三島由紀夫Part60
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
三島由紀夫
本名平岡公威
1925年(大正14年)1月14日 - 1970年(昭和45年)11月25日)
前スレ
三島由紀夫Part59
https://mevius.2ch.net/test/read.cgi/book/1588773402/ >>199
内ゲバによる死者の増加や連合赤軍事件は三島の自裁後だから
まだその当時は新左翼に取って「革命」は死に値するシンボルだった
と言うか革命の為という名目で新左翼同士が殺し合いをしてた >>201
新左翼としては70年で終わってる。
内ゲバも連合赤軍も燃え残りみたいなもの。 右や左の二元論ではないと思うけどな〜
あくまでも一人間としての志、心意気、心根(音)
そして日本独特の武士道、至誠、美
この辺こそが人間を形成する上で最も重要な事柄と思うけどな〜 >>203
ひとつだけ確かなのは、三島はそんなことに関心がなかった、ということだな。 >>202
被害者は終わってる新左翼に凄惨なリンチでなぶり殺しにされたってわけか >>205
残り火の中にいつまでもいれば燃えちゃうさ。 本質的に左右の二元論ではないことには同意だが
左翼の活動が触媒になったのは思う
三島の出発点はイデオロギー的なものでなく、
チャンバラ遊びや戦争ごっこしたさに近い
子供じみた「カッコイー」活劇世界じゃなかったかって気がする
ただそれを本当の死とつなげてるところに特異性があり、それが三島を解く大きな
鍵って気がする ごっこが死によって本物になる、なるはずなんだ〜!って思いたかったんだろうね
ならば三島は常に「本物」を求めていたことになる
これは文学を本物じゃないとする三島自身の発言とも符合している
根本的にわれわれの想像できないような何か重大なものの欠如があったんじゃないかな三島には 宮台真司による三島論はこんな感じだった
宮台が東大に居た時に人材流出が問題になった
海外に行って帰ってこない
日本が他国と入れ替え可能な物としたら箱の中は何があるの?
空っぽならそれを護持する必要もない
日本が駄目なら別の国に行けばいい
大英博物館には豊かな日本の伝統文化がある
三島によれば博物館に陳列された文化は死んだ文化だし、
大英博物館が日本ではないように、日本の入れ替え不可能性とはなんの関係もない
そこで三島が提唱したのは「行動主義」
入れ替え不可能性が行動において示されるとした。
さらに日本にアメリカと入れ替え可能なものしか存在しないなら、
日本が守られようが革命が起ころうがどうでもいいだろう 近代は利便性で合理的にシステムが回るようになった
近代化を徹底することで入れ替え可能になり、「透明な存在」になる
そうならないためには一定の機能が必要でそれが文化概念としての天皇
でもこれも機能装置に過ぎない
天皇を機能装置と考えた時点で天皇も入れ替え可能な機能装置になり透明化する
透明な存在にしないために暴力的な何かが出てくる
三島の場合はそれでみんな引いてしまったが、これは三島の頭の良さの証明で論理的にはそうなりえる 今の皇室とか天皇を見ると、三島の死もまったくの犬死のように思えるよ
日本の本当の天皇は昭和天皇までで、その後からは、それこそ五衰が始まっていたんじゃないかと…… 遺族は遺族だろ
三島本人が「電子化しないでくれ」って言ったならまだしも、ただの遺族が調子乗るなよ >>204
憂国読んでも奔馬読んでもそういう所が窺えるとは思うけど
じゃなかったらあんな事件も起こさんかったとも思えるし
まだ俺の考え方が浅いのか・・・ >>214
三島に「志、心意気、心根(音)そして日本独特の武士道、至誠、美」などがあれば、事件はおきてないよ。 電子化よりも三島没後50周年直前に著作権継承が50年から70年に延長されたのが
出来過ぎの感。正直勘繰った。 >>217
あるかもしれないね。
次年度でいいものを駆け込みで70年にしたからね。 金の亡者なんじゃないか? 三島は三島、家族は家族でしかないのか
未公開インタビューとか銘打って太陽と鉄がほぼページのすべてなのに文庫として出したりやたら三島関連だけ まあ出版不況も長いからなあ
金づるであるミシマを出版社も失いたくなかったんだろう 来年志賀直哉と高橋和巳が没後50年、再来年が川端康成 「三島由紀夫は、現代の日本を反吐が出るほど嫌うと思うんです」没後50年・三島由紀夫の残照/ハリー杉山さんインタビュー 文=ハリー杉山
ライフ2020.12.02 09:00
父が初めて三島さんに会ったのは1996年4月18日、外国特派員協会での囲み取材の時です。一般的に三島さんは筋骨隆々の男らしいイメージが強いと思いますが、実はもともと身長が低く、加えて当時まだそれほどボディビルも完成しきっていなかったため、父の抱いた第一印象は「小さくてちょっと不健康そう」。いかにも夜な夜な原稿を書いている作家、というかんじだったそうです。
https://wezz-y.com/archives/83626 >>225
その反吐が出るほど嫌いな現代日本のおかげで三島由紀夫は芸術家として成功することができた
そのことを三島由紀夫は十分に知っていたが知らぬふりをしていた そんなことないよ 武田泰淳との対談では、自分は日本の戦後社会を否定してきたのに
その戦後社会からお金をもらって暮らしていた これは僕のギルティコンシャスだなつうてる
もっともそこで「ギルティコンシャス」なんて「はぁ?」な横文字使ってはぐらかすように
言ってるのはどうかと思うけどね ロマン主義者が大衆社会を毛嫌いするのは当然だ
そんなことは今更感が強いな
それより好きな三島作品を語ろうぜ
『宴のあと』はかなり面白いな
あまり人気ないかな >>227 場違い、不必要。しかし何故か真ん中に居座り、上客気取りで餌に反応してケチをつける、君はナンセンスな奴だな。漁師で言う所の雑魚だ。 >>232
すまん 教えてくれたんだな
でも三島に会ったって人の証言はほとんど同じようなものばかりでつまらないのは確か >>233
よく言うぜ
このスレでまるで語られてないんだが >>234 謝れるのか、見直した。
お互い無駄な反応はよそう。人生に無駄に悩む。 >>235
君も「そんなことは今更感が強いな」なんて上から目線でいわないことだ >>230
三島由紀夫が強く憧れた戦前日本にとってこそ三島由紀夫など不要な存在
もちろん三島由紀夫はそのことも十分に知っていたが知らぬふりをしていた 戦前どころかもっと昔に憧れてたような気もするけどな
日本は明治中期ぐらいから終わってもたんとちゃうの? 「宴のあと」は自分が好きだった鴎外の文体で書いてるね。
裁判にもなったけど、三島の数少ない成功作のひとつじゃないかな? 宴のあと面白い
裁判の方が有名になっちゃってるのが残念 与党の嫌らしさと野党の情けなさもちゃんと書いてあるよね
昨日のねほぱほの談合屋面白かったわー
あんな人達とも付き合って行かなきゃならないんだし、政治家も大変だねー >>238
戦前にも不正義はあったんだから
むしろ三島はのびのびと正義と文学を追求できたんだろうと思うよ。
複雑に戦わずに済んでいた。 ところで、誰が最初にかわからないけど
かなり最初の方で三島は病気だった説を広げたのは江藤淳らしいね。
左翼に殺されたのかもしれない江藤淳とは一体何だったのか? >>230
原罪を背負った自分自身に酔いしれているのは全く日本的ではない 江藤淳は小林秀雄との対談で三島を庇う小林に対して「あれは病気でしょう」みたいな事を言ったんだよな。 夏裘冬扇/眞相はかうだ?・・・三島事件の黒幕は平岡なつである
◆片山杜秀/三島由紀夫「憂国」、「豊饒の海」、切腹
週刊新潮(2020/12/10), 頁:16 >>247
まあフロイト理論を待つまでもなく三島における諸悪(?)の根源は
ばっちゃのなっちゃんだろ
戦前の男の子ならまず遊びは兵隊ごっこだろうにばあちゃんがそれをさせなかったものだから
三島は大きくなってから兵隊ごっこする羽目になった >>248
ゲーム禁止で育つと大人になって嵌まるやつか ワイドショー好きの大衆みたいな書き込みしかないなここ 確かに今の時代人の事disるだけしか能がない奴ばかりで情けないよな〜 けっこう何回も読んでるのは鏡子の家
なんだかんだで飽きない
短編で好きなのは真夏の死と剣
夏になると読みたくなる 俺の主観に過ぎないかもしれないけど三島の作品に多い表現としては
「裡に」「燦然と」「恍惚」 この辺が多いとは思うな 三島は比喩の良いのが思いつくと一日幸せな気分になったと言ってるね
たしかに比喩に素晴らしいものが多い希ガス 日中は大蔵省官僚として激務をこなし
夜間には売れっ子純文学作家として小説を執筆してた頃は
睡眠不足で疲労困憊し通勤のホームで線路に落っこちたこともあるらしいな >>259
三島文学の読ませる力は文章の表現力、切れ味にあるつうてた評論家がいたが(生存中に)
自分的には当てはまってることあるわ
反面全体的なストーリーは何言いたいのか分からないことも多い
「午後の曳航」なんて全体的ストーリーはかなり分かりやすいほうだけど
それが自分にしっくり来たかつうたら来なかった
殺すほど憎いんかいみたいなw 金閣寺も、午後の曳航も、主人公が変な理屈をこねて犯行に及ぶという点では同じ
三島事件、多くの凶悪犯罪も、また
そういう、キ◯◯イじみた、青臭くさいのは、もううんざり、思想らしきものをまとっているだけ、タチが悪い >>265
そうした人のためには「永すぎた春」「お嬢さん」 >>265
三島は観念をもてあそぶ作家だからね
それがイヤなら『宴のあと』『春の雪』がお勧め >>265
犯罪好きは間違いなくあるね
金閣寺も午後の曳航も猫を斬殺する話が出てくるんだよな
三島、猫好きだったのにな
ここらまで行くとさすがについていける人少ないだろ
三島事件にしても 変態性は三島のひとつの特徴だと思う 愛の乾きもそれ系かな
映画見たことあるけど
浅丘ルリ子がエロ怖くて良かったです >>268
三島が特別に犯罪好きってわけじゃないよ
人間はみんな(オレはもちろんキミも含めて)犯罪に興味津々
だから捕物帳や刑事ドラマ推理小説等ミステリーが作られ続けてる
この点に関して三島を変態だというならキミも変態だということは自覚しといてね まあ、普通に日常社会で三島好きと言えば、変わった人か、ホモか、変態か、右翼と思われるだろうな 「仮面の告白」にしてもラスト見ればわかるとおり
ホモの問題というより快楽殺人嗜好の問題なんだよな
ラストにチンピラみたいな男に目を奪われるのも園子よりあんな男とHしたい
じゃなくて、あの男が刺されて血だらけになって死んでいくのが見たいってんだから そもそも品性下劣な人間を描くのが商売の作家に
聖人君子たれというのが無理筋 作家が「品性下劣な人間を描くのが商売」だとは思わないし、聖人君子たれとも思わない。
しかし、せめて破廉恥な事件とは無縁な人物であってもらいたいものだ。 牙を抜かれておとなしい連中ばかりの現代文学はさておき、
少しでも破廉恥な側面を持ち合わせていない近代文学の書き手なんかいたのか?
みんなキチガイだらけじゃん 午後の曳航で房子が隠し穴に気づいたシーンはおもろかったな
あっこで竜二が「ならば父さんと母さんそして登とでこれから3Pをしよう !」
とかなら更におもろかったけど 文学、映画、音楽、すべてが今は停滞期にいる
そのうち才能豊かな時代がいつか訪れるだろう >>244
>左翼に殺されたのかもしれない江藤淳
江藤淳のセクハラや痴漢の噂のこと? そういえば、三島はマルキ・ド・サドが好きだったんだよね。 わが良き友三島由紀夫
軍靴鳴らして奴が来る
腰に孫六ぶらさげて
楯の会の制服に染み込んだ
男の匂いがやって来る >>290
三島やフレディは堀江貴文の事が嫌いだと思う 三島はディオニソスが好きなんだよ だからアポロンの潮騒は失敗作って言ってただろ >>292
いい加減にしろよおまえ
何が甘い!こいつはスルーしてもいなくならない
スルーしないで構えば
効いて嫌がっていなくなるドヤだよ
勘違いすんな
そんなん言われてもこじれるだけだよ
余計おまえらに腹が立つだけだ
じゃあスルーしないでどんどん言ってこいよ
マリファナ分裂クソゴミジジイが >>294
アメリカではマリファナを解禁する流れが強くになってきてるんだってね。
連邦議会の下院では解禁の可否を州の決定にゆだねる法案が可決されたんだって。
意外なことに、賛成に回ったり棄権したりした共和党議員もいるから、上院でも可決される可能性があるね。 三島だったらマリファナ解禁にどんな判断をするだろう?
旧日本軍の麻薬の使用は有名だから、薬の種類は違うけど、意外と賛成したかもしれないね。
もちろん誰が賛成しようが、現在の日本では完全な犯罪だから試してみるわけにはいかないけど。 大麻取締法は米軍の押し付けだって知ってただろうから、時期が来れば解禁論を唱えたと思うな。 ヒロポン(覚醒剤)やコカインが合法だった時代もあり
使いまくってた作家もいたから
マリファナごときで騒ぐかね 国体を考えるなら外資に取られないよう禁止もありうる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています