Go!KU
松浦寿輝さんは、「禁欲的なだらしなさのために」という丹生谷先生の
「光の国」の書評を書いた。限られた字数制限の中で途中、「まるで雨期
のきのこか何かのようないたるところに繁殖している丹生谷貴志の傍点」
について分析を始める。「雨期のきのこ」というチョイスが天才詩人の所
以たるところ。
2024年4月5日

ヤマグチ🍉
#寝る前に論文読む 29
松浦寿輝/ボードレールの遅さ

大変興味深い。今日は偶然見つけたが、いったいどうやったらこういう論
文にめぐりあえるだろう。
この論では触れられていなかったが、松浦の読解を導き手に、「通りすが
りのひとよ」はより繊細なものとして読むことができるように感じた。
2024年4月9日