、ロンドン時代以降これが唯一)
前章で、intonationをかぎ付けるであろう、と描写されたC.HはこのH.Hにとっての希望(british incident)のすぐ後に、なぜ鍵をかけた箱があるのか、を問いかける。
表面上H.Hに服従を誓っても、C.HはH.Hが恐れたとおり、H.Hの隠された秘密の存在に気づきかけているが、H.Hは気づいてはいない。
香水などを通して、ValeriaとC.Hの共通性も再び強調され始め、半ばValeriaと一体化してすらいる。
すぐにwife keeps monkeying with the furnitureはH.Hの隠した鍵を探り当てる。
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2016/04/06(水) 01:32:07.16
第一部第二十二章 (p93〜p97)1947年8月6日 (1/2)
殺害を試みた火曜日からちょうど一週間後、二番目のPhalenから返信が届き、腰骨を折った姉の葬式から帰ってきたばかりだとのこと。Euphemia(悪い言葉を婉曲に表す、という意味)という名前であったことが分かる。
今からでは今年(9月から)は遅いが、1月ならば受け入れるとのこと(H.HにとってLoが帰ってくることを意味し、大朗報、「究極的な太陽の光」である)
ラムズデイルに帰ってくるLoに備えてかかりつけ医師(Byron)に睡眠薬を処方してもらう。彼は医学知識の不備と無関心を完璧なbedside mannerと特許をとった処方でごまかしているという、感じのいい男(H.Hにとって医者はいつも感じがいいらしい)。
7月の間、C.Hに対して様々な量の睡眠薬を試して、ラジオを大音量で流したりディルドーを顔に突きつけるように懐中電灯の光を当てても起きないことを確認する。
しかし、押したりつついたりつまんだりしても起きないが、キスをするとパッチリと眼を覚まし蛸のように絡み付いてくる、というからC.Hは夫の変わった愛情表現程度に捉えていたのだろう。
この医師に、それまでC.Hや他の誰も熱心に聞かなかった「精神病院での最後の入院」の事を、H.Hはもらしてしまう。医師の耳がピクリと動いたことにおびえるH.Hは、小説の狂人についての研究をしていた、と取り繕う。
首尾よく最強の睡眠薬と言うviolet-blue capsules banded with dark purpleを手に入れ、浮かれた描写と共にHumbert家に車で戻る。(結局、ラムズデイルにはたくさんのcharmがある、と)
Smoothly, almost silkily、 Everything was somehow so right that day. So blue and green.蝉cicadaも鳴いている。正確に3時半で、向かいの看護婦が訪問しているのもいつも通り、吠え掛かる犬もいつも通り、新聞がKennyによって投げ入れられているのもいつも通り。
H.Hがcheerful homecoming callを鳴らすと、Living roomには「初めてあったときに来ていた服」を着たC.Hが何か手紙を書いている。もう一度「暖かく」呼びかけても応えず、手紙を書く手を止めていつもの可愛らしい表情ではなく冷たい表情でゆっくりと向き直る。

“The Haze woman, the big bitch, the old cat, the obnoxious mamma, the- the old stupid Haze is no longer your dupe. She has- she has ・・・”
まるでホラーのよう。
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2016/04/09(土) 10:49:06.42
第一部第二十二章 (p93〜p97)1947年8月6日 (2/2)
後半はC.Hが結婚後の赤いローブから最初に見た黄色のブラウスとえび茶色のスラックスで、冷たい別離の言葉をつむぐ。実はここまで「黄色」は一度しか使われておらず、えび茶色(maroon)もまたmaroon morone(言葉遊びだが知的障碍者)と言う描写以外に使われない。
この二つの形容詞が出てくる場面は否定的な色調を帯びることが分かるし、nymphetには使われない。

最もH.HがC.Hを罵倒し、Loを称えていた6月の20日間の日記を読んだところから。
二人を題材にした小説の内容だったのだ、と言ってもH.Hが7月に危惧したとおりもはや聞く耳も持たない。(Loを渡せと言えば、「ならば別れましょう」といい全ておしまい、議論の余地、言い訳の余地は一切認めないだろう、と「回想」していた)
6月:Loと親密になり始める、C.Hはただの冷たい邪魔者
7月:LoがQキャンプへ、C.Hは美しく好ましく変貌し、同時にエネルギッシュな原則の女と知る
8月:Loが帰ってくることが分かる。原則の女に自分の権利を要求し、屈服させる、が、その実C.Hは違和感をかぎつけている。
6月のように、冷たい女と化したC.Hは居間(もはやparlorでなくliving roomと呼ばれる)から姿を消し、ラムズデイル到着時から登場していたLeslie Tomsonから電話がかかってくる。
「Mrs. Humbertが死んだ」居間(Living room)にC.Hがいると思っているH.Hはそんなわけはない、と言って「誰かが君が死んだと言っているよ」と声をかけるが、Living roomにはC.Hはもういない。
この章の最初で、Phalen女史から「姉の死」とLoの受け入れについての手紙をもらったC.Hはこのとき、書いていた手紙を投函するために家を駆け出しており、その内容はH.Hに家を明け渡し、自分はLoと共にラムズデイルを離れようとしていた。
そして車に轢かれて即死する。
どちらも「死」と「LoとC.Hの移動」(LoをHumbert夫婦が連れてくれば、という文句があった)を含む手紙の受け取りと投函で閉じられている。
0326吾輩は名無しである
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2016/04/11(月) 20:52:25.22
age
0327吾輩は名無しである
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2016/04/11(月) 21:17:17.00
ナボコフは芸で世界と対峙したんだな
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2016/04/12(火) 01:30:14.83
第一部第二十三章 (p97〜p102)

家を飛び出して、すぐそこでC.Hが死んでいることを知る。H.HはC.Hと自分のために作っていたウィスキーのソーダ割り2杯を空け、さらにお手製のパイナップルを使ったカクテルを2パイントほど飲む。
親切な(perfect)FarlowsはH.Hを心配して自分たちの家に招きいれてくれる。
C.Hを轢き殺した車の運転者(Fred Beale)がFarlow家に弔問に訪れ、事件のあらましを事細かく書いた書類を持ってきて見せる。目撃者はLeslieに向かいの夫人に更に数人(おそらく看護婦もいたのだろう)
車を見るとじゃれ付いてくる犬を避けてハンドルを切ったFredは、水がまかれたばかりのアスファルトに足を滑らせて、後ろに避けるべきだったのに前に避けようとしてしまったC.Hが無謀であったことを語り、H.Hは確かに彼のせいではないことを請合う。
は紳士的に、泣きじゃくっているH.Hに葬式の費用は持たせて欲しい、と伝える。H.Hは断ることを期待されていることを承知で大げさに感謝の言葉を述べる。
「急いでいる夫人、滑りやすい歩行路、いまわしい犬、急な勾配、大きな車」さまざまな(これまでの風景描写に書き込まれていた情報)原因があり、自分の関与の程度が自分自身でも分からない。
H.Hが日記を保存しておくようなまぬけか、あるいは天才でなければ起こらなかった。求めていた完全犯罪における偶然を味方につけており、擬人化された運命が肉体を持って出現したことを感じる。
このsynchronizing phantomはもろもろの偶然(車と犬と太陽と影とぬれている石と大きい石と小さい石)を蒸留器に入れて完全犯罪を作り出した。
太った運命(Beale氏)がフォーマルな握手をしてliving roomを去った後、H.Hはすすり泣いた。H.Hが強調するように、確かに彼はここでC.H(薄められたマレーネ・ディートリッヒ)を悼むほどには人間的でもある。
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2016/04/13(水) 00:24:01.37
第一部第二十三章 (p97〜p102)
23章のラストは確かにH.Hの人間性を強調する(H.H自身の記載であるが、ここまでの描写はその程度の人間性はあることを仄めかしている、と言う程度だが)。
しかし、この23章にはアルコールの酔いもあいまって、H.Hの狡猾さ・野獣性(monstrous)もまた繰り返し描写される。
善良な友人たちが、あまりにも打ちひしがれているので「一人にはしておけない」と言う程度に良好な関係を表面上とはいえ築いていた。
Farlow夫妻は「よかったら家に来なさい。それから私の妻と一緒にベッドで寝るといい。」
もちろんこんなことを言ったわけではないけれど、ニュアンスとしてはこうだったし、本音ではこうだったのだ、とするH.Hはおぞましい怪物性を(酩酊のせいにできる逃げ道を残しながら)惜しげなく披露する。(Jeanへの欲情は繰り返し、語られてきたのだ)
たまたま、善良な友人たちが(結婚式に参列した人々)仕事や自身の病気や犬のえさ、不幸によって付き添えなくなり、何度も象徴的な役割を果たしてきた黒人女中Louiseと黒人庭師Leslieが付き添う。
二人ともC.Hに軽蔑を受けてH.Hには高評価されていたが、仄めかされていたとおり、「妻の死を悲しむ」H.Hをおいて地下室でいちゃつく。
これは日記に書かれた20日間でLoと共有する愉しい秘密であり、7月のC.Hが嫌悪して追い出したいとした元凶である。
この一人の時間は実はLoを(合法的に)拐かわす計画を実行する場面であり、既に言及したポプラ(陰謀の象徴)が出現している場面でもある。
歓喜と悲嘆の交互に入れ替わる章であり、陰謀もうごめきだす。
「結婚式の嘘を含む記事」と「C.Hの写真」が利用され、H.Hはハロルド・ヘイズの遠い親戚であったこと、C.Hとは以前から親交があったこと、「13年前に恋愛関係にあったこと」を再びFarlow夫妻に語る。
つまりH.Hは「本当の」父親であり、血のつながった親戚のいる田舎に連れて行って育てる、と言う。(このほのめかしにJohnは最初は気づかず、Jeanが気づかないの?と叫ぶ)
さらに、LeslieとLouiseの聞こえる範囲で、大声でキャンプQの女管理人に説明し、引き取りに行くという電話をかけたかのように装う。
もちろん二人はFarlowに報告する。
こうしてLoとH.Hはラムズデイルから姿を消すことを、社会的には可能にしてしまう。
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2016/04/13(水) 00:34:00.53
第一部第二十五章 (p105〜p109)
Ramsdaleとは異なる州にあるキャンプQにC.Hの死が掲載される可能性は少ないが、万が一Dolly Hazeが行き違いにラムズデイルに向かっていることを恐れる。
前章で個人的な嘘によって善良なFarlow夫妻に「LoはH.Hの本当の娘」と言わしめたが、慣習法の世界で合法的に娘にするいかなる手続きも取っていないし、新米アメリカ人にその手続きが取れるかを考えるだけで振るえを抑えられない。
社会・法律・個人の対比がなされ、だからこそLo自身に「本当の娘」「保護者」と認めさせなくてはならない。安易な道としてLoのためにたくさんの贈り物を買い込む。
(賄賂、という言葉が繰り返されてきたことにも気づく)
キャンプの女主人に電話をかけ、Loがハイキングに出かけていることを聞き、再び「C.Hが重篤な状態で、入院をしており、Loには重篤であると知らせないで明日の午後に連れ出したい」と嘘をつく。
描写には言葉遊びに加えて天候(雨が降り注ぎ、電話で解決すると晴れ渡る)や色(雨にぬれた銀色)、象徴的な場所(ガソリンスタンド、Parkington、駐車)がちりばめられている。
LoのキャンプQから4時間ほど離れた閑静な町、Bricelandに「魅惑の狩人たち」を電話帳から探し出し、翌日twin bedの部屋の予約を行う。電話ではなく、(恥ずかしそうな、声の振るえをかぎつけられるかもしれないから)電報で文面を苦心して考える。
Humbertとその娘、Humbergとその小さな娘、Hombergと未成熟な娘(スペルミスを装う)。
40個しかないアメジスト(睡眠薬)を試そうか悩むが、Loを40晩味わうことが出来る、その一夜を失うことに耐え切れず、試すことが出来ない(大失敗につながる)
冷笑的になることに疲れたH.Hはmawkish(感傷的)でいさせて欲しい、と記す。
このmawkishな章は、第二章のようにWhat a comic, clumsy, wavering Prince Charming I was!と妖精物語に戻った描写が増える。
Loを喜ばせるために購入している店舗内でrather eerie place where I moved about fish-like, in a glaucous aquariumと再び「eerie(薄気味悪い)」という「H.Hにとっては最高の形容詞」がついていることにもあらわれている。
前出は「Annabelとの性交場面」と「Loの二重性(子供っぽさと野蛮さ)」
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2016/04/13(水) 01:47:52.79
第一部第二十六章 (p109)全文
This daily headache in the opaque air of this tombal jail is disturbing, but I must persevere. Have written more than a hundred pages and not got anywhere yet.
My calendar is getting confused. That must have been around August 15, 1947. Don’t think I can go on.
Heart, head— everything. Lolita, Lolita, Lolita, Lolita, Lolita, Lolita, Lolita, Lolita, Lolita. Repeat till the page is full, printer.
牢獄の中で手記を書いているH.Hの「現在」に戻る。100ページ以上書いてきて、日付があやふやになってきた、頭痛と胸痛、全ての調子が悪いと訴える。このページを印刷する人よ、ページの最後までLolitaで埋めてくれ、という短い文章。
後の心筋梗塞での死に加えて、この日が1947年8月15日の出来事であった(だろう)という非常に貴重な描写を含む。
ただし、実は1947年のカレンダーとあわせると、曜日と日付が一致しない。(わざわざ気象庁の天候を参考に確認してくれ、とH.Hが作中で言明するにもかかわらず)
これがNabokovの「誤り」とするか「日付がH.Hの妄想」とするか大きく分かれる。
Ramsdaleのモデル都市は探ることは出来るが、あくまで架空であるため、この天候も意味を成さないということ、日付の矛盾は改版後に日付を別のところに加えたことで起こっていることなどから、ここに企みはないものとして進む。
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2016/04/13(水) 02:13:24.75
もうひとつ、あえて現実の日付からずらした、という解釈も存在する。
作中の文化は「5年」ずれいている、という。
これが偶然なのか、検討に値する日付なのか、ナボコフが西暦と月日で曜日が特定できると言う事実にどれくらい自覚的だったか分からない。
今や簡単に計算できるとはいえ、1950年代には常識から程遠い知識だったから。
しかし、ナボコフは「誰も気づかない仕組み」には必ず何かしらの仕組みを仕込む習性がある。
とりあえず、主流派ナボコフ学者に習ってただのミス、(この意味からは)無意味な指標として読書を進める。
(何度も前後を繰り返し読まねばならない、難しい読書なのだけれど)
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2016/04/15(金) 23:02:05.91
第一部第二十六章 10-29章を読み直して訂正
1947年8月15日はmust have been 「around」となり、私のカレンダーは混乱している、と書かれている。25章から読んできた読者にとって、Parkingtonでの内容が8月15日だったと考えるのが当然だが、どうもそうでなさそう。
次章でLoを拾い、Bricelandの「魅惑された狩人」亭に行き、その次の日(の早朝)二十九章が8月15日になるようだ。これで計算しなおすと現実の日付ときれいに符合した。
具体的な日付は、5月30日とこの8月15日しか出てこない。1947年のカレンダーをもとに再構成をすると下記になる。小説内で描写がある日付あるいは曜日は「」とする。
1947年「5月30日」 金曜日 独立宣言日、「腹部インフルエンザの流行」
1947年6月5日  「木曜日」 日記の開始
1947年6月21日 「土曜日」 日記の終了
1947年6月22日 「日曜日」 居間でLoにより射精する LoがChatfield家に泊まる
1947年6月26日 「木曜日」 Loの出発とC.Hの手紙
1947年7月29日 「火曜日」 アワーグラス湖での殺害未遂
1947年8月5日  「火曜日」 二番目のPhalenの手紙を受け取る
1947年8月6日  水曜日 日記の露見とC.Hの死 (「手紙を受け取った翌日」)
1947年8月11日 月曜日 葬式(「4-5日後」、日曜ではないはず)
1947年8月13日 水曜日 ラムズデイルから車でParkingtonへ Loへの貢物
1947年8月14日 木曜日 LoをCamp Qで拾い、4時間ほどのBricelandへ
1947年「8月15日」 金曜日 早朝、Bricelandで「魅惑された狩人」でのsex

・5月の終わりのH.Hの最初の訪問の日付および時刻は不明。
・C.Hとの結婚式の日付は不明。「50日間の結婚生活」とあるが、8月6日から逆算すると6月18日になってしまい矛盾。結婚を承諾した6月26日から数えても8月6日で42日。
何か隠れていそうであるが、とりあえず読み進める。
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2016/04/24(日) 14:41:17.13
第一部第二十七章 (p109〜p122)1947年8月14日午前5時半〜21時よりも前
Still in Parkington.で始まる。牢獄の中のH.Hが描写された後、再び25章の描写から始まる。時刻は早朝。この章には時間が重要な役割を果たし、細かい時間(およびそれによってあらわされる距離)が頻出する。
ストーリーとしては中間地点からキャンプQでLoを拾い、Bricelandの宿にたどり着く、という場面であり、Loとの数十日ぶりの再会が語られる。Go to bed, go to bed— for goodness sake, to bed.”Loを寝かせた場面で終わる。
Parkington〜CampQ 109-110
CampQ〜Briceland  110-116
Enchanted Hunter到着〜Loを寝かせる  117-122
これまで読んできた情報が非常に多く出てくる。ナボコフに圧倒される、全文に注釈をつけたくなるような章。
あらゆる描写がすでに作中で言及され、意味を帯びている。そして表面上は穏やかな物語が進行する。
Loに逢うことを焦がれ急いでいるはずのH,Hの速度と宿「E.H」へ急ぐH.Hの速度が大きく異なること
読むべき情報が非常に多い章。
0335吾輩は名無しである
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2016/05/14(土) 09:09:27.39
2013-05-17
ナボコフ家の人々の共感覚についてや「現実とは主観的なものだ」という意見、『ロリータ』創作余談などがおもしろかった、
ナボコフのBBCインタビュー――”Strong Opinions”から
http://wagawasurenaba.hatenablog.com/entry/2013/05/17/003219
0336吾輩は名無しである
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2016/05/20(金) 20:42:03.27
るるちか
ヴェーデキントの『春の目覚め』を読んでるが、登場人物の名前が意訳されている…牧師ハゲブトリだと……(ちょっと笑ったけど)。苦手なタイプの翻訳だ。
2016年5月18日

ヴェーデキントはシリアスな場面で同時に笑わせようとしてくるから卑怯。ナボコフにもそんなとこあるような。
2016年5月19日
0337吾輩は名無しである
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2016/05/20(金) 20:43:04.83
るるちかなんかどうでもいいよ!
0339吾輩は名無しである
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2016/05/27(金) 22:40:09.11
273というのは本を読むのが苦手なのだというのが露呈してしまっているなw
一生懸命利口ぶろうとしていて
なんだか痛々しい
或る意味かわいそうな奴
0343吾輩は名無しである
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2016/06/03(金) 02:34:28.98
ロリータ糞つまんねー
金返せゴラッ
0346吾輩は名無しである
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2016/06/21(火) 17:32:35.04
>>344
予科3000円くらいだったのにいつの間にやら4000円越えてて
なんじゃこりゃって思ったけど、ボリュームが増えたのね

訳者の秋草氏も言ってるけど、ナボコフのエッセー集なんて今後なかなか出ないってのはわかってるが、
4000円超えてると買うのに勇気がいる
0347吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/21(火) 18:24:21.51
ナボコフ作品は本人のドヤ感がきつくて読後感が悪い
だからどうした、というようなものばかり
0348吾輩は名無しである
垢版 |
2016/06/21(火) 22:06:50.92
カメラと絶望が好き
0349吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/13(水) 21:59:29.80
見てごらん道化師を読んでるんですよ

第1部の最後に出てくるパオンドールっていうレストランで出されるプッティ ソウ レイってどんな料理かわかる人いますか?
0350吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/13(水) 23:36:52.89
社会ってのは常に有為転変するものだ。若い連中はそれに合わせて、ちゃんとやっていけるけど、年寄りはそうはいかない。だもんだから「今の若いものは……」なんて批判する。

口で言うだけならまだいいが、伸びる芽まで摘んでしまっちゃ駄目だよね。そうなったら、「老害」以外の何物でもないからね。

そう考えたから、俺は第一線から身を引いたんだ。人間、はじめるよりも終りのほうが大事なんだよ。

本田宗一郎
0351吾輩は名無しである
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2016/07/13(水) 23:50:22.17
編集者が常に下読みとか評論家()とか批評家()とか読書家()とかの意見を気にして、自分で何も判断できないキョロ充ってことだろ
0352吾輩は名無しである
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2016/07/14(木) 00:05:49.50
>>349
その少し前にアメリカ人の旅行者たちは「パオンドール」を「売春宿」や「パンドラ」と発音するというくだりがある。
そのプッティソーレっていうのもアメリカ人が注文する、というやつ
putti saleというフランス語をアメリカ人がputty saw-layと注文しているわけ
日曜大工に使うのこぎりとパテみたいなイメージ
豚の塩煮みたいな料理のことかな
プティサレで検索するかpettit saleで検索すればどんな料理か分かるよ
0353吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/14(木) 00:34:03.27
>>352
そういうことだったのか
めっちゃわかりやすい解説ありがとう
0354吾輩は名無しである
垢版 |
2016/07/20(水) 00:56:16.26
ようやく見てごらん道化師を買ったんだけど、青白い炎は来年の3月になったんだな
えらい豪快な延び方したけど、エッセイ集の方の刊行予定じゃもっと延びてたりするんだろうか、怖い
まあ出してくれるだけありがたいけどさ
つーかそろそろアーダを頼むよ
0355吾輩は名無しである
垢版 |
2016/08/19(金) 02:47:16.50
ナボコフの小説の翻訳は全種類買うことに決めているので、
旧訳を持っているが、新訳『見てごらん道化師を!』を買った。
翻訳者は若島正の弟子のようだが、夫が外国人なのかな?
0357吾輩は名無しである
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2016/09/17(土) 22:58:49.67ID:k1gWX+2t
>>356
旧訳『青春』の新訳版か。これはなかなか手に入らない翻訳だったよね。
自分はたまたま中央線沿線の古書店で見つけて買って読んだけれど。
0359吾輩は名無しである
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2016/10/27(木) 13:07:37.09ID:2/plXcqZ
>>79
『ディフェンス』
前半は退屈でしたが第七章〜はなかなかおもしろかったです。
訳者あとがき読んで、映画も観てみたくなったよ。
0360吾輩は名無しである
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2016/11/01(火) 06:45:35.39ID:JRzqD3SV
河出の文学講義って面白い?
0362吾輩は名無しである
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2016/11/01(火) 18:19:38.20ID:jYk7dQuC
そういやロシア文学講義まだ買ってないのを思い出した
あの流れに乗れなくて文庫にならなかったドンキホーテ講義ってどうなんだろう
0363吾輩は名無しである
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2016/11/02(水) 21:17:56.86ID:H2hiDoDM
>>360
面白そうだね、俺も読んでみようっと。
0364吾輩は名無しである
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2016/11/06(日) 02:30:59.69ID:QOQNjtxd
暗過ぎ
0365吾輩は名無しである
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2016/11/13(日) 07:52:19.52ID:FkkpQvRM
>>356
今、途中まで読んだとこ。
ちょっと退屈かな。自分は絶望やカメラのほうが好き。

でもはじめてナボコフに触れる人にはよい作品かもしれないね。
0366吾輩は名無しである
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2016/11/17(木) 03:25:01.15ID:nMurOadD
『偉業』読了。
青春ものは苦手だったので、途中まではおもしろい、というほどではなかった。
だが終盤に向けて、一気に読んだ。なかなか深いね、ナボコフは。

タイトルは『青春』より『偉業』のほうがいいと思う。
翻訳終わるまで、三年の月日がかかったとのこと。貝澤先生、お疲れさまです。
0367吾輩は名無しである
垢版 |
2016/11/20(日) 04:15:25.46ID:yyMkflOf
今とてもハマって読んでいる。
0368吾輩は名無しである
垢版 |
2016/11/22(火) 12:53:56.83ID:M3Bj6dEM
TBSブリタニカ版の文学講義を手に入れたw

古本屋で100円www

きれいだし、超ラッキーだった。
0369吾輩は名無しである
垢版 |
2016/11/22(火) 13:43:40.46ID:A0Qh1HrP
いいよな
0371吾輩は名無しである
垢版 |
2016/11/27(日) 09:20:14.63ID:KDb79Ze3
記憶よ、語れ。

つまらないんだけど。全部読んだひといる?
途中で挫折したよ。
0372吾輩は名無しである
垢版 |
2016/11/27(日) 11:17:46.44ID:TXDtMrz+
日本ナボコフ協会なんてのがあるんだなw
0373吾輩は名無しである
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2016/11/27(日) 22:32:31.82ID:y1nwBDrA
『ロリータ』と『ロリータ、ロリータ、ロリータ』を読んだ。
ナボコフで他に『ロリータ』ぐらい通俗的な作品てありますか?
0375sage
垢版 |
2016/12/22(木) 11:09:49.32ID:kvlXVtPI
ロリータの後半のほうで、(一人を除いて、言うまでもなく名前はすべて近似である)という所があるがここの解釈ってどうなってるの?
オパールなんとかという子は不恰好、にきびだらけという事でハンバートがおよそ関心持てない子の上にドリーにべったりという事でドリーの装飾品扱いで適当にオパールと名前つけたように見える
苗字がなんとかという唯一ぞんざいな扱いされてるし
でも訳者の注釈には実名がいると書いてあって訳が分からない、実名はジュニア博士が修正してるはずだし
0377吾輩は名無しである
垢版 |
2016/12/22(木) 20:22:27.55ID:nqC/6of1
>>375
もうちょっと読み進めていくとそれが誰かっていうのはうっすらと分かると思う
なんでわざわざそうしたのかは結構最後のほうまで読んでから読み直したら分かるかもしれない
どちらにしても一読目で分かるようには書いていない
あとから再構成している間に意図に気づくってやつだね
0379吾輩は名無しである
垢版 |
2016/12/24(土) 23:45:59.11ID:3nchQMBv
うわうわうわうわうわうわーーーーーーーーーー
やっほーーーーーーーーーーー
ウラーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最っ高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きゃーーーーーーーーーーーーー♪
0380吾輩は名無しである
垢版 |
2016/12/25(日) 13:34:42.95ID:0a3hhH8a
まじか。買うわ。
0381吾輩は名無しである
垢版 |
2016/12/25(日) 19:51:15.44ID:8O5qiAq6
>>378
ブライアン・ボイドが死ぬまでは出ないと思ってたけどな
というかブライアン・ボイドはとっととアーダの注釈版を出すべき
0382吾輩は名無しである
垢版 |
2016/12/25(日) 21:29:19.21ID:2SBHRxRO
プニンもちゃんとした新訳出して欲しいけど研究者的には燃えないんだろうなw
でも好きだけどなあ
0383吾輩は名無しである
垢版 |
2016/12/25(日) 23:58:54.91ID:VD6SBCmR
企画の発表っていうなら、アーダって毎年毎年予定には入ってて、
時には最優先でやりますとか景気のいい事言ってたのに結局出なかったわけだけど
今回は本当に出る見通しが立ってて言ってるのか、例によってラインナップに入れてるだけなのか
0384吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/02(月) 01:19:32.04ID:O8zpQZQr
273!細かくてすごい!
続きもお願いします!
0386吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/02(月) 05:04:09.54ID:2rQkw85L
退屈だと思う人はナボコフ読むの向いてないんじゃないかな
0387吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/04(水) 01:47:02.98ID:1SzDq86E
ナボコフってベトナム戦争を支持したみたいだけど、
その辺の事書いてある本とかサイトってなんか知らないですか?
0388吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/04(水) 03:02:41.02ID:rSg5m6CS
>>387
エドマンド・ウィルソンと喧嘩の一因ですね
どちらかというと1968年の学生運動に対して「強硬な意見」に含められているインタビューで否定的に触れています
Rowdies are never revolutionary, they are always reactionary.
It is among the young that the greatest conformists and Philistines are found, e.g., the hippies with their group beards and group protests.
Demonstrators at American universities care as little about education as football fans who smash up subway stations in England care about soccer.
All belong to the same family of goofy hoodlums?with a sprinkling of clever rogues among them.
伝記では、リンドン・ジョンソンに賛同の手紙を送った、という事が書いてあります
どちらにしてもアメリカを去ってスイスに移った後の事ですね
「アウシュビッツと広島、ベトナムを同列に語ることは扇動的な馬鹿者だ」など書いていたり、スターリンとマッカーシーなどにも触れていますので、彼の著作の範囲で追うのならStrong opinionsに含められているインタビューを読んではいかがでしょうか
より広く知りたければ、ナボコフの政治姿勢全般についての論文でしょうね
率直に言って、当時の反共・愛国者のイデオロギーであることは間違いがなくて、独創的な意見は持っていないと思います
1964, Jane HowardによるLife誌のインタビュー
1969, Philip OakesによるThe Sunday Times誌のインタビュー
0389吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/04(水) 20:50:06.94ID:1SzDq86E
>>388
本当に詳しくありがとうございます
やっぱり父親への尊敬とソ連憎しの延長だったんでしょうかね
強硬な意見は以前から興味がありつつもあんまり英語力には自信ないんで手を出してなかったけど、
これを機会に頑張って読んでみます
インタビュー集ならなんとかなるだろう多分
0390吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/05(木) 06:43:23.97ID:5xmvPrp0
追記
言ってしまえばソ連に父を殺された亡命者ですし、反共・反革命になるのも無理はないと思います

ただし、文句のつけ方、把握の仕方には一筋縄ではいかないものがあります
Philistinesと言う言葉はロリータの中でも使われますが、ナボコフの大好きな言葉です
ペリシテ人の事ではなく、「俗物」であり、「ナボコフのロシア文学講義下巻」の「俗物と俗物根性」で下種(vulgatory)と対応させて論じています
扇動的な馬鹿者と仮に訳したseditious poshlostは実は「ロリータ」という言葉についで有名なナボコフのフレーズとすら言われています
このposhlostはロシア語の名詞「ポーシュロスチ」と言う言葉で、英語に訳すことができない言葉として取り上げられています

「ニコライ・ゴーゴリ」でも彼は何度も使用していますが、この言葉で表される意味は何度も説明されます
成熟した大人であって関心は物質や常識であり、仲間や同時代のありふれた思想と月並みな理想に形作られている精神状態を持つ
気取った俗物根性、クズであることがだれの目にも明らかな対象、偽りの重要性、偽りの美、偽りの知恵、偽りの魅力
ゴーゴリ、トルストイ、チェーホフが単純素朴な心理を探究する過程において、事物の俗悪な面や偽思想の屑の如き体系をたやすく識別し造形した人物として
旧ロシアでは素朴な生活や趣味のよさへのあこがれがあった
ソビエト・ロシアは特殊なポーシュロスチ、専制と偽文化の混合に満ちているから言及されなくなったと

このposhlost(あるいはposh-lust)という観点から読解をするのは面白いのかもしれません
広告という文化現象がアメリカではヨーロッパとは異なる、という彼の意見など
具体的なベトナム戦争への反対自体については広告・誇大宣伝という情報の恣意性・戦場カメラマンの出現とナボコフなんて切り口もいいかもしれません
0391吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/06(金) 14:06:48.99ID:S8Kr6ryV
ナボコフの授業受けてみたいw
0392吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/09(月) 00:12:13.17ID:hmhBx6D5
俺はナボコフを愛でながら解説する授業でもいいな
記号と象徴だっけ?
あんな狂った人間の思考がわかるのにまともな人生を送ったナボコフの実像をもっと知りたい
間違い電話が鳴るとかさ、、考えてることほんま残酷や、、
0393吾輩は名無しである
垢版 |
2017/01/28(土) 19:57:26.87ID:CYgKGMve
ようこそ諫早勇一のホームページへ
http://www.kinet-tv.ne.jp/~yisahaya/sub.j1.html

翻訳
1.A.ヴォズネセンスキー「ナボコフの蝶――ナボコフの詩の刊行によせて」、
和田春樹編『ペレストロイカを読む――再生を求めるソ連社会』、御茶の水書房、1987

2.ナボコフ「博物館を訪ねて」、沼野充義編『ロシア怪談集』、河出書房新社、1990

3.ウラジーミル・ナボコフ『ナボコフ短篇全集 T』(貝澤哉、加藤光也、沼野充義、毛利公美、若島正と共訳)、作品社、2000
4.ユーリイ・レヴィング「ウラジーミル・ナボコフの日本」、KRUG第2巻第2号、2001
5.ウラジーミル・ナボコフ『ナボコフ短篇全集 U』(貝澤哉、加藤光也、杉本一直、沼野充義、毛利公美、若島正と共訳)、作品社、2001
6.フセヴォロド・メイエルホリド『メイエルホリド ベストコレクション』
(岩田貴、浦雅春、大島幹雄、亀山郁夫、桑野隆、楯岡求美、淵上克司と共訳)、作品社、2001
7.イアン・ニッシュ「ロシア 後発の大国を視察して」、イアン・ニッシュ編/麻田貞雄他訳『欧米から見た岩倉使節団』、ミネルヴァ書房、2002
8.ブライアン・ボイド『ナボコフ伝 ロシア時代』上下2巻、みすず書房、2003

9.デヴォラ・マルティンセン「恥という遺産 『カラマーゾフの兄弟』論、『現代思想』4月臨時増刊、2010
10.ウラジーミル・ナボコフ『ナボコフ全短篇』
(秋草俊一郎、貝澤哉、加藤光也、杉本一直、沼野充義、毛利久美、若島正と共訳)、作品社、2011
0395吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/08(水) 17:37:47.81ID:l3SsgQ2Y
ビートたけし「あべぴょん、らめえええええええ!ひぎぃ!アナルが裂けちゃううううううっ!」
0396吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/11(土) 23:26:44.70ID:4AGYWAPM
アーダ、こーだ
0398吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/19(日) 02:27:45.24ID:V6sVYiaW
>>205
セバスチャンナイト合わなそうだなw
とりあえず読んでみるが。
0399学術 ディジタル アーカイヴ@院教授
垢版 |
2017/02/19(日) 10:48:50.06ID:i3obQh8g
トルストイの言葉日めくりは開ける文に人生に涙するほど
感動して笑える。他人のために書いた
日記ですらそんな感動するんだから。
自分の日記はどうだろうな
。まあまあか。
0400学術 ディジタル アーカイヴ@院教授 芦原
垢版 |
2017/02/19(日) 10:50:26.07ID:i3obQh8g
ロジータ ナボコップ。のほうがエロい。

アンフィニなナイーヴダンサー
0401学術 ディジタル アーカイヴ@院教授
垢版 |
2017/02/19(日) 11:12:07.73ID:i3obQh8g
内らち沿いでネト拉致事件。
0402吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/21(火) 07:38:13.03ID:YSwMaYHo
セバスチャンナイトなかなか面白かった。
やっぱりナボコフは文章や構成が巧みだな。
0404吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/21(火) 14:41:44.67ID:xyRUaHG4
ロシア語はまだ勉強中だけど、英語ならいける。
ロシア語は難しいね。
0405吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/21(火) 15:00:14.85ID:/PK+t820
教え子にピンチョンがいたってのはすごいね。
0406学術 ディジタル アーカイヴ@院
垢版 |
2017/02/21(火) 16:39:12.24ID:7pEx8j4m
ヒロシマの山岳女子隊を思い出すなあ。
電車のとか、デパートや街中にいた平地のファッションファッショ。
0407吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/21(火) 21:11:49.85ID:QXIYXNbb
俺の市の図書館に「アーダ」がない
遠出した先で読んだきり
はよ読みたい
3での母親の死は俺の好みにしっかりフィットしてた
0408吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/23(木) 11:48:59.94ID:ivXB4rQe
断頭台への招待って短編おもしろそう。
全集にしか掲載されてないのかな。
0410吾輩は名無しである
垢版 |
2017/02/23(木) 12:24:49.28ID:ivXB4rQe
>>409
そうなんだ。ブログに感想書いてたひとが短編て書いてたから
そうなのかと思った。
カフカとかゴーゴリっぽいってとこにひかれた。

図書館にないみたいだから、古書店で買うしかないか。
ありがとうね。
0412吾輩は名無しである
垢版 |
2017/03/25(土) 11:27:37.96ID:i1onn8Qf
読みたい。
0413吾輩は名無しである
垢版 |
2017/03/31(金) 04:51:40.38ID:N7UbMLiW
富士川さんの訳、好きかも。
0414吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/01(土) 07:53:09.95ID:47OdUoaY
>>408
13章のチェスの場面、将棋風の訳になっていて、そこだけ違和感があった。
当時(1977年)の日本人にもわかりやすいイメージでということで
ああいう訳にしたのでしょうか。
他はなかなかいい訳でした。翻訳も文章力ないとできませんね。
0415吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/01(土) 17:01:18.67ID:wDFSm7/i
一ダース復刊しないかな
全短編はありがたいんだけど物理的に気楽に読めないからなあ
0416吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/05(水) 09:30:08.53ID:TcIqb1b+
マーシェンカとか初期ロシア語時代の長編新訳を貝澤さんがどんどんやってくれたらなあ、とりあえず今んとこ全部買ってるけど

そういやアーダ新訳はどうなったんだろう
0417吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/06(木) 17:11:33.56ID:l7nPSpOI
去年の暮れには今年の5月に出すって言ってたけど、5月ももう目の前だな

あと青白い炎の新訳もどうなったのか知りたいな
最初2016年8月だったのか、作品社のあのシリーズが刊行される度、
予定が秋になり冬になり・・・って伸びてって、春になっても音沙汰ない
0418吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/06(木) 19:04:56.40ID:aDpN5x2L
長生きしましょう。
0419吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/18(火) 20:35:28.22ID:L+qQ14am
>>417
青白い炎は富士川訳が岩波文庫で出てるからそっちともめてるのかね?
アーダは若島がまだ訳文いじってそうだけど
0420吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/20(木) 01:48:07.21ID:K8SuLXMn
とりあえず出そうよ若島さん
文庫化するときにまた弄ればいいと思うぜ
0421吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/22(土) 21:00:45.43ID:ZuEv4QaM
翻訳は凝り出したらハマりそう。
キリがなさそうだな。
0422吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/22(土) 22:14:54.71ID:RJmwqcc1
>>421
アーダの注釈ってたしか本文数百ページに対してその倍以上の長さあるんだよな・・・
しかも現在進行形
アーダに出てくる遊びの解説についての議論だけで京都ナボコフ学会に招聘された教授の話が終わったというお話
0425吾輩は名無しである
垢版 |
2017/04/30(日) 18:20:08.99ID:FCbDd+KM
キング、クイーンそしてジャックを読んでいるのだが、
なんとも退屈エリアにドハマり。
いつものパターンで、後半から面白くなるのかな。
文章は相変わらず巧みで美しいね。
原書もぜひ読んでみたい。
0428吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/08(木) 13:08:09.42ID:3hCfPo5f
『アーダ』出ないね。予定の5月も過ぎてしまったのに。
幾たびか夏過ぎて・・・
0429学術
垢版 |
2017/06/08(木) 13:33:31.81ID:o76+1mr/
ロリータ表象。浅くもなく深くもない。コンプ化は善くない。よくする?
学歴平地平面は。
0432吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/16(金) 05:40:34.56ID:ilHx7sWK
作品社の全短編集の中の作品いくつか読んだのだけれど…。

退屈。
結構、退屈。

時折、素晴らしい文章が転がっていたりして、悪くはないんだけどね。
やっぱりナボコフは長編のほうが面白いかな、という印象。
0433吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/16(金) 10:42:21.71ID:xqCVkjHU
そりゃそーだわな
0434吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/16(金) 16:53:58.47ID:SYm3pUqg
やっぱり一ダースの復刊が必要だな
ちくまが出す気無いなら岩波文庫か白水Uブックス辺りで出してもらえないものか
0435吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/18(日) 03:23:22.58ID:zNi+R8r8
ナボコフが自薦している
『雲、城、湖』という短編は好き。
0436吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/18(日) 09:42:37.05ID:uInf7RU+
ナボコフの短篇では「チョルブの帰還」「フィアルタの春」が好き。
0438吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/19(月) 04:24:27.41ID:Xcus23AT
音楽、とか完璧、とかこのへんの文章力はすごいと思う。
0440吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/21(水) 06:42:01.31ID:iChQVmiR
恐怖っていう短編がよかった。
0441吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/21(水) 11:05:45.20ID:hAy57QDg
長編では、『青白い炎』『ロリータ』『アーダ』『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』が優れている。
0442吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/21(水) 22:19:29.07ID:rWQmMplt
本当に読んでいるのか怪しいな
0444吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/21(水) 22:47:43.92ID:rWQmMplt
読んでいないな〜
絶対に読んでいないよな〜
0446吾輩は名無しである
垢版 |
2017/06/22(木) 07:15:29.74ID:0BmBwNbU
読んでる人わりといるでしょ。
学生時代に書店バイトしてたけど、そこそこ出ていたよ。
0449吾輩は名無しである
垢版 |
2017/07/08(土) 14:58:37.26ID:11ylsk6m
プニン、新潮文庫で出してくれないかな…
0451吾輩は名無しである
垢版 |
2017/07/11(火) 05:31:32.32ID:dlGshWXv
ディフェンスの文庫ほしいわ。
0452吾輩は名無しである
垢版 |
2017/07/13(木) 08:26:26.73ID:0kQw/aXF
「チェスプロブレム・世界ランキング8位、ナボコフを愛する京大教授、詰将棋作家。3つの顔をもつ異才が放つ決定版詰将棋作品集、
新装復刊! 羽生善治・谷川浩司・内藤國雄推薦!」 ⇒若島正『新装版 盤上のファンタジア』河出書房新社

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309278773/
0453吾輩は名無しである
垢版 |
2017/07/16(日) 01:48:38.34ID:luv5ocEU
「ロリータ」を人生の生き辛さを描いてると説く大江健三郎
なるほどと思います
「青白い炎」と「アーダ」にも解説ついてたらいいなあ
0454吾輩は名無しである
垢版 |
2017/07/16(日) 14:49:53.23ID:DN1Zj4fQ
Pale Fireを英語原書で読んだ。内容は面白いんだけど語彙が難しくてスピードに乗ってすらすら読めずちょっとストレス溜まる
言葉遊びのためだろうか、カント以外はちょっとゴツゴツした英語になってる。決して流麗で自然な英語ではない
ついでにナボコフの1ダースも邦訳で読んだ。忘れられた詩人、白雲湖、いつかアレッポでが面白かった
0455吾輩は名無しである
垢版 |
2017/07/20(木) 06:44:27.29ID:qtrpZiB6
Problem Paradise‏ @propara 5時間5時間前
たとえばこんな例を。ナボコフは意地悪な人なので、
読まずに書評を書く人間がいることをわかっていて、ある小説の序文で、
この小説にはこんな場面が出てくる…という実例を並べました。
それは実は本文を読めば出てこない場面で、
そういうインチキ書評家に対するトラップなのでした。


これ、どの小説のことですか。読んでみたいのですが。
0456吾輩は名無しである
垢版 |
2017/07/24(月) 07:42:40.04ID:l7EOxH1W
どなたかわかる方いませんかね。
長編だと思うのですが。
0457吾輩は名無しである
垢版 |
2017/07/25(火) 21:04:38.07ID:nG14l0xf
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆
0458吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/01(火) 04:57:09.34ID:oIbsk9Mf
どなたかわかる方いますか。
0461吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/10(木) 21:40:26.15ID:rQ+7LwTP
アーダきたな。
復刊ドットコムでも新訳9月下旬ってなってる
0462吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/11(金) 10:42:53.07ID:q2qnap/2
>>461
上下2巻で5400円
みんな奮発して購入しようぜ
0463吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/11(金) 22:21:47.35ID:cjbwBIbn
新約はまアーダだよ〜
という駄洒落が封印される時がきたな
0464吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/12(土) 01:25:37.70ID:KuWb2AoI
買うよ。もう書店で予約はできるのかな。

次はマーシェンカか賜物か。楽しみは続く。
0465吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/12(土) 01:38:29.29ID:1TfZ90hn
高いから文庫になるまで待つというのはやめてくれよな
0468吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/12(土) 21:05:45.08ID:FWXUdWdX
文庫になる前に図書館で読むかな。
0469吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/13(日) 00:28:27.73ID:taNxjc2l
おい
0470吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/13(日) 04:58:41.53ID:tdLtCfHa
ほとんど文庫にならないじゃん?
最初から文庫売りのやつはともかく。
0471吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/13(日) 10:24:52.23ID:taNxjc2l
そう、早川書房は前の斉藤訳の『アーダ』も文庫にしなかった
だから、文庫化を待っても無駄だ  単行本を買おうぜ
0472吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/16(水) 04:20:24.79ID:Joc4PdzH
図書館でじゅうぶん。
0473吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/16(水) 09:30:51.22ID:2nwhj80r
若島の事だから何年か経って改訳新装版とか出しそうなんだよなあ、ましてやナボコフの文章で一番難しいと言われるアーダだし
早川は近年は純文学もepi文庫で出してるから売り上げ次第では文庫化もありえると思う
まあとりあえず買うか
0474吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/17(木) 00:41:07.81ID:Fn53R8EZ
ハヤカワの翻訳純文芸で比較的売れているはずのコーマック・マッカーシー作品も近年は文庫化されてないので、迷わずに単行本を買ったほうがいいと思うぞ
0475吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/17(木) 02:25:57.85ID:h5Bgk9g6
マッカーシーで文庫化されてないのって、
ブラッドメリディアン、チャイルドオブゴッドくらいか?
ザ・ロード、美しい馬ら辺は文庫になってるな
ただし文庫化された血と暴力の国はもう入手困難だな
スレチすまぬ
0476吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/17(木) 09:14:02.52ID:/r1zuWHS
ドン・デリーロとか文庫化して欲しいがピンチョンがされないなら無理そうかな
0477吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/17(木) 12:01:05.66ID:mO7HA39g
文庫化だと河出の賜物は可能性ありそう
ちょうど池澤世界文学全集どんどん文庫化してるし
0478吾輩は名無しである
垢版 |
2017/08/17(木) 13:20:06.64ID:KBCsLuT8
福武文庫の『賜物』を持っているが、訳が読みづらく好きじゃない
だから河出の沼野訳も買ったよ こっちはロシア語からの初訳だしね
0480吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/13(水) 12:33:26.26ID:BAsuMBLb
『アーダ』新訳版の装丁がお目見えしているが、華やかでよろしい
旧訳版や岩波の『青白い炎』が地味な装丁だっただけに
0483吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/13(水) 17:21:30.35ID:BAsuMBLb
>>481
『青白い炎』の新訳を期待する
0484吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/13(水) 19:15:24.70ID:H5v5rKQ3
>>483
それは作品社がやってるし、新潮社のはロシア語からの新訳が中心って書いてあるから、
微妙に守備範囲から外れてる感じ
0485吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/13(水) 20:19:03.77ID:BAsuMBLb
ロシア語時代の長編でロシア語からの翻訳がまだないのは
『マーシェンカ』『キング、クイーン、ジャック』
『ディフェンス』『断頭台への招待』か
0487吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/14(木) 02:22:56.14ID:lRMOA4h1
>>485
ディフェンスって河出から出てる若島正訳のはロシア語から翻訳したんじゃないの?
0488吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/14(木) 02:48:43.30ID:uz1GHIRC
>>487
解説読むと英訳がメイン
このテキストとしてはヴィンテージ・インターナショナルから出ている英訳版を使用し、
ロシア語版と英訳には若干の異同もあり、個々のケースについては訳者の判断によりロシア語版のほうを採用したこともあることをお断りしておく

ロシア語については諌早勇一にご教示を賜った、と書いてある
0489吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/14(木) 02:53:39.31ID:FXR+elT/
「初のコレクション第1弾」って書いてあるけど第二弾って何がくるんだ?
短編集とか?
0490吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/14(木) 09:25:35.18ID:mv948Y5V
>>487
若島はロシア語はできない
0491吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/14(木) 10:33:54.08ID:5kwg/JPG
あれだけ熱心なナボコフファンなんだから、
ロシア語くらいできるのかと思ってた。
頭よさそうだし。
0492吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/14(木) 10:57:06.53ID:mv948Y5V
ロシア語も英語もできる名訳者というと、小笠原豊樹だな
0493吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/14(木) 19:16:45.77ID:A//tAsD3
ロシア語、イタリア語、フランス語は読むぐらいはできるらしいよ
フランス語で一番良く読んだのはジョルジュ・シムノンらしいけどww

ナボコフの息子がイタリア語に翻訳しているからそれもチェックしないといけないからね
0495吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/17(日) 21:26:44.07ID:Cg4qI940
アーダ、文庫落ちしそうでだから買うの躊躇うなぁ
学生なので金がない
0496吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/18(月) 05:52:33.58ID:Js/xBVnG
あーだこーだ言ってないで欲しかったら食費抜いてでも買うんだよ
『ロリータ』みたいなごく一部の例外をのぞいて3年は経たないと文庫にはならない
それにあまり売れないとふんだから高めの値段つけてるんだろうし文庫化はまずないと思う
0498吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/18(月) 18:42:15.68ID:H87z2F6x
アーダにも『ロリータ、ロリータ、ロリータ』みたいなの発売されないかなぁ
0499吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/18(月) 21:54:34.06ID:RsHddfuT
文庫落ちはないかもしれんが若島の場合数年後に改訳新装版を出す可能性は大いにあると思う
0500吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/19(火) 00:30:51.96ID:7yDrqOkp
ロリータが即文庫になった記憶があるんで、警戒する気持ちはわかる
が、アーダってロリータみたいに無闇矢鱈に有名でもないし、今回の文庫落ちはそれなりに時間かかると思う

>>499の言ってる改訳版はすごくありそうで怖い
若島でなくても、初版で買った本が版や刷が改まったところでさらっと誤訳が直ってたりする事がままあって、
急いで買って損した気分になる
0501吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/19(火) 00:38:39.91ID:wZ0tGhWg
旧訳で面白かったから精度があがる位のものだと思ってる
怖かったら旧訳図書館で読めばいい
言葉遊びに楽しみを感じるタイプなら旧訳じゃ全くダメだろうけど
0502吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/20(水) 02:50:30.56ID:P8eYquDG
ロシア語の小説って翻訳でずいぶんと印象が変わる。
自分でロシア語やって原書で読み始めてから思った。
語彙が豊富な言語だからか。日本語直訳するとき英語よりニュアンスとか気を
使う。ナボコフの言葉遊びなんかは日本語もちゃんとできる人じゃないと
難しいだろうな。
0505吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/21(木) 22:34:37.90ID:Ta0bQDRZ
アマゾンでは売り切れだが、楽天では売っているな
0508吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/22(金) 15:26:18.18ID:QaHPA/j/
新宿で『アーダ』購入
いつ読もうかな
0509吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/22(金) 16:10:10.72ID:kSiYNj9D
南が丘文庫
http://www.minamigaoka.info/BOOKS/
Official Homepage

横浜市立南が丘中学校の母体である、平成研究会、通称、経世会とは、自由党吉田茂派を起源に持ち、周山会(佐藤栄作派)・木曜クラブ(田中角栄派)の流れを汲む、鉄の軍団と呼ばれた保守本流集団である。

横浜市立南が丘中学校OB会
0510吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/22(金) 21:18:40.87ID:TUfAfgQV
若島訳アーダ、訳註一切無し(原註はある)
あとがき見る限りはこれからも訳し直す気満々だな
ただロリータと違って文庫落ちはなさそう(あったとしてもかなり先)だから普通に買って良いと思う
0511吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/23(土) 02:03:07.07ID:mltHAOgD
『アーダ』1セット購入したが、もう1セット手に入れようかな
0512吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/23(土) 03:38:03.91ID:reKmYo2m
アーダの次は何に取り掛かるのか。
0516吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/24(日) 16:27:08.04ID:jQmq8/dm
「アーダ」読み通した人いる?
かなりの難物らしいけどw
0518吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/25(月) 12:15:32.12ID:FCqMH/JO
文庫化するかどうか話題は出てるけど、電子化はどうなんだろう?
そっちの方が気になる。
ハヤカワは一ヶ月後にしてる印象があるので、する予定があるか知りたい。
0519吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/26(火) 11:40:29.34ID:jijWjKOl
買わないと早く絶版になり、古本高騰化する
0522吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/28(木) 15:33:27.37ID:aUtisTR4
全5巻ってそんなに訳すの残ってるのか?
何来るか予想できる人いる?
0523吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/28(木) 23:40:17.44ID:OgFu75DB
ロシア語からの訳がない断頭台への招待とディフェンスは確定
中編の魅惑者と目は分量的に二つで一冊だろうから、もう1冊が不明だな
0524吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/28(木) 23:50:17.95ID:knB+M0kx
マーシェンカとキング、クイーン、ジャックが1冊と考えると
ディフェンスと断頭台への招待も1冊になるか、中編と合わさって1冊になりそう

なんかますます残りのラインナップが謎になるが
0525吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/29(金) 00:06:37.17ID:rKRHcqRW
つーか本当に5巻まで出るのか?
途中で打ち切りになったりして。
ラインナップが揃わないことには迂闊に手を出せんな。
0526吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/29(金) 00:36:52.41ID:6hoJPTIU
ロシア語時代の短編集で1冊になりそうだな
0527吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/29(金) 00:43:05.77ID:6hoJPTIU
他に戯曲と詩集もあるが、このへんは全然訳さていないよね
0528吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/29(金) 19:58:48.19ID:zyiZsbk+
まさかのオネーギン注釈で二巻とかなら買うわ>コレクション
0529吾輩は名無しである
垢版 |
2017/09/30(土) 00:40:48.29ID:Qfr6QkXq
素人が読んでも面白いっちゃ面白いんだろうけど、
研究者とかこれを必要するレベルの読者ならロシア語はともかくとして英語くらいは不自由しないだろうし、
絶対に翻訳されないだろう作品だよねオネーギン注釈
0530吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/04(水) 18:51:46.20ID:4sSJnXjL
新訳『アーダ』読んだ人はいないの?
0531吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/04(水) 20:08:15.66ID:cH0X2AR3
そういう新刊関係のレスはこの板ではもう無いよ
0532吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/05(木) 01:42:31.84ID:k8fbCDhG
>>530
読んでいるんだけど、結局もとの小説がものすごく複雑で不親切な小説で、読むのが大変
以前のアーダ訳と比較しながら読んではいるんだけれど、注釈などが増えたわけではない、というか一切ない
英語と比較しないとよくわからない部分も多くて、日本語に訳されたからわかりやすくは全くなっていない
(英語で読もうとすると架空の固有名詞やフランス語やロシア語だらけで沈没する)
アメリカに半世紀アーダを読み続けて注釈をつけている評論家が居るんだけど、まだ上巻だけしか注釈が終わっていない
10年以上続いている京都ナボコフ研究会もまだ上巻までで、今回の新訳は「決定版」から程遠い

研究会で丸一日議論し続けたと言う、アーダの光と影のゲームは少しいい訳になっていた
The shadows of leaves on the sand were variously interrupted by roundlets of live light.
The player chose his roundlet - the best, the brightest he could find - and firmly outlined it with the point of his stick; whereupon the yellow round light would appear to grow convex like the brimming surface of some golden dye.
Then the player delicately scooped out the earth with his stick or fingers within the roundlet.
でもやっぱり、そもそもよくわからない

一読して理解できる、筋を追えばいい小説じゃないし、翻訳に触れたからと言って書き込みが急に増える小説ではないってことだと思う
0533吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/05(木) 11:13:43.17ID:EeBOiW3a
新訳『アーダ』を読むのは来年以降になりそうだな
今は『四重奏/目』を読んでいる
0534吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/05(木) 20:03:07.16ID:gJu9xIBz
買っただけでまだ開いてもないけど、訳注がないってのはびっくりだわ
いっそ解説本でも出してくれりゃいいのに
0535吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/06(金) 11:40:21.22ID:oJr90w2H
>>534
注釈はネットに無料で公開されているんだ
解説本なら小説本文より長くなる
英語版で1章と2章で16ページなんだけど、ネットの注釈を印刷したら行間詰めても50ページびっしりになった

Ardor: "Ardor" indicates the Russian rather than American pronunciation of Ada's name (demonstrated by Marina at 39.16-17:
"She pronounced it the Russian way with two deep, dark 'a's, making it
sound rather like 'ardor'") in a manner that echoes the guide to the Spanish rather than American pronunciation of "Lolita" in Humbert's first paragraph in that novel
("the tip of the tongue taking a trip of three steps down the palate to tap, at three, on the teeth").
In Dickens's Bleak House (see previous n.), whose Ada's name is of course pronounced in the usual English way, Ch. 45 contains the sentence:
"Ada had been telling me [Esther Summerson, the narrator] only that morning of her hopes that Richard might exhaust his ardour in the Chancery suit by being so very earnest in it."
The doubling of “Ada” and “Ardor” prefigures the doubling of, for instance, Antiterra and Terra, Old World and New World, Aqua and Marina, Ada and Van, Ada and Lucette, throughout the novel.
The Russian “Ada” and the American spelling of “Ardor” specifically prefigure the Old-World/New World or transatlantic doubling motif.
MOTIFS: ardor; dor(e); doubling; transatlantic doubling.


AdaとAda or Ardorにも別個に同じくらいの記載あり
0536吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/07(土) 10:52:29.42ID:AA9hDRgm
アーダ、というタイトルがすでにAda or Ardorという英語のタイトルを翻訳している
このタイトルは英語圏ではエイダ オア アーダと目に飛び込んでくる
しかし、この本の中ではAdaはロシア風にアーダと読み、Ardorと同じ発音をするとなっているからタイトルは「アーダオアアーダ」と発音される
(実際は二つのaは同じように発音されるのでアーダー)
だから日本語訳のタイトルはアーダであって、エイダと熱情(Ardor)は消えてしまう
エイダはたとえばバイロン作の「カイン」に出てくるアダムの娘、カインの双子の妹にして妻のAdaをイメージする
神を捨ててセイタンについていくカインをただ一人愛し続けるエイダはアーダとはまったく似ていない
Did he know Joyce’s poem about the two washerwomen?
He did, indeed. Did he like it? He did.
In fact he was beginning to like very much arbors and ardors and Adas. They rhymed. Should he mention it?
Ardis Hallでアーダに初めて会って、案内されたarbor(園亭)もardor(愛欲)もアーダ(Adas)が好きになりかけている場面はエイダでは成立しない
(ジェイムズジョイスやプルーストを読んでいる14歳と12歳!)

そもそもアメリカとロシアが融合したアンチテラというSF世界(というかフランス人とロシア人がアメリカに難民として追放されている)だからこの言葉遊びが成立する

翻訳を読む→原文に戻る→注釈を読むを延々繰り返すことになる
0537吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/07(土) 11:06:31.06ID:AA9hDRgm
前の訳ではあった注釈を完全に省いているので、潔いけれども日本語だけではわからない箇所はたくさんある
"I used to love history," said Marina, "I loved to identify myself with famous women. There’s a ladybird on your plate,
Ivan. Especially with famous beauties?Lincoln’s second wife or Queen Josephine."
「私は歴史上の有名な女性になりきることが大好きだったわ。お皿に天道虫がいるでしょ。イヴァン。それも絶世の美女にー
リンカーンの二番目の奥さんとか、ジョセフィーヌ女王とか」
ナポレオンの妻はまだいいとして、リンカーンは一度しか結婚していない。天道虫も意味不明。

前の注には、天道虫Ladybirdは当時のLady Bird、リンドン・B・ジョンソンの奥さんを示している。
ケネディの暗殺(1963)とリンカーンの暗殺(1865)が重ねられ、暗殺後にFirst ladyとなったLady Bird夫人が「リンカーンの二番目の妻」で、
その前任者は美女と名高かったジャクリーン・ケネディというナボコフのジョークとあった。

どうも天道虫はお皿に描かれた模様だったようだけれども。
もっともそもそもアンチテラではリンカーンが二人目の妻を持っていてもおかしくはない。
それどころかエイブラハム・ミルトンという「アンチテラでは誰もが知る」として登場しているので、ジョンミルトンの二番目の妻のことを示しているという解釈もある
ミルトンはエリオットとも合体させられてミルトン・エリオットという不動産業者になってたりもする。
その友人が空き地と四重衝突(Waistlineと Agonic Lines)を書いた友人がいることになっていたり、ユダヤ人にされていたりする。
(ナボコフは反ユダヤ主義のエリオットを嫌っていたため)
0538吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/09(月) 18:51:37.03ID:y1dyG6cz
>>534

ナボコフの「オネーギン」注釈みたいになるからな
注釈が本文と同じ長さになるという
詩の世界だもの
0539吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/09(月) 22:14:25.02ID:zCYj83+2
全五巻の収録作品リスト出たっぽい。
賜物とロリータは訳者が沼野と若島でおなじだから改訳っぽい?
0540吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/10(火) 10:57:36.56ID:oWiys7P1
『ロリータ』が入るんなら、ロシア語時代限定ではないな
0541吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/10(火) 11:18:49.74ID:YlIRxiPX
>>539
見つからないんだけど、ソース貼ってくれませんか?
0543吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/11(水) 07:51:14.58ID:GhGgPgP7
今月発売の新潮に全5巻のコレクションの広告載ってた。
ロシア語版からの翻訳みたいだけど。
訳者によってタイトルがころころ変わる作家だよね。
0544吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/13(金) 15:23:50.25ID:wK3c/daU
これは出版したらいいのに非売品だとか


「ナボコフ訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』」注解
京都大学大学院文学研究科21世紀COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」「『翻訳』の諸相」研究会 編
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008501315-00


ナボコフ訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』について.ナボコフと文学ゲーム / 秋草俊一郎 著

オネーギンは余計者か / 芦本滋 著

ナボコフのリズム観と10章解釈について / 柿沼伸明 著

ナブコフのゆらぎ / 小西昌隆 著

第1章第21連〜第33連まで第6章第24連〜第7章第15連まで / 鈴木聡 著

プーシキンの外国語とナボコフの奇妙な関係 / 中田晶子 著

破棄された「オネーギンのアルバム」 / 三浦笙子 著

禁じられた夢の劇場 / 皆尾麻弥 著

『オネーギン』より『アーダ』へと走る水脈 / 吉川幹子 著

国際シンポジウム「プーシキンの『エヴゲーニイ・オネーギン』とナボコフによる英訳・注釈について」.ロシア文学作品の翻訳について / 川端香男里 著

Nabokov,Pushkin, and Eugene Onegin / Julian W.Connolly 著
0545吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/13(金) 15:45:17.41ID:MNvl/Ma8
>>544
519ページもあるんじゃ紙媒体では出版はむずかしいだろ
PDFで公開してくれればいいのにな
0546吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/13(金) 21:18:53.46ID:UQpHnFZW
出版社とかに頼んでオンデマンド出版したらいいのに、1万超えてても買う人は買うだろ
0547吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/13(金) 23:42:43.03ID:7jkT6eEt
>>543
そうではなくて、単に英語版とロシア語版でタイトルが改題されている
英語からの訳とロシア語からの訳で同じタイトルにするわけにはいかない
>>544
たとえば秋草さんのは「訳すのは私」(東大出版会)にある程度収録されている
個別に発表されたのはこのあたりがある
世界は注釈でできている―― ナボコフ『エヴゲーニイ・オネーギン』注釈と騙られた記憶
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/39238/1/55-004.pdf
ウラジーミル・ナボコフ『「エヴゲーニイ・オネーギン」翻訳と注釈』について
http://yaar.jpn.org/robun/kanto/24-Akikusa.pdf
ナボコフ訳注. 『エヴゲーニイ・オネーギン』」注解. 若島・皆尾・鈴木. 中田・吉川 (55ページ)
http://www.hmn.bun.kyoto-u.ac.jp/report/2-pdf/5_bungaku2/5_06.pdf
学術成果だから、個々人がそれぞれ10年前から研究続けているよ
0548吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/15(日) 06:22:28.54ID:jY/dVDrq
>>544
コピペするのはかまわないけど、きちんと読解ができるといいですね
秋草氏の論文のメモのごく一部
ウラジーミル・ナボコフの翻訳理論と『オネーギン』訳の生んだ波紋
(1) Paraphrasic(パラフレーズ的なもの)――形式上の便宜ゆえ、省略や付け足しをともなって原文の意訳をおこなうもので、この慣例は消費者 のせい、翻訳者の無知のせいでおこなわれる。
いくつかの言いかえはいきな言いまわしや慣用的な意識の魅力を持つことがあるが、学者は見栄えのよさに屈服するべきではないし、読者もそれにだまされてはいけない。
(2) Lexical (or constructional)(語彙的な、あるいは構造的なもの)――言葉の基本的な意味(およびその語順)を翻訳すること。
優秀なバイリンガルの管理のもとで、機械がおこなうことも可能だろう。
(3) Literal(リテラルなもの)――異なる言語の連想的・文法的な能力に可能なかぎり、原文の文脈に厳密に即した意味を翻訳すること。これだけが真の翻訳である。(Nabokov 1975: 1, xii-xiii)
ドライデンの三類型にならって、ナボコフは翻訳を三つに分類し、そして最後の “literal” なもの以外は翻訳ではないと切り捨てている。
ここに書かれているように、ナボコフが “literal” と定める翻訳は条件が非常に厳しいものであり、日本語で正確な翻訳という意味で使われる「逐語訳」という言葉よりも文脈上での正確さを求めている点でより深みのある概念だ。
ナボコフにとって「逐語訳」や「直訳」は次善の策である “lexical” にむしろ 属してしまう言葉に過ぎない。
ナボコフの『オネーギン』翻訳を語る上で鍵となるこの “literal” という形容詞について は、注釈のほかの場所でもくわしく解説されている。

訳注の序文でもナボコフは「脚韻を再現しながら、 “literally” に訳するのは数学的に不可能」と断定し、脚韻からの撤退を表明する(Nabokov 1975: 1 ix)。
ただし、ナボコフは脚韻からは撤退したが、韻律は手放さなかった。
その理由をナボコフは「英語散文はごく自然に弱強格になるという奇妙な理由で、弱強格の詩行はリテラルな正確さとまったく自然に結合するのだ」と説明している (Nabokov 1992: 135)。
実際『オネーギン』英訳で、ロシア語の弱強格はかなりの程度保たれている。
0549吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/15(日) 06:23:23.04ID:jY/dVDrq
脚韻からの撤退
ナボコフが犠牲にした最たるものが、「オネーギンの節」と呼ばれる複雑な押韻形式
これは各節14行からなるソネット式の連それぞれが、最初の四行が交代韻(AbAb)、
次の四行が連韻(CCdd)、次の四行が抱擁韻(EffE)、最後の二行が連韻(gg)で
構成されるというものだ(大文字は女性韻、小文字が男性韻)。
この入り組んだ脚韻が整然と繰り返されるがゆえに、『エヴゲーニイ・オネーギン』は「韻文小説」と副題されている
後に触れる論争を理解するうえでもポイントになるが、ヨーロッパ言語間で詩を翻訳する場合、韻文訳が通例である。
脚韻を用いた作詩が普及しなかった日本とは違い、多くのヨーロッパ言語では脚韻を用いた詩法が一般的。
ロシア語と英語では「音節アクセント詩法」を共用しており、翻訳のさい韻律も保持されることが多い。
英語にかぎっても、ナボコフ訳をのぞくほぼすべての翻訳で『オネーギンの節」がなんらかの形で再現されている。
実際、ナボコフも 1945 年の段階では韻文訳で『オネーギン』の一部を訳出していた。
この訳はエドマンド・ウィルソンにも好評だったが、ナボコフは韻文訳にたいして早い段階で限界を感じていたようだ。
1949年にはウィルソンに「もう韻を踏んだ翻訳はいっさいやらない――その専制君主ぶりはばかげているし、厳密さと折り合わない」とこぼしている (Nabokov 2001: 254)。
1955年に発表された論文「翻訳をめぐる問題:『オネーギン』を英語に」で、ナボコフは『オネーギン』を韻文訳することをこう結論している。
私が到達した結論は三つ。
(1)『オネーギン』を脚韻つきで訳すのは不可能である。
(2)テクストの変調と脚韻を、さらにはもろもろの連想やすべてとそのほかの特徴すべてを、一連の脚注で記すことは可能である。
(3)『オネーギン』の各連 14 行の脚韻を踏んだ四歩格を14行の、脚韻を踏まない、長さのばらばらな、二歩格から五歩格の弱強格に置きかえることでまずまず正確に翻訳することは可能である。(Nabokov 1992: 143)

こういうナボコフの議論を踏まえた上で、アーダやロリータのハイブリッド訳が生まれているようです
0550吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/16(月) 15:58:11.84ID:GsGZ8T82
亀井麻美 @kameiasami

ウラジーミル・ナボコフ『アーダ』 若島正訳、早川書房、2017年9月。
レールモントフの詩とかグリボエードフの『知恵の悲しみ』とか、日本の読者がどの程度ピンと来るかはわからないですが、ロシア語とロシア文学の知識が豊富で
あればあるほど愉しめる作品、という感じ。


亀井麻美??
@kameiasami

ロシア語が出来ないまでも、ヨーロッパの文学作品は古典から近現代に至るまで、英語は当然のこととして、独仏語程度は原語で読んでる読者が対象って感じ。
ハイブロウで性的に少々アブノーマルな人向けなのです(^^;
0551吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/24(火) 11:00:47.62ID:yciS2y5v
みんな『アーダ』に四苦八苦して、なかなか読了できないようで、書き込みが増えない
0552吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/25(水) 05:33:39.92ID:fdFXNWsu
買う銭ないんや
0553吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/25(水) 06:23:03.93ID:PLtKK4gx
ナボコフが自分レベルの読者に向けて書いた本だからな
英語ロシア語フランス語ドイツ語が出来て詩も散文も読めて原書でロシア語英語フランス語ドイツ文学を読み漁っている読者が基準という
0554吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/25(水) 11:40:45.09ID:NCWHvR4s
最近1ヶ月に買った本
ナボコフ『アーダ』上下 5400円
カブレラ=インファンテ『TTT』 3888円
フエンテス『テラ・ノストラ』 6480円
合計 15768円
学生やプータローでは無理でも、社会人ならこれくらい買える
0555学術
垢版 |
2017/10/25(水) 12:55:49.99ID:cg93qnch
なるほどナボコフはいいものなのか。誰かが読んでなたあ。
0556吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/25(水) 14:09:17.88ID:SNiSdU0K
血と汗の匂いの無い文学なんて俺は認めない。
所詮、お貴族様の限界だよ。
0558吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/25(水) 14:37:41.85ID:SNiSdU0K
検索すれば、一杯あるだろう。
小林多喜二とか、徳永直とか、中上健次とか。
0559吾輩は名無しである
垢版 |
2017/10/25(水) 14:44:53.51ID:NCWHvR4s
>>556
ゾラを読めばいい
自分は労働者を描くゾラも亡命貴族を描くナボコフも好きだね
どちらも人間を描いていることは間違いないから
0560学術
垢版 |
2017/10/25(水) 16:10:40.94ID:cg93qnch
血と汗なんて永遠の古典かもしれないけど、時代遅れかもね。
0561吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/01(水) 13:07:48.40ID:O99Tbx/I
新潮社のナボコフコレクション第1弾が刊行されたが、約5000円はちと高いな
英語版からの旧訳は持っているが、一応買っておくか
0562吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/01(水) 13:57:52.01ID:O99Tbx/I
新潮社ナボコフコレクション
2017年10月 マーシェンカ/キング、クイーン、ジャック
2018年2月 処刑への誘い/戯曲2篇
2018年4月 ルージン・ディフェンス/密偵
2018年7月 賜物/父の蝶
2018年10月 ロリータ/魅惑者

「処刑への誘い」は旧訳タイトル「断頭台への招待」
「密偵」は旧訳タイトル「目」
「父の蝶」は本邦初訳 
0564吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/04(土) 23:50:03.21ID:Mi2ZZMuv
ナボコフコレクション第1弾を購入した
さて、いつ読もうか
積読本が多くて困る
0567吾輩は名無しである
垢版 |
2017/11/07(火) 01:49:19.27ID:1RRlYRio
今月号のすばるに掲載されているナボコフの奥様へのラブレター、
小説のように美しかった。
0568吾輩は名無しである
垢版 |
2017/12/11(月) 10:46:27.03ID:v3KgFkN4
過疎
0569吾輩は名無しである
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2017/12/22(金) 16:21:12.43ID:uI9ibgGQ
「ナボコフ・コレクション」1巻目読んでるが
「マーシェンカ」と「キング、クイーン、ジャック」とで
翻訳の出来があまりにも違いすぎる
0570吾輩は名無しである
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2017/12/22(金) 18:05:30.09ID:SVk4BKWw
>>569
詳しく
0571吾輩は名無しである
垢版 |
2018/01/07(日) 09:58:06.94ID:Qytowgj6
アーダ読んだけど。
大学で話てるからここでは書かないかな。
0572吾輩は名無しである
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2018/01/09(火) 16:30:23.14ID:/WpXNhFH
あっそ
0573吾輩は名無しである
垢版 |
2018/01/15(月) 17:57:47.76ID:m/mQcGcU
風邪ひいたんでアーダ買ってきた
これ読んで治そ
旧訳で感じたあの感じは新訳でも感じられるかな
0574吾輩は名無しである
垢版 |
2018/03/17(土) 23:03:34.68ID:MurvztI/
過疎
0575吾輩は名無しである
垢版 |
2018/03/20(火) 00:46:02.42ID:dLQP5cKA
ナボコフコレクション第2弾がすでに発売されていた
高いからみんな買ってないんだろうな
0576吾輩は名無しである
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2018/03/23(金) 15:42:14.12ID:JciN8tUX
新訳もの、軒並みタイトル変わってて、ちょっと受け付けない。
まあ、ン十年もひたすら旧タイトルを目にし続けてきたからなぁ。
0577吾輩は名無しである
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2018/03/23(金) 22:01:26.49ID:KsDS6sir
>>576
英語版とロシア語版でタイトル違うんだから仕方ないでしょう
0578吾輩は名無しである
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2018/04/21(土) 04:20:34.86ID:lGm9+0JR
新潮社のナボコフ・コレクション表紙がダサいな。
アーダ新訳のやつはかっこいい表紙だったのに。
0579吾輩は名無しである
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2018/04/21(土) 05:40:19.65ID:1IINFmMA
penguin modern の小さいシリーズでナボコフが出てたので読んでみた
The Aurelian, Signs and Symbols, Lance の3編
読解力が足りないせいか霧がかかった様な感じだなあと思ったけど
ググるとそういう小説みたいだね、でも凄く興味が湧いたので
日本語の本探したら絶版だらけで高いのね、そのうちもう一度読んでみよう
0580吾輩は名無しである
垢版 |
2018/04/22(日) 05:17:32.93ID:Fsh6pTFF
小西昌隆さんの訳、読みづらいんだけど。
合わないのかな。
0582吾輩は名無しである
垢版 |
2018/04/26(木) 00:47:25.49ID:xL4O56Cn
来月発売のこれ面白そう


アメリカのナボコフ――塗りかえられた自画像 単行本 ? 2018/5/19
秋草 俊一郎 (著)
商品の説明
内容紹介
これが、『ロリータ』の内幕だ――

新大陸に移住後、『ロリータ』によってスキャンダラスな形で知られたナボコフは、いかにアメリカの大作家へと上りつめたのか。
芸術家、文学者へと意図的に自己イメージを操作しながら、亡命者から「世界文学」への道程を歩んでいった作家の姿を、本邦初公開となる膨大な新資料を通じて描きだし、従来のナボコフ像を一新する。図版多数。

著者について
秋草 俊一郎(あきくさ・しゅんいちろう)
1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、ハーヴァード大学研究員、東京大学教養学部専任講師などを経て、現在、日本大学大学院総合社会情報研究科准教授。
専門は比較文学、翻訳研究など。著書に、『ナボコフ 訳すのは「私」――自己翻訳がひらくテクスト』。
訳書にバーキン『出身国』、ナボコフ『ナボコフの塊――エッセイ集1921−1975』(編訳)、モレッティ『遠読――〈世界文学〉への挑戦』(共訳)、アプター『翻訳地帯――新しい人文学の批評パラダイムにむけて』(共訳)など。
0583吾輩は名無しである
垢版 |
2018/04/26(木) 01:27:57.35ID:mqs+muhU
長い間、ナボコフと言えば「複数の言語で書く亡命作家」というイメージが先行し、
7、80年代ころの一般的な印象では、貴族としてロシアに生まれ、革命後に亡命してイギリスのケンブリッジに学び、
ベルリンやパリの暮らしを経てアメリカに帰化した後に英語で発表した『ロリータ』で大成功、
晩年はスイスのホテルに住んで悠々自適、趣味のテニスや蝶の採集をしながら創作を続けた高踏的でゴージャスな作家、
といったところだろう。つまり、「国際化」が声高に言われ、バイリンギャルなどという言葉があった当時は、
エキゾチックな魅力のある、難解でエロチックな作家という、
わりと表面的でステロタイプ化したイメージが拭えなかったと思うのだ。
http://www.kotensinyaku.jp/archives/2017/01/006644.html
谷崎か
0584吾輩は名無しである
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2018/04/26(木) 19:23:20.90ID:a7yo4YbC
世界で最も売れてる作家の一人 パトリシア・コーンウェルが小説中に、

若い女性達が自分の恋人が如何に高齢か自慢しあうのを中年女性が嘆くシーンや、
若い女性が「ねえ!今度の恋人 何歳だと思う?80歳よ!」と叫ぶシーンなどを書いている。
0585吾輩は名無しである
垢版 |
2018/05/24(木) 01:55:00.48ID:8c9aPtTP
青白い炎8月になったっぽいな
ついでにペイルファイアにタイトル変わってるが
0587吾輩は名無しである
垢版 |
2018/06/05(火) 11:13:19.03ID:BddZHq0k
ワルツ読んだけどまあまあ。
戯曲がいいって沼野氏おすすめしてたけど、俺は小説のほうが好きだな。
0588吾輩は名無しである
垢版 |
2018/06/05(火) 18:34:49.41ID:UT0wMpIK
事件は面白かった。
0589DJgensei artchive gemmar
垢版 |
2018/06/05(火) 19:15:25.34ID:CWnGURUH
学歴に教師教員教授を置く、性差信仰間違えて、結果ロリコン体型?
0590DJgensei artchive gemmar
垢版 |
2018/06/05(火) 19:18:26.60ID:CWnGURUH
金太郎あめーよ。
0591吾輩は名無しである
垢版 |
2018/06/05(火) 23:40:16.40ID:91H5cWwh
麻生太郎はユダヤ人www
0592吾輩は名無しである
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2018/06/20(水) 00:07:51.05ID:I0CzUwbQ
アーダを読みきるコツを教えてください
0593吾輩は名無しである
垢版 |
2018/06/20(水) 08:00:15.31ID:YoYNHKmG
賜物全部一気に読むのつらいね。
詩が苦手かも。
注釈とかも気にしながら読むから
なかなか先に進まない。
0594吾輩は名無しである
垢版 |
2018/06/25(月) 01:51:14.89ID:VKGBxebd
作品社のサイトみたらペイルファイアから
淡い焔にまたタイトルが変わってるw
0595吾輩は名無しである
垢版 |
2018/06/27(水) 14:15:29.63ID:0PVTu/Im
タイトルはころころ変えるべきではない
『青白い炎』でいいじゃないか
0598吾輩は名無しである
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2018/08/09(木) 00:11:26.18ID:MsP0axrz
セバスチャン・ナイトの真実の生涯はどうよ?
0599吾輩は名無しである
垢版 |
2018/08/09(木) 01:17:29.08ID:9Q2OLybw
個人的にナボコフの美点はセバスチャンナイトのような作品を書けることだと思う
0600吾輩は名無しである
垢版 |
2018/08/09(木) 02:11:22.25ID:MsP0axrz
なぜがセバスチャンナイトと怒りと響きが重なるんだよな
0601シャシャキ
垢版 |
2018/08/09(木) 06:50:47.50ID:6wj+8yai
現代では、ちょっと文学通ぶりたい人が名前を挙げる作家の一人かなというぐらい影が
薄くなったような。
まあ、ここ数十年?新しい外国作家が紹介されてこなかったから未だに残ってるが。
0602吾輩は名無しである
垢版 |
2018/08/12(日) 20:55:21.26ID:nu7+8c5J
ディフェンスが好き。
0604吾輩は名無しである
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2018/09/15(土) 10:23:02.92ID:/SIPFOPM
アーダ面白いね
これはSFだよね
0605吾輩は名無しである
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2018/09/15(土) 11:07:42.12ID:4FwifJJS
「青白い炎」の富士川訳が酷評されていたから新訳は期待

宇多田ヒカルの新ツアータイトルが「laghter in the dark」だそうで
ナボコフの作品タイトルから
0606吾輩は名無しである
垢版 |
2018/09/16(日) 12:26:06.44ID:IEWwdmrx
「郵便配達夫は2度ベルを鳴らす」(1934)は粗筋が
ナボコフ「laughter in the dark」(1932)と似てるわな。
しかし、サスペンスものはナボコフらしくないようなw
laughter in the dark はロシア語の原題ではcamera obscura(写真の暗室)の
意味だったとか。
宇多田にしちゃ深刻過ぎるwてか、俺は宇多田を殆ど知らないが、お母さんみたいに
なっちゃいかんぞよw
0607吾輩は名無しである
垢版 |
2018/09/16(日) 22:11:10.31ID:c11xGj1Y
>>606
camera obscura は暗室じゃなくて原始的なプロジェクターのような装置のことを指す
0608吾輩は名無しである
垢版 |
2018/11/14(水) 21:26:11.39ID:ShrYHTBX
『淡い焰』11月20日発売 4104円

買えない貧乏人多そうだな
0610吾輩は名無しである
垢版 |
2018/11/20(火) 15:27:04.32ID:/ws/kcSr
『淡い焔』購入
富士川訳のちくま文庫、岩波文庫に加えて3冊目
いちばん好きなナボコフ作品だ
0611吾輩は名無しである
垢版 |
2018/11/21(水) 12:43:45.63ID:bK8pHMrW
『淡い焰』
アマゾンレビューで誤訳の指摘があった旧訳の「オーストラリア地帯」
→新訳では「南部帯」と訳されている

訳者あとがき「キンボート自身が抱えた痛み」「他者の痛みへの鈍感さ/やさしさという問題」
という部分が印象に残った
0612吾輩は名無しである
垢版 |
2018/11/22(木) 23:18:01.25ID:nAZczxqp
淡い焰買ってきたんだけど
これどう読めばいいの?

ページ順に詩を全部読んでから注釈読むの?
それとも
詩、注釈、詩、注釈の順?
0613吾輩は名無しである
垢版 |
2018/11/22(木) 23:47:39.26ID:BrEKapdK
>>612
かつて旧訳を読んだ時は、まず詩をすべて読んでから、註釈を読んでいった。
そして註釈を読みながら、必要に応じて該当の詩の一部に戻ったりもしたが、
註釈とは名ばかりの語り手のホラ話だから、あまり詩と関連づけて
読まなくても全然構わない。詩に言語芸術を味わい、註釈のユーモアに爆笑すればよい。
ナボコフって、これほどチャーミングな作家かと認識を新たにさせられた傑作。
0614吾輩は名無しである
垢版 |
2018/11/23(金) 01:54:54.80ID:RwRgISlE
ベンドシニスター、処刑への誘い、セバスチャンナイト
この辺もいい
俺はロリータやパールファイヤー読んで凄いんだけど冷たい印象持ったからこれら読んで良かったと思ってる
淡い〜の訳者解説面白そうだね
ナボコフのそういう距離の取り方の味わいが最近わかってきたような気がする
ブニンにもいい手紙あった
0615吾輩は名無しである
垢版 |
2018/11/23(金) 02:07:31.21ID:RwRgISlE
すまんパールじゃなくてペイルだな
これでいつも脳内でパールファイヤーて読んでるのがバレちまった
あまりいじめないでくれよ
0617吾輩は名無しである
垢版 |
2018/11/23(金) 02:39:14.70ID:0WQ65tp2
>>605
酷評された富士川訳はおそらく院生数人が手分けして下訳したものを
富士川があまり直さずに出版したのだろう。
日本語として意味不明の箇所が一部にあったことは確かだが、
それ以外は比較的読みやすい文章だったと思う。
まるでダメな翻訳では決してない。
0618吾輩は名無しである
垢版 |
2018/12/03(月) 19:42:35.00ID:ngH07Mvo
あげ
0619吾輩は名無しである
垢版 |
2018/12/16(日) 11:40:40.93ID:ZncVTXBB
若島正って日本語がちょっと変じゃね?
「ロリータ、ロリータ、ロリータ」しか読んでないけど。てか途中でやめたけど。
「アーダ」新訳楽しみにしてたけど、旧訳が安くなってるからそっち買うわ。
0620吾輩は名無しである
垢版 |
2018/12/16(日) 15:45:33.18ID:pYsY9p1G
ナボコフ自体が英語がネイティブじゃないから
普通のアメリカ人が使わない言い回しを多用してる

それを日本語にすると違和感がある
0621吾輩は名無しである
垢版 |
2018/12/26(水) 12:41:44.24ID:IDvOOQr3
新潮社からルージン・ディフェンス・密告出たね。
でもこのシリーズなんか苦手。
買ってる人いるのかな。
0622吾輩は名無しである
垢版 |
2018/12/26(水) 22:46:44.41ID:jyMb4pnd
装丁は美しい
0623吾輩は名無しである
垢版 |
2018/12/27(木) 07:21:20.37ID:xN+FPnnN
最後のロリータ・魅惑者だけ買う予定
0624吾輩は名無しである
垢版 |
2018/12/27(木) 08:32:14.11ID:gp/rhiJ4
ロシア語からの訳がほとんどでしょ
0625吾輩は名無しである
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2019/01/05(土) 03:31:18.34ID:PXtj+Nxc
>>621
新潮社のシリーズ3冊とも買ったよ
ナボコフの小説の翻訳はすべて買うつもりだから
違う訳なら同一作品でも買っている
従って、マグダ、マルゴ、マクダ、カメラ・オブスクーラと
4種類の翻訳が手許にあったりする
0628吾輩は名無しである
垢版 |
2019/01/06(日) 10:27:48.04ID:aiEZMk6p
>>627
誤爆。
0629吾輩は名無しである
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2019/01/07(月) 15:08:16.40ID:q11AV+oB
>>626
面倒くさいから、自分でやりな
0631吾輩は名無しである
垢版 |
2019/06/06(木) 19:53:48.32ID:feBUnxHA
コレクションの残りはいつ出るんだ
0632吾輩は名無しである
垢版 |
2019/06/06(木) 20:28:40.91ID:bz5BznKi
ナボコフ
「ドストエフスキーは何か優れた劇作家が間違って小説家になってしまったような」
0633吾輩は名無しである
垢版 |
2019/06/09(日) 16:16:04.26ID:O6AF6w8O
残りって全5巻じゃないの?
0634吾輩は名無しである
垢版 |
2019/06/10(月) 09:01:10.75ID:YCFwl9QL
全巻買った人いる?
0635吾輩は名無しである
垢版 |
2019/06/10(月) 20:09:18.65ID:+hYLK+rS
まだ3巻しか出てないぞ
0637吾輩は名無しである
垢版 |
2019/06/12(水) 00:29:24.48ID:bCE4Hkqt
ついこの前どこまで出たのか気になって検索したら
第四巻まで出てて、近い内にロリータが出て完結するみたいな記事が引っかかったんだけど賜物ってまだ出てないよね
河出の賜物がボロくなってきたからせっかくだから買い換えようとこの巻だけ待ってるんだけど
0638吾輩は名無しである
垢版 |
2019/06/12(水) 08:21:02.18ID:oD6dUMSw
まだ出てなくても予約はできる。
書店でまとめて頼んだ。
自分で自分の誕生日祝い
0639吾輩は名無しである
垢版 |
2019/06/13(木) 06:59:49.26ID:QEHqAKBD
未来から来てはいけないのか
0641吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/07(日) 01:37:11.47ID:VQ7nY+tL
お待たせいたしました。ナボコフ ・コレクションの第4回配本『賜物 父の蝶』が7月28日に刊行されます。
ナボコフ がロシア語で書いた最後にして最高の傑作長篇と初の邦訳となる「父の蝶」を収録。装幀も気合いが入っていますのでお楽しみに!
https://www.shinchosha.co.jp/sp/book/505609/
0642吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/08(月) 08:24:27.19ID:SmlIbQUs
6,156円(税込)
0643吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/08(月) 09:49:38.48ID:lmfkc3g+
河出の沼野訳『賜物』すでに持っているんだよな
短編「父の蝶」のために6000円以上出すのは抵抗感がある(金はあるが)
0644吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/12(金) 20:41:52.03ID:YRHeY6Hl
河出の賜物とどう違うんだろうな
0645吾輩は名無しである
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2019/07/14(日) 08:53:32.17ID:sBodlEpu
訳が違う。
好みによるだろうから、とりあえず図書館で借りて読んで気にいったら買う。

翻訳の文章とか言葉使いとか合わないとつらい。
別に新しくなくてもいいので、自分の気に入ってる翻訳で読みたい。
0646吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/14(日) 09:45:57.45ID:T/VrX9gm
Mitsuyoshi Numano
いまナボコフ『賜物』の改訳作業中。訳者の自己満足の注をうんと減らそうと思うのだが、結構難しい。
まさか「レーニン―ロシア革命の指導者」といった類の注は要らないと思うが、
ツルゲーネフ、シチェドリンあたりはどうか。さらにブローク、フェート、チュッチェフとなると、悩んでしまう。
2018年9月24日
0647吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/15(月) 19:29:11.88ID:vbrsuj/7
>>646
注が減るのかー,多い方が好みなんだけどな
教えてくれてありがとう!
0648吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/17(水) 08:56:15.11ID:Lk/L0inq
ナボコフ読む層ならツルゲーネフとか注いらない気がするが。
0649吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/19(金) 18:30:33.57ID:uEKbtwUv
たちつてと
0650吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/21(日) 19:45:35.47ID:lyGI/71I
早く読みたい!
0651吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/23(火) 09:12:56.38ID:IskGsQnI
あげ
0652吾輩は名無しである
垢版 |
2019/07/26(金) 21:58:47.42ID:Hy0bWYCH
賜物の表紙もいいね
0653吾輩は名無しである
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2019/07/29(月) 18:20:33.29ID:fvJ7r0PS
エイドリアン・ラインのロリータを最近観た。
小説を読んだ友人に聞いたらキューブリックのロリータより原作に忠実だと言っていた。
今度小説読んでみようと思う。
0654吾輩は名無しである
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2019/08/04(日) 00:46:48.61ID:svRRe0Dt
『賜物/父の蝶』買ったけど、これ高すぎだろ
0655吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/04(日) 09:08:20.04ID:cx9Ekt3D
内容と金額が見合わないということ?
0656吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/04(日) 09:42:20.53ID:svRRe0Dt
『賜物』は河出の沼野訳がもっと安い価格で売っている
いくら今回改訳されたといっても、同一人の訳なので大して変わりはない
本邦初訳の短編「父の蝶」のために6000円払ったようなものだ
0657吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/05(月) 05:56:50.56ID:wUkr+0F1
父の蝶、どうでした?
0658吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/05(月) 09:57:38.38ID:6eFwIS3G
本はすぐには読まないことにしている
読みたくなった時には絶版になっていることも多いので、
新刊が出たら買うが、読むのは数年後になる
積読本が千冊以上ある
0659吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/10(土) 08:43:13.91ID:X4ZS1lgq
いつ死ぬかわからないから
読んでおいたほうがいいよ。
あの世で読めるかわからないし、次生まれ変わっても
人間かどうかわからんし。
0660吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/10(土) 09:22:09.05ID:RH63uI+0
積読千冊かあ、気持ちはわかる
でも買った時が興味ある時で
数年後手に取っても興味引かない場合多いよなあ
いや、他人批判じゃなくて自己反省です
0661吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/10(土) 09:46:19.30ID:nDp1kT5d
積読本を生きているうちに全て読むのはもう諦めている
買ったときには興味があっても、その後興味がなくなった本も多い
でも、もったいないという思いはなくて、出版文化を支えるには
この程度の出費は当然だと考えている
幸いにも収入はそれなりにあるので、これからも本は買っていくつもりだ
0663吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/11(日) 01:28:41.77ID:jMQnLUGN
積本だけでも1000冊置いておける環境が羨ましい
部屋が流石にいっぱいだからどれを処分するかって葛藤してるだけでお盆休みが終わりそうだわ
0664吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/11(日) 23:57:21.53ID:Vg+4EwQN
終活してるから本は本当に気にいっているものしか
置いてない。だいぶ処分したよ。
0665吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/12(月) 01:03:50.39ID:kkWzAIah
>>662
新版といっても注釈の増補版なんでしょ?
予定では3月だったしもう作業自体は終わってそう
後は出版するタイミング待ちとか
0666吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/12(月) 01:26:26.21ID:KzLhUR3U
次の若島訳『ロリータ』改訳版も本当はいらない
単行本と文庫本をすでに持っているから
でも『魅惑者』ロシア語からの初邦訳はほしい
7000円くらいかね?
0667吾輩は名無しである
垢版 |
2019/08/14(水) 02:34:55.84ID:/TgqpSMY
積ん読1000冊のうちおそらく900冊は一生読まないよ
読み込むタイプじゃなくて読み飛ばせる人ならそもそも1000冊積まないしな
いつでも読める本の選択肢を増やしておきたいというなら地元に蔵書数の多い図書館があればすべて賄える
ま、それが趣味ってことだよね
0668吾輩は名無しである
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2019/08/14(水) 14:14:00.84ID:etxCoyQE
図書館は使えないね
ベストセラー中心の品揃えだから、自分が読みたい本はちょっとしかない
いつでも読みたくなったら読めるように自宅に本が置いてあることは重要だ
まあ、自宅に自分の書斎があるから言えることなんだけどね
0669吾輩は名無しである
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2019/08/16(金) 00:08:21.66ID:rlm6qUAF
読んだことないけど、どうせロリコン野郎が主人公で全編に渡って少女に欲情しまくるっていう小説なんだろ?
0670吾輩は名無しである
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2019/08/16(金) 00:14:25.97ID:QRU6n7ez
ロリコンかぁ
発覚したエプスタイン島は吐き気して笑えない
0671吾輩は名無しである
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2019/08/16(金) 07:34:58.64ID:DwhvmEnG
ロリータしか知らないかわいそうなひとたち。
ナボコフの醍醐味はそこにはない。
真の読者以外はこのスレに不要。
0672吾輩は名無しである
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2019/08/29(木) 16:43:18.53ID:Vo3dkXlx
原書買ったわ
ヨムヨム
0673吾輩は名無しである
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2019/08/29(木) 21:35:43.29ID:9OTwlSgp
ロリータはボヴァリー夫人のパロディとして書かれたんだっけ?
0676吾輩は名無しである
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2019/10/09(水) 10:10:33.25ID:0dTabidK
ナボコフ とボルヘスって似てるよね
0677吾輩は名無しである
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2019/10/13(日) 10:57:30.56ID:qIEwgW90
『ロリータ/魅惑者』ナボコフコレクション
10月30日発売 5830円
0678学術
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2019/10/13(日) 12:49:43.72ID:pjpE6vLe
客韻名誉教授か。
0679吾輩は名無しである
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2019/10/31(木) 09:35:59.48ID:NL+n65CL
ロリータ増補版、ロシア語との異同は書いてあるものの訳注は増えず
訳文は少し手直しした模様
魅惑者一編に5000円払える人向け
0680吾輩は名無しである
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2019/11/01(金) 20:50:27.84ID:m6l1dc0D
『ロリータ/魅惑者』購入
これで新潮社ナボコフコレクション全5巻が揃った
0681吾輩は名無しである
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2019/11/01(金) 21:00:39.16ID:3ZI7Lsf5
ロシア語チェック入りか
0683吾輩は名無しである
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2019/12/28(土) 14:59:01.53ID:fd7GGHuI
>>679
魅惑者
短編に5000円払う人いるのかな。
図書館でじゅうぶんな感じ。
0684吾輩は名無しである
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2019/12/30(月) 18:09:48.96ID:NWj7++8r
魅惑者別に面白くなかったかなあ。
特別金出すほどではない。
個人的には新訳本で気に入ったのはなかった。
0685吾輩は名無しである
垢版 |
2020/01/07(火) 00:10:37.72ID:FMeIrdPV
今年はロリータに出てくる2020年だ。

確かロリータ中で最も遅い年代だと誰かが書いていた。
新しい若島訳パラパラめくっていて記載に気付いた。
0686吾輩は名無しである
垢版 |
2020/01/20(月) 19:45:03.54ID:g/wVOLZh
図書館でロシア文学じゃなくてアメリカ文学に
分類されているのはなぜ。
0688吾輩は名無しである
垢版 |
2020/01/25(土) 23:38:30.65ID:DH+m4Zef
ナボコフの場合、国の分類は難しい。
ロシア語で書いたドイツ時代、英語で書いたアメリカ時代、晩年のスイス時代とある。
多国籍文学のはしりか。
0689吾輩は名無しである
垢版 |
2020/01/31(金) 18:26:24.86ID:UnV5RNsr
書店ではロシア文学コーナーにあるよね。
0690吾輩は名無しである
垢版 |
2020/01/31(金) 18:31:39.99ID:2BghDS0A
書店や図書館によっては英米文学の棚にある時もある
まあロシア文学に置いてもらった方が探しやすいけどな
岩波文庫は青白い炎がアメリカ文学扱いだが将来ロシア語時代の作品を入れる時にはどうするのか気になる
0691吾輩は名無しである
垢版 |
2020/02/01(土) 09:54:39.68ID:Nz6i9cqT
空いてるほうの棚に入れておけばよろし。
0692吾輩は名無しである
垢版 |
2020/02/01(土) 16:12:24.77ID:9WJw/bYU
ある意味便利な作家
0694吾輩は名無しである
垢版 |
2020/03/11(水) 12:30:12.94ID:zonYZpkD
>>683
『魅惑者』ロシア語からの初訳のために買った
読めればいいわけでなく、ナボコフの翻訳を収集しているので
0695吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/07(火) 01:30:45.87ID:P0A73YYg
絶望の主人公不快すぎてワロタw
0698吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/10(金) 06:18:26.60ID:vcQvOUX7
主観で見るゲルマンと客観で見るゲルマンが乖離しすぎてるのが面白い
最初はラスコーリニコフにイメージが近かったのに最後の方では阿Qのイメージになってたわw
0699吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/12(日) 02:08:16.71ID:f9l2JTpz
白水社のdespair訳の解説にはゲルマンは性的不能者でどうこうって書いてあってびっくりした
そんな読み方もあるんだな
0700吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/12(日) 10:24:32.68ID:smed/567
>>599
大津栄一郎の解説だね
あの解説で印象的だったのは、サルトルとナボコフの批判の応酬の部分だね
『嘔吐』も『絶望』も自分には物足りないので、双方の批判には首肯できた
0707吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/14(火) 02:17:50.51ID:hsY+aFXO
絶版になると、古本価格はもっと高騰する
昔の2分冊の短篇集がそうだったから
0708吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/14(火) 02:55:29.86ID:ETOZi7I6
アマレビュー見ると初版4刷ってあるし
初版で終わって売れてないがゆえの絶版こはならなそう
0709吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/14(火) 09:47:26.93ID:hsY+aFXO
amazonでの古本出品を見ると、いちばん安くて8100円
いちばん高いのは17000円w
まだ版元が出版していてこれだからね
刊行から9年経って絶版にしてないのは
そこそこ売れているんだろう
0710吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/14(火) 21:17:13.90ID:prf+8T+i
新しく収録した作品があったり翻訳の手直しとかされたりでまさに完全版って感じだけど
一冊にまとめられると物理的にすごい読みづらそうで未だに旧版から買い替えてない
0711吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/14(火) 23:04:04.49ID:hsY+aFXO
900ページ近い分厚さだから書斎から持ち出すことはない
書棚ではほぼ真ん中に位置し、隣に同じくらいの厚さの
ヘンリー・ジェイムズ『黄金の盃』(国書刊行会)が並び、
さらにその隣には埴谷雄高『死霊』箱入り3巻本が並んでいる
なかなか壮観である
0712吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/19(日) 14:41:04.15ID:FYif1gHe
新潮社・ナボコフコレクション・5冊合計26840円

購入した人はいますか?
0713吾輩は名無しである
垢版 |
2020/04/19(日) 15:05:13.03ID:dQYkcy67
いないな
0715吾輩は名無しである
垢版 |
2020/05/15(金) 11:04:31.49ID:8CANZoPc
『青白い炎』富士川訳を酷評したAmazonレビューが消えている
なぜ消したのだろう
0717吾輩は名無しである
垢版 |
2020/07/22(水) 14:16:58.59ID:ckb48Hg5
星1レビューとかは消されるってどっかで読んだよ。
0727吾輩は名無しである
垢版 |
2021/01/18(月) 22:04:29.88ID:oPma2BKS
『青白い炎』読んだけど全体としてはそんなに面白くなかった、ボンボン貴族のお遊びという感じがずっとつきまとっていた、もちろん超高度なお遊びだけど。時々ハッとするような感動を覚える表現はあった、他の小説は読んでないけど、文芸批評はものすごく良い、同時代の我国の批評家で言ったら小林秀雄ってのがいるけど話にならんほど鋭いし当然教養の深さはものごっつい。
小説は英語で読むほうがいいかもしれないと思ったな。
0728吾輩は名無しである
垢版 |
2021/01/24(日) 01:04:56.27ID:SKWjM4J+
『青白い炎』に続いてとりあえず『ロリータ』を読み始めたが、、
こちらはめちゃくちゃおもろい、すでに爆笑の連続、いやーこれは本当に凄い
ナボコフ最高!と、とりあえず叫びたくなった次第。
0729吾輩は名無しである
垢版 |
2021/01/24(日) 07:56:04.46ID:u5bNJ+NW
だったら『カメラオブ抄くースクーラ』も面白く読めると思う。
0732吾輩は名無しである
垢版 |
2021/01/25(月) 18:16:45.18ID:yw8ZHbkO
抄くーとか入っていた恥ずかしす(/ω\)
カメラオブスクーラです。
0735吾輩は名無しである
垢版 |
2021/02/01(月) 08:25:52.13ID:IYIkd9JU
短編なら「フィアルタの春」「忘れられた詩人」「チョルブの帰還」が好き
0738吾輩は名無しである
垢版 |
2021/02/25(木) 06:16:27.36ID:S7xabbjR
ロリータはスーリオンの方の映画は酷かったな
あれってコメディなの?
ラストとか失笑ものだったんだが
0741吾輩は名無しである
垢版 |
2021/03/09(火) 00:02:34.75ID:2937aXqU
やはり『ロリータ』と『青白い炎』が突出していいな
その次が『アーダ』
それ以外はかなり落ちる
0742吾輩は名無しである
垢版 |
2021/03/09(火) 07:08:33.83ID:JcNOfaIs
そんなことはない。
0744吾輩は名無しである
垢版 |
2021/03/09(火) 07:31:22.59ID:zz8ozorE
2021.03.07 06:45

DANIEL KREPS

https://images.rollingstonejapan.com/articles/35000/35526/415x850/743f81762215d3df473866c4f27e0345.jpg
左がラジミール・ナボコフ(Fred Stein/picture-alliance/dpa/AP; Columbia Pictures/Getty Images)


小説『ロリータ』で知られるロシア生まれの米作家、ウラジーミル・ナボコフが1942年に書いた詩『The Man of To-morrow’s Lament』が見つかった。
スーパーマンについて書かれた未公開の詩は、鋼の男が人間の女性と結婚した後、普通の性生活を営めるかという疑問から生まれたものだという。

同作品の存在は知られていたものの紛失されたと思われていた。だがロシア人の学者アンドレイ・バビコフ氏が、イエール大学ベイネック稀覯本図書館のエドモンド・ウィルソン氏の書庫から発見した。

ニューヨーカー誌からボツにされた『The Man of To-morrow’s Lament』は、1942年6月、ナボコフがロシアからアメリカへ移住した2年後に書かれた。
『ロリータ』の作者はアメリカ文化の代表格に注目し(彼は8歳の息子にコミックを読み聞かせていた)、コミックブック・ファン最大の疑問の一つに飛びついた。
すなわち、主人公のクラーク・ケントとヒロインのロイス・レインは性的関係を結べるのだろうか?
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/35526/1/1/1
0745吾輩は名無しである
垢版 |
2021/04/15(木) 18:51:07.69ID:+DG/3OVy
ナボコフに興味あるんだけどどの作品から読めばいいか教えて
0746吾輩は名無しである
垢版 |
2021/04/16(金) 00:42:47.57ID:4AsC32lw
ロリータ
0749吾輩は名無しである
垢版 |
2021/04/16(金) 18:38:37.56ID:3/6kIkPm
セバスチャン・ナイトとかかな
ナボコフの一ダース復刊してくれればそれなんだけど
全短編は読みやすいけど値段と重量考えると初心者に薦めにくい
0750吾輩は名無しである
垢版 |
2021/04/16(金) 21:53:49.44ID:kK3d/8Gg
wikiによると「カルメン」の独創的な編曲で知られるシチェドリンが歌劇「ロリータ」の作曲をしてるらしい。どんな音楽かちょっと気になる。
0752吾輩は名無しである
垢版 |
2021/08/19(木) 05:43:26.99ID:7U8Wfj73
夢との対話
0756吾輩は名無しである
垢版 |
2022/02/24(木) 20:08:10.05ID:PFTqCJ7e
ロリータロリータロリータ再販してくれないかな
中古高い
0757吾輩は名無しである
垢版 |
2022/05/05(木) 14:16:55.94ID:TUuoS0lE
ロリータを先日読了した。
よく思うんだけど、海外の作家は引用がかなり多いのが辛い。特に聖書絡み(ロリータはそこまで多くなかった記憶)
みなさん引用元にどれくらい手を伸ばしてますか?
0759吾輩は名無しである
垢版 |
2022/07/13(水) 08:40:49.00ID:xWDipc+y
久しぶりに本屋さんに寄ってみたところ
ナボコフの「ディフェンス」の文庫本が
三冊並んでいたので一冊買ってみた
意外と面白く一気に読んだ
0760吾輩は名無しである
垢版 |
2022/08/20(土) 08:33:39.31ID:XRhJEImj
>>757
さらりと素通りする
0761吾輩は名無しである
垢版 |
2022/08/20(土) 08:45:14.12ID:VgW0DjNU
>>757

私もほぼ素通りした。その時間を別のナボコフを読むために使いたい。
0762吾輩は名無しである
垢版 |
2022/08/22(月) 10:29:17.03ID:yqlHeWls
『透明な対象』『ディフェンス』はつまらなかったが、
『カメラ・オブスクーラ』はよかったよ
初めて読んだ小説なのに、既視感があったのは不思議だ
0763吾輩は名無しである
垢版 |
2022/08/24(水) 03:35:51.03ID:4NEsvGtU
そりゃロリータの原型だし
0764757
垢版 |
2022/09/23(金) 10:44:04.86ID:0Geipazg
>>760,761
返信ありがとう。やっぱり好きな作家に時間費やす方が得策かあ
0765吾輩は名無しである
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2022/10/03(月) 00:48:31.22ID:Y8wJNa9E
『ナボコフの一ダース』良い短編集だな
0766吾輩は名無しである
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2022/12/16(金) 08:48:24.95ID:o0tAqvvN
ペンギンブックスのナボコフの短編集が買いたいんだけど、どれがいいのかね?
やっぱり、一ダースがいいかな
0767吾輩は名無しである
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2022/12/16(金) 08:48:25.55ID:o0tAqvvN
ペンギンブックスのナボコフの短編集が買いたいんだけど、どれがいいのかね?
やっぱり、一ダースがいいかな
0768吾輩は名無しである
垢版 |
2022/12/16(金) 16:59:51.16ID:iV4gTcKd
ペンギンブックスのナボコフの短編集が買いたいんだけど、どれがいいのかね?
やっぱり、一ダースがいいかな
0771吾輩は名無しである
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2023/05/09(火) 08:18:46.89ID:ou0De4O5
読者の数と作者の影響力は一致しない。
ロリータでナボコフの名は売れたが。
0773吾輩は名無しである
垢版 |
2023/05/15(月) 14:37:54.43ID:NmyJPgvr
まあね
0775吾輩は名無しである
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2024/04/07(日) 10:45:39.78ID:DtYHEqaj
『見てごらん、道化師を!』邦訳はすぐれた日本語だね
若島正より文体に詩が宿っている
amazonレビューが一つもないのはかわいそうだ
0776吾輩は名無しである
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2024/04/07(日) 11:02:07.69ID:vTM1fcX2
昔ハマって読んでたな
0777吾輩は名無しである
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2024/04/07(日) 11:02:21.63ID:vTM1fcX2
今はもう読まない
0779吾輩は名無しである
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2024/04/23(火) 15:42:38.41ID:ZaojllhU
すでに過去に回答が出ているかもしれないけれど、新参なので質問させて!
ラストの一文「二人の死んだ女性を結びつける、いわば念入りなヘーゲル的ジンテーゼといったところか」
これ、誰と誰のことを言っているのか、またどのように止揚されるのかを若島先生は「考えてみること」と書いているが、いくら考えてもまったくわからない。
誰かわかる人いますか?
0780吾輩は名無しである
垢版 |
2024/04/30(火) 04:16:32.38ID:OpA27D/p
0781吾輩は名無しである
垢版 |
2024/04/30(火) 13:30:48.47ID:VtkeetCQ
age
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