ノーベル文学賞を予想するPart7
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
一番マイナーなノーベル賞作家挙げようぜ
オデッセアス・エリティス >>951
アホか
忘れられているのに誰が名作だと判定するんだよ? 文学初心者なんですけど
日本語で読めるノーベル賞作家作品でお薦めありましたらご教示ください >>956
ブッデンブローク家の人々、響きと怒り、ガン病棟、百年の孤独、フランドルへの道 >>956
キプリング『ジャングル・ブック』できれば角川文庫の1、2巻の全話が揃っているものを
フワン・ラモン・ヒメーネス『プラテーロとわたし』岩波文庫
ピランデッロ短編集、光文社古典新訳文庫、
とか好き〜 大方、皆の感想に賛同してるし、やっぱり素直に選べばいいんじゃないか、
と思うけどね。この傾向を続けるなら、文学賞の最高峰という肩書きを下ろして、
違ったかたちでアピールすべき。 好き嫌いが激しく分かれるタイプとはいえ、
クンデラもピンチョンも、もちろん春樹やラシュディももらえず死ぬだろうし、
逆に、近年の受賞者の多くが翌年には忘れ去られるような文学賞に意味があるのかと
思えてしまう。 ttps://digital.asahi.com/articles/DA3S15071888.html
2021年のノーベル文学賞は、タンザニア出身でイギリスで活動する作家、
アブドゥルラザク・グルナさんに決まった。
今年の選考結果と今後の展望について、
翻訳家で文芸評論家の鴻巣友季子さんと、中東欧文学に詳しい阿部賢一・東大准教授が語り合った。
アブドゥルラザク・グルナさんは、1948年、
アフリカ東海岸のザンジバル島(現タンザニア)生まれ。
63年に祖国がイギリスから独立し、翌年革命が起こると、
被抑圧民族の側に属していたグルナさんは
家族とともに国を離れざるを得なくなっていったという。
60年代後半に18歳で渡英し、21歳の時に英語で創作を始める。
デビュー作『出発の記憶(Memory of Departure)』(87年)から
最新小説『来世(Afterlives)』(2020年)まで、
10の長編と数多くの短編を発表している。
亡命者が直面する混乱が作品群を貫くテーマ。
母語であるスワヒリ語や、アラビア語、ヒンディー語、ドイツ語による会話文や
言葉遊びも重要な役割を果たす。
その一方でシェークスピアなど英国文学の伝統もふまえ、
4作目の長編『パラダイス(Paradise)』(94年)は英
作家ジョゼフ・コンラッドの影響も認められるという。
スウェーデン・アカデミーは、
「植民地以前の、汚れなきアフリカへの安易なノスタルジーを慎重に排」し、
「ステレオタイプな描写を避けながら、東アフリカの文化の多様性へと
世界の目を開かせる」文学だと評した。 ――タンザニア出身の作家が受賞しました。
鴻巣
今年はアジア、アフリカはないと予想していました。
選考するスウェーデン・アカデミーが東アジアや
ヒスパニックなど地域ごとの専門家を10人集めたグループを作ると宣言したので、
来年以降かなと。発表時の最初に、タンザニアの作家と聞こえた時には意外でした。
阿部
2年連続で日本ではほぼ知られていない受賞者でしたね。
アフリカ出身ですが、英語の作家。選考委員がアクセスしやすい言語です。
スウェーデン語も含め、英語なりフランス語なり、
ヨーロッパ系の主要言語で書くか、翻訳されないと受賞しにくい。
鴻巣
これまでアフリカからの受賞はあまり出ていません。
1986年のウォーレ・ショインカ(ナイジェリア)が最初。
その後にナギーブ・マフフーズ(エジプト、88年)、
ナディン・ゴーディマ(南ア、91年)、クッツェー(同、2003年)。
そしてジンバブエで育った英国のレッシング(07年)。
阿部
クッツェーもゴーディマも、英語で書いています。
鴻巣
ショインカも意識的に英語を選んでいます。 阿部
アフリカというとついスワヒリ語などを想起しますが、
植民地となっていたところでは、宗主国の言語も使われています。
タンザニアではスワヒリ語と英語が話されていますし、
ナイジェリアは多くの英語人口を抱えています。
今回、アフリカ出身の作家といっても、宗主国の言語など、
土地と言語の関係を相対化する人が選ばれました。
また、難民であった点も特筆に値すると思います。
難民出身の作家がノーベル賞を取ったというのは一つの希望になりますね。ぜひ読んでみたいです。
鴻巣
旧植民地をテーマに書くアフリカ出身の英語作家が多くいる中で選ばれたのは、
コロナ禍で人種差別などがより問題視されたこともあるかと。
一方、カナダのマーガレット・アトウッドのように、
時代の先見性がある作家を選んでもいいのでは、と思いました。
米国の超保守層の危険性を80年代に見抜いています。 ――今後、ノーベル文学賞の受賞が期待される作家は。
世界文学の潮流はどのあたりにあるでしょうか。
鴻巣
韓国のハン・ガン、カリブ出身のマリーズ・コンデ、ハイチ系のダンティカなど、
現実と切り結び、書いている女性作家が選ばれると嬉しいですね。
阿部
真鍋淑郎さんのノーベル物理学賞がありましたが、
文学でもリチャード・パワーズ(米)の『オーバーストーリー』や
呉明益(ごめいえき)(台湾)の『複眼人』など、
「気候変動文学」が注目されています。
気候変動は喫緊の問題ですが、文学者はずっと昔から扱ってきました。
かつては絵空事だと思われていたものが、アクチュアルな問題になった。
読者と同時代的に共有できる作家に光が当たっても良いのかなと思います。 ノーベル文学賞を基準に文学を見ることのバカバカしさにまったく気が付かないこの学者さんの恥ずかしさよ あん!
今年もダメだったね、村上ゴリラ春樹♪
また来年ガンバだよ!
ドンマイ♪ 世界的巨匠が貰えない賞でイライラするって
小説書いてほしい ノーベル経済学賞にカード、アングリスト、インベンスの米3氏
10/11(月) 19:24配信
朝日新聞デジタル >>827
これは必読
スウェーデン・アカデミーに選考させるからおかしくなる ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20211008/k10013298601000.html
難民をテーマにした作品などで、
ことしのノーベル文学賞に選ばれたアフリカ・タンザニア出身の作家、
アブドゥルラザク・グルナ氏がメディアの取材に応え、
ヨーロッパに渡ろうとする難民や移民について
「有刺鉄線ではなく思いやりを持って迎えるべきだ」と訴えました。
タンザニアの出身で、難民としてイギリスに渡った経験をもつグルナ氏は、
イギリスで過酷な環境に置かれる難民や移民の姿を描いた作品などで
7日、ノーベル文学賞に選ばれました。
受賞決定後、ロイター通信の取材に応じたグルナ氏は
「とてもすばらしい気持ちだ。この賞をアフリカとアフリカの人々、
そして読者の皆さんにささげます」と喜びを語りました。
そして、中東やアフリカなどからヨーロッパに渡ろうとする人たちについて
「彼らがリスクを冒して国を離れる理由、彼らのいる場所が、
なぜそんなにひどい状況なのかということこそ、問われるべきだ」と述べました。
また「難民や移民としてやって来ようという人たちへの
イギリス政府の対応はひどい」と批判したうえで
「有刺鉄線ではなく、より大きな思いやりを持って迎えるべきだ」と話し、
イギリスなどヨーロッパの各国が難民や移民への対応を改めるよう訴えました。 >>310
ウェザーニューズ社所属の気象予報士で、
テレビ朝日系『グッド!モーニング』などに気象キャスターとして出演している依田司は、
次のように熱く語ります。
「真鍋先生、ノーベル物理学賞受賞、おめでとうございます。
我々が日頃からお世話になっている長期予報などの数値計算の礎を
築かれた方の受賞は感慨深いです。
真鍋先生は二酸化炭素の増加による地球温暖化を突き止められました。
かつてはほとんど注目されませんでしたが、時代が追いつき、
世界は今、元の地球を取り戻そうと大きく舵を切りました。
50年後、100年後も、真鍋先生の名前は『地球を救った救世主の一人』
として語り継がれていると思います。真鍋先生は我々日本人の誇りです」 >>956
キップリング「ジャングルブック」
俺は小学4年生の時に読んだ ジャングルブックは児童文学扱いだけどその範疇を超えてる。あの凄まじさは大人も読んだほうがいい 今では小説なんか誰も読まない
ハルキなんかより宮崎駿とかポール・マッカートニーに受賞させろ >>975
日本を捨てた奴なんかが日本の誇りであるわけがない。みっともない真似はやめろ阿呆。 ノーベル文学賞に「アフリカ人作家」 選んだ本音は
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD080K50Y1A001C2000000/
2021年のノーベル文学賞はタンザニア出身、英国在住の作家、アブドゥルラザク・グルナ氏に決まった。
スウェーデン・アカデミーは7日、
「文化のはざま、大陸のはざまにおける植民地主義の影響と難民の運命への厳しくも共感あふれる洞察に対して」
授賞すると発表した。
アフリカ文学が専門の粟飯原文子・法政大学教授は
「グルナ氏は植民地世代の記憶を大切にし、難民の痛みを美しい文体に昇華してきた作家。
文化や大陸を越えて移動する人を見つめてきた作家の作品を世界文学として
高く評価するというアカデミーのメッセージだろう」と話す。
グルナ氏は1948年、タンザニアの東に位置する島、ザンジバルに生まれた。
ザンジバルは当時は英領だったが、64年に起きた革命を機に現在のタンザニアとなった。
この混乱期にグルナ氏は英国に渡り、文学研究者となる。
ウォレ・ショインカやサルマン・ラシュディなど旧植民地の文学を専門とし、ケント大学で長く教壇に立った。
現代の世界文学の大きな潮流であるポストコロニアル文学の理論と実践を両立させてきた書き手だといえる。
小説は移民・難民の苦難を一貫したテーマとしている。
87年に発表したデビュー作「出発の記憶」ではアフリカの小さな村を出ていく主人公の葛藤を、
続く「巡礼の道」(88年)ではタンザニア出身のイスラム教徒が英国で人種差別に遭うさまを描き、
望まずして故郷を出ることになった人々の苦しみと懊悩(おうのう)を代弁した。
アフリカ東部における植民地支配を活写した「パラダイス」(94年)で英国の有力な文学賞、
ブッカー賞の候補となり、現代の重要な作家の一人と見なされるようになった。邦訳はない。 グルナ氏の作品では登場人物がアイデンティティーの問題に直面するが、そこには自身の出自が色濃く反映している。
グルナ氏はインド系タンザニア人だ。ザンジバル革命時には迫害された側とはいえ、
インド系は歴史的には支配階級であり、アフリカ人を搾取してきた側だと見られている。
故国にも、今いる場所にも安息できないコスモポリタンの悲傷がグルナ氏の作品には強くにじんでいる。
アフリカ出身作家のノーベル文学賞受賞は2003年のJ・M・クッツェー氏以来だ。
久々の快挙の背景に見えてくるものもある。
今回スウェーデン・アカデミーは非西欧出身者を選んだが、グルナ氏は英語で執筆する作家だ。
「近年、アフリカ出身作家への関心が高まっているが、その作家の言語選択の問題には意識を向ける必要がある。
現地語で書くか、英語で書くかで、潜在的読者が変わり、作品の意味も変わってくるからだ」。
スワヒリ語文学が専門の小野田風子・京都大学特別研究員はそう指摘する。
アフリカ出身のノーベル文学賞受賞者はグルナ氏を入れて5人いるが、うち4人が英語の書き手だ。
88年に受賞したエジプトのナギーブ・マフフーズ氏はアラビア語で執筆したが、アフリカ諸語で書く作家の受賞はまだない。
長年ノーベル文学賞の候補と目されているケニアのグギ・ワ・ジオンゴ氏は
「支配者の言語」である英語での執筆をやめ、今は現地語であるキクユ語で書いている。
「ジオンゴ氏よりグルナ氏の受賞が先なのか、とは思った。
アフリカ出身作家の翻訳は日本でも増えているが、それらを『アフリカ文学』ととらえていいのかという疑問はある。
アフリカにとどまり、母語で作品を書いている作家の存在はほとんど知られておらず、そこに断絶があると感じる」と
小野田氏はいう。
今回のグルナ氏への授賞で、スウェーデン・アカデミーは非西欧世界にも目配りしているという
メッセージを出したのかもしれない。
だが、最高の栄誉を英語の書き手に授けることに、文学の世界の強固な西洋中心主義も透けて見える。
タンザニアの新聞では
「今年のノーベル文学賞はタンザニアではあまりなじみのない作家の受賞が決まった」と報じられているという。 ここまでくると委員会はジオンゴのスキャンダルを知ってる可能性もありそう ジオンゴは15〜6年前はオッズ最下層にすら名前が出てこなかったレベルの作家なのに
そもそもなんでこんな持ち上げられてるかわからない
おそらく黒人作家の受賞が期待されはじめた年にふと知られるようになってから
意味もなくオッズ常連に定着しちゃっただけなんだろうけど ニール・ゲイマンが20世紀最大の作品の一つとしてジョン・クロウリーの「リトルビッグ」を挙げているね
It's one of the greatest novels of the 20th Century. It exists at the intersection of Literature and the Fantastic.
The beautiful long-awaited 25th Anniversary edition is coming out now, in time for the 40th Anniversary. ノーベル文学賞、醜聞からの改革の道のり スウェーデン在住の翻訳家に聞く
https://www.sankei.com/article/20211207-QSY6JEKDVFIIZKQGAG5CVEIXFI/
スウェーデン・ストックホルム在住の翻訳家、羽根由さん(59)に聞いた。
今年のノーベル文学賞に決まったのは英国で活動するタンザニア出身の作家、アブドゥルラザク・グルナ氏。
アフリカ出身者の受賞は2003年のJ・M・クッツェー氏(南アフリカ)以来となる。
難民として渡英した実体験が色濃くにじむ小説を英語で書いてきたグルナ氏への授賞は、
世界各国が直面している移民・難民の受け入れ問題とも絡めて注目された。
「今年の結果については現地のスウェーデンでも好意的な反応が目立ちます」と羽根さんは語る。
その一例が、スウェーデン最大の日刊紙ダーゲンス・ニューヘーテルに掲載された
〈今年のノーベル文学賞はスウェーデン・アカデミーが批判を聞いていたことを物語る〉と題した論評記事だ。
「受賞者が北米や欧州出身者に偏っていると批判されてきた以前の選考と比較して論じている。
『グルナ氏は英語で作品を書いているので、選考委がどこまで視野を広げられたかは疑問だ』とくぎを刺しつつも、
アフリカ出身の黒人作家に目が向いたことを評価する内容だった」 羽根さんが邦訳した『ノーベル文学賞が消えた日』では、
17年にスウェーデン・アカデミー関係者の性的暴行疑惑を報じた記者が、
その取材過程や18年の発表中止へとつながるアカデミーの内紛をつづる。
ノーベル賞全般の運営に責任を持つノーベル財団の介入によって、
自壊しつつあったアカデミーの組織改革が動き出したことも伝わってくる。
実際、アカデミーは幅広い地域の書き手をすくい上げるため、東アジアやアフリカなど
6言語圏の専門家約10人からなるグループを新設。
また、現在のアカデミー会員(定員18人)のうち18年以降に加わった会員は9人で、
一連の騒動を経てメンバーの半数が入れ替わった計算になる。
「新会員には女性に対する暴力についての作品を発表した作家や、
ペルシャ語で詩や小説を書くイラン生まれの女性もいる。会員は以前に比べて多様になっている。
スウェーデンのメディアでは、現在のアカデミーについて『名前は同じでも以前とは別の組織だ』と評価する声が多い」 一方で、積み残された課題もある。
アカデミーは会員から選ばれた4〜5人でつくる文学賞の選考委員に、21年から原則3年の任期制を導入した。
ただ、アカデミー会員自体の終身制は維持されたままだ。
結果、1980年代から約40年にわたって在籍している会員もいる。
メンバーが固定されることが、選考の硬直性を招く恐れもある。
「文学賞選考委員の平均年齢は現在69歳と高く、80代後半のメンバーもいる。
どこまで現代の世界文学を理解できるのか、という疑問は残る。
2019年にノーベル財団は会員自体の任期制導入という抜本的な改革を求めた。
現在もその要求と駆け引きは続いていると感じる」と羽根さんは話す。
「ただ、多言語の専門家グループが設置されたことで、
北米や欧州以外の書き手に目を向ける傾向は今後もおそらく続いていく。
女性のアカデミー会員も増えていて、受賞者の男女バランスもさらに意識されるようになるはずです」
国籍や人種、性別などの多様性を重視することも国際的な文学賞の潮流だが、
18年以降のノーベル文学賞受賞者をみると男女が交互に選出されるようになっている。
毎年の選考結果が、スキャンダルで失墜した文学賞の権威と信頼を取り戻すための試金石となる。 >難民の痛みを美しい文体に昇華してきた作家。
これ見て川端康成がなんで受賞したんだろうって思う
あんまり魅力的な文章じゃないし
ノーベル賞っててっきり英語に翻訳されて内容だけ評価される物かと思ってた
言語的な物も評価対象なんだな アヴェルノ 冥界の入口
著者 ルイーズ・グリュック
翻訳 江田孝臣
発売日:2022年02月28日 >>992
読んだことないけど、英訳された川端の文章って、ひどいのか? 日本語としては無類の書き手だと思うが。 いずれにしても、たいした悩みもない、
へらへらした薄っぺらい主人公の登場する、多くの日本の小説では、
なかなかノーベル賞の選考対象に成り辛いということだ
たとえば狂気と紙一重といった天才の登場する小説なんか、書けないでしょう このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 864日 0時間 49分 15秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。