岩波文庫/ちくま文庫/河出文庫総合2
インディア紙の文庫欲しい
日本文学史序説がまるまる半分の厚みになる >>49
厚さは同じ
ずっしりと重い
1冊本になるだけ >>51
?
半分になるなら
上下巻本だから
同じ厚さの1冊になる
違った? ああそういうことね
文庫500ページ一冊の厚みで
1000ページ入るということ
俺は多少の重みはいい
嵩張るのが気になるだけで >>48
理系の本は売れないのだ
理解できる奴が少なすぎる
理系を扱った一般書文庫くらいでないと >>54
まあ、やっぱり売れないのかね。
確かに自分も大して理解できないくせに好きなのは好きなんだよな~。
自分のような理系バカコレクターもいるし、
落合陽一さんとかの台頭でこれから理系の若者が来るかもだし、
ちくまのノイマン・コレクションの第二弾みたいな感じで
若き出版マンが経営陣に神プレゼンして実現してくれないかな。
買うぞ俺は。 そもそも、中国の儒教は過小評価されすぎだ。
まだ詳しく調べてないけど、ニュートンの科学に負けたのであって、
中国の儒教は、宗教的にはマニ教以外には負けてない。
物質の起源が、一個であると信じていた儒教はそれを「気」と名付けていたが、
原子が百個もあることがわかった時点で、中国は敗北を覚悟した。
中国の儒教は、むかしから物理学がいちばん大事だと教えていたのだから。
物理学での儒教の敗北は、確かに儒教の敗北だった。
原子がダメなら、素粒子と中国は必死に「気」を探しもとめたが、
素粒子も十七個もあった。
この次どうする? と中国の儒学者は考えて悩んでいることだろう。
中国は、マニ教の教えの通り、天国と地獄で多重層結界を張ってから大発展している。
天国は多重層結界を張っていたが、地獄も多重層結果にするということに気付かなかったのである。 そいついろんなところにマルチポストしてる有名な気違いだよ ベケットなら白水Uブックスで出せばいいだけだよ
シモンなら河出文庫とか
出さないのは採算が取れないから 岩波文庫も20世紀世界文学をもっと充実させるべきだろうけど戦後文学はどうも弱いね。版権の問題とか需要とかいろいろあるのだろうが。
しかしカルヴィーノの文庫が各社から妙に出てる印象あるがそんな需要あるのかね? ユリシーズと特性のない男は出して欲しいな
特に後者 サルトルの自由への道出して嘔吐出さないのは不思議だな 岩波からユリシーズが出るとしたら訳者は結城英雄だと思うな 嘔吐は人文書院が版権を独占しているから、文庫化は不可能 特性のない男はほしいな
ベケットやシモンの時代の佳作たちはどこにいくんだろう
もったいないけどこれが繰り返されてる歴史なのかね 独占?
中公が世界文学全集でビュトールの時間割とカップリングしていたけど?
ということは中公文庫で出すことも可能だと思いますが
実際、ビュトールの「時間割」は中公文庫で出ていたわけで
どういった経緯で文庫化しなかったのかよく分からないけどね >>73
あれは貸し出してるんだよ
「新潮世界文学」でもサルトルの巻に入ってるけど、同じ 版権を独占している会社が他社にある本に限定して出版を許可している
もちろんそれなりの代価を得た上でだが そういえば、集英社がギャラリー世界の文学を企画した際、
サルトルの『嘔吐』を入れようと人文書院に交渉したが、却下されたんだった >>76
へえそうだったんだ
なんで中公や新潮はよかったのに集英社はだめだったんだろう >>78
使用料をふっかけられて集英社が断念したのかもしれない
『ドクトル・ジバゴ』新潮文庫も絶版になっているが、
あれも版権のある時事通信社から期限付で借りていたんだろう
『百年の孤独』は著者が文庫化を許さないらしい
読者にはわからない諸事情が出版にはつきまとう >>56
アウグスティヌスはマニ教だったからな、若いころ。
くわしくは岩波新書。 岩波はモダニズム小説以降はガタガタだな。いきなりクンデラ、ルクレジオ、リョサまで飛んだり。
河出は頑張ってると思うが…バロウズなら「おかま」も出せばいいのにね。 >>79
著者ってマルケス? それとも翻訳した鼓直?
アメリカだとペーパーバックになってるよね
あと日本だとマルケス作鼓訳だとエレンディラや族長の秋なんかは文庫化されてる
なぜ百年の孤独だけここまで特別扱いなのかよくわからん >>82
著者はガルシア=マルケス一人だろ
鼓直は訳者だ
『百年の孤独』の特別扱いがよく分からんとはお前も
つくづくバカだよなあ
誰が見てもこの作家の代表作だから、作家自身も大事にしている
あと、出版契約は国ごと違うのだから、アメリカの例を
出されても意味がない >>81
>岩波はモダニズム小説以降はガタガタだな。
しかしノサックを「弟」や「待機」ではなく
短篇集で出したりするわけです、何故か
他にはラーゲルクヴィストも出すし
よく分からない出版基準 >>79
>>83
著者が日本で文庫化を許さないというのはソースがある話ですか? >>86
ネットで読んだ
ある読者が新潮社に文庫化しないのか問い合わせたら、
最初の出版契約で文庫化しないことになっていると
返答されたとのこと そもそもコロンビア人は文庫が何か知ってるのだろうか 最初の契約がそうだという話と
著者が許さないから今も未文庫化
というのは飛躍があるが... >>89
お前、社会人か 学生で契約をしたことがないのか
新潮社が1970年代前半『百年の孤独』の邦訳出版をしたいと
コロンビアの著者と交渉した その際、この小説は
日本では単行本のみ出版し、文庫本にはしないという
条項が契約書に入れられたということだ
その契約は今も有効だ どこに飛躍があるのか いや契約に入っていないという
現状認識が、今も許していないという
意志があるという読みにスライドしているよ
読めてないな
文庫で出す契約をすることが今も
不可能という含意になっている 『百年の孤独』だけは別格なのか
同じ新潮社でも「予告された殺人の記録』は文庫化されているのだが
どうしてそういうややこし契約になったのか 百年の孤独は英訳で読んでる
青と白のハードカバー持ってるけど >>91
今も日本では文庫が出ていないのだから、著者は文庫化を許さぬ意思と思われる モダニズムの新訳も勿論素晴らしいことではあるがビュトールとル・クレジオ出すならシモンとソレルスも出しなさい。
ドラマ以降の小説岩波文庫で訳せばいいのに。 スレチかもしれんが、福武文庫っていつ復活するのかな。
岩波よりラインナップがよかった記憶があるんだけど 福武文庫はドストエフスキー前期後期短編集とトルストイの前期後期短編集が印象に残っている。 日本文学の場合野間宏や原民喜あたりが長い間「最近」だったのに
小田実が死んだらすぐに「大地と星輝く天の子」が文庫化された
あるいは大江健三郎の「自選短篇」や伊藤整の「鳴海仙吉」とかね
戦後小説では他にも出すべきものがあると思うけどなあ 福武文庫ではピランデッロの『生きていたパスカル』がとても良かったな
イタリアの小説で好きなのはこれとモラヴィアの『軽蔑』 >>98
儲からなくて撤退したのに復活するわけがない 社長の代変わりで批評空間とかもろもろ切っちゃったみたいよ。浅田彰が言ってたな。 >>87
じゃあ包括的出版契約になってなかったんだろうけど
現代世界の文学やガルシア=マルケス作品集には新潮社が入れられてるんだから
かなり変わった契約だな 百年の孤独と薔薇の名前は著者二人とも亡くなったけどこの先文庫化は無さそうか
個人的にはペーパーバックみたいな軽装版はあってもいいと思うけど なんで「あってもいい」とか上から目線なの
「出してほしい」とかなら分かるが 文学は他人の意見にイライラしているダメ男だらけ
というウルフ女史の言葉もある オレの経験だと、他人の目を気にするのは
絵画・彫刻 > 文学 > 音楽 ムージル『特性のない男』
ダレル『アレクサンドリア四重奏』
ミラー『薔薇色の十字架』
岩波文庫君なら出来る! >>113
アレクサンドリア四重奏は河出の方が可能性あると思う
最近の価格帯からすると一冊1500円前後になりそうだけど ムージルは岩波よりも筑摩あたりが出しそうな気がする
ブロッホの「夢遊の人々 」を出したぐらいだから
しかし出してもそれほど売れないと思うな ムージルは正直ものすごく面白い
J.M. Coetzeeが「特性のない男」を“book overtaken by history during its writing."と言っている
時代に押しつぶされそうになってあがいている作家の作品は、ドス・パソスやトマス・ウルフもそうなんだけれど細々とでも残るものだと思う
クッツェやトーマス・ベルンハルトはこういうseriousな作家として残る本当に数少ないいい作家 『特性のない男』はわが生涯最高の文学作品だ
まあ、世界でも完読した人はきわめて少ないだろう
あの知性、色気、かっこよさ、晦渋さ、ユーモア・・・ ちくま文庫のフラナリー・オコナー全短篇復刊、更に重版かかったのね。 >>111
文学系の論文読むとそれは納得行く
こじらせた人が結構いる
まともな人だって多いけどな >>118
古本でかなり高値がついてたから、今回の再販で買えて助かったわ レニエの『生きている過去』面白かったから岩波文庫はもっとレニエ出してくり ボードレールの批評集とかプルースト評論選とかちくまは昔は個人全集からたくさん文庫化してくれてたのになくなっちゃったのかな
ネルヴァルの東方の旅とか文庫化しないかなーって淡い期待を持ってる ネルヴァルはいいよなあ。ボードレールやプルーストは売れているから。 仏文学ぶやつ激減してるからどうかなあ
現代文学もほぼウェルベックだけの人気だし >>129
文庫本・単行本・世界文学全集の端本含めて、古本屋に行くとフランス文学が山のように売ってるね
ネルヴァル「火の娘たち」も、ちくま文庫ではなく世界文学全集の端本で手に入れた。300円くらいだったと思う そうだね。仏文全盛期に売れた本をとっとと古書として回収するのが良いと思う 安部公房の『内なる辺境 / 都市への回路』てまた延期になったの?
去年の7月の予定がいったん消えて、今年3月に出る予定だったのに。 >>130
文庫よりも文庫化前の箱本の方が
安いとか多いからなあ
文庫600円
箱本200円
みたいな
お陰で箱だらけだわ >>137
モロイ、マロウンは死ぬ、名づけえぬもの3部作らしい モロイの前半、マロウンの雰囲気、名付けえぬものの最後らへんが好き
あのへんの名作や佳作図書館で借りてばかりだったから買えるのが嬉しい♪ 河出はドゥルーズのマゾッホ論の新訳文庫で出したりしてるからさ。 スレチで悪いんだけど、中公でなぜかエリオットの荒地が文庫化するらしい
ダンテの帝政論とか、ロレンスの批評が文庫化したりぶっとびすぎてて基準がまったくわからない >>146
中公はもともとそういう出版社
ぶっ飛びすぎてて一度潰れた >>134
でも筑摩世界文学大系は三段組で読みにくいので、ちくま文庫で文庫化されたら買い直すようにしている
E・M・フォースター「インドへの道」とか